JP2000110803A - 油圧再生装置 - Google Patents

油圧再生装置

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JP2000110803A
JP2000110803A JP10282289A JP28228998A JP2000110803A JP 2000110803 A JP2000110803 A JP 2000110803A JP 10282289 A JP10282289 A JP 10282289A JP 28228998 A JP28228998 A JP 28228998A JP 2000110803 A JP2000110803 A JP 2000110803A
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regeneration
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Hiroji Ishikawa
広二 石川
Tsukasa Toyooka
司 豊岡
Tsuyoshi Nakamura
剛志 中村
Osamu Tomikawa
修 富川
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/20Drives; Control devices
    • E02F9/22Hydraulic or pneumatic drives
    • E02F9/2217Hydraulic or pneumatic drives with energy recovery arrangements, e.g. using accumulators, flywheels

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)
  • Operation Control Of Excavators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】油圧再生装置において、原動機の回転が低い場
合にも、息付きを防止できるようにする。 【解決手段】ブーム用の操作レバー装置53により生成
されるパイロット圧力Pb1又はPb2をシャトル弁45で
検出し、このシャトル弁45で検出した圧力を圧力セン
サ46で電気信号に変換し、圧力センサ46から信号と
スロットルボリューム61から信号がコントローラ10
0に取り込まれる。コントローラ100では、それらの
信号に基づき、目標エンジン回転数rが定格回転数より
も低い回転数にある状態でアーム用の操作レバー装置5
2のみを操作するアームの単独操作を行った場合は、エ
ンジン回転数の低下に応じた流量の戻り油の再生が行わ
れるよう電磁比例減圧弁43に駆動電流iを出力し、再
生切換弁42を絞り方向に制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば油圧ショベ
ルのブーム、アーム、バケットのような作業体を駆動す
る際、油圧アクチュエータからの戻り油を当該アクチュ
エータに再生して作業体の駆動に再利用する油圧再生装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の油圧再生装置には、例えば、実開
平3−5769号公報に記載のものがある。この油圧再
生装置は、油圧ポンプと、この油圧ポンプから吐出され
る圧油によって駆動される旋回モータ及びアームシリン
ダと、油圧ポンプから旋回モータ及びアームシリンダに
供給される圧油の流れを制御する旋回用、アーム用の方
向切換弁と、これら方向切換弁のうちの少なくとも1つ
の特定の方向切換弁であるアーム用の方向切換弁のメー
タアウト絞りをタンクに連絡する第1ラインと、アーム
用の方向切換弁のメータイン絞りを油圧ポンプに連絡す
る第2ラインとを備えた油圧駆動装置に設けられてる。
また、この油圧再生装置は、第1ラインと第2ラインと
を連絡し、特定の方向切換弁であるアーム用の方向切換
弁に対応するアームシリンダからの戻り油の少なくとも
一部を再生油として第2ラインに合流させる第3ライン
と、この第3ラインに設けられ、第1ラインから第2ラ
インヘ向かう圧油の流れのみを許すチェック弁と、第1
ラインに設けられ、再生油の流量を制御する可変抵抗手
段、例えばパイロットチェック弁と、複数の方向切換弁
のうちの特定の方向切換弁以外の方向切換弁である旋回
用の方向切換弁の操作を検出する操作検出手段、例えば
旋回用のリモコン弁により生成されるパイロット圧を検
出するシャトル弁とを備え、シャトル弁により旋回のパ
イロット圧が検出されると、このパイロット圧によりパ
イロットチェック弁を閉じ、戻り油の再生を行う構成と
なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】実開平3−5769号
公報に記載の油圧再生装置では、上記のように旋回とア
