JP2000110594A - 可変バルブシステムの異常診断装置 - Google Patents

可変バルブシステムの異常診断装置

Info

Publication number
JP2000110594A
JP2000110594A JP10284191A JP28419198A JP2000110594A JP 2000110594 A JP2000110594 A JP 2000110594A JP 10284191 A JP10284191 A JP 10284191A JP 28419198 A JP28419198 A JP 28419198A JP 2000110594 A JP2000110594 A JP 2000110594A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
variable valve
abnormality diagnosis
intake
valve timing
abnormality
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10284191A
Other languages
English (en)
Inventor
Akimoto Watanabe
章元 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP10284191A priority Critical patent/JP2000110594A/ja
Publication of JP2000110594A publication Critical patent/JP2000110594A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B75/00Other engines
    • F02B75/16Engines characterised by number of cylinders, e.g. single-cylinder engines
    • F02B75/18Multi-cylinder engines
    • F02B75/22Multi-cylinder engines with cylinders in V, fan, or star arrangement
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/22Safety or indicating devices for abnormal conditions
    • F02D41/221Safety or indicating devices for abnormal conditions relating to the failure of actuators or electrically driven elements
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/0002Controlling intake air
    • F02D2041/001Controlling intake air for engines with variable valve actuation
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/0002Controlling intake air
    • F02D41/0005Controlling intake air during deceleration
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/02Circuit arrangements for generating control signals
    • F02D41/04Introducing corrections for particular operating conditions
    • F02D41/12Introducing corrections for particular operating conditions for deceleration
    • F02D41/123Introducing corrections for particular operating conditions for deceleration the fuel injection being cut-off
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/40Engine management systems

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Valve Device For Special Equipments (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 可変バルブタイミング機構の異常診断精度向
上とドライバビリティ・エミッション悪化防止とを両立
させる。 【解決手段】 エンジン運転状態が定常状態以外の時
(減速中や加速中)はバルブタイミングを強制的に変化
させてもドライバビリティやエミッションに及ぼす影響
が少ないことに着目し、異常診断実行条件として例えば
減速中か否かを判定する(ステップ101)。減速中で
あれば、バルブタイミングを最遅角位置から異常診断用
の目標進角値に強制的に作動させ、そのときの吸気管圧
力の変化量が判定値以上か否かで可変バルブタイミング
機構の異常の有無を判定する(ステップ102〜11
1)。これにより、異常診断時にドライバビリティやエ
ミッションの悪化を招くことなく、異常診断用の目標進
角値をある程度大きく設定して、異常判定に用いる吸気
管圧力の変化量を大きくすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関のバルブ
タイミングとバルブリフト量の少なくとも一方を可変制
御する可変バルブ機構の異常の有無を診断する可変バル
ブシステムの異常診断装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、車両に搭載される内燃機関におい
ては、出力向上、燃費節減、排気エミッション低減を目
的として、可変バルブタイミング機構を採用したものが
増加しつつある。そして、この可変バルブタイミング機
構の異常診断のために、特開平6−317118号公報
に示すように、エンジン運転状態が低回転(1500〜
2000rpm)かつ低負荷でほぼ一定となる定常状態
のときに、バルブタイミングを強制的に変化させ、その
ときの吸入空気量の変化量を検出し、この吸入空気変化
量を判定値と比較して可変バルブタイミング機構の異常
