JP2000114606A - シリコン−ゲルマニウム系熱電材料及びその製造方法 - Google Patents

シリコン−ゲルマニウム系熱電材料及びその製造方法

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圭子 櫛引
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Abstract

(57)【要約】 【課題】粒内の偏析がなく、粒間の成分ばらつきがない
SiGe系の熱電材料及びその製造方法を提供するこ
と。 【解決手段】Si及びGeの原料を不活性雰囲気で溶融
し、このSiGe系の混合溶融物をガスアトマイズ法に
よってArガス中に噴出し、SiGe混合粉末を得る。
そして、このSiGe混合粉末を所定の半導体素子とし
ての形態に成形し、ホットプレス或いは焼成によってS
iGe熱電素子が得られる。得られたSiGe熱電材料
は、その内部で偏析がなく、しかも粒間での成分ばらつ
きがないことから、これを熱電素子としてモジュール化
した場合に優れた熱電性能を示すものとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シリコン−ゲルマ
ニウム系熱電材料及び製造法に関し、更に詳しくは、い
わゆるゼーベック効果により熱エネルギーを電気エネル
ギーに変換する材料特性を有するシリコン−ゲルマニウ
ム系熱電材料と、その製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の熱電材料としては、従来、Bi
−Te系、Pb−Te系、Si−Ge系等が知られてい
る。これらの材料は、いわゆるゼーベック効果により熱
エネルギーを電気エネルギーに変換する特性を有するこ
とが知られており、この特性を利用して、例えば、自動
車の排気ガス(熱)エネルギーに変換する試みがなされ
ている。
【0003】そして、従来一般には、これら各種の熱電
材料を用いた熱電変換素子としては、p型半導体部とn
型半導体部を接合させたものが大きい熱電効果が得られ
るものとして知られている。この熱電変換素子は、U字
型或いはπ型の形状からなるものであって、これらの両
端に熱勾配を設けると、起電力が発生し、電力が取り出
せるものである。
【0004】ところで、この種の熱電材料の製造方法と
しては、従来最も一般に知られているのが、これらの熱
電材料の原料を溶融してから凝固させ、これを粉砕した
ものを用いているものであり、この粉砕したものをホッ
トプレスにより固化成形したり焼成したりするものであ
る。
【0005】その他に、液体急冷法、ゾーンメルティン
グ法等が知られており、液体急冷法は、熱電材料の溶湯
を薄片化し、更に粉末化し、ホットプレスにより固化成
形したり焼結したりするものである。また、ゾーンメル
ティング法は、熱電材料の合金鋳塊を押出し成形するも
のである。
【0006】また例えば、特開平10−112558号
公報には、BiTe系熱電材料及びその製造方法が開示
されているが、この公報では、特にBi、Te原料を溶
融し、この溶融物をアトマイズ法等により、急冷凝固し
て粉末体とし、この粉末体を押出し成形するものであ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
SiGe系の熱電材料は、作製した粒間での成分ばらつ
きが問題となっている。SiGe系のものは、図4に示
すSi−Geの状態図から完全固溶といわれているが、
実際には図5に示すように偏析が起こり、Siリッチ相
とGeリッチ相が生じてしまう。
【0008】例えば、SiGeの熱電材料を作製する
ために、Si80at%−Ge20at%の原料を溶融
させてから凝固させ粉砕したものは、マクロ的にみると
その組成は4:1になっているものの、ミクロ的には均
一な組成にはなっていない。インゴットのうち組成が均
一になっている部分を選んで用いたとしても、多相分離
している以上、粉砕粉(粉末)間での成分ばらつきが避
けられないものとなっている。
【0009】熱電材料を用いて半導体素子を作製しモジ
ュール化する場合、これらを直列につないで使用する
が、このとき発電能力が劣る材料があると全体の発電能
力に影響を与え、所期する電力を得ることができなくな
る。つまり、従来品は実用化に際して、粒間での成分ば
らつきが非常に大きな問題となっていた。
