JP2000118512A - 縦型製袋充填機のフィルム繰出し装置 - Google Patents

縦型製袋充填機のフィルム繰出し装置

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JP2000118512A
JP2000118512A JP29082898A JP29082898A JP2000118512A JP 2000118512 A JP2000118512 A JP 2000118512A JP 29082898 A JP29082898 A JP 29082898A JP 29082898 A JP29082898 A JP 29082898A JP 2000118512 A JP2000118512 A JP 2000118512A
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film
feeding
roll
bag
fed
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JP29082898A
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Hiroyasu Isomura
廣康 磯村
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Fuji Machinery Co Ltd
Original Assignee
Fuji Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィルム繰出しに際してフィルムに加わる張
力を低くしてシワの発生を防止し得ると共に、フィルム
を常に適正な量だけ繰出す。 【解決手段】 原反ロール間欠回転機構14は、1袋分
の長さに対応する予め設定された値に基づき、原反ロー
ル10から1袋分の帯状フィルム12を繰出した後、該
原反ロール10を停止状態に保持する。原反ロール間欠
回転機構14で繰出された帯状フィルム12は、テンシ
ョン機構48に所要の張力が付与された状態で貯留され
る。製袋器16で筒状に成形された筒状フィルム12a
は、原反ロール10から予め繰出された1袋分の帯状フ
ィルム12に相当する長さ分だけ筒状フィルム繰出し機
構18で充填筒40に沿って下方に繰出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、原反ロールから
帯状フィルムを間欠的に繰出し、この帯状フィルムを製
袋器で筒状に成形し、得られた筒状フィルムに被包装物
品を充填して包装するよう構成した縦型製袋充填機のフ
ィルム繰出し装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】縦ピロー包装を行なう縦型製袋充填機で
は、原反ロールから繰出された帯状フィルムを、該フィ
ルムの繰出し方向下流側に配設した製袋器で筒状に成形
し、この筒状フィルムを垂直な充填筒の外周に沿わせて
下方に繰出し、その長手方向の重合端縁部に縦シールを
施している。そして、筒状フィルム内に充填筒を介して
被包装物品を落下供給すると共に、該筒状フィルムが1
袋分の長さだけ繰出された後の間欠停止するタイミング
において、被包装物品の上方に位置する部分の筒状フィ
ルムに横シールおよび切断を施すことで、被包装物品が
充填された包装品を製造するよう構成されている。
【0003】前記縦型製袋充填機では、充填筒の外側に
配設したフィルム繰出し機構により筒状フィルムを下方
へ間欠的に繰出すよう構成されている。この場合に、該
繰出し機構による繰出し作用で前記原反ロールを回転さ
せて該ロールから帯状フィルムを引出しているため、原
反ロールが大径で重量がある場合には、製袋器に供給さ
れる帯状フィルムに加わる張力が大きくなり、該フィル
ムが位置ズレを生じたりシワが発生する問題があった。
【0004】前記縦型製袋充填機において、原反ロール
から繰出されて製袋器に供給される帯状フィルムの張力
を制御することで、フィルムの位置ズレやシワの発生を
防止する機構を採用した装置が、特開平5−85521
号公報記載の発明「製袋充填包装装置」として存在する。
この包装装置では、原反ロールから製袋用円筒体(製袋
器)に至るフィルムの繰出し経路中に予備繰出し機構が
配設されており、この予備繰出し機構は、原反ロールに
対して揺動可能に配設されたテンションレバーと、該テ
ンションレバーの揺動端部に配設されて原反ロールから
繰出されているフィルムが巻掛けられるテンションロー
ラとを備えている。また製袋用円筒体の外側には、筒状
に成形されたフィルムを該円筒体の下方へ間欠的に繰出
すためのフィルム繰出し機構が配設されている。
【0005】前記製袋充填包装装置では、前記フィルム
繰出し機構の間欠作動に先立ち、前記テンションレバー
を往復揺動させることで、テンションローラを介して原
反ロールから被包装物品の包装に必要な長さのフィルム