の有無を診断するようにしたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記公報では、エンジ
ン運転状態がほぼ一定の定常状態のときにバルブタイミ
ングを強制的に変化させて吸入空気量の変化量から異常
診断を行うようにしているが、定常状態のときに強制的
に吸入空気量を変化させることは、それまで安定してい
たエンジン運転状態を強制的に過渡状態に変化させるこ
とを意味し、ドライバビリティやエミッションの悪化を
招くことになる。かといって、異常診断時のドライバビ
リティやエミッションの悪化を少なくするために、バル
ブタイミングの変化量(吸入空気量の変化)を少なくす
れば、正常時と異常時の差が小さくなり、異常診断を精
度良く行うことができない。従って、異常診断精度を良
くするには、バルブタイミングの変化量(吸入空気量の
変化)をある程度大きくする必要がある。
【0004】近年、一部の車種では、バルブリフト量を
可変する可変バルブリフト機構を採用したものがある
が、この可変バルブリフト機構についても、事情は変わ
らず、異常診断時のドライバビリティやエミッションへ
の影響を少なくするために吸入空気量の変化を少なくす
れば、異常診断を精度良く行うことができない。以下の
説明では、可変バルブタイミング機構と可変バルブリフ
ト機構とを総称して「可変バルブ機構」という。
【0005】また、最近では、吸気側と排気側の両方に
可変バルブタイミング機構を搭載したエンジンや、可変
バルブタイミング機構と可変バルブリフト機構の両方を
搭載したエンジンが考えられている。これらのエンジン
でも、吸入空気量の変化から異常診断を行うことが考え
られるが、一方の可変バルブ機構の異常診断を行ってい
るときに、他方の可変バルブ機構が作動していると、当
該他方の可変バルブ機構の作動によって吸入空気量が変
化してしまい、正確な異常診断を行うことができない。
【0006】本発明はこれらの事情を考慮してなされた
ものであり、第1の目的は、吸入空気量等の吸気パラメ
ータの変化に基づいて可変バルブ機構の異常診断を行う
システムにおいて、ドライバビリティやエミッションへ
の影響を少なくしながら、異常診断を精度良く行うこと
ができる可変バルブシステムの異常診断装置を提供する
ことにあり、また、第2の目的は、複数の可変バルブ機
構を搭載した内燃機関において、吸入空気量等の吸気パ
ラメータの変化に基づいて可変バルブ機構の異常診断を
精度良く行うことができる可変バルブシステムの異常診
断装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1の可変バルブシステムの異常診断
装置は、内燃機関のバルブタイミング又はバルブリフト
量を可変制御する可変バルブ機構を備え、内燃機関の吸
入空気量又は吸気管圧力を吸気パラメータ検出手段によ
り検出すると共に、可変バルブ機構を異常診断用の制御
値を用いて強制的に作動させたときの吸気パラメータ検
出手段の検出値(吸入空気量又は吸気管圧力)の変化に
基づいて可変バルブ機構の異常の有無を異常診断手段に
より診断する。この際、異常診断手段は内燃機関の運転
状態が定常状態以外のときに異常診断を実行する。
【0008】運転状態が定常状態以外のとき、例えば、
加速状態や減速状態のような過渡状態のときは、運転状
態に応じて吸気パラメータ(吸入空気量、吸気管圧力)
も変化するため、この期間に、異常診断のために更に吸
気パラメータを変化させても、従来のように定常状態か
ら吸気パラメータを変化させる場合と比較して、ドライ
バビリティやエミッションへの影響が少ない。従って、
運転状態が定常状態以外のときに異常診断を行えば、ド
ライバビリティやエミッションへの影響を少なくしなが
ら、異常診断時のバルブタイミング又はバルブリフト量
の変化量をある程度大きくして、異常診断に用いる吸気
パラメータの変化を大きくすることができ、異常診断精
度向上とドライバビリティ・エミッション悪化防止とを
両立させることができる。
【0009】また、請求項2のように、可変バルブタイ
ミング機構と可変バルブリフト機構の両方を備えた内燃
機関において、吸気パラメータの変化に基づいて異常診
断を行う場合には、可変バルブタイミング機構と可変バ
ルブリフト機構のうちの一方の機構を固定し、他方の機
構を診断用制御値を用いて強制的に作動させたときの吸
気パラメータの変化に基づいて当該他方の機構の異常診
断を行うようにすると良い。このようにすれば、可変バ
ルブタイミング機構と可変バルブリフト機構の両方を備
えた内燃機関において、異常診断しない側の可変バルブ
機構の作動による吸気パラメータの変化を無くして、異
常診断する側の可変バルブ機構の作動による吸気パラメ
ータの変化のみを取り出すことができ、異常診断しない
側の可変バルブ機構の影響を全く受けずに、異常診断を
精度良く行うことができる。
【0010】また、請求項3のように、吸気バルブと排
気バルブの両方に可変バルブ機構(可変バルブタイミン
グ機構及び/又は可変バルブリフト機構)を備えた内燃
機関において、吸気パラメータの変化に基づいて異常診
断を行う場合には、吸気側可変バルブ機構と排気側可変
バルブ機構のうちの一方の可変バルブ機構を固定し、他
方の可変バルブ機構を診断用制御値を用いて強制的に作
動させたときの吸気パラメータの変化に基づいて当該他
方のバルブ機構の異常診断を行うようにすると良い。こ
のようにすれば、吸気バルブと排気バルブの両方に可変
バルブ機構を備えた内燃機関において、異常診断しない
バルブ側の可変バルブ機構の作動による吸気パラメータ
の変化を無くして、異常診断するバルブ側の可変バルブ
機構の作動による吸気パラメータの変化のみを取り出す
ことができ、異常診断しないバルブ側の可変バルブ機構
の影響を全く受けずに、異常診断を精度良く行うことが
できる。
【0011】更に、上述した請求項2,3のように複数
の可変バルブ機構を搭載した内燃機関においても、請求
項4のように、内燃機関の運転状態が定常状態以外のと
きに可変バルブ機構の異常診断を行うことが好ましい。
このようにすれば、前述した請求項1と同じく、異常診
断時のドライバビリティ・エミッションの悪化防止と異
常診断精度向上とを両立させることができる。
【0012】また、V型内燃機関の左右バンクにそれぞ
れ可変バルブ機構を設けた可変バルブシステムにおいて
は、請求項5のように、左右バンクのうちの一方のバン
クの可変バルブ機構を固定し、他方のバンクの可変バル
ブ機構を異常診断用の制御値を用いて強制的に作動させ
たときの吸気パラメータ検出手段の検出値の変化に基づ
いて当該他方のバンクの可変バルブ機構の異常診断を実
行するようにすると良い。このようにすれば、V型内燃
機関の左右バンクにそれぞれ可変バルブ機構を設けた可
変バルブシステムにおいて、異常診断しないバンク側の
可変バルブ機構の作動による吸気パラメータの変化を無
