JP2000106776A - 水耕栽培における自動栽培装置 - Google Patents

水耕栽培における自動栽培装置

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JP2000106776A
JP2000106776A JP10280729A JP28072998A JP2000106776A JP 2000106776 A JP2000106776 A JP 2000106776A JP 10280729 A JP10280729 A JP 10280729A JP 28072998 A JP28072998 A JP 28072998A JP 2000106776 A JP2000106776 A JP 2000106776A
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automatic
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Kazuo Kitahara
上雄 北原
Mitsuhisa Nakahara
光久 中原
Takashi I
隆士 井
Sachihiro Ikeda
祥宏 池田
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Kyushu Electric Power Co Inc
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KYUSHU DENKI SEIZO KK
Kyushu Electric Power Co Inc
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P60/00Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
    • Y02P60/20Reduction of greenhouse gas [GHG] emissions in agriculture, e.g. CO2
    • Y02P60/21Dinitrogen oxide [N2O], e.g. using aquaponics, hydroponics or efficiency measures

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  • Hydroponics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 各処理に使用する機械と、該各処理を連結す
る機械を自動化し、播種から梱包までの作業を殆ど人手
を介さずに行えるようにした水耕栽培における自動栽培
装置を提供することにある。 【解決手段】 育苗箱を自動的に一巡させる育苗箱循環
部1は、培地供給部2、培地切断部3、培地の孔に種を
蒔く播種部4、コンベア装置5、6、第1、第2、第3
列の育苗箱列7a、7b、7c、および定植により空に
なった育苗箱を培地供給部2に戻すコンベア装置8等か
ら構成されている。栽培バーを自動的に一巡させる栽培
バー循環搬送部は、栽培バーの上に苗を移す定植部と、
栽培バーのスペーシング間隔を作物の成長に合わせて行
うと共に作物を成長させる第1〜4のステージ21〜2
4と、収穫部30と、収穫により空になった栽培バーを
定植部に戻すコンベア装置13等から構成されている。
また、包装装置40、梱包装置51を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は水耕栽培における
自動栽培装置に関し、特に、作物の播種、成育、収穫、
包装、梱包までの作業を自動的に行う水耕栽培における
自動栽培装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、野菜等の作物の栽培において、自
然の影響を受けずに安定的に栽培することができること
から、水耕栽培が注目を集めている。
【0003】従来の水耕栽培においては、例えば培地に
播種する播種処理、蒔かれた種を発芽させある程度の大
きさまで育てる育苗処理、培地上に育った苗を栽培バー
に移す定植処理、作物同士がぶつかって成長を妨げられ
ることがないように、複数の栽培バーの間隔を作物の成
長に合わせて広げるスペーシング処理、作物を栽培バー
から取出しその根を切る等の収穫処理、作物を一個また
は複数個ずつ包装する包装処理、および包装された作物
を梱包する梱包処理等が順次行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来
は、人手あるいは機械を用いて、前記した各処理を、他
の処理とは関係なく独立的に行っていた。また、前記処
理を行う機械は、人が操作する必要があった。このた
め、前記各処理を行う時、およびある処理から他の処理
に移る時に、人の介在が必要になり、生産性が小さいと
