JP2000122635A - 画面制御装置 - Google Patents
画面制御装置Info
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- screen
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- Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 機器の方向に応じて表示画面の方向を自動的
に制御する場合に、ユーザにとって煩わしくなく、操作
性が低下することを防止する。 【解決手段】 マイクロプロセッサ９は重力センサ３に
より検出された傾きに基づいて表示画面の方向を切り替
えるか否かを判断し、切り替えると判断した場合に所定
時間経過した後に再度前記重力センサ３により検出され
た傾きに基づいて表示画面の方向を切り替えるか否かを
判断して表示画面の方向を切り替える。また、重力セン
サ３により検出された傾きの小さな変化に対して表示画
面方向の切り替えタイミングが遅くなるようなヒステリ
シス特性で表示画面の方向を切り替える。
に制御する場合に、ユーザにとって煩わしくなく、操作
性が低下することを防止する。 【解決手段】 マイクロプロセッサ９は重力センサ３に
より検出された傾きに基づいて表示画面の方向を切り替
えるか否かを判断し、切り替えると判断した場合に所定
時間経過した後に再度前記重力センサ３により検出され
た傾きに基づいて表示画面の方向を切り替えるか否かを
判断して表示画面の方向を切り替える。また、重力セン
サ３により検出された傾きの小さな変化に対して表示画
面方向の切り替えタイミングが遅くなるようなヒステリ
シス特性で表示画面の方向を切り替える。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示装置の鉛直方
向に対する傾きを検出して表示画面の方向を自動的に制
御する画面制御装置に関する。
向に対する傾きを検出して表示画面の方向を自動的に制
御する画面制御装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、マイクロプロセッサの低消費電力
化、能力向上に伴って、電池で動作する携帯型情報通信
端末が普及し始め、これらの多くはＬＣＤなどの平面表
示装置を備えている。また、これらの情報通信端末は通
常、多くのアプリケーションソフトウエアを備え、それ
らの画面構成は電話用や電卓用などの単純なテンキーが
中心のテンキー画面と、メールを読み書きしたり、メモ
や住所などを記入したりするための文字画面の２つに大
きく分けられる。前者は電話などの機器の形状から縦長
画面が好適であり、また、後者は多くの項目の文章を一
覧可能にするためには横長画面が好適である。
化、能力向上に伴って、電池で動作する携帯型情報通信
端末が普及し始め、これらの多くはＬＣＤなどの平面表
示装置を備えている。また、これらの情報通信端末は通
常、多くのアプリケーションソフトウエアを備え、それ
らの画面構成は電話用や電卓用などの単純なテンキーが
中心のテンキー画面と、メールを読み書きしたり、メモ
や住所などを記入したりするための文字画面の２つに大
きく分けられる。前者は電話などの機器の形状から縦長
画面が好適であり、また、後者は多くの項目の文章を一
覧可能にするためには横長画面が好適である。
【０００３】また、これらの情報通信端末は様々なアプ
リケーションを切り替えて使用されるが、使用アプリケ
ーションによっては機器を縦長にした方が好適な場合
と、横長にした方が好適な場合がある。例えばユーザが
電話をかけるときに機器を縦長にした場合、操作画面も
縦長にした方が好適である。また、電話を終了してメモ
帳アプリケーションを起動したときに横長画面の方が見
やすいが、そのためにはユーザは機器を９０°回転しな
ければならないので操作が煩わしくなる。したがって、
アプリケーションソフトウエアの操作画面を縦長用と横
