JP2000122823A - 情報のパケットを同報送信し、受信し、選択的にプリントする無線システム - Google Patents

情報のパケットを同報送信し、受信し、選択的にプリントする無線システム

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JP2000122823A JP20210499A JP20210499A JP2000122823A JP 2000122823 A JP2000122823 A JP 2000122823A JP 20210499 A JP20210499 A JP 20210499A JP 20210499 A JP20210499 A JP 20210499A JP 2000122823 A JP2000122823 A JP 2000122823A
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Robert Marshall
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    • HELECTRICITY
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 指定の受取人にプリントされた情報パケット
を届けるシステムを提供する。 【解決手段】 このシステムは、デジタル・フォーマッ
トで前記情報パケットを創作する手段と、無線ネットワ
ークあるいはグローバル・コンピュータ・ネットワーク
を通して前記情報パケットを前記位置に送信する手段と
を包含する。受信機のネットワークが選ばれた位置に設
けられ、各受信機は、送信されてきた情報パケットを選
択的に受信し、処理し、記憶し、そして、前記情報パケ
ットをプログラム可能なメディアにダウンロードする。
好ましい実施例においては、プログラム可能なメディア
は電子的なスマート・カードからなる。このシステム
は、また、情報パケットのプリントされたリストあるい
は電子リストを生成すると共に個々の情報パケットをプ
リントする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】本発明は、一般的には、請求可能なクー
ポンのような情報のパケット、メッセージあるいは実質
的に任意の情報またはグラフィックスのパケットを同報
送信し、受信し、選択的にプリントする無線システムに
関する。一層詳しくは、本発明は、このようなメッセー
ジを普通のページャ・ネットワークを通じてプリンタ装
置のネットワークに選択的に同報送信し、このプリンタ
装置・ネットワークで、これらのメッセージを読み出し
可能な永久フォーマット、たとえば、プリントされたコ
ピーに変換するようになっている方法、装置を包含する
システムに関する。ビット・ストリング手段を用いて、
プリントを意図したメッセージのみ、すなわち、プリン
タ装置のビット・ストリングにマッチングするビット・
ストリングを有するメッセージのみを選択的にプリンタ
装置に処理させることができる。意図した情報パケット
のみを受信し、選択的に処理してプリントするようにな
っている1つのプリンタ装置がこのようなシステム内に
含まれていてもよい。その最も広義の形態において、主
題の装置は、本質において、実質的に任意タイプの情報
パケットのための汎用デリバリ・システムを創作する。
このような情報パケットは、現在、米国郵政公社または
フェデラル・エクスプレスのようなオーバーナイト・デ
リバリ・サービスなどの普通の手段を用いて配送され
る。このようなシステムのための特に独特な用途の1つ
は、小売店アウトレットで消費者が請求し得るプリント
・フォーマットの請求可能な消費者クーポンを同報送信
し、生成することであるが、本発明のシステムが実質的
に任意タイプのプリント・メッセージを生成することに
も適用可能であることは了解されたい。
【0002】別の実施例において、高い能力および工業
等級性能特性を有するクーポンダイレクト(Coupo
nDirect)・ユニットの強化バージョンを小売り
環境で設け、ユーザがウェブ・サイトと対話して関心の
あるオファーを選ぶことができる。ウェブ・サイト・サ
ーバーからPCへの応答は、単にクーポン・オーダー確
認番号、おそらくは実際のプリント済みのクーポンその
ものよりもむしろ選ばれたクーポンのシット(sit)
である。次に、これらの番号は、実際のクーポンを発行
するオンライン中に消費者の選んだ小売店位置でインス
トア・バリデータにキー入力される。このようなプロセ
スは、高プリント品質およびインストア確認の追加セキ
ュリティ特徴を備えたクーポンダイレクト・システムを
維持し、消費者が、家庭、オフィスあるいはインターネ
ット・アクセスが可能な場所においてくつろいだ状態で
かつプライバシイを保ちながら最も価値のあるオファー
を選ぶことができる。
【0003】オプションとして、クーポンを完全に電子
的な方法でチェックアウト・レジスタに直接配送し、消
費者が「メモリ・ジョガー」を与えられ、チェックアウ
トの際にクーポンを請求することを思い出させるように
してもよい。このような方法は、請求可能なスクリプト
を決して発行しないので、非常に安全な電子精算方法を
提供する。
【0004】クーポンのプリントされたハードコピーが
必要なときには、システムは、Robert T.Ku
lakowski,Robert Marshallお
よびGeorge J.Rogersの名前で1998
年6月11日に出願された、「Printer App
liance for Use in a Wirel
ess System for Broadcasti
ngPackets of Information」
という名称の、審査継続中の親出願、シリアル番号第0
9/095820号により詳しく記載されているタイプ
の専用セキュア・プリンタまたはプリンタ装置を使用す
ることも考えられる。この親出願の開示内容は、参考資
料として本明細書に援用する。
【0005】予想されるかも知れないように、異なった
出力タイプおよびメディアが使用操作法を根本的に変え
る可能性があり、潜在的に、新規で進歩性のある特徴を
配布システム全体に加える可能性がある。この親出願の
明細書は、スマートカード・リーダ/ライタの統合、進
歩性のあるソフトウェア・ルーチンの追加およびインタ
ーネット・チャネルへのリンケージがいかにしてシステ
ム全体の性能に意味のある融通性を加えることができる
かを説明している。
【0006】スマート・カードは、クレジットカードで
使用されるようなよく知らた磁気ストライプ記憶装置の
無理のない拡張である。しかしながら、スマート・カー
ドは、処理能力および高密度保存能力を備えたオンボー
ド・チップを有する。普通のクレジットカードは約10
0の静的なキャラクタを保有するが、最も単純なスマー
ト・カードが1000のキャラクタを収容するのは容易
である。さらに、スマート・カードはダイナミック読み
書きモードで機能して、リアル・タイムの取引処理をカ
ードに対して、あるいは、カードから正しく実行するこ
とができる。
【0007】おそらくは、米国におけるスマート・カー
ドの最も普通の使用法は、消費者がテレフォン・サービ
スの買い物に使用することができる初回の支払い額、た
とえば50ドルを前払いするGTEスマート・フォーン
・カード製品である。最初の50ドル・クレジットはス
マート・カード上に埋め込まれている。OGTEは選ば
れた電話ボックスでスマート・カード読み取り装置を加
え、呼び出しがされると、カードが自動的に時間課金を
計算して、残高を調節する。
【0008】Motorola、Phillipsおよ
びHewlett Packardのようなメジャーの
製造業者は、通常の製品基準に基づいてスマート・カー
ド・チップ構成要素を生産している。技術の進歩につれ
て新しい改良バージョンが絶えずリリースされている。
Acorn、GemconおよびSchlumberg
erは、チップをマイクロエレクトロニクス組立体に組
み込んで、それらをプラスチック基板へ移し、完成した
ユニットが普通のクレジットカードと同様の外観を有す
るようにした最初の機器製造会社である。
【0009】米国におけるスマート・カードの使用はか
なり他の国より遅れていた。たとえば、オーストラリア
においては、Astralが進歩したテレホンカード・
システムを有し、自動販売機で使用するためカード・シ
ステムでコカ・コーラを供給している。ヨーロッパに
は、スマートIDタグのブリティッシュ・アームド・サ
ービスによる使用からBlaupunkt(ドイツの自
動ステレオ供給元)までに及び、多くの活発な用途があ
り、ここでは、個人的なラジオ放送局選択を維持するの
にカードを使用している。究極的な解決策は、年少者が
車を借りた後にそのカー・ステレオを再調整することで
ある。
【0010】Shepherd & Wedderbu
rnからの最近の記事によれば、スマート・カード技術
強化は現実の電子財布を実現する方法を目的としてい
る。普通の財布は、しばしば、小切手帳、クレジットカ
ード、コインおよび紙幣を含む。米国においては、ま
た、しばしば、製造業者割引クーポンが含まれており、
年間、ほぼ5,000,000,000ドルが償還され
ている。明らかなように、電子的な割引クーポンはこの
仮想財布に容易に適合することができる。
【0011】
【従来技術の説明】たとえば、消費者クーポンの送信を
含む個々の家庭へのプリント情報のパケットの発送は周
知である。個々人は、たとえば、メール、オーバーナイ
ト・デリバリ・サービス、ハウス・ツー・ハウス・ドア
・ハンガー・クルー、プライベート・ランナー・サービ
ス、プリント・メディアなどを含む種々の異なっソース
からこのようなプリントされたメッセージを受け取るの
に慣らされている。このようなプリントされたメッセー
ジを多数の個々の家庭に発送、配送する普通の方法は、
プリントされたコピーを手で取り扱い、届ける必要性に
よって厳しい制約を受ける。これらの送信手段が毎日を
基準として大量のメッセージを取り扱うことができる
が、手作業でこれらのメッセージを届ける必要があるた
めにコスト、配送時間の両方でシステムに一定の制約を
負わせる。
【0012】メッセージを運んで届ける遠距離通信シス
テムは過去10年にわたって急速に改良されてきた。た
とえば、ファクシミリ・システムは、プリントされたメ
ッセージの配布その他の通信のための普通の方法となっ
ている。このようなファクシミリ・システムの速度およ
びコストは、上記の普通の方法と比較して非常に有利で
ある。しかしながら、ファクシミリ送信は届く範囲で厳
しく制限される。そして、一般的には、話すことは大量
の同報メッセージ送信には不適当である。このような送
信法のアピールおよびユーティリティも、電話回線接続
の必要性および費用の点でいくぶん制限される。
【0013】最近になって、インターネットがプリント
されたメッセージを届けるのに非常に有力になってき
た。しかしながら、他のすべてのデリバリ・システム形
態と同様に、届く範囲、回線接続、コンピュータ、操作
ソフトウェア、補助システムの必要性で制限がある。さ
らに、メッセージ受取人は或る程度のコンピュータ使用
能力を持たなければならず、最も重要なことには、ユー
ザは、プリントされたメッセージを受信しようとしてい
る場合には、活動的な役目を引き受けなければならな
い。
【0014】長い間、製造業者は、新規なクーポン配布
方法を熱心に探してきた。そのような斬新な方法の1つ
が、小売店体制においてチェックアウト・レーンでプリ
ントされたクーポンを発行するCatalina Ma
rketingによって開発された。この配布方法は、
クーポンを次の買い物で使用するという事実にもかかわ
らず、現在広く受け入れられている。この場合、ターゲ
ッティングは非常に精密である。それは、消費者にとっ
て最も魅惑的なオファーが消費者選択に基づいているか
らである。カテゴリ除外があり、売り場(POS)端末
でのオファー数に制限があるので、配布量はFSIの配
布量よりもかなり小さい。しかしながら、この数が少な
いということは、かなり高い償却率で相殺される。これ
は、広範囲に配布されるよりもむしろクーポンが特別に
要求されるからである。Catalina Marke
tingシステムは、全国でほぼ12,000店舗のチ
ェックアウト・レーンに据え付けたクーポン・プリンタ
を使用する。
【0015】クーポンの配布のためにインターネットを
使用することは近年かなりの注目を浴びているが、この
システムは厳しい不正に対する懸念で大きなハンディキ
ャップを負っている。クーポンの違法コピーは絶えない
が、伝統的なクーポン送信手段では比較的制御可能な現
象であった。容易にわかるように、インターネット、デ
ィスケットまたはCD−ROMを介して配布させられる
クーポン画像は単純なソフトウェア宣伝パッケージにイ
ンポートされ得る。ここでは、価格、オファー期限、失
効日などの変更を随時に実質的に行うことができる。さ
らに重要なことには、生成することのできるコピーの数
に制限がない。普通のコンピュータ・プリンタを使用し
て標準の用紙にプリントされた白黒クーポンが許容でき
ると思われる場合には、進取の気性に富んだ個人なら
ば、容易に工夫して、随時に事実上不正なインターネッ
ト・クーポンを再生することができる。
【0016】しかしながら、これら固有の限界にもかか
わらず、インターネット配布は、その通信速度、低コス
ト、視聴者の目標を精密にすることができる能力、消費
者のオファー選択が容易であることのために、普及し続
けている。しかしながら、この配布法の採用は、安全な
プリント済みオファーを提供し、走査性のためのバーコ
ード・プリント品質の制御する能力が無いことによって
遅れている。
【0017】ウェブ・バックス(Web Bucks)
と呼ばれるシステムを使用して、バリュー・ページ(V
alue Page)と呼ばれるインターネット・サイ
トからより安全なインターネット配布を展開することに
おいて、スーパーマーケット・オンラインはいくぶん成
功していた。このシステムは、Catalinaインス
トア・プログラムおよびそのインレーン・プリンタに基
づいている。インターネット・オファーの正しい使用は
これらのCatalinaシステムによってモニタさ
れ、消費者がそのオファーについて完全に容認されたな
らば、割引証書(ウェブ・バックス)が与えられる。こ
れは次の買い物で任意の購入物に対して償還され得る。
ウェブ・バックスの実際の償却はCatalina制御
システムによって精密にモニタされる。このプログラム
は揺藍期にあるが、この方法が確実に受け入れられつつ
あるように思える。
【0018】Catalinaシステムは食料雑貨、ド
ラッグ・ストア・チェーンにすえ付けられ、ウェブ・バ
ックスのみがその高価なベース・インストレーション上
に乗っているアプリケーションとして作動するだけであ
る。インターネット・クーポンは実質的にすべての購入
されたアイテムに適用でき、安全でしかもかなり多目的
のシステムの必要性がある。このようなシステムは、H
ome Depot、Office Max、Good
ycar、Auto Zone、Wendy’s、Pi
zza Hut、Black Angus、Circu
it Cityその他に適用可能であり、ウェブ・バッ
クス操作に不可欠な洗練されたプラットフォームおよび
「チェックアウト・レーンにおいて、」インストレーシ
ョンを必要としないであろう。
【0019】償還可能なクーポンに関して、このような
製品の最も普通の配布形態はプリント・メディアを介し
たものであり、すなわち、それ自体独立している挿入物
としてあるいは新聞または雑誌におけるプリント広告物
の一部としてのものである。それに加えて、多くのクー
ポンはダイレクトメールによって配布される。この配布
方法は遅くて、非常に高価であるけれども、選定したメ
ーリングリストを使用して特別な受取人グループに目標
を定めることができる。この接触方法は、通信販売マー
ケタ、電話会社、雑誌パブリッシャおよび保険または投
資情報サービス・プロバイダによって広く使用されてい
る。
【0020】製造業者割引クーポンの大部分がプリント
され、普通の宅配便方法において配布されているが、い
くつかは、現在、比較的高度な通信・コンピュータ技術
を用いて自動的にインストア提供されている。たとえ
ば、このような用途の1つにおいて、クーポンは、次の
買い物で使用できるように消費者にチェックアウトで渡
される。特定のクーポンは、現在の購入物の分析、解釈
を通じて、顧客の特別な製品優先度に目標が合わされ
る。このシステムは、巨大な通信ネットワーク、広範囲
のコンピュータ処理されるデータベースおよび専用のイ
ンストア・コンピュータで支援される。この種の販売プ
ロモーションの基本的な目的は、反復来店を助長し、新