ームの複合操作時にアームシリンダからの戻り油の再生
を行い、アームの単独操作時には再生は行われない構成
となっている。
【0004】ところで、油圧ポンプは原動機例えばディ
ーゼルエンジンによって回転駆動されることで圧油を吐
出するものであり、その吐出流量はエンジン回転数によ
って増減する。実開平3−5769号公報に記載の油圧
再生装置では、アームをクラウド側に操作した場合(シ
リンダ伸びる方向)は、エンジン回転数が高いときは、
ポンプ吐出流量が多いため、アームシリンダに供給され
る流量が十分であるが、エンジン回転が低いときは、ポ
ンプ吐出流量が少ないため、アームのボトム側の流量が
足りず、負圧になりキャビテーションが発生し、アーム
の動きがぎくしゃくしていわゆるアームが息付く現象が
生じるという問題がある。
【0005】本発明の目的は、原動機の回転が低い場合
にも、息付きを防止できる油圧再生装置を提供すること
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】(1)上記目的を達成す
るために、本発明は、原動機と、この原動機により駆動
される油圧ポンプと、この油圧ポンプから吐出される圧
油によって駆動される複数のアクチュエータと、前記油
圧ポンプから前記複数のアクチュエータに供給される圧
油の流れを制御する複数の方向切換弁と、前記複数の方
向切換弁のうちの少なくとも1つの特定の方向切換弁の
メータアウト絞りをタンクに連絡する第1ラインと、前
記特定の方向切換弁のメータイン絞りを前記油圧ポンプ
に連絡する第2ラインとを備えた油圧駆動装置に設けら
れ、前記第1ラインと前記第2ラインとを連絡し、前記
特定の方向切換弁に対応する特定のアクチュエータから
の戻り油の少なくとも一部を再生油として前記第2ライ
ンに合流させる第3ラインと、この第3ラインに設けら
れ、前記第1ラインから前記第2ラインヘ向かう圧油の
流れのみを許すチェック弁と、前記第1ラインに設けら
れ、前記再生油の流量を制御する可変抵抗手段とを備え
た油圧再生装置において、前記原動機の回転数を検出す
る回転数検出手段と、この回転数検出手段により検出し
た回転数に応じて前記可変抵抗手段を制御する再生制御
手段とを備えるものとする。
【0007】このように回転数検出手段と再生制御手段
を設けることにより、原動機の回転数が低下すると、そ
れに応じて可変抵抗手段を制御し戻り油の再生を行うよ
うになり、原動機の回転が低い場合にも、息付きを防止
できる。
【0008】(2)上記(1)において、好ましくは、
前記再生制御手段は、前記回転数検出手段により検出し
た回転数が高いときは前記再生油の流量を少なくし、回
転数が低くなるに従って前記再生油の流量を多くするよ
う前記可変抵抗手段を制御する。
【0009】これにより再生制御手段は、原動機の回転
数の低下に応じた流量の戻り油の再生が行える。
【0010】(3)また、上記(1)において、好まし
くは、前記再生制御手段は、前記回転数検出手段からの
信号を入力し、予め記憶した関係に基づいて前記回転数
に応じた駆動信号を生成するコントローラと、このコン
トローラからの駆動信号により駆動される電磁比例減圧
弁とを有し、前記可変抵抗手段は、前記電磁比例減圧弁
で生成された圧力により駆動されるパイロット切換弁で
ある。
【0011】これにより再生制御手段は、回転数検出手
段により検出した回転数に応じて可変抵抗手段を制御で
きる。
【0012】(4)更に、上記(1)において、好まし
くは、前記回転数検出手段は、前記原動機の目標回転数
を指示する手段からの信号を検出する手段である。
【0013】これにより回転数検出手段は、原動機の回
転数制御手段として電子ガバナを用いた場合にコントロ
ーラに取り込んだ目標回転数の信号から原動機の回転数
を検出できる。
【0014】(5)また、上記(1)において、好まし
くは、前記複数の方向切換弁のうちの前記特定の方向切
換弁以外の方向切換弁の操作を検出する操作検出手段を
更に備え、前記再生制御手段は、前記特定の方向切換弁
以外の方向切換弁の操作が検出されると前記可変抵抗手
段を制御して戻り油の再生を行い、前記特定の方向切換
弁以外の方向切換弁の操作が検出されないときは、前記
回転数に応じて前記可変抵抗手段を制御する。
【0015】これにより再生制御手段は、特定の方向切
換弁に係わるアクチュエータを含む複合操作時に戻り油
の再生を行うと共に、特定の方向切換弁に係わるアクチ
ュエータの単独操作時にも、原動機の回転数が低下する
と戻り油の再生を行い、息付きを防止する。
【0016】(6)また、上記(1)において、好まし
くは、前記複数の方向切換弁のうちの前記特定の方向切
換弁の操作を検出する第1操作検出手段と、前記複数の
方向切換弁のうちの前記特定の方向切換弁以外の方向切
換弁の操作を検出する第2操作検出手段とを更に備え、
前記再生制御手段は、前記特定の方向切換弁以外の方向
切換弁の操作が検出されると、前記特定の方向切換弁の
操作量に応じて前記可変抵抗手段を制御して戻り油の再