くして、異常診断するバンク側の可変バルブ機構の作動
による吸気パラメータの変化のみを取り出すことがで
き、異常診断しないバンク側の可変バルブ機構の影響を
全く受けずに、異常診断を精度良く行うことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】[実施形態(1)]以下、本発明
の実施形態(1)を図1及び図2に基づいて説明する。
まず、図1に基づいてシステム全体の概略構成を説明す
る。内燃機関であるエンジン11は、DOHCエンジン
であり、クランク軸12の動力をタイミングチェーン
(図示せず)を介して吸気カム軸13と排気カム軸14
とに伝達し、各カム軸13,14によって吸気バルブ1
5と排気バルブ16を開閉駆動するようになっている。
吸気カム軸13には、クランク軸12に対する吸気カム
軸13の進角量を調整する油圧駆動式の可変バルブタイ
ミング機構17が設けられている。また、吸気カム軸1
3の近傍にはカム軸センサ23が設置され、クランク軸
12の近傍にはクランク軸センサ24が設置されてい
る。
【0014】この場合、クランク軸センサ24は、クラ
ンク軸12の1回転当たりN個のクランク軸位相検出パ
ルス信号を発生するのに対し、カム軸センサ23は、吸
気カム軸13の1回転当たり2N個のカム軸位相検出パ
ルス信号を発生する。また、吸気カム軸13の最大進角
量をθmax℃Aとした場合、N<360/θmaxと
なるようにクランク軸位相検出パルス信号数Nが設定さ
れている。これによって、クランク軸センサ24からの
クランク軸位相検出パルス信号と、これに続いて発生す
る吸気カム軸センサ23からのカム軸位相検出パルス信
号との間の相対回転角により吸気バルブ15の実バルブ
タイミング(吸気カム軸13の実進角量)が算出され
る。
【0015】また、エンジン11のシリンダブロック1
1aには、冷却水温を検出する冷却水温センサ25が取
り付けられ、シリンダヘッド11bには、気筒毎に点火
プラグ26が取り付けられている。
【0016】一方、吸気管27の最上流部には、エアク
リーナ28が設けられ、その下流側には、吸入空気量を
検出するエアフローメータ29が設けられている。この
エアフローメータ29の下流側には、スロットルバルブ
30が設けられ、このスロットルバルブ30の開度(ス
ロットル開度)がスロットルセンサ31によって検出さ
れる。このスロットルバルブ30の下流側には、吸気管
圧力を検出する吸気管圧力センサ32が設けられてい
る。また、各気筒の吸気ポート33の近傍には、燃料噴
射弁34が取り付けられている。
【0017】上述した各種のセンサの出力は、エンジン
制御回路(以下「ECU」と表記する)36に入力され
る。このECU36はマイクロコンピュータを主体とし
て構成され、クランク軸センサ24及びカム軸センサ2
3からの検出パルス信号に基づいて吸気バルブ15の実
バルブタイミングを演算すると共に、エンジン運転状態
を検出する各種センサ出力に基づいて吸気バルブ15の
目標バルブタイミング(吸気カム軸13の目標進角量)
を演算する。
【0018】また、ECU36は、吸気バルブ15の実
バルブタイミングを目標バルブタイミングに一致させる
ように油圧制御弁(図示せず)を制御して可変バルブタ
イミング機構17をフィードバック制御する可変バルブ
タイミング制御(以下「VVT制御」と表記する)を行
う。
【0019】更に、ECU36は、図2に示す異常診断
プログラムを所定時間毎に実行することで、定常状態以
外の時、例えば減速中に可変バルブタイミング機構17
の異常診断を行う異常診断手段として機能する。以下、
図2の異常診断プログラムの処理内容を説明する。本プ
ログラムが起動されると、まずステップ101で、異常
診断実行条件として減速中か否かを判定する。この判定
は、例えば、減速時燃料カット中か否かにより判定す
る。もし、ステップ101で、減速中でないと判定され
れば、異常診断実行条件が不成立となり、以降の異常診
断処理(ステップ102〜111)を行わずに、本プロ
グラムを終了する。
【0020】一方、ステップ101で減速中と判定され
た場合には、異常診断実行条件が成立し、バルブタイミ
ングを強制的に変化させてもドライバビリティやエミッ
ションに及ぼす影響が少ないと判断して、ステップ10
2以降の異常診断処理を次のようにして実施する。
【0021】まず、ステップ102で、吸気バルブ15
のバルブタイミングを強制的に最遅角位置に戻し、次の
ステップ103で、吸気管圧力センサ32の検出信号か
ら吸気バルブ15のバルブタイミングが最遅角位置にあ
るときの吸気管圧力Paを読み込む。この場合、吸気管
圧力センサ32が特許請求の範囲でいう吸気パラメータ
検出手段として機能する。
【0022】その後、ステップ104で、吸気バルブ1
5のバルブタイミングを異常診断用の目標進角値まで強
制的に進角制御して、吸気管圧力を変化させる。この
後、ステップ105で、吸気管圧力センサ32で検出し
た吸気管圧力Pbを読み込み、次のステップ106で、
吸気管圧力の変化量(Pa−Pb)が判定値KP以上で
あるか否かを判定する。この際、判定値KPは予め設定
された固定値を用いても良いし、エンジン運転状態に応
じてマップ又は関数式により判定値KPを設定しても良
い。
【0023】もし、吸気管圧力の変化量(Pa−Pb)
が判定値KPよりも小さければ、ステップ107に進
み、所定時間Tが経過したか否かを判定する。ここで、
所定時間Tは、正常時の可変バルブタイミング機構17
の作動遅れを考慮するために、バルブタイミングの目標
進角値への変更を指令してから吸気管圧力の変化量(P
a−Pb)が判定値KP以上になるまでの正常時の最大
時間よりも若干長い時間に設定されている。従って、可
変バルブタイミング機構17が正常であれば、所定時間
T以内に吸気管圧力の変化量(Pa−Pb)が判定値K
P以上となる。
【0024】所定時間T経過前は、吸気管圧力の変化量
(Pa−Pb)が判定値KPより小さいと判定される毎
に、上述したステップ105,106の処理を繰り返し
て実行する。そして、所定時間Tが経過するまでに、ス
テップ106で、吸気管圧力の変化量(Pa−Pb)が
判定値KP以上になったと判定されれば、ステップ10
8に進み、可変バルブタイミング機構17が正常である
と判定し、ステップ111に進み、通常のVVT制御に
戻して、本プログラムを終了する。
【0025】一方、ステップ106で吸気管圧力の変化
量(Pa−Pb)が所定値KP以上と判定されることな
く、所定時間Tが経過した場合は、可変バルブタイミン
グ機構17が正常に作動していないと判断して、ステッ
プ109に進み、可変バルブタイミング機構17の異常
と判定する。この場合は、次のステップ110で、警告
ランプ(図示せず)を点灯又は点滅させて、運転者に可
変バルブタイミング機構17の異常を知らせた後、ステ