を繰出して弛ませる。そして、この状態でフィルム繰出
し機構を間欠作動することにより、原反ロールから予め
繰出されて弛んでいるフィルムが製袋用円筒体に沿って
間欠的に繰出されるようになっている。すなわち、フィ
ルム繰出し機構により繰出されるフィルムに加わる張力
は低いので、これに伴ってフィルムの繰出し抵抗が小さ
くなることで、フィルムの幅方向の位置ズレやシワの発
生が防止されるものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記製袋充填包装装置
では、テンションレバーによって所定量のフィルムを原
反ロールから繰出して弛ませた状態で、該原反ロールは
回転可能な状態となっていた。このため、製袋用円筒体
で筒状に成形された筒状フィルム内に重量のある被包装
物品が供給された場合は、筒状フィルムがフィルム繰出
し機構のフィルム保持力に抗して下方に移動してしまう
ことがある。すなわち、供給された物品の重量により筒
状フィルムが下方に引張られることで、回転可能状態の
原反ロールがフィルム繰出し方向に回転してしまい、こ
の結果としてフィルムが余分に引出されて正確な袋長の
包装品が製造されない問題があった。また、フィルム経
路中に印字機が設けてある場合には、フィルムが余分に
引出されてしまうことで、印字の位置ズレが発生する不
具合も同時に発生する。
【0007】
【発明の目的】この発明は、前述した従来の技術に内在
している前記課題に鑑み、これを好適に解決するべく提
案されたものであって、フィルム繰出しに際してフィル
ムに加わる張力を低くしてシワの発生を防止し得ると共
に、フィルムを常に適正な量だけ繰出し得る縦型製袋充
填機のフィルム繰出し装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述した課題を解決し、
所期の目的を好適に達成するため、本発明に係る縦型製
袋充填機のフィルム繰出し装置は、原反ロールから繰出
された帯状フィルムを製袋器で筒状に成形し、この筒状
フィルムを下方に給送してその重合端縁部を縦シールす
ると共に、この筒状フィルム内に被包装物品を落下充填
して1袋分だけ給送した後に間欠停止させ、この停止時
に該筒状フィルムに充填した被包装物品の上方に臨む部
位を横シールするよう構成した縦型製袋充填機におい
て、1袋分の長さに対応する予め設定された値に基づ
き、前記原反ロールを回転して1袋分の帯状フィルムを
該原反ロールから繰出した後に、この原反ロールを回転
停止状態に保持する原反ロール間欠回転手段と、前記原
反ロール間欠回転手段で繰出された帯状フィルムに相当
する1袋分の筒状フィルムを下方に繰出した後、該筒状
フィルムの繰出しを間欠停止する筒状フィルム繰出し手
段とからなり、前記筒状フィルム繰出し手段の繰出し動
作が停止している間に、前記原反ロール間欠回転手段が
繰出し動作を行なうよう構成したことを特徴とする。
【0009】
【作用】原反ロール間欠回転手段によって原反ロールか
ら1袋分の帯状フィルムが繰出されると共に、この原反
ロールはフィルム繰出し後に停止状態に保持される。筒
状フィルム繰出し手段によって、前記原反ロールから繰
出された1袋分の帯状フィルムに相当する1袋分の筒状
フィルムが下方に繰出された後、該筒状フィルムの繰出
しが間欠停止される。すなわち、原反ロールはフィルム
繰出し後に原反ロール間欠回転手段により停止状態に保
持されるので、帯状フィルムが余分に繰出されることは
なく、常に正確な袋長の包装品を製造し得る。また、原
反ロールから予め繰出されている1袋分の帯状フィルム
を、筒状フィルム繰出し手段が繰出すので、製袋器に給
送される帯状フィルムに加わる張力は低くなり、シワの
発生は防止される。
【0010】また、前記原反ロール間欠回転手段から繰
出された1袋分の帯状フィルムは、該原反ロール間欠回
転手段と筒状フィルム繰出し手段との間に配設されたテ
ンション手段によって所要の張力が付与された状態で一
旦貯留される。そして、筒状フィルム繰出し手段が繰出
し動作を行なう時は、テンション手段で帯状フィルムに
付与する張力を減少させることで、帯状フィルムが繰出
し経路中で伸びたりあるいは製袋器でシワが発生するこ
とがなく、良好な外観の包装品が得られる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る縦型製袋充填
機のフィルム繰出し装置につき、好適な実施例を挙げ
て、添付図面を参照しながら以下説明する。図1に示す
縦型製袋充填機20のフィルム繰出し装置は、原反ロー
ル10を回転させることにより、1袋分の帯状フィルム
12を該原反ロール10から繰出し、しかる後に原反ロ
ール10の停止状態を保持する原反ロール間欠回転機構
(原反ロール間欠回転手段)14と、この原反ロール間欠
回転機構14で繰出された前記帯状フィルム12に相当
する長さ分(1袋分)の筒状フィルム12aを充填筒40
に沿って下方に繰出し、しかる後に該筒状フィルム12
aを停止させる筒状フィルム繰出し機構(筒状フィルム