【0010】また、原料に酸化物が混在していると熱電
材料の熱電特性が大幅に低下してしまうが、原料粉末を
混合してからホットプレスする方法では、原料粉末の酸
素濃度が高くなり熱電特性が低下してしまうという問題
点がある。
【0011】また更に、BiTe系化合物からなる熱電
材料は、熱電特性の指標となる性能指数Zの値(数1に
示す。)が室温付近では比較的大きいものの、300℃
を超えると特性が低下してしまい、使用温度が著しく制
限されてしまうという問題点がある。
【0012】
【数1】Z=δS/k Z:性能指数 δ:電気伝導度 k:熱伝導度 S:ゼーベック係数
【0013】更に、Bi及びTeは毒性が強く、特にT
eは人体への許容量が0.01〜0.1g/mであ
り、その毒性が極めて高い。環境問題が叫ばれる昨今こ
れらの物質を用いることは好ましくなく、材料設計の見
直しが迫られている。
【0014】本発明の解決しようとする課題は、粒内で
の偏析が少なく、粒間での成分ばらつきも少ない、熱電
変換素子材料として特性が安定し、かつ高性能のSiG
e系熱電材料及びその作製方法を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明のシリコン−ゲルマニウム系熱電材料は、Si
及びGeの混合溶融物をガスアトマイズにより急冷粉砕
して生成されたSiGe粉体を固化成形してなることを
要旨とするものである。
【0016】このとき、「Si及びGeの混合溶融物」
のSiとGeとの混合比が、1:9から9:1であるこ
とが好ましい。本願発明の熱電材料は、p型ドーパント
又はn型ドーパントを配合して作製されているが、主成
分であるシリコンゲルマニウム化合物は、化学式Si
1−XGe(0<x<1)で表されるものである。こ
のシリコンゲルマニウム化合物は、400〜800℃の
熱回収に対して非常に有効な材料であり、特に0.15
<x<0.40において高い熱電特性を示すことから、
その混合はSi80at%−Ge20at%程度とする
ことが最も好ましい。
【0017】また、本発明のシリコン−ゲルマニウム系
熱電材料の製造方法は、SiとGeの混合溶融物を生成
する溶融工程と、該溶融工程より生成されたSiGeの
混合溶融物をガスアトマイズにより急冷凝固してSiG
e粉体を生する粉体生成工程と、該粉体生成工程により
生成されたSiGe粉体を固化成形する成形工程とから
なることを要旨とするものである。
【0018】この場合、ガスアトマイズによる「粉体生
成工程」の冷却速度は10K/s以上が好ましく、更
に好ましくは10K/s以上がよい。この冷却速度に
関する条件は図3に示すグラフより得た知見である。図
3に示すグラフは、冷却速度に依存する粒間での成分ば
らつきと、その冷却速度によるアトマイズ法を行うのに
掛かるコストとの関係を示した図である。このグラフか
ら、ばらつきの少ない粉末を得るためには多大なコスト
が掛かることが分かるが、両者の条件を鑑みると、冷却
速度としては10K/s付近が選択される。
【0019】また「成形工程」は、SiGe粉体をホッ
トプレスにより加圧成形することが好ましい。更にその
「成形工程」は、SiGe粉体による成形体を焼成する
ものであることが好ましい。焼成温度は1000℃〜1
350℃の範囲で、焼成の時間は0.1時間〜2時間で
あることが好ましい。
【0020】更にまた、作製工程のうち原料が酸化しや
すい工程、即ち原料を高温で取り扱う工程等において
は、真空中、不活性雰囲気或いは還元性雰囲気で行うこ
とが好ましい。こうすることで原料の酸化を防ぐことが
でき、熱電特性の高い熱電材料を得ることができる。
【0021】上記工程を経た熱電材料の作製方法によれ
ば、熱電材料の粒内の偏析が少なく、粒間での成分ばら
つきが殆どない熱電材料が作製できることから、これら
を用いて素子を作製しモジュール化したときに、熱電特
性を十分活かした発電が可能となる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施例を詳細に説
明する。初めに、本発明に係るSiGe系熱電材料の製
造工程を図1に示して説明する。この図1に示した製造
工程でも分かるように、初めにSi原料とGe原料とを
適当な配合比率で混合し、これを加熱溶融して混合溶融
物を生成する(溶融工程)。Si原料とGe原料との配
合比率は10at%:90at%〜90at%:10a
t%の広い範囲で適用できる。