ップ111に進み、通常のVVT制御に戻して本プログ
ラムを終了する。
【0026】以上説明した実施形態(1)によれば、減
速中は、バルブタイミングを強制的に変化させてもドラ
イバビリティやエミッションに及ぼす影響が少ないとい
う点に着目し、減速中に異常診断を行うようにしたの
で、異常診断時にドライバビリティやエミッションの悪
化を招くことなく、異常診断用の目標進角値をある程度
大きく設定して、異常診断に用いる吸気管圧力の変化量
を大きくすることができ、正常時と異常時の吸気管圧力
の変化量の差を大きくすることができる。これにより、
異常診断時のドライバビリティ・エミッションの悪化を
防止しながら、異常診断精度を向上させることができ
る。
【0027】また、本実施形態(1)では、減速中は、
吸気管圧力の方が吸入空気量よりもバルブタイミング変
化の影響を受けや易く、変化量が大きくなることに着目
し、吸気管圧力の変化量を異常診断用の吸気パラメータ
として用いるため、正常時と異常時の吸気管圧力の変化
量の差をより大きくすることができ、異常診断をより精
度良く実施することができる。
【0028】但し、本発明は、吸気管圧力に代えて、吸
入空気量の変化量を異常診断用の吸気パラメータとして
用いるようにしても良く、この場合でも、減速中に異常
診断を行えば、ドライバビリティやエミッションの悪化
を招くことなく、異常診断用の目標進角値をある程度大
きく設定できるため、異常診断を行うのに必要な吸入空
気量の変化量を得ることができる。
【0029】尚、本実施形態(1)では、減速中の判定
を、減速時燃料カット中か否かにより判定するようにし
たが、アクセル開度の減少量、スロットル開度の減少
量、燃料噴射量の減少量等に基づいて判定するようにし
ても良い。
【0030】[実施形態(2)]上記実施形態(1)で
は、減速中に異常診断を行うようにしたが、図3に示す
本発明の実施形態(2)では、加速中にバルブタイミン
グを強制的に変化させてもドライバビリティやエミッシ
ョンに及ぼす影響が少ないことに着目し、加速中に異常
診断を行うようにしている。更に、本実施形態(2)で
は、加速中は、吸入空気量の方が吸気管圧力よりもバル
ブタイミング変化の影響を受けや易く、変化量が大きく
なることに着目し、異常診断用の吸気パラメータとして
吸入空気量の変化量を用いている。
【0031】本実施形態(2)で実行する図3の異常診
断プログラムでは、まず、ステップ101aで、異常診
断実行条件として加速中か否かを判定する。この判定
は、例えば、アクセル開度の増加量、スロットル開度の
増加量、燃料噴射量の増加量等に基づいて判定する。
【0032】ステップ101aで加速中(異常診断実行
条件成立)と判定された場合には、バルブタイミングを
強制的に変化させてもドライバビリティやエミッション
に及ぼす影響が少ないと判断して、ステップ102、1
03aと進み、エアフローメータ29の検出信号から吸
気バルブ15のバルブタイミングを最遅角位置に戻した
ときの吸入空気量Gaを読み込む。この場合、エアフロ
ーメータ29が特許請求の範囲でいう吸気パラメータ検
出手段として機能する。
【0033】その後、ステップ104で、吸気バルブ1
5のバルブタイミングを異常診断用の目標進角値まで強
制的に進角制御して、吸入空気量を変化させ、次のステ
ップ105aで、エアフローメータ29で検出した吸入
空気量Gbを読み込む。この後、ステップ106aで、
吸入空気量の変化量(Ga−Gb)が判定値KG以上か
否かを判定する。
【0034】そして、所定時間T経過するまでに、吸入
空気量の変化量(Ga−Gb)が判定値KG以上となれ
ば、可変バルブタイミング機構17が正常であると判定
して通常のVVT制御に戻し、吸入空気量の変化量(G
a−Gb)が判定値KG以上となることなく、所定時間
Tが経過した場合は、可変バルブタイミング機構17の
異常と判定し、警告表示して通常のVVT制御に戻す
(ステップ107〜111)。
【0035】以上説明した本実施形態(2)において
も、前記実施形態(1)と同様の効果を得ることができ
る。尚、上記実施形態(2)では、異常診断用の吸気パ
ラメータとして吸入空気量の変化量を用いたが、吸気管
圧力の変化量を用いても良い。
【0036】また、上記各実施形態(1),(2)は、
本発明を吸気バルブ15の可変バルブタイミング機構1
7の異常診断に適用したものであるが、本発明は、排気
バルブの可変バルブタイミング機構や、吸気バルブ又は
排気バルブのリフト量を変更する可変バルブリフト機構
の異常診断に適用しても良い。
【0037】[実施形態(3)]次に、本発明の実施形
態(3)を図4を用いて説明する。本実施形態(3)で
は、前記実施形態(1)のシステム構成に加えて、吸気
バルブ15のリフト量を調整する可変バルブリフト機構
(図示せず)が設けられている。
【0038】このように、1つの吸気バルブ15に対し
て可変バルブタイミング機構17と可変バルブリフト機
構の両方を備えたシステムにおいて、吸入空気量や吸気
管圧の変化に基づいて異常診断を行う場合、例えば、可
変バルブリフト機構を異常診断用の目標リフト値まで強
制的にリフト制御しても、可変バルブタイミング機構1
7が作動していると、その影響で吸入空気量や吸気管圧
力が変動してしまい、正確な異常診断をすることができ
ない。
【0039】そこで、本実施形態(3)では、図4に示
す異常診断プログラムを所定時間毎に実行することで、
可変バルブタイミング機構17と可変バルブリフト機構
を備えたシステムにおける可変バルブリフト機構の異常
診断を次のようにして行う。
【0040】まず、ステップ201で、可変バルブリフ
ト機構の異常診断要求が有るか否かを判定し、可変バル
ブリフト機構の異常診断要求が無ければ、本プログラム
を終了する。その後、可変バルブリフト機構の異常診断
要求が発生した時に、ステップ202に進み、異常診断
しない可変バルブタイミング機構17を現在の進角値に
固定して、可変バルブタイミング機構17の作動による
吸入空気量や吸気管圧力の変動を無くす。
【0041】その後、ステップ203に進み、可変バル
ブリフト機構の異常診断を実行する。この異常診断は、
例えば、吸気バルブ15のリフト量を異常診断用の目標
リフト値まで強制的に変化させ、そのときの吸入空気量
又は吸気管圧力の変化量を異常判定値と比較することに
より異常の有無を判定する。異常判定後、ステップ20
4に進み、異常診断を終了して可変バルブリフト機構を
通常制御に戻し、次のステップ205で、可変バルブタ
イミング機構17の固定を解除して通常のVVT制御に
戻し、本プログラムを終了する。
【0042】このようにすれば、異常診断しない可変バ
ルブタイミング機構17の作動による吸入空気量や吸気
管圧力の変動を無くして、異常診断する可変バルブリフ
ト機構の作動のみを反映した吸入空気量又は吸気管圧力
