JP2000106070A - マイクロgスイッチ - Google Patents

マイクロgスイッチ

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JP2000106070A
JP2000106070A JP10273759A JP27375998A JP2000106070A JP 2000106070 A JP2000106070 A JP 2000106070A JP 10273759 A JP10273759 A JP 10273759A JP 27375998 A JP27375998 A JP 27375998A JP 2000106070 A JP2000106070 A JP 2000106070A
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Japan
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fixed contact
mass
micro
switch
contact
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JP10273759A
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Koichi Itoigawa
貢一 糸魚川
Yutaka Yoshida
豊 吉田
Makoto Murate
真 村手
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Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H1/00Contacts
    • H01H1/0036Switches making use of microelectromechanical systems [MEMS]
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H1/00Contacts
    • H01H1/12Contacts characterised by the manner in which co-operating contacts engage
    • H01H1/14Contacts characterised by the manner in which co-operating contacts engage by abutting
    • H01H1/20Bridging contacts
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H35/00Switches operated by change of a physical condition
    • H01H35/14Switches operated by change of acceleration, e.g. by shock or vibration, inertia switch

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Micromachines (AREA)
  • Manipulator (AREA)
  • Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】高精度にすることができ、他軸感度特性を向上
することができるマイクロGスイッチを提供する。 【解決手段】シリコン基板21内には、シリコン基板2
1の厚み方向へ往復変位可能にマス支持梁部て支持され
中央厚肉部24が設けられ、中央厚肉部24から可動接
点支持梁部27を介して、電極膜29を表面に備えた電
極形成部26とを備える。シリコン基板21に第1カバ
ー22,第2カバー23が接合されている。第1カバー
22の内面には電極膜29が接離可能な第1固定接点,
第2固定接点31が配置されている。加速度が加ると、
マス支持梁部が作動(振動)し、可動接点支持梁部27
が移動して、段部22bに当接する。この当接により、
電極膜29が第1固定接点30及び第2固定接点31間
を短絡する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はマイクロGスイッチ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のマイクロGスイッチの構造を図1
