JP2000105872A - 商品自動精算装置 - Google Patents

商品自動精算装置

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JP2000105872A
JP2000105872A JP10291558A JP29155898A JP2000105872A JP 2000105872 A JP2000105872 A JP 2000105872A JP 10291558 A JP10291558 A JP 10291558A JP 29155898 A JP29155898 A JP 29155898A JP 2000105872 A JP2000105872 A JP 2000105872A
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光明 ▲ひび▼井
Mitsuaki Hibii
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Abstract

(57)【要約】 【課題】スーパーマーケット等のレジにおいて、商品が
自動で精算できるようにする。 【解決手段】多数の商品Pが乱雑状態で投入された買物
かごQが、コンベア本体5の上流側に載置されると、前
記コンベア本体5が自動で周回走行して前記買物かごQ
が読取ユニットC内に進入し、当該部分で磁気リーダ1
3が商品Pを走査し、各商品Pに貼り付けられた磁気マ
ーカ1から発せられる磁力線14を介して、各商品Pの
固有情報が読み取られることによって、精算処理が可能
な状態となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スーパーマーケッ
ト等のレジで、多数の商品の固有情報を自動で読み取っ
て精算すると共に、商品の不正取得を防止するための装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10及び図11に示されるように、ス
ーパーマーケット等のレジには定置式のバーコードスキ
ャナ51(以降、単に「スキャナ」と記載する)が設置
されている。レジの担当者は、各商品Pに貼り付けられ
ているバーコード52を、前記スキャナ51で読み取ら
せるだけで商品Pの合計を表示させることができる。ス
キャナ51、及びバーコード52について説明する。ス
ーパーマーケットに陳列されているほとんどすべての商
品Pには、バーコード52が貼り付けられている。この
バーコード52には、商品Pの品名、品番、製造メーカ
等の固有情報が設定されていて、これらの情報はスキャ
ナ51によって読み取られる。このスキャナ51から
は、上方に向かって常にレーザ光線53が照射されてい
る。レジの担当者は、商品Pにおけるバーコード52の
部分を、前記レーザ光線53と相対向させた状態で、該
商品Pをそのまま側方へ移動させる。その際、レーザ光
線53によってバーコード52が読み取られ、その情報
がコンピュータ(図示せず)に送られる。コンピュータ
には、予め各商品Pの価格が入力されている。
【0003】スキャナ51によって読み取られた商品P
の情報がコンピュータに入力されると共に、前記コンピ
ュータから出力された価格に基づいてすべての商品Pの
合計金額が表示される。このように、商品Pに貼り付け
られたバーコード52を読み取るのみの操作で、自動的
に商品Pの合計金額が計算されて表示されると共に、商
品Pの在庫管理に関する情報も入力される。レジの担当
者は、各商品Pをスキャナ51の上方で水平に移動させ
る(走査させる)だけで済むため、簡単である。しか
も、スキャナ51は、商品Pが斜めに移動されても正し
く読み取ることができるように構成されている。
【0004】上記した定置式のスキャナ51以外に、図
12に示されるように、ハンディ型のバーコードリーダ
54によって商品Pに貼り付けられているバーコード5
2を読み取ることも公知である。このバーコードリーダ
54は、購入者が一度に購入する商品Pの数が比較的少
ない場合や、商品Pの形状、大きさが様々である店舗に
おいて採用されている。
【0005】しかしながら、上記した定置式のスキャナ
51、或いはハンディ式のバーコードリーダ54の場
合、レジの担当者がすべての商品Pに対して、1個ずつ
バーコード52を読み取る作業が必要である。即ち、定
置式のスキャナ51の場合、商品Pのバーコード52を
スキャナ51におけるレーザ光線53の照射面に相対向
させた状態で走査する。また、ハンディ型のバーコード