いう問題があった。また、大規模栽培を行う場合には、
収穫する作物の株数が増加するため、働き手の労働時間
が長時間になるという問題があった。
【0005】本発明の目的は、前記した従来装置の問題
点を除去し、各処理に使用する機械と、該各処理を連結
する機械を自動化し、播種から梱包までの作業を殆ど人
手を介さずに行えるようにした水耕栽培における自動栽
培装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、水耕栽培における自動栽培装置におい
て、育苗箱への培地の供給、該培地上への播種、育苗、
該育苗箱から空の栽培バーへの定植、および空になった
育苗箱の前記培地の供給部への返還を順次自動的に行う
育苗箱循環部を具備した点に第1の特徴がある。
【0007】また、定植された栽培バーの間隔を、該栽
培バー上で成育される作物の大きさに応じて自動的に変
えるスペーシング、該栽培バー上で成長した作物を収穫
する収穫、および該収穫により空になった栽培バーを前
記定植位置への返還を順次自動的に行う栽培バー循環搬
送部を具備した点に第2の特徴がある。
【0008】さらに、前記育苗箱への培地の供給から収
穫された作物の包装、梱包までの全工程を自動的に行え
るようにした点に第3の特徴がある。
【0009】本発明の前記第1の特徴によれば、育苗箱
への培地の供給、該培地上への播種、育苗、定植、およ
び空になった育苗箱の返還を人手を介さずに行うことが
でき、生産性を上げることができるようになる。前記第
2の特徴によれば、栽培バーのスペーシング、作物の成
育、収穫、栽培バーの定植位置への返還を人手を介さず
に行うことができ、生産性を上げることができるように
なる。さらに、前記第3の特徴によれば、前記育苗箱へ
の培地の供給から収穫された作物の包装、梱包までの全
工程を自動的に行えるようになり、作物の生産性を大い
に向上させることができるようになる。
【0010】また、定植装置に苗の大きさを観測する手
段を設け、予め定められた大きさ以上の苗のみを定植す
るようにした点に第4の特徴がある。この特徴によれ
ば、生育の悪い苗や発芽していない苗は定植されること
がなくなり、生産性を向上させることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、本発明
を詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態の全体
構成を示す斜視図である。
【0012】図において、1は育苗箱循環部であり、該
育苗箱循環部1は、空の育苗箱に培地を供給する培地供
給部2、培地切断部3、培地の孔に種を蒔く播種部4、
該播種された培地が入っている育苗箱を搬送するコンベ
ア装置5、コンベア装置5に連結された左右方向のコン
ベア装置6、第1、第2、第3列の育苗箱列7a、7
b、7c、および後述の定植により空になった育苗箱を
培地供給部2に戻すコンベア装置8等から構成されてい
る。なお、前記培地切断部3と播種部4の順番を入替え
て、播種後培地を切断するようにしてもよい。
【0013】次に、10は所定の大きさまで育てられた
苗を保持する培地ブロックを、コンベア装置上に載置さ
れた空の栽培バー11に定植する定植装置である。12
はコンベア装置であり、前記定植された栽培バー11を
図の手前の方に搬送する。
【0014】20は複数個の栽培バー間にスペーシング
間隔を自動的に作るためのスペーシング装置であり、図
には、4種類のスペーシング間隔を作る、第1、第2、
第3および第4のステージ21、22、23および24
が示されている。これらのステージはいずれもコンベア
装置から構成されており、該コンベア装置の動作を制御
することにより、それらの上に載せられた栽培バーの間
隔を任意の大きさにすることができる。
【0015】30は前記第4のステージ24で収穫期を
迎えた作物を、前記栽培バーから一個ずつ取出し、根切
りして、収穫搬送コンベア31に載せる収穫装置であ
る。該収穫装置で空になった栽培バーは、コンベア装置
13により前記定植装置10の位置に戻され、一巡す
る。すなわち、前記コンベア装置12、スペーシング装
置20、収穫装置30およびコンベア装置13は、栽培
バー循環搬送部を構成している。
【0016】40は収穫搬送コンベア31、32を経て
搬送されてきた作物を自動的に包装する包装装置、50
は例えばダンボール紙から箱を作り上げる製函装置、5
1は該製函装置50で作られた箱に、包装された作物を
自動的に詰め込む箱詰め装置、52は封函装置である。
これらの包装装置40、包装装置50、箱詰め装置51
および封函装置52は、周知の装置を用いることができ
るので、以下では説明を省略する。
【0017】次に、本実施形態の育苗箱循環部1の動作
を説明する。空の育苗箱がコンベア装置8、5によって
培地供給部2の底部に送られてくると、複数枚積み重ね
られた培地が該空の育苗箱中に一枚ずつ供給される。次
いで、該育苗箱に入れられた培地は培地切断部3の位置