【0023】次に、この混合溶融物を急冷法の一つであ
るガスアトマイズ法により急冷凝固し、SiGeの粉体
を生成する(SiGe粉体生成工程)。図2は実際に用
いたガスアトマイズ法によるSiGeの粉体製造装置の
概略図である。この装置は、原料を溶融させる耐熱性の
容器12を有し、この周囲に高周波誘導コイル14が設
けられている。この高周波誘導コイル14で誘電加熱さ
れることにより容器12内の原料が溶融される。また、
容器12の底面部には噴出ノズル16が設けられてお
り、溶融物20を下方へ噴出できるようになっている。
そして、噴出ノズル16の下方には側方から延びるよう
に、相対する向きで数対のガスノズル18が配置されて
いる。ガスアトマイズ法によって粉末を形成する際に
は、溶融物20をガス圧等によって噴出ノズル16から
噴出させ、これと同時にAr等の不活性ガスをガスノズ
ル18を介して、噴出している溶融物に吹き付けるもの
である。また、これらの装置は不活性ガス等が充填され
た密閉チャンバー(図示せず)内に設置されている。
【0024】最後に、SiGe粉末生成工程で得られた
SiGe粉末をホットプレスし、焼結することで固化成
形を行う(成形工程)。以上の工程を経ることで、Si
Ge系熱電材料を用いた熱電変換素子材料が得られる。
【0025】
【実施例】実施例の作製として、まずSiとGeをその
配合比率がSi80at%−Ge20at%になるよう
に秤量する。この配合比率にしたのは、熱電特性が80
0℃付近で最も優れているからである。
【0026】そして、上述の秤量したSiとGeを混合
し、更にp型熱電材料を作製する場合はp型ドーパント
を、n型熱電材料を作製する場合はn型ドーパントを配
合する。そして、この混合物を図2の容器12内に入れ
る。密閉チャンバー12内を2×10−5Torrで真
空引きした後、大気圧になるまでArを充填させる。そ
して、混合物を1400℃で溶融した。ここで1400
℃としたのは、配合比率が4:1であることから図4の
状態図より選定したものである。
【0027】次に、上述の工程で得られた溶融物をガス
アトマイズ法によって、急冷凝固する。即ち噴出ノズル
16より溶融物20を噴出させ、それと同時にガスノズ
ル18よりArガスを噴出させ、溶融物を冷却速度10
K/sで冷却させ、熱電材料の粉末を得る。そして、
これを固化成形する。
【0028】固化成形したときの焼結密度を調べた結果
を図6に示したが、従来品に比べ、相対密度が高く、か
つロットによるバラツキも小さくなっている。即ち、本
発明品は、非常に安定した高密度の焼結体であることが
確認できる。
【0029】次に、各種熱電材料及び製造方法の違いに
よる性能(性能指数Z)の違いを表1にまとめたので、
これについて評価する。
【0030】
【表1】
【0031】表1の結果から、SiGe系の熱電材料を
ガスアトマイズ法によって作製したものは、性能指数Z
の値が高くなっており、極めて優れた(◎印)ものであ
るといえる。これに対し、SiGe系の熱電材料を従来
法によって作製したものは、その値が低く、やや劣る
(△印)と評価された。また更に、BiTe系の熱電材
料は、700℃では溶融してしまい、評価できなかっ
た。
【0032】以上の工程を経て作製された熱電材料は、
ガスアトマイズ法によって急冷凝固したものであるか
ら、粒内の偏析が少なく、粒間での成分ばらつきが殆ど
ないものとなっている。
【0033】本発明は、上記した実施例に何等限定され
るものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々
の改変が可能である。例えば、上記実施例では冷却速度
を10K/sとしたが、粒間のばらつきが少なければ
この速度に限定されることはない。また、急冷凝固にお
いてもガスアトマイズ法だけでなく、選択する冷却速度
に好適な方法を用いることができる。
【0034】また、上記実施例ではArを用いた不活性
雰囲気で作製を行ったが、Ar以外の不活性ガスを用い
ることはもちろん、H等の還元性雰囲気或いは真空中
で行ってもよい。また、作製した粉末に酸素が多く含ま
れている場合は、作製した後にH中で還元処理して酸
素を除去してもよい。
【0035】
【発明の効果】本発明に係る熱電材料の製造方法は、S
iとGeの混合溶融物を生成する溶融工程と、該溶融工
程より生成されたSiGeの混合溶融物をガスアトマイ
ズにより急冷凝固してSiGe粉体を生する粉体生成工