しい購入物決定に影響を与えることにある。
【0021】別の半自動化インストア・クーポン配送シ
ステム用途においては、個別的な電気機械式ディスペン
サが製品に隣接した棚に直接取り付けてある。それ故、
消費者はクーポンを引き抜き、チェックアウトで即座に
購入物についての割引を得ることができる。このような
システムは、消費者がストア内の通路を移動するにつれ
て「衝動」買いを行うことをより多く促すことにある。
【0022】第3クラスの自動化インストア・クーポン
配布システムはキオスクまたはブース・ディスペンサで
ある。これらのブースは、一般に、ストア入口に据え付
けてあり、露出度を高め、集中した取引量を得る。消費
者はキーボード、タッチ・スクリーンを介して、あるい
は磁気ストリップ・カードを掃引することによって、シ
ステムを活性化する。次に、システムが現在利用できる
プロモーションの画像を表示し、買い物客は関心のある
クーポンを選ぶことができる。このようなシステムに伴
う問題点として、初期投資コストが高いこと、複雑で高
度な保守技術を必要とすること、使用しにくいこと、ユ
ーザ側での選択時間が長いことがある。
【0023】前記理由のために、これらメッセージ・デ
リバリ形態は、いずれも、特にこのようなメッセージの
迅速かつ安価な配布を提供するものではない。
【0024】
【発明の概要】前述の背景に対して、本発明の主目的
は、指定の受取人にプリントされた情報パケットを届け
るシステムを提供することにある。
【0025】本発明の別の目的は、処理され、プリント
されるべきパケットのみを識別するビット・ストリング
方法を使用するこのようなシステムを提供することにあ
る。
【0026】本発明のまた別の目的は、指定の受取人に
プリントされた情報パケットを届けるこのようなシステ
ムと一緒に使用するためプリンタ装置を提供することに
ある。
【0027】本発明のさらに別の目的は、手動デリバリ
・システムと比較して、このようなパケットを少ないコ
ストで届けることでことができるこのようなシステムを
提供することにある。
【0028】本発明のさらにまた別の目的は、このよう
なパケットのデリバリ時間を制御することができ、さら
に、パケット順序付け・発送能力に融通がきくこのよう
なシステムを提供することにある。
【0029】本発明のまた別の目的は、広範囲で迅速な
視聴者送達範囲を有し、所定の広範囲にわたる受取人グ
ループに実質的に同時にパケットを届けることができる
このようなシステムを提供することにある。
【0030】本発明のまたさらに別の目的は、受取人が
プリンタ装置を使用して情報パケットのプリントされた
コピーを自動的に受信することができるこのようなシス
テムを提供することにある。
【0031】本発明のまた別の目的は、発送された情報
のパケットを不正にあるいは権限なしにコピーされるの
を防ぐと共に、個々のプリンタ装置のため遠隔無力化能
力を提供する手段を包含するこのようなシステムを提供
することにある。
【0032】本発明のさらに目的は、特定のプリンタ装
置にパケットを追従させることのできるこのようなシス
テムを提供することにある。
【0033】本発明のまたさらに別の目的は、メンテナ
ンスおよび管理が最小限でよい一連のプリンタ装置を包
含するこのようなシステムを提供することにある。
【0034】本発明のまたまた別の目的は、同報送信さ
れたすべての情報パケットを受信するが、そこに発送し
ようとされたパケットのみを選択的に処理し、プリント
するようになっているプリンタ装置を有するこのような
システムを提供することにある。
【0035】本発明のまたさらに目的は、パケットを追
従させるプリンタ装置を有するこのようなシステムを提
供することにある。
【0036】本発明のさらにまた別の目的は、このよう
なシステムの目的および利点を遂行する方法、装置を提
供することにある。
【0037】本発明のさらに別の目的は、限定するつも
りはないが、棚上、チェックアウトにおけるエンドキャ
ップ(通路の端)上、独立しているキオスクあるいはデ
ィスプレイ上などの小売店環境の視認性が高く、売上高
の大きい領域に直接的にプリントされた情報パケットを
発送するこのようなシステムを提供することにある。
【0038】本発明の別の目的は、手動デリバリ・シス
テムと比較してこのようなパケットを低コストで届ける
ことができるこのようなシステムを提供することにあ
る。
【0039】本発明のまた別の目的は、このようなパケ
ットのデリバリ時間を制御することができ、さらに、パ
ケット順序付け・発送能力に融通がきくこのようなシス
テムを提供することにある。
【0040】本発明のまたさらに別の目的は、広範囲で
迅速な視聴者到達範囲を有し、小売り環境内部を含めて
所定の多種多様な受取人グループに実質的に同時に情報
パケットを発送することができるこのようなシステムを
提供することにある。
【0041】本発明のまたまたさらに別の目的は、プリ
ンタ装置を使用して、受取人が情報パケットのプリント
されたコピーを自動的に受信することができるこのよう
なシステムを提供することにある。
【0042】本発明のまた別の目的は、将来のプリント
のために届けられている情報パケットを記憶する手段を
包含するこのようなシステムを提供することにある。
【0043】本発明の別の目的は、プリントされた情報
パケットが取り出されたかどうかを検出し、プリントさ
れたパケットが取り出されてしまっている場合にはパケ
ットの新しいコピーをプリントする手段を包含するこの
ようなシステムを提供することにある。
【0044】本発明のまたさらに別の目的は、或る特定
のプリンタ装置、ストア、またはストア・チェーン/カ
ンパニーにパケットを追従させ得るこのようなシステム
を提供することにある。
【0045】本発明のまたまた別の目的は、メンテナン
スおよび管理が最小限でよい一連のプリンタ装置を包含
するこのようなシステムを提供することにある。
【0046】本発明のさらに別の目的は、ストアに入店
した時点あるいはストアを通じての全買い物期間にまた
はこの両方の期間での購入物の決定に影響を与えるこの
ようなシステムを提供することにある。
【0047】本発明のまた別の目的は、棚のところある
いはチェックアウトでの任意のリンクしたクーポン配布
においてのクーポン・オファーを補強するこのようなシ
ステムを提供することにある。
【0048】本発明のまた別の目的は、付加的な視覚メ
ッセージがプリントされた情報に注意を向けさせるこの
ようなシステムを提供することにある。
【0049】本発明のさらに別の目的は、プリントされ
た情報に対する注意を向けさせるオーディオ補助オーデ
ィオメッセージを供給するシステムを提供することにあ
る。
【0050】本発明のさらにまた別の目的は、補助シス
テムの起動が本システム付近に人間が存在することによ
ってトリガあるいは開始される運動検知システムを提供
することにある。
【0051】本発明のさらにまた別の目的は、高度に制
御されるプリント環境から走査できるインターネット・
セキュアを通じて償還可能なクーポンを含む情報のパケ
ットを生成し、このようなクーポンを選んだ個人に配布
するシステムを提供することにある。
【0052】本発明の別の目的は、利用できるクーポン
のリストをインターネット・ウェブ・サイト上に表示
し、消費者のオプションでプリントすることができる
(消費者はクーポンそのものをプリントすることはでき
ない)システムを提供することにある。
【0053】本発明のさらに別の目的は、選定されたク
ーポンまたはクーポン・データベース全体を、ページャ
またはセルラーあるいはこれら両方もしくは受信機兼プ
リンタと対話式に作用する任意の無線通信ネットワーク
を通じて消費者に送信することができるこのようなシス
テムを提供することにある。
【0054】本発明のさらに別の目的は、選ばれたクー
ポンを、消費者のコンピュータを通じて消費者に送信
し、消費者がその家庭に指定されたプリンタを持ってい
る場合にのみ決定的な不正防止特徴を使用してプリント
することができるこのようなシステムを提供することに
ある。
【0055】本発明のまださらに別の目的は、消費者が
クーポンを生成するためのインストア・オーダー・バリ
データと共に使用できる確認コードを受信するこのよう
なシステムを提供することにある。
【0056】本発明のさらに別の目的は、家庭にプリン
タを所持する必要性を排除し、消費者のダウンロード、
プリント・サイクル時間を避けることによってクーポン
選択プロセスを早め、クーポン選択能力を精巧度の低い
コンピュータ・システムに開放するこのようなシステム
を提供することにある。
【0057】本発明のまたさらに別の目的は、ページャ
またはセルラーあるいはこれら両方または任意の無線通
信ネットワークによって確認コード、選定クーポンまた
はクーポン・データベース全体をオーダー・バリデータ
に直接送信することができるこのようなシステムを提供
することにある。
【0058】本発明のまた別の目的は、オーダー確認コ
ードを消費者のコンピュータに直接送信することができ
るこのようなシステムを提供することにある。
【0059】本発明の別の目的は、電子メディア内の償
還可能なクーポンまたは他の情報パケットを配布するた
めのシステムを提供することにある。
【0060】本発明の別の目的は、スマート・カード上
のこのようなクーポンまたは情報パケットを配布するこ
とにある。
【0061】本発明の別の目的は、プリントされたクー
ポンをクリップ止めし、保管し、再アクセスするという
面倒な作業から消費者を解放するこのようなシステムを
提供することにある。
【0062】本発明のさらに別の目的は、厄介な紙クー
ポン・ファイリング・システムを維持する必要性から消
費者を解放するこのようなシステムを提供することにあ
る。
【0063】本発明のさらに別の目的は、このようなク
ーポンまたは他の情報パケットの償却を容易にするこの
ようなシステムを提供することにある。
【0064】本発明のさらに別の目的は、このようなク
ーポンを償還する個人がキャッシュ用引き出しに紙クー
ポンを格納する必要のないこのようなシステムを提供す
ることにある。
【0065】本発明の別の目的は、このようなクーポン
の交換精算を容易にするこのようなシステムを提供する
ことにある。
【0066】本発明のさらに別の目的は、クーポンの整
理を電子的に行い、したがって、大量の紙の輸送、取り
扱いの費用を回避することのできるこのようなシステム
を提供することにある。
【0067】本発明の別の目的は、スマート・カードを
Retailer LoyaltyPrograms組
み込むことができ、したがって、既存のカード・システ
ムと交替させ、訪問毎にもっとかなり重要な情報を提供
することができるこのようなシステムを提供することに
ある。
【0068】本発明のまださらに別の目的は、スマート
・カードがこのようなクーポンを償還する個人の追従情
報(たとえば、PIN番号、使用情報、家庭情報など)
を包含するこのようなシステムを提供することにある。
【0069】本発明の別の目的は、不正制御方法を包含
するこのようなシステムを提供することにある。
【0070】本発明のさらに別の目的は、自立挿入物、
新聞またはダイレクトメールのような普通の流通経路と
比べたときに比較的安価であるこのようなシステムを提
供することにある。
【0071】本発明のさらに別の目的は、従来使用され
ていたシステムよりも迅速かつ経済的にプロモーション
を届けるのに使用できるこのようなシステムを提供する
ことにある。
【0072】前述の目的および利点を達成するために、
簡単に言えば、本発明は、独特なプリンタ装置のネット
ワークを通して消費者に直接情報のパケットを発送、送
信し、受信させ、プリントさせる新しいシステムを包含
する。このような情報としては、メッセージ、償還可能
なクーポン、広告、警告、予約メモ、チケットなどがあ
る。技術が本質的に電子的な性質であるため、このシス
テムは、このようなパケットを物理的に取り扱ったり、
発送したりする必要性が無く、デリバリ・コスト、時間
に関する効率をかなり向上させる。本発明のシステムは
大量メッセージ・デリバリに最適である同報通信モード
で作動できるので、ファクシミリおよびインターネット
・システムの厳しい到達範囲限界が排除される。革新的
な通信フィルタを備える場合、このシステムは、ただ1
つのプリンタ装置、すべてのプリンタ装置あるいは選定
したプリンタ装置・グループへのデリバリを制限できる
ことができる。
【0073】本発明のシステムは、新しい電話回線接続
の据え付けを必要とせず、送信された情報パケットのプ
リントされたコピーを実際に受信して得る際に受取人の
側でなんら技術の読み書きを実質的に必要とせず、ある
いは、なんら活発な参加も実質的に必要としない。新規
なプリンタ装置を使用することによって、パケットは家
庭、オフィス、ストアまたは自動車、もしくは実質的に
電力が得られる任意の場所に発送することができる。
【0074】本システムは、最小限の受取人数で市場に
おいて精密な目標に安価に到達することができる能力に
よって特徴づけられる。不可欠な送信方法論は、たとえ
ば、PagenetまたはSkytelにより操作され
る確立した全国規模のページャ・ネットワーク(アメリ
カ合衆国内の90%を超える到達することができる)を
介するものである。大多数の残りの視聴者は、ローカル
・ページャ・ネットワークのオペレータに中継を設ける
ことによって到達することができる。それに加えて、本
システムは、普通の移動電話技術、たとえば、Spri
nt、MCIなど、ならびに専用の衛星通信システム
で、あるいは、ケーブル・タップからのRF送信機か
ら、衛星アンテナ・タップ、遠隔制御その他のソースか
ら作動することができる。将来のバージョンとしては、
任意の現在のあるいは将来の無線同報送信、マルチ同報
送信あるいは有線同報送信も使用できる。
【0075】視聴者が同報送信システムによって仮想並
列モードでアクセスするので、必要な送信チャネルの数
は最小である。それに加えて、アクセス/デリバリ・コ
ストは非常に低い。すなわち、視聴者のサイズに依存し
て、1つの代表的なパケットあたり1セントの100分
の1である。
【0076】本システムは同報送信方法を使用するけれ
ども、ブロッキング・フィルタを組み込んだ場合には、
本システムは個人の装置、あるいはすべてもしくはほと
んどすべてのプリンタ装置ならびにほぼ中間に存在する
ものに特別なパケットを届けることができる。
【0077】本システムの1つの構成要素は、高性能で
アップグレード可能なサブスクライバ・データベース、
たとえば、OracleまたはInformixによっ
て提供される、詳細な文献索引、人口統計その他の独特
なサブスクライバ情報を含む中継ショナル・データベー
スである。このような情報は、たとえば、装置購入物登
録、供給元購入物、保証活動、サブスクライバ調査およ
び応答情報その他のソースから得ることができる。この
データは、さらに、メーリングリスト・ベンダー、カタ
ログ・マーケタ、雑誌パブリッシャのような広範囲の外
部ソースから、たとえば、人口統計、経済性、ライフス
タイル、家族構成、関心事などの情報を補足できる。ブ
ロッキング・フィルタの選択性と組み合わせたこのデー
タベースの融通性により、定義可能な受取人プロファイ
ルに基づいて非常に精密なメッセージ目標選定を行うこ
とができる。
【0078】提案されたシステムの強い利点は、このよ
うなメッセージの提案された受取人により使用されるメ
インテナンス・フリーのプリンタ装置の組み込みであ
る。このような装置を備えた場合、受取人はメッセージ
送信プロセスで活動的な役目を引き受けなくてもよい。
最初のセットアップ、それに続く操作が単純で率直なの
で、最小限の技術またはコンピュータ使用能力さえ必要
ない。装置にパワーが入っており、用紙がある限り、プ
リント・メッセージは自動的に受信される。大部分のメ
ッセージは夜間に届けられ、この時刻ではページャ・ネ
ットワークの混雑度が非常に少ないという利点を得るこ
とができることが想像される。したがって、最小限のメ
ンテナンスおよび管理を必要とするプリンタ装置の組み
込みが極めて重要である。
【0079】本発明のシステムがプロモーションおよび
広告の分野において、特に償還可能なクーポンの梱包済
み商品製造業者による配布およびデリバリにおいて特別
な適応性を有することが考えられる。大多数のクーポン
は、現在、新聞挿入物としてまたは新聞または雑誌にお
けるプリント広告の一部としていて配布されている。し
かしながら、本装置は、ほとんど任意の情報またはグラ
フィックスのパケットを送信、受信、プリントすること
ができる。
【0080】本発明の情報デリバリ・システムのための
別の可能のある用途としては、個人に対する警告、たと
えば、荒れる天気についての警告、予期されるドライビ
ング状態、道路構築活動、芝生給水規則、木材燃焼制