生を行い、前記特定の方向切換弁以外の方向切換弁の操
作が検出されないときは、前記回転数に応じて前記可変
抵抗手段を制御する。
【0017】これにより上記(5)で述べたように、再
生制御手段は、特定の方向切換弁に係わるアクチュエー
タを含む複合操作時に戻り油の再生を行い、特定の方向
切換弁に係わるアクチュエータの単独操作時で原動機の
回転数が低いときも戻り油の再生を行い、息付きを防止
すると共に、複合操作時には特定の方向切換弁の操作量
に応じた流量の戻り油を再生し、良好な複合操作が行え
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、本
発明を油圧ショベルの油圧駆動装置に適用した場合につ
いて図面を参照して説明する。
【0019】図1は本発明の第1の実施形態による油圧
再生装置を示す図である。この図1において、原動機で
あるエンジン50により回転駆動され、レギュレータ1
Aによって押しのけ容積が制御される可変容量型の油圧
ポンプ1と、油圧ポンプ1から吐出される圧油によって
作動する複数のアクチュエータ4,5と、油圧ポンプ1
と複数のアクチュエータ4,5との間にそれぞれ設けら
れ、アクチュエータ4,5に供給される圧油の流れを制
御する複数の方向切換弁2,3とで油圧ショベルの油圧
駆動装置が構成されている。
【0020】油圧ポンプ1を回転駆動するエンジン50
は、例えばディーゼルエンジンであり、その回転数制御
手段として、エンジン50の目標回転数rを指示するス
ロットルボリューム61と、スロットルボリューム61
からの信号に応じてエンジン50の燃料噴射装置、即ち
電子ガバナを制御するコントローラ100とが設けられ
ている。
【0021】アクチュエータ4は、例えば油圧ショベル
の図示しないアームを駆動するアームシリンダであり、
アクチュエータ5は、例えば油圧ショベルの図示しない
ブームを駆動するブームシリンダである。
【0022】方向切換弁2,3は油圧ポンプ1とタンク
9とを連絡するセンターバイパスライン1Bが貫通する
センターバイパスタイプの弁であり、方向制御弁2はア
ーム用の操作レバー装置52によって生成されるパイロ
ット圧力Pa1,Pa2によって動作し、スプールの移動量
に応じて絞り量が変化するメータイン可変絞り25a,
25bとメータアウト可変絞り26a,26bとを有
し、方向制御弁3はブーム用の操作レバー装置53によ
って生成されるパイロット圧力Pb1,Pb2によって動作
し、スプールの移動量に応じて絞り量が変化するメータ
イン可変絞り27a,27bとメータアウト可変絞り2
8a,28bとを有している。
【0023】また、方向切換弁2はポンプポート21a
及びタンクポート22aとアクチュエータポート23
a,24aを有し、ポンプポート21aはフィーダライ
ン31a及びバイパスライン35を介して油圧ポンプ1
に接続され、タンクポート22aはタンクライン32a
を介してタンク9に接続され、アクチュエータポート2
3a,24aはアクチュエータライン33a,34aを
介してアームシリンダ4に接続されている。フィーダラ
イン31aには逆流防止用のロードチェック弁36aが
設けられている。
【0024】同様に、方向切換弁3はポンプポート21
b及びタンクポート22bとアクチュエータポート23
b,24bを有し、ポンプポート21bはフィーダライ
ン31bを介して油圧ポンプ1に接続され、タンクポー
ト22bはタンクライン32bを介してタンク9に接続
され、アクチュエータポート23b,24bはアクチュ
エータライン33b,34bを介してブームシリンダ5
に接続されている。フィーダライン31bには逆流防止
用のロードチェック弁36bが設けられている。
【0025】本実施形態の油圧再生装置は以上のような
油圧駆動装置に設けられるものであり、アーム用方向切
換弁2に係わるタンクライン32aとフィーダライン3
1aのロードチェック弁36aよりも下流側部分とを連
絡し、アームシリンダ4からの戻り油の少なくとも一部
を再生油としてフィーダライン31aに合流させる再生
ライン40と、この再生ライン40に設けられ、タンク
ライン32aからフィーダライン31aヘ向かう圧油の
流れのみを許すチェック弁41と、タンクライン32a
に設けられ、再生油の流量を制御する可変抵抗手段であ
る再生切換弁42と、この再生切換弁42を切り換え制
御する電磁比例減圧弁43とを備えている。
【0026】再生切換弁42は可変絞り6aを形成する
スプール6b、このスプール6bを絞り方向に駆動する
油圧駆動部6c、スプール6bを開弁方向に付勢するバ
ネ6dを有し、油圧駆動部6cに電磁比例減圧弁43に
より生成された制御圧力が与えられる。
【0027】再生切換弁42及び電磁比例減圧弁43の
特性を図2及び図3に示す。再生切換弁42は、図2に
示すように、電磁比例減圧弁43によって生成される制
御圧力Piが小さいと、開口面積Aは最大であり、制御
圧力Piが高くなるにしたがって開口面積Aが小さくな
