JP2000120323A - スライドドアトイレのドア装置 - Google Patents

スライドドアトイレのドア装置

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JP2000120323A
JP2000120323A JP10290256A JP29025698A JP2000120323A JP 2000120323 A JP2000120323 A JP 2000120323A JP 10290256 A JP10290256 A JP 10290256A JP 29025698 A JP29025698 A JP 29025698A JP 2000120323 A JP2000120323 A JP 2000120323A
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誠 高橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スライドドアトイレにおいて、ドアを、その
移動行程の終わりににおいて一時的かつ自動的に停止さ
せる。 【解決手段】 側壁2、3の上部に開口部4からドア収
納場所までレール7を配設し、レール7内を移動可能な
吊り車9にドア8を吊支し、レール7に沿ってドア8を
移動させて、開口部4を開放、閉塞するスライドドアト
イレのドア装置において、ドア8をレール7の一方の端
部側に付勢する付勢手段10と、ドア8をレール7の他
方の端部側で軽く保持する保持手段11とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スライドドアトイ
レのドア装置、特にスライドドアを、その移動行程の終
りで、自動的かつ一時的に保持して停止させるようにし
たドア装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、スライドドアのトイレブースは、
ドアを常に開いた状態、または閉じた状態のいずれかに
なるように、付勢手段で付勢されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のドアが常開側に
付勢されていると、使用者がトイレブースに入り、ドア
を閉めて施錠しようとする時、ドアから手を離すとドア
が開放方向に動いてしまい施錠できなくなり、殊に車椅
子使用者が車椅子に座ったまま施錠動作を行うことが非
常に難しいという問題がある。また、ドアが常閉側に付
勢されていると、ドアを開けてトイレブースに出入しよ
うとする時、ドアから手を離すと、ドアが閉塞方向に動
いてしまうため、車椅子使用者がドアを片手で押さえな
がら、片手で車椅子を押し進めなければならないという
不具合がある。
【0004】本発明は、このような問題点を解決するた
めに、スライドドアトイレにおいて、ドアを、その移動
行程の終りにおいて、一時的かつ自動的に停止させる機
能を付与したドア装置を提供することを目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題は、次のようにして解決される。 (1) 側壁の上部に開口部からドア収納場所までレール
を配設するとともに、該レール内を移動可能な吊り車に
ドアを吊支し、前記レールに沿って前記ドアを移動させ
ることにより、前記開口部を開放、閉塞するようにした
スライドドアトイレのドア装置において、前記ドアを前
記レールの一方の端部側に付勢する付勢手段と、前記ド
アを前記レールの他方の端部側で、前記付勢手段による
ドアの付勢力よりわずかに大きい保持力をもって保持す
る保持手段とを設けたものとする。
【0006】(2) 上記(1)項において、付勢手段を、
ドアを開放側に付勢するドア常開式のものとし、保持手
段を、前記ドアをその開口部閉塞位置で保持するものと
する。
【0007】(3) 上記(2)項において、側壁を左右に
立設し、一方の側壁の上部では、該側壁に向けて凸に湾
曲し、また前方の開口部の上部では、前方に向けて凸に
湾曲するような連続する円弧状のレールを、前記左右の
側壁の上部に配設し、円弧状のドアを、一方の側壁側と
なる開放状態と、前記前方の開口部を閉塞して内側から
施錠可能な施錠状態との間で、前記レールに移動可能に
吊支するとともに、前記円弧状のドアの一方の側壁側の
端部の内側に把手を、また前記一方の側壁側の内側に施
錠手段を取り付ける。
【0008】(4) 上記(1)〜(3)項のいずれかにおい
て、ドアの保持手段を、レール内に設けられ、かつ該レ
ールを走行する吊り車を押さえて、その走行を止める板
ばね手段とする。
【0009】
【発明の実施の形態】図1〜図4は、本発明のスライド
ドアトイレの一実施形態を示す。図1は、ドア開放状
態、図2は、ドア閉塞状態を示している。
【0010】図1〜図3に示すように、トイレブース
(1)は、左右の両側壁(2)(3)により画成され、その前
方は開口部(4)となっている。トイレブース(1)の前方
の開口部(4)の一方の側壁、すなわち、向かって左側の
側壁(2)の前部には、開口部(4)に張り出す前壁(5)
が、また右側の側壁(3)の前部にも、同様の短い前壁
(6)が取り付けられている。
【0011】図3に示すように、開口部(4)の上方に
は、中央の突出部を前方とする円弧状のレール(7)が、
図示されていない短い支柱をもって、側壁(2)(3)また
は前壁(5)(6)に支持されて、開口部(4)から側壁(2)
に沿うドア収納場所まで延在している。
【0012】円弧状のレール(7)には、同様の曲率の円
弧状のドア(8)が、その両端部近くの上端に取り付けた
吊り車(9)により、移動可能に吊支されている。
【0013】レール(7)の内部には、例えば、商品名コ
ンストンばねと呼ばれる定トルクばねのような公知の付
勢手段(10)が配設されており、円弧状のドア(8)は、付
勢手段(10)により、図1に示す開口部開放位置に常時付
勢されている。
【0014】他方の側壁(3)側のレール(7)の端部の内
部には、保持手段(11)が取り付けられている。保持手段
(11)は、図4に示すように、下に凸に緩やかに曲げた2
