JP2000114773A - 電磁波遮蔽用フィルタとプラズマディスプレ前面板 - Google Patents

電磁波遮蔽用フィルタとプラズマディスプレ前面板

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JP2000114773A
JP2000114773A JP28656198A JP28656198A JP2000114773A JP 2000114773 A JP2000114773 A JP 2000114773A JP 28656198 A JP28656198 A JP 28656198A JP 28656198 A JP28656198 A JP 28656198A JP 2000114773 A JP2000114773 A JP 2000114773A
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Shinji Kawamoto
眞司 河本
Katsuya Kamitsukuri
克也 神作
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Nippon Sheet Glass Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 モアレ現象が発生しにくいかまたは発生して
も目立たないようにする電磁波遮蔽用フィルタ、特にプ
ラズマディスプレイ用の電磁波遮蔽用前面パネルを提供
すること。 【解決手段】 (1)モアレ現象は直線と直線の干渉に
より発生しやすいこと及び(2)等間隔に並んだ格子で
は、等間隔のモアレが発生するため、目立つことを見い
出し、前記(1)の現象から、直線からなる格子状導線
を配置したフィルタは用いないようにする必要があるこ
とが判明した。すなわち、曲線または折れ線からなる格
子状の導線または隣接配置した複数の環状の導線を配置
したフィルタを用いる必要があり、前記(2)の現象か
ら格子状の導線の格子間隔または環の径をできるたげラ
ンダムに配置したフィルタを用いることが効果的である
ことが分かった。そのため導線の格子間隔は、例えば乱
数で決めることにより、モアレを不等間隔にすることが
可能となる。また、例えばジグソーバズルのような不規
則模様はモアレがでない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光透過性が高く、
電磁波遮蔽性能に優れた合わせフィルタ、特に高性能の
プラズマディスプレイパネル前面フィルタに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】プラズマディスプレイパネルでは電磁波
の遮蔽のために前面フィルタが用いられることは周知の
通りである。この目的のために、光透過性を有する導電
性のシートが前面フィルタとして用いられる。中でも金
属メッシュを用いるものは電磁波の遮蔽性能が高いとい
う利点がある。
【0003】プラズマディスプレイ用の電磁波遮蔽用前
面フィルタにおいて、格子状に導線が配置されたフィ
ルムをガラス板に貼り付けるかまたはスパッタにより
ガラスに導電性膜を貼り付ける方法がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記との方法で得
られるプラズマディスプレイ用の電磁波遮蔽用前面パネ
ルは導電性に優れ、電磁波遮蔽性能が良いことで、モア
レ現象を発生するという弱点がある。なお、モアレ現象
は格子自身の影との干渉によるものと、画素との干渉に
よるものがある。
【0005】本発明の課題はモアレ現象が発生しにくい
かまたは発生しても目立たないようにする電磁波遮蔽用
フィルタ、特にプラズマディスプレイ用の電磁波遮蔽用
前面フィルタを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らはプラズマデ
ィスプレイ用の電磁波遮蔽用前面フィルタのモアレ現象
が発生現象について鋭意研究した結果、次のようなこと
を見いだし、本発明の完成に至った。
【0007】すなわち、(1)モアレ現象は直線と直線
の干渉により発生しやすいこと及び(2)等間隔に並ん
だ格子では、等間隔のモアレが発生するため、目立つこ
とを見い出し、それぞれ次のような解決手段を完成させ
た。
【0008】前記(1)の現象から、直線からなる格子
状導線を配置したフィルタは用いないようにする必要が
あることが判明した。すなわち、曲線または折れ線から
なる格子状の導線または隣接配置した複数の環状の導線
を配置したフィルタを用いる必要があり、前記(2)の
現象から格子状の導線の格子間隔、環状の導線の環の径
の大きさをできるだけランダムに配置したフィルタを用
いることが効果的であることが分かった。そのため導線
の格子間隔は、例えば乱数で決めることにより、モアレ
を不等間隔にすることが可能となる。また、例えばジグ
ソーバズルのような不規則模様はモアレがでない。すな
わち、本発明は、直線状でない格子状の導線または隣接
配置した複数の環状の導線を透明シート上に配置した電
磁波遮蔽用フィルタである。
【0009】上記電磁波遮蔽用フィルタの直線状でない