るよう作動する。電磁比例減圧弁43は、図3に示すよ
うに、駆動電流iが小さいときは制御圧力Piは0であ
り、駆動電流iが大きくなるに従って制御圧力Piが高
くなるように作動する。その結果、電磁比例減圧弁43
の駆動電流iが大きくなるに従い再生切換弁42の開口
面積Aは小さくなり、図4に示すように電磁比例減圧弁
43の駆動電流iが大きくなるにしたがって再生ライン
40を通ってフィーダライン31aに合流する再生流量
Qrは多くなるように制御される。
【0028】更に、本実施形態の油圧再生装置は、その
特徴的構成として、ブーム用の操作レバー装置53と方
向切換弁3とを連絡するパイロットライン44a,44
bの圧力の高圧側を選択し、ブーム用の操作レバー装置
53により生成されるパイロット圧力Pb1又はPb2(以
下、パイロット圧力Pbで代表する)を検出するシャト
ル弁45と、このシャトル弁45で検出した圧力を電気
信号に変換する圧力センサ46とを備え、圧力センサ4
6からのパイロット圧力Pbの信号は、上記のスロット
ルボリューム61からのエンジン50の目標回転数rの
信号と共にコントローラ100に取り込まれる。
【0029】コントローラ100の再生制御に係わる構
成を図5に示す。
【0030】図5において、コントローラ100は、目
標エンジン回転数rの信号及びパイロット圧力Pbの信
号を入力する入力部100aと、予め設定された目標エ
ンジン回転数rと電磁比例減圧弁43の駆動電流iの目
標値(目標電流)との関係を示すマップ、パイロット圧
力Pbと電磁比例減圧弁43の駆動電流iの目標値(目
標電流)との関係を示すマップが格納された記憶部10
0bと、入力部100aで取り込んだ信号の目標エンジ
ン回転数r及びパイロット圧力Pbと記憶部100bに
格納されたマップとを用いて出力すべき駆動電流iの目
標値(目標電流)を算出する演算部100cと、この演
算部100cで算出した目標値を電磁比例減圧弁43の
駆動電流iに変換して出力する電磁比例弁駆動回路10
0dとを備えている。
【0031】図6に演算部100cにおける演算内容
を、記憶部100bに記憶されたマップの内容と共に示
す。
【0032】図6において、演算部100cは第1目標
電流演算部110、第2目標電流演算部111、最大値
選択部112の各演算機能を有している。
【0033】第1目標電流演算部110は、目標エンジ
ン回転数rから記憶部100bに格納されたマップとを
比較して目標電流i1を算出する演算部である。ここで
用いるマップには、目標エンジン回転数rが定格回転数
にあるときは目標電流i1は最小値iminであり、目標エ
ンジン回転数rが低くなるに従って目標電流i1が大き
くなり、目標エンジン回転数rがある程度まで低くなる
と目標電流i1が最大値imaxとなるように目標エンジン
回転数rと目標電流i1との関係が設定されている。
【0034】第2目標電流演算部111はブームパイロ
ット圧力Pbから記憶部100bに格納されたマップと
を比較して目標電流i2を算出する演算部である。ここ
で用いるマップには、ブームパイロット圧力Pbが低い
ときは目標電流i2は最小値iminであり、ブームパイロ
ット圧力Pbがある程度高くなると目標電流i2が最大値
imaxになるようにパイロット圧Pbと目標電流i2との
関係が設定されている。
【0035】最大値選択部112は第1目標電流演算部
110で算出された目標電流i1と第2目標電流演算部
111で算出された目標電流i2との大きい方を選択
し、目標電流i0として出力する。なお、目標電流i1と
目標電流i2とが等しいときは、そのいずれか一方、例
えば目標電流i1を選択するよう設定されている。
【0036】最大値選択部112から出力された目標電
流i0は前述したようにコントローラ100の電磁比例
弁駆動回路100dで駆動電流iに変換され、電磁比例
減圧弁43に出力される。
【0037】以上において、コントローラ100のスロ
ットルボリューム61からの信号を入力する入力部10
0aの機能は、エンジン50の回転数を検出する回転数
検出手段を構成し、コントローラ100のその他の機能
及び電磁比例減圧弁43は、その回転数検出手段により
検出した回転数に応じて可変抵抗手段である再生切換弁
42を制御する再生制御手段を構成する。
【0038】以上のように構成した本実施形態の動作を
説明する。
【0039】(1)目標エンジン回転数が定格回転数の
とき スロットルボリューム61により設定されたエンジン5
0の目標回転数rが定格回転数にあるときは、コントロ
ーラ100において、図6に示す第1目標電流演算部1
10で目標電流i1として最小値のiminが算出されてい
る。この場合、アーム用の操作レバー装置52とブーム
用の操作レバー装置53とを同時に操作するアームとブ
ームの複合操作時には、図6に示す第2目標電流演算部
111で目標電流i2として最大値imaxが算出され、最
大値選択部112では目標電流i2(=imax)が目標電