の変化量に基づいて異常診断をすることができる。この
結果、可変バルブタイミング機構17と可変バルブリフ
ト機構の両方を備えたシステムにおいて、精度の良い異
常診断を行うことが可能となる。
【0043】尚、可変バルブタイミング機構17の異常
診断を行う場合は、可変バルブリフト機構を固定するよ
うにすれば良い。また、上記実施形態(3)では、吸気
バルブ15に可変バルブタイミング機構17と可変バル
ブリフト機構の両方を備えたシステムに本発明を適用し
たが、排気バルブ16に可変バルブタイミング機構と可
変バルブリフト機構の両方を備えたシステムにも適用可
能である。
【0044】[実施形態(4)]次に、本発明の実施形
態(4)を図5を用いて説明する。本実施形態(4)で
は、前記実施形態(1)のシステム構成に加えて、排気
バルブ16のバルブタイミングを変更する排気側可変バ
ルブタイミング機構(図示せず)が設けられている。
【0045】吸気バルブ15と排気バルブ16の両方に
可変バルブタイミング機構を備えたシステムにおいて
も、吸入空気量や吸気管圧の変化に基づいて異常診断を
行う場合、異常診断しないバルブ側の可変バルブタイミ
ング機構が作動していると、その影響で吸入空気量や吸
気管圧力が変動してしまい、正確な異常診断をすること
ができない。
【0046】そこで、本実施形態(4)では、図5に示
す異常診断プログラムを所定時間毎に実行することで、
吸気バルブ15と排気バルブ16の両方に可変バルブタ
イミング機構を備えたシステムにおける異常診断を次の
ようにして行う。
【0047】まず、ステップ301で、吸気側可変バル
ブタイミング機構17の異常診断要求が有るか否かを判
定し、吸気側可変バルブタイミング機構17の異常診断
要求が有れば、ステップ302に進み、異常診断しない
排気側可変バルブタイミング機構を固定して、排気側可
変バルブタイミング機構の作動による吸入空気量や吸気
管圧力の変動を無くし、次のステップ303で、吸気側
可変バルブタイミング機構17の異常診断を実行する。
この異常診断は、前記実施形態(1)又は(2)と同じ
く、吸気側可変バルブタイミング機構17を最遅角位置
から異常診断用の目標進角値まで強制的に進角させたと
きの吸入空気量の変化又は吸気管圧の変化に基づいて異
常診断を行う。異常判定後、ステップ304に進み、異
常診断を終了して吸気側可変バルブタイミング機構17
を通常のVVT制御に戻し、次のステップ305で、排
気側可変バルブタイミング機構の固定を解除して通常の
VVT制御に戻し、本プログラムを終了する。
【0048】一方、ステップ301で、吸気側可変バル
ブリフト機構17の異常診断要求が無ければ、ステップ
306に進み、排気側可変バルブタイミング機構の異常
診断要求が有るか否かを判定する。排気側可変バルブタ
イミング機構の異常診断要求が有れば、異常診断しない
吸気側可変バルブタイミング機構17を固定して、吸気
側可変バルブタイミング機構17の作動による吸入空気
量や吸気管圧力の変動を無くす(ステップ307)。そ
の後、吸気側と同じ方法で排気側可変バルブタイミング
機構の異常診断を実行し(ステップ308)、異常判定
後、異常診断を終了して排気側可変バルブタイミング機
構を通常のVVT制御に戻し(ステップ309)、吸気
側可変バルブタイミング機構17の固定を解除して通常
のVVT制御に戻し(ステップ310)、本プログラム
を終了する。
【0049】このようにすれば、異常診断しないバルブ
側の可変バルブタイミング機構の作動による吸入空気量
や吸気管圧力の変動を無くして、異常診断するバルブ側
の可変バルブタイミング機構の作動のみを反映した吸入
空気量の変化量又は吸気管圧力の変化量に基づいて異常
診断を行うことができ、吸気バルブと排気バルブの両方
に可変バルブ機構を備えたシステムにおいても、精度の
良い異常診断を行うことが可能となる。
【0050】尚、上記実施形態(4)では、吸気バルブ
15と排気バルブ16に可変バルブタイミング機構を備
えたシステムに本発明を適用したが、吸気バルブ15と
排気バルブ16に可変バルブタイミング機構及び/又は
可変バルブリフト機構を備えたシステムにも適用可能で
ある。
【0051】また、前記実施形態(3),(4)の異常
診断を、前記実施形態(1),(2)と同じく、定常状
態以外の時(加速中、減速中)に実施するようにしても
良い。このようにすれば、異常診断時のドライバビリテ
ィやエミッションも向上することができる。
【0052】[実施形態(5)]次に、本発明の実施形
態(5)を図6を用いて説明する。本実施形態(5)
は、V型内燃機関の左右バンクにそれぞれ可変バルブ機
構(可変バルブタイミング機構及び/又は可変バルブリ
フト機構)を設けた可変バルブシステムに本発明を適用
したものである。つまり、V型内燃機関の左右バンクに
それぞれ可変バルブ機構を設けたシステムにおいて、吸
入空気量や吸気管圧の変化に基づいて異常診断を行う場
合、異常診断しないバンク側の可変バルブ機構が作動し
ていると、その影響で、他方のバンク側の吸入空気量や
吸気管圧力が変動してしまい、正確な異常診断をするこ
とができない。
【0053】そこで、本実施形態(4)では、図6に示
す異常診断プログラムを所定時間毎に実行することで、
V型内燃機関の左右バンクにそれぞれ可変バルブ機構を
設けたシステムにおける異常診断を次のようにして行
う。
【0054】まず、ステップ401で、左バンクの可変
バルブ機構の異常診断要求が有るか否かを判定し、左バ
ンクの可変バルブ機構の異常診断要求が有れば、ステッ
プ402に進み、異常診断しない右バンクの可変バルブ
機構を固定して、右バンクの可変バルブ機構の作動によ
る吸入空気量や吸気管圧力の変動を無くし、次のステッ
プ403で、左バンクの可変バルブ機構の異常診断を前
記実施形態と同様の方法で実行する。この後、ステップ
404に進み、異常診断を終了して左バンクの可変バル
ブ機構を通常の制御に戻し、次のステップ405で、右
バンクの可変バルブ機構の固定を解除して通常の制御に
戻し、本プログラムを終了する。
【0055】一方、ステップ401で、左バンクの可変
バルブ機構の異常診断要求が無ければ、ステップ406
に進み、右バンクの可変バルブ機構の異常診断要求が有
るか否かを判定する。右バンクの可変バルブ機構の異常
診断要求が有れば、異常診断しない左バンクの可変バル
ブ機構を固定して、左バンクの可変バルブ機構の作動に
よる吸入空気量や吸気管圧力の変動を無くす(ステップ
407)。その後、左バンク側と同じ方法で右バンクの
可変バルブ機構の異常診断を実行する(ステップ40
8)。その後、異常診断を終了して右バンクの可変バル
ブ機構を通常の制御に戻し(ステップ409)、左バン
クの可変バルブ機構の固定を解除して通常の制御に戻し
(ステップ410)、本プログラムを終了する。
【0056】このようにすれば、V型内燃機関の左右バ