長用を用意して対応するのが通常の対策であろう。
リケーションを切り替えて使用されるが、使用アプリケ
ーションによっては機器を縦長にした方が好適な場合
と、横長にした方が好適な場合がある。例えばユーザが
電話をかけるときに機器を縦長にした場合、操作画面も
縦長にした方が好適である。また、電話を終了してメモ
帳アプリケーションを起動したときに横長画面の方が見
やすいが、そのためにはユーザは機器を９０°回転しな
ければならないので操作が煩わしくなる。したがって、
アプリケーションソフトウエアの操作画面を縦長用と横
長用を用意して対応するのが通常の対策であろう。
【０００４】しかしながら、機器側としてはどのような
条件のときには画面を縦長にしたらよいか、横長にした
らよいかがわからない。例えばアプリケーションが切り
替わったときに直前の画面方向を継続するように構成し
た場合、ユーザが機器を机上に横にして置き、次いでメ
モ帳アプリケーションを起動するときには縦長画面のま
まで起動操作を行う。したがって、このように構成する
とユーザは手動操作で画面方向を切り替えなければなら
ないので操作が煩雑になる。
条件のときには画面を縦長にしたらよいか、横長にした
らよいかがわからない。例えばアプリケーションが切り
替わったときに直前の画面方向を継続するように構成し
た場合、ユーザが機器を机上に横にして置き、次いでメ
モ帳アプリケーションを起動するときには縦長画面のま
まで起動操作を行う。したがって、このように構成する
とユーザは手動操作で画面方向を切り替えなければなら
ないので操作が煩雑になる。
【０００５】そこで、この種の従来例としては、例えば
特開平９−４４１４３号公報に示されるように重力セン
サを設け、画面方向が機器の重力方向と反対方向になる
ように制御する方法が提案されている。また、他の従来
例としては、デスクトップ型、すなわち机上固定型のデ
ィスプレイとして９０°回転可能なものも市販されてい
る。
特開平９−４４１４３号公報に示されるように重力セン
サを設け、画面方向が機器の重力方向と反対方向になる
ように制御する方法が提案されている。また、他の従来
例としては、デスクトップ型、すなわち机上固定型のデ
ィスプレイとして９０°回転可能なものも市販されてい
る。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に示される端末では、歩きながらや車中において使用
する環境下では機器の方向が頻繁に変化するので、重力
方向の変化を敏感に検出して画面方向がその変化と共に
頻繁に変化し、したがって、ユーザにとって非常に煩わ
しく、操作性が著しく低下するという問題点がある。
報に示される端末では、歩きながらや車中において使用
する環境下では機器の方向が頻繁に変化するので、重力
方向の変化を敏感に検出して画面方向がその変化と共に
頻繁に変化し、したがって、ユーザにとって非常に煩わ
しく、操作性が著しく低下するという問題点がある。
【０００７】本発明は上記従来例の問題点に鑑み、機器
の方向に応じて表示画面の方向を自動的に制御する場合
に、ユーザにとって煩わしくなく、操作性が低下するこ
とを防止することができる画面制御装置を提供すること
を目的とする。
の方向に応じて表示画面の方向を自動的に制御する場合
に、ユーザにとって煩わしくなく、操作性が低下するこ
とを防止することができる画面制御装置を提供すること
を目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、機器が所定時間以上継続して傾いている場
合に表示画面の方向を切り替えるようにしたものであ
る。すなわち本発明によれば、鉛直方向に対する表示装
置の傾きを検出する傾き検出手段と、前記傾き検出手段
により検出された傾きに基づいて表示画面の方向を切り
替えるか否かを判断し、切り替えると判断した場合に所
定時間経過した後に再度前記傾き検出手段により検出さ
れた傾きに基づいて表示画面の方向を切り替えるか否か