流i0として選択される。このため、目標電流i0(=i
max)に応じた駆動電流iが電磁比例減圧弁43に出力
され、再生切換弁42を絞り方向に作動し、タンクライ
ン32aの戻り油の一部が再生ライン40を通ってフィ
ーダライン31aに供給される。即ち、戻り油の再生が
行われる。
【0040】アーム用の操作レバー装置52のみを操作
するアームの単独操作時には、図6に示す第2目標電流
演算部111では目標電流i2としてiminが算出され、
最大値選択部112では目標電流i1(=imin)が目標
電流i0として選択される。このため、コントローラ1
00からは駆動電流iが出力されず、再生切換弁42は
全開位置に保持され、タンクライン32aの戻り油の再
生は行われない。
【0041】(2)目標エンジン回転数が中間回転数の
とき スロットルボリューム61を操作してエンジン50の目
標回転数rを定格回転数以下の低速、例えば定格回転数
とアイドル回転数の中間付近の回転数に設定した場合
は、図6に示す第1目標電流演算部110では目標電流
i1として最小値iminと最大値のimaxの間の値、例え
ば中間値imidが算出される。この場合、アーム用の操
作レバー装置52とブーム用の操作レバー装置53とを
同時に操作するアームとブームの複合操作時は、図6に
示す第2目標電流演算部111で目標電流i2として最
大値imaxが算出され、最大値選択部112では目標電
流i2(=imax)が目標電流i0として選択される。こ
のため、目標エンジン回転数rが定格回転数にあるとき
と同様に戻り油の再生が行われる。
【0042】目標エンジン回転数rが中間付近の回転数
にある状態でアーム用の操作レバー装置52のみを操作
するアームの単独操作を行った場合は、図6に示す第2
目標電流演算部111では目標電流i2としてiminが算
出され、最大値選択部112では目標電流i1(=imi
d)が目標電流i0として選択される。このため、この目
標電流i0(=imid)に応じた駆動電流iが電磁比例減
圧弁43に出力され、再生切換弁42を絞り方向に作動
し、エンジン回転数の低下に応じた流量の戻り油の再生
が行われる。
【0043】(3)目標エンジン回転数がアイドル回転
数付近のとき スロットルボリューム61を操作してエンジン50の目
標回転数rを更に低速のアイドル回転数付近に設定した
場合は、図6に示す第1目標電流演算部110では目標
電流i1として最大値のimaxが算出される。この場合、
アーム用の操作レバー装置52とブーム用の操作レバー
装置53とを同時に操作するアームとブームの複合操作
時は、最大値選択部112で目標電流i1(=imax)が
目標電流i0として選択されるため、目標エンジン回転
数rが定格回転数にあるときと同様に戻り油の再生が行
われる。
【0044】目標エンジン回転数rがアイドル回転数付
近にある状態でアーム用の操作レバー装置52のみを操
作するアームの単独操作を行った場合も、図6に示す第
2目標電流演算部111では目標電流i2としてiminが
算出され、最大値選択部112では目標電流i1(=im
ax)が目標電流i0として選択される。このため、目標
エンジン回転数rが中間付近の回転数にある場合より多
くの流量の戻り油が再生される。
【0045】従って、本実施形態によれば、アームとブ
ームの複合操作では、エンジン回転数の高低に係わらず
戻り油の再生を行うことで、アームシリンダ4には十分
な流量を供給でき、アームとブームの適切な複合操作が
行える。
【0046】また、アームの単独操作では、エンジン回
転数が高い場合は再生は行われないが、油圧ポンプの吐
出流量が多いため、アームシリンダ4には十分な流量を
供給でき、アームシリンダ4に供給される圧油が負圧に
なりアームの動きがぎくしゃくする、いわゆるアームの
息付きは発生しない。
【0047】また、エンジン回転数が低い場合は、油圧
ポンプの吐出流量が少なくなるが、エンジン回転数の低
下に応じた流量の戻り油の再生を行うことで、アームシ
リンダ5には必要な流量を供給でき、アームの息付きを
防止できる。
【0048】本発明の第2の実施形態を図7及び図8に
より説明する。本実施形態も本発明を油圧ショベルの油
圧駆動装置に適用したものである。図中、図1及び図6
に示す部材及び機能と同等のものには同じ符号を付して
いる。
【0049】図7において、本実施形態の油圧再生装置
は、その特徴的構成として、図1に示したシャトル弁4
5、圧力センサ46に加えて、アーム用の操作レバー装
置52のアームシリンダ4の伸び側(アームクラウド
側)のパイロットライン47のパイロット圧力Pa1を電
気的に検出する圧力センサ48を備え、圧力センサ4
6,48からのパイロット圧力Pb,Pa1の信号は、上
記のスロットルボリューム61からのエンジン50の目
標回転数rの信号と共にコントローラ100Aに取り込
まれる。
【0050】図8にコントローラ100Aの演算部10
0c(図5参照)における演算内容を、記憶部100b
(図5参照)に記憶されたマップの内容と共に示す。