4に示す。同図に示すように従来のマイクロGスイッチ
10は、ケース11と、同ケース11内に収納されたリ
ードスイッチ12と、マグネットからなるマス13、ば
ね14とから構成されている。
【0003】前記マス13は、ケース11の外周に対し
てリードスイッチ12から離間した位置とリードスイッ
チ12に対して接近した位置との間を移動自在に嵌合さ
れている。ばね14は、前記マス13を常にはリードス
イッチ12から離間した位置に保持する。
【0004】そして、上記マイクロGスイッチ10に対
してケース11の長手方向に加速度Gが加わると、マス
13はばね14のばね力に抗してリードスイッチ12に
近接する。このとき、リードスイッチ12はマス13の
磁力によりオン作動する。このときのオン時間は、マス
13とリードスイッチ12との位置精度により決定され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のマイ
クロGスイッチでは、寸法精度が問題となり、さらなる
小型化には、限界がある。又、簡単な機構でオン保持時
間を所定時間に保持することが難しい問題がある。
【0006】さらに、従来のマイクロGスイッチは、マ
ス13がケース11に対して摺動する構成のため、他軸
感度特性を大きく取れない問題がある。すなわち、ケー
ス11の長手方向以外の方向( 例えば、長手方向よりも
斜め方向) に加速度が働いた際に、摩擦が働くためにマ
ス13が十分に作動せずリードスイッチ12がオンしな
い問題がある。
【0007】又、上記の従来構成のマイクロGスイッチ
では、振動数応答性を加速度強さに応じて変化させるこ
とはできない問題があった。本発明は上記問題点を解決
するためになされたものであって、その目的は小型化が
できるとともに、高精度にすることができ、さらには、
他軸感度特性を向上することができるマイクロGスイッ
チを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1に記載の発明は、シリコン基板と、前記シ
リコン基板に設けた収容空間内に配置され、シリコン基
板の厚み方向へ往復変位可能に第1梁部にて支持された
マス部と、前記マス部から第2梁部を介して突設され、
電極層を表面に備えた可動接点支持部と、前記シリコン
基板に接合され、マス部が無変位時の可動接点支持部の
電極層に対して離間して配置され、マス部がシリコン基
板の厚み方向に変位するときには接触可能な固定接点部
を配置したカバー部材とを備えたマイクロGスイッチを
要旨とするものである。
【0009】請求項2の発明は、請求項1において、第
1梁部は固有振動数が低く設定され、第2梁部は固有振
動数が高く設定されているマイクロGスイッチを要旨と
するものである。
【0010】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
において、第1梁部は、マス部を両持ち支持する梁部で
あり、第2梁部は可動接点部取付部を片持ち支持する梁
部であるマイクロGスイッチを要旨とするものである。
【0011】請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3
のうちいずれかにおいて、前記カバー部材には、マス部
が変位時に可動接点支持部が当接する第1ストッパ部
と、前記マス部が当接可能な第2ストッパ部とを備え、
第1ストッパ部と第2ストッパ部とはシリコン基板の厚
み方向に沿った軸に垂直な面であって、作動時に可動接
点支持部が先に第1ストッパ部に当接するように互いに
離間した異なる面上にそれぞれ配置したマイクロGスイ
ッチを要旨とするものである。
【0012】請求項5の発明は、請求項1乃至請求項4
のうちいずれかにおいて、第1ストッパ部に設けた固定
接点部は、第1固定接点と第2固定接点とからなり、第
1固定接点は、略リング状に配置され、第2固定接点は
第1固定接点内において離間して形成され、前記可動接
点支持部の電極層は、マス部変位時に両第1固定接点と
第2固定接点に対してともに接触するように配置されて
いるマイクロGスイッチを要旨とするものである。
【0013】請求項6の発明は、請求項1乃至請求項5
のうちいずれかにおいて、前記マス部には、マス部の変
位時において、固定接点部と可動接点支持部の電極層と
の接触時間を得るためのダンピング機構を設けたマイク
ロGスイッチを要旨とするものである。
【0014】請求項7の発明は、請求項1乃至請求項6
のうちいずれかにおいて、前記カバー部材には薄膜抵抗