に送られ、ここで複数個のブロックに切断される。次い
で、該育苗箱は播種部4に送られ、前記培地に開けられ
た孔に種が蒔かれる。続いて、該育苗箱はコンベア装置
5、6により、第1の育苗箱列7aの最後尾(図では、
手前側)に運ばれる。なお、前記したように、培地切断
部3と播種部4の順番が逆の時には、播種部4で培地に
開けられた孔に種が蒔かれた後に培地切断部3で複数個
のブロックに切断される。
【0018】次に、該育苗箱は図示されていないコンベ
ア装置により、第1の育苗箱列7aの奥に向かって搬送
され、一番奥まで進むと第2の育苗箱列7bに移され
る。さらに、該第2の育苗箱列7bを手前に搬送され、
一番手前に来るとコンベア装置6により第3の育苗箱列
7cの一番手前に移される。続いて、第3の育苗箱列7
cを奥に向かって搬送され、一番奥に到達すると、コン
ベア装置8に移される。前記播種された育苗箱が定植装
置10の位置に来る間には所定の日時が経過しているの
で、種は発芽し、適当な大きさまで成育されている。
【0019】定植装置10は例えばロボットアームから
構成されており、適当な位置に、例えばCCDカメラが
取り付けられている。定植装置10は該CCDカメラに
よって得られたデータを基に苗の葉の大きさを判別し、
一定基準以上の大きさの苗の培地ブロックのみを培地ブ
ロック把持機構で一個ずつ把持した後、これを空の栽培
バー11に移植する。なお、前記一定基準以下の苗は、
捨てられる。これにより、生育の悪い苗や発芽していな
い苗を定植することがなくなる。
【0020】該移植が育苗箱中の全部の培地ブロックに
対して行われ、育苗箱が空になると、該育苗箱はコンベ
ア装置8、5により、前記培地供給部2の底部に送られ
る。このようにして、育苗箱は自動的に一巡する。
【0021】次に、前記栽培バー11の一構成例を図
2、図3を参照して説明する。栽培バー11の内部の上
部に設けられたガイド11aには出し入れ自在のプレー
ト11bが挿入されており、該プレート11bにほぼ等
間隔に培地挿入孔11cが開けられている。また、該該
プレート11bの端部に、プレート11bを把持するた
めの把持孔11dが形成されている。また、栽培バー1
1の底面には、前記培地挿入孔11cに培地が挿入され
た時に培地を支持する培地支持突起11eが形成されて
いる。
【0022】前記定植装置10は育苗箱から培地ブロッ
クを一個づつ把持し、栽培バー11の前記培地挿入孔1
1cに一個づつ移植する。図3は図2のA−A´線断面
図を示し、該移植された培地ブロック15と栽培バー1
1の断面図を示している。図3の16は該培地ブロック
15上にある大きさまで成育された作物の苗、例えば野
菜の苗を示している。
【0023】次に、前記栽培バー循環搬送部の動作を説
明する。定植された栽培バー11はコンベア装置12に
より図の一番手前の位置に搬送され、続いて右方向の第
1のステージ21上に搬送される。該第1のステージ2
1は連結された例えば2基のコンベア装置から構成され
ており、前記一番手前の位置に搬送された栽培バー11
は一つ目のコンベア装置(以下、第1のコンベア装置と
呼ぶ)により二つ目のコンベア装置(以下、第2のコン
ベア装置と呼ぶ)に移される。前記第1、第2のコンベ
ア装置は間欠的に動作しており、栽培バーは狭い間隔で
該第2のコンベア装置上に載置される。
【0024】所定個数の栽培バーが該第2のコンベア装
置に載置されると、該第2のコンベア装置は一定期間停
止され、作物はこの第2のコンベア装置上で成育され
る。該作物がある大きさに成育し、作物間の間隔が狭く
なると、第2のコンベア装置上の栽培バーは第3のコン
ベア装置25を介して順次第2のステージ22に移送さ
れる。この時、第2のステージ22の搬送速度を調節す
ることにより、第2のステージ22に移された栽培バー
11の間隔を所定の大きさに広げることができる。この
ようにして、第1ステージの栽培バー11の一部または
全部が第2のステージ22に移されると、該第2のステ
ージ22は停止され、その上で作物は成育される。
【0025】以下、同様に、作物が第2のステージ22
上で成長し、栽培バー間の間隔が狭くなると、コンベア
装置26を介して第3のステージ23上に移される。こ
の時、第3のステージ23の搬送速度を調節することに
より、第3のステージ23に移された栽培バー11の間
隔を所定の幅に広げることができる。このようにして、
第2ステージの栽培バー11の一部または全部が第3の
ステージ23に移されると、該第3のステージ23は所
定期間停止され、その上で作物は成育される。該作物が
成長して、栽培バー間の間隔が狭くなると、栽培バーは
今度はコンベア装置27を介して第4のステージ24上
に移される。この時、第4のステージ24の搬送速度を
調節することにより、第4のステージ24に移された栽
培バー11の間隔をさらに広げ、成長した作物がぶつか
って成長を妨げられることがないようにすることができ
る。
【0026】作物が成長して収穫期に入ると、第4のス