【0051】図8において、演算部100cは第1目標
電流演算部110、第2目標電流演算部111、最大値
選択部112に加え、第3目標電流演算部120及び最
小値選択部121の各演算機能を有している。
【0052】第1目標電流演算部110及び第2目標電
流演算部111の演算内容は図6に示した第1の実施形
態のものと同じである。
【0053】第2目標電流演算部120は、アームクラ
ウドのパイロット圧力Pa1から記憶部100bに格納さ
れたマップとを比較して目標電流i3を算出する演算部
である。ここで用いるマップには、アームクラウドのパ
イロット圧力Pa1が低いときは目標電流i3は最小値im
inであり、アームクラウドのパイロット圧力Pa1が高く
なるに従って目標電流i3が大きくなり、アームクラウ
ドのパイロット圧力Pa1が最高圧力付近まで高くなると
目標電流i3が最大値imaxになるようにパイロット圧P
a1と目標電流i3との関係が設定されている。
【0054】最小値選択部121は第2目標電流演算部
111で算出された目標電流i2と第3目標電流演算部
120で算出された目標電流i3との小さい方を選択
し、中間の目標電流i4とする。なお、目標電流i2と目
標電流i3とが等しいときは、そのいずれか一方、例え
ば目標電流i3を選択するよう設定されている。
【0055】最大値選択部112は第1目標電流演算部
110で算出された目標電流i1と最小値選択部121
で選択された目標電流i4との大きい方を選択し、目標
電流i0として出力する。この場合も、目標電流i1と目
標電流i4とが等しいときは、そのいずれか一方、例え
ば目標電流i1を選択するよう設定されている。
【0056】最大値選択部112から出力された目標電
流i0は前述したようにコントローラ100の電磁比例
弁駆動回路100dで駆動電流iに変換され、電磁比例
減圧弁43に出力される。
【0057】以上のように構成した本実施形態の動作を
説明する。
【0058】(1)目標エンジン回転数が定格回転数の
とき スロットルボリューム61により設定されたエンジン5
0の目標回転数rが定格回転数にあるときは、コントロ
ーラ100Aにおいて、図8に示す第1目標電流演算部
110で目標電流i1として最小値のiminが算出されて
いる。この場合、アーム用の操作レバー装置52とブー
ム用の操作レバー装置53とを同時に操作するアームと
ブームの複合操作時には、図8に示す第2目標電流演算
部111で目標電流i2として最大値imaxが算出される
と共に、第3目標電流演算部120でそのときのアーム
用の操作レバー装置52の操作量(アームクラウドのパ
イロット圧Pa1)に応じた目標電流i3(≦imax)が算
出され、最小値選択部121では目標電流i3(≦ima
x)が目標電流i4として選択され、更に最大値選択部1
12では目標電流i4(=i3≦imax)が目標電流i0と
して選択される。このため、この目標電流i4(=i3≦
imax)に応じた駆動電流iが電磁比例減圧弁43に出
力され、目標電流i4の大きさ、即ちアーム用の操作レ
バー装置52の操作量に応じて再生切換弁42は絞り方
向に作動し、アーム用の操作レバー装置52の操作量に
応じた流量の戻り油の再生が行われる。
【0059】アーム用の操作レバー装置52のみを操作
するアームの単独操作時には、図8に示す第2目標電流
演算部111では目標電流i2としてiminが算出され、
第3目標電流演算部120ではそのときのアーム用の操
作レバー装置52の操作量(アームクラウドのパイロッ
ト圧Pa1)に応じた目標電流i3(≦imax)が算出さ
れ、最小値選択部121では目標電流i2(=imin)が
目標電流i4として選択され、更に最大値選択部112
では目標電流i1(=imin)が目標電流i0として選択
される。このため、コントローラ100Aからは駆動電
流iが出力されず、再生切換弁42は全開位置に保持さ
れ、タンクライン32aの戻り油の再生は行われない。
【0060】(2)目標エンジン回転数が中間回転数の
とき スロットルボリューム61を操作してエンジン50の目
標回転数rを定格回転数以下の低速、例えば定格回転数
とアイドル回転数の中間付近の回転数に設定した場合
は、図8に示す第1目標電流演算部110では目標電流
i1として最小値iminと最大値のimaxの間の値、例え
ば中間値imidが算出される。この場合、アーム用の操
作レバー装置52とブーム用の操作レバー装置53とを
同時に操作するアームとブームの複合操作時は、上述し
たように最小値選択部121では目標電流i3(≦ima
x)が目標電流i4として選択され、最大値選択部112
では目標電流i1(=imid)とi3(≦imax)の大きい
方が目標電流i0として選択される。このため、この目
標電流i0に応じた駆動電流iが電磁比例減圧弁43に
出力され、再生切換弁42を絞り方向に作動し、アーム
用の操作レバー装置52の操作量とエンジン回転数の低
下に応じた戻り油の再生が行われる。
【0061】目標エンジン回転数rが中間付近の回転数