を判断して表示画面の方向を切り替える制御手段とを、
有する画面制御装置が提供される。
するために、機器が所定時間以上継続して傾いている場
合に表示画面の方向を切り替えるようにしたものであ
る。すなわち本発明によれば、鉛直方向に対する表示装
置の傾きを検出する傾き検出手段と、前記傾き検出手段
により検出された傾きに基づいて表示画面の方向を切り
替えるか否かを判断し、切り替えると判断した場合に所
定時間経過した後に再度前記傾き検出手段により検出さ
れた傾きに基づいて表示画面の方向を切り替えるか否か
を判断して表示画面の方向を切り替える制御手段とを、
有する画面制御装置が提供される。
【０００９】また本発明は上記目的を達成するために、
傾きの小さな変化に対して表示画面方向の切り替えタイ
ミングが遅くなるようなヒステリシス特性で表示画面の
方向を切り替えるようにしたものである。すなわち本発
明によれば、鉛直方向に対する表示装置の傾きを検出す
る傾き検出手段と、前記傾き検出手段により検出された
傾きの変化方向と表示画面方向の切り替えタイミングの
関係がヒステリシス特性になるように表示画面の方向を
切り替える制御手段とを、有する画面制御装置が提供さ
れる。
傾きの小さな変化に対して表示画面方向の切り替えタイ
ミングが遅くなるようなヒステリシス特性で表示画面の
方向を切り替えるようにしたものである。すなわち本発
明によれば、鉛直方向に対する表示装置の傾きを検出す
る傾き検出手段と、前記傾き検出手段により検出された
傾きの変化方向と表示画面方向の切り替えタイミングの
関係がヒステリシス特性になるように表示画面の方向を
切り替える制御手段とを、有する画面制御装置が提供さ
れる。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図１は本発明に係る画面制御装置
の一実施形態が適用された携帯端末を示す構成図、図２
は図１の携帯端末の重力センサを示す構成図、図３は図
２の重力センサの検出信号を示す説明図、図４は本発明
に係る画面制御装置を示すブロック図、図５は画面切り
替え処理を説明するためのフローチャートである。
施の形態を説明する。図１は本発明に係る画面制御装置
の一実施形態が適用された携帯端末を示す構成図、図２
は図１の携帯端末の重力センサを示す構成図、図３は図
２の重力センサの検出信号を示す説明図、図４は本発明
に係る画面制御装置を示すブロック図、図５は画面切り
替え処理を説明するためのフローチャートである。
【００１１】図１は本発明が適用される携帯端末１とし
て、携帯電話機能と、ＬＣＤなどの長方形の平面表示部
２と、メモ帳、電話帳、住所録などのデータ処理機能を
有する複合機を示している。また、図１（ａ）は電話や
電卓などのアプリケーションを起動中に好適な縦長画面
を示し、図１（ｂ）はメモ帳、住所録、メールなどのア
プリケーションを起動中に好適な横長画面を示す。
て、携帯電話機能と、ＬＣＤなどの長方形の平面表示部
２と、メモ帳、電話帳、住所録などのデータ処理機能を
有する複合機を示している。また、図１（ａ）は電話や
電卓などのアプリケーションを起動中に好適な縦長画面
を示し、図１（ｂ）はメモ帳、住所録、メールなどのア
プリケーションを起動中に好適な横長画面を示す。
【００１２】次に図２を参照して重力センサ３について
説明する。重力センサ３の中央には重り４が配置され、
重り４の左側と下側にはそれぞれ半導体圧力センサなど
の圧力センサ５−１、５−２が配置されている。圧力セ
ンサ５−１、５−２は重り４の加重による圧力に応じて
それぞれ電気抵抗Ｒ１、Ｒ２が変化し、したがって、こ
の電気抵抗Ｒ１、Ｒ２を含むブリッジ回路６と減算器７
により鉛直方向（重力方向）に対する携帯端末１の傾き
信号Ｖccが検出される。
説明する。重力センサ３の中央には重り４が配置され、
重り４の左側と下側にはそれぞれ半導体圧力センサなど
の圧力センサ５−１、５−２が配置されている。圧力セ
ンサ５−１、５−２は重り４の加重による圧力に応じて