が形成され、同薄膜抵抗と、固定接点部とが回路を構成
しているマイクロGスイッチを要旨とするものである。 (作用)請求項1に記載の発明によれば、シリコン基
板、マス部、第1梁部、可動接点支持部、第2梁部をマ
イクロマシニング技術で形成することができ、寸法精度
を出して形成される。又、マス部は摺動せず、摩擦力が
働かないため、他軸感度特性が向上する。
【0015】請求項2に記載の発明によれば、加速度が
加わった際においては、第1梁部における固有振動数
と、第2梁部における振動数感度とは異なる。そして、
振動数が高い加速度が加わったときには第1梁部は固有
振動数が低く設定されているため、作動せず、従って、
オン作動することはない。
【0016】請求項3に記載の発明によれば、マス部は
第1梁部にて両持ち支持されており、第1梁部を構成す
る梁部のビーム厚さを厚くし、ビーム幅を広くすること
により、固有振動数を低く設定することができる。
【0017】又、可動接点支持部は第2梁部にて片持ち
支持されており、第2梁部を構成する梁部のビーム厚さ
を薄くし、ビーム長さを短くすることにより、固有振動
数を高く設定できる。
【0018】請求項4に記載の発明によれば、第1スト
ッパ部と、第2ストッパ部とはシリコン基板の厚み方向
に沿った軸に垂直な面であって、作動時に可動接点支持
部が先に第1ストッパ部に当接するように互いに離間し
た異なる面上にそれぞれ配置されている。このため、加
速度が加わって、作動時に可動接点支持部が先に第1ス
トッパ部に当接し、その後、マス部が第2ストッパ部に
当接した状態で、加速度がなくなるか、あるいは第2ス
トッパ部に当接する前に加速度がなくなり、マス部が第
1ストッパの位置まで第1梁部の弾性により復帰するま
で、オン時間が保持される。
【0019】請求項5に記載の発明によれば、加速度が
加わって、可動接点の電極層が第1ストッパ部に設けた
固定接点部の、略リング状の第1固定接点と、第2固定
接点とに対して接触する。
【0020】請求項6に記載の発明によれば、ダンピン
グ機構により、マス部の変位時において、固定接点部と
可動接点支持部の電極層との接触時間を得る。請求項7
に記載の発明によれば、カバー部材には薄膜抵抗を形成
しているため、薄膜抵抗と固定接点部とを含む所定の回
路を形成できる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化したマイク
ロGスイッチの一実施形態を図1〜図8を参照して説明
する。
【0022】図1乃至図4に示すようにこのマイクロG
スイッチ20は、単結晶シリコン基板(以下、シリコン
基板という)21と、シリコン基板21の表裏両面にそ
れぞれ接合された一対のパイレックスガラスからなる第
1カバー22及び第2カバー23とから構成されてい
る。基板21に対して第1カバー22及び第2カバー2
3は陽極接合によって密封接合されている。本実施形態
では、シリコン基板21、第1カバー22、及び第2カ
バー23はそれぞれ500μmの厚みにて形成されてい
る。
【0023】前記シリコン基板21内には収容空間とし
ての間隙28が形成され、同間隙28内において、マス
部としての中央厚肉部24がシリコン基板21に対して
第1梁部としての一対のマス支持梁部25にて両持ち支
持されている。前記両マス支持梁部25は、中央厚肉部
24の厚みよりも薄肉に形成されており、互いに同一長
さを備えて、中央厚肉部24の重心がシリコン基板21
の中心軸L(図1参照)上に位置するように配置されて
いる。又、中央厚肉部24は、図1に示すようにマス支
持梁部25の上下両面よりも上下にそれぞれ膨出された
形状とされている。
【0024】又、中央厚肉部24の上面両側において
(図1及び図2において、上側の面)には、一対の可動
接点支持部としての電極形成部26が第2梁部としての
可動接点支持梁部27にて片持ち支持されている。前記
可動接点支持梁部27は、その中央軸線がマス支持梁部
25の中央軸線に対して直交するように設けられるとと
もに、中央厚肉部24の上面と面一に形成されている。
前記可動接点支持梁部27は、前記マス支持梁部25の
厚みよりも薄肉に形成されている。
【0025】ここで、マス支持梁部25と、可動接点支
持梁部27との固有振動数について説明する。マス支持
梁部25は、中央厚肉部24を両持ち支持する一対の梁
部から構成されるため、この両持ち梁部の固有振動数は
次式で表される。
【0026】
【数1】 一方、可動接点支持梁部27は、電極形成部26を片持