テージ24のコンベア装置28が駆動され、その上に載
置されている栽培バーの内の一つ(栽培バー29)がコ
ンベア装置13上に搬送される。栽培バー中の作物は、
収穫装置30によって一個ずつ栽培バーから引出され、
根を根元から切られて収穫搬送コンベア31上に載せら
れる。
【0027】図4、図5を参照して、該収穫装置30の
構成と動作を説明する。コンベア装置13上に載せられ
た栽培バー29は所定の位置で栽培バー固定シリンダ6
1に固定される。該栽培バー29の長手方向の前方に
は、該栽培バー29中に摺動自在に挿入されたプレート
62を該栽培バー29から引抜くプレート引抜き装置
と、作物根切り処理装置が設けられている。
【0028】該プレート引抜き装置は、垂直方向に延び
るシャフトの下端にプレート62の端部を把持する把持
部を有する引抜きチャック63と、該引抜きチャック6
3の上端と接続され、他端が往復動するベルト64に結
合された水平シャフト65とから構成されている。該引
抜きチャック63は、栽培バー29が栽培バー固定シリ
ンダ61に固定されると、ベルト64によって栽培バー
29の方へ運ばれ、プレート62の端部を把持する。そ
の後、該引抜きチャック63は、ベルト64によって図
の左方向に動かされる。そうすると、プレート62はそ
の上に成長した野菜を乗せた状態で図示されているよう
に栽培バー29から引抜かれる。
【0029】次に、前記作物根切り処理装置は、根切り
された作物を搬送する作物搬送コンベア71と、前記引
抜かれたプレート62に保持された根把持コンベア72
と、該根把持コンベア72上であって作物の根元に当る
位置に設けられたカッタ刃73とから構成されている。
【0030】該作物搬送コンベア71は、少なく共、前
記プレート62の幅以上のスペースを置いて、互いに対
向して配置された2本のベルトから構成されている。前
記根把持コンベア72は、近接して対向しかつ互いに異
なる方向に回動する2本のベルトから構成されており、
該2本のベルトの対向する位置で、作物の根を把持す
る。また、カッタ刃73は互いに逆方向に回動する2枚
の円板状の刃から構成されており、互いに逆方向に回転
して根を切断する。前記根把持コンベア72とカッタ刃
73は二つに分割されており、それぞれはカッタ刃ユニ
ットに一体的に固定されている。そして、それぞれのカ
ッタ刃ユニットに作用する二つのカッタ刃ユニット移動
用シリンダ74を動作させることにより、前記カッタ刃
ユニットを互いに離れる方向に移動させることができ
る。なお、75は、前記根把持コンベア72を駆動する
根把持コンベア駆動モータ、76はカッタ刃73を駆動
するカッタ刃モータである。
【0031】前記作物搬送コンベア71の前方には、根
切りされた作物を包装装置40に搬送する左上がりの収
穫搬送コンベア77が設けられている。該収穫搬送コン
ベア77は中央にスペースを有する2枚のベルトで構成
されている。該スペースは少なくとも前記栽培バー29
の短手方向の幅より大きく形成されている。
【0032】該収穫搬送コンベア77の長さ方向の中央
部からさらに前記プレート62の進行方向に、空栽培バ
ー搬送コンベア12が設けられている。該空栽培バー搬
送コンベア12にはプレート62が外された空の栽培バ
ー78が待機しており、図5に示されているように、前
記引抜きチャック63は引抜いたプレート62を空の栽
培バー78中に案内する。このようにして、プレート6
2が栽培バー78中に納められると、該栽培バー78
は、前記定植装置10の位置に搬送される。また、プレ
ート62を引抜かれた栽培バー29は、その後、コンベ
ア装置13の働きにより図5の左方向に搬送され、離隔
された二つのカッタ刃ユニットの間を通って前記コンベ
ア装置12の上に担持される。このようにして、栽培バ
ーは栽培バー循環搬送部を、人手を介することなく自動
的に一巡する。
【0033】なお、前記コンベア装置13と空栽培バー
搬送コンベア12とを図6に示されているように分割
し、該コンベア装置13と空栽培バー搬送コンベア12
との間を栽培バー移送装置14で繋ぎ、コンベア装置1
3上で栽培の終わった空の栽培バー78を該栽培バー移
送装置14の働きにより空栽培バー搬送コンベア12上
に移すようにしてもよい。このようにすると、定植作業
と収穫作業とを同時に並行して行うことが可能になり、
装置全体の稼働時間を短縮することができるようにな
る。
【0034】以上の説明から明らかなように、本発明に
よれば、培地供給から封函処理までの全工程を、完全に
自動化することができるようになる。
【0035】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、育苗箱循環部の工程、栽培バー循環搬送部の
工程、および包装・梱包部の工程のそれぞれ、ならびに
これらを連結した全部の工程を、人手を介することな
く、行うことができるようになる。このため、水耕栽培
における作物の栽培の生産性を大きく向上させることが
できる。