それぞれ電気抵抗Ｒ１、Ｒ２が変化し、したがって、こ
の電気抵抗Ｒ１、Ｒ２を含むブリッジ回路６と減算器７
により鉛直方向（重力方向）に対する携帯端末１の傾き
信号Ｖccが検出される。
【００１３】この傾き信号Ｖccは図３に示すように、画
面の縦方向をＸ、横方向をＹとしてＹ軸が重力方向から
傾いていない場合（θ＝０）にＶcc＝中心電圧となり、
重力方向から−θ方向に傾くと、その傾きに応じて中心
電圧から低くなり、逆に重力方向から＋θ方向に傾く
と、その傾きに応じて中心電圧から高くなる。そこで、
θ＝−４５°を検出するための閾値Ｖthlとθ＝＋４５
°を検出するための閾値Ｖthhを用いて、−４５°以下
の傾きの範囲と、−４５°＜θ＜＋４５°の傾きの範
囲と、４５°以上の傾きの範囲を検出して範囲、
、が変化した場合に以下のように画面切り替えを行
う。
面の縦方向をＸ、横方向をＹとしてＹ軸が重力方向から
傾いていない場合（θ＝０）にＶcc＝中心電圧となり、
重力方向から−θ方向に傾くと、その傾きに応じて中心
電圧から低くなり、逆に重力方向から＋θ方向に傾く
と、その傾きに応じて中心電圧から高くなる。そこで、
θ＝−４５°を検出するための閾値Ｖthlとθ＝＋４５
°を検出するための閾値Ｖthhを用いて、−４５°以下
の傾きの範囲と、−４５°＜θ＜＋４５°の傾きの範
囲と、４５°以上の傾きの範囲を検出して範囲、
、が変化した場合に以下のように画面切り替えを行
う。
【００１４】図４において傾き信号ＶccはＡ／Ｄ変換器
８を介してマイクロプロセッサ（μｐ）９により取り込
まれ、マイクロプロセッサ９はこの傾きＶccとタイマ１
０の値に基づいて図５に示すような処理を実行すること
により平面表示部（ＬＣＤ）２の画面方向を決定してＬ
ＣＤコントローラ（ＬＣＤＣ）１１を制御する。
８を介してマイクロプロセッサ（μｐ）９により取り込
まれ、マイクロプロセッサ９はこの傾きＶccとタイマ１
０の値に基づいて図５に示すような処理を実行すること
により平面表示部（ＬＣＤ）２の画面方向を決定してＬ
ＣＤコントローラ（ＬＣＤＣ）１１を制御する。
【００１５】マイクロプロセッサ９は図５に示すよう
に、まず、内部メモリに格納されている画面方向Ｄｉｒ
をセットし（ステップＳ１）、次いでこの画面方向Ｄｉ
ｒをＬＣＤコントローラ１１に命令する（ステップＳ
２）。次いで重力センサ３から傾き信号Ｖccを取り込み
（ステップＳ３）、次いでこの傾きＶccが属する傾き範
囲、、が画面方向Ｄｉｒに対応する傾き範囲から
外れたか否かを判断する（ステップＳ４）。そして、外
れていない場合にはステップＳ３に戻り、他方、外れて
いる場合にはステップＳ５以下に進む。
に、まず、内部メモリに格納されている画面方向Ｄｉｒ
をセットし（ステップＳ１）、次いでこの画面方向Ｄｉ
ｒをＬＣＤコントローラ１１に命令する（ステップＳ
２）。次いで重力センサ３から傾き信号Ｖccを取り込み
（ステップＳ３）、次いでこの傾きＶccが属する傾き範
囲、、が画面方向Ｄｉｒに対応する傾き範囲から
外れたか否かを判断する（ステップＳ４）。そして、外
れていない場合にはステップＳ３に戻り、他方、外れて
いる場合にはステップＳ５以下に進む。
【００１６】ステップＳ５以下ではタイマ１０をスター
トして所定時間が経過するまで待機し（ステップＳ
５）、所定時間が経過すると再度傾きＶccを取り込んで
判断を行う（ステップＳ６、Ｓ７）。そして、傾きＶcc
が属する傾き範囲 、 、が画面方向Ｄｉｒに対応
する傾き範囲から外れていない場合にはステップＳ３に
戻り、他方、外れている場合には画面方向Ｄｉｒを９０
°回転した画面方向（／Ｄｉｒ）を内部メモリに格納し
（ステップＳ８）、次いで画面方向切り替え命令をＬＣ
Ｄコントローラ１１に出力し（ステップＳ９）、次いで
ステップＳ３に戻る。
トして所定時間が経過するまで待機し（ステップＳ
５）、所定時間が経過すると再度傾きＶccを取り込んで
判断を行う（ステップＳ６、Ｓ７）。そして、傾きＶcc
が属する傾き範囲 、 、が画面方向Ｄｉｒに対応