繰出し手段)18とから基本的に構成される。
【0012】(原反ロール間欠回転機構について)前記縦
型製袋充填機20の本体をなす機体22には、図1に示
すように、回転可能なロール支軸24が水平に配設さ
れ、前記原反ロール10はその中心孔をロール支軸24
に通した状態で固定支持されている。このロール支軸2
4には、回転駆動源としてのサーボモータSMfが、直
接あるいは回転伝達部材(図示せず)を介して連繋され、
前記筒状フィルム繰出し機構18が停止中にこのサーボ
モータSMfによってロール支軸24が間欠的に回転駆
動されるようになっている。サーボモータSMfには、
回転角度検出用のエンコーダEfが接続され、該エンコ
ーダEfの出力は、図7に示す制御部28に取り込まれ
る。また原反ロール10の外周面には、測定ローラ26
が当接配置されている。この測定ローラ26は、原反ロ
ール10の径を測定するためのものであって、該原反ロ
ール10よりも充分に小さい径に設定された測定ローラ
26が、後述する押圧・切換機構32を介して所要の押
圧力で原反ロール10の外周面に常に押し当てられるよ
う構成してある。これにより、後述する如く、帯状フィ
ルム12が消費されることで原反ロール10の径が小さ
くなった場合にも、その径の減小に応じて常に所定の押
圧力で該原反ロール10に測定ローラ26が押圧され
る。
【0013】また測定ローラ26には、回転角度検出用
のエンコーダEsが接続されており、原反ロール10の
回転に追従して回転する測定ローラ26の回転角度に応
じたパルス数が出力される。エンコーダEsから出力さ
れた発信パルスが、図7に示す制御部28に取り込まれ
て、その発信パルス数に応じた原反ロール10の円弧長
が算出されるようになっている。そして、前記サーボモ
ータSMfの回転と対応する原反ロール10の回転角度
と、前記円弧長とから原反ロール10の径が算出される
よう構成される。
【0014】実施例の縦型製袋充填機20は、機体22
に複数(実施例では2本)のロール支軸24を配設した型
式のものであり、図2に示す如く、各支軸24に対して
サーボモータSMfおよびエンコーダEfを夫々配設し、
使用されるロール支軸24に対して切換えて用いられ
る。なお、サーボモータSMfおよびエンコーダEfを1
基だけ配設して、各ロール支軸24にクラッチを介して
連繋し、使用されるロール支軸24に対して適宜選択的
にその回転を伝達する構成を採用可能である。
【0015】また前記測定ローラ26は、2本の原反ロ
ール10の何れか一方に選択して当接させて、その円弧
長を測定させるための押圧・切換機構32に配設されて
いる。この押圧・切換機構32は、図3に示す如く、前
記ロール支軸24と直交する方向に沿って前記機体22
に移動不能に配設される長尺な支持レール34と、該支
持レール34の上面部において該レール34の延在方向
に移動するスライド部36と、該スライド部36を図示
左右方向に選択的に移動付勢する空気圧シリンダ(図示
せず)とから構成される。なお、押圧・切換機構32を構
成する支持レール34は、その長さが、2本のロール支
軸24,24の軸心間距離と略同一になるよう設定され
る。また支持レール34の上面に配設されたスライド部
36には、原反ロール10に指向する側面に軸体37が
突設されており、この軸体37の開放端部に前記測定ロ
ーラ26が自由回転可能に軸支され、該ローラ26が空
気圧シリンダの付勢により左右何れか一方の原反ロール
10の外周に当接されるようになっている。
【0016】前記原反ロール10から繰出される帯状フ
ィルム12の経路には、該フィルム12に印刷されたレ
ジマーク(図示せず)を検出するレジマークセンサ(レジ
マーク検出手段)Srが配設されている。このレジマーク
センサSrは、1袋長(1袋分)毎に対応して印刷された
レジマークを検出して帯状フィルム12の繰出し量(繰
出し長)を補正するものであって、該センサSrでの検出
信号が、図7に示す制御部28に入力されて、前記原反
ロール間欠回転機構14の運転が制御されるよう構成し
てある。
【0017】(筒状フィルム繰出し機構について)前記製
袋器16は、その筒部が直立配置した充填筒40の外周
部に僅かの隙間をもって略同心的に配設され、前記帯状
フィルム12は、この製袋器16を通過することにより
筒状に成形される。そして、製袋器16の外側には、筒
状成形された筒状フィルム12aを、充填筒40の外周
に沿って下方に1袋分づつ間欠的に繰出す筒状フィルム
繰出し機構18が配設されている。この筒状フィルム繰
出し機構18は、図4および図5に示すように、製袋器
16の襟部16aが充填筒40の外側面で集合する部分
に近接配置された左右一対のシールローラ42,42を
有するものであって、両シールローラ42,42の外周
面の一部が、製袋器16で筒状に成形された筒状フィル
ム12aの長手方向の両側端部(重合端縁部)を挟んで相
互に当接した状態で回転可能に軸支されている。すなわ
ち、前記帯状フィルム12が製袋器16を通過する際
に、襟部16aを介して合掌状に重合された幅方向両側
