JP2000121004A - 給水加熱器ドレン排出装置 - Google Patents

給水加熱器ドレン排出装置

Info

Publication number
JP2000121004A
JP2000121004A JP10294356A JP29435698A JP2000121004A JP 2000121004 A JP2000121004 A JP 2000121004A JP 10294356 A JP10294356 A JP 10294356A JP 29435698 A JP29435698 A JP 29435698A JP 2000121004 A JP2000121004 A JP 2000121004A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drain
feed water
water heater
pipe
drain pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10294356A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3819161B2 (ja
Inventor
Daisuke Asakura
大輔 朝倉
Takeo Takahashi
武雄 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP29435698A priority Critical patent/JP3819161B2/ja
Publication of JP2000121004A publication Critical patent/JP2000121004A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3819161B2 publication Critical patent/JP3819161B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Heat Treatment Of Water, Waste Water Or Sewage (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 給水加熱器のドレン管内のドレンの流動を安
定にできる給水加熱器ドレン排出装置を提供することに
ある。 【解決手段】 非凝縮性ガスを含むドレンを貯留する第
1の給水加熱器4からドレン管8を介して低圧側の第2
の給水加熱器3にドレンを流出させる。この場合、ドレ
ン流量は、第1の給水加熱器4のドレン出口近傍のドレ
ン管8に設けられた調節弁7により調節される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、給水加熱器からの
ドレンを排出するための給水加熱器ドレン排出装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、火力発電プラントや原子力発電
プラントにおいては、プラントの熱効率を高めるために
ボイラや原子炉の供給する給水を複数台の給水加熱器で
加熱するようにしている。この給水加熱器は、タービン
からの抽気により給水の加熱を行なっている。
【0003】発電プラントに設けられる給水加熱系統の
構成を図7に示す。図7において、復水器1から給水さ
れた給水は、給水管2を通って複数台の給水加熱器3、
4、5に順次流入される。複数台の給水加熱器3、4、
5は、順次器内圧力が高くなっており、給水加熱器5の
器内圧力が最も高い。各々の給水加熱器3、4、5で加
熱された給水は図示省略のボイラまたは原子炉に送られ
る。
【0004】一方、各給水加熱器3、4、5にはそれぞ
れタービンから抽気された抽気蒸気が、それぞれ抽気管
6a、6b、6cを介して供給され、そこで給水と熱交
換した後に凝縮してドレンとなる。各給水加熱器3、
4、5はそれぞれ調節弁7を有するドレン管8によって
低圧側の次段給水加熱器に接続されており、給水と熱交
換して凝縮したドレンは、熱源媒体としてドレン管8を
通って低圧側の次段給水加熱器に送られ、給水の加熱源
の一部として供される。また、給水加熱器本体中の蒸気
がドレンになる際に残留する不凝縮性ガスは、各給水加
熱器3、4、5よりベント管9でオリフィス10を介し
て復水器1に放出される。
【0005】給水加熱器3、4、5は、一般に給水が高
圧なため多管式熱交換器が採用され、給水加熱器内を流
れる給水を管外から抽気蒸気およびそのドレンにより加
熱するようになっている。したがって、給水加熱器胴内
にはドレンが滞留するので、ドレン水位を適切に制御し
て熱交換を効率良く行うための水位制御器が設けられて
いる。
【0006】すなわち、ドレン管8には調節弁7が設け
られているとともに、各給水加熱器3、4、5にはドレ
ン水位が異常に高くなった場合に、直接ドレンを復水器
1に逃がす非常用ドレン管11が設けられ、その非常用
ドレン管11には非常用調節弁12がそれぞれ設けられ
ている。
【0007】各給水加熱器3、4、5には、それぞれ基
準水位検出器13および高水位検出器14が設けられて
おり、基準水位検出器13からの検出信号が調節計15
に入力され、そこで標準水位設定信号と比較され、その
偏差信号によって調節弁7の開度が制御され、また、高
水位検出器14からの検出信号は調節計16に入力さ