する傾き範囲から外れていない場合にはステップＳ３に
戻り、他方、外れている場合には画面方向Ｄｉｒを９０
°回転した画面方向（／Ｄｉｒ）を内部メモリに格納し
（ステップＳ８）、次いで画面方向切り替え命令をＬＣ
Ｄコントローラ１１に出力し（ステップＳ９）、次いで
ステップＳ３に戻る。
【００１７】したがって、歩きながらや車中において使
用する環境下において携帯端末などの機器の方向が頻繁
に変化しても、その状態が所定時間が経過するまで画面
方向を切り替えないので、ユーザにとって煩わしくな
く、操作性が低下することを防止することができる。
用する環境下において携帯端末などの機器の方向が頻繁
に変化しても、その状態が所定時間が経過するまで画面
方向を切り替えないので、ユーザにとって煩わしくな
く、操作性が低下することを防止することができる。
【００１８】次に図６、図７を参照して第２の実施形態
について説明する。第１の実施形態では図３に示すよう
に、機器の１つの方向（Ｙ軸）の重力方向に対する傾き
θ＝−４５°、＋４５°にそれぞれ対応する閾値Ｖth
l、閾値Ｖthhとタイマ１０により切り替えが頻繁になら
ないようにならないように構成したが、この第２の実施
形態では図６に示すように、傾きの小さな変化に対して
表示画面方向の切り替えタイミングが遅くなるようなヒ
ステリシス特性で表示画面の方向を切り替えるように、
θ＝０°〜−４５°の間に閾値Ｖth1が設けられ、θ＝
−４５°〜−９０°の間に閾値Ｖth2が設けられてい
る。
について説明する。第１の実施形態では図３に示すよう
に、機器の１つの方向（Ｙ軸）の重力方向に対する傾き
θ＝−４５°、＋４５°にそれぞれ対応する閾値Ｖth
l、閾値Ｖthhとタイマ１０により切り替えが頻繁になら
ないようにならないように構成したが、この第２の実施
形態では図６に示すように、傾きの小さな変化に対して
表示画面方向の切り替えタイミングが遅くなるようなヒ
ステリシス特性で表示画面の方向を切り替えるように、
θ＝０°〜−４５°の間に閾値Ｖth1が設けられ、θ＝
−４５°〜−９０°の間に閾値Ｖth2が設けられてい
る。
【００１９】図７を参照して第２の実施形態の画面方向
切り替え処理を説明する。マイクロプロセッサ９はま
ず、内部メモリに格納されている画面方向Ｄｉｒをセッ
トし（ステップＳ１１）、次いでこの画面方向Ｄｉｒを
ＬＣＤコントローラ１１に命令する（ステップＳ１
２）。次いで重力センサ３から傾き信号Ｖccを取り込み
（ステップＳ１３）、次いで現在の画面方向Ｄｉｒが縦
長か横長かを判断する（ステップＳ１４）。
切り替え処理を説明する。マイクロプロセッサ９はま
ず、内部メモリに格納されている画面方向Ｄｉｒをセッ
トし（ステップＳ１１）、次いでこの画面方向Ｄｉｒを
ＬＣＤコントローラ１１に命令する（ステップＳ１
２）。次いで重力センサ３から傾き信号Ｖccを取り込み
（ステップＳ１３）、次いで現在の画面方向Ｄｉｒが縦
長か横長かを判断する（ステップＳ１４）。
【００２０】そして、現在の画面方向Ｄｉｒが縦長の場
合には、傾きＶccがθ＝０°〜−４５°の間の閾値Ｖth
2以上か否かを判断する（ステップＳ１５−１）。そし
て、閾値Ｖth2以上の場合にはステップＳ１３に戻り、
他方、閾値Ｖth2を下回る場合に横長方向をメモリにセ
ットし（Ｓ１６−１）、次いで横長方向をＬＣＤコント
ローラ１１に指示し（ステップＳ１７−１）、次いでス
テップＳ１３に戻る。また、現在の画面方向Ｄｉｒが横
長の場合には、傾きＶccがθ＝−４５°〜−９０°の間
の閾値Ｖth1以下か否かを判断する（ステップＳ１５−
２）。そして、閾値Ｖth1以下の場合にはステップＳ１
３に戻り、他方、閾値Ｖth1を上回る場合には縦長方向
をメモリにセットし（ステップＳ１６−２）、次いで縦
長方向をＬＣＤコントローラ１１に指示し（ステップＳ
１７−１）、次いでステップＳ１３に戻る。
合には、傾きＶccがθ＝０°〜−４５°の間の閾値Ｖth
2以上か否かを判断する（ステップＳ１５−１）。そし