ち支持した梁部であるため、片持ち梁部の固有振動数は
次式で表される。
【0027】
【数2】 (m:質量、a:ビーム長さ、E:縦弾性係数、w:ビ
ーム幅、t:ビーム厚さ、l:梁長さ(図1、図2及び
図3参照)) 上記(1)式より、両持ち梁構成であるマス支持梁部2
5は、ビーム厚さtを厚くし、ビーム幅wを広くするこ
とにより、固有振動数が低く設定されている。
【0028】又、片持ち梁構成である可動接点支持梁部
27は、上記(2)より、ビーム厚さtを薄くし、梁長
さlを短くすることにより、固有振動数が高く設定され
ている。
【0029】中央厚肉部24、マス支持梁部25、電極
形成部26、可動接点支持梁部27とシリコン基板21
との間に設けられた間隙28は、KOH等のエッチャン
トによる異方性エッチングによって形成されている。前
記シリコン基板21、中央厚肉部24、マス支持梁部2
5、電極形成部26、可動接点支持梁部27は面方位
(100)の単結晶シリコンからなる。
【0030】前記電極形成部26の上面には、図4に示
すように平面四角形状をなす電極層としての電極膜29
が形成されている。電極膜29は、金,銀,アルミニウ
ム等の金属を使用して蒸着法、或いはスパッタリング法
等の物理的成膜法によって形成されている。 前記第1
カバー22及び第2カバー23において、中央厚肉部2
4の上下両部に対応する部位には、凹部22a,23a
がエッチング等によって形成されている。同凹部22
a,23aは中央厚肉部24が移動時に、係入できる大
きさとされている。凹部22aの内頂面は第2ストッパ
部を構成する。又、凹部23aの底面は中央厚肉部24
の下方へ移動してきた場合のストッパ部を構成してい
る。
【0031】又、第1カバー22において、可動接点支
持梁部27及び電極形成部26に対応するとともに前記
凹部22aの両側に隣接して、凹部22aよりも浅い深
さの段部22bがエッチング等によって形成されてい
る。同段部22bは可動接点支持梁部27及び電極形成
部26が係入できる大きさとされている。前記段部22
bは第1ストッパ部を構成している。すなわち、第1ス
トッパ部である段部22bと第2ストッパ部である凹部
22aとはシリコン基板21の厚み方向に沿った軸に垂
直な面であって、作動時に可動接点支持部である電極形
成部26が先に段部22bに当接するように互いに離間
した異なる面上にそれぞれ配置されている。
【0032】各段部22bの内頂面には第1固定接点3
0及び第2固定接点31が形成されている。第1固定接
点30は円形状をなし、第2固定接点31は第1固定接
点30を囲むようにしてCリング状をなすように、か
つ、又、第1固定接点30に対して同心状に配置されて
いる。両固定接点30,31は、本実施形態では金を使
用して蒸着法、或いは、スパッタリング法等の物理的成
膜法によって形成されている。又、前記第1固定接点3
0と、第2固定接点とは、前記電極膜29が移動して、
段部22bに当接した際に、電極膜29にて両接点3
0,31とが短絡する間隔に配置されている。前記電極
膜29が可動接点に相当し、電極膜29、第1固定接点
30,第2固定接点31とにより、スイッチ部Sが構成
されている。
【0033】第1カバー22の内面には図3に示すよう
に薄膜からなるアルミ配線32,33が蒸着法、或いは
スパッタリング法等による物理的成膜法によって一対形
成され、両アルミ配線32,33はそれぞれ第1固定接
点30及び第2固定接点31に対して接続されている。
アルミ配線32,33の外端は、第1カバー22の内面
において、シリコン基板21の外部に導出され、パッド
34,35に接続されている。
【0034】さて、上記のように構成されたマイクロG
スイッチ20の作用について説明する。振動数が高い加
速度が図1において、下方向に加わったときには、マス
支持梁部25の固有振動数と、可動接点支持梁部27の
振動数感度とは異なり、マス支持梁部25は固有振動数
が低く設定されているため、作動しない。従って、オン
作動することはない。
【0035】振動数が低い加速度が加わった図1におい
て、下方向に加わったときには、マス支持梁部25が作
動(振動)する。そして、図7に示すように可動接点支
持梁部27が移動して、段部22bに当接する。この当
接により、電極膜29が第1固定接点30及び第2固定
接点31間を短絡する(スイッチ部Sがオン)。図6
は、オンオフ作動のタイミングを示している。同図にお
いて、最初t1時点で短絡(オン)する。
【0036】この可動接点支持梁部27の段部22bに