れ、そこで高水位設定信号と比較され、その偏差信号に
よって非常用調節弁12の開度が制御されるようになっ
ている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】一般に、調節弁7には
弁入口部における流体がドレン単相のサブクールした飽
和ドレンとして流入するが、ドレン管8の内部や給水加
熱器3、4、5に非凝縮性ガスが存在すると、飽和ドレ
ンは非凝縮性ガスによる分圧だけ圧力が低下する。これ
によりサブクールした飽和ドレンがドレンの飽和圧力を
下回りフラッシュして、ドレンと蒸気との非凝縮性ガス
混合の気液二相流が形成される。
【0009】この気液二相流が調節弁7に流入すること
になると、ガスが調節弁7を通過する分だけ必要な弁開
度が大きくなる。このため、ガス流量が多くなると、調
節弁7が全開してもドレンが排出しきれなくなり、給水
加熱器3、4、5の水位が上昇することになる。さら
に、給水加熱器3、4、5の水位が上昇すると、高水位
検出器14からの信号により、非常用調節弁12が開
き、熱源媒体であるドレンが復水器1に排出されてしま
う。
【0010】例えば、給水加熱器4から給水加熱器3へ
のドレンの流れを例にとると、ドレンと蒸気との非凝縮
性ガス混合の気液二相流は不安定な流動であり、調節弁
7の通過ドレン量が変動し、給水加熱器3のドレン水位
変動と連動して、調節弁7の開度変化を引き起こし、調
節弁7の制御性が悪化する。
【0011】一方、調節弁7の開度が変化しても、ドレ
ン管8の内部にガスが存在すると、調節弁7の通過ドレ
ン流量の変化はドレン管8の内部のガスの体積変化とし
て置換され、給水加熱器3の水位変化に遅れが生じる。
その結果として、調節弁7の開度変化に給水加熱器3の
ドレン水位変化が追随できなくなり、調節弁7の制御性
が損なわれる等の問題がある。
【0012】図8は、従来の給水加熱器ドレン排出装置
におけるドレンの流れの説明図である。ドレン管8内の
ドレン流動は、配管内のドレンとガスの種類、また管路
条件及び流量に応じて、極めて多様な状況を示し、不安
定な流れを発生する。この不安定な流れが、調節弁7の
制御性を悪化させる原因となる。
【0013】図8に示す給水加熱器ドレン排出装置を模
擬して、水と非凝縮性ガスの代表である空気の量を変え
た実験において、図9、図10の関係が得られた。図9
において、Q1は水の流量、Q2は空気の流量を示し、
Pは配管内の圧力変動を示す。図9は、水流量Q1が増
し空気流量Q2の割合が増えると、圧力変動が増すこと
を示している。図10では、図9と同様に、Q1は水の
流量、Q2は空気の流量を示し、Hは給水加熱器を模擬
したタンクの水位変動幅を示している。図10は、水流
量Q1が増し空気流量Q2の割合が増すと、水位の変動
が大きくなることを示している。
【0014】また、図11は水と飽和ドレンを同じ量で
流し、空気量Q2を変えた試験で選られた結果である。
Q1は水の流量、Q3は飽和ドレンの流量を示す。飽和
ドレンの場合は、空気流量Q2が増えると空気による気
相の分圧が下がりドレンフラッシュが起こる量も増える
ので、配管内の変動幅は水の場合に比べはるかに増大す
ることが実験から確認された。
【0015】図12は、図8中の調節弁7前の配管内の
流れの一例を示す図である。プラントが低負荷でドレン
流量が少ないときは、調節弁7も絞られるのでドレン流
速は遅くなる。そうすると水平管内部ではドレンと混合
して一緒に流れていた非凝縮性ガスが浮力で上昇し、液
相と気相とが分離した流れとなる。図12で示すよう
に、下りの垂直管では、非凝縮性ガスはドレンのせん断
力による同伴では浮力に逆らえず、エルボ(屈曲部)で
溜まる。そうすると、このエルボ部分での流路は狭まり
圧力損失が増え、かつドレン流中を占める非凝縮性ガス
の分圧も増えるので、ドレンフラッシュを生じ不安定流
動を引き起こし易いという問題がある。
【0016】また、ドレン管8の垂直部の配管内にガス
があると、ドレンが滝状に落下する。このため、下流の
配管では配管垂直部のドレン静水頭による押し込み圧力
が期待できないので、配管圧力損失と流れの乱れによ
り、ドレンの飽和圧力を下回りフラッシュして圧力損失
が過大となる現象が実験から観測された。
【0017】ドレン管8内にガスを流入させないように
するため、ベント管9からオリフィス10を介して非凝
縮性ガスを復水器1に排出している。すなわち、給水加
熱器3、4、5内部で抽気蒸気がドレンになる際に残留
する非凝縮性ガスは、給水加熱器3、4、5本体に設け
られたベント管9によりオリフィス10を介して復水器
1に排出されるようになっている。
【0018】このベント管9による非凝縮性ガス排出の
本来の目的は、給水加熱器3、4、5内の非凝縮性ガス
が熱交換の妨げになるので、それを排除するために行う
ものである。従って、調節弁7の制御性を十分確保し得
るものではない。すなわち、給水加熱器3、4、5の本
体からベント管9を通して復水器1に非凝縮性ガスを排
出する場合には、プラントの熱交換率を考慮して、低格
運転時の抽気蒸気量の1%程度の量の非凝縮性ガスを排
出できるようにしている。ベント管9に設置されている
オリフィス10の仕様も、その条件を満たすものが選定
され使用されている。このことから、ベント管9を使用
して多量の非凝縮性ガスを排出することはできない。
【0019】また、ドレン管8を通して上段給水加熱器