て、閾値Ｖth2以上の場合にはステップＳ１３に戻り、
他方、閾値Ｖth2を下回る場合に横長方向をメモリにセ
ットし（Ｓ１６−１）、次いで横長方向をＬＣＤコント
ローラ１１に指示し（ステップＳ１７−１）、次いでス
テップＳ１３に戻る。また、現在の画面方向Ｄｉｒが横
長の場合には、傾きＶccがθ＝−４５°〜−９０°の間
の閾値Ｖth1以下か否かを判断する（ステップＳ１５−
２）。そして、閾値Ｖth1以下の場合にはステップＳ１
３に戻り、他方、閾値Ｖth1を上回る場合には縦長方向
をメモリにセットし（ステップＳ１６−２）、次いで縦
長方向をＬＣＤコントローラ１１に指示し（ステップＳ
１７−１）、次いでステップＳ１３に戻る。
【００２１】すなわち図６に示すように、今、携帯端末
などの機器１がθ＝０°の傾き位置ａであって画面も縦
長の場合に、機器１が徐々に−方向に傾いてθ＝−４５
°の傾き位置ｂまで傾いても、閾値Ｖth2に対応する角
度まで傾いていないので縦長を横長に切り替えない（ス
テップＳ１５−１→Ｓ１３）。そして、機器１が更に傾
いて閾値Ｖth2に対応する角度まで傾くと縦長を横長に
切り替える（ステップＳ１５−１→Ｓ１６−１）。同様
に、今、機器１がθ＝９０°の傾き位置ｃであって画面
も横長の場合に、機器１が徐々に＋方向に傾いてθ＝−
４５°の傾き位置ｂまで傾いても、閾値Ｖth1に対応す
る角度まで傾いていないので横長を縦長に切り替えない
（ステップＳ１５−２→Ｓ１３）。そして、機器１が更
に傾いて閾値Ｖth1に対応する角度まで傾くと横長を縦
長に切り替える（ステップＳ１５−２→Ｓ１６−２）。
などの機器１がθ＝０°の傾き位置ａであって画面も縦
長の場合に、機器１が徐々に−方向に傾いてθ＝−４５
°の傾き位置ｂまで傾いても、閾値Ｖth2に対応する角
度まで傾いていないので縦長を横長に切り替えない（ス
テップＳ１５−１→Ｓ１３）。そして、機器１が更に傾
いて閾値Ｖth2に対応する角度まで傾くと縦長を横長に
切り替える（ステップＳ１５−１→Ｓ１６−１）。同様
に、今、機器１がθ＝９０°の傾き位置ｃであって画面
も横長の場合に、機器１が徐々に＋方向に傾いてθ＝−
４５°の傾き位置ｂまで傾いても、閾値Ｖth1に対応す
る角度まで傾いていないので横長を縦長に切り替えない
（ステップＳ１５−２→Ｓ１３）。そして、機器１が更
に傾いて閾値Ｖth1に対応する角度まで傾くと横長を縦
長に切り替える（ステップＳ１５−２→Ｓ１６−２）。
【００２２】なお、上記実施形態では、２個の圧力セン
サ５−１、５−２を設けたが、機器１が４方向のどちら
からでも使用可能な場合には、図８に示す第３の実施形
態のように４個（２対）の圧力センサ５を設けて各対の
抵抗値の変化をそれぞれ２つのブリッジ回路６−１、６
−２と減算器７−１、７ー２により検出するようにして
もよい。この場合、図９に示すように減算器７−１、７
ー２の各出力が領域のときには機器１がＸＹ座標の第
１象限の角度であることを検出することができる。ま
た、領域のときには第２象限の角度であることを検
出することができ、領域のときには第３象限の角度
であることを検出することができ、領域のときには第
４象限の角度であることを検出することができる。
サ５−１、５−２を設けたが、機器１が４方向のどちら
からでも使用可能な場合には、図８に示す第３の実施形
態のように４個（２対）の圧力センサ５を設けて各対の
抵抗値の変化をそれぞれ２つのブリッジ回路６−１、６
−２と減算器７−１、７ー２により検出するようにして
もよい。この場合、図９に示すように減算器７−１、７
ー２の各出力が領域のときには機器１がＸＹ座標の第
１象限の角度であることを検出することができる。ま
た、領域のときには第２象限の角度であることを検
出することができ、領域のときには第３象限の角度
であることを検出することができ、領域のときには第
４象限の角度であることを検出することができる。
【００２３】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、機