限、空港閉鎖などを与えることがある。
【0081】このデリバリ・システムは、また、個人に
対する予約メモ、たとえば、医療および歯科の予約、車
サービス作業プロンプト、クリーナからのピックアッ
プ、特別な事故メモ、配管工からの差し迫った訪問、電
気技術者、ペスト管理専門家、メイド・サービスなどを
提供するために使用できる。
【0082】送り状および計算書も本発明のデリバリ・
システムを使用して届けられることができる。たとえ
ば、ユーティリティ、テレビショッPINグ・セール
ス、事故チケット、旅行チケット、アトラクション・チ
ケット、ローン返済、保険、抵当その他を含むあらゆる
タイプの請求書を、時間、労力、郵便代、封筒代、創作
準備を大きく削減しながら直接届けることができる。
【0083】それに加えて、本システムはEメール・メ
ッセージを広め、プリントするのに使用できる。
【0084】本発明の情報デリバリ・システムのまた別
の用途としては、飛行機チケット、ホテル予約、レンタ
カー予約などの確認を行うことである。これは、従来
は、メールその他の普通のデリバリ・システムによって
配布させられていたものである。全デリバリ費用におけ
る同様の節減も本システムを用いて達成できる。
【0085】配布できる他のメッセージとしては、たと
えば、フォーム、払い戻し、調査、その日のジョーク、
処方箋、星占い、宝くじ、ギャンブル・レシートその他
の個人的メッセージがある。
【0086】インターネット・ユーザの爆発的な増加お
よび広がりつつあるアプリケーションに伴って、精密目
標達成能力および比較的低いコンタクト・コストのため
に、インターネットは新しいクーポン配布送信手段とし
てまじめに考えられつつある。しかしながら、ユーザが
本明細書に記載したようにクーポンダイレクトPMAま
たはRPDのインホーム・バージョンを持っていない限
り、インターネット・デリバリ・プロセスのプリント・
ステージでの制御をまったく持たないという厳しい障害
がある。クーポンダイレクトPMAまたはRPDが無線
送信を受信するか、シリアル・ポートを経てPCに取り
付けて使用されるのである。クーポンは、白黒である可
能性があり、制御されたセキュリティ手段を持たず、コ
ピーが容易であり、インストア・事後償還走査能力の品
質に疑問がある。さらに、クーポン画像は、オファー期
間、オファー状態および特に価格を容易に変え得る編集
システムにインポートすることができるのである。
【0087】本発明は、インターネット・クーポンに強
力な不正防止手段を組み込む機会を提供するクーポンダ
イレクト技術から展開した2つの関連システムからな
る。第1実施例の方法は、PCユーザに対する通常のイ
ンターネット・コンタクトに基づいているが、実際のク
ーポンのデリバリは通常のクーポンダイレクト・プロセ
スを通じてなされる。明らかに、クーポンダイレクト・
プリンタ装置にアクセスした人々だけが参加できる。多
くのセキュリティ機構は、装置で使用するために設計さ
れた制御された用紙ストックに組み込まれる。
【0088】第2の関連した方法は、たとえば、モー
ル、ガソリンスタンド、銀行などのどこかのコミュニテ
ィを通じて設置されたオーダー・バリデータを使用する
が、消費者の便利さを優先するためには、最良の位置は
小売店にまたは小売店内であることは明らかである。オ
ーダー・バリデータは本質的に強化したクーポンダイレ
クト・ユニットであり、高い能力、工業等級、性能を有
する。集中化したクーポンダイレクトPMAまたはプリ
ンタ装置またはレシーバ・プリンタ・ディスペンサ(R
PD)はすべてのストア訪問客にアクセスすることがで
きる。ここで、消費者はウェブ・サイトにコンタクトし
(またはその逆)、関心のあるオファーを選択する。ウ
ェブ・サイトからの応答は単に単にクーポン確認番号で
あり、プリントされたクーポンではない。次に、消費者
はこれらの番号をインストア・バリデータにキー入力し
て真の価格のクーポンを獲得し、プリントすることにな
る。現在の買い物(スーパーマーケット・オンライン/
ウェブバック・システムで要求されるように次の買い物
についてではない)についてインターネットからのクー
ポンを利用できることに加えて、このプロセスはクーポ
ンダイレクトに固有の不正防止手段を保持し、追加のセ
キュリティがインストア確認要求によって与えられる。
オプションとして、クーポンが電子的であり、消費者が
消費者の確認されたクーポンに対してレジスタで割引を
利用できることを示すメモリ・ジョガー(たとえば、選
ばれたオファーを含んでいる購入品目リスト)を与えら
れてもよい。この方法は、償還可能なスクリプトが決し
て発行されないので、非常に安全な電子交換精算プロセ
スを容易にすることになる。
【0089】また、インストア・バリデータを、たとえ
ば、現金自動支払い機(”ATM”)、コイン計数/梱
包機あるいはまたは任意他の電子インストア装置を含む
他の通信手段とリンク接続することも可能である。
【0090】家庭のプリンタがもはや不可欠なので、潜
在的なユーザ・ベースをこの概念に従って大きく拡張す
ることができる。オーダー確認番号は、後にインストア
機器にエントリするためにクーポン選択情報が最初にア
クセスされるどこでも(すなわち家庭、オフィスその他
で)簡単に手書きすることができる。したがって、プリ
ンタ・アクセスを容易に利用できないラップトップ・ユ
ーザ、手持ち式コンピュータ、オフィスPCも今やアク
セス可能なクーポン選択チャネルとなる。
【0091】受信機のネットワークを選定位置に設け、
受信機の各々が送信された情報パケットを選択的に受信
し、処理し、記憶し、この情報パケットをプログラム可
能なメディアにダウンロードするようにすることができ
る。1つの実施例において、プログラム可能なメディア
は電子スマート・カードからなる。このシステムは、ま
た、すべての情報パケットのプリントされたリストまた
は電子リストを生成すると共にここの情報パケットをプ
リントすることもできる。
【0092】本発明の前述および他の目的、利点は、添
付図面と関連した本発明の好ましい実施例についての詳
細な説明からより明らかとなろう。そこにおいて、:
【0093】
【好ましい実施例の説明】図面を参照して、図1は、8
つの主要な構成要素、すなわち、(1)サブスクライバ
・ディレクトリ10、(2)システム・コントロール・
センター20、(3)メッセージ・バンク30、(4)
データベース・マネージャ40、(5)送信シーケンス
・コンパイラ50、(6)モデム60バンク、(7)送
信機ネットワーク70および(8)プリンタ装置80の
ネットワークを包含する本発明の情報デリバリ・システ
ムを説明するフローチャートである。ここで、サブスク
ライバ・ディレクトリ10、システム・コントロール・
センター20、メッセージ・バンク30、データベース
・マネージャ40および送信シーケンス50コンパイラ
が1つあるいは複数の個別の相互接続されたあるいはネ
ットワーク化されたコンピュータ・システムで維持され
得るソフトウェア・モジュールであることは了解された
い。このようなコンピュータ・システムはメインフレー
ムに対するマイクロコンピュータであり得る。或る種の
モジュールの或る種のソフトウェア機能は装置の任意の
ものに組み込むことができる。
【0094】サブスクライバ・ディレクトリ10はデー
タベースであって、すべてのシステム・サブスクライ
バ、すなわち、プリンタ装置80を介してメッセージを
受信することになる個人または実在者の記録を維持す
る。サブスクライバ・ディレクトリ10は、普通のデー
タベース・プログラム、たとえば、Oracle、dB
ase、Paradoxのようなデータベースに保持さ
れると好ましい。フラットファイル・データベース・プ
ログラムを使用できるが、上記したような中継ショナル
・データベースが好ましい。
【0095】サブスクライバ・ディレクトリ10はマー
ケットにリリースされたすべてのプリンタ装置80シリ
アル番号を保持している。このような装置のための装置
シリアル番号はシステムを使用してメッセージを送るた
めのメッセージ宛先コードまたはアドレスとして役立つ
ので非常に重要である。データベース・マネージャ40
を介して、シリアル番号は地理的なアドレスおよびサブ
スクライバ・プロファイル・データを包含する詳細な家
庭情報にリンクさせることができる。装置シリアル番号
はすべての配達されたメッセージ上に常にプリントされ
る。メッセージが割引クーポンその他の引換券としても
役立つ場合には、発行ソースの識別が償還の際に行われ
得る。これによって、たとえば、プロモーション・スポ
ンサがイベントをたどり、その顧客データベースに含ま
せるために回答者に関する情報を得ることができる。プ
リンタ装置所有者は、プライバシーの理由のために任意
の用途に対してその個人的な情報のいかなる使用も拒否
するオプションを有することになる。
【0096】サブスクライバ・ディレクトリ10によっ
て保持され得る他のデータとしては、検索索引情報、地
理的情報、人口統計学的情報、家庭情報、ブランド選
択、ホビー、出費習慣、病気その他の個々の特徴があ
る。
【0097】サブスクライバ・ディレクトリを示すサン
プル表が図2に示してあり、たとえば、サブスクライバ
の名前、アドレス、地理的な領域、家族構成、住居タイ
プ、収入、趣味およびブランド使用量に関する情報を包
含する。もちろん、サブスクライバに係わる実質的に任
意の情報タイプを特定の用途に応じて保持してもよいこ
とは了解されたい。したがって、たとえば、サブスクラ
イバ・ディレクトリが予約メモのデリバリと一緒に使用
するようになっている場合には、サブスクライバの患者
番号、予約履歴および保険情報に係わる情報を保持して
もよい。
【0098】サブスクライバ・ディレクトリ10に含ま
れる情報は、通常の電話帳と同様のプリント形態で出力
され、そのメッセージ・リストを編集する際に送り主が
使用することができる。ハードコピー・ディレクトリ
を、たとえば、開業医のオフィスで、来たるべき週の予
約を患者に思い出させるメッセージ・リストの作成する
際に使用してもよい。電力会社のような大規模なユーザ
であれば、ディレクトリに安全に直接アクセスしてもよ
いし、請求書にシリアル番号アドレスを割り当てるため
に磁気テープ、ディスケットまたはROMを備えていて
もよい。
【0099】サブスクライバ・ディレクトリ10は、消
費者情報内容のために高い商業的価値を潜在的に有し、
所望に応じて、公表されたプライバシー政策に対して、
規制法律および適切なユーザへの通知に従って製造業者
に貸与したり、あるいは、ダイレクト・メールまたはテ
レホン・マーケタを共有してもよい。
【0100】サブスクライバ・ディレクトリ10に含ま
れるデータは、好ましい実施例においては、このデータ
をソートし、その後、同報送信の際にプリンタ装置82
における対応する要求にデータを一致させるのを容易に
するビット・ストリング・フォーマットに維持される。
【0101】可能性のあるビット・ストリング・グルー
プ分けのサンプルが図3に含まれており、ここでは、複
数桁の番号が特定のフィールド・データに割り当てられ
ている。たとえば、000と100の間のビットはサブ
スクライバの地理およびジップ・コードに割り当てら
れ、ビット101−130は家庭構成データに割り当て
られ、131−160間のビットは家のタイプに割り当
てられ、161−170は家族収入に割り当てられ、1
71−200および200以上はブランド使用量に割り
当てられるなどが行える。予期されるように、最高10
00のビットをこの点で使用できるが、この数字は必要
に応じて増減することができる。
【0102】システム・コントロール・センター20
は、マイクロコンピュータおよびメイン・フレーム・コ
ンピュータを含む大抵の現在のCPU上で作動すること
ができ、情報デリバリ・システム全体の管理、経営を行
う。それは、コンピュータと、以下の機能を果たすソフ
トウェア・モジュールを含んでいる関連入出力周辺機器
とからなる。
【0103】a.付加的なプリンタ装置、新しいメッセ
ージおよび新しい更新サブスクライバ・プロファイル・
データのシリアル番号のような新しいシステム情報を収
集、許可する機能。
【0104】b.適切な収納場所に新しい情報、たとえ
ば、サブスクライバ・ディレクトリ10に対する新しい
シリアル番号、メッセージ・バンク30に対するメッセ
ージおよびデータベース・マネージャ40に対するプロ
ファイル情報を中継して入力する機能。
【0105】c.サブスクライバ・ディレクトリ10、
メッセージ・バンク30およびデータベース・マネージ
ャ40を編集し、更新し、全体的に維持する機能。
【0106】d.メッセージを郵送、発送し、請求のた
めに送り主ボリュメトリックスをたどる際にデータベー
ス・マネージャ40および送信シーケンス・コンパイラ
50に対するサポートを行う機能。
【0107】上記の機能をサポートする基本的なユーテ
ィリティは、一般に、現代のデータベース製品の管理シ
ステム内に存在する。
【0108】メッセージ・バンク30は、たとえば、O
racle、dBase、Paradoxなどのような
タイプのデータベースにおける表である。メッセージ・
バンク30は、配布が終わるまでメッセージを収集、格
納するための巨大な収納場所として役立つ。それは、好
ましくは、メッセージを電子的に受信させ、記憶メディ
ア、たとえば、ディスク、ROM、掃引カードまたはテ
ープから回収させ、ハードコピーからバーコードあるい
は光学式文字読み取り装置によって光学的に走査させ、
あるいは、最後のリソートとして、キーボードによって
入力させる非常に融通性のあるデータ受け入れ能力を有
すると好ましいであろう。
【0109】メッセージ・バンク30へのエントリの際
に、メッセージは図4に示すタイプの表フォーマットで
記憶される。メッセージ・バンク30は、メッセージが
届けられることになっている日付、デリバリのプライオ
リティ(たとえば、緊急度)、メッセージのタイプ(た
とえば、クーポン、警告、広告その他)、メッセージの
テキストおよびグラフィック、宛先基準(たとえば、
国、特別なサブスクライバ、選ばれたサブスクライバ・
グループその他)、メッセージがその長さのために部分
に分解する必要があるどうかを含んでいる。
【0110】メッセージ・バンクは、日基準で、その日
のうちに届けられるべきメッセージを処理する。図5
は、メッセージのサンプル・バッチを或る特定の日につ
いて処理することができる方法を示す。メッセージは、
最初、それらが届けられることになっている日付で、次
いで、プライオリティによってソートされる。したがっ
て、すべての緊急メッセージ(たとえば、プライオリテ
ィ1)は、段々と緊急度が低くなるメッセージ(たとえ
ば、プライオリティ2−0)の前に発送されることにな
る。或る特定のプライオリティ(たとえば、1)のメッ
セージは、システムが最初に受け取った順序で配送され
ることになる。
【0111】サブスクライバ・テーブルのビット・スト
リング・シーケンスに適合しているビットは、メッセー
ジ・バンク・テーブルにおいて識別される宛先基準を識
別する。たとえば、図6は或るメッセージ・グループを
参照してサブスクライバ・バンク10に関する先に説明
したビット・ストリング処置の適用例を示している。特
に、今まで論議してきたビット・ストリング処置を使用
することによって、1つのグループまたは複数のグルー
プの個々人に迅速かつ特別に目標を合わせることが可能
となることに注目されたい。たとえば、クーポンは、単
に目標を合わせたグループに対する適用可能なビット・
ストリングを識別するだけで或る特別な地理的領域、或
る特殊なタイプの家庭、或る特殊な所得水準に送ること
ができる。
【0112】データベース・マネージャ40は、サブス
クライバ・ディレクトリ10、メッセージ・バンク30
を包む複数のデータベースを取り扱い、メッセージの送
信をスケジュールに載せる必要性により、洗練されたシ
ステムであり、好ましくはOracleまたはInfo
mixジャンルのシステムである。
【0113】送信シーケンス・コンパイラ50は、制御
された効率的な方法でページャ・ネットワーク70に中
継することができるようにメッセージ・バッチを準備さ
せるための信頼性のある専用の構成要素である。送信シ
ーケンス・コンパイラ50に必要な作業としては、種々
のモデムに対して最適なロードを行うために日毎バッチ
をサブバッチにソートし、細分化すること、そして、こ
れらのサブバッチ内で順位を付けてサブバッチ内のメッ
セージがデリバリ要求の緊急度に従って確実に順番付け
られるようにすることである。重要なプライオリティ
は、たとえば、早朝時間帯メッセージを中継・プロセス
で確実に待ち行列に入れられることである。
【0114】図7は、送信準備の整ったメッセージ・グ
ループを組織化するフォーマットのサンプルであり、図