格子状の導線の格子間隔は等間隔でなくまたは環状の導
線の環の径の大きさは均等でないことがモアレ発生防止
に効果的である。前記直線状でない格子状の導線の格子
間隔または環状の導線の環状径の大きさが均等でないと
は、例えば、これらが規則的な繰り返しパターンでな
く、ランダムな繰り返しパターンからなることである。
【0010】前記導線は、導線を透明シート上に貼り付
けか、または金属箔を透明シートに貼り付けてエッチン
グ加工して導線を透明シート上に形成して得られたもの
などを用いる。なお、本発明では、導線を配置する透明
シートは透明樹脂、ガラスなどからなる板状、フィルム
状、シート状のものを言う。
【0011】このような解決手段により、モアレを目立
ちにくくすることができた。また、上記2つの解決手段
を単独で適用してもよく、組み合わせて用いても良い。
本発明の電磁波遮蔽用フィルタはプラズマディスプレイ
の前面板、CRT、CRT前面板、建築用ガラス、電子
レンジなどの調理用機器の窓ガラスなどに用いることが
できる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について説明
する。本発明の実施の形態の前面フィルタはガラスまた
は樹脂フィルムにモアレ防止用の格子状の導線を貼り付
けることで作製するか、直接プリントするか、または金
属箔を樹脂フィルムに貼り付けて周知のフォトリングラ
フ法でエッチング加工して導線を有する電磁波遮蔽性の
高いバルネを作製する。
【0013】図6に示す通常使用される格子ではモアレ
が目立ち、図7に示すような横線または縦線のみでもモ
アレが目立つ。また、図8に示す横線又は縦線をランダ
ムに配置する方法では、モアレがランダムに発生し、モ
アレが目立つことが分かった。さらに、図9に示すよう
に縦線と横線を格子状に配置し、しかもランダムに配置
した場合でも図3に示す模様と同様に、モアレ発生が目
立った。
【0014】図1に示すように、多数の円または楕円な
どの環状線を隣接した配置は、モアレが目立たなくな
る、この場合はかならずしも縦線と横線を格子状に配置
したものとあるとは言えないが、モアレ防止に効果的で
あることが判明した。
【0015】また、図2に示すように、縦線と横線とも
に曲線を用いて格子状に配置した模様では、モアレが目
立たなくなる。また、図3に示すように、曲線の代わり
に折れ線を用いて、しかも格子状に縦線と横線を設ける
ことで、同様にモアレが目立たなくなる。図4、図5で
は曲線をランダムに配置しているが、図1、図2に比較
してさらにモアレが目立たなくなる。
【0016】以上のような格子の模様の違いでのモアレ
の発生の様子から、次のようなことが言える。メッシュ
模様は(1)直線でなく、曲線または折れ線であるこ
と、(2)ストライプ模様(縦縞模様)でなく、格子模
様であること、(3)規則的な繰り返しパターンでな
く、ランダムな繰り返しパターンがより好ましいことが
分かる。
【0017】本実施の形態のプラズマディスプレイパネ
ルの電磁波遮蔽用の前面フィルタの製造プロセスは合わ
せガラスタイプのものとフィルタ貼り付けタイプがあ
る。
【0018】まず、合わせガラスタイプの電磁波遮蔽用
フィルタの製造プロセスについて、図10と図11に基
づいて説明する。厚さ約5〜50μmの金属箔3と厚さ
約10〜100μmのPVBフィルム4aと厚さ約50
〜100μmのポリエステル樹脂フィルム5をこの順序
で図10(a)のように積層して貼り合わせる。
【0019】このとき金属箔3としては電気抵抗の小さ
い金属箔3が好ましく、アルミニウム、銀、ニッケル、
クロム、ステンレススチールなどを用いることができる
が、銅箔が最も良い導電性材料である。この銅箔に耐食
性を持たせるために黒化処理したものを用いることが望
ましい。
【0020】PVB(ポリビニールブチラール)4aは
ポリエステル樹脂フィルム5と金属箔3との接着成分と
して用いられる。PVBポリマーの前駆体モノマーを塗
布しても良い。PVB4aはポリエステル樹脂フィルム
5上に金属箔3を固定するために用いるが、PVBポリ
マーは、本発明では、後述のように合わせガラス体の中
間膜としても用いるので、当然に前記2つのPVBは親
和性が高くなる。
【0021】なお、ポリエステル樹脂フィルム5は金属
箔3をパターニングおよびエッチングするために担体と
して機能を有するが、ポリエステル樹脂フィルムの代わ
りに担体フィルムとしては、トリアセチルクロライド
(TAC)、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン
(PP)、ポリ塩化ビニール(PVC)などを用いるこ
とができる。
【0022】金属箔3の厚みが5μmより小さいと電気
抵抗値が高くなり、50μmを超えると光透過率の角度
依存性が大きくなり、プラズマディスプレイの前面フィ
ルタとして用いた場合に、前面フィルタの斜め前方から
のディスプレイ画像が見にくくなる。金属箔3の厚さは
10〜20μmが望ましい。
【0023】図10(a)に示す3つのフィルム3、4
a、5を積層して接着させ、図10(b)の積層フィル
ムを得る。このとき約130〜180℃に加熱して各層