にある状態でアーム用の操作レバー装置52のみを操作
するアームの単独操作を行った場合は、上述したように
最小値選択部121では目標電流i2(=imin)が目標
電流i4として選択され、最大値選択部112では目標
電流i1(=imid)が目標電流i0として選択される。
このため、この目標電流i0(=imid)に応じた駆動電
流iが電磁比例減圧弁43に出力され、エンジン回転数
の低下に応じた流量の戻り油の再生が行われる。
【0062】(3)目標エンジン回転数がアイドル回転
数付近のとき スロットルボリューム61を操作してエンジン50の目
標回転数rを定格回転数以下の低速、例えばアイドル回
転数付近に設定した場合は、図8に示す第1目標電流演
算部110では目標電流i1として最大値のimaxが算出
される。この場合、アーム用の操作レバー装置52とブ
ーム用の操作レバー装置53とを同時に操作するアーム
とブームの複合操作時は、上述したように最小値選択部
121では目標電流i3(≦imax)が目標電流i4とし
て選択され、最大値選択部112では目標電流i1(=
imax)が目標電流i0として選択されため、目標エンジ
ン回転数rが定格回転数にあるときと同様に戻り油の再
生が行われる。
【0063】目標エンジン回転数rがアイドル回転数付
近にある状態でアーム用の操作レバー装置52のみを操
作するアームの単独操作を行った場合も、上述したよう
に最小値選択部121では目標電流i2(=imin)が目
標電流i4として選択され、最大値選択部112では目
標電流i1(=imax)が目標電流i0として選択され
る。このため、目標エンジン回転数rが中間付近の回転
数にある場合より多くの流量の戻り油が再生される。
【0064】従って、本実施形態によっても、第1の実
施形態と同様に、アームとブームの複合操作でエンジン
回転数が高い場合に再生を行い、アームとブームの適切
な複合操作が行えると共に、アームの単独操作でエンジ
ン回転数が低い場合には、エンジン回転数の低下に応じ
た流量の戻り油の再生を行うことで、アームシリンダ5
には必要な流量を供給でき、アームの息付きを防止でき
る。
【0065】また、本実施形態によれば、エンジン回転
数が高い場合のアームとブームの複合操作では、アーム
用の操作レバー装置52の操作量に応じた流量の戻り油
の再生が行われるため、再生流量が過大とならず、より
良好なアームとブームの複合操作が行える。
【0066】なお、上記実施形態では、エンジン50の
回転数を検出する手段としてスロットルボリューム61
による目標エンジン回転数rを検出する構成としたが、
目標エンジン回転数の代わりに、エンジン50の出力軸
などに回転計を設け、実エンジン回転数を検出する構成
としても良く、この場合にも同じ効果が得られる。
【0067】また、上記実施形態では、アームシリンダ
とブームシリンダを備えた回路でアームシリンダに対し
て再生を行う構成としたが、油圧ショベルで一般に用い
られるアームシリンダ、ブームシリンダ、バケットシリ
ンダ、旋回モータ等のいずれの組み合わせでいずれのア
クチュエータに対して再生を行って、同様の効果が得ら
れる。
【0068】
【発明の効果】本発明によれば、エンジン回転数が低い
場合、再生を行うことで息付きを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態による油圧再生装置を
備えた油圧駆動装置を示す図である。
【図2】再生切換弁の制御パイロット圧力−開口面積特
性を示す図である。
【図3】電磁比例減圧弁の駆動電流−制御パイロット圧
力特性を示す図である。
【図4】図2に示す再生切換弁の特性と図3に示す電磁
比例減圧弁の特性の結果得られる電磁比例減圧弁の駆動
電流と再生流量との関係を示す図である。
【図5】コントローラの構成を示す図である。
【図6】コントローラの演算部における演算内容を、記
憶部に記憶されたマップの内容と共に示す図である。
【図7】本発明の第2の実施形態による油圧再生装置を
備えた油圧駆動装置を示す図である。
【図8】コントローラの演算部における演算内容を、記
憶部に記憶されたマップの内容と共に示す図である。
【符号の説明】
1 油圧ポンプ 2,3 流量制御弁 4 アームシリンダ(アクチュエータ) 5 ブームシリンダ(アクチュエータ) 25a,25b メータイン可変絞り 26a,26b メータアウト可変絞り 31a フィーダライン(第2ライン) 32a タンクライン(第1ライン) 40 再生ライン(第3ライン) 41 チェック弁 42 再生切換弁(可変抵抗手段) 43 電磁比例減圧弁(再生制御手段) 45 シャトル弁(操作検出手段;第2操作検出手段) 46 圧力センサ(操作検出手段;第2操作検出手段) 48 圧力センサ(第1操作検出手段) 50 エンジン 52 アーム用の操作レバー装置 53 ブーム用の操作レバー装置 61 スロットルボリューム 100 コントローラ(再生制御手段) 100a 入力部(回転数検出手段) 