8は、このようなテーブルに含まれる可能性のあるデー
タのいくつかのサンプルを示す。ここで、メッセージが
プライオリティによってソートされ、次いで、メッセー
ジ・シーケンス番号(MSN)によってソートされるこ
とに注目されたい。宛先コード・ストリング(Dest
ination Code String)は、プリン
タ装置が個々のPMA番号、あるいは、ビット・ストリ
ング・コードに基づいてデータを受信することになって
いるかどうかを示している。たとえば、メッセージを或
る特定のPMAによってのみ処理することを意図してい
る場合、目標とされたPMAまたはPMAの識別番号が
示されることになる。このようにして、宛先コード・ス
トリングは「0」となる。ここで、1つあるいは多数の
PMA識別番号を与え得ることに注目されたい。
【0115】しかしながら、メッセージをビット・スト
リング・コードで識別される基準に基づいてサブスクラ
イバの「グループ」によって処理することを意図してい
る場合には、メッセージが「パブリック」か「プライベ
ート」かに応じて、宛先コード・ストリングは「1」ま
たは「2」で示すことになる。パブリックである場合、
すなわち、安全保障のないメッセージであることを意図
している場合には、宛先コード・ストリングは「1」と
なり、ビット・コード・ストリングが与えられることに
なる。こうして、メッセージを或る特定のサブスクライ
バ・グループで処理することを意図している場合には、
このようなグループのビット・ストリングはビット・ス
トリング・コードで識別されることになる。
【0116】本発明のシステムは「プライベート」キー
を含んでいるプリンタ装置で印刷されるべきプライベー
トな安全メッセージを届ける能力を有する。このよう
に、宛先コード・ストリングは「2」を示すことにな
り、P MA番号とプリンタ装置に特有のプライベート
・キー・番号の両方が宛先PMAコードの一部として送
信されることになる。
【0117】送信シーケンス・コンパイラ50は、引き
続く審査追跡のために独特のメッセージ識別番号(MI
N)を各メッセージに割り当てる。MIN番号は、メッ
セージを送信したバッチの番号、たとえば、00001
を表し、それにメッセージ・シーケンス番号と年号が続
く。したがって、1998年に第1のバッチで送信され
たメッセージ・シーケンス番号152001のMINは
「0000115200198」となる。このようなM
INのアサインメントにより、システムはそれに発送さ
れてきた各メッセージの送信を自動的にシステムに追う
ことができる。さらに、このことは、生産効率、ボリュ
メトリックスおよび品質管理手段の追跡を容易にするの
に役立つ。
【0118】モデム60のバンクはページャ・ネットワ
ーク70に対する遠距離通信メッセージのためのプライ
マリ・チャネルである。普通の既製モデム、たとえば、
USロボティックス、ヘイズの提供するモデムあるいは
他の普通のモデムを使用することができる。日常的なモ
デム能力は急速に向上しており、標準転送率は現在少な
くとも56KBである。モデムのバンクは、システム規
模が大きくなるに連れて専用のケーブルテレビ・リンク
と置き換えてもよい。
【0119】シーケンス・コンパイラ50からのメッセ
ージのバッチは、通常のモデム対モデム相互接続によっ
て、メッセージ・バンクによって無線ページャ・ネット
ワーク70に遠隔通信で送られる。このような通信はネ
ットワーク・ヘッドエンドでバッファ処理を受け、通信
量が許す限り同報送信される。これらの通信は、ネット
ワークによってバッファ記憶装置内に維持され、次いで
他のメッセージと共にあるいは他のメッセージ間に混ぜ
合わされてバッチ単位で送信される。これにより、ピー
ク率での送信よりも効率良くかつ便利に、そして、低コ
ストで送信することができる。
【0120】或る種の用途において、専用の通信量モニ
タをすえ付けると共に、モデム60のバンクと無線ペー
ジャ・ネットワーク70との間にメッセージ記憶装置お
よび検索モジュールを設ける必要があるかも知れない。
このユーティリティは、大量の長いプリント・メッセー
ジを通常のページャ送信活動に能率的に統合することを
意図している。
【0121】ページャ・ネットワークの主要なプロバイ
ダとしては、PageNet、SkyTel、Coin
Castその他がある。前記に加えて、たとえば、So
uthern New England Teleph
one CompanyによるPage 2000を含
む地域ページャ・ネットワークのホストがある。
【0122】ここで、もちろん、ページャ・ネットワー
ク・システムが現在公知であるかまたは将来開発される
ほぼ任意形態の無線同報送信システムまたは有線通信シ
ステムを構成し得ることは了解されたい。
【0123】代表的なページャ・ネットワークでは、メ
ッセージはモデム・バンク60によって無線ページャ・
ネットワーク70に送信され、そこにおいて、増幅さ
れ、テレポートに送信され、衛星受信機にアップリンク
される。次いで、メッセージは複数の受信機/再送信機
タワーに再同報送信され、ここで、再び増幅され、プリ
ンタ装置80のネットワークに再送信される。
【0124】プリンタ装置80のネットワークは複数の
個別のプリンタ装置82からなり、各プリンタ装置は識
別目的のために特有のシリアル番号を有する。これらの
プリンタ装置は、感熱式プリンタと組み合わされ、用紙
交換のためにアクセスを容易にする蓋を備えたケース内
に収容された通常のページャ構成要素および回路を包含
する。
【0125】プリンタ装置82の可能性のある解釈が図
10に示してあり、プリンタ装置82の機能のフローチ
ャートが図11に示してある。
【0126】プリンタ装置82は、フェライト・コア・
アンテナ83と、受信機84と、デコーダ85と、フィ
ルタまたはフォーマット・ジェネレータ86と、ランダ
ム・アクセス・メモリ87A、書き込み専用メモリ87
BおよびEPROM87Cを包含するマイクロプロセッ
サ87と、電源88と、プリンタ89(好ましくは感熱
式)とを包含するが、将来価格が低下した場合には、イ
ンクジェットその他のコンピュータ式プリンタを使用す
ることもできる。
【0127】感熱紙をスプールあるいはロールよりもむ
しろ扇子状に折り返して格納するのが好ましいが、或る
種の用途ではスプールまたはロールを利用してもよい。
扇子状に折り返した用紙の使用はユニットのデザイン効
率を向上させる。扇子状に折り返した用紙はロール用紙
よりも高い残量紙保存密度を提供する。それに加えて、
用紙にミシン孔を穿つことによって、メッセージ用紙の
分離が容易になる。また、デリバリの際に、スプール巻
の感熱紙に伴う厳しい問題となる縁曲げを最小限に抑え
ながら折り畳んで平らにすることもできる。本発明の情
報デリバリ・システムを用いて届けるべきメッセージが
固定フォーマット・メッセージであるから、このような
フォーマットが扇子状に折り返した用紙の使用を助け
る。
【0128】好ましい実施例において、プリンタ装置8
2の受信機84は標準のページャ・レシーバPOCSA
Gフォーマット、2400Baudであり、デコーダ8
5は既製のPOCSAGユニットである。使用できる他
のフォーマットとしてはFLEXおよびGOLAYがあ
る。FLEXフォーマットの使用は、メッセージ受領確
認のためのバック・チャネル能力を提供するという観点
からかなりの利点を与え、POCSAGフォーマットよ
りもパワー効率がかなり大きくなる。
【0129】宛先コード適格性マッチング・フィルタ8
6およびベーシック・マイクロプロセッサ87(好まし
くは、8301チップまたは8051チップ)もこの好
ましい実施例に含まれる。1キロバイトのRAM87
Aが、代表的には、少なくとも128バイトのEPRO
M 87 Bと一緒に充分である。書き込み専用メモリ
87Bを組み込むのが、サブスクライバ・ビット・スト
リング適格性フィルタの保存を可能とし、その後、送信
されつつあるメッセージと一致させ得るようにするため
に重要である。それに加えて、普通の消費者装置タイプ
の電源88が好ましい。
【0130】ここで、プリンタがかなりのワット数を引
きつけるので、専用の電源88の必要性があることは了
解されたい。このような電源88は、好ましくは、設
計、操作上の制限ならびに経済性により、スタンドアロ
ン・モジュールとなる。メイン・ユニットは、図10に
示すようにLED電源投入インジケータ90を備え、プ
リント装置が活動モードにあることをユーザが迅速に見
ることができるようにする。
【0131】プリンタ装置82は、大抵の用途にとって
充分である確立済みのPOGSAG技術を利用する。プ
リント装置の将来のバージョンは、性能基準または経済
性における改良がより魅惑的であるか、または、必要と
される場合には、Motorola Flexレシーバ
/デコーダを含んでいてもよい。8051プロセッサ、
RAMおよびEPROMのような他の構成要素の大部分
は低コストで入手できる大量生産装置である。
【0132】プリンタ装置82の構成要素はこのような
装置の最初の好ましい実施例を示している。このプリン
タ装置82は単に基本的タスクを提供することを越えた
固有の処理能力を有する。付加的な構成要素および制御
ソフトウェアを設けると、拡張機能を容易に組み込むこ
とができる。
【0133】プリンタ装置82は、たとえば、R S2
32ポート(図示せず)も包含し、補助システム、たと
えば、電子手帳、ラップトップ・コンピュータまたはデ
スクトップ・コンピュータへの、あるいは、そこからの
メッセージの転送を可能としてもよい。メモタイプのメ
ッセージは、オーガナイザ・エントリのための明白な候
補である。パソコンへの中継により、メッセージにアー
カイブ、再フォーマットなどの処理を行ったり、あるい
は他のプリント・オプションのホストをオファーするこ
とができる。ここで、プリンタ装置をアップグレードし
て、たとえば、米国特許第5,500,681号に記載
されているようなケーブル・テレビ・メッセージ・デリ
バリ・システムとの互換性を持ち得るようにしてもよ
い。この米国特許は、「Apparatus and
Method for Generating Cou
pons in Response to Telev
ised Offers」という名称で1996年3月
19日にCharles P.Jonesに発行された
ものであり、その開示内容を参考資料として本明細書に
援用する。
【0134】同様に、インプット・ポートの組み込みに
よって、プリンタ装置を、たとえば、Eメール・メッセ
ージをプリントするユーティリティ・プリンタとして機
能させ、プリンタ装置82を中央メッセージ・ソースと
してすることができる。
【0135】IRポート(図示せず)の組み込みも特別
な関心のあるものである。というのも、それがインテリ
ジェント遠隔制御器によってアドレス指定され得るから
である。たとえば、ケーブル・テレビを経由してプロモ
ーション・メッセージを送信する方法を記載している米
国特許第5,500,681号を参照されたい。あるい
は、インテリジェント遠隔制御器は、また、クーポン画
像をキャプチャして記憶し、ユーザの都合に応じて、I
Rポートを通してプリンタ装置にリンクさせてクーポン
・メッセージをプリントするようにしてもよい。インテ
リジェント遠隔制御器とプリンタ装置の間の通信をRF
リンクを通じて行ってもよい。
【0136】プリンタ装置82のディスプレイ90(好
ましくはLCD)の組み込みも、また、ユーザ・インタ
フェースを容易にするのに役立つかも知れない。たとえ
ば、緊急メッセージを点滅させ、ユーザがメッセージを
スクロールして検討できるようにし、エラー状態につい
てのプロンプトを提供するようにしてもよい。付加的な
メモリ、ソフトウェアのアップグレードの場合、受取人
にメッセージを視覚的に検討させ、これらのメッセージ
のみを選択的にプリントさせる選択権を与えてもよい。
現在どのEメール・メッセージをプリントするものとし
て選ぶかと同じ方法で選ぶ。
【0137】送信メディアとして、プリンタ装置82に
組み込むか、あるいは、それにオプションで取り付けた
磁気ストライプまたはスマートカード・リーダ/ライタ
(図示せず)を採用することで格納メッセージの携帯性
を可能とし、その後のプリントをユーザの都合で行える
ようにしてもよい。たとえば、割引クーポン・メッセー
ジの場合、プリンタを購入しようとしている小売店側で
利用することも可能である。携帯性の観点とは別に、特
別に権限を与えられたプリンタだけプリントを制限すれ
ば、プロセスにもう1つのセキュリティ層を加えること
ができる。システムの将来の世代において、クーポン・
メッセージを決してプリント形態で存在させないことも
可能である。転送メディア上に格納される割引クーポン
は、ストア・チェックアウト・ステーションあるいはプ
リント装置とカード読み取り/書き込み装置を組み込ん
だインストア・キオスクまたはディスプレイで読み取る
ことができ、適切な購買がなされた場合には節約が可能
である。
【0138】それに加えて、確認手段(図示せず)をプ
リンタ装置82に組み込んでもよい。POCSAG技術
を使用している普通のページング・ネットワーク・シス
テムには、バック・チャネル能力がない。したがって、
同報送信者はメッセージが実際に届けられたといういか
なる確認も受けとらない。受信の可能性を高めるため
に、ことなった時間間隔で反復メッセージ・パケットを
送信し、任意のプリンタ装置からのプリントを一回だけ
おこなう冗長プロセスを使用するのが普通である。
【0139】各メッセージは何分かに2回または3回送
信して受信を確実にしてもよい。PMAは、重複した送
信を識別し、冗長な送信を拒絶することができる。受信
機は、ビルトイン検出能力を有し、反復受信を無視す
る。この方法論は、非常に良く作動しており、膨大な数
のメッセージを受け入れる。受信確認は、メッセージが
意味のある金銭的価値を有するもの、たとえば、航空券
あるいはイベント・チケットである場合に争点となり得
る。
【0140】Skytelは、最近、メッセージ受領を
保証し、バック・チャネル確認能力を組み込んでいるペ
ージング・サービスを導入した。このシステムは、応答
能力を有する新しいFlex構成要素に基づいている。
実際のメッセージ送信に先立って、特定の受信機はネッ
トワークによってポーリングされ、ユニットが活動モー
ドにあるかどうかを決定する。もし「準備完了・可能」
回答が繰り返される場合には、メッセージは繰り返し中
継され、最終的に「AOK」受領確認が戻される。この
現代の技術は、ハイボリューム消費者装置を開発するた
めに根本的な経済性がより好ましいときには、利用して
もよい。
【0141】システム全体は、膨大な数のプリンタ装置
82がインストールされている場合のみ、実用的であ
り、経済的に価値がある。大量受理に影響するファクタ
は、価格、デザイン・アピール、利用できる流通経路、
使いやすさ、最小のユーザ責任および手早いメッセージ
・ディスプレイである。個々のプリンタ装置82が「基
本的」性質のものであるが、その使用量が増大するにつ
れて、付加的な機能および特徴を加え、おそらくは、ス
タンドアロン装置を他の一般的な家庭電化器具、たとえ
ば、ラジオ、テレビ、冷蔵庫、時計、ドア・チャイムそ
の他の人気がある家庭電子機器に組み込む多くの機会が
ある。
【0142】本発明のシステムが連続メッセージ・ディ
スパッチング・モードにおいて作動するように設計して
あるが、メッセージをバッチ・モードで処理するならば
ずっと効率的である。この方法では、1つのバッチは任
意特定の日に発送期限となったすべてのメッセージから
なる。これら日毎のバッチは、前日の最後の数時間およ
び期限満了日の早期の数時間で送信され、睡眠時間中に
存在する低ネットワーク通信量状態の利点を得ることが
できる。
【0143】本発明のシステムの独特の特徴はシステム
の、不正および偽造を防ぐことを意図したセキュリティ
機構にある。或る種のメッセージは情報だけを含んでい
るが、クーポンまたはチケットのような他の情報は定ま
った金銭的な価値を有し、無断複製による不正のための
有望な候補となる。本システムは、少なくとも5つの再
生禁止技術を使用する。すなわち、(1)化学的に処理
した用紙、(2)カラープリントエッジ、(3)背面印
刷、(4)高解像度のパターンの組み込み、(5)シリ
アル番号印刷である。
【0144】これに関して、プリンタ装置82は用紙供
給元を証明するために製造識別を有する特別なコーティ
ング感熱紙を使用してもよい。同様に、予めプリントさ
れたカラーエッジを紙上に使用して複製のためにはカラ
ー複写装置を必要とするようにしてもよい。特殊なマー
キングを用紙の背面にプリントして、光学電子手段を用
いてそれを自動的に検出するようにしてもよい。これ
は、プリント装置が用紙外にあることあるいは用紙のジ
ャミングがあることを受取人に警告する際の助けとなり