ンクにそれぞれ可変バルブ機構を設けた可変バルブシス
テムにおいて、異常診断しないバンク側の可変バルブ機
構の作動による吸気パラメータの変化を無くして、異常
診断するバンク側の可変バルブ機構の作動による吸気パ
ラメータの変化のみを取り出すことができ、異常診断し
ないバンク側の可変バルブ機構の影響を全く受けずに、
異常診断を精度良く行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態(1)におけるシステム全体
の概略構成を示す図
【図2】実施形態(1)における異常診断プログラムの
処理の流れを示すフローチャート
【図3】本発明の実施形態(2)における異常診断プロ
グラムの処理の流れを示すフローチャート
【図4】本発明の実施形態(3)における異常診断プロ
グラムの処理の流れを示すフローチャート
【図5】本発明の実施形態(4)における異常診断プロ
グラムの処理の流れを示すフローチャート
【図6】本発明の実施形態(5)における異常診断プロ
グラムの処理の流れを示すフローチャート
【符号の説明】
11…エンジン(内燃機関)、12…クランク軸、13
…吸気カム軸、14…排気カム軸、15…吸気バルブ、
16…排気バルブ、17…可変バルブタイミング機構
(可変バルブ機構)、23…カム軸センサ、24…クラ
ンク軸センサ、29…エアフローメータ(吸気パラメー
タ検出手段)、32…吸気管圧力センサ(吸気パラメー
タ検出手段)、36…ECU(異常診断手段)。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02D 45/00 366 F02D 45/00 366H Fターム(参考) 3G084 BA23 DA10 DA27 EB11 FA07 FA10 FA11 FA13 FA20 3G092 AA05 AA11 DA01 DA02 DA03 EA03 EA08 EA13 EA15 EA17 EB09 EC01 FA03 FA15 FA44 FB03 FB06 GA12 GA13 HA02Z HA05Z HA07Z HA13X HA13Z HB01Z HE08Z 3G301 HA19 JA03 JA21 JB02 JB09 JB10 KA12 KA16 LA03 LA07 LB02 ND01 NE11 NE16 NE23 PA02Z PA08Z PA12Z PB03Z PE08Z PE10A PE10Z

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関のバルブタイミング又はバルブ
    リフト量を可変制御する可変バルブ機構と、 前記内燃機関の吸入空気量又は吸気管圧力を検出する吸
    気パラメータ検出手段と、 前記可変バルブ機構を異常診断用の制御値を用いて強制
    的に作動させたときの前記吸気パラメータ検出手段の検
    出値の変化に基づいて前記可変バルブ機構の異常診断を
    実行する異常診断手段とを備え、 前記異常診断手段は、前記内燃機関の運転状態が定常状
    態以外のときに異常診断を実行することを特徴とする可
    変バルブシステムの異常診断装置。
  2. 【請求項2】 内燃機関のバルブタイミングを可変制御
    する可変バルブタイミング機構と、 前記内燃機関のバルブリフト量を可変制御する可変バル
    ブリフト機構と、 前記内燃機関の吸入空気量又は吸気管圧力を検出する吸
    気パラメータ検出手段と、 前記可変バルブタイミング機構と前記可変バルブリフト
    機構のうちの一方の機構を固定し、他方の機構を異常診
    断用の制御値を用いて強制的に作動させたときの前記吸
    気パラメータ検出手段の検出値の変化に基づいて当該他
    方の機構の異常診断を実行する異常診断手段とを備えて
    いることを特徴とする可変バルブシステムの異常診断装
    置。
  3. 【請求項3】 内燃機関の吸気バルブのバルブタイミン
    グとバルブリフト量の少なくとも一方を可変制御する吸
    気側可変バルブ機構と、 前記内燃機関の排気バルブのバルブタイミングとバルブ
    リフト量の少なくとも一方を可変制御する排気側可変バ
    ルブ機構と、 前記内燃機関の吸入空気量又は吸気管圧力を検出する吸
    気パラメータ検出手段と、 前記吸気側可変バルブ機構と前記排気側可変バルブ機構
    のうちの一方の可変バルブ機構を固定し、他方の可変バ
    ルブ機構を異常診断用の制御値を用いて強制的に作動さ
    せたときの前記吸気パラメータ検出手段の検出値の変化
    に基づいて当該他方の可変バルブ機構の異常診断を実行
    する異常診断手段とを備えていることを特徴とする可変
    バルブシステムの異常診断装置。
  4. 【請求項4】 前記異常診断手段は、前記内燃機関の運
    転状態が定常状態以外のときに異常診断を実行すること
    を特徴とする請求項2又は3に記載の可変バルブシステ
    ムの異常診断装置。
  5. 【請求項5】 V型内燃機関の左右バンクにそれぞれ設
    けられた可変バルブ機構と、 前記内燃機関の吸入空気量又は吸気管圧力を検出する吸
    気パラメータ検出手段と、 前記左右バンクのうちの一方のバンクの可変バルブ機構
    を固定し、他方のバンクの可変バルブ機構を異常診断用
    の制御値を用いて強制的に作動させたときの前記吸気パ
    ラメータ検出手段の検出値の変化に基づいて当該他方の
    バンクの可変バルブ機構の異常診断を実行する異常診断
    手段とを備えていることを特徴とする可変バルブシステ
    ムの異常診断装置。
JP10284191A 1998-10-06 1998-10-06 可変バルブシステムの異常診断装置 Pending JP2000110594A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10284191A JP2000110594A (ja) 1998-10-06 1998-10-06 可変バルブシステムの異常診断装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10284191A JP2000110594A (ja) 1998-10-06 1998-10-06 可変バルブシステムの異常診断装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000110594A true JP2000110594A (ja) 2000-04-18

Family

ID=17675359

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10284191A Pending JP2000110594A (ja) 1998-10-06 1998-10-06 可変バルブシステムの異常診断装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000110594A (ja)