端部を、両シールローラ42,42が挟持しつつ下方に
繰出すよう構成される。また一方のシールローラ42に
は、回転駆動源としてのサーボモータSMrが、直接あ
るいは回転伝達部材(図示せず)を介して連繋されると共
に、両シールローラ42,42間は歯車(図示せず)で連
繋されていて、前記原反ロール間欠回転機構14が停止
中にこのサーボモータSMrによってシールローラ42,
42が間欠的に回転駆動される。サーボモータSMrに
は、回転角度検出用のエンコーダErが接続され、該エ
ンコーダErの出力は、図7に示す制御部28に取り込
まれる。
【0018】前記シールローラ42,42の上方には、
製袋器16の襟部16aで集合される帯状フィルム12
の両側端部内面に、熱風を吹き付けて該フィルム12を
直接加熱する加熱手段44が配設されている。この加熱
手段44は、全体が矢尻状に成型された中空の部材であ
って、先細りの先端部を前記襟部16aが集合する部分
に近接指向させた状態で充填筒40の延在方向に沿って
配設されている。また加熱手段44は、図示しない熱風
供給手段に連通接続されており、この熱風供給手段から
供給される高温の熱風を、該加熱手段44を介して襟部
16aで集合される帯状フィルム12の両側端部内面に
吹き付けることにより、該フィルム12を加熱するよう
構成されている。そして、熱風によって加熱された帯状
フィルム12の両側端部が、前記シールローラ42,4
2によって圧着されることで縦シールが施されることに
なる。更に、充填筒40の下方には、筒状フィルム12
aを水平方向から挟む位置に、縦シールと交差する横シ
ールを筒状フィルム12aに施す横シール機構46が配
設されている。
【0019】(テンション機構について)前記レジマーク
センサSrと製袋器16との間におけるフィルム経路に
は、テンション機構(テンション手段)48が配設され
る。このテンション機構48は、図1に示すように、機
体22に回動自在に軸支された第1揺動支軸60に配設
されて一体的に揺動する第1レバー50と、第1揺動支
軸60と平行で機体22に回動自在に軸支された第2揺
動支軸62に配設されて一体的に揺動する第2レバー5
2とから基本的に構成され、両レバー50,52は、第
1揺動支軸60および第2揺動支軸62に配設されて噛
合する歯車54,54を介して相互に反対方向に揺動す
るようになっている。また第2レバー52には、図6に
示すように、アクチュエータとしての空気圧シリンダ5
6のピストンロッド56aが連結されており、該シリン
ダ56を付勢することで、第1および第2レバー50,
52が相互に離間方向に揺動するよう構成される。
【0020】前記第1レバー50の揺動先端部に、フィ
ルム経路に水平に延出して帯状フィルム12が巻掛けら
れる第1テンションローラ50aが回転自在に配設され
ると共に、第2レバー52の揺動先端部に、同じくフィ
ルム経路に水平に延出して帯状フィルム12が巻掛けら
れる第2テンションローラ52aが回転自在に配設され
ており、各テンションローラ50a,52aは、当該充
填機20で用いられる最大幅寸法の帯状フィルム12が
巻掛けられるのに必要充分な長さに設定されている。な
お、第1レバー50と第2レバー52とは帯状フィルム
12の幅方向に離間すると共に、第1レバー50に対し
て第2レバー52の長さ寸法が若干短かく設定され、両
レバー50,52が相互に近接する方向に揺動した際に
(図6(a)参照)、両レバー50,52および両テンショ
ンローラ50a,52aが夫々干渉しないよう構成して
ある。
【0021】前記テンション機構48の待機状態は、図
6(a)に示す如く、空気圧シリンダ56の本体にピスト
ンロッド56aが最も引込まれた状態にあり、これによ
って前記両レバー50,52が相互に最も近接して所要
角度で交差し、両テンションローラ50a,52aに巻
掛けられる帯状フィルム12のフィルム経路を最も縮小
した位置にある。そして、空気圧シリンダ56を付勢し
てピストンロッド56aを本体から延出することで、両
レバー50,52が相互に離間する方向に揺動し、両テ
ンションローラ50a,52aに巻掛けられる帯状フィ
ルム12のフィルム経路を増大するようになっている。
なお第1支軸60には、第1レバー50の揺動量(待機
位置に対するフィルム経路増大方向の揺動位置)を検出
するエンコーダEtが接続され、該エンコーダEtから
の出力は、図7に示す制御部28に取り込まれる。そし
て、このエンコーダEtが、テンション機構48に貯留
される帯状フィルム12の貯留量を検出する手段として
機能する。
【0022】なお、実施例では前記レジマークセンサS
rとテンション機構48との間のフィルム経路に、前記
原反ロール10から繰出された帯状フィルム12に所要
の印字を施す印字機64が配設されている。
【0023】前記制御部28には、例えばテンキーや各
種条件設定キー等を備えた入力手段30が接続され、該
手段30により包装運転に必要な各種制御データ(フィ