得るし、不正な複写に対する抑制としても役立つことに
なる。
【0145】偽造を防ぐのに使用し得る他の抑制手段と
しては、紙の背面に高解像度パターンを組み込むことが
ある。したがって、複写は高性能で高価なコピー装置で
のみ行い得る。最後に、プリンタ装置82は、出力され
たメッセージ毎にシリアル番号をプリントすることにな
る。このシリアル番号は、出所に対する独特のトレース
を与えることに加えて、それが身元確認の宣言であるた
め、さらなる抑制手段としても役立つことになる。なん
らかの複写活動がずっと疑われる場合には、シリアル番
号抹消メッセージを送信して直ちに特定のプリンタ装置
を使用不能にしてもよい。あるいは、或る特定のプリン
タ装置に対するメッセージを、システム・コントロール
・センター20によって排除してもよいし、サブスクラ
イバ・ディレクトリ10あるいはデータベース・マネー
ジャ40にすらセットされたフラグまたはフィールドに
よって排除してもよい。
【0146】図1を参照して、本発明の情報デリバリ・
システムの操作は次の通りである。サブスクライバ・デ
ィレクトリ10は所与のサブスクライバのための最も関
連がある現在のデータを含むことになる。上記したよう
に、サブスクライバ・ディレクトリ10は、すべての適
用可能な検索索引、人口統計およびユーザ特徴の情報を
含むことになる。それは、また、たとえば、電話番号、
健康保険コード番号、社会保障番号および特定の個人
(単数または複数)に対するPMAシリアル番号の協調
を容易にする他の独特な番号を含み得る。ここで予想さ
れるように、新しいメンバーが追加されたり、削除され
たりするするにつれて、また、或る特定のメンバーに関
する情報が変わるにつれて、サブスクライバ・ディレク
トリ10における情報は定期的にアップデートされるこ
とになる。このようなデータは手動でも電子的にも入力
することができる。
【0147】ここで、配布を容易にするために、或る特
定のサブスクライバについての含まれるデータにビット
・ストリングを割り当てると得策であることに留意され
たい。こうすれば、1つのあるいは多数の特別な装置に
よってだけ、あるいは、メッセージ内の基準に一致する
特徴を有するプリント装置によって処理するためにメッ
セージを同報送信することができる。ビット・ストリン
グの使用は、或る特定のメッセージの潜在的な受取人を
決定するときにシステムによって処理される必要がある
データ量をかなり減らす。
【0148】同時に、配達することになっているメッセ
ージは、メッセージおよびデリバリ命令に係わる特別な
情報、たとえば、意図した受取人、プライオリティ、デ
リバリの日時などと共に、メッセージ・バンク30に入
力される。
【0149】メッセージ・バンク30への適当なメッセ
ージ(単数または複数)のエントリおよびサブスクリプ
ション・ディレクトリ10へのサブスクライバ情報のエ
ントリの際に、システム・コントロール・センター20
およびデータベース・マネージャ40は、メッセージ・
バンク30に記憶されたすべてのメッセージを再検討
し、配達されることになっている日(単数または複数)
に基づいてそれらのメッセージを分類する。或る特定の
日に配達されるべきメッセージが識別され、分離される
ことになる。或る特定の日に配達されるべき代表的なメ
ッセージのサンプル・バッチが図5に示されている。
【0150】データベース・マネージャ40は、図6に
おいて先に示した基準を使用してメッセージのバッチに
含まれるデータのためのビット・ストリング宛先コード
を割り当てる。
【0151】メッセージは、次に、もし命令されたなら
ば、詳細なテキスト、グラフィックスの包含によってフ
ォーマットされる。データベース・マネージャ40は、
莫大なグラフィック・テンプレート、たとえば、事前の
クーポン画像、請求書、予約メモ・レイアウト、ロゴ、
簡単な製品画像、クリップアートおよび種々のテキスト
・フォントを包含することを意図している。データベー
ス・マネージャ40は、テンプレート・ファイルへのア
クセスを備えた専用パブリッシャ・モジュールおよびプ
リント済みメッセージ・レイアウトを半自動的に設計す
るための一般的な能力も包含することになる。パブリッ
シャ・モジュールは、パブリッシャ品質材料の生成で助
けとなり、メッセージに含まれることになる標準ロゴ、
クリップアートおよび写真を含むことになる。このよう
にして、メッセージは、パブリッシャ・モジュールに含
まれるアートワークのロゴまたはピースを簡単に参照す
ることができ、次いで、パブリッシャ・モジュールがメ
ッセージに組み込むために記憶されたアートワークある
いは写真を置換することになる。
【0152】製造業者割引クーポンの場合、産業界ガイ
ドラインは、小売業者がチェックアウト・ステーション
でクーポンを自動的に走査できるようにする標準のUP
Cクーポン・コード・フォーマットを使用してクーポン
をバーコード化することを要求している。基本的コード
情報は、発行製造業者を識別し、グループ・ファミリ・
コードで製品タイプを分類し、クーポン値を示す。付加
的な情報、たとえば、オファー番号、失効日および家庭
識別を担持できるUPC/EANフォーマットにおい
て、付録コードが、最近、承認された。パブリッシャ
は、バーコード用の番号を自動的に生成し、これらの番
号をクーポン・メッセージに埋め込むサブシステムを包
含していてもよい。
【0153】中継のためにリリースする前に、メッセー
ジ画像は或る種の手動編集を行って画像の美観を最適化
する必要があるかも知れない。
【0154】次に、コンパイラ50が或る特定の日付に
ついてのすべての適用可能なメッセージをコンパイル
し、それらをプライオリティ・オーダーに置き、次いで
これらのメッセージの同報送信の準備を整える。
【0155】特別なメッセージ、たとえば、メッセージ
・メモをただ1つのプリント装置へ送信しようとしてい
る場合、メッセージはそのプリント装置の特別なシリア
ル番号を含み、これに対してメッセージが送られるよう
になっている。同様に、メッセージをすべてのプリント
装置へ配布しようとしている場合、メッセージはすべて
のプリント装置に共通のデフォルト番号、たとえば、9
9999を含むことになる。
【0156】メッセージを或る輪郭の受取人グループに
配達しようとしているときには、データベース・マネー
ジャ40は、データベースを検索し、この特別なプロフ
ァイル基準に一致するサブスクライバをサブスクライバ
・ディレクトリ10から抽出し、次いで、サブスクライ
バ・ディレクトリから適切なプリント装置のシリアル番
号を抽出してこれらのプリンタ装置にばらまく。また、
特にプロモーションまたは広告メッセージの場合、送り
主がその特定の名簿上で到達することができるだけの多
くの受取人に配達することを望むことも可能である。こ
のことは、データベース・マネージャ 40が顧客名簿
をサブスクライバ・ディレクトリ10と重ね、共通のエ
ントリのシリアル番号を抽出することを要求することに
なる。
【0157】同様に、メッセージを或るグループのサブ
スクライバに配達しようとしている場合、上記したビッ
ト・ストリング・コードは送信されたメッセージの一部
となる。
【0158】送信のための日毎バッチを準備する最終プ
ロセスは、図1における送信シーケンス・コンパイラ5
0がデリバリ緊急度によって決定されるようなプライオ
リティ・シーケンスにおいてメッセージ・コード・スト
リングを順番に並べることを要求する。或る種のメッセ
ージはその翌日に配達しなければならないが、他のメッ
セージは次の日まで苦もなく持ち越され得る。これによ
り、もしシステムがネットワーク通信量が多いためにス
トレスを受けたり、遅くなったりするならば、それに順
応できる。日毎バッチは、実際に、シーケンス前に細分
化されるので、より小さいバッチは多くのモデム、メッ
セージ間に分散され、ページャ・ネットワーク70のヘ
ッドエンドに並列に中継され得る。次いで、メッセージ
は、たぶん、他の通常のページング・メッセージ活動と
一緒に929−932MHzの通常のページャ周波数帯
内でページャ無線ページャ・ネットワーク70によって
同報送信されることになる。
【0159】次に、メッセージは装置ネットワーク80
内のすべてのプリンタ装置82に受信される。機能的に
は、プリンタ装置82は次の通りに作動する。
【0160】1.一斉同報送信メッセージをアンテナ8
3で検知し、受信機84に送る。
【0161】2.次に、メッセージ信号を事前増幅し、
CPU内で復号する。
【0162】3.メッセージ受領は、ソフトウェアのパ
スワード・マッチングプロセスを実行するCPU87に
よって達成する。各特定のプリンタ装置は少なくとも4
つのレベルのパスワードを有する。すなわち、(1)デ
フォルト装置シリアル番号(すべて「9」の場合、ナシ
ョナル・メッセージを受け入れ、処理する)、(2)特
別な装置シリアル番号(各個々のプリンタ装置に割り当
てられた固有の番号)、(3)ビット・ストリング適格
性コード番号(サブスクライバのプロファイルから導か
れる)、(4)サブスクライバによって定まるようなプ
ライベートPIN番号(非常に安全なメッセージを処理
するためのもの)である。各メッセージは前記の番号に
うち1つまたはそれ以上でコード化される。
【0163】4.RAM・メモリ87 Aは、たとえ
ば、システム管理、メッセージ通信処理、宛先コード・
マッチング、バーコード生成などを含む複数のタスクを
実行するために、CPU87によって必要とされる。E
PROM 87 Cはセキュリティ情報、特に、装置シ
リアル番号を記憶することになる。サブスクライバの特
徴に係わる情報は、書き込み専用メモリ87 Bに記憶
され、停電時の損失から守る。
【0164】図12はローカル・プリンタ装置82でC
PUが実行しなければならない重要な適格性プロセスを
示している。メッセージが或る特定のプリンタ装置82
に送られたかどうかを決定するために、CPUは宛先コ
ード・ヘッダに問い合わせる。宛先コード・ストリング
がメッセージが或る特定のプリンタ装置(単数または複
数)によってのみ処理することができることを示す
「0」である場合、それは、次に、プリント装置のPM
A番号と共に送信されつつあるPMA番号との一致があ
るかどうかを決定する。一致がある場合、メッセージは
処理される。そうでない場合には、プロセスは中止され
る。
【0165】同様に、宛先コード・ストリングが或る特
定のビット・ストリング・コードを有するプリント装置
のみがメッセージを処理できることを示す「1」である
ならば、それはプリント装置のビット・ストリングをメ
ッセージのビット・ストリングと比較する。すべてで、
または、所定のパーセンテージで一致がある場合には、
メッセージは処理に回される。一致がない場合には、プ
ロセスは中止される。
【0166】最後に、宛先コード・ストリングがメッセ
ージがプライベート・キーを有する或る特定のプリント
装置(単数または複数)に送信されつつあることを示す
「2」である場合、メッセージのPMA番号をプリント
装置のそれと一致させることを期待する。RSAおよび
PGPで使用される標準の暗号化技術はパブリック・キ
ー/プライベート・キー暗号化を使用する。PMAにお
けるアルゴリズムはメッセージの暗号を解読し、解読さ
れたメッセージを処理し、プリントアウトする。それ
は、プライベート・キーを持つPMAによってのみ暗号
解読され得る。もし一致がある場合、プリント装置のプ
ライベートPIN番号を送信されつつあるPIN番号と
一致させようと試みることによって第2の機能を実行す
る。両方が一致した場合、メッセージが処理される。そ
うでない場合には、プロセスは中止される。
【0167】図13、14は、一斉同報送信メッセージ
内に含まれる宛先ビット・ストリングとプリンタ装置に
含まれる適格性ビット・ストリング・コード番号とのビ
ット・ストリング・マッチングの特別なサンプルを示
す。ここで、メッセージに含まれる宛先ビット・ストリ
ングとプリンタ装置のビット・ストリングとが完全に一
致する必要があることは留意されたい。或る状況におい
て、所定パーセンテージのビット・ストリングのみ、た
とえば少なくとも25%のビット・ストリングのみが一
致した場合にプリンタ装置がメッセージを処理すること
ができるようにしてもよい。
【0168】図15は、プリンタ装置内のメッセージを
処理し、メッセージ解釈プロセスを使用して最終的にプ
リントし得る方法を示す。シーケンス・コンパイラが圧
縮方法、たとえば、ジッPINグ、ゼロ圧縮、ビット・
パックおよび一般的なデータ圧縮を採用しているので、
入って来るメッセージはかなり凝縮された形態で受信さ
れるのが普通である。
【0169】前述したように、ページャ・ネットワーク
・プロバイダが通常の方法でメッセージを取り扱うため
には、メッセージは指定されたパケット長さ内に含まな
ければならない。あるいは、複数のパケットにわたって
パケット化されることになる。或る種のメッセージ、特
にクーポンは、重要なグラフィック内容を包含する。そ
して、メッセージ全体はパケット・シリーズの形で送信
されなければならないかもしれない。これは、メッセー
ジに部分数を示すプリコンテント・ヘッダを含む必要が
する。1つのバイト・インジケータ・パケット(たとえ
ば3つのうちの1つ)は、3つすべての部分が受信され
てしまうまでメッセージが不完全であり、CPUがパケ
ット内容を合併し、プリント・コードを生成する前に全
ページを再構築することになることをシステムに警告す
るのに役立つ。
【0170】本発明の特定の用途は、インストア・レシ
ーバ・プリンタ・ディスペンサ・ユニットのアレイにク
ーポンを一斉同報送信するのに無線システムを使用する
ことにある。図16はこのようなクーポン配布システム
を示す。ここでは、構成要素は以下のものとして説明す
る。(1)予約システム100、(2)プロモーション
・コントロール・センター110、(3)グラフィック
ス・デザイン・モジュール120、(4)モデム13
0、(5)ページャ・ネットワーク140、(6)レシ
ーバ・プリンタ・ディスペンサ・ユニット150のイン
ストア・アレイである。ここで、予約システム100は
メッセージ・バンク30に対応し、モデム130はがモ
デム60のバンクに対応し、ページャ・ネットワーク1
40は無線ページャ・ネットワーク70に対応し、レシ
ーバ・プリンタ・ディスペンサ・ユニットのインストア
・アレイはプリンタ装置80のネットワークに対応す
る。プロモーション・コントロール・センター110は
システム・コントロール・センター20、サブスクライ
バ・ディレクトリ10、データベース・マネージャ40
および送信シーケンス・コンパイラ50を含む。別個の
グラフィックス・デザイン・モジュール120の追加に
よって、システムによって生成されるクーポンへのグラ
フィック画像の組み込みを容易にすることができる。
【0171】レシーバ・プリンタ・ディスペンサ・ユニ
ット150のインストア・アレイは複数の個別のレシー
バ・プリンタ・ディスペンサ(RPD)ユニット151
からなる。各レシーバ・プリンタ・ディスペンサ・ユニ
ット151は識別目的のための固有のシリアル番号を有
する。RPDユニット151の機能のフローチャートが
図17に示してある。
【0172】RPDユニット151は、フェライト・コ
ア・アンテナ152と、受信機153と、デコーダ15
4と、フォーマット・ジェネレータ155と、再プリン
ト・センサ156と、ランダム・アクセス・メモリ15
7A、フラッシュメモリ157BおよびEPROM15
7Cを包含するマイクロプロセッサ157と、電源15
8と、プリンタ159とを包含する。RPDユニット1
51の機能性はフラッシュメモリ157Bおよび再プリ
ント・センサ156の追加によって、ならびに、視覚デ
ィスプレイ166、オーディオ・コンポ168およびモ
ーション・ディテクタ(図示せず)の追加によってかな
り強化される。割り当てられた配布日に、プロモーショ
ン・コントロール・センター110は、詳細なオファー
情報をページャ・ネットワーク140送信要求に互換性
のあるフォーマットにコード化する。これらコード化さ
れた信号はモデム130を経由してページャ・ネットワ
ーク140に中継される。順次、ページャ・ネットワー
ク140はストア内に種々の形態で配置されたRPDユ
ニット150によって検出されるクーポン・オファー信
号を一斉同報送信する。アンテナ152はページャ・ネ
ットワーク140によって同報送信されたときにクーポ
ン信号を検知する。受信機153、たとえば、Moto
rola POCSAGは、この信号を復調、増幅し、
デコーダ154およびフォーマット・ジェネレータ15
5にそれを中継し、その結果、クーポンをプリントする
ことができる。クーポン信号は、また、後の印刷のため
に、フラッシュメモリ157Bに記憶される。再プリン