から運ばれる非凝縮性ガス及び抽気蒸気がドレンになる
際に残留する非凝縮性ガスの総量は、プラントの運転状
態によってはベント管9を通して復水器1に排出できる
量を上回ることが予測される。給水加熱器3、4、5は
ベント管9に比べ非常に大きいため、給水加熱器内の非
凝縮性ガスの全てをベント管9により復水器1に排出す
ることは構造上不可能であり、残りの不凝縮性ガスはド
レンと混合されてドレン管8に流入することになる。
【0020】また、給水加熱器3、4、5を出たドレン
が、フラッシュして蒸気相を形成することを防ぐため
に、給水加熱器3、4、5の内部にドレン冷却装置を設
け、給水との熱交換により、ドレンを飽和温度より低く
冷却することも提案されている。しかし、このドレン冷
却装置を設けドレン温度を下げるためには、その分冷却
面積を大きくする必要があり、それに伴って流体抵抗も
大きくなり、ドレン圧力の低下を招く。これらのことを
勘案し、実際にはドレン温度を緩和温度の−5℃〜−1
0℃程度に設定している。したがって、ドレン管8にお
いて、配管圧力損失とドレン流動の乱れによる圧力変動
により、配管圧力が部分的にドレンの飽和圧力を下回る
ことが予測される。
【0021】また、調節弁7の急激な開度変化により弁
前圧力が低下し、部分的にドレンが飽和圧力を下回る
と、ドレンがフラッシュして蒸気が発生し、体積が急激
に増大すると共に、ドレンとの気液二相流の不安定流を
形成することになる。一方、冷却装置により飽和ドレン
が冷却されることにより、ドレン内部に溶存していたガ
スが分離し、ドレンと共にドレン管8に流入することも
予測される。
【0022】また、上述した現象は特に発電プラントで
は100%定格連転では発生せず、試運転等の部分負荷
運転時に各給水加熱器間の差圧が少ない時に発生が予測
され、一時的な現象であることが多いのも特徴でもあ
る。
【0023】本発明の目的は、給水加熱器のドレン管内
のドレンの流動を安定にできる給水加熱器ドレン排出装
置を提供することにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係わる
給水加熱気ドレン排出装置は、非凝縮性ガスを含むドレ
ンを貯留する第1の給水加熱器から低圧側の第2の給水
加熱器にドレンを流出させるためのドレン管と、前記ド
レン管に設けられ前記第1の給水加熱器から流出するド
レンの流量を調節する調節弁とを備えた給水加熱器ドレ
ン排出装置において、前記調節弁は、前記第1の給水加
熱器のドレン出口近傍の前記ドレン管に設けられたこと
を特徴とする。
【0025】請求項1の発明に係わる給水加熱気ドレン
排出装置では、非凝縮性ガスを含むドレンを貯留する第
1の給水加熱器からドレン管を介して低圧側の第2の給
水加熱器にドレンを流出させる。この場合、ドレン流量
は、第1の給水加熱器のドレン出口近傍のドレン管に設
けられた調節弁により調節される。
【0026】請求項2の発明に係わる給水加熱気ドレン
排出装置は、非凝縮性ガスを含むドレンを貯留する第1
の給水加熱器から低圧側の第2の給水加熱器にドレンを
流出させるためのドレン管と、前記ドレン管に設けられ
前記第1の給水加熱器から流出するドレンの流量を調節
する調節弁とを備えた給水加熱器ドレン排出装置におい
て、前記第1の給水加熱器からのドレンを復水器に直接
排出するための非常用ドレン管と、前記第1の給水加熱
器のドレン出口近傍の前記ドレン管から分岐し前記ドレ
ン出口と水平または上昇勾配で前記非常用ドレン管に接
続するための接続管と、前記非常用ドレン管に設けられ
前記第1の給水加熱器から流出するドレンの流量を調節
する非常用調節弁とを備えたことを特徴とする。
【0027】請求項2の発明に係わる給水加熱気ドレン
排出装置では、非凝縮性ガスを含むドレンを貯留する第
1の給水加熱器からドレン管を介して低圧側の第2の給
水加熱器にドレンを流出させる。この場合、ドレン流量
は、ドレン管に設けられた調節弁により調節される。そ
して、非凝縮性ガスは、第1の給水加熱器のドレン出口
近傍のドレン管から分岐してドレン出口と水平または上
昇勾配で非常用ドレン管に接続して設けられた接続管を
介して、復水器に排出される。
【0028】請求項3の発明に係わる給水加熱気ドレン
排出装置は、非凝縮性ガスを含むドレンを貯留する第1
の給水加熱器から低圧側の第2の給水加熱器にドレンを
流出させるためのドレン管と、前記ドレン管に設けられ
前記第1の給水加熱器から流出するドレンの流量を調節
する調節弁とを備えた給水加熱器ドレン排出装置におい
て、前記第1の給水加熱器からのドレンを復水器に直接
排出するための非常用ドレン管と、前記非常用ドレン管
に設けられ前記第1の給水加熱器から流出するドレンの
流量を調節する非常用調節弁と、起動運転または低負荷
運転の際に前記第1の給水加熱器の内部の水位を上げる
水位制御器とを備えたことを特徴とする。
【0029】請求項3の発明に係わる給水加熱気ドレン
排出装置では、起動運転または低負荷運転の際には、水
位制御器は第1の給水加熱器の内部の水位を上げるよう
に動作する。
【0030】請求項4の発明に係わる給水加熱気ドレン
排出装置は、請求項3の発明において、前記水位制御器
は、ドレンフラッシュが発生したときに前記調節弁を閉
方向に操作するようにしたことを特徴とする。
【0031】請求項4の発明に係わる給水加熱気ドレン
排出装置では、請求項3の発明の作用に加え、水位制御