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004092549A1 (en) 2003-04-15 2004-10-28 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Apparatus for abnormal diagnosis of variable valve timing mechanism
US7191054B2 (en) 2003-06-25 2007-03-13 Hitachi Unisia Automotive, Ltd. Fail-safe control apparatus for internal combustion engine equipped with variable valve characteristic mechanisms and method thereof
JP2007239622A (ja) * 2006-03-09 2007-09-20 Denso Corp 内燃機関の制御装置
JP2008019818A (ja) * 2006-07-14 2008-01-31 Denso Corp 内燃機関の制御装置
DE102004030578B4 (de) * 2003-06-24 2008-02-14 Hitachi, Ltd. Ausfallsicherheitssteuereinrichtung für Brennkraftmaschinen, die mit einem Mechanismus für variable Ventileigenschaften versehen sind, und zugehöriges Verfahren
JP2008190410A (ja) * 2007-02-05 2008-08-21 Nissan Diesel Motor Co Ltd 可変バルブタイミング制御装置の自己診断装置
CN100434672C (zh) * 2005-03-02 2008-11-19 丰田自动车株式会社 车辆的异常检测装置
DE102005049861B4 (de) * 2004-10-19 2009-10-01 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha, Toyota-shi Steuervorrichtung und Ventilcharakteristikschätzverfahren für eine Brennkraftmaschine
JP2011214500A (ja) * 2010-03-31 2011-10-27 Honda Motor Co Ltd 可変動弁機構を備える内燃機関
WO2012066666A1 (ja) * 2010-11-18 2012-05-24 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の制御装置
JP2012172615A (ja) * 2011-02-22 2012-09-10 Osaka Gas Co Ltd 故障判定装置
EP2634397A4 (en) * 2010-10-27 2016-02-24 Toyota Motor Co Ltd CONTROL DEVICE FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINE
WO2017022630A1 (ja) * 2015-07-31 2017-02-09 いすゞ自動車株式会社 内燃機関のegr制御システム、内燃機関、及び内燃機関のegr制御方法
KR20180066660A (ko) * 2016-12-09 2018-06-19 현대자동차주식회사 엔진 시스템의 진단 방법 및 장치
CN108223156A (zh) * 2016-12-09 2018-06-29 现代自动车株式会社 用于诊断发动机***的方法和设备
CN108895610A (zh) * 2018-06-14 2018-11-27 格力电器(武汉)有限公司 空调的节能检测方法、装置、***、测试工装和存储介质
CN116428070A (zh) * 2023-03-28 2023-07-14 长城汽车股份有限公司 可变气门正时机构故障异常的处理方法、***及车辆

Cited By (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004092549A1 (en) 2003-04-15 2004-10-28 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Apparatus for abnormal diagnosis of variable valve timing mechanism
US7343887B2 (en) 2003-04-15 2008-03-18 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Apparatus for abnormal diagnosis of variable valve timing mechanism
DE102004030578B4 (de) * 2003-06-24 2008-02-14 Hitachi, Ltd. Ausfallsicherheitssteuereinrichtung für Brennkraftmaschinen, die mit einem Mechanismus für variable Ventileigenschaften versehen sind, und zugehöriges Verfahren
US7191054B2 (en) 2003-06-25 2007-03-13 Hitachi Unisia Automotive, Ltd. Fail-safe control apparatus for internal combustion engine equipped with variable valve characteristic mechanisms and method thereof
DE102005049861B4 (de) * 2004-10-19 2009-10-01 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha, Toyota-shi Steuervorrichtung und Ventilcharakteristikschätzverfahren für eine Brennkraftmaschine