100b 記憶部 100c 演算部 100d 電磁比例弁駆動回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 剛志 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)発明者 富川 修 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 Fターム(参考) 2D003 AA01 AB03 AB06 BA00 CA09 DA03 DA04 DB02 DB03 3H089 BB04 CC12 DA03 DB33 DB47 DB49 EE13 EE14 EE16 EE22 FF05 FF07 FF10 GG02 JJ02 JJ20

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原動機と、この原動機により駆動される油
    圧ポンプと、この油圧ポンプから吐出される圧油によっ
    て駆動される複数のアクチュエータと、前記油圧ポンプ
    から前記複数のアクチュエータに供給される圧油の流れ
    を制御する複数の方向切換弁と、前記複数の方向切換弁
    のうちの少なくとも1つの特定の方向切換弁のメータア
    ウト絞りをタンクに連絡する第1ラインと、前記特定の
    方向切換弁のメータイン絞りを前記油圧ポンプに連絡す
    る第2ラインとを備えた油圧駆動装置に設けられ、 前記第1ラインと前記第2ラインとを連絡し、前記特定
    の方向切換弁に対応する特定のアクチュエータからの戻
    り油の少なくとも一部を再生油として前記第2ラインに
    合流させる第3ラインと、この第3ラインに設けられ、
    前記第1ラインから前記第2ラインヘ向かう圧油の流れ
    のみを許すチェック弁と、前記第1ラインに設けられ、
    前記再生油の流量を制御する可変抵抗手段とを備えた油
    圧再生装置において、 前記原動機の回転数を検出する回転数検出手段と、 この回転数検出手段により検出した回転数に応じて前記
    可変抵抗手段を制御する再生制御手段とを備えることを
    特徴とする油圧再生装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の油圧再生装置において、前
    記再生制御手段は、前記回転数検出手段により検出した
    回転数が高いときは前記再生油の流量を少なくし、回転
    数が低くなるに従って前記再生油の流量を多くするよう
    前記可変抵抗手段を制御することを特徴とする油圧再生
    装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の油圧再生装置において、前
    記再生制御手段は、前記回転数検出手段からの信号を入
    力し、予め記憶した関係に基づいて前記回転数に応じた
    駆動信号を生成するコントローラと、このコントローラ
    からの駆動信号により駆動される電磁比例減圧弁とを有
    し、前記可変抵抗手段は、前記電磁比例減圧弁で生成さ
    れた圧力により駆動されるパイロット切換弁であること
    を特徴とする油圧再生装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載の油圧再生装置において、前
    記回転数検出手段は、前記原動機の目標回転数を指示す
    る手段からの信号を検出する手段であることを特徴とす
    る油圧再生装置。
  5. 【請求項5】請求項1記載の油圧再生装置において、 前記複数の方向切換弁のうちの前記特定の方向切換弁以
    外の方向切換弁の操作を検出する操作検出手段を更に備
    え、 前記再生制御手段は、前記特定の方向切換弁以外の方向
    切換弁の操作が検出されると前記可変抵抗手段を制御し
    て戻り油の再生を行い、前記特定の方向切換弁以外の方
    向切換弁の操作が検出されないときは、前記回転数に応
    じて前記可変抵抗手段を制御することを特徴とする油圧
    再生装置。
  6. 【請求項6】請求項1記載の油圧再生装置において、 前記複数の方向切換弁のうちの前記特定の方向切換弁の
    操作を検出する第1操作検出手段と、 前記複数の方向切換弁のうちの前記特定の方向切換弁以
    外の方向切換弁の操作を検出する第2操作検出手段とを
    更に備え、 前記再生制御手段は、前記特定の方向切換弁以外の方向
    切換弁の操作が検出されると、前記特定の方向切換弁の
    操作量に応じて前記可変抵抗手段を制御して戻り油の再
    生を行い、前記特定の方向切換弁以外の方向切換弁の操
    作が検出されないときは、前記回転数に応じて前記可変
    抵抗手段を制御することを特徴とする油圧再生装置。
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