器は、ドレンフラッシュが発生したときに調節弁を閉方
向に操作し、ドレンの排出を少なくして給水加熱器の内
部の水位を上昇させる。
【0032】請求項5の発明に係わる給水加熱気ドレン
排出装置は、請求項3の発明において、前記水位制御器
は、ドレンフラッシュが発生したときに前記非常用調節
弁を開方向に操作するようにしたことを特徴とする。
【0033】請求項5の発明に係わる給水加熱気ドレン
排出装置では、請求項3の発明の作用に加え、水位制御
器は、ドレンフラッシュが発生したときに非常用調節弁
を開方向に操作し、非凝縮性ガスを復水器に排出する。
【0034】請求項6の発明に係わる給水加熱気ドレン
排出装置は、非凝縮性ガスを含むドレンを貯留する第1
の給水加熱器から低圧側の第2の給水加熱器にドレンを
流出させるためのドレン管と、前記ドレン管に設けられ
前記第1の給水加熱器から流出するドレンの流量を調節
する調節弁とを備えた給水加熱器ドレン排出装置におい
て、ドレンフラッシュが発生したときに、前記第1の給
水加熱器、前記第2の給水加熱器または前記ドレン管に
冷却水を供給するための冷却水管を備えたことを特徴と
する。
【0035】請求項6の発明に係わる給水加熱気ドレン
排出装置では、ドレンフラッシュが発生したときに、冷
却水管から、第1の給水加熱器、第2の給水加熱器また
はドレン管に冷却水を供給し、ドレンフラッシュを防止
する。
【0036】請求項7の発明に係わる給水加熱気ドレン
排出装置は、請求項6の発明において、ドレンフラッシ
ュが発生したときに、前記冷却水管からの冷却水を前記
非凝縮性ガスが滞留する前記ドレン管の凸屈曲部に供給
するようにしたことを特徴とする。
【0037】請求項7の発明に係わる給水加熱気ドレン
排出装置では、請求項6の発明の作用に代えて、ドレン
フラッシュが発生したときに、冷却水管からの冷却水を
非凝縮性ガスが滞留するドレン管の凸屈曲部に供給し、
ドレンフラッシュを防止する。
【0038】請求項8の発明に係わる給水加熱気ドレン
排出装置は、非凝縮性ガスを含むドレンを貯留する第1
の給水加熱器から低圧側の第2の給水加熱器にドレンを
流出させるためのドレン管と、前記ドレン管に設けられ
前記第1の給水加熱器から流出するドレンの流量を調節
する調節弁とを備えた給水加熱器ドレン排出装置におい
て、ドレンフラッシュが発生したときに、前記第1の給
水加熱器、前記第2の給水加熱器に給水を供給する給水
管から前記ドレン管に冷却水を供給するようにしたこと
を特徴とする。
【0039】請求項8の発明に係わる給水加熱気ドレン
排出装置では、ドレンフラッシュが発生したときに、第
1の給水加熱器、第2の給水加熱器に給水を供給する給
水管から、ドレン管に冷却水を供給し、ドレンフラッシ
ュを防止する。
【0040】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1は本発明の実施の形態に係わる給水加熱器ド
レン排出装置の説明図である。
【0041】いま、給水加熱器4を第1の給水加熱器と
し、その後段の給水加熱器3を第2の給水加熱器とす
る。第1の給水加熱器4は非凝縮性ガスを含むドレンを
貯留しており、その第1の給水加熱器4から低圧側の第
2の給水加熱器3へドレン管8a、8bを介してドレン
が流出する。調節弁7は、第1の給水加熱器4のドレン
出口近傍のドレン管8に設けられており、ドレン管8a
は短くドレン管8bは長く構成されている。
【0042】すなわち、ドレンは短いドレン管8aを通
り、ドレン流量を調節する調節弁7を介して次段の低圧
側の第2の給水加熱器3に送給される。この第1の実施
の形態では、調節弁7を第1の給水加熱器4の出口近傍
に設置するように構成されているので、調節弁7の下流
は第1の給水加熱器4よりも低い第2の給水加熱器3の
圧力により、強制的に減圧フラッシュ状態となる。この
ことから、体積が膨張するので高速の飽和二相流にな
る。この流動では浮力で気相と液相が上下に分かれる層
流状態の二相流にはならないので、非凝縮性ガスも同伴
されて第2の給水加熱器3に排出される。
【0043】以上の説明では、給水加熱器4の近傍に調
節弁7を設けるようにしたが給水加熱器4と一体に調節
弁7を設けるようにしても良い。
【0044】このように、第1の実施の形態では、調節
弁7を給水加熱器の近傍に設けるか、あるいはと一体化
して設け、調節弁7の下流の給水加熱器の低圧力により
意図的に減圧フラッシュによる二相流を発生させ、減圧
フラッシュによる体積膨張により高速流を発生させる。
そして、ドレン管8内部の非凝縮性ガスを一緒に第2の
給水加熱器3まで同伴させて排出する。従って、ドレン
管8内に非凝縮性ガスが流入しても滞留しない。つま
り、給水加熱器4からドレン管8内に流入してきた非凝
縮性ガスを溜めずに、すぐ調節弁7に導入して、調節弁
7の下流で高速の飽和の二相流にして排出し、ドレン管
8内の安定流動と調節弁7の安定制御を図っている。
【0045】次に、本発明の第2の実施の形態を説明す
る。図2は本発明の第2の実施の形態に係わる給水加熱
器ドレン排出装置の説明図である。この第2の実施の形
態は、図1に示した第1の実施の形態に対し、第1の給
水加熱器4からのドレンを復水器1に直接排出するため
の非常用ドレン管11と、第1の給水加熱器4のドレン
出口近傍のドレン管8aから分岐しドレン出口と水平ま
たは上昇勾配で非常用ドレン管11に接続するための接
続管11aと、非常用ドレン管11に設けられ第1の給