を接着させる。ポリエステル樹脂フィルム5と中間膜P
VB4aとの間の接着力はエッチング工程で、はがれ等
の問題を生じない程度に高く、かつエッチング後には容
易に剥離できる程度に弱い接着力とする。ポリエステル
樹脂フィルム5と中間膜PVB4aとの間の接着力の調
整は、ポリエステル樹脂フィルム5の粗面化の程度で調
整することができる。
【0024】次いで、これを周知のフォトリソ方法で金
属箔3をエッチングして図10(c)に示す図1〜図5
に示すした模様の導線からなる金属メッシュ3aを有す
る積層フィルムを得る。得られた金属メッシュ3aを有
する積層フィルムとガラス板1とPVB4b(厚さ約
0.2〜0.8mm)とを図10(d)に示すように配
置し、金属メッシュ3a面とガラス板1とPVB4b面
とを接するようにして約90〜120℃でローラー圧着
により貼り合わせる。
【0025】このように金属メッシュ3a側と中間膜
(PVB)4bを接するように仮接着を行った後、不要
なポリエステル樹脂フィルム5を剥離する(図11
(a))。このとき金属メッシュ3aは中間膜(PV
B)4bと十分強く接着しているため、取扱い中に破損
することはない。この後、剥離したPVBフィルム4a
側にも第3の中間膜(PVB)4c(厚さ約0.2〜
0.8mm)を介して2枚目のガラス板2を配置して、
本接着工程として約130〜160℃で10〜20分
間、8〜10kg/cmの圧力で貼り合わせる(図1
1(b))。
【0026】ここで、第3中間膜(PVB)4cを配置
する理由は図11(b)の工程で極めて薄い中間膜(P
VB)4aと第2のガラス板2との間に気泡が入り込ん
でしまうのを防止するためである。こうして通常の合わ
せガラス体の製造工程を終わる。これにより、図11
(d)に示す中間膜中(PVB)4(PVB4a〜4c
が一体化して得られる)の間に金属メッシュ3aが挟ま
れたプラズマディスプレイ用の合わせガラス体からなる
前面フィルタを得ることができる。
【0027】また、金属メッシュ3aを合わせガラスに
する際、金属メッシュ3a側を中間膜4bと接するよう
に仮接着を行った後、不要なポリエステル樹脂フィルム
5を剥離する。この時には金属メッシュ3aは中間膜4
bと十分強く接着しているため取扱い中に破損すること
はない。この後、剥離したポリエステル樹脂フィルム5
側にも中間膜4cを配置して、その上に2枚目のガラス
板2を配置し、仮接着と本接着という通常の合わせガラ
ス製造工程を経る。これにより、中間膜4中に金属メッ
シュ3aだけが挟まれた合わせガラス体を得ることがで
きる。
【0028】ここで、中間膜4b、4cの厚さはそれぞ
れ0.2〜0.8μmとするが、これは前記厚さが0.
2mm未満ではガラス板1、2と金属箔との間の接着力
を発揮させることができず、0.8mmを超えると光透
過率が小さくなるからである。中間膜4b、4cの厚さ
は0.3〜0.5mmが望ましい。
【0029】中間膜4aの厚さは10〜100μmと
し、これが10μm未満ではポリエステル樹脂フィルム
5との接着性が弱くなり、100μmを超えると巻いた
状態で保存し難く、ハンドリング性が低下する。
【0030】ここでPVBをフィルムとして使用する場
合には、ポリ酢酸ビニールをケン化して得られるポリビ
ニールアルコールを酸触媒の存在下にブチルアルデヒド
と反応させて、その後、中和と洗浄と乾燥によりフィル
ム状物として得られるものを使用してもよい。
【0031】また、ガラス板1、2は1000mm×6
00mm×厚さ(1.1〜1.8)mmの大きさの透明
のソーダライム・シリカ組成からなり、フロート法で得
られるガラスなどを用いる。
【0032】金属箔3としては電気抵抗の小さい金属箔
3が好ましく、アルミニウム、銀、ニッケル、クロム、
ステンレススチールなどを用いることができるが、銅箔
が最も良い導電性材料である。この銅箔に耐食性を持た
せるために黒化処理したものを用いることが望ましい。
【0033】また、本実施の形態のフィルタ貼り合わせ
タイブの電磁波遮蔽用フィルタの製造プロセスについ
て、図12に基づいて説明する。厚さ約50〜100μ
mのポリエステル樹脂フィルム15に厚さ約5〜50μ
mの銅などの金属の格子パターン13を直接メッキする
(図12(a)。これとは別に図12(b)に示すよう
に厚さ約0.2〜0.8mmのPVBフィルム14とガ
ラス板11を用意し、前記ポリエステル樹脂フィルム1
5上の金属格子パターン14とPVBフィルム14とを
向合わせて約90〜120℃でローラー圧着により貼り
合わせる。
【0034】こうして、図12(c)に示すガラス板1
1とポリエステル樹脂フィルム15との間に挟まれた金
属パターン13がPVBフィルム14により接着固定さ
れたプラズマディスプレイ用の電磁波遮蔽用フィルタを
得ることができる。
【0035】ここで、PVBフィルム14はポリエステ
ル樹脂フィルム15と金属格子パターン13の接着成分
として用いられるが、PVBポリマーの前駆体モノマー
を塗布しても良い。また、金属格子パターン13の厚み
が5μmより小さいと電気抵抗値が高くなり、50μm
を超えると光透過率の角度依存性が大きくなり、プラズ
マディスプレイの前面フィルタとして用いた場合に、前