ト・センサ156におけるエミッタ・ディテクタ対は、
クーポンの取り出しを検出し、フラッシュメモリ157
Bに記憶されているような最初に送信された画像からプ
リントされるべき新しいクーポンをオーダーする。この
アクションは、また、カウンタを起動し、配布されたク
ーポンのボリュームを記録することができる。
【0173】EPROM157Cは、各個別のRPDユ
ニット151を識別する固有のシリアル番号を含む。あ
らゆる送信されたメッセージは、メッセージを受信する
資格のある特定のRPDユニット151のシリアル番号
を含む宛先ヘッダを有する。入って来るメッセージが印
刷のために適格であるかどうかを決定するために、フル
・デコーディングの前に、マッチング操作が実行され
る。
【0174】基本的なRPDユニット151の概略が図
18に示してあり、代表的な棚型RPDユニット151
が図19に示してある。好ましい実施例においては、R
PDユニット151の物理的な寸法は、高さ8インチ×
幅4インチ×深さ2インチである。このような寸法によ
り、RPDユニット151をディスプレイ棚上に置くこ
とができ、しかも製品を不必要に製品をふさぐことがな
い。同時に、消費者が見ることができ、クーポンをプリ
ントするのに充分な大きさである。RPDユニット15
1は、クーポン162をプリントする用紙の挿入のため
の用紙ローダー160を包含していてもよい。RPDユ
ニット151が作動中に点灯するかあるいは内部エラー
があるときに点滅するLEDから状況インジケータ16
4が設けてあってもよい。図18に示す基本的RPDユ
ニット151においては、再プリント・センサ156は
LEDエミッタ/シリコン・ディテクタ対の形をしてい
る。
【0175】RPDユニット151は、製品またはクー
ポン162にとって適切なビジュアル・メッセージを表
示するためのディスプレイ166と、オーディオ・メッ
セージを送信するためのスピーカ・モジュール168と
を備えていてもよい。ディスプレイ166は、RPDユ
ニット151の形態およびそのストア内の位置に応じ
て、任意タイプの電子光学ビジュアルサイン送信手段、
たとえば、LED、LCD、プラスマまたはCRTを包
含してもよい。LEDまたはLCDは掲示板または棚ユ
ニットのようなより小さい形態により適切であるが、プ
ラスマまたはCRTはより大きいキオスクまたはエンド
キャップ形態にとってより適切であろう。スピーカ・モ
ジュール168は、専用受信機、コントローラ、ボイス
チップ、スピーカおよびモーション・センサ(図示せ
ず)からなる。潜在的な顧客がクーポン・ディスペンサ
の範囲内に来ると、モーション・ディテクタがオーディ
オ・メッセージを起動し、クーポンを獲得するように顧
客をそそのかす。
【0176】RPDユニット151は、いろいろな形態
で、たとえば、掲示板、壁ディスプレイ、エントリ・キ
オスク、通路スタンドの端部および棚ディスプレイに配
置可能である。RPDユニット151の形態は店舗レイ
アウト計画において詳細化され、ここで、各アレイ形態
がタイプ、ストア内位置および各アレイ内のRPDユニ
ットのシリアル番号によって表示される。
【0177】掲示板ディスペンサ170が図20に示し
てある。この形態は、大型のディスプレイ・モジュール
174を備えたプラグイン・ボード172上に組み立て
られた複式RPDユニット151からなる。ディスプレ
イ・モジュール174は、ディスプレイ・コントローラ
176によって制御されるLCDまたはLEDディスプ
レイであってもよい。掲示板ディスペンサ170は、ま
た、スピーカ178を備えたオーディオ・モジュールを
包含していてもよい。ディスプレイ・モジュール17
4、オーディオ・モジュール178およびRPDユニッ
ト151は、すべて、電源モジュール179によって動
力を与えられることになる。
【0178】図21〜24は、ストア・ディスプレイ内
のRPDユニット151の他の種々の形態を示す。すべ
ての形態において、ビジュアル、オーディオのディスプ
レイが組み込まれ、さらなる興味を創り出す。図21は
或るエンドキャップ・ディスペンサ180の形態を示し
ており、ここでは、ずらりと並んだRPDユニット15
1が注意を引くように配置されており、吐き出されたク
ーポンに簡単にアクセスできるようにしている。図22
は、RPDユニット151のアレイを備えたブースまた
はキオスク・ディスプレイ182を表している。図24
は、ブース・ディスプレイ182、エンドキャップ・デ
ィスペンサ180、棚ディスペンサ184および掲示板
ディスペンサ170を含む種々の異なったRPDユニッ
ト151ディスプレイを示すサンプル間取り図を示して
いる。
【0179】本発明の別の実施例においては、RPDユ
ニット151は、プロモーションに直接加えるようにス
トア・オペレータによって局部的にプログラムすること
ができる。このような設備では、小売業者がこの目的で
スケジューリングしたRPDユニット151上で店主自
身のプロモーションを走らせることができる。局所的ロ
ードアウトは、ページャ・ネットワークを通して行われ
得るし、あるいは、専用のローディング・モジュールを
介して行ってもよい。
【0180】本発明のまた別の実施例においては、プロ
モーションを直接入力し、コード化するためのソフトウ
ェアが使用される。このソフトウェアはストア・コンピ
ュータにインストールされることになり、そして、プロ
モーションの中継はモデムによってページャ・ネットワ
ークに、そして、アドレス指定されたRPDユニット1
51に行われる。あるいは、このソフトウェアは、完全
なストア/チェーン名簿のためにすべての小売店プロモ
ーションを管理することができる小売業者本部でコンピ
ュータ上にインストールしてもよい。ストアまたは本部
でのこの適応構造は、また、本発明をインストア・ロー
ヤルティ・プログラムと接続あるいは統合するのに使用
することもできる。または、本発明のこの適応構造は、
チェーンの全体にわたってまたは個々のストアに対して
安全かつ内密のメッセージを送るためにも使用できる。
ストア環境における安全なメッセージとしては、報告
書、摘要書、個々の特有のストア通信文がある。
【0181】さらにまた別の実施例においては、中央処
理ユニット、キーボード、ディスプレイ、メモリおよび
通常のページャ・ネットワーク信号をエミュレートする
ローカルRF送信機を含む専用ハードウェア部分をオペ
レータが使用して、任意特定のRPDユニット151を
構成、アドレス指定し、所望のプロモーションを入力す
ることができる。
【0182】ここで、RPDユニット151をクーポン
をプリントすることに限定する必要がないことは了解さ
れたい。たとえば、RPDユニット151は、また、払
い戻し請求フォーム、調査、コンテスト告知、エント
リ、賞金レース・エントリなどの、あるいは、他の任意
のしばしば要求される形態または印刷物のダイナミック
・ディスペンサとしても役立つ。
【0183】図26〜31は、インターネットを通じて
消費者にまず表示され、消費者によって選ばれたクーポ
ンを配布するための多数の異なってはいるが関連のある
方法を示している。図26に示される第1の方法におい
ては、瞬時に償還可能な紙クーポンをインターネットを
通じて消費者が見てから、コンピュータ・プリンタであ
るいはクーポンダイレクトPMA82を用いて、直接消
費者の家庭に配達させる。
【0184】第2の方法においては、インターネット・
クーポンの選択後、消費者は、小売店で交換するため独
自に識別可能な確認番号と一緒に任意タイプのプリンタ
で選んだオファーのリストをプリントすることができ
る。確認番号はモニタを見ながら手書きであってもよい
し、または、スクリーン上の情報をプリントしてもよ
い。
【0185】このリストは交換できず、オファーがスト
ア内の自動制御ステーションすなわち「バリデータ」で
確認されるまで金銭的価値を持たない。ひとたび確認さ
れたならば、制御ステーションまたはバリデータは、電
子フォーマットあるいは用紙フォーマットでクーポンを
発行し、これは消費者が適格な購入をなしたときに使用
し得る。
【0186】図26は、クーポンを消費者に直接配達す
る第1方法のフローチャートである。製造業者、たとえ
ば、Kcllogg、Kraft Foods、Lev
erBros.などあるいは他の大きな全国的/地域的
小売業者110は、インターネット配布サイトまたはデ
ィストリビュータ112にクーポン・オファーをリリー
スすることになる。配布サイト112、たとえば、Co
ol Savings、Meals.Com、Supe
rmarkets Onlineなどは、製造業者仕様
書に従ってこれらのプロモーションを設計し、電子的に
公開することになる。インターネット・サイトへのアト
ラクションで、ビジターは異なるクーポンのオファー・
メニューを提示され、特別に興味を引くものを自由に選
ぶことができる。プロモーションのリリース前、各クー
ポンのテキスト・フォーマットまたはグラフィック・フ
ォーマットあるいはこれら両方を、任意種々の通信方法
(有線、無線の両方)によってインターネット・サイト
・コンピュータ/サーバーから中継されることになる
が、しかしながら、クーポンダイレクト配布システムに
おいては最初の通信がモデムを通してコントロール・セ
ンター120のフロントエンドに行われることは想像で
きる。あるいは、クーポンは消費者のコンピュータ11
5に直接ダウンロードされ、消費者自身のプリンタでプ
リントすることができる。いずれにしても、プリンタ
は、後に説明する不正防止特徴のいくつかを含む安全な
クーポンをプリントすることができる。
【0187】消費者製品使用情報は、通常の償還処理で
キャプチャされ、抽出され、フォーマットされ、次い
で、電子的にクーポンダイレクト・データベース・マネ
ージャ40およびサブスクライバ・ディレクトリ10へ
送られ、その後、ビット・ストリング・コーディングを
経て個々のユーザおよびユーザ・グループに目標を定め
る。
【0188】コントロール・センター120は、以下の
特徴のいずれかあるいはすべてを包含するファイル・マ
ッチング能力を有する。すなわち、適切なクーポンダイ
レクト・プリンタと共に、Eメール・アドレス、プリン
タ識別番号、所有者の名前、パスワードまたはPINを
包含する。適切な宛先コードおよび固有のシーケンス番
号がEメール選択に割り当てられる。そして、選ばれた
クーポン・フォーマットがモデムによってページャ・ネ
ットワーク125に送信される。コントロール・センタ
ー120は、時間、日付、Eメール・アドレス、オファ
ーおよびシーケンス番号を含むクーポン発行のためのフ
ル・トレーサビリティを可能とするセキュリティ・ログ
を保持する。
【0189】ページャ・ネットワーク125はクーポン
・オファー情報を1つ以上のクーポンダイレクトPMA
82に同報送信する。これらのクーポンダイレクトPM
A82はテキスまたはグラフィックあるいは両方のクー
ポン画像の形で送信を受信し、解釈する。PMA82
は、次に、非常に安全な不正防止用紙ストックにクーポ
ン130をプリントする。次に、消費者は、小売店14
0で普通の方法によってクーポン130を償還できる。
このシステムは、非常に制御可能なボリュームでクーポ
ンを配布し、各個別のクーポンを独自に追跡できる。
【0190】これらのPMA82によってプリントされ
たクーポンは、不正な償還の可能性を排除あるいは少な
くとも減らすために1つまたはそれ以上の不正防止特徴
を包含すると好ましい。図示したように、たとえば、図
27において、プリントされたクーポンは以下の不正を
防ぐための特徴のいくつかあるいはすべてを含み得る。
すなわち、予めプリントした赤インク境界線、明るい背
景ロゴ印刷、クーポン裏面への赤インク不正メッセー
ジ、フル・トレーサビリティを可能にする独特なシーケ
ンス番号、特異なミシン目パターン、複写時にぼんやり
したものとなる解像度シンボル、熱、光その他によって
検出容易にする特別な化学的に処理された用紙の使用を
含む。
【0191】ここで、クーポンの一般的な外観が感熱式
プリンタ・タイプ、たとえば、チェックアウト・レーン
でCatalinaによって発行されるような感熱式プ
リンタ・タイプに非常に類似したものとなることが考え
られる。しかしながら、Catalinaは、上述の不
正防止装置の多くを組み込む必要性を見いださなかっ
た。この方法は非常に良好な作動性を有するが、潜在的
なユーザがクーポンダイレクト・プリンタ装置82を所
有しなければならないという要件のために、視聴者到達
範囲に若干の限界がある。
【0192】同様に、図28に示す上記の方法の1つの
バージョンを使用してインストア基準でクーポンを配達
することができる。同様の方法において、製造業者21
0はウェブ・サイト・ディストリビュータ212にクー
ポン・オファーの詳細仕様を含む注意書きをリリースす
る。ウェブ・サイト・ディストリビュータ212は、次
に、オファー・グラフィックスをフォーマットし、それ
らを興味をそそるスクリーン・プレゼンテーションに統
合する。いくつかのスクリーンは、通常、広範囲にわた
るオファーをフルに利用できる。
【0193】遠隔対話式PC215を通じてサイトを見
る際、消費者は興味のある可能性のあるクーポンのリス
トから選択を行う。選択リスト情報は、識別用Eメール
・アドレスと共にウェブ・サイト212に中継される。
次に、ウェブ・サイトは、選ばれたオファーを記載し、
要約しているリストを戻す。リストに載っている各クー
ポン・オファーは数値的な確認コードを割り当てられて
いる。リストは任意のプリンタおよび任意の用紙ストッ
クを用いてPC215でプリントすることができる。モ
ニタ上に提示され、次いでプリンとされるリストの一例
が図29に示してある。これは、リストの日付、いくつ
かの個人化されたメッセージ、製品タイプの説明、割引
量または割引値、クーポン・オファーの失効日および確
認コードを含んでいる。確認コードは、実際にクーポン
を得る消費者のための送信手段となる。
【0194】望ましいけれども、ここで、正式にプリン
トされたリストは不要であることは了解されたい。消費
者はオファーおよび確認コードを手書きすることがで
き、そして、おそらくは、通常の購入品目リストにこの
基本的な情報を加える。これは、オファーが通常はプリ
ンタへのアクセスの準備ができていないラップトップP
Cユーザの広範囲にわたる付加的な視聴者に今や到達で
きるので重要である。ここで再び、重要なものは特定の
確認コードである。
【0195】オファー・リスト218およびEメール・
アドレス識別子が、次に、ウェブ・サイト212からク
ーポンダイレクト・コントロール・センター220のフ
ロントエンドへ中継される。ここで、情報パケットは、
コンタクトされるべきインストア確認端末を識別する宛
先コードと、選ばれたオファーのすべてに直接関係のあ
るテキスト、グラフィックス情報と、消費者選択を含む
各オーダーまたはまとめられたオーダー・グループに割
り当てられたような固有のオーダー確認番号とからな
る。
【0196】次に、これらの情報パケットがモデムによ
ってページャ・ネットワークに送られ、次いで、クーポ
ンの「オーダー・バリデータ」としても役立つ一連の強
化されたクーポンダイレクト・プリンタ装置PMA28
2に同報送信する。これらのオーダー・バリデータ28
2は、入力信号、待機モードからのパワーアップを検知
し、メッセージを解釈し始める。宛先コードがバリデー
タ282内に含まれるフィルタとマッチングしていない
場合には、パケットは無視される。一致がある場合に
は、オーダー・バリデータ82は情報パケット全体を解
読して、フォーマットする。このプロセス完了時、クー
ポン・テキストおよび画像の詳細および関連した確認番
号がオーダー・バリデータ282のメモリー・バンクに
記憶される。
【0197】次いで、消費者はオーダー・バリデータ端
末230に対するオファー確認リストを獲得する。これ
は、スタンドアロンでもよいし、既存のディスプレイ、
機器キオスク、エンドキャップまたは消費者が選択した
小売店位置でアクセスに便利なように設置された同様の
インストレーションと統合してもよい。次に、オーダー
・バリデータは、チェックアウト240で消費者に償還
され得る修正された普通の紙クーポン券をプリントし、
発行する。
【0198】オーダー・バリデータは、電子的なモード
でも機能できるが、確認されたオファーはストア・コン
ピュータに中継され、次いで、チェックアウト・レーン
で出力される。この場合、メモリ・ジョギング・プリン
トアウト、たとえば、オファーと関連した製品のための
購入品目リストが顧客に提示される。このプリントアウ
トは、本質的に、図27に示される選択リストの凝縮さ
れたバージョンである。もちろん、このリストは、確認
されて発行されたオファーのみを提示することになる。
このリストは、確認番号を適切な選択と関連付けするこ