水加熱器4から流出するドレンの流量を調節する非常用
調節弁12とを追加して設け、高水位検出器14および
差圧計25からの検出信号に基づいて調節計16によ
り、非常用調節弁12をの弁開度を調節するようにした
ものである。
【0046】図2において、第1の給水加熱器4から出
たドレンは、ドレン管8a、8bを通り低圧側の次段の
第2の給水加熱器3に給送される。ドレン管8bには、
ドレン流量を調節して第1の給水加熱器4の水位を制御
する調節弁7が設けられている。ここで、ドレン管8a
は短い水平管であり、非常用ドレン管11と接続するた
めの接続管11aが分岐している。接続管11aの分岐
方向は、第1の給水加熱器4の出口と同じレベルかある
いは上方(上方勾配)である。
【0047】この第2の実施の形態では、分岐後の接続
管11aは垂直に立ちげ、非常用調節弁12を介して非
常用ドレン管11に接続されている。非常用調節弁12
の下流の非常用ドレン管11は図2には示していないが
復水器に接続されている。
【0048】第1の給水加熱器4を出たドレンが非凝縮
性ガスを含む気液二相の混合流れである場合、第1の給
水加熱器4の出口のドレン管8aの水平部においては、
前述したように浮力により配管上部に非凝縮性ガスの多
くが浮力で上昇し、気相と液相が上下に分かれる層流状
態の二相流になるため、ドレン管8aの水平部上側に分
岐された非常用ドレン管11の接続管(垂直管)11a
に非凝縮性ガスが入り込んで溜められる。この溜まった
非凝縮性ガスは非常用調節弁12から非常用ドレン管1
1を通って復水器等の低圧の容器に回収される。
【0049】また、非常用ドレン管11の接続管11a
には差圧計25が設置され、接続管(垂直管)11a内
に溜まる非凝縮性ガスの量によって変化する差圧を検出
する。また、高水位検出器14は給水加熱器4の器内の
水位が高水位になったことを検出する。そして、調節計
16には差圧計25からの差圧および高水位検出器14
からの検出信号が入力され、非凝縮性ガスの量によって
非常用調節弁12を徴開制御する。なお、差圧計25に
代えてボイド計を設けるようにしても良い。
【0050】ここで、プラント等で負荷が上昇し流速が
早くなれば、非常用ドレン管11にガスは流れ込まず、
同伴されて主流のドレン管8を流れる。また、この時は
非常用ドレン管11の接続管(垂直部)11aに非凝縮
性ガスが溜まらないので、非常用調節弁12は開かな
い。
【0051】この第2の実施の形態では、ドレン管8a
内に非凝縮性ガスが流入または滞留した場合であって
も、非常用ドレン管11の接続管11aにに流入し、非
常用調節弁12を微開することで非凝縮性ガスとドレン
の一部を排出することが可能である。これにより調節弁
7入口においては殆ど非凝縮性ガスが存在しない安定し
たドレン流れとなり、調節弁7の制御性を維持できる。
【0052】次に、本発明の第3の実施の形態を説明す
る。図3は本発明の第3の実施の形態に係わる給水加熱
器ドレン排出装置の説明図である。この第3の実施の形
態は、ドレン管8内でドレンがフラッシュしないように
給水加熱器4内部の水位を上げ、ドレンの静水頭による
押し込み圧力により給水加熱器内や配管内のドレン圧力
が飽和圧力を下回ることを防止するようにしたものであ
る。
【0053】図3において、通常の水位制御は、水位制
御器24により以下のように行われる。すなわち、給水
加熱器4のドレンクーリングゾーン30の水位を差圧計
25で検出し水位制御器24に入力する。そして、水位
制御器24では、その差圧計で検出した水位が上がると
調節弁7を開方向に作動してドレンを下流の給水加熱器
3に流し、さらに水位が上がると非常用調節弁12を開
いて復水器1に流す。
【0054】一方、ボイド計23は、非凝縮ガスによる
ドレンフラッシュが発生したことを検出するものであ
り、そのボイド計23の検出信号は水位制御器24に入
力される。そして、水位制御器24は、ドレンフラッシ
ュが発生したときには、通常の水位制御を停止し、調節
弁7を閉方向に操作して給水加熱器4の内部の水位を上
げるように動作する。ここで、ボイド計23に代えて、
温度計または圧力計を用いるようにしてもよい。
【0055】また、非常用ドレン管11の非常用調節弁
12を全開にして復水器1に排出する。この運転の場
合、給水加熱器4の機能は低下するが、非凝縮ガスによ
るドレンフラッシュで調節弁7からドレンが排出できな
くなる現象は、特に原子力プラントの場合に試運転等の
部分負荷時に発生する特定の現象であり、100%定格
運転時は発生しないので、対蹠的な方法として有効であ
る。
【0056】このように、ドレンフラッシュが発生した
ときに給水加熱器4の内部の水位を上げることにより、
ドレンクーリングゾーン30に押込み圧がかかりドレン
クーリングゾーン30で発生していたフラッシュボイド
が消える。従って、調節弁7に不安定なドレン流が流入
することを防止できる。
【0057】次に、本発明の第4の実施の形態を説明す
る。図4は本発明の第4の実施の形態に係わる給水加熱
器ドレン排出装置の説明図である。この第4の実施の形
態は、ドレンフラッシュが発生したときに、ドレン管8
に冷却水を供給するための冷却水管33を設け、各々の
バイパス管31に冷却水調節弁32を設けたものであ
る。
【0058】すなわち、ドレン管8と他の系統の冷却水
管33との間をバイパス管31で接続し、各々のバイパ