面フィルタの斜め前方からのディスプレイ画像が見にく
くなる。金属格子パターン13の厚さは10〜20μm
が望ましい。
【0036】また、PVBフィルム14の厚さは0.2
〜0.8mmとし、0.2mm未満ではガラス板15と
金属パターン13との間の接着力を発揮させることがで
きず、0.8mmを超えると光透過率が小さくなる。P
VBフィルム14の厚さは0.3〜0.5mmが望まし
い。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、モアレ現象が発生しに
くいかまたは発生しても目立たないような電磁波遮蔽ガ
ラスあるいはフィルムが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態の多数の円または楕円な
どの環状線を隣接して配置した格子状の導線のパターン
を示す図である。
【図2】 本発明の実施の形態の縦線と横線ともに曲線
を用いて格子状に配置した格子状の導線のパターンを示
す図である。
【図3】 本発明の実施の形態の折れ線を用いて、しか
も格子状に縦線と横線を設けて配置した格子状の導線の
パターンを示す図である。
【図4】 本発明の実施の形態の曲線をランダムに配置
した格子状の導線のパターンを示す図である。
【図5】 本発明の実施の形態の曲線をランダムに配置
した格子状の導線のパターンを示す図である。
【図6】 通常使用される格子状の導線のパターンを示
す図である。
【図7】 横線または縦線のみからなる格子状の導線の
パターンを示す図である。
【図8】 横線または縦線をランダムに配置した格子状
の導線のパターンを示す図である。
【図9】 横線および縦線をランダムに配置した格子状
の導線のパターンを示す図である。
【図10】 本発明の実施の形態の合わせガラスタイブ
のプラズマディスプレイ前面フィルタの製造プロセスを
説明する図である。
【図11】 本発明の実施の形態の合わせガラスタイブ
のプラズマディスプレイ前面フィルタの製造プロセスを
説明する図である。
【図12】 本発明の実施の形態のフィルム貼り付けタ
イプのプラズマディスプレイ前面フィルタの製造プロセ
スを説明する図である。
【符号の説明】
1、2、11 ガラス板 3 金属箔 3a 金属メッシュ 4、14 P
VBフィルム 5、15 ポリエステル樹脂フィルム 13 金属の格子パターン
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年10月20日(1999.10.
20)
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記との方法で得
られるプラズマディスプレイ用の電磁波遮蔽用前面パネ
ルは導電性に優れ、電磁波遮蔽性能が良い、モアレ現
象を発生するという弱点がある。 なお、モアレ現象は
格子自身の影との干渉によるものと、画素との干渉によ
るものがある。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】図1に示すように、多数の円または楕円な
どの環状線を隣接した配置は、モアレが目立たなくな
この場合はかならずしも縦線と横線を格子状に配置
したものあるとは言えないが、モアレ防止に効果的で
あることが判明した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C040 GH10 MA02 MA08 5E321 AA04 BB23 BB41 CC16 GG05 GH01 5G435 AA00 AA16 BB06 GG33 HH02 HH05 KK07

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直線状でない格子状の導線または隣接配
    置した複数の環状の導線を透明シート上に配置したこと
    を特徴とする電磁波遮蔽用フィルタ。
  2. 【請求項2】 直線状でない格子状の導線の格子間隔が
    等間隔でなくまたは環状の導線の環の径の大きさが均等
    でないことを特徴とする請求項1記載の電磁波遮蔽用フ
    ィルタ。
  3. 【請求項3】 直線状でない格子状の導線の格子間隔ま
    たは環状の導線の環の径の大きさが規則的な繰り返しパ
    ターンでなく、ランダムな繰り返しパターンからなるこ
    とを特徴とする請求項1記載の電磁波遮蔽用フィルタ。
  4. 【請求項4】 前記導線は、導線を透明シート上に貼り
    付けか、または金属箔を透明シートに貼り付けてエッチ
    ング加工して導線を透明シート上に形成して得られたも
    のであることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか
    に記載の電磁波遮蔽用フィルタ。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載の電
    磁波遮蔽用フィルタをプラズマディスプレイの前面板と
    して用いることを特徴とするプラズマディスプレ前面
    板。
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