ルムの1袋分の長さやこの値に関連付けられた商品コー
ド等)が入力設定される。また制御部28には、サーボ
モータSMf,SMrとこれに対応するエンコーダEf,E
r、およびレジマークセンサSr,測定ローラ26のエン
コーダEs,第1レバー50のエンコーダEtが夫々接続
されていて、これらからの入力信号を基に各種演算を行
ない、両サーボモータSMf,SMrを制御する。なお、
前記原反ロール間欠回転機構14のサーボモータSMf
は、起動時には原反ロール10を徐々に増速回転させる
と共に、停止時には徐々に減速回転させて停止に至るよ
うに制御部28で運転制御され、帯状フィルム12の円
滑な繰出しおよび繰出し停止を行ない得るようになって
いる。
【0024】
【実施例の作用】次に、前述した実施例に係る縦型製袋
充填機のフィルム繰出し装置の作用につき説明する。な
お、製袋充填機20の動作開始前における初期状態で
は、図1に示すように、原反ロール10から繰出された
帯状フィルム12が揺動状態のテンション機構48を経
て製袋器16で製袋され、この筒状フィルム12aの充
填筒40から垂下する部分が横シール機構46で横シー
ルされて有底状態となっているものとする。
【0025】この初期状態に設定される前に、前記原反
ロール10が所定角度回転するように、前記制御部28
を介してサーボモータSMfに指令を出す。このとき、
原反ロール10の回転に伴い前記測定ローラ26のエン
コーダEsから発信されたパルス数と対応する原反ロー
ル10の円弧長が求められ、この円弧長と原反ロール1
0の回転角度とから初期セット時における当該原反ロー
ル10の径が算出される。前記入力手段30で1袋分の
フィルム長に対応する値(寸法値自体あるいは寸法値と
関連付けられた商品コード等)が予め設定され、この予
め設定された値および前記の算出された原反ロール10
の径に基づいて、1袋分の帯状フィルム12を繰出すた
めに要する原反ロール10の回転角度が求められると共
に、原反ロール10の回転角度に相当するサーボモータ
SMfの回転角度が求められ、該サーボモータSMfに対
してこの角度だけ回転するように制御部28から指令が
出される。
【0026】前記原反ロール間欠回転機構14のサーボ
モータSMfにより原反ロール10が回転されて1袋分
の帯状フィルム12が繰出されると、サーボモータSM
fの回転が停止される。このときサーボモータSMfは電
気的に固定された状態(サーボロックの状態)とされ、所
定の停止保持力で回転停止状態が保持される。なお、原
反ロール間欠回転機構14による帯状フィルム12の繰
出しに際しては、該フィルム12に印刷されたレジマー
クを前記レジマークセンサSrが検出し、その検出信号
を制御部28に入力して制御部28でサーボモータSM
fを停止制御し、繰出し量(繰出し長)を補正することに
より、該原反ロール10からは帯状フィルム12が正確
に1袋分だけ繰出されるようになっている。またサーボ
モータSMfは、起動時には原反ロール10を徐々に増
速回転させると共に、停止時には徐々に減速回転させて
停止に至るよう運転制御されるので、帯状フィルム12
の円滑な繰出しおよび繰出し停止が行なわれる。
【0027】前記原反ロール10から帯状フィルム12
が1袋分だけ繰出されるときには、この動作開始と同時
に前記テンション機構48が作動する。すなわち図6
(a)に示すように待機状態にあった両レバー50,52
は、前記第2レバー52に接続した空気圧シリンダ56
のロッド56aが、帯状フィルム12の繰出し速度と同
期するように本体から延出する方向に付勢される。これ
により所要角度で交差している第1レバー50および第
2レバー52が、図6(b)に示す如く、前記歯車54,
54を介して相互に離間する方向に揺動してフィルム経
路を増大する。従って、原反ロール10から繰出される
帯状フィルム12は、その経路中で弛むことなく両テン
ションローラ50a,52aに巻掛けられた状態で所要
の張力が付与される。前記原反ロール10の回転が停止
すると、テンション機構48には、原反ロール10から
繰出された1袋分の帯状フィルム12が貯留される。
【0028】すなわち、前記サーボモータSMfの回転
が停止した段階で原反ロール10から繰出された帯状フ
ィルム12は、これと連動する当該テンション機構48
によって遅滞なく下流側に繰出されると共に、所定の張
力が付与された状態で貯留される。また、原反ロール1
0からテンション機構48の間に位置する帯状フィルム
12は緊張した状態に保持されるので、前記レジマーク
センサSrによるレジマーク検出が正確に行なわれると
共に、前記印字機64により印字も正確な位置に施され
る。
【0029】ここで、前記第1レバー50および第2レ
バー52を揺動させる空気圧シリンダ56のロッド押出
し力は、前述のようにして帯状フィルム12に付与され
た張力が、前記原反ロール間欠回転機構14のサーボモ
ータSMfの停止保持力により回転停止状態とされた原
反ロール10を回転させない大きさに設定されている。
従って、電気的に固定されたサーボロック状態のサーボ