ス管31に冷却水調節弁32が設けられている。冷却水
管33は非常用ドレン管11より高圧であり最も下流で
ドレン温度が低い給水加熱器3から出たドレン温度より
も低い系統である。
【0059】いま、給水加熱器4本体中または給水加熱
器4から出たドレン管8内部で非凝縮ガスによるドレン
フラッシュが発生し、調節弁7からドレンが排出できな
い状態であるとする。この場合、冷却水調節弁32を微
開し冷却水管33からドレン管8に冷却水を供給する。
すなわち、冷却水管33からドレン管8に向かってバイ
バス管31の内部を給水が流れ込む。これにより、ドレ
ン管8内の温度は下げられ、ドレン管8内若しくは給水
加熱器4内部のドレンクーリングゾーンに対流するドレ
ン温度は数℃下げられ、ドレンフラッシュを消すことが
できる。ドレンフラッシュを消すのに必要な冷水は、微
量で十分であるので注入による系統のバランスを崩すこ
とはない。
【0060】次に、本発明の第5の実施の形態を説明す
る。図5は本発明の第5の実施の形態に係わる給水加熱
器ドレン排出装置の説明図である。この第5の実施の形
態は、図4に示した第4の実施の形態に対し、ドレンフ
ラッシュが発生したときに、冷却水管33からの冷却水
を非凝縮性ガスが滞留するドレン管8の凸屈曲部に供給
するようにしたものである。
【0061】図5に示すように、ドレン管8の上部の凸
屈曲部(エルボ部)にバイパス管31を連絡している。
この第5の実施の形態ではドレン管8の垂直部にボイド
計23が設置されており、調節計22はボイド計23の
検出信号に基づいてドレンフラッシュしていることを検
出し、ドレンフラッシュしていることを検出したとき
は、冷却水調節弁32の開度を制御し、冷却水をドレン
管8の凸屈曲部に供給する。これにより、有効にドレン
フラッシュを消すことができる。
【0062】ここで、ボイド計23は給水加熱器4内の
ドレンクーリングゾーン30に設置し、ドレンクーリン
グゾーン30での飽和ドレンのフラッシュを検出するよ
うにしても良い。また、ボイド計23によるボイドの検
出の代わりに、温度計によるドレンの飽和温度の検出、
圧力系による水頭ヘッドの検出としても良い。
【0063】次に、本発明の第6の実施の形態を説明す
る。図6は本発明の第6の実施の形態に係わる給水加熱
器ドレン排出装置の説明図である。この第6の実施の形
態は、ドレンフラッシュが発生したときに、給水加熱器
に給水を供給する給水管2からドレン管8に冷却水を供
給するようにしたものである。
【0064】図7において、ドレン管8と給水管2とが
バイパス管31で接続され、バイパス管31には冷却水
調節弁32が設けられている。いま、給水加熱器4の本
体中または給水加熱器4から出たドレン管8内部で非凝
縮ガスによるドレンフラッシュが発生し、調節弁7から
ドレンが排出できない状態であるとする。この場合、冷
却水調節弁32を徴開すると給水管2からドレン管8に
向かってバイイバス管31の内部を給水が流れ込む。こ
れは給水管2の方がドレン管8に対して同じ給水加熱器
同士の間だと圧力が高いためである、また、この場合の
給水温度はドレン温度に比べ温度が数10℃低いので、
ドレンフラッシュを消すことができる。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
非凝縮性ガスをドレン管内に流入または滞留させずに下
流の給水加熱器に送ることが可能である。また非常用ド
レン管に非凝縮性ガスを集めて排出することにより、ド
レン管内のドレン流動を安定させることができる。
【0066】また、原子力プラントの場合は特に負荷上
昇中の部分負荷時にドレンフラッシュが発生するので、
非常用ドレン管から調節弁を経て復水器に非凝縮性ガス
を逃して運転することによりプラント起動運転は可能で
ある。また、給水加熱器下流の調節弁を閉方向に運転す
ることでドレン水位を上昇させ、給水加熱器やドレン管
内で発生したドレンフラッシュを消すので、流動を安定
させることができる。さらに、給水加熱器またはドレン
管に他の系統から微量の冷水を注入する系統を設置する
ことで、ドレン配管内のドレン流動を安定させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係わる給水加熱器
ドレン排出装置の説明図。
【図2】本発明の第2の実施の形態に係わる給水加熱器
ドレン排出装置の説明図。
【図3】本発明の第3の実施の形態に係わる給水加熱器
ドレン排出装置の説明図。
【図4】本発明の第4の実施の形態に係わる給水加熱器
ドレン排出装置の説明図。
【図5】本発明の第5の実施の形態に係わる給水加熱器
ドレン排出装置の説明図。
【図6】本発明の第6の実施の形態に係わる給水加熱器
ドレン排出装置の説明図。
【図7】従来の給水加熱系統の系統図。
【図8】従来の給水加熱器ドレン排出装置の説明図。
【図9】ドレン配管内の水流量を変数としたときのガス
割合による圧力変動の特性図。
【図10】ドレン配管内の水流量を変数としたときのガ
ス割合による容器水位変動の特性図。
【図11】ドレン配管内の空気流量を変数としたときの
ガス割合による圧力変動の特性図。
【図12】従来技術による実施例を示す構成図
【符号の説明】 2 給水管 3、4、5 給水加熱器 7 調節弁 8 ドレン管 11 非常用ドレン管 12 非常用調節弁 23ボイド計 24 水位制御器 25 差圧計 32 冷却水調節弁 33 冷却水管 30 ドレンクーリングゾーン