US7908074B2 (en) 2005-03-02 2011-03-15 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Abnormality detecting device of vehicle
CN100434672C (zh) * 2005-03-02 2008-11-19 丰田自动车株式会社 车辆的异常检测装置
JP4539586B2 (ja) * 2006-03-09 2010-09-08 株式会社デンソー 内燃機関の制御装置
JP2007239622A (ja) * 2006-03-09 2007-09-20 Denso Corp 内燃機関の制御装置
JP2008019818A (ja) * 2006-07-14 2008-01-31 Denso Corp 内燃機関の制御装置
JP2008190410A (ja) * 2007-02-05 2008-08-21 Nissan Diesel Motor Co Ltd 可変バルブタイミング制御装置の自己診断装置
JP2011214500A (ja) * 2010-03-31 2011-10-27 Honda Motor Co Ltd 可変動弁機構を備える内燃機関
EP2634397A4 (en) * 2010-10-27 2016-02-24 Toyota Motor Co Ltd CONTROL DEVICE FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINE
WO2012066666A1 (ja) * 2010-11-18 2012-05-24 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の制御装置
JP5565471B2 (ja) * 2010-11-18 2014-08-06 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の制御装置
US9109520B2 (en) 2010-11-18 2015-08-18 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Control apparatus for internal combustion engine
JP2012172615A (ja) * 2011-02-22 2012-09-10 Osaka Gas Co Ltd 故障判定装置
WO2017022630A1 (ja) * 2015-07-31 2017-02-09 いすゞ自動車株式会社 内燃機関のegr制御システム、内燃機関、及び内燃機関のegr制御方法
KR20180066660A (ko) * 2016-12-09 2018-06-19 현대자동차주식회사 엔진 시스템의 진단 방법 및 장치
CN108223156A (zh) * 2016-12-09 2018-06-29 现代自动车株式会社 用于诊断发动机***的方法和设备
KR101927184B1 (ko) * 2016-12-09 2018-12-10 현대자동차 주식회사 엔진 시스템의 진단 방법 및 장치
US10344681B2 (en) 2016-12-09 2019-07-09 Hyundai Motor Company Method and apparatus for diagnosing engine system
KR102394549B1 (ko) * 2016-12-09 2022-05-04 현대자동차 주식회사 엔진 시스템의 진단 방법 및 장치
CN108895610A (zh) * 2018-06-14 2018-11-27 格力电器(武汉)有限公司 空调的节能检测方法、装置、***、测试工装和存储介质
CN116428070A (zh) * 2023-03-28 2023-07-14 长城汽车股份有限公司 可变气门正时机构故障异常的处理方法、***及车辆

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7024304B2 (en) Diagnosis system for variable valve controller
JP2000110594A (ja) 可変バルブシステムの異常診断装置
JP3890827B2 (ja) 内燃機関の制御装置
US20040035391A1 (en) Control system of internal combustion engine
JP4372441B2 (ja) 内燃機関の吸入空気量調整装置及び方法
JP2964210B2 (ja) 筒内圧センサの診断装置
JP3822950B2 (ja) 内燃機関用可変バルブタイミング機構の自己診断装置
US5992379A (en) Method of controlling an internal combustion engine
JP2005188293A (ja) 内燃機関の燃料噴射制御装置
JP2000310144A (ja) 内燃機関の制御装置
CN111065805B (zh) 内燃机的控制方法及控制装置
US20040187566A1 (en) Diagnostic apparatus for valve timing control system
JP2006336566A (ja) 可変気筒エンジンの制御装置
US9429089B2 (en) Control device of engine
KR20080039108A (ko) 가변 밸브 타이밍 장치의 밸브 에러 진단 방법
JPH0849577A (ja) 内燃機関の吸気制御装置
JPH11257137A (ja) エンジンの燃料噴射制御装置
JP2004116405A (ja) バルブタイミング制御システムの異常診断装置
JP2000073843A (ja) 内燃機関制御装置
JPH03115756A (ja) エンジン制御装置
JPS6036737A (ja) 気筒数制御エンジンの吸気負圧検出装置
JPH0763097A (ja) エンジンの燃料制御装置
JP2571629B2 (ja) 可変バルブタイミング制御装置の故障診断装置
JP4133288B2 (ja) 内燃機関の可変バルブタイミング制御方法
JPH06248986A (ja) 内燃機関のバルブタイミング制御装置の誤動作検出装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041207

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060727

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060801

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20061205