モータSMfにより回転が停止保持されている原反ロー
ル10が、テンション機構48の作動により繰出し方向
に回転されることはなく、帯状フィルム12が余分に繰
出されるのは確実に防止される。
【0030】なおこの時点においては、前記筒状フィル
ム繰出し機構18は作動していない。しかしながら、筒
状フィルム繰出し機構18のシールローラ42,42
も、前述したように、前記サーボモータSMrにより回
転駆動されるよう構成されていて、その駆動停止時(サ
ーボロック状態)においては前記原反ロール間欠回転機
構14と同様に、テンション機構48で付与される張力
によって、帯状フィルム12が筒状フィルム繰出し機構
18から反繰出し方向に引戻されないようになってい
る。
【0031】前記原反ロール10から帯状フィルム12
が繰出されていくと、該原反ロール10の径が変化す
る。そこで、1袋分の帯状フィルム12が繰出された際
に測定ローラ26から発信されるパルス数と対応する原
反ロール10の円弧長と、その際に与えられたサーボモ
ータSMfへの回転角度、すなわち該原反ロール10の
回転角度とから、その時点における原反ロール10の径
が算出され、この求められた原反ロール10の径が、次
サイクルのフィルム繰出し時の条件として利用される。
【0032】次に、前記原反ロール間欠回転機構14で
のフィルム繰出し動作およびテンション機構48での張
力付与動作が終了している所定のタイミングで、前記筒
状フィルム繰出し機構18がその動作を開始する。すな
わち、筒状フィルム繰出し機構18におけるフィルム繰
出し動作は、前記製袋器16内を通る充填筒40を介し
て筒状フィルム12a内に落下供給される被包装物品の
通過を物品センサ(図示せず)が検知し、この検知信号を
受けた制御部28がサーボモータSMrを介して前記シ
ールローラ42,42を回転駆動させることにより行わ
れる。またシールローラ42,42の回転動作に合わせ
て、前記加熱手段44から帯状フィルム12の重合され
る両側端部の内面に向けて熱風が吹き付けられる。すな
わち、帯状フィルム12の重合される両側端部がシール
ローラ42,42の直上で加熱されるため、両シールロ
ーラ42,42で挟持される両側端部が確実かつ短時間
で圧着される。そして、重合端縁部が両シールローラ4
2,42で挟持されつつ製袋器16の下方に向けて筒状
フィルム12aが繰出される。
【0033】なお、前記筒状フィルム繰出し機構18に
おけるフィルム繰出し動作に際しては、前記テンション
機構48における空気圧シリンダ56は、該シリンダ5
6に設けたバルブ(図示せず)を切替え、これに供給され
ている圧縮空気の圧力を低下させてピストンロッド56
aの押出し力を低くするか、あるいは該シリンダ56内
部と大気とを連通させて気圧を同一にする。これによ
り、前記シールローラ42,42による筒状フィルム1
2aの繰出しに応じて、テンション機構48のレバー5
0,52が相互に近接する方向に揺動し、両テンション
ローラ50a,52aに巻掛けられている帯状フィルム
12が極めて弱い張力に保持されたもとで製袋器16に
向けて繰出される。従って、帯状フィルム12が繰出し
中に幅方向にズレたり、製袋器16での製袋に際してシ
ワが発生するのを好適に防止し得る。また、シールロー
ラ42,42で筒状フィルム12aを繰出す際の引張力
は、前記原反ロール間欠回転機構14のサーボモータS
Mfの停止保持力により回転停止状態とされた原反ロー
ル10を回転させない大きさに設定されているので、前
記原反ロール10の停止状態は保持され、原反ロール1
0から余分な帯状フィルム12が引出されることはな
い。更に、前記サーボモータSMfの停止保持力の大き
さは、筒状フィルム12a内に重量のある被包装物品が
供給された場合に筒状フィルム12aに加わる下方への
引張力によって、原反ロール10がフィルム繰出し方向
に回転されない大きさとなっている。
【0034】そして、前記テンション機構48における
第1レバー50の揺動量を検出する前記エンコーダEt
により該第1レバー50が待機位置に戻ったことを確認
すると(筒状フィルム繰出し機構18によって繰出され
た筒状フィルム12aの繰出し量が、エンコーダEtで
検出された貯留量と一致したとき)、前記制御部28
が、シールローラ42,42を駆動するサーボモータS
Mrに回転停止の指令を出す。またシールローラ42,4
2の駆動停止中に前記横シール機構46が作動し、筒状
フィルム12aの内部に供給された被包装物品の上方で
横シールすると共に切断する。これにより、被包装物品
が充填された正確な袋長の包装品が製造されると共に、
切断線の上部が横シールされて、筒状フィルム12aが
有底状態となる。更に、シールローラ42,42(筒状フ
ィルム繰出し機構18)の駆動停止中に、前述のように
して原反ロール間欠回転機構14が原反ロール10から
1袋分の帯状フィルム12を繰出し、次にシールローラ
42,42が駆動される際に、この繰出された1袋分の