程と、該粉体生成工程により生成されたSiGe粉体を
固化成形する成形工程とからなるものであるから、Si
とGeが二相分離することなくSiGe系の熱電材料の
粉末を作製することができ、しかも粒間での成分ばらつ
きが殆どない均一なものを作製することができる。
【0036】更に、本発明に係る製造方法によって製造
された熱電材料の粉末は、偏析が少なく、しかも均一な
成分を有する粉末となっている。このことから、通常S
iGe系の熱電材料では、原料の溶融物を凝固する際に
偏析が起こってしまい、粒間での成分ばらつきが多くな
るが、本発明に係るSiGe系の熱電材料は、これらの
問題が解決された非常に優れたものとなっている。
【0037】また、本発明に係るSiGe系の熱電材料
を用いて素子を作製しモジュール化した場合に、各素子
間での成分ばらつきが殆どないことから熱電材料が有す
る熱電特性を十分発揮させることができる。
【0038】更に、本発明に係るSiGe系の熱電材料
及びその製造方法は、既に開示されているBiTe系等
とは異なり、人体或いは環境に悪影響を及ぼすことな
く、しかも400〜800℃という広い温度域での熱回
収に対して有効な材料となっていることから、産業上極
めて実用性の高いものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のSiGe系熱電材料の製造工程を示し
た図である。
【図2】本発明の実施例に用いたSiGe系粉体製造装
置の概略構成を示した図である。
【図3】急冷凝固法により熱電材料粉末を製造するに際
しての、冷却速度とその粉末成分のばらつき、並びにコ
ストの関係を示した図である。
【図4】Si−Ge系の状態図である。
【図5】従来一般に知られるSiGe系熱電材料(Si
Ge原料の溶融凝固粉砕によるもの)の粒内の偏析状態
を示した図である。
【図6】本発明品と従来品の焼結後の密度を示した図で
ある。
【符号の説明】
12 容器 18 ガスノズル 20 溶融物
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 35/34 B22F 3/14 A (72)発明者 古谷 健司 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 小林 正和 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 櫛引 圭子 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 篠原 和彦 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 Fターム(参考) 4K017 AA04 BA10 BB18 EB01 FA14 4K018 AA40 EA02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Si及びGeの混合溶融物をガスアトマ
    イズにより急冷粉砕して生成されたSiGe粉体を固化
    成形してなることを特徴とするシリコン−ゲルマニウム
    系熱電材料。
  2. 【請求項2】 前記Si及びGeの混合溶融物のSiと
    Geとの混合比が、1:9から9:1であることを特徴
    とする請求項1に記載のシリコン−ゲルマニウム系熱電
    材料。
  3. 【請求項3】 SiとGeの混合溶融物を生成する溶融
    工程と、該溶融工程より生成されたSiGeの混合溶融
    物をガスアトマイズにより急冷凝固してSiGe粉体を
    生する粉体生成工程と、該粉体生成工程により生成され
    たSiGe粉体を固化成形する成形工程とからなること
    を特徴とする熱電材料の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記成形工程は、SiGe粉体をホット
    プレスにより加圧成形するものであることを特徴とする
    請求項3に記載の熱電材料の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記成形工程は、SiGe粉体による成
    形体を焼成するものであることを特徴とする請求項3又
    は4に記載の熱電材料の製造方法。
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