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非凝縮性ガスを含むドレンを貯留する第
    1の給水加熱器から低圧側の第2の給水加熱器にドレン
    を流出させるためのドレン管と、前記ドレン管に設けら
    れ前記第1の給水加熱器から流出するドレンの流量を調
    節する調節弁とを備えた給水加熱器ドレン排出装置にお
    いて、前記調節弁は、前記第1の給水加熱器のドレン出
    口近傍の前記ドレン管に設けられたことを特徴とする給
    水加熱器ドレン排出装置。
  2. 【請求項2】 非凝縮性ガスを含むドレンを貯留する第
    1の給水加熱器から低圧側の第2の給水加熱器にドレン
    を流出させるためのドレン管と、前記ドレン管に設けら
    れ前記第1の給水加熱器から流出するドレンの流量を調
    節する調節弁とを備えた給水加熱器ドレン排出装置にお
    いて、前記第1の給水加熱器からのドレンを復水器に直
    接排出するための非常用ドレン管と、前記第1の給水加
    熱器のドレン出口近傍の前記ドレン管から分岐し前記ド
    レン出口と水平または上昇勾配で前記非常用ドレン管に
    接続するための接続管と、前記非常用ドレン管に設けら
    れ前記第1の給水加熱器から流出するドレンの流量を調
    節する非常用調節弁とを備えたことを特徴とする給水加
    熱器ドレン排出装置。
  3. 【請求項3】 非凝縮性ガスを含むドレンを貯留する第
    1の給水加熱器から低圧側の第2の給水加熱器にドレン
    を流出させるためのドレン管と、前記ドレン管に設けら
    れ前記第1の給水加熱器から流出するドレンの流量を調
    節する調節弁とを備えた給水加熱器ドレン排出装置にお
    いて、前記第1の給水加熱器からのドレンを復水器に直
    接排出するための非常用ドレン管と、前記非常用ドレン
    管に設けられ前記第1の給水加熱器から流出するドレン
    の流量を調節する非常用調節弁と、起動運転または低負
    荷運転の際に前記第1の給水加熱器の内部の水位を上げ
    る水位制御器とを備えたことを特徴とする給水加熱器ド
    レン発出装置。
  4. 【請求項4】 前記水位制御器は、ドレンフラッシュが
    発生したときに前記調節弁を閉方向に操作するようにし
    たことを特徴とする請求項3に記載の給水加熱器ドレン
    排出装置。
  5. 【請求項5】 前記水位制御器は、ドレンフラッシュが
    発生したときに前記非常用調節弁を開方向に操作するよ
    うにしたことを特徴とする請求項3に記載の給水加熱器
    ドレン排出装置。
  6. 【請求項6】 非凝縮性ガスを含むドレンを貯留する第
    1の給水加熱器から低圧側の第2の給水加熱器にドレン
    を流出させるためのドレン管と、前記ドレン管に設けら
    れ前記第1の給水加熱器から流出するドレンの流量を調
    節する調節弁とを備えた給水加熱器ドレン排出装置にお
    いて、ドレンフラッシュが発生したときに、前記第1の
    給水加熱器、前記第2の給水加熱器または前記ドレン管
    に冷却水を供給するための冷却水管を備えたことを特徴
    とする給水加熱器ドレン排出装置。
  7. 【請求項7】 ドレンフラッシュが発生したときに、前
    記冷却水管からの冷却水を前記非凝縮性ガスが滞留する
    前記ドレン管の凸屈曲部に供給するようにしたことを特
    徴とする請求項6に記載の給水加熱器ドレン排出装置。
  8. 【請求項8】 非凝縮性ガスを含むドレンを貯留する第
    1の給水加熱器から低圧側の第2の給水加熱器にドレン
    を流出させるためのドレン管と、前記ドレン管に設けら
    れ前記第1の給水加熱器から流出するドレンの流量を調
    節する調節弁とを備えた給水加熱器ドレン排出装置にお
    いて、ドレンフラッシュが発生したときに、前記第1の
    給水加熱器、前記第2の給水加熱器に給水を供給する給
    水管から前記ドレン管に冷却水を供給するようにしたこ
    とを特徴とする給水加熱器ドレン排出装置。
JP29435698A 1998-10-16 1998-10-16 給水加熱器ドレン排出装置 Expired - Fee Related JP3819161B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29435698A JP3819161B2 (ja) 1998-10-16 1998-10-16 給水加熱器ドレン排出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29435698A JP3819161B2 (ja) 1998-10-16 1998-10-16 給水加熱器ドレン排出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000121004A true JP2000121004A (ja) 2000-04-28
JP3819161B2 JP3819161B2 (ja) 2006-09-06