帯状フィルム12が筒状フィルム12aとなって繰出さ
れる。
【0035】
【変更例】前記テンション機構は、実施例のように相互
に接離自在に揺動する一対のレバーを用いる機構に限ら
ず、一般的に用いられるようなダンサローラ機構でもよ
く、原反ロール間欠回転機構で繰出された帯状フィルム
を緊張させ、帯状フィルムが巻掛けられるダンサローラ
の移動量(位置)が検出できるようになっていればよい。
この場合、ダンサローラ機構は、例えばカウンタウェイ
トを設けるなどして、軽く作動するようにし、帯状フィ
ルムに付与する張力を低くする。また実施例では、筒状
フィルム繰出し機構にシールローラを採用したが、従来
の機構と同様に、筒状フィルムを把持して繰出す一対の
無端べルトを採用してもよい。更に実施例の充填機で
は、横シール機構により1袋長毎に筒状フィルムを横シ
ールすると共に切断する場合につき説明したが、切断に
ついては複数の袋長毎に行なうものであってもよく、ま
た切断を行なわないものでもよい。
【0036】前記実施例のように複数の原反ロールを備
える型式では、1つの測定ローラを切換えてロール径を
測定する構成に限らず、各原反ロールに対応して測定ロ
ーラを夫々設け、使用される原反ロールに当接している
測定ローラに接続するエンコーダからの出力で円弧長を
求めるようにしてもよい。また原反ロールが装填される
数は2つに限定されるものでなく、1つあるいは3つ以
上であってもよい。更に、前記加熱手段としては、前述
した高温熱風を用いるものの他に、例えばハロゲン集
光、レーザビーム等を用いるものも適宜に採用可能であ
る。
【0037】前記筒状フィルム繰出し機構において、シ
ールローラとサーボモータとの間に滑り継手等を設けて
両者を連結すると共に、前記第1レバーが揺動位置から
待機位置に戻った僅かの後(筒状フィルム繰出し機構に
よって繰出された筒状フィルムの繰出し量が、エンコー
ダで検出された貯留量と一致した後)に、該サーボモー
タを停止するよう制御してもよい。すなわち、この場合
は原反ロール間欠回転機構から繰出された1袋分の帯状
フィルムが、僅かの弛みもなく一層確実に繰出される。
またこの制御の場合は、第1および第2レバーが待機位
置に戻った際には、シールローラの回転によって筒状フ
ィルムが若干引張られることになるが、前述したよう
に、この引張力によって原反ロールが繰出し方向に回転
されることはなく、しかも前記滑り継手等でサーボモー
タの回転が効果的に遮断される。
【0038】前記テンション機構において、空気圧シリ
ンダのロッドをシリンダ本体から延出する方向に常時弱
い力で付勢するようにしてもよい。この場合、筒状フィ
ルム繰出し手段が筒状フィルムを繰出す際のフィルム引
張力で前記ロッドがシリンダ本体側へ押し戻されるが、
このロッドは弱い力で付勢されているので、その際に加
わる帯状フィルムへの張力は低い。
【0039】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係る縦型製
袋充填機のフィルム繰出し装置では、原反ロール間欠回
転手段によって原反ロールから1袋分の帯状フィルムを
繰出した後は、この原反ロールを停止状態に保持するよ
う構成したので、筒状フィルム繰出し手段による筒状フ
ィルムの繰出しに際して原反ロールから余分な帯状フィ
ルムが引出されることはなく、常に正確な袋長の包装品
を製造し得る。従って、筒状フィルム内に重量のある被
包装物品が供給された場合であっても、原反ロールがフ
ィルム繰出し方向に回転するのは防止される。また、原
反ロールから余分な帯状フィルムが引出されないので、
フィルム経路中に印字機が設けてある場合では、印字の
位置ズレの発生も好適に防止し得る。更に、原反ロール
から予め繰出されている1袋分の帯状フィルムを、筒状
フィルム繰出し手段が繰出すので、製袋器に給送される
帯状フィルムに加わる張力は低くなり、シワの発生は防
止される。
【0040】前記原反ロールから繰出された帯状フィル
ムを貯留するテンション手段は、筒状フィルム繰出し手
段が繰出し動作を行なうときには帯状フィルムに付与す
る張力を減少させるので、帯状フィルムが繰出し経路中
で位置ズレしたり伸びたりすることはなく、更には製袋
器でシワが発生するのを防止することができ、良好な外
観の包装品が得られる。また、原反ロールから繰出され
る帯状フィルムにはテンション手段で常に所要の張力が
付与されるので、該フィルムに印刷されたレジマークを
レジマーク検出手段で正確に検出することができ、帯状
フィルムの繰出し長の補正も正確になし得る効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施例に係るフィルム繰出し装
置を採用した縦型製袋充填機を示す概略図である。
【図2】実施例に係るフィルム繰出し装置における複数
の原反ロールとその径を測定する測定ローラとを示す概
略正面図である。
【図3】実施例に係るフィルム繰出し装置における複数
の原反ロールとその径を測定する測定ローラとを示す概
略平面図である。