とによってオーダー・バリデータ内で構築される。
【0199】次に、消費者は、ストアで買い物をし、紙
クーポンの手動償還を介して、あるいは、電子オファー
の場合には透明なシステムによって、チェックアウト・
レーンで購入物を適格とするためのディスカウントを受
け取ることになる。
【0200】この方法の代案として、消費者はそのホー
ム・コンピュータを通じてオーダー確認番号を受けてお
り、これらの番号を小売店に持って行き、オーダー・バ
リデータ282にリンクされたエントリ・キーパッド端
末250へオーダー確認番号をキー入力し、次に、上記
とほぼ同じ方法でクーポン・リクエストを処理すること
ができる。
【0201】図30は、インストア・オーダー・バリデ
ータ282の動作を示す。ここで、バリデータ282の
構成要素の多くが、機能において、標準的なクーポンダ
イレクト機器82と同様であることは了解されたい。し
かしながら、ボリュームの増大した需要量を収容するの
には重要な強化が必要である。たとえば、プリンタ・モ
ータ、感熱プリント・ヘッドおよび信号レベル、チップ
構成要素に必要な電圧およびアンペアを提供するには複
式タップ電源283を使用する。同様に、マイクロプロ
セッサ284はIntel386チップ、おそらくはそ
れ以上の性能特性にほぼ等しい性能特性を持たなければ
ならない。
【0202】ページャ・レシーバ290は通常タイプの
クーポンダイレクト機能を実行するが、ページャ世界に
おいて現在普通に使用されているデジタル式の送受信モ
ジュールにアップグレードするとよい。これにより、シ
ステムに対してより大きい融通性を与え、特に遠隔ポー
リング能力を与える。オーダー・バリデータの状況は随
時にチェックすることができる。遠隔メンテナンスが可
能であり、オファー配布状況詳細を各個々のオーダー・
バリデータから直接に収集することができる。このアッ
プグレードは、コスト制約がクーポンダイレクトPMA
82の場合よりもこの用途でかなりゆるむので、完全に
実行可能である。
【0203】入力を容易にするためにかなり大きなキー
を含む単純な計算機様の数値キーパッド250を設け
る。このキーパッド250は、また、工業等級作動特性
も持たなければならない。複式キーパッド250を使用
して何人もの消費者のアクセスを許すことができる。
【0204】標準的な感熱式プリンタ286が設けられ
るが、より速いインクジェット式プリンタあるいはレー
ザー・プリンタと置き換えてもよい。ディスプレイ28
7はオペレータ・フィードバックのために必要である。
この点については、ATM機と一緒に使用されるタイプ
の小さいCRTが適当であるが、LCDまたはLEDア
レイのような他のオプションもまた可能である。メモリ
ー・バンク288が設けてあり、これは約1メガバイト
のRAMと20−50メガバイト範囲の二次記憶装置を
含む。これにより、クーポン・テンプレートおよびテキ
スト・フォントの大きいライブラリの局所的な保存が可
能となる。この記憶容量レベルは、バー・コーディン
グ、遠隔メンテナンス操作およびデータ・アップロード
も適切に対処できるはずである。
【0205】さらに、オーダー・バリデータ282は、
電子クーポン・モードにおける動作に必要な通信目的の
ためのモデム289を包含していてもよい。モデム28
9は、インストア・コンピュータにダイヤルして確認さ
れたクーポン情報をアップロードすることができる。バ
リデータ282の普通の56キロバイト・バージョンは
適切以上のものとなるはずである。
【0206】ここで、クーポンダイレクト・ページャ・
ネットワークがクーポンおよび確認コードの配布の好ま
しい形態であるが、たとえば、無線、ハード・ワイヤ、
ファイバー・オプティックス、赤外線などを含む他の通
信方式も使用し得ることは了解されたい。
【0207】オーダー・バリデータ・インストア・シス
テムがATM機にリンクされたときに或る種の利点を得
ることができることがわかっている。オーダー・バリデ
ータ282は、このようなATM機にリンクしてもよい
し、これらの機械に一体に組み込んでもよい。このよう
なリンクは使用の便利さの点で顧客に数多くの利点を与
える。
【0208】上記したこれら2つの方法の重要な特徴が
図31に要約されている。スーパーマーケット・オンラ
イン・ウェブ・バックスで使用されるクーポンは参照目
的のためのベースラインとして使用された。複雑かつ高
価であるにもかかわらず、他の完全にオープンのエリア
でいくつかのセキュリティを与えている。
【0209】到達範囲の問題に関して、すべての方法は
特別な装置および機器の追加を必要とする。Catal
inaプラットフォームの実施はなお10,000ドル
以上の範囲にある。ウェブ・バックス・システムは、非
常に妥当なコストで加えることができる低コスト増分特
徴を包含する。到達範囲は、明らかに、ベース・プラッ
トフォームのインストレーションによって制限される。
【0210】対照的に、本発明のインストアオーダー・
バリデータ・システムは、任意のオファー・アドミニス
トレーション/ページャ・ネットワーク・システムにも
共通しているヘッドエンドを有する。それ以上に、単純
なバリデータは200ドルほどの少ないコストで可能で
あり、電子精算を多分250ドルで可能にする。これら
の低スタートアップ・コストは、経済的にCatali
naベース・プラットフォームが到達できない多くの小
売業者にバリデータの到達範囲を延ばすことができる。
【0211】クーポンダイレクト・リンク・システム
は、バリデータと同様のヘッドエンドを必要とする。そ
の後、到達範囲は35ドル機器を家庭に入れる際に制約
を販売することによって制限される。
【0212】受信の問題に関して、すべての方法は、明
らかに、インターネット・アクティブPCのようなベー
ス受信能力を必要とする。ウェブ・バックス・システム
は、家庭内印刷に対しては実質的にコントロールを持た
ない。これは、実質的に任意の用紙を利用している任意
のプリンタを使用できるからである。一般のオファー・
クーポン(それは通常同一である)は、異なったサイ
ズ、用紙ストック、インク・タイプ、キャラクタ解像度
などで非常に異なっているように見える。これは、クー
ポン期間および状態がばらばらなので、チェックアウト
でより多くの解釈を生むことは確かであろう。プリンタ
・タイプ、解像度、インクおよび用紙ストックの組み合
わせにより、バーコード品質を低下させ、チェックアウ
トでさらなる問題を創り出す未走査クーポンを増やす結
果となる。
【0213】クーポンダイレクト・リンク・システム
は、上記の問題を完全に解決する。潜在的なユーザはユ
ニットにアクセスしなければならないけれども、使用さ
れる実際のコンピュータはオフィス・マシンであり、ラ
ップトップでさえある可能性があった。クーポンは、オ
フィスまたは道路上で選ばれ、家庭ベースの装置に配達
され得る。
【0214】同様の考慮が、プリンタが不可欠でさえな
いという付加的な利点を持ってインストア・バリデータ
・システムに適用できる。承認されたクーポンを得るの
に確認コードの手書きコピーで十分である。
【0215】小売業者プラットフォームに関して、Ca
talinaシステムは、ストア・オペレーティング・
システムと接続しており、あらゆるチェックアウト・レ
ーンであらゆる購入物をモニタする。或る種の小売業者
システムは既存のレジスタ機能とほとんど協働できず、
ウェブ・バックス機能を加えることは難しいかも知れな
い。
【0216】クーポンダイレクト・リンク・システムは
小売業者プラットフォームを必要とせず、実施は小売業
者にはオープンである。インストア装置はバリデータ・
システムを使用する方法にとって必要であるが、それは
ストア・システムの邪魔をしない。
【0217】回答コストは重要な点である。ウェブ・サ
イトに対するアクセス・コストはウェブ・バックス・シ
ステムにとっては最小限である。というのは、それが往
復型インターネット・ルーチンだからである。現代の5
6キロバイトのモデムでさえファイル・ダウンロード、
グラフィック・フォーマッティングに費やす時間のため
に、クーポン・プリントアウトを待つ際に若干のフラス
トレーションが伴うかも知れない。
【0218】クーポンダイレクト・リンク・システムは
ウェブ・バックス・システムと同じ往復型インターネッ
ト接続を使用するが、時間のかかるダウンロードおよび
印刷によって負担にならない。即時の発行確認は、作動
中のプリンタ装置で消費者に与えられ、クーポンがまも
なく届けられるという保証を与える。ウェブ・サイトは
ヘッドエンドに発行情報を中継し、クーポンがページャ
呼び出しによって配達される。
【0219】インストア・オーダー・バリデータ・シス
テムの場合、アクセス操作はクーポンダイレクト・リン
ク・システムと同様であるが、ページャ呼び出しボリュ
ームは大きく減少する。グラフィックスは、ひとたび、
プロモーションおよび確認の発行の際に、グループ・メ
ッセージがただ1つのオーダー・バリデータへ運ばれた
ならば、中継されるだけである。代表的な小売業者は、
その局所的領域内に5000人の潜在的な顧客を有する
かも知れない。すべての顧客がオファーを選ぶ場合で
も、この方法を用いてコンタクトするのに5000ペー
ジャ呼び出しよりかなり少なくてもよいことになるが、
オーダー・バリデータを使用するこの方法にとっては呼
び出しを必要とする2つよりもかなり多い長距離呼び出
しをなお必要とすることになる。加えて、各パケットの
サイズ(各呼び出しの長さ)はオーダー・バリデータ方
法を使用してかなり減少することになる。最後に、受信
を確実にするための呼び出しの重複が減少する。
【0220】クーポンダイレクトを考慮する場合、スト
ア・コンタクト・コストの問題は当てはまらない。ウェ
ブ・バックス・システムは、Catalina電話回線
網上の増分活動であり、そのままではコスト的に難し
い。オーダー・バリデータ・システムは、ページャ・ネ
ットワークを使用するので、コンタクト・コストは低
い。コンタクト・コストは、ウェブ・バックス・システ
ムと同じであり、ページャ・ネット同報送信で、共通の
メッセージを備えた多くのユニットにコンタクトするこ
とができるという利点がある。電話コンタクトは必然的
に番号対番号のシリアル・プロセスであるから、オーダ
ー・バリデータを使用する方法はウェブ・バックス・シ
ステムよりもかなり単純なインターフェイス要件を有す
る。コンタクト・サイクルも同様に単純である。という
のは、ウェブ・バックスを発行し、次いで償還するのに
伴わう二次的なプロセスを必要としないからである。
【0221】電子精算の問題は、インストア・オーダー
・バリデータ・システムがレジスタで破壊される可能性
のある純粋な電子的なクーポンに容易に変換することが
できるために明白な利点を有するということにある。対
照的に、ウェブ・バックス取引はより複雑である。クー
ポンがレジスタで壊れるけれども、個々の顧客のウェブ
・バックス掛け売り勘定を保持し、報酬/償還活動を決
算する際の会計プロセスはかなり複雑になる可能性があ
る。
【0222】図34は、消費者にスマート・カード・プ
ロモーションを配布する1つのプロセスを示している。
製造業者はプロモーション110の発行を許可し、確立
する。そのために、特別なプロモーション112の期
限、条件が詳細化され、クーポンディストリビュータ1
14およびに参加している小売業者116に送られる。
【0223】クーポン・ディストリビュータ・システム
114は、モデム(図示せず)を通してスケジュールの
通りにプロモーションをページャ・ネットワーク118
に自動的にリリースし、このページャ・ネットワーク1
18には上述したようにプロモーションを同報送信す
る。修正したクーポンダイレクト装置120は、信号を
検知し、それにフィルタをかける。プロモーションが受
信に適格な場合には、信号をデコードし、スマート・カ
ード記憶装置122に記憶させる。スマート・カード記
憶装置122は、本質的には、上記したプリンタの代わ
りであるが、プリンタに加えてそれをユニットに組み込
んでもよいし、または、周辺装置としてプリンタにRS
232ポートのような入力源を経由して接続してもよ
い。オンディマンドで物理的なクーポンを印刷するより
もむしろ、スマート・カードが挿入されるときに、スマ
ート・カード記憶装置122がプロモーション110の
期限および状態112をダウンロードする。ダウンロー
ドは、スマート・カード上で処理され、読み出し可能な
フォーマットに変えられる。
【0224】プロモーションのリリース日前に、期限お
よび条件112は参加している小売業者116の本部に
も中継され、本部がチェーン店に適切な情報のリリース
を調整する。期限及び状態112はストア・ファイル1
24に入力され、種々のプロモーションの開始日および
終了日に従ってチェックアウト・レジスタでスマート・
カード・リーダ126によって活性化される。スマート
・カード・リーダ126は、スマート・カードが使用さ
れたときに消費者割引128を許す。消費製品使用情報
は通常の償還処理で収集され、抽出され、フォーマット
され、電子的にクーポンダイレクト・データベース・マ
ネージャ40およびサブスクライバ・ディレクトリ10
へ送り戻され、その後、個人およびユーザ・グループに
ビット・ストリング・コーディングを経て目標を合わせ
る。
【0225】図34に示すシステムの1つの欠点は、消
費者がスマート・カードに記憶されたプロモーションつ
いて基本的な情報を知るすべがないということである。
プロモーションが償還可能である場合の、ブランド情
報、クーポンの価値および失効日についての知識は、或
る特定の商品を購入する消費者を意図的に納得させるの
に必須である。消費者通信の目的のため、消費者はスマ
ートカードをストアに持って行き、スマート・カード上
の促進オファーがあるものを含む商品を購入する。消費
者は以下の5つの方法のうち1つまたはそれ以上で特定
の商品を購入することに留意するとよい。
【0226】すなわち、a)家庭にあるスマート・カー
ド・ライタがクーポンダイレクト・プリンタに取り付け
てある場合、「購入品目リスト」はスマート・カード上
にあるオファーの消費者に対するメモとして印刷され
る。
【0227】b)パソコンは現在のスマート・カード・
オファーに関係する情報のソースとなる(インターネッ
ト、Eメール、ディスケットのいずれか)。「購入品目
リスト」はスマート・カード上にあるオファーの消費者
にとってのメモとして印刷される。
【0228】c)ストアに到着した際、消費者は集中化
したキオスク、エンドキャップまたはスマート・カード
・リーダおよびプリンタがあるテーブルまたは棚を備え
た特殊な領域に近づくことができる。スマート・カード
を掃引するだけで、存在するオファーが「購入品目リス
ト」フォーマットで印刷され、購入すべき製品がどれか
を消費者を思い出させる。このような「購入品目リス
ト」は、製品カテゴリによって、または、ストア通路レ
イアウトよってさえソートされ得る。
【0229】d)ストア内の製品に隣接している購入物
質位置(棚トーカーおよびビジュアルサイン伝達)で、
このシステムにとって特徴とするスマート・カード・オ
ファーはどのプロモーション・オファーがスマート・カ
ード上に存在するかを消費者に思い出させることができ
る。
【0230】e)ストア内の既存の自動販売機、たとえ
ば、ATM機、コイン両替機などにスマート・カード端
末を組み込む。
【0231】キャッシャーがスマート・カードを掃引す
ると、購入された商品がプロモーションの期限と一致す
る場合には、システムは割引を自動的に適用する。フィ
ードバックがスマート・カード装置上のLEDまたはL
CDディスプレイ・パネルによって行われ、買い物客は
購入品目リストを手に持ちながら確認することができ
る。インターフェイスをクーポンダイレクト装置120
と簡単な計算機プリンタとの間に設けてもよいし、プリ
ンタに統合してもよい。
【0232】パソコン・インターフェイスを装置120
に加えて、オファーをモニタ上に表示してもよいし、任
意の利用できるプリンタでプリントしてもよい。スマー
ト・カード・リーダ/ライタ・ユニットを、一体型の構
成要素として、または周辺装置として、通常のクーポン
ダイレクト装置120に追加してもよい。
【0233】上記のオプションのうち、より有効な通信
モードの1つはプリントされたリストであり、これをメ
モリ・リフレッシャとしてストアに持っていってもよい
し、消費者の通常の/完全な購入品目リストの作成に使
用してもよい。スマート・カード・プロモーションが届
けられたとき、図35に示すタイプの要約リストをプリ
ントし、ユーザのための手早い情報を提供してもよい。
この方法はシステム全体にかなりの融通性を与える。と
いうのは、プリンとされた紙クーポンとそれらの電子ス
マート・カード対応物の平行配布を同時に行うことがで