当接しても、中央厚肉部24には、加速度が作用してい
るため、さらに、中央厚肉部24は凹部22a内に移動
する。この結果、電極膜29による第1固定接点30、
第2固定接点31間の短絡状態が保持されたままとな
る。図8は、その状態を示している。なお、図8では中
央厚肉部24の作動状態を誇張して表している。
【0037】次に図8において、加速度がt2時点でな
くなると、中央厚肉部24はマス支持梁部25の弾性に
より反対方向に移動し、図8のt3時点で、中央厚肉部
24が段部22bの内頂面の高さから離脱すると、可動
接点支持梁部27が中央厚肉部24とともに、段部22
bから離脱する。この結果、(t3−t1)の時間分、
オン時間が保持される。
【0038】なお、加速度が大きい場合には、中央厚肉
部24は凹部22aの内頂面にて当接し、その後、加速
度がなくなった時点で、同様に中央厚肉部24はマス支
持梁部25の弾性により反対方向に移動する。
【0039】上記した本実施形態によれば、以下の効果
を奏する。 (1) 本実施形態では、両マス支持梁部25は、中央
厚肉部24の厚みよりも薄肉に形成されており、互いに
同一長さを備え、中央厚肉部24の重心をシリコン基板
21の中心軸L(図1参照)上に位置するように配置し
た。このため、中央厚肉部24の偏心が起こり難くな
り、捩じれによる電極膜29の固定接点に対する接触が
起こり難くなる。又、中央厚肉部24は、マス支持梁部
25にて支持されて従来と異なり、移動時に摺動しない
ため、摩擦の影響がないため、他軸から加速度が加わっ
たときのスイッチ特性が変化することがない。 (2) 本実施形態では、両持ち梁構成であるマス支持
梁部(第1梁部)のビーム厚さtを厚くし、ビーム幅w
を広くすることにより、固有振動数を低く設定した。
又、片持ち梁構成ある可動接点支持梁部27のビーム厚
さtを薄くし、梁長さlを短くすることにより、固有振
動数を高く設定した。この結果、加速度が高周波側で加
わったときには、マス部である中央厚肉部24が作動す
ることはない。そして、加速度が低周波側で加わったと
きに、中央厚肉部24を作動することができる。従っ
て、図5に示すような振動数に対する感度特性を得るこ
とができる。 (3) 本実施形態では、段部22bと、凹部22aと
はシリコン基板21の厚み方向に沿った軸に垂直な面で
あって、作動時に電極形成部26が先に段部22bに当
接するように互いに離間した異なる面上にそれぞれ配置
した。この結果、加速度が加わって、作動時に電極形成
部26が先に段部22bに当接し、その後、中央厚肉部
24が凹部22aの内頂面に当接した状態で、加速度が
なくなるか、あるいは凹部22aの内頂面に当接する前
に加速度がなくなり、中央厚肉部24が段部22bの位
置までマス支持梁部25の弾性により復帰するまで、オ
ン時間が保持できる。 (4) 本実施形態では、第1固定接点30は円形状を
なし、第2固定接点31は第1固定接点30を囲むよう
にしてCリング状をなすように、かつ、又、第1固定接
点30に対して同心状に配置した。そして、第1固定接
点30と、第2固定接点31とは、前記電極膜29が移
動して、段部22bに当接した際に、電極膜29にて両
接点30,31とが短絡する間隔に配置した。この結
果、可動接点支持梁部27、電極形成部26が傾いて電
極膜29が接触してきても、第2固定接点31と、第1
固定接点30のいずれかの部位にて接触することが可能
となる。 (5) 本実施形態では、第1固定接点30、第2固定
接点31を一組として2組設け、それに対応して、電極
膜29を一対設けた。この結果、いずれかの組の固定接
点30,31に対して電極膜29が接触することにより
加速度が加わったことを検出することができ、加速度の
検出精度を高めることができる。 (第2実施形態)次に第2実施形態を図9及び図10を
参照して説明する。
【0040】なお、第2実施形態を含む以下の実施形態
では第1実施形態と同一又は相当する構成については同
一符号を付し、異なるところを中心に説明する。この実
施形態では、図9に示すように、第1カバー22の内面
において、アルミ配線3,33間には第1固定接点30
と第2固定接点31と並列に抵抗R2が形成されてい
る。抵抗R2は薄膜抵抗にて形成されている。抵抗R2
は、Cr−Si,Cr−Si−Ti等からなり、蒸着
法、スパッタリング法等の物理的成膜法によって形成さ
れる。
【0041】この第2実施形態では、マイクロGスイッ
チ20が上記のように構成されていることにより、マイ
クロGスイッチ20を含む回路構成にディスクリート抵
抗を組込む必要が無くなる。
【0042】図10は、マイクロGスイッチ20をエア
バッグシステムに組込んだ応用例の回路構成を示してい
る。同図において、エアバッグ電子制御装置(エアバッ
グECU)40は、バッテリ電源+Bに接続される抵抗
R3、及び中央演算処理装置(CPU)41、抵抗R1
を備えている。抵抗R3のマイナス端子は、マイクロG
スイッチ20のスイッチ部S、抵抗R1に対して直列に
接続されている。又、抵抗R1のプラス端子はCPU4
1の信号入力端子に接続され、マイナス端子は接地され
ている。
【0043】このエアバッグシステムは、加速度が加わ
っていない場合には、マイクロGスイッチ20のスイッ
チ部Sがオフとされているため、CPU41には、バッ
テリ電圧Bが抵抗R1,R2,R3に分圧されて、その
ときの抵抗R1の電圧(低電圧)が入力される。CPU
41は低電圧の信号が入力されている場合には、所定の
加速度が加わっていないとして、判定し、待機する。
【0044】マイクロGスイッチ20に所定以上の加速
度が加わってスイッチ部Sがオンすると、バッテリ電圧
Bが抵抗R3,R1に分圧されて、抵抗R1の電位Vin
が上昇され、そのときの抵抗R1の電圧(高電圧)がC
PU41に入力される。この高電圧の入力信号に基づい
てCPU41は所定以上の加速度が加わったとして、図
示しないエアバッグの点火装置に点火信号を出力する。
【0045】本実施形態では、下記の効果を奏する。 (1) 本実施形態では、第1実施形態の(1)〜
(5)の作用効果を奏する。 (2) 本実施形態では、薄膜抵抗からなる抵抗R2を
第1カバー22に設けたため、ディスクリート抵抗をマ
イクロGスイッチ20に組込む必要が無くなり、抵抗を
組み込みしたマイクロGスイッチ20として小型化がで
きる。仮にディスクリート抵抗を組込むと、マイクロG
スイッチ2自身が小型化できても、全体としては大型と
なってしまう問題がある。 (3) 本実施形態では、薄膜抵抗をCr−Si,Cr
−Si−Ti等から形成した。この結果、温度特性の向
上が可能である。すなわち、炭素皮膜抵抗や他の金属被
膜抵抗では、その温度特性が数%あるのに対して、Cr
−Si,Cr−Si−Ti等で形成した薄膜抵抗の温度
特性は、ppmオーダであり、その温度特性には、大き
な相違がある。
【0046】(第3実施形態)次に第3実施形態を図1
1乃至図13を参照して説明する。この実施形態では、
図11乃至図13に示すように中央厚肉部24には、中
央厚肉部24の上下方向に延びる中心軸を中心とした貫
通孔24aが形成されている。貫通孔24aには、シリ
コンゲルからなるダンピング部材38が貫通されてい
る。ダンピング部材38は、貫通孔24aに対して摺接
自在に緩く嵌合され、中央厚肉部24の上下方向の相対
移動が可能とされている。ダンピング部材38の上下両
端は、凹部22a,23aに対して当接されている。前
記ダンピング部材38及び貫通孔24aにてダンピング
機構が構成されている。
【0047】この構成によれば、所定以上の加速度Gが
マイクロGスイッチ20の上下方向に加わったとき、ダ
ンピング部材38に対して中央厚肉部24が相対移動す
る。このとき、ダンピング部材38が貫通孔24aを摺
接するためダンピング効果が得られる。すなわち、加速
度が加わって図11及び図12において、下方向に加わ
ったときには、マス支持梁部25が作動(振動)する。
そして、可動接点支持梁部27が移動して、段部22b
に当接する。この当接により、電極膜29が第1固定接
点30及び第2固定接点31間を短絡する(スイッチ部
Sがオン)。
【0048】この可動接点支持梁部27の段部22bに
当接しても、中央厚肉部24には、加速度が作用してい
るため、さらに、中央厚肉部24は凹部22a内に移動
する。このとき、ダンピング部材38のダンピング効果
により、移動が第1実施形態よりも遅延され、この結
果、電極膜29による第1固定接点30、第2固定接点
31間の短絡状態が保持されたままとなる(スイッチ部
Sがオン状態の保持)。
【0049】次に、加速度がなくなると、中央厚肉部2
4はマス支持梁部25の弾性により反対方向に移動する
が、ダンピング部材38のダンピング効果により、復帰
移動が第1実施形態よりも遅延され、厚肉部24が段部
22bの内頂面の高さから離脱すると、可動接点支持梁
部27中央厚肉部24とともに、段部22bから離脱す
る。この結果、ダンピング効果によって、第1実施形態
よりも、オン時間が長く保持される。
【0050】上記した本実施形態によれば、以下の効果
を奏する。 (1) 本実施形態によれば、第1実施形態の(2)〜
(5)の作用効果を奏する。 (2) 本実施形態によれば、ダンピング部材38を中
央厚肉部24に貫通して相対移動自在に配置した。この
結果、加速度が加わった際に、ダンピング部材38のダ
ンピング効果により、スイッチ部Sのオン保持時間を長
くすることができる。
【0051】尚、本発明の実施形態は以下のように変更
してもよい。 (1) 前記各実施形態ではパイレックスガラスから、
第1カバー22,第2カバー23を形成したが、両カバ
ー22,23の両方をシリコン基板にて形成してもよ
い。又、第1カバー22のみをシリコン基板にて形成し
てもよく、反対に第2カバー23のみをシリコン基板に
て形成してもよい。 (2) 上記実施の形態において、面方位(100)の
シリコン基板を用いて中央厚肉部24、マス支持梁部2
5、電極形成部26、可動接点支持梁部27を形成した
が、面方位(110)のシリコン基板を用いることによ
り、中央厚肉部24、マス支持梁部25、電極形成部2
6、可動接点支持梁部27を形成する際に、側面から垂
直にエッチングすることができる。 (3) 前記各実施形態では、第2カバー部材23を形
成したが、第2カバー部材23の代わりに、シリコン基
板21を2倍の厚みのものを使用して、マス部である中
央厚肉部24の下方に間隙を陽極化成によって形成して
もよい。 (4) 前記各実施形態では、第1カバー22側にスイ
ッチ部Sを構成する第1固定接点30,第2固定接点3
1を設けた。さらに、第2カバー23にも同様に第1固
定接点30,第2固定接点31を設け、第2カバー23
側にもアルミ配線を形成してもよい。 (5) 前記各実施形態のアルミ配線の代わりにクロム
配線にて形成してもよい。
【0052】以上、この発明の各実施形態について説明
したが、各実施形態から把握できる請求項以外の技術思
想について、以下にそれらの効果とともに記載する。 (1) 請求項1乃至請求項9のいずれかにおいて、固
定接点を備えたカバー部材を第1のカバー部材としたと
き、シリコン基板を挟んで、第1のカバー部材とは反対
側に配置された第2のカバー部材と、第1カバー部材と
により表裏両面が接合されているマイクロGセンサ。こ
うすることにより、シリコン基板に設けられるマス部、
第1梁部とをマイクロマシニング技術で表裏両面から形
成することができる。
【0053】(2) 請求項8において、ダンピング機
構は、マス部に摺動自在に貫通されたシリコンゲル材で
あるマイクロGスイッチ。こうすることにより、加速度
が働いてマス部がシリコン基板の厚み方向に変位すると
き、シリコンゲル材と相対移動する。このとき、シリコ
ンゲル材のダンピング作用が働き、電極層が固定接点に
当接したときのオン時間の持続が図られる。
【0054】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1に記載の
発明によれば、シリコン基板、マス部、第1梁部、可動
接点支持部、第2梁部をマイクロマシニング技術で形成
することができ、寸法精度を出して形成することができ
る。マス部と、可動接点支持部とが分離しているため、
周波数応答性の改善ができる。又、マス部は摺動せず、
摩擦力が働かないため、他軸感度特性を向上できる。
【0055】請求項2に記載の発明によれば、振動数が
高い加速度が加わったときには第1梁部は固有振動数が
低く設定されているため、作動せず、従って、オン作動
することはなく、周波数応答性を改善することができ
る。
【0056】請求項3に記載の発明によれば、マス部は
第1梁部にて両持ち支持されており、第1梁部を構成す
る梁部のビーム厚さを厚くし、ビーム幅を広くすること
により、固有振動数を低く設定することができ、可動接
点支持部は第2梁部にて片持ち支持されており、第2梁
部を構成する梁部のビーム厚さを薄くし、ビーム長さを
短くすることにより、固有振動数を高く設定できる。
【0057】請求項4に記載の発明によれば、オン保持
時間を長くすることができる。請求項5に記載の発明に
よれば、可動接点支持部等が傾いて電極膜が接触してき
ても、第2固定接点と、第1固定接点のいずれかの部位
にて接触することが可能となり、スイッチ作動の確実性
が向上する。
【0058】請求項6に記載の発明によれば、ダンピン
グ機構により、オン保持時間を長くすることができる。
請求項7に記載の発明によれば、抵抗を組み込みしたマ