器が所定時間以上継続して傾いている場合に表示画面の
方向を切り替えるようにしたので、機器の方向に応じて
表示画面の方向を自動的に制御する場合に、ユーザにと
って煩わしくなく、操作性が低下することを防止するこ
とができる。また本発明によれば、傾きの小さな変化に
対しては表示画面方向を切り替えないようなヒステリシ
ス特性で表示画面の方向を切り替えるようにしたので、
機器の方向に応じて表示画面の方向を自動的に制御する
場合に、ユーザにとって煩わしくなく、操作性が低下す
ることを防止することができる。
器が所定時間以上継続して傾いている場合に表示画面の
方向を切り替えるようにしたので、機器の方向に応じて
表示画面の方向を自動的に制御する場合に、ユーザにと
って煩わしくなく、操作性が低下することを防止するこ
とができる。また本発明によれば、傾きの小さな変化に
対しては表示画面方向を切り替えないようなヒステリシ
ス特性で表示画面の方向を切り替えるようにしたので、
機器の方向に応じて表示画面の方向を自動的に制御する
場合に、ユーザにとって煩わしくなく、操作性が低下す
ることを防止することができる。
【図１】本発明に係る画面制御装置の一実施形態が適用
された携帯端末を示す構成図である。
された携帯端末を示す構成図である。
【図２】図１の携帯端末の重力センサを示す構成図であ
る。
る。
【図３】図２の重力センサの検出信号を示す説明図であ
る。
る。
【図４】本発明に係る画面制御装置を示すブロック図で
ある。
ある。
【図５】画面切り替え処理を説明するためのフローチャ
ートである。
ートである。
【図６】第２の実施形態における画面切り替え処理を示
す説明図である。
す説明図である。
【図７】第２の実施形態の画面切り替え処理を説明する
ためのフローチャートである。
ためのフローチャートである。
【図８】第３の実施形態の重力センサを示す構成図であ
る。
る。
【図９】第３の実施形態の画面切り替え処理を示す説明
図である。
図である。
２ 平面表示部 ３ 重力センサ（傾き検出手段） ９ マイクロプロセッサ（制御手段） １０ タイマ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｇ０９Ｇ 5/36 ５２０ Ｇ０９Ｇ 5/36 ５２０Ｋ Ｆターム(参考） 5C006 AA03 AB01 AF03 AF44 AF61 AF78 AF81 BB11 BC16 BF22 BF28 BF38 FA05 FA55 5C080 AA10 BB05 DD01 EE01 EE23 FF09 GG02 JJ01 JJ02 JJ03 JJ05 JJ07 KK07 5C082 AA00 AA21 BA02 BA12 BB01 BB22 BB32 CA44 CB03 DA63 DA86 MM09 MM10 5E501 AA04 AA11 AB03 BA05 EA01 FA03 FA14 FB24 FB34
Claims (2)
- 【請求項１】 鉛直方向に対する表示装置の傾きを検出
する傾き検出手段と、 前記傾き検出手段により検出された傾きに基づいて表示
画面の方向を切り替えるか否かを判断し、切り替えると
判断した場合に所定時間経過した後に再度前記傾き検出
手段により検出された傾きに基づいて表示画面の方向を
切り替えるか否かを判断して表示画面の方向を切り替え
る制御手段とを、 有する画面制御装置。 - 【請求項２】 鉛直方向に対する表示装置の傾きを検出
する傾き検出手段と、 前記傾き検出手段により検出された傾きの変化方向と表
示画面方向の切り替えタイミングの関係がヒステリシス
特性になるように表示画面の方向を切り替える制御手段
とを、 有する画面制御装置。
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| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030320 |