きる。2つのタイプの装置をクーポン・ベースに分散す
るので、デリバリは、普通の紙だけのフォーム、スマー
ト・カードのみのフォームあるいはこれら両方のフォー
ムであり得る。プロモーション宛先コードへ判別ビット
を追加すると、どんなフォームが各宛先に送られたかを
装置に警告することができる。
【0234】図36は、紙、電子機器またはこれら両方
のフォームでのデリバリのためのプロモーションの配布
を示す。これらのプロモーション130は、通常の方法
で、ページャ・ネットワーク132を通して同報送信さ
れる。クーポンダイレクト装置134はプロモーション
130を受信する。標的フィルタがプロモーション13
0を受け入れたならば、フォームビットが問い合わされ
てデリバリ・メディアを決定する。
【0235】フォームが紙だけである場合、決まりきっ
たプリンタ装置操作136がクーポンをプリントする。
【0236】ソフトウェア・モジュール138が装置1
34に追加され、ここでは、モジュール38はスマート
・カード・フォームで届けられたオファーを要約するこ
とができる基本的能力を有する。絶えずアップデートさ
れる配布リスト140は消費者にどんなアクティブ・オ
ファーを利用できるかを知らせ続ける。この二重チャネ
ル・メデイア・モードでクーポンダイレクトを操作する
ことは非常に有利である。紙クーポンはまだ小売業者制
限なしの全国的な配布にとって非常に魅惑的であるが、
スマート・カード・オファーはスマート・カード・リー
ダを備えた特定の小売業者でのみ償還できる。
【0237】スマート・カード・リーダ142も装置1
34にインターフェイス接続してある。このインターフ
ェイスは装置134へ実際に統合してもよいし、あるい
は単に個別のユニットにハードワイヤ接続してもよい。
スマート・カード・オファーは、リーダに通常ドッキン
グしてあるカード144に書き込まれる。プライマリ・
カードが買い物で使用しているときに新しいオファーを
書き込むことができるので、ツインのカードが必要であ
る。
【0238】メジャーなスマート・カードは電子商取引
用に設計されており、多くのセキュリティ手段が書き込
みルーチンに組み込まれる。これらの手段は、小売業者
での必要な二次読み取りと一緒に、高度な不正防止電子
クーポンを与える。
【0239】グローバル・コンピュータ・ネットワーク
と統合されたクーポン配布システムが図37に示してあ
る。このシステムにおける構成要素を統合しているキー
は、共有式のスマート・カード・リーダ兼ライタ150
である。ここで再び、これはスタンドアロン・ユニット
であってもよいし、クーポンダイレクト装置152に組
み込んだモジュールであってもよい。図示のように、シ
ステムはグローバル・コンピュータ・ネットワーク(た
とえば、インターネット)を通じて配布されるオファー
を、スマート・カード154に書き込み、消費者のパソ
コン・プリンタ158でオファー・リスト156をプリ
ントするのを可能とする。同様に、クーポンダイレクト
・オファーはスマート・カード160に書き込み、対応
するプリントされたオファー・リスト162を装置15
2によって生成することができる。もちろん、オファー
の配布はこれらのシステムの各々について異なった手段
で行われる。グローバル・コンピュータ・ネットワーク
に対して、オファーはオンライン・クーポン・ディスト
リビュータ164によって配布され、上記のクーポンダ
イレクト・ディストリビュータ166およびページャ・
ネットワーク168はオファーをクーポンダイレクト装
置152に配布するのに役立つ。
【0240】このようなシステムの好ましい実施例にお
いては、クーポンダイレクト・オフアー160でロード
されたカードと、グローバル・コンピュータ・ネットワ
ーク・オファー154でロードされたカードは1つの一
体型のスマート・カード170にまとめられ、クーポン
ダイレクト・オファー・リスト162およびグローバル
・コンピュータ・ネットワーク・オファー・リスト15
6は1つのまとめられたリスト172に統合されること
になる。ソフトウェア・モジュールは、両タイプのオフ
ァーの統合を容易にするいずれかのチャネルから一体型
のスマート・カード170およびまとめられたリスト1
72までダウンロードすることができる。
【0241】多くのストアがあらゆるチェックアウト・
レーンにスマート・カード・リーダを備えるには若干の
時間があるかも知れないので、経済的な方法としては、
図38に示すように、ストア内にスマート・カード・リ
ーダ端末180を据え付けることであろう。理想的に
は、スマート・カード端末は、既存のストア・インスト
レーション、たとえば、ATM機、電話ボックス、宝く
じディスペンサまたはコイン両替機に組み込むことであ
ろう。スマート・カード・リーダ・ユニットは、本質的
には、おそらくPentium IIまでの処理パワー
を備えた小型マイクロプロセッサと、バッファ・メモリ
兼RAMと、数ギガバイトまでのオンサイト・ハードま
たは光学ディスク・記憶装置と、通信ポートと、いくつ
からのパラレル化した高速プリンタ(おそらくは、レー
ザー・プリンタ)と、スマート・カード・リーダと、マ
ルチディジットLCDまたはLEDまたは、おそらく、
CRTディスプレイと、標準のスマート・カードと、ス
トア・インターフェイス・ソフトウェアとからなるであ
ろう。
【0242】基本的には、消費者は端末180のところ
でスマート・カード182を掃引する。そして、読み取
りが成功した場合には、ディスプレイが消費者に訪問番
号184を与える。プロモーションはカードから読み出
され、訪問番号186のタグを付けられ、中央ストア・
コンピュータ188に中継され、チェックアウト・レー
ン190で出力される。
【0243】買い物192を終えると、顧客はその訪問
番号をキャッシャー194に提供し、キャッシャー19
4はそれをキー入力する。買い物かご内のすべての商品
は196でスキャンされる。訪問訪問ファイル上のオフ
ァーと一致した購入物は自動的に198で割引される。
訪問ファイルは処理後直ちに廃棄されるか、あるいは、
所定時間内にチェックアウト・レーン190に到達しな
かった場合には削除される。チェックアウトでの演算リ
ソースは、通常、この種類のクリーン・アップ・ルーチ
ンが不可欠となるように制限される。
【0244】本発明をその好ましい形態に特に関連して
説明してきたが、以下の添付の特許請求の範囲に定義し
てあるような本発明の精神、範囲から逸脱することなく
種々の変更、修正をなし得ることは明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の情報デリバリ・システムを示
すフローチャートである。
【図2】図2は、本発明の情報デリバリ・システムと一
緒に使用されるサブスクライバ・ディレクトリのサンプ
ルテーブルである。
【図3】図3は、本発明の情報デリバリ・システムと一
緒に使用することができる可能性のあるプロファイル・
ビット・ストリング・グループ分けを示す。
【図4】図4は、本発明のメッセージ・バンクに格納さ
れるメッセージを示すサンプルテーブルである。
【図5】図5は、本発明の情報デリバリ・システムのメ
ッセージ・バンクを使用して創作される毎日のメッセー
ジ・バッチの例である。
【図6】図6は、本発明の情報デリバリ・システムと一
緒に使用し得る代表的なメッセージ・ビット・ストリン
グ・宛先コードのサンプルである。
【図7】図7は、本発明の情報デリバリ・システムと一
緒に使用されるメッセージ・コード・ストリングのサン
プルテーブルである。
【図8】図8は、本発明の情報デリバリ・システムと一
緒に使用されるサンプル・クーポン・メッセージに含ま
れ得るデータのタイプを示す。
【図9】図9は、本発明の情報デリバリ・システムのメ
ッセージ識別番号を創作する方法を示す。
【図10】図10は、本発明の情報デリバリ・システム
において使用されるプリンタ装置の斜視図である。
【図11】図11は、本発明の情報デリバリ・システム
のプリンタ機器が作動する方法を示すフローチャートで
ある。
【図12】図12は、本発明のプリンタ装置におけるメ
ッセージ内容物処理方法を示すフローチャートである。
【図13】図13は、図4のサブスクライバ・ディレク
トリテーブル内のデータから創作することができる代表
的な適格性ビット・ストリング・フィルタを示す。
【図14】図14は、本発明のプリンタ装置の受信適格
性マッチングを示すテーブルである。
【図15】図15は、本発明のプリンタ装置におけるプ
リント処理を示すフローチャートである。
【図16】図16は、本発明の情報デリバリ・システム
の別の実施例を示すフローチャートである。
【図17】図17は、本発明の情報デリバリ・システム
のレシーバ・プリンタ・ディスペンサ装置が作動する方
法を示すフローチャートである。
【図18】図18は、本発明の情報デリバリ・システム
において使用されるレシーバ・プリンタ・ディスペンサ
装置の斜視図である。
【図19】図19は、レシーバ・プリンタ・ディスペン
サ装置の或るタイプのディスペンサフォームを示す。
【図20】図20は、レシーバ・プリンタ・ディスペン
サ装置の別のタイプのディスペンサフォームを示す。
【図21】図21は、レシーバ・プリンタ・ディスペン
サ装置のまた別のタイプのディスペンサフォームを示
す。
【図22】図22は、レシーバ・プリンタ・ディスペン
サ装置のさらに別のタイプのディスペンサフォームを示
す。
【図23】図23は、レシーバ・プリンタ・ディスペン
サ装置の種々のタイプのディスペンサフォームの配置を
示すサンプル間取り図である。
【図24】図24は、本発明のクーポンダイレクト情報
デリバリ・システムを示すフローチャートである。
【図25】図25は、クーポンダイレクト・プリンタが
配達されたクーポンを処理し、プリンすることができる
方法を示すフローチャートである。
【図26】図26は、本発明の方法を使用してクーポン
が安全に配布させ得る方法を示すフローチャートであ
る。
【図27】図27は、不正抑制機と共に本発明の方法を
使用して創作された安全な償還可能なクーポンの例であ
る。
【図28】図28は、本発明のインストア確認セキュリ
ティ・プロセスを示すフローチャートである。
【図29】図29は、本発明の方法を使用して消費者が
選択すると考えられるオファーのサンプル・リストであ
る。
【図30】図30は、本発明の方法によってインストア
確認ユニットを使用する方法を示すフローチャートであ
る。
【図31】図31は、本発明の2つの方法の主要な特徴
を示している。
【図32】図32は、本発明の情報デリバリ・システム
を示すフローチャートである。
【図33】図33は、本発明の情報デリバリ・システム
のためのプリンタが配達されたクーポンを処理し、プリ
ントする方法を示すフローチャートである。
【図34】図34は、クーポンダイレクト・オファーを
スマート・カードを使用して配布することができる方法
を示すフローチャートである。
【図35】図35は、サンプル・スマート・カード・オ
ファー・リストである。
【図36】図36は、プリントされた電子オファーのコ
ンビネーションを配送できる方法を示すフローチャート
である。
【図37】図37は、総合的なクーポンダイレクト・イ
ンターネット・システムを使用してプロモーションを届
けることができる方法を示すフローチャートである。
【図38】図38は、サンプル・スマート・カード・イ
ンストア・プロモーションプロモーションを示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
10サブスクライバ・ディレクトリ 20システム制御センタ 30メッセージ・バンク 40データベース・マネージャ 50送信シーケンス・コンパイラ 60モデム・バンク 70送信機ネットワーク 80プリンタ装置・ネットワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 09/237,533 (32)優先日 平成11年1月27日(1999.1.27) (33)優先権主張国 米国(US) 特許法第64条第2項ただし書の規定のより図面第13図の 一部は不掲載とした。 (72)発明者 ロバート マーシャル アメリカ合衆国 テキサス州 79932 エ ル パソ、モントヤ ドライブ 5389 (72)発明者 ジョージ ロジャース アメリカ合衆国 カリフォルニア州 90807 ロング ビーチ、クレスト ドラ イブ 3361

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報またはメッセージのプリントしたパケ
    ットを意図した受取人に届けるためのシステムであっ
    て、届けられるべきパケットを受信、記憶する手段と、
    前記受取人に前記パケットを送信する無線ネットワーク
    と、前記パケットを受信し、選択的に処理し、プリント
    するようになっているプリンタ装置のネットワークとを
    包含することを特徴とするシステム。
  2. 【請求項2】情報またはメッセージのプリントしたパケ
    ットを意図した受取人に届けるためのシステムであっ
    て、届けられるべきパケットを受信、記憶する手段と、
    或る所定の基準に基づいて各パケット毎にパケット・ビ
    ット・ストリング・コードを創作する手段と、前記受取
    人に前記パケットを送信する無線ネットワークと、各々
    が或る所定の基準に基づく装置ビット・ストリング・コ
    ードを有するプリンタ装置のネットワークであり、前記
    装置の各々が、前記パケットのすべてを受信し、装置ビ
    ット・ストリング・コードとして同じビット・ストリン
    グ・コードを有するパケットのみを選択的に処理し、前
    記選ばれたパケットをプリントするようになっているこ
    とを特徴とするシステム。
  3. 【請求項3】無線手段で送信された情報のパケットを受
    信し、プリントするのに使用するためのプリンタ装置で
    あって、前記情報パケットを受信する手段と、前記パケ
    ットを分析して、前記パケットが前記装置によって処理
    され、プリントされることを意図したものであるかどう
    か決定する手段と、前記情報パケットをプリントする手
    段とを包含することを特徴とするプリンタ装置。
  4. 【請求項4】選ばれた小売店位置で個人に情報のパケッ
    トを配布するためのシステムであって、前記情報パケッ
    トをデジタル・フォーマットで創作する手段と、前記小
    売店位置に前記情報パケットを送信するための無線ネッ
    トワークと、前記位置にあるプリンタ装置のネットワー
    クであり、前記装置の各々が、前記送信された情報パケ
    ットを選択的に受信し、処理し、記憶するようになって
    おり、また、前記個人に配布するために前記情報パケッ
    トをプリント済みのフォーマットへ変換するようになっ
    ているプリンタ装置ネットワークとを包含することを特
    徴とするシステム。
  5. 【請求項5】償還可能なクーポンを生成し、このような
    クーポンを選ぶ個人にインターネットを通じて配布する
    セキュア・システムであって、少なくとも一人の消費者
    によって請求されることになっている少なくとも1つの
    クーポンをインターネット・ウェブ・サイト上に表示す
    る手段と、前記少なくとも1つのクーポンを請求する手
    段と、前記少なくとも1つのクーポンをそれを請求して
    いるすべての個人に届けてその交替または変更を防ぐ手
    段とを包含することを特徴とするセキュア・システム。
  6. 【請求項6】選定位置で個人に情報のパケットを配布す
    るシステムであって、前記情報パケットをデジタル・フ
    ォーマットで創作する手段と、前記情報パケットを前記
    位置に送信する手段と、前記位置にある受信機のネット
    ワークとを包含し、前記受信機の各々が、前記送信され
    た情報パケットを選択的に受信し、処理して記憶するよ
    うになっており、また、前記情報パケットをプログラム
    ・メディア上にダウンロードするようになっていること
    を特徴とするシステム。
JP20210499A 1998-06-11 1999-06-11 情報のパケットを同報送信し、受信し、選択的にプリントする無線システム Pending JP2000122823A (ja)

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US09/095,820 1999-01-27
US09/096,443 1999-01-27
US09/237,533 1999-01-27
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