枚の舌片(12a)からなる板ばね(12)を、舌片(12a)が吊り
車(9)のそれぞれの車輪の上に係合できる位置におい
て、取付金具(13)に固定してなるもので、取付金具(13)
がレール(7)の内部に固定されている。
【0015】保持手段(11)は、ドア(8)が、その開口部
閉塞位置(図2及び図3)に達した時、側壁(3)側の吊
り車(9)に係合し、これを、自動的かつ一時的に係止し
て、ドア(8)を停止させる。この時、付勢手段(10)によ
り、ドア(8)は開口部開放方向に付勢されるが、保持手
段(11)の力は、この付勢力に打ち勝って、ドア(8)を保
持している。
【0016】図1及び図2において、符号(14)は、ドア
(8)の一方の側壁(2)側の端部内側に取り付けた把手、
符号(15)は、前壁(5)の内側に取り付けられ、ドア(8)
の端縁に係合してドア(8)を施錠する施錠手段である。
【0017】本発明のドア装置は上述のような構成であ
り、使用に際しては、図1に示すように、常開状態の開
口部(4)からトイレブース(1)内に入り、前を向いたま
ま、手でドア(8)の把手(14)を押して、図2に示す開口
部閉塞状態までドア(8)を、付勢手段(10)の力に抗して
移動させる。すると、図3及び図4を参照して上に説明
した保持手段(11)が、吊り車(9)を捕らえて、ドア(8)
をその位置で保持して停止状態とする。この状態では、
ドア(8)から手を離しても、ドア(8)は動かないので、
離した手で施錠手段(15)を掛ける。ドアブース(1)から
出る時は、これと逆手順であることはいうまでもない。
なお、付勢手段(10)は、上述したコンストンばねに限る
ものではなく、例えば重錘を利用したものでもよく、ま
た保持手段(11)も、板ばね式のものに限らず、例えば磁
石を利用したものでもよい。
【0018】ドア(8)が常閉型式のものであれば、保持
手段(11)を、ドア(8)の反対側を保持する位置に配設し
ておく。この場合、外部から、ドア(8)を図1に示す開
放位置まで移動させると、保持手段(11)が作動して、ド
ア(8)はその位置に保持され、トイレブース(1)内に進
入後、図1に示すように把手(14)をわずかに押せば、ド
ア(8)は、付勢手段(10)により、自動的に図2に示す開
口部閉塞位置まで移動する。この時、施錠手段(15)を掛
ければよい。
【0019】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、ドアをそ
の移動行程の終りで一時的に保持でき、ドア及び施錠手
段を片手で操作することができ、車椅子使用者でも、ト
イレの使用が一人で不自由なく容易にできる。
【0020】請求項2記載の発明によると、使用者がト
イレブースに入ってドアを閉めると、手を離してもドア
は開かないので、そのまま施錠を行うことができ、ドア
を片手で操作することができる。
【0021】請求項3記載の発明によると、前方の開口
部で左右方向に移動するドアが室内空間の側部に収納さ
れるため、トイレブースをコンパクトにし、かつドアの
把手をこの側部側のドア端部に、また施錠手段をこの側
部側に設けることにより、操作時の勝手が良好となる。
【0022】請求項4記載の発明のようにすると、簡易
な構造で、作動確実な一時的保持手段を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における使用者がトイレブ
ース内に進入した状態を示すスライドドアトイレの平面
図である。
【図2】同じく、トイレブース内に進入した使用者がド
アを閉じた状態におけるスライドドアトイレの平面図で
ある。
【図3】同じく、ドア装置の上部だけを示すスライドド
アトイレの部分斜視図である。
【図4】同じく、保持手段、吊り車及びレールの関係を
示す保持手段の拡大斜視図である。
【符号の説明】
(1)トイレブース (2)(3)側壁 (4)開口部 (5)(6)前壁 (7)レール (8)ドア (9)吊り車 (10)付勢手段 (11)保持手段 (12)板ばね (12a)舌片 (13)取付金具 (14)把手 (15)施錠手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側壁の上部に開口部からドア収納場所ま
    でレールを配設するとともに、該レール内を移動可能な
    吊り車にドアを吊支し、前記レールに沿って前記ドアを
    移動させることにより、前記開口部を開放、閉塞するよ
    うにしたスライドドアトイレのドア装置において、 前記ドアを前記レールの一方の端部側に付勢する付勢手
    段と、前記ドアを前記レールの他方の端部側で、前記付
    勢手段によるドアの付勢力よりわずかに大きい保持力を
    もって保持する保持手段とを設けたことを特徴とするス
    ライドドアトイレのドア装置。
  2. 【請求項2】 付勢手段を、ドアを開放側に付勢するド
    ア常開式のものとし、保持手段を、前記ドアをその開口
    部閉塞位置で保持するものとした、請求項1記載のスラ
    イドドアトイレのドア装置。
  3. 【請求項3】 側壁を左右に立設し、一方の側壁の上部
    では、該側壁に向けて凸に湾曲し、また前方の開口部の
    上部では、前方に向けて凸に湾曲するような連続する円
    弧状のレールを、前記左右の側壁の上部に配設し、円弧
    状のドアを、一方の側壁側となる開放状態と、前記前方
    の開口部を閉塞して内側から施錠可能な施錠状態との間
    で、前記レールに移動可能に吊支するとともに、前記円
    弧状のドアの一方の側壁側の端部の内側に把手を、また
    前記一方の側壁側の内側に施錠手段を取り付けた請求項
    2記載のスライドドアトイレのドア装置。
  4. 【請求項4】 ドアの保持手段を、レール内に設けら
    れ、かつ該レールを走行する吊り車を押さえて、その走
    行を止める板ばね手段とした請求項1〜3のいずれかに
    記載のスライドドアトイレのドア装置。
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