【図4】実施例に係るフィルム繰出し装置における筒状
フィルム繰出し機構を示す概略正面図である。
【図5】実施例に係るフィルム繰出し装置における筒状
フィルム繰出し機構を示す概略側面図である。
【図6】実施例に係るフィルム繰出し装置のテンション
機構を示す概略図である。
【図7】実施例に係る縦型製袋充填機の制御ブロック図
である。
【符号の説明】
10 原反ロール 12 帯状フィルム 12a 筒状フィルム 14 原反ロール間欠回転機構(原反ロール間欠回転手
段) 16 製袋器 18 筒状フィルム繰出し機構(筒状フィルム繰出し手
段) 24 ロール支軸 42 シールローラ 48 テンション機構(テンション手段) Sr レジマークセンサ(レジマーク検出手段) Ef エンコーダ(貯留量の検出手段)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原反ロール(10)から繰出された帯状フィ
    ルム(12)を製袋器(16)で筒状に成形し、この筒状フィル
    ム(12a)を下方に給送してその重合端縁部を縦シールす
    ると共に、この筒状フィルム(12a)内に被包装物品を落
    下充填して1袋分だけ給送した後に間欠停止させ、この
    停止時に該筒状フィルム(12a)に充填した被包装物品の
    上方に臨む部位を横シールするよう構成した縦型製袋充
    填機において、1袋分の長さに対応する予め設定された
    値に基づき、前記原反ロール(10)を回転して1袋分の帯
    状フィルム(12)を該原反ロール(10)から繰出した後に、
    この原反ロール(10)を回転停止状態に保持する原反ロー
    ル間欠回転手段(14)と、前記原反ロール間欠回転手段(1
    4)で繰出された帯状フィルム(12)に相当する1袋分の筒
    状フィルム(12a)を下方に繰出した後、該筒状フィルム
    (12a)の繰出しを間欠停止する筒状フィルム繰出し手段
    (18)とからなり、前記筒状フィルム繰出し手段(18)の繰
    出し動作が停止している間に、前記原反ロール間欠回転
    手段(14)が繰出し動作を行なうよう構成したことを特徴
    とする縦型製袋充填機のフィルム繰出し装置。
  2. 【請求項2】 前記原反ロール間欠回転手段(14)と筒状
    フィルム繰出し手段(18)との間に、両手段(14,18)間の
    フィルム経路を増大することで、原反ロール間欠回転手
    段(14)が繰出した帯状フィルム(12)を貯留すると共に、
    両手段(14,18)間に延在する帯状フィルム(12)に所要の
    張力を付与し、前記筒状フィルム繰出し手段(18)が筒状
    フィルム(12a)を繰出し動作する間は、帯状フィルム(1
    2)に付与する張力を減少させるテンション手段(48)を配
    設した請求項1記載の縦型製袋充填機のフィルム繰出し
    装置。
  3. 【請求項3】 前記テンション手段(48)は、原反ロール
    間欠回転手段(14)を介して前記原反ロール(10)が繰出し
    た帯状フィルム(12)の貯留量を検出する手段(Et)を備
    え、前記筒状フィルム繰出し手段(18)によって繰出され
    た筒状フィルム(12a)の繰出し量が、前記手段(Et)で検
    出された貯留量と一致したときまたはその後に、該筒状
    フィルム繰出し手段(18)の繰出し動作を停止させるよう
    構成した請求項2記載の縦型製袋充填機のフィルム繰出
    し装置。
  4. 【請求項4】 前記原反ロール(10)から繰出された帯状
    フィルム(12)に印刷されたレジマークを検出するレジマ
    ーク検出手段(Sr)がフィルム経路に配設され、原反ロー
    ル間欠回転手段(14)が1袋分の帯状フィルム(12)を繰出
    す際に、該レジマーク検出手段(Sr)を介してレジマーク
    を検出することにより繰出し長を補正するよう構成した
    請求項1〜3の何れかに記載の縦型製袋充填機のフィル
    ム繰出し装置。
  5. 【請求項5】 前記原反ロール間欠回転手段(14)は、起
    動時に前記原反ロール(10)を徐々に増速回転させると共
    に、停止時には徐々に減速回転させる請求項1〜4の何
    れかに記載の縦型製袋充填機のフィルム繰出し装置。
  6. 【請求項6】 前記原反ロール間欠回転手段(14)は、前
    記原反ロール(10)を固定支持するロール支軸(24)を回転
    させる請求項1〜5の何れかに記載の縦型製袋充填機の
    フィルム繰出し装置。
  7. 【請求項7】 前記筒状フィルム繰出し手段(18)は、前
    記筒状フィルム(12a)の重合端縁部を挟持して移送する
    一対のローラ(42,42)を有する請求項1〜6の何れかに
    記載の縦型製袋充填機のフィルム繰出し装置。
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