【0036】また、定植装置に苗の大きさを観測する手
段を設け、予め定められた大きさ以上の苗のみを定植す
るようにしたので、生育の悪い苗や発芽していない苗は
定植されることがなくなり、生産性を向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態を示す斜視図である。
【図2】 栽培バーの一例の斜視図である。
【図3】 図2のA−A´線断面図である。
【図4】 収穫装置の概要を示す説明図である。
【図5】 収穫装置の動作を示す説明図である。
【図6】 収穫後の空の栽培バーを定植作業用のベルト
コンベアに移す装置の一例の概念図である。
【符号の説明】
1…育苗箱循環部、2…培地供給部、3…培地切断・孔
開け部、4…播種部、5、6、8…コンベア装置、7a
〜7c…第1、第2、第3列の育苗箱列、10…定植装
置、20…スペーシング装置、21〜24…第1〜第4
のステージ、30…収穫装置、31、32…収穫搬送コ
ンベア、40…包装装置、50…製函装置、51…箱詰
め装置、52…封函装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中原 光久 佐賀県佐賀市高木瀬東一丁目10番1号 九 州電力株式会社内 (72)発明者 井 隆士 福岡県福岡市南区清水四丁目19番18号 九 州電機製造株式会社内 (72)発明者 池田 祥宏 福岡県福岡市南区清水四丁目19番18号 九 州電機製造株式会社内 Fターム(参考) 2B314 MA70 NC24 NC32 ND07 ND16 ND40 PB08 PC26 PD01 PD03 PD07 PD10

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水耕栽培における自動栽培装置におい
    て、 育苗箱への培地の供給、該培地上への播種、育苗、該育
    苗箱から空の栽培バーへの定植、および空になった育苗
    箱の前記培地の供給部への返還を順次自動的に行う育苗
    箱循環部を具備したことを特徴とする水耕栽培における
    自動栽培装置。
  2. 【請求項2】 水耕栽培における自動栽培装置におい
    て、 定植された栽培バーの間隔を、該栽培バー上で成育され
    る作物の大きさに応じて自動的に変えるスペーシング、
    該栽培バー上で成長した作物を収穫する収穫、および該
    収穫により空になった栽培バーを前記定植位置への返還
    を順次自動的に行う栽培バー循環搬送部を具備したこと
    を特徴とする水耕栽培における自動栽培装置。
  3. 【請求項3】 水耕栽培における自動栽培装置におい
    て、 育苗箱への培地の供給、該培地上への播種、育苗、該育
    苗箱から空の栽培バーへの定植、および空になった育苗
    箱の前記培地の供給部への返還を順次自動的に行う育苗
    箱循環部と、 前記定植された栽培バーの間隔を、該栽培バー上で成育
    される作物の大きさに応じて自動的に変えるスペーシン
    グ、該栽培バー上で成長した作物を収穫する収穫、およ
    び該収穫により空になった栽培バーを前記定植位置への
    返還を順次自動的に行う栽培バー循環搬送部とを具備し
    たことを特徴とする水耕栽培における自動栽培装置。
  4. 【請求項4】 水耕栽培における自動栽培装置におい
    て、 育苗箱への培地の供給、該培地上への播種、育苗、該育
    苗箱から空の栽培バーへの定植、および空になった育苗
    箱の前記培地の供給部への返還を順次自動的に行う育苗
    箱循環部と、 前記定植された栽培バーの間隔を、該栽培バー上で成育
    される作物の大きさに応じて自動的に変えるスペーシン
    グ、該栽培バー上で成長した作物を収穫する収穫、およ
    び該収穫により空になった栽培バーを前記定植位置への
    返還を順次自動的に行う栽培バー循環搬送部と、 前記収穫された作物を自動的に包装、梱包する包装・梱
    包部とを具備したことを特徴とする水耕栽培における自
    動栽培装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の水耕栽培における自動栽
    培装置において、 前記育苗箱への培地の供給から前記収穫された作物の包
    装、梱包までの全工程を自動的に行えるようにしたこと
    を特徴とする水耕栽培における自動栽培装置。
  6. 【請求項6】 水耕栽培における自動栽培装置におい
    て、 定植装置に苗の大きさを観測する手段を設け、予め定め
    られた大きさ以上の苗のみを定植するようにしたことを
    特徴とする水耕栽培における自動栽培装置。
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Cited By (12)

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