イクロGスイッチとして小型化ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態のマイクロGスイッチの断面
図。
【図2】 同じくマイクロGスイッチの断面図。
【図3】 同じく第1カバーの底面図。
【図4】 同じくシリコン基板の平面図。
【図5】 同じくマイクロGスイッチの振動数と加速度
との特性図。
【図6】 同じくオン保持時間を示すタイミングチャー
ト。
【図7】 同じく作用を示す説明図。
【図8】 同じく力作用を示す説明図。
【図9】 第2実施形態の第1カバーの底面図。
【図10】 同じくエアバッグシステムの電気的構成を
示す電気回路図。
【図11】 第3実施形態のマイクロGスイッチの断面
図。。
【図12】 同じく同じくマイクロGスイッチの断面
図。
【図13】 同じくシリコン基板の平面図。
【図14】 従来例のGスイッチを示す断面図。
【符号の説明】
20…マイクロGセンサ、21…シリコン基板、22…
第1カバー(カバー部材を構成する。)、22a…凹部
(第2ストッパ部を構成する。)、22b…段部(第1
ストッパ部を構成する。) 24…中央厚肉部(マス部を構成する。)、25…マス
支持梁部(第1梁部を構成する。)、26…電極形成部
(可動接点支持部を構成する。)、27…可動接点支持
梁部(第2梁部を構成する。)、29…電極膜(電極層
を構成する。) 38…ダンピング部材(貫通孔24aとともにダンピン
グ機構を構成する。)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村手 真 愛知県丹羽郡大口町豊田三丁目260番地 株式会社東海理化電機製作所内 Fターム(参考) 3F060 GD11 HA31 5G056 BD47 BD52 BD58 BF01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリコン基板と、 前記シリコン基板に設けた収容空間内に配置され、シリ
    コン基板の厚み方向へ往復変位可能に第1梁部にて支持
    されたマス部と、 前記マス部から第2梁部を介して突設され、電極層を表
    面に備えた可動接点支持部と、 前記シリコン基板に接合され、マス部が無変位時の可動
    接点支持部の電極層に対して離間して配置され、マス部
    がシリコン基板の厚み方向に変位するときには接触可能
    な固定接点部を配置したカバー部材とを備えたマイクロ
    Gスイッチ。
  2. 【請求項2】 第1梁部は固有振動数が低く設定され、
    第2梁部は固有振動数が高く設定されている請求項1に
    記載のマイクロGスイッチ。
  3. 【請求項3】 第1梁部は、マス部を両持ち支持する梁
    部であり、第2梁部は可動接点支持部を片持ち支持する
    梁部である請求項1又は請求項2に記載のマイクロGス
    イッチ。
  4. 【請求項4】 前記カバー部材には、マス部が変位時に
    可動接点支持部が当接する第1ストッパ部と、前記マス
    部が当接可能な第2ストッパ部とを備え、 第1ストッパ部と第2ストッパ部とはシリコン基板の厚
    み方向に沿った軸に垂直な面であって、作動時に可動接
    点支持部が先に第1ストッパ部に当接するように互いに
    離間した異なる面上にそれぞれ配置した請求項1乃至請
    求項3のうちいずれかに記載のマイクロGスイッチ。
  5. 【請求項5】 第1ストッパ部に設けた固定接点部は、
    第1固定接点と、第2固定接点とからなり、第1固定接
    点は、略リング状に配置され、第2固定接点は第1固定
    接点内において離間して形成され、 前記可動接点支持部の電極層は、マス部変位時に両第1
    固定接点と第2固定接点に対してともに接触するように
    配置されている請求項1乃至請求項4のうちいずれかに
    記載のマイクロGスイッチ。
  6. 【請求項6】 前記マス部には、マス部の変位時におい
    て、固定接点部と可動接点支持部の電極層との接触時間
    を得るためのダンピング機構を設けた請求項1乃至請求
    項5のうちいずれかに記載のマイクロGスイッチ。
  7. 【請求項7】 前記カバー部材には薄膜抵抗が形成さ
    れ、 同薄膜抵抗と、固定接点部とが回路を構成していること
    を特徴とする請求項1乃至請求項6のうちいずれかに記
    載のマイクロGスイッチ。
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