Family

ID=17806659

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29435698A Expired - Fee Related JP3819161B2 (ja) 1998-10-16 1998-10-16 給水加熱器ドレン排出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3819161B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004012145A (ja) * 2002-06-03 2004-01-15 Toshiba Corp 非凝縮性ガスの蓄積燃焼防止システム
CN104990060A (zh) * 2015-07-24 2015-10-21 东方电气集团东方锅炉股份有限公司 一种蒸汽冷却器***非能动保护装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004012145A (ja) * 2002-06-03 2004-01-15 Toshiba Corp 非凝縮性ガスの蓄積燃焼防止システム
CN104990060A (zh) * 2015-07-24 2015-10-21 东方电气集团东方锅炉股份有限公司 一种蒸汽冷却器***非能动保护装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3819161B2 (ja) 2006-09-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN102239363B (zh) 用于运行废热蒸汽发生器的方法
US20110023487A1 (en) Method for controlling a steam generator and control circuit for a steam generator
JP2007085294A (ja) 蒸気タービンプラントおよびその運転方法
JP4507098B2 (ja) 超臨界圧定圧貫流ボイラの流体循環運転設備とその運転方法
US6305398B1 (en) Valve configuration and method for heating a valve configuration
JP3819161B2 (ja) 給水加熱器ドレン排出装置
CN107158731A (zh) 一种冷凝回流***
JP3664759B2 (ja) フラッシュ防止装置
JP2580657Y2 (ja) ヒータドレン装置のウォータハンマ防止装置
JPH06257962A (ja) ヒータドレン排出装置
JPS6058361B2 (ja) 給水加熱器の水位制御装置
JPH10122504A (ja) ドレン排出装置
JP2009127952A (ja) 低圧給水加熱器のドレン制御装置および蒸気タービンプラント
JPS59110811A (ja) 蒸気タ−ビンプラント
JPS6138763B2 (ja)
JPH04124503A (ja) ドレン排出装置
JPS6134073B2 (ja)
JPH0367904A (ja) 給水加熱器ドレンポンプアップ装置
JPH0462305A (ja) 給水加熱器のドレン水位制御装置
JPS61116184A (ja) バイパス弁の制御装置
JPS59197709A (ja) 脱気器の水位制御システム
JPH0498070A (ja) 脱気器からの給水の冷却装置
JPH09195713A (ja) 湿分分離加熱器
Kholshchev Accelerated operations for starting and shutting down a drum boiler
JPH08327001A (ja) 排熱回収ボイラとその運転方法

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20050315

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20050324

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060221

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060420

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060613

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060614

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090623

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100623

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100623

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110623

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120623

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120623

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130623

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees