JP2000123543A - ディスクカートリッジ及びディスクドライブシステムにおける防塵機構 - Google Patents

ディスクカートリッジ及びディスクドライブシステムにおける防塵機構

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JP2000123543A
JP2000123543A JP10292333A JP29233398A JP2000123543A JP 2000123543 A JP2000123543 A JP 2000123543A JP 10292333 A JP10292333 A JP 10292333A JP 29233398 A JP29233398 A JP 29233398A JP 2000123543 A JP2000123543 A JP 2000123543A
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disk
cartridge
dustproof
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recording
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English (en)
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Kunio Sato
邦生 佐藤
Yuji Suzuki
裕次 鈴木
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Sony Corp
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
Sony Corp
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B23/00Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
    • G11B23/02Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
    • G11B23/03Containers for flat record carriers
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
    • G11B17/02Details
    • G11B17/04Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit
    • G11B17/041Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit specially adapted for discs contained within cartridges
    • G11B17/043Direct insertion, i.e. without external loading means

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  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)
  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスクドライブ装置の装置本体内に塵埃が
進入することを防止する。 【解決手段】 装着位置に装着された第1又は第2のデ
ィスクカートリッジ5,22の主面、底面及び両側面に
対向する位置にそれぞれ配設されてカートリッジ挿脱口
110から装置本体101内への塵埃の進入を防止する
防塵パネル291、防塵アーム291,293及び防塵
プレート294を有する防塵機構290とを備えるディ
スクドライブ装置100に装着される。第2のディスク
カートリッジ22は、ディスクドライブ装置100側の
検出スイッチ350が挿入されることにより、内部に収
納された第2のディスク23を検出するための検出孔3
3を有するカートリッジ本体28を備える。そして、検
出孔33は、深さ方向の一端が閉塞されて形成され、検
出スイッチ350の操作子351が当接しない深さに形
成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば磁気ディス
ク等のディスク状記録媒体が収納されたディスクカート
リッジ及びこのディスクカートリッジとディスクカート
リッジに対して情報を記録及び/又は再生するディスク
ドライブ装置とを有するディスクドライブシステムにお
ける防塵機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カートリッジ本体内に磁気ディス
クが回転可能に収納されたディスクカートリッジがあ
る。リムーバブルとされるこの種のディスクカートリッ
ジとしては、可撓性を有するディスク基板上に信号記録
層が形成されて直径を3.5インチとなす磁気ディス
ク、いわゆるフレキシブルディスクを情報記録媒体とし
て有するディスクカートリッジが知られている。
【0003】この種のディスクカートリッジが装着され
て磁気ディスクに対する情報信号の記録再生を行うディ
スクドライブ装置は、磁気ディスクの信号記録面に対し
て情報信号を記録再生する磁気ヘッド素子を有するヘッ
ド部を支持するヘッド機構を備えている。また、ディス
クドライブ装置は、ヘッド機構を介してヘッド部を磁気
ディスクの径方向に移動する移動機構と、磁気ディスク
が載置されるディスクテーブルとこのディスクテーブル
を回転駆動するためのスピンドルモータとを有するディ
スク回転駆動機構とを備えている。
【0004】また、ディスクドライブ装置は、装置本体
内に対してディスクカートリッジが挿脱されるカートリ
ッジ挿脱口を有するフロントパネルを備えている。フロ
ントパネルには、カートリッジ挿脱口を開閉可能とする
開閉扉が設けられている。この開閉扉は、装置本体の内
方に向かって回動可能に設けられており、ディスクカー
トリッジが装置本体内に装着されていない状態において
カートリッジ挿脱口を閉塞している。
【0005】以上のように構成されたディスクドライブ
装置は、フロントパネルのカートリッジ挿脱口から挿入
されたディスクカートリッジが装置本体内に装填される
と、ディスクカートリッジ内の磁気ディスクがディスク
テーブル上に載置されて回転駆動される。そして、ヘッ
ド機構は、移動機構を介してヘッド部が磁気ディスクの
径方向に移動されて、ヘッド部によって磁気ディスクに
対する情報信号の記録再生を行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、扱われる情
報信号の大容量化に伴い、従来の2MB(メガバイト)
の記録容量に対して数10MBから数100MBの記録
容量を有するように高記録密度化が図られた磁気ディス
ク(以下、高容量ディスクと称する。)が内部に収納さ
れた高容量ディスクカートリッジが提案されている。
【0007】この種の高容量ディスクカートリッジが有
する高容量ディスクは、信号記録面に形成される記録ト
ラックの高密度化を図るため、トラック幅が幅狭とされ
るとともに狭ピッチ化が図られている。このため、この
ような高容量ディスクは、僅かな塵埃が信号記録面上に
付着することにより、情報信号の記録再生を正確に行う
ことができなくなってしまうという問題点がある。
【0008】そして、この高容量ディスクカートリッジ
は、高容量ディスクを収納するカートリッジ本体に、高
容量ディスクに対する情報信号の重ね記録を規制するた
めの誤記録防止孔を有している。また、この高容量ディ
スクカートリッジは、カートリッジ本体に、仕様が異な
る他のディスクドライブ装置に装着されたときにこのデ
ィスクドライブ装置側の検出手段によって検出され、高
容量ディスクへの情報信号の記録を禁止し、高容量ディ
スクに高密度で記録された情報信号が消去されてしまう
ことを防止する検出孔を有している。
【0009】上述した従来の高容量ディスクカートリッ
ジは、誤記録防止孔及び検出孔が、カートリッジ本体を
構成する上下ハーフに貫通して、上下ハーフの主面に両
端がそれぞれ開口されて形成されている。そして、従来
の高容量ディスクカートリッジは、ディスクドライブ装
置の装置本体内に装着された状態で、装置本体のカート
リッジ挿脱口の開閉扉が装置本体の内方に回動されて、
カートリッジ本体の主面上に開閉扉の一端部が当接され
ているため、記録再生時にカートリッジ挿脱口が開放さ
れているという問題点があった。
【0010】このため、従来のディスクカートリッジ
は、ディスクドライブ装置の装置本体内に装着された状
態で、誤記録防止孔及び検出孔がカートリッジ挿脱口に
近接する位置に位置されるため、ディスクドライブ装置
の外部に開放されたカートリッジ挿脱口から進入した塵
埃が、誤記録防止孔及び検出孔の一方の開口端から進入
し、これら孔内を通過して他方の開口端から装置本体内
のヘッド機構のヘッド部近傍や、カートリッジ本体内の
高容量ディスクの信号記録面上に回り込んで付着するこ
とにより、情報信号の記録再生動作にエラーが生じると
いう問題があった。
【0011】そこで、本発明は、ディスクドライブ装置
のディスクカートリッジが挿脱される挿脱口から装置本
体内に塵埃が進入することを確実に防止することができ
るディスクカートリッジを提供することを目的とする。
【0012】また、本発明は、ディスクドライブ装置及
びディスクカートリッジを有するディスクドライブシス
テムにおいて、ディスクドライブ装置の装置本体内に塵
埃が進入することを確実に防止することができる防塵機
構を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため、本発明に係るディスクカートリッジは、情報信号
の記録及び/又は再生を可能とする装着位置に装着され
たディスクカートリッジの主面、底面及び両側面に対向
する位置にそれぞれ配設されて、ディスクカートリッジ
が挿脱される挿脱口から装置本体内への塵埃の進入を防
止する主面用の防塵部材、底面用の防塵部材及び側面用
の防塵部材とを有する防塵機構とを備えるディスクドラ
イブ装置に装着される。
【0014】そして、このディスクカートリッジは、デ
ィスクドライブ装置側の検出手段が挿入されることによ
り、内部に収納されたディスク状記録媒体の仕様を検出
するための検出孔を有するカートリッジ本体を備える。
検出孔は、深さ方向の一端が閉塞されて、ディスクドラ
イブ装置側に設けられた検出手段が当接しない深さに形
成される。
【0015】以上のように構成したディスクカートリッ
ジによれば、ディスクドライブ装置に装着された際に、
挿脱口から進入する塵埃が検出孔を通過して装置本体内
方に進入することが規制される。また、この検出孔は、
ディスクドライブ装置側の検出手段が当接されないため
に、検出手段の検出動作に影響を及ぼさない。
【0016】また、本発明に係るディスクドライブシス
テムにおける防塵機構は、情報信号の記録及び/又は再
生を可能とする装着位置に装着されたディスクカートリ
ッジの主面、底面及び両側面に対向する位置にそれぞれ
配設されて、ディスクカートリッジが挿脱される挿脱口
から装置本体内への塵埃の進入を防止する主面用の防塵
部材、底面用の防塵部材及び側面用の防塵部材を備える
ディスクドライブ装置を備える。また、このディスクド
ライブシステムにおける防塵機構は、ディスクドライブ
装置側の検出手段が挿入されることにより内部に収納さ
れたディスク状記録媒体の仕様を検出するための検出孔
が、深さ方向の一端が閉塞されて、検出手段が当接しな
い深さに形成されたカートリッジ本体を有するディスク
カートリッジを備える。
【0017】以上のように構成したディスクドライブシ
ステムにおける防塵機構は、ディスクドライブ装置内に
ディスクカートリッジが装着された際に、主面用の防塵
部材、底面用の防塵部材及び側面用の防塵部材によっ
て、挿脱口から進入する塵埃が、装着位置に装着された
ディスクカートリッジの主面、底面及び両側面側から装
置本体内方へ進入することが規制される。また、このデ
ィスクドライブシステムにおける防塵機構によれば、挿
脱口から進入する塵埃が、ディスクカートリッジの検出
孔を通過して装置本体内方へ進入することが規制され
る。また、ディスクカートリッジの検出孔は、ディスク
ドライブ装置側の検出手段が当接されないために、検出
手段の検出動作に影響を及ぼさない。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施形態
について、ディスクドライブ装置及びこのディスクドラ
イブ装置に用いられるディスクカートリッジを図面を参
照して説明する。図1に示すように、このディスクドラ
イブ装置100は、情報記録媒体として磁気ディスクが
収納されたディスクカートリッジが、装置本体内に対し
て挿脱されて用いられる。ディスクドライブ装置100
は、第1の記録密度に対応して情報信号が記録再生され
る第1の磁気ディスクを収納した第1のディスクカート
リッジと、第1の記録密度より記録密度が高い第2の記
録密度に対応して情報信号を記録再生する第2の磁気デ
ィスクを収納した第2のディスクカートリッジのいずれ
か一方を選択的に使用して情報信号の記録再生を行う。
【0019】本発明に係るディスクドライブ装置100
の説明に先立ち、このディスクドライブ装置100に用
いられる第1及び第2のディスクカートリッジをそれぞ
れ説明する。これらのディスクカートリッジに収納され
る各磁気ディスクは、いずれも直径を3.5インチとし
て形成されている。
【0020】第1のディスクカートリッジ5は、図2及
び図3に示すように、第1の記録密度で情報信号が記録
され、2MB(メガバイト)程度の記録容量を有する第
1の磁気ディスク6を収納する。第1のディスクカート
リッジ5に収納される第1の磁気ディスク6は、可撓性
を有する合成樹脂製のディスク基板7を有し、このディ
スク基板7の両主面に磁性層を被着して信号記録面を形
成している。ディスク基板7の中心には、円形の中心孔
が穿設され、中心孔を閉塞するようにハブ8が取り付け
られている。ハブ8は、ステンレスや鉄等の磁性材料を
用いて形成され、筒状に形成した突出部を中心孔に嵌合
し、突出部の外周囲に設けたフランジ部を中心孔の周縁
に接着させてディスク基板7に取り付けられている。ハ
ブ8の中心部には、ディスクドライブ装置100側に設
けられるディスク回転駆動機構のスピンドルが挿通され
る矩形状をなすスピンドル孔8aが穿設され、中心部に
対し偏心した位置にディスク回転駆動機構に設けられる
駆動ピンが係合する長方形状をなす駆動ピン係合孔8b
が穿設されている。
【0021】上述のように形成された第1の磁気ディス
ク6は、上下一対のハーフ9,10を突き合わせ結合し
て形成したカートリッジ本体11内に回転可能に収納さ
れる、磁気ディスク6を収納したカートリッジ本体11
の下面側の略中央部には、図3に示すように、ディスク
回転駆動機構を構成するディスクテーブルが進入する円
形をなす中央開口部12が設けられている。また、カー
トリッジ本体11の上下面の相対向する位置には、図2
及び図3に示すように、矩形状の記録再生用の開口部1
3,14が設けられている。これら開口部13,14
は、カートリッジ本体11の左右方向の中央部に位置
し、中央開口部12の近傍からカートリッジ本体11の
前面側に亘って形成されている。カートリッジ本体11
に収納された第1の磁気ディスク6は、記録再生用の開
口部13,14を介して信号記録部の一部が内外周に亘
って外方に臨まされる。さらに、カートリッジ本体11
の背面側の一方のコーナ部には、図2及び図3に示すよ
うに、収納されている磁気ディスク6に情報信号の重ね
記録を規制する誤記録防止孔15が設けられている。ま
た、カートリッジ本体11の下面側の誤記録防止孔15
が設けられた側とは反対側の他方のコーナ部に、図3に
示すように、カートリッジ本体11に収納された磁気デ
ィスクの仕様を示すディスク識別孔16が設けられる。
このディスク識別孔16を検出することによって、カー
トリッジ本体11に収納された磁気ディスク6が2MB
の記録容量を有するものであることが識別される。
【0022】また、カートリッジ本体11の下面側に
は、図3に示すように、第1のディスクカートリッジ5
をディスクドライブ装置100に装着したとき、この装
置100側に設けられたカートリッジ装着位置に位置決
めする位置決めピン係合孔17,18が設けられてい
る。これら位置決めピン係合孔17,18は、図3に示
すように、記録再生用の開口部13,14の両側に位置
するように設けられている。
【0023】第1のディスクカートリッジ5には、図2
及び図3に示すように、記録再生用の開口部13,14
を開閉するシャッタ部材19が取り付けられている。シ
ャッタ部材19は、アルミニウム、ステンレス等の金属
板を用いて、あるいは合成樹脂を成形して断面コ字状に
形成され、カートリッジ本体11の前面側から記録再生
用の開口部13,14を覆うように嵌合され、これら開
口部13,14を開閉する図2及び図3中矢印a1 方向
及び矢印a2 方向に移動可能に取り付けられている。シ
ャッタ部材19のカートリッジ本体11の上下面に延在
され記録再生用の開口部13,14を覆うシャッタ部1
9a,19bには、シャッタ部材19が図2及び図3中
矢印a1 方向に移動され、開口部13,14を開放した
位置に移動したとき 開口部13,14に対応してこれ
ら開口部13,14を開放する矩形状の切り欠き穴2
0,21が設けられている。
【0024】なお、シャッタ部材19は、カートリッジ
本体11内に配設された図示しないバネ部材にシャッタ
部19a,19bが記録再生用の開口部13,14を閉
塞する図2及び図3中矢印a2 方向に移動するように付
勢されている。
【0025】上述した第1の磁気ディスク6より記録密
度が高い第2の記録密度で情報信号が記録される第2の
磁気ディスク23を収納した第2のディスクカートリッ
ジ22は、図4及び図5に示すように、前述した第1の
ディスクカートリッジ5と大きさ及び厚さを共通に形成
されている。
【0026】第2のディスクカートリッジ22に収納さ
れる第2の磁気ディスク23は、前述した第1の磁気デ
ィスク6と同様に、可撓性を有する合成樹脂製のディス
ク基板24を有し、このディスク基板24の両主面に磁
性層を被着して信号記録部を形成している。ディスク基
板24の中心には円形の中心孔が穿設され、この中心孔
を閉塞するようにハブ25が取り付けられている。ハブ
25は、ステンレスや鉄等の磁性材料を用いて形成さ
れ、筒状に形成した突出部を中心孔に嵌合し、突出部の
外周囲に設けたフランジ部を中心孔の周縁に接着させて
ディスク基板23に取り付けられている。このハブ25
の中心部には、ディスクドライブ装置100側に設けら
れるディスク回転駆動機構のスピンドルが挿通される円
形をなすスピンドル孔25aが穿設され、中心部に対し
偏心した位置にディスク回転駆動機構に設けられる駆動
ピンが挿通する長方形状をなす駆動ピン挿通孔25bが
穿設されている。
【0027】上述のように形成された第2の磁気ディス
ク23は、100MB以上の記録容量、好ましくは20
0MB以上の記録容量を有するように形成される。そし
て、第2の磁気ディスク23は、上下一対のハーフ2
6,27を突き合わせ結合して形成したカートリッジ本
体28内に回転可能に収納される、第2の磁気ディスク
23を収納したカートリッジ本体28の下面側の略中央
部には、図4に示すように、ディスク回転駆動機構を構
成するディスクテーブルが進入する円形をなす中央開口
部29が設けられている。また、カートリッジ本体28
の上下面の相対向する位置には、図4及び図5に示すよ
うに、矩形状の記録再生用の開口部30,31が設けら
れている。これら開口部30,31は、カートリッジ本
体28の左右方向の中央部に位置し、中央開口部29の
近傍からカートリッジ本体28の前面側に亘って形成さ
れている。カートリッジ本体28に収納された第2の磁
気ディスク23は、記録再生用の開口部30,31を介
して信号記録部の一部が内外周に亘って外方に臨まされ
る。
【0028】ところで、第2の磁気ディスク23は、高
容量化を実現するために、外周縁近傍までを信号記録部
としている。第2の磁気ディスク23の外周縁近傍まで
形成された信号記録部をカートリッジ本体28の外方に
臨ませ、ディスクドライブ装置100側のヘッド部12
1によってアクセスし得るように、記録再生用の開口部
30,31は、前述した第1のディスクカートリッジ5
に設けた記録再生用の開口部13,14に比し大きく形
成されている。すなわち、第2のディスクカートリッジ
22に設けられる記録再生用の開口部30,31は、図
4に示すように、カートリッジ本体28の前面近傍まで
拡大して形成されている。
【0029】さらに、カートリッジ本体28の背面側の
他方のコーナ部には、図4及び図5に示すように、収納
されている第2の磁気ディスク23に対する情報信号の
重ね記録を規制する誤記録防止孔32が設けられてい
る。誤記録防止孔32は、第1のディスクカートリッジ
5とは逆の位置に設けられており、誤記録防止部材36
が移動可能に配設されている。また、カートリッジ本体
28の下面側の誤記録防止孔32が設けられた側とは反
対側の一方のコーナ部には、図5に示すように、検出孔
33が設けられている。この検出孔33は、第1のディ
スクカートリッジ5の誤記録防止孔15が設けられる位
置に設けられて、第1のディスクカートリッジ5のみを
用いるディスクドライブ装置に装着されたとき、このデ
ィスクドライブ装置に設けられた誤記録検出機構によっ
て検出され、第2の磁気ディスク23への情報信号の記
録を禁止し、第2の磁気ディスク23に高密度で記録さ
れた情報信号が消去されてしまうことを防止するもので
ある。
【0030】また、カートリッジ本体28の下面側に
は、図5に示すように、第2のディスクカートリッジ2
2をディスクドライブ装置100に装着したとき、この
装置100側に設けられたカートリッジ装着位置に位置
決めする位置決めピン係合孔39,40が設けられてい
る。これら位置決めピン係合39,40は、図5に示す
ように、記録再生用の開口部30,31の両側に位置す
るように設けられている。そして、カートリッジ本体2
8の下面側には、図5に示すように、一方の位置決めピ
ン係合孔39に隣接するようにして、カートリッジ本体
28に収納された第2の磁気ディスク23が高容量型の
例えば200MBの記録容量を有するものが収納された
ことを示すディスク識別孔34が設けられている。
【0031】さらに、カートリッジ本体28の上面側
で、記録再生用の開口部30,31が設けられる前面側
の一方のコーナ部に位置して、ディスクドライブ装置1
00への挿入方向を規制する誤挿入防止用の溝部41が
設けられている。
【0032】第2のディスクカートリッジ22にも、第
1のディスクカートリッジ5と同様に記録再生用の開口
部30,31を開閉するシャッタ部材42が取り付けら
れている。このシャッタ部材42も、アルミニウム、ス
テンレス等の金属板を用いて、あるいは合成樹脂を成形
して形成されている。
【0033】第2のディスクカートリッジ22に設けら
れるシャッタ部材42は、記録再生用の開口部30,3
1を閉塞するに足る大きさのシャッタ部42a,42b
を有し、これらシャッタ部42a,42bを連結すると
ともに、このシャッタ部材42をカートリッジ本体28
に支持させるための断面コ字状をなすシャッタ支持部4
3,44がシャッタ部42a,42bの基端部側の両側
に突設され、全体で略T字状をなすように形成されてい
る。
【0034】ところで、第2のディスクカートリッジ2
2に設けられる記録再生用の開口部30,31は、第2
の磁気ディスク23の外周縁近傍まで形成された信号記
録部をカートリッジ本体28の外方に臨ませるようにす
るため、カートリッジ本体28の前面近傍まで形成さ
れ、前述した第1のディスクカートリッジ5に設けた記
録再生用の開口部13,14に比し大きく形成されてい
る。このように大型化された記録再生用の開口部30,
31を確実に開放するため、図4に示すように、シャッ
タ部材42の一方のシャッタ支持部43には、シャッタ
部材42が開口部30,31を開放した位置に移動され
たとき、これら開口部29,30のカートリッジ本体2
8の前面側を開放する切り欠き凹部45が形成されてい
る。すなわち、シャッタ支持部43のカートリッジ本体
28の上下面に延長される部分に切り欠き凹部45が形
成されている。
【0035】上述のように形成されたシャッタ部材42
は、カートリッジ本体28の前面側からシャッタ部42
a,42bが記録再生用の開口部30,31上に延長さ
れるように嵌合され、シャッタ部42a,42bがこれ
ら開口部30,31を開閉する図4及び図5中矢印a1
方向及び矢印a2 方向に移動可能に取り付けられてい
る。
【0036】なお、シャッタ部材42は、カートリッジ
本体28内に配設された図示しないバネ部材にシャッタ
部42a,42bが記録再生用の開口部30,31を閉
塞する図4及び図5中矢印a2 方向に移動するように付
勢されている。
【0037】次に、上述したように構成された第1の記
録密度で情報信号が記録される第1の磁気ディスク6を
収納した第1のディスクカートリッジ5と、第1の記録
密度より記録密度が高い第2の記録密度で情報信号が記
録される第2の磁気ディスク23を収納した第2のディ
スクカートリッジ22のいずれか一方を選択的に用いて
情報信号の記録再生を行うことを可能とする本発明に係
るディスクドライブ装置100を図面を参照して説明す
る。
【0038】図1に示すように、本発明に係るディスク
ドライブ装置100は、ディスクカートリッジが装着さ
れる装置本体101と、この装置本体101の底面部の
保護する下カバーであるとともに装置本体101を例え
ばコンピュータの筐体内の被取付け部に取り付けるため
の取り付け用ベース103とを備えている。
【0039】装置本体101は、図1及び図6に示すよ
うに、金属板やアルミダイキャスト等により形成された
ベース105と、このベース105の内方を保護するた
めの上カバー107と、装置本体101内に対して第1
及び第2のディスクカートリッジ5,22を挿脱するた
めのカートリッジ挿脱口110を有するフロントパネル
109とを有している。
【0040】上カバー107は、図1及び図6に示すよ
うに、金属板を断面略コ字状に折り曲げて形成されてお
り、ベース105の上端部に取り付けられる。
【0041】フロントパネル109は、合成樹脂等によ
って形成されており、ベース105に着脱自在に組み付
けられている。フロントパネル109は、上縁側には、
第1又は第2のディスクカートリッジ5,22が、シャ
ッタ部材19,42が取り付けられた前端側を挿入端と
して水平に挿入されるに足る大きさを有するカートリッ
ジ挿脱口110が設けられている。このカートリッジ挿
脱口110は、第1又は第2のディスクカートリッジ
5,22が装置本体101内に装着されていない状態に
おいて、装置本体101の内方に向かって回動される開
閉扉112により閉塞されている。
【0042】フロントパネル109の下縁側の両側に
は、装置本体101内に装着された第1又は第2のディ
スクカートリッジ5,22を装置本体101内から排出
させる図示しないイジェクト機構を動作させるイジェク
ト釦113と、このディスクドライブ装置100の動作
状態を表示する発光表示部114とがそれぞれ設けられ
ている。
【0043】ディスクドライブ装置100を構成する装
置本体101は、図6に示すように、第1又は第2のデ
ィスクカートリッジ5,22に収納された第1又は第2
の磁気ディスク6,23に対して情報信号を記録再生す
るヘッド機構116と、このヘッド機構116を第1又
は第2の磁気ディスク6,23の径方向に移動する移動
機構117と、第1又は第2の磁気ディスク6,23を
回転駆動するディスク回転駆動機構118と、第1又は
第2のディスクカートリッジ5,22の記録再生を行う
カートリッジ装着位置にディスクカートリッジ5,22
を移送するローディング機構119とを備えている。
【0044】ヘッド機構116は、装置本体101内の
ベース105上に、装置本体101内に装着される第1
及び第2のディスクカートリッジ5,22と対向する位
置に、移動機構117を介して第1及び第2の磁気ディ
スク6,23の径方向に移動可能に配設されている。
【0045】このヘッド機構116は、図6に示すよう
に、互いに異なる第1及び第2の記録密度に対応して情
報信号を記録再生するヘッド部121,121と、この
ヘッド部121,121を先端部に支持する支持アーム
122,122と、この支持アーム122,122の基
端部に配設されるベースプレート123,123と、こ
のベースプレート123,123を介して支持アーム1
22,122を保持するアーム保持部材124,124
と、これらアーム保持部材124,124が取付けられ
たヘッドキャリッジ本体125とを有している。
【0046】ヘッド部121,121は、第1又は第2
の磁気ディスク6,23の両主面を間に挟んで対向する
位置に配設されており、図示しないが、記録密度が異な
る第1の記録密度及び第2の記録密度に対応して情報信
号を記録再生する第1及び第2の磁気ヘッド素子を有す
るヘッドスライダと、このヘッドスライダを揺動自在に
支持するためのジンバルバネと、このジンバルバネが取
り付けられるスペーサとを有している。
【0047】ヘッドスライダは、図示しないが、第1の
記録密度に対応して情報信号を記録再生する第1の磁気
ヘッド素子と、この第1の記録密度より記録密度が高い
第2の記録密度に対応して情報信号を記録及び/又は再
生する第2の磁気ヘッド素子と、磁気回路を構成するコ
イル及び磁気コア形成部材とを有している。ジンバルバ
ネは、金属薄板によって形成されており、略中央部にヘ
ッド支持部が弾性変位自在に形成されている。ジンバル
バネは、ヘッド支持部にヘッドスライダが取り付けられ
ることにより、ヘッド支持部を介してヘッドスライダを
揺動自在に支持している。スペーサは、内方にジンバル
バネのヘッド支持部に当接するピボットを有する略矩形
筒状に形成されており、一端部にジンバルバネの外周部
が取り付けられる取付け部が形成されている。このスペ
ーサの他端部は、支持アーム122の先端部に取り付け
られている。
【0048】支持アーム122は、金属薄板によって先
端部に向かって幅が次第に小とされるテーパ形状に形成
されている。支持アーム122の先端部には、第1又は
第2の磁気ディスク6,23の信号記録面に対向する面
上に、ヘッド部121,121が取り付けられている。
ペースプレート123は、金属材料によって形成されて
おり、支持アーム122の基端部に接合固定されるとと
もに、アーム保持部材124に取り付けられる。アーム
保持部材124は、剛性を有する材料によって形成され
ており、ローディング機構119が有するカートリッジ
ホルダの上面部に摺接することによりヘッド部121,
121の移動をガイドするガイド片を有している。ヘッ
ドキャリッジ本体125は、剛性を有する材料により断
面略コ字状に形成されており、移動機構117に移動可
能に支持されている。
【0049】以上のように構成されたヘッド部121,
121を有するヘッド機構116は、第1の記録密度で
情報信号が記録される第1の磁気ディスク6と、この第
1の磁気ディスク6より記録密度が高い第2の記録密度
で情報信号が記録される第2の磁気ディスク23とにそ
れぞれ対応して、情報信号の記録再生を行うことが可能
とされている。
【0050】第1の磁気ディスク6に対して情報信号の
記録再生を行う場合には、各支持アーム122,122
の先端側に取り付けたヘッド部121,121の第1の
磁気ヘッド素子を第1の磁気ディスク6の信号記録面に
接触させた状態で第1の磁気ディスク6を回転駆動す
る。このとき、第1の磁気ディスク6は、ディスク回転
駆動機構118により約300rpmの回転速度で回転
され、第1の磁気ヘッド素子により情報信号の記録再生
が行われる。
【0051】一方、第2の磁気ディスク23に対して情
報信号を記録再生する場合には、第2の磁気ディスク2
3の信号記録面からヘッド部121,121の第2の磁
気ヘッド素子を僅かに浮上させる。すなわち、第2の磁
気ディスク23が装着されたことが検出されると、ディ
スク回転駆動機構118は、第2の磁気ディスク23を
約3600rpmの回転速度で回転させる。このよう
に、第2の磁気ディスク23が高速で回転されると、こ
の第2の磁気ディスク23の信号記録面に対応するヘッ
ドスライダの対向面と第2の磁気ディスク23の信号記
録面との間に空気の対流が発生し、いわゆるエアフィル
ムが形成されるため、このエアフィルムの作用によりヘ
ッド部121,121が第2の磁気ディスク23の信号
記録面から一定量、およそ50nm程度浮上される。そ
して、第2の磁気ディスク23は、信号記録面に対して
ヘッド部121,121が浮上された状態で、第2の磁
気ヘッド素子により情報信号の記録再生が行われる。
【0052】移動機構117は、図6に示すように、ベ
ース105上に配設されてヘッド機構116のヘッドキ
ャリッジ本体125を移動可能に支持する主ガイド軸2
02及び図示しない従ガイド軸と、ヘッドキャリッジ本
体125を介してヘッド機構116のヘッド部121,
121を第1及び第2の磁気ディスク6,23の径方向
に移動する電磁駆動部200とを有している。電磁駆動
部200は、図示しないボイスコイルモータのヨークに
挿通される駆動用コイル204,205を有しており、
これら駆動用コイル204,205に駆動電流が供給さ
れることにより、ディスクテーブル222上にローディ
ングされた第1又は第2の磁気ディスク6,23の径方
向に移動操作される。
【0053】ディスク回転駆動機構118は、図6に示
すように、ベース105に取り付けられたスピンドルモ
ータ220と、このスピンドルモータ220のスピンド
ル221の先端側にこのスピンドル221と一体に回転
するように取り付けられたディスクテーブル222とを
有している。ディスクテーブル222には、第1又は第
2の磁気ディスク6,23が載置される載置面側に、磁
気ディスク6,23に取り付けたハブ8、25を吸引す
るためのマグネット223が取り付けられている。ま
た、ディスクテーブル222の磁気ディスク6,23の
載置面側には、スピンドル221に対して偏心した位置
にハブ8,25に設けた駆動ピン係合孔8b又は駆動ピ
ン挿通孔25bに係合又は挿通する駆動ピン224が突
設されている。駆動ピン224は、ディスクテーブル2
22の外周側に向かって図示しない引っ張りバネ等の付
勢部材を介して付勢されている。
【0054】そして、ベース105の下面側には、種々
の電子回路や検出スイッチ等が配設された電子回路基板
226が取り付けられている。この電子回路基板226
上には、図6に示すように、第1又は第2のディスクカ
ートリッジ5,22の装着の有無を検出するディスクイ
ン検出スイッチ227が、押込み操作される操作子をベ
ース105の上面側に突出させて配設されている。ま
た、電子回路基板226上には、第1又は第2のディス
クカートリッジ5,22に設けた誤記録防止孔16,3
2の開放状態を検出する第1又は第2の誤記録防止検出
スイッチ228,229が設けられている。また、電子
回路基板226上には、図6に示すように、第2のディ
スクカートリッジ22に設けたディスク容量識別孔34
を検出するディスク容量検出スイッチ230が設けられ
ている。このディスク容量検出スイッチ230は、カー
トリッジ装着位置に装着されるディスクカートリッジに
設けたディスク容量識別孔の有無を検出することによっ
て、ディスクカートリッジに収納された磁気ディスクの
容量を検出する。
【0055】ローディング機構119は、図6に示すよ
うに、カートリッジ挿脱口110から装填された第1又
は第2のディスクカートリッジ5,22を保持するカー
トリッジホルダ231と、このカートリッジホルダ23
1に対して第1又は第2のディスクカートリッジ5,2
2が挿脱されるカートリッジ挿脱位置とディスク回転駆
動機構118のディスクテーブル222上に載置される
カートリッジ装着位置とに昇降動作させるための昇降操
作板232とを有している。
【0056】カートリッジホルダ231は、相対向する
両側に装置本体101内に挿入された第1又は第2のデ
ィスクカートリッジ5,22の幅方向の両側を保持する
カートリッジ保持部235を有し、カートリッジ挿脱口
110に臨む前方側及びベース105に臨む下方側が開
放された略筐体状に形成されている。カートリッジホル
ダ231の両側には、ベース105の側面部に形成され
たガイド溝237に係合するガイド片238,238が
外方に向かって切り起こして形成されており、ガイド片
238,238を介してベース105に対する昇降位置
がガイドされている。また、カートリッジホルダ231
の両側には、昇降操作板232上に移動可能に支持され
る支持軸239が外方に向かって突設されている。
【0057】このカートリッジホルダ231は、カート
リッジ挿脱口110を介して装置本体101内に挿入さ
れた第1又は第2のディスクカートリッジ5,22を保
持して、ベース105に組み付けられた昇降操作板23
2によって、ディスク回転駆動機構118のディスクテ
ーブル222から離間したカートリッジ挿脱位置とディ
スクテーブル222側に近接したカートリッジ装着位置
とに亘る上下方向に移動操作される。このカートリッジ
ホルダ231は、保持した第1又は第2のディスクカー
トリッジ5,22に収納された第1又は第2の磁気ディ
スク6,23をディスクテーブル222上にローディン
グさせ、或いはディスクテーブル222上にローディン
グされた磁気ディスク6,23をアンローディングさせ
る。
【0058】そして、ベース105の上面側には、この
ベース105とカートリッジホルダ231との間に位置
して、カートリッジホルダ231をベース105に配設
されたディスク回転駆動機構118に対して近接離間す
る方向に昇降動作させる昇降操作板232が配設されて
いる。この昇降操作板232には、対向する両側に、図
6に示すように、上下方向の傾斜溝244を有するカム
片241,242が立ち上がり形成されている、これら
カム片241,242の傾斜溝244上には、カートリ
ッジホルダ231の両側に突設された支持軸239が移
動可能に係合されている。
【0059】また、昇降操作板232は、図示しない付
勢部材により、図6中矢印X2 方向に移動付勢されてい
る。また、ベース105上の後方側には、昇降操作板2
32が図6中矢印X1 方向の後方側に移動されたとき、
この昇降操作板232を後方側に移動させた位置にロッ
クするためのロックレバー246が回動可能に設けられ
ている。
【0060】また、ベース105上の後方側には、図示
しないが、昇降操作板232を付勢部材による付勢力に
抗して図6中矢印X1 方向に移動操作するイジェクト機
構のイジェクト用モータが配設されている。
【0061】昇降操作板232は、カートリッジ挿脱口
110を介して装置本体101内に第1又は第2のディ
スクカートリッジ5,22を挿脱可能な状態とすると
き、イジェクト用モータにより図6中矢印X1 方向に移
動操作され、ベース105の後方側の位置に移動されて
いる。このとき、昇降操作板232は、ロックレバー2
46によりロックされ、ベース105の後方側に移動さ
れた位置に保持されている。昇降操作板232がロック
レバー246にロックされた状態にあるとき、カートリ
ッジホルダ231は、支持軸239が、昇降操作板23
2のカム片241,242の傾斜溝244上の上端側に
支持されており、ディスク回転駆動機構118のディス
クテーブル222から離間された上昇位置に保持されて
いる。カートリッジホルダ231は、上昇位置に保持さ
れているとき、前面側の開放端をカートリッジ挿脱口1
10に対向させた状態に位置されている。ここで、カー
トリッジ挿脱口110を介して第1及び第2のディスク
カートリッジ5,22をカートリッジホルダ231内に
挿入すると、ロックレバー246は、第1又は第2のデ
ィスクカートリッジ5,22の挿入端側により押し込ま
れて回動操作される。第1又は第2のディスクカートリ
ッジ5,22が、カートリッジホルダ231内の所定の
挿入位置まで挿入されると、ロックレバー246は、回
動することにより昇降操作板232のロックを解除す
る。昇降操作板232は、ロックレバー246によるロ
ックが解除されると、付勢部材の付勢力を受けて図6中
矢印X2 方向に移動操作される。昇降操作板232が図
6中矢印X2 方向に移動すると、支持軸239がカム片
241,242の傾斜溝244に沿って下端側に移動
し、カートリッジホルダ231が図6中矢印L1 方向の
ベース105側のディスクテーブル222側に下降され
る。昇降操作板232は、カートリッジホルダ231を
下降させることにより、カートリッジホルダ231に保
持された第1又は第2のディスクカートリッジ5,22
をベース105上に構成されたカートリッジ装着位置に
位置決め装着させるとともに第1又は第2のディスクカ
ートリッジ5,22に収納された第1又は第2のディス
クカートリッジ5,22に収納された第1又は第2の磁
気ディスク6,23をディスクテーブル222上にロー
ディングする。
【0062】このとき、第1又は第2の磁気ディスク
6,23は、スピンドル221がハブ8,25に設けた
スピンドル孔8a,25aに挿通し、駆動ピン224が
駆動ピン係合孔8b又は駆動ピン挿通穴25bに係合又
は挿通し、マグネットによりハブ8,25が吸引されて
ディスクテーブル222上に載置され、ディスクテーブ
ル222と一体に回転可能な状態となる。ここで、スピ
ンドルモータ220が駆動されることにより、第1又は
第2の磁気ディスク6,23は、ディスクテーブル22
2と一体に、各々の記録密度に対応する回転数で回転さ
れる。
【0063】また、ローディング機構119は、図6に
示すように、昇降操作板232の位置を規制するロック
レバー246とを第1又は第2のディスクカートリッジ
5,22をカートリッジ装着位置から排出させる際、イ
ジェクト釦113を押込み操作することにより、イジェ
クト用モータが回転駆動されて、昇降操作板232が図
6中矢印X1 方向に移動される。昇降操作板232が図
6中X2 方向に移動されることによって、カートリッジ
ホルダ231は、カートリッジ挿脱位置に移動されると
ともに、ロックレバー246が回動して、カートリッジ
挿脱口110から第1又は第2のディスクカートリッジ
5,22を排出させる。
【0064】そして、本発明に係るディスクドライブ装
置100は、図7に示すように、第1及び第2のディス
クカートリッジ5,22が挿脱されるカートリッジ挿脱
口110に隣接する位置に配設されて、装置本体101
内に塵埃が進入することを防止する防塵機構290を備
えている。
【0065】防塵機構290は、図7に示すように、第
1又は第2のディスクカートリッジ5,22の主面上に
当接する主面用の防塵パネル291と、第1又は第2の
ディスクカートリッジ5,22の側面部に当接する一組
の側面用の防塵アーム292,293と、第1又は第2
のディスクカートリッジ5,22の底面部に当接する底
面用の防塵プレート294とを有している。
【0066】防塵機構290が有する防塵パネル291
は、図8及び図9に示すように、例えば合成樹脂材料に
より略矩形をなす板状に形成されており、長手方向に平
行な幅が、第1及び第2のディスクカートリッジ5,2
2の幅よりやや大に形成されている。
【0067】防塵パネル291の幅方向の両端部には、
図8及び図10に示すように、短辺方向の一端側に位置
して、ベース105上に図8中矢印e1 方向及びe2
向に回動自在に支持される回動支軸298,298が一
体に突出形成されている。ベース105には、図8に示
すように、両側面部の上端に、防塵パネル291の回動
支軸298,298を回動自在に支持する軸受溝29
9,299がそれぞれ切り欠き形成されている。
【0068】また、防塵パネル291には、図8及び図
10に示すように、第1又は第2のディスクカートリッ
ジ5,22の主面に臨む面上には、カートリッジホルダ
231に連結される連結片301,301がそれぞれ一
体に突出形成されている。これら連結片301,301
には、カートリッジホルダ231に回動可能に係合する
連結軸302が、防塵パネル291の長手方向と平行
に、長手方向の両端側に向かって一体に突出形成されて
いる。
【0069】カートリッジホルダ231には、図8及び
図11に示すように、装填される第1又は第2のディス
クカートリッジ5,22の主面に対向する上面部の一部
を切り起こした係合片303、303がそれぞれ形成さ
れている。これら係合片303,303は、先端部がカ
ートリッジホルダ231の両側に向かって断面L字状に
折曲されており、先端部に防塵パネル291の連結軸3
02,302が回動自在に係合されている。このため、
防塵パネル291は、連結軸302,302を介して、
カートリッジホルダ231の昇降動作に連動して回動操
作される。
【0070】また、カートリッジホルダ231の上面部
には、図11に示すように、第1及び第2のディスクカ
ートリッジ5,22が挿入される挿入端側の端部に、略
円弧状の切り欠き部305が形成されており、カートリ
ッジ挿脱口110を開閉する開閉扉112が回動した際
に、開閉扉112とカートリッジホルダ231とが衝合
することが防止されている。
【0071】また、防塵パネル291には、図8及び図
10に示すように、第1又は第2のディスクカートリッ
ジ5,22に臨む面上には、カートリッジホルダ231
の上面部に当接させる当接片307,307がそれぞれ
形成されている。
【0072】防塵パネル291は、カートリッジホルダ
231の上面部に当接片307,307が当接すること
によって、カートリッジホルダ231内に第1又は第2
のディスクカートリッジ5,22が装填されていないと
きに、カートリッジホルダ231側に脱落することが防
止されている。
【0073】防塵パネル291には、回動することよっ
て第1又は第2のディスクカートリッジ5,22の主面
に対して接離する一側端に亘って、カートリッジ本体1
1,28の主面の形状に応じて弾性変形する防塵体31
0が配設されている。この防塵体310は、カートリッ
ジ本体11,28の形状に応じて弾性変形することが可
能な弾性材料からなり、例えばスポンジ材や不織布等に
よって形成されている。
【0074】ところで、上述した図1に示すように、フ
ロントパネル109のカートリッジ挿脱口110には、
第1又は第2のディスクカートリッジ5,22内の第1
又は第2の磁気ディスク6,23に設けたハブ8,25
が、挿脱時に当接することを防止するために、衝合防止
用の切り欠き部312が形成されているとともに、カー
トリッジ挿脱口110へ第1又は第2のディスクカート
リッジ5,22を挿入操作する際に指がカートリッジ挿
脱口110近傍に臨ませるための挿入操作用の凹部31
3が形成されることにより、挿入操作性の向上が図られ
ている。このため、開閉扉112は、図9に示すよう
に、衝合防止用の切り欠き部312及び操作操作用の凹
部313に応じて、下端部の長手方向の両端側から中央
部に向かって段差状の突出部315が形成されている。
【0075】そして、開閉扉112の下端部は、図9に
示すように、第1又は第2のディスクカートリッジ5,
22が挿入されている状態で、装置本体101の内方側
に向かって突出されており、挿入された第1又は第2の
ディスクカートリッジ5,22の主面上に当接されるた
め、防塵パネル291に近接する位置を回動することと
なる。
【0076】そこで、防塵パネル291には、図9及び
図10に示すように、回動動作した際に近接する下端部
と開閉扉112の下端部との衝合を防止するために、円
弧状に切り欠き部316が形成されて、この切り欠き部
316に沿って防塵体310が配設されている。そし
て、防塵体310には、図9及び図10に示すように、
両端側から中央部に向かって段差状の切り欠き部317
が形成されている。この段差状の切り欠き部317は、
図10に示すように、開閉扉112の下端部の突出部3
15の形状に対応した段差状の切り欠き318,31
9,320から構成されている。
【0077】したがって、防塵パネル291の防塵体3
10と開閉扉112の下端部は、互いに近接する位置に
移動したときに、所望の隙間が確保されているため、衝
合することが確実に防止されている。
【0078】以上のように構成される防塵パネル291
について、第1又は第2のディスクカートリッジ5,2
2がカートリッジ装着位置に装着されたときに、カート
リッジ本体11,28の主面上に当接する動作を図面を
参照して説明する。
【0079】まず、図12に示すように、第1又は第2
のディスクカートリッジ5,22は、カートリッジホル
ダ231内に挿入されることによって、カートリッジホ
ルダ231をカートリッジ挿脱口110に対応する位置
にロックするロックレバー246の一端に当接する。ロ
ックレバー246は、図12に示すように、ベース10
5上に立設された回動支軸322を介して回動可能に支
持されており、ロック片323が昇降操作板232に形
成された係合爪324と係合されることにより、昇降操
作板232の位置をロックしている。
【0080】第1又は第2のディスクカートリッジ5,
22は、図12及び図13に示すように、カートリッジ
ホルダ231内に押込み操作されるに従って、ロックレ
バー246の一端を押込み操作して回動操作する。ロッ
クレバー246は、回動することにより、第1又は第2
のディスクカートリッジ5,22のシャッタ部材19,
42を開放操作するとともに、ロック片323と昇降操
作板232の係合爪324との係合状態を解除する。
【0081】ロックレバー246によるロックが解除さ
れることによって、昇降操作板232は、圧縮コイルバ
ネ326の付勢力によって、図13中矢印X2 方向にス
ライドされる。昇降操作板232は、図14に示すよう
に、図13中矢印X2 方向に移動することによって、カ
ム片241,242の傾斜溝244に支持軸239を介
して支持されているカートリッジホルダ231を傾斜溝
244に沿って移動させることにより、カートリッジホ
ルダ231を図14中矢印L1 方向に下降動作させてカ
ートリッジ装着位置に移動させる。
【0082】第1又は第2のディスクカートリッジ5,
22を保持するカートリッジホルダ231は、図15に
示すように、矢印L1 方向に下降動作することに伴っ
て、係合片303,303に係合された防塵パネル29
1の連結軸302,302が移動されるため、防塵パネ
ル291を回動支軸298,298を回転中心として図
15中矢印e1 方向に回動させる。
【0083】したがって、防塵パネル291は、カート
リッジホルダ231内から突出された第1又は第2のデ
ィスクカートリッジ5,22のカートリッジ本体11,
28の主面上に、防塵体310が当接されて弾性変形す
ることにより、カートリッジ本体11,28の主面側か
ら装置本体101内へ塵埃が進入することを規制する。
【0084】なお、カートリッジ挿脱口110を開閉す
る開閉扉112は、第1又は第2のディスクカートリッ
ジ5,22がカートリッジ装着位置に装着された状態
で、カートリッジ本体11,28の主面上に下端部が当
接されているため、図示しないが、この下端部にカート
リッジ本体11,28の幅方向に亘って当接するように
防塵体310を配設することにより、防塵性を更に向上
することもできる。
【0085】つぎに、防塵機構290が備える一組の防
塵アーム292,293は、図7に示すように、昇降操
作板232の両側面部に対向する位置にそれぞれ配設さ
れており、昇降操作板232の移動に伴って回動操作さ
れる。
【0086】防塵アーム292,293は、例えば合成
樹脂材料によって形成されており、図12に示すよう
に、第1又は第2のディスクカートリッジ5,22の側
面部に当接される防塵体331と、この防塵体331を
先端部に支持する支持片332と、この支持片332の
下端部に一体に形成されてベース105上に回動可能に
取り付けられる取付け片333とを有している。
【0087】また、この防塵アーム292,293の支
持片332には、図16に示すように、昇降操作板23
2により回動操作される第1の作動突部335及び第2
の作動突部336がそれぞれ一体に形成されている。
【0088】防塵体331は、図16に示すように、例
えば、スポンジ材等の弾性を有する弾性材料によって形
成されており、一辺が第1又は第2のディスクカートリ
ッジ5,22のカートリッジ本体11,28の厚さより
やや大とされたブロック状に形成されている。支持片3
32は、略矩形をなす板状に形成されており、長手方向
が昇降操作板232の移動方向と平行に形成されてい
る。この支持片332の長手方向の一端部には、第1又
は第2のディスクカートリッジ5,22の側面部に対向
する位置に、接着剤等により防塵体331が取り付けら
れている。取付け片333は、ベース105上に立設さ
れた図示しない回動支軸を介して回動自在に支持される
回動支持穴337が設けられており、ベース105上に
図16中矢印f1 方向及びf2 方向に回動自在に支持さ
れている。
【0089】支持片332には、図16に示すように、
長手方向の中途部に、昇降操作板232が当接する第1
の作動突部335が、昇降操作板232の側面部に向か
って突出形成されている。また、支持片332には、長
手方向の他端部に、昇降操作板232が当接する第2の
作動突部336が、昇降操作板232の側面側に折曲さ
れて形成されている。
【0090】図17に示すように、上述した防塵アーム
292,293を回動操作する昇降操作板232は、図
17中矢印X1 方向及びX2 方向にスライド可能にベー
ス105上に配設されている。昇降操作板232の底面
部には、ベース105上に立設されたガイドピン339
が移動可能に挿通されるガイド用切り欠き部340が、
カートリッジ挿脱口110側に臨む端部に開口して形成
されている。
【0091】昇降操作板232の側面部には、図18に
示すように、カートリッジ挿脱口110側に臨む端側に
位置して、防塵アーム292,293の第1の作動突部
335を押込み操作するための第1の操作突部341
が、側面部の外方に向かって断面円弧状に膨出形成され
ている。また、昇降操作板232の側面部には、第1の
操作突部341からこの昇降操作板232の移動方向に
所定間隔あけた位置に、防塵アーム292,293の第
2の作動突部336を押込み操作するための第2の操作
部342が、側面部の外方に向かって断面円弧状に膨出
形成されている。
【0092】また、図16に示すように、防塵アーム2
92,293には、第1の作動突部335に隣接する位
置に、昇降操作板232の第1の操作突部341との当
接を避けるための逃げ用の切り欠き部344が形成され
ている。
【0093】以上のように構成された防塵アーム29
2,293について、第1又は第2のディスクカートリ
ッジ5,22がカートリッジ装着位置に移動されたとき
に、第1又は第2のディスクカートリッジ5,22の側
面部に防塵体331を当接させる動作を図面を参照して
説明する。
【0094】まず、昇降操作板232は、図18に示す
ように、第1又は第2のディスクカートリッジ5,22
がカートリッジ装着位置に装着されていない状態で、昇
降操作板232の第1の作動突部335が、防塵アーム
292,293の第1の作動突部335に当接されてい
る。
【0095】このため、防塵アーム292,293は、
第1の作動突部335が昇降操作板232の第1の操作
突部341によって押込み操作されており、図18中矢
印f1 方向に回動操作されている。したがって、防塵ア
ーム292,293は、防塵体331を、第1又は第2
のディスクカートリッジ5,22の側面部から離間した
位置に退避させている。また、昇降操作板232の第1
の作動突部335が、防塵アーム292,293の第1
の作動突部335に当接された状態で、昇降操作板23
2の第2の操作突部342は、防塵アーム292,29
3の第2の作動突部336に当接されない位置に移動さ
れている。
【0096】そして、昇降操作板232は、第1又は第
2のディスクカートリッジ5,22がカートリッジ装着
位置に移動される際に図19中矢印X2 方向に移動す
る。昇降操作板232は、矢印X2 方向に移動すること
に伴って、第2の操作突部342が、防塵アーム29
2,293の第2の作動突部336に当接する位置に移
動されるとともに、第1の操作突部341が防塵アーム
292,293の第1の作動突部335との当接状態が
解除されて、第1の操作突部341が防塵アーム29
2,293の逃げ用の切り欠き部344内に移動する。
【0097】このため、防塵アーム292,293は、
図19に示すように、第2の作動突部336に昇降操作
板232の第2の操作突部342によって押込み操作さ
れて、図19中矢印f2 方向に回動される。しがって、
防塵アーム292,293は、防塵体を、カートリッジ
ホルダ231内から突出されている部位である第1又は
第2のディスクカートリッジ5,22の側面部に当接さ
せる。防塵体331は、第1又は第2のディスクカート
リッジ5,22の側面部の形状に応じて弾性変形するこ
とにより、この側面部側から装置本体101側へ塵埃が
進入することを確実に防止する。
【0098】すなわち、防塵アーム292,293は、
図18及び図19に示すように、第1の操作突部341
に昇降操作板232の第1の操作突部341が当接す
る、或いは第2の操作突部342に昇降操作板232の
第2の操作突部342が当接することによって、第1又
は第2のディスクカートリッジ5,22の側面部に対し
て防塵体331を接離動作させる。
【0099】つぎに、防塵機構290が備える防塵プレ
ート294は、例えば合成樹脂等の剛性を有する材料に
よって略平板状に形成されており、ベース105上のカ
ートリッジ挿脱口110に隣接する位置に、カートリッ
ジ装着位置に装着された第1又は第2のディスクカート
リッジ5,22の底面に対向して配設されている。この
防塵プレート294には、図20に示すように、ベース
105の上面側に突出されているディスクイン検出スイ
ッチ227、第1及び第2の誤記録検出スイッチ22
8,229の各操作子が挿通される開口346が形成さ
れている。この防塵プレート294は、図示しない固定
ネジを介して、ベース105上に固定される。
【0100】そして、この防塵プレート294の主面上
には、カートリッジ装着位置に装着された第1又は第2
のディスクカートリッジ5,22の底面部に当接する防
塵シート347(斜線部分)が取り付けられている。防
塵シート347は、第1及び第2のディスクカートリッ
ジ5,22の底面部の形状に応じて弾性変形する弾性を
有する弾性材料からなり、例えばスポンジ材や不織布等
によって形成されている。
【0101】防塵シート347は、図20に示すよう
に、主面上に、防塵プレート294の開口346に対応
した開口348を有し、第1及び第2のディスクカート
リッジ5,22のカートリッジ本体11,28の幅より
やや大に形成されている。防塵シート347は、図20
及び図21に示すように、カートリッジ装着位置に装着
された第1又は第2のディスクカートリッジ5,22の
カートリッジ本体11,28の幅方向に亘って配設さ
れ、接着剤により防塵プレート294の主面上に接合固
定されている。
【0102】上述したように、防塵プレート294によ
れば、第1又は第2のディスクカートリッジ5,22が
カートリッジ装着位置に装着されたとき、カートリッジ
本体11,28の底面部が防塵シート347上に載置さ
れて、この防塵シート347をカートリッジ本体11,
28の底面部の形状に応じて弾性変形させる。このた
め、防塵シート347は、カートリッジ挿脱口110か
ら進入した塵埃がカートリッジ本体11,28の底面部
側から装置本体101内へ進入することが確実に防止さ
れる。
【0103】上述したように、ディスクドライブ装置1
00は、防塵機構290を備えることによって、カート
リッジ挿脱口110から装置本体101内の特にヘッド
機構116近傍へ塵埃が進入することが確実に防止する
ことができる。
【0104】なお、本発明に係るディスクドライブ装置
100は、情報記録媒体として第1又は第2の磁気ディ
スク6,23が収納された第1又は第2のディスクカー
トリッジ5,22に適用される構成とされたが、装置本
体101に対してリムーバブルとされて、例えば磁界印
加型の磁気ヘッドを備える構成として光磁気ディスクカ
ートリッジや他の記録媒体カートリッジに適用されても
よいことは勿論である。
【0105】そして、ディスクドライブ装置100に用
いられる、上述した図4及び図5に示した第2のディス
クカートリッジ22は、カートリッジ本体28に設けら
れた検出孔33及び誤記録防止孔32が有底状にそれぞ
れ形成されている。
【0106】検出孔33は、図22に示すように、カー
トリッジ本体28の厚み方向に貫通されることなく、上
ハーフ26側が閉塞された有底状に形成されている。ま
た、この検出孔33は、ディスクドライブ装置100側
に設けられた検出スイッチ350の押込み操作される操
作子351が当接することがない充分な深さに形成され
ている。
【0107】また、誤記録防止孔32は、図示しない
が、検出孔33と同様にカートリッジ本体28の厚み方
向に貫通されることなく、上ハーフ26側が閉塞された
有底状に形成されている。この誤記録防止孔32に移動
可能に配設された誤記録防止部材36は、第2の磁気デ
ィスク23に対する情報信号の記録の可否を示す移動位
置に拘わらず、誤記録防止孔32が常に閉塞されてい
る。
【0108】したがって、第2のディスクカートリッジ
22によれば、図22に示すように、ディスクドライブ
装置100のカートリッジ装着位置に装着された状態
で、カートリッジ挿脱口110から進入した塵埃が、検
出孔33内及び誤記録防止孔32内を通過して、カート
リッジ本体28の底面側に回り込むことにより、装置本
体101内のヘッド機構116側に進入することが確実
に防止することができる。すなわち、第2のディスクカ
ートリッジ22によれば、記録再生動作の信頼性が確保
される。
【0109】上述したように、ディスクドライブ装置1
00と第2のディスクカートリッジ22とを備えるディ
スクドライブシステムによれば、図22に示すように、
第2のディスクカートリッジ22がカートリッジ装着位
置に装着された状態で、ディスクドライブ装置100が
備える防塵機構290によって、カートリッジ挿脱口1
10から進入した塵埃が、カートリッジ挿脱口110に
臨むカートリッジ本体の後端の主面側、両側面側及び底
面側から装置本体101内へ進入することが規制されて
いる。
【0110】図22に示すように、カートリッジ装着位
置に装着された第2のディスクカートリッジ22は、防
塵機構290の防塵パネルによりカートリッジ本体28
の主面側が幅方向に亘って規制され、防塵機構290の
防塵アーム292,293によりカートリッジ本体28
の両側面側が厚み方向に亘って規制されるとともに、防
塵機構290の防塵プレート294によりカートリッジ
本体28の底面側が幅方向に亘って規制されているた
め、カートリッジ挿脱口110から進入した塵埃が装置
本体101内のヘッド機構116側へ進入することが確
実に防止されている。また、上述したように、第2のデ
ィスクカートリッジ22は、カートリッジ装着位置に装
着された状態で、カートリッジ本体28の検出孔33及
び誤記録防止孔32から塵埃が進入することが確実に防
止されている。
【0111】したがって、このディスクドライブシステ
ムによれば、カートリッジ挿脱口110から進入する塵
埃が、ヘッド機構116のヘッド部121や第2の磁気
ディスク23の信号記録面近傍に進入することが防止さ
れるため、第2のディスクカートリッジ22の記録再生
動作の信頼性を確保することができる。
【0112】
【発明の効果】上述したように本発明に係るディスクカ
ートリッジによれば、ディスクドライブ装置内の装着位
置に装着されたときに、挿脱口から進入する塵埃が、カ
ートリッジ本体の検出孔内を通過して、装置本体内に進
入することを確実に防止することができる。
【0113】また、本発明に係るディスクドライブシス
テムにおける防塵機構によれば、ディスクカートリッジ
がディスクドライブ装置内の装着位置に装着されたとき
に、挿脱口から装置本体内への塵埃の進入を確実に防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディスクカートリッジが装着され
るディスクドライブ装置を示す斜視図である。
【図2】上記ディスクドライブ装置に装着される第1の
ディスクカートリッジの斜視図である。
【図3】上記第1のディスクカートリッジを底面側から
示す平面図である。
【図4】上記ディスクドライブ装置に装着される第2の
ディスクカートリッジの斜視図である。
【図5】上記第2のディスクカートリッジを底面側から
示す平面図である。
【図6】上記ディスクドライブ装置を示す分解斜視図で
ある。
【図7】上記ディスクドライブ装置が備える防塵機構を
示す斜視図である。
【図8】上記防塵機構が備える防塵パネルを示す斜視図
である。
【図9】上記防塵パネルを説明するために示す斜視図で
ある。
【図10】上記防塵パネルを下面側から示す斜視図であ
る。
【図11】上記防塵パネルが連結されるカートリッジホ
ルダの要部を示す平面図である。
【図12】上記ディスクドライブ装置が備える昇降操作
板とロックレバーとの係合状態を示す平面図である。
【図13】上記昇降操作板とロックレバーとの係合が解
除された状態を示す平面図である。
【図14】上記ディスクドライブ装置が備えるカートリ
ッジホルダと昇降操作板の動作を説明するために示す側
面図である。
【図15】上記防塵パネルの動作を説明するために示す
側面図である。
【図16】上記防塵機構が備える防塵アームを示す平面
図である。
【図17】上記カートリッジホルダの要部を示す平面図
である。
【図18】上記防塵アームが第1又は第2のディスクカ
ートリッジの側面部から離間した状態を示す平面図であ
る。
【図19】上記防塵アームが第1又は第2のディスクカ
ートリッジの側面部に当接した状態を示す平面図であ
る。
【図20】上記防塵機構が備え防塵プレートを示す平面
図である。
【図21】上記防塵機構が備え防塵プレートを示す側面
図である。
【図22】上記防塵機構を説明するために示す縦断面図
である。
【符号の説明】
5 第1のディスクカートリッジ、6 第1の磁気ディ
スク、22 第2のディスクカートリッジ、23 第2
の磁気ディスク、100 ディスクドライブ装置、10
1 装置本体、109 フロントパネル、110 カー
トリッジ挿脱口、119 ローディング機構、290
防塵機構、291 防塵パネル、292,293 防塵
アーム、294 防塵プレート、350 検出スイッ
チ、351 操作子

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク状記録媒体が収納されたディス
    クカートリッジが挿脱される挿脱口が設けられた挿脱部
    と、 上記挿脱部を介して内部に上記ディスクカートリッジを
    出し入れ可能とする挿脱位置と、上記ディスク状記録媒
    体に対して情報信号の記録及び/又は再生を可能とする
    装着位置とに移動可能に配設されて、上記ディスクカー
    トリッジを保持するカートリッジホルダとを有する装置
    本体と、 上記装着位置に装着された上記ディスクカートリッジの
    主面、底面及び両側面に対向する位置にそれぞれ配設さ
    れて、上記挿脱口から上記装置本体内への塵埃の進入を
    防止する主面用の防塵部材、底面用の防塵部材及び側面
    用の防塵部材とを有する防塵機構とを備えるディスクド
    ライブ装置に装着されるディスクカートリッジにおい
    て、 上記ディスクドライブ装置側の検出手段が挿入されるこ
    とにより、内部に収納されたディスク状記録媒体の仕様
    を検出するための検出孔を有するカートリッジ本体を備
    え、 上記検出孔は、深さ方向の一端が閉塞されて形成され、
    上記検出手段が当接しない深さを有することを特徴とす
    るディスクカートリッジ。
  2. 【請求項2】 上記カートリッジ本体は、上記ディスク
    状記録媒体に情報信号を誤って記録することを防止する
    ための誤記録防止孔と、 上記誤記録防止孔内にスライド可能に配設されたスライ
    ダとを有し、 上記誤記録防止孔は、上記スライダの移動位置に拘わら
    ず、常に閉塞されるように形成されたことを特徴とする
    請求項1に記載のディスクカートリッジ。
  3. 【請求項3】 ディスク状記録媒体が収納されたディス
    クカートリッジが挿脱される挿脱口が設けられた挿脱部
    と、 上記挿脱部を介して内部に上記ディスクカートリッジを
    出し入れ可能とする挿脱位置と、上記ディスク状記録媒
    体に対して情報信号の記録及び/又は再生を可能とする
    装着位置とに移動可能に配設されて、上記ディスクカー
    トリッジを保持するカートリッジホルダとを有する装置
    本体と、 上記装着位置に装着された上記ディスクカートリッジの
    主面、底面及び両側面に対向する位置にそれぞれ配設さ
    れて、上記挿脱口から上記装置本体内への塵埃の進入を
    防止する主面用の防塵部材、底面用の防塵部材及び側面
    用の防塵部材とを備えるディスクドライブ装置と、 上記ディスクドライブ装置側の検出手段が挿入されるこ
    とにより内部に収納されたディスク状記録媒体の仕様を
    検出するための検出孔が、深さ方向の一端が閉塞され
    て、上記検出手段が当接しない深さに形成されたカート
    リッジ本体を有するディスクカートリッジとを備えるこ
    とを特徴とするディスクドライブシステムにおける防塵
    機構。
  4. 【請求項4】 上記ディスクカートリッジの上記カート
    リッジ本体には、上記ディスク状記録媒体に情報信号を
    誤って記録することを防止するための誤記録防止孔と、
    上記誤記録防止孔内にスライド可能に配設されたスライ
    ダとを有し、 上記誤記録防止孔は、上記スライダの移動位置に拘わら
    ず、常に閉塞されるように形成されたことを特徴とする
    請求項3に記載のディスクドライブシステムにおける防
    塵機構。
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