リーダ54の場合、商品Pのバーコード52にバーコー
ドリーダ54の先端部を押し当てなければならない。そ
のため、これらの作業に長時間を要し、レジにおける渋
滞の原因となる。また、作業のために必ず1人以上のレ
ジ担当者が必要である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した不
具合に鑑み、スーパーマーケット等のレジにおいて多数
の商品の固有情報を自動で読み取って精算できるように
すると共に、不正取得を防止することを課題としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明は、スーパーマーケット等のレジで、多数の商
品の固有情報を自動で読み取って精算するための装置で
あって、商品を搬送させるための搬送ユニットと、前記
搬送ユニットによって搬送される各商品に取付けられた
商品識別コードから発信される情報を、非接触で読み取
るための読取ユニットと、前記読取ユニットによって読
み取られた商品の固有情報に基づいて合計金額を精算す
るための精算ユニットと、前記精算ユニットによる精算
完了後にのみ、購入者が前記搬送ユニット上の自己の商
品の取得を可能にするための不正取得防止ユニットとを
備えたことを特徴としている。
【0008】各商品には、商品識別コードが貼り付けら
れている。この商品識別コードからは、常に磁力線、電
磁波等の手段を介して商品の固有情報が発信されてい
る。購入者が商品の精算を行う場合、前記多数の商品を
搬送ユニットの上流側に配置する。搬送ユニットが作動
することにより、多数の商品が読取ユニット内に進入す
る。読取ユニット本体が、多数の商品を自動で走査す
る。前記読取ユニット本体が、商品識別コードから発信
される商品の固有情報を検出することによって、商品が
精算可能な状態となり、精算処理が成される。続いて、
不正取得防止ユニットが作動し、購入者が精算処理を行
った後にのみ、該購入者は自己の商品を取得することが
できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、実施例を挙げて本発明を更
に詳細に説明する。図1は本発明の第1実施例の商品自
動精算装置A1 の斜視図である、図2は同じく正面図、
図3は同じく平面図、図4は同じく側面断面図、図5は
3台の商品自動精算装置A1 が設置された状態の平面図
である。本発明の第1実施例の商品自動精算装置A
1 は、図1ないし図4に示されるように、多数の商品P
が投入された買物かごQを搬送させるためのコンベアユ
ニットBと、前記買物かごQに投入された各商品Pに貼
り付けられた磁気マーカ1を読み取るための読取ユニッ
トCと、前記読取ユニットCによって読み取られた商品
Pの合計金額を表示し、精算するための精算ユニットD
と、購入者Mが不正に商品Pを取得することを防止する
ためのゲートユニットEとから構成されている。この商
品自動精算装置A1 は、スーパーマーケット等のレジに
設置されるものである。そして、図5に示されるよう
に、複数台(本実施例では3台)の商品自動精算装置A
1 が並列に設置される。各商品自動精算装置A1 どうし
の間には、該装置A1 の長手方向に沿って仕切板2が設
置されている。各商品自動精算装置A1 と前記仕切板2
との間には、購入者Mが通行するための通路3が設けら
れている。
【0010】最初に、コンベアユニットBについて説明
する。図1に示されるように、商品自動精算装置A1
構成する長テーブル状の装置フレーム4の上面に、コン
ベアユニットBを構成するコンベア本体5がほぼ水平に
配設されている。地表面からコンベア本体5の上面まで
の高さは1m程度であり、購入者Mが買物かごQを置き
やすい高さである。ここで、コンベア本体5において購
入者Mが買物かごQを設置する側を、「装置フレーム4
の上流側」と記載する。装置フレーム4の下流側の下部
には駆動モータ6が配設されていて、そのモータ軸に取
付けられたプーリ6aと、前記コンベア本体5を支持す
る一方側の駆動軸7に取付けられたプーリ7aにベルト
8が掛装されて、両者6a,7a が連結されている。前記
駆動モータ6が作動することによって、コンベアユニッ
トBを構成するコンベア本体5が所定方向に周回走行す
る。そして、コンベア本体5に載置された買物かごQ
が、上流側から下流側に搬送される。
【0011】装置フレーム4の下流側には、その部分に
おける買物かごQ(または商品P)の存否を検出するた
めの一対の商品検出センサ9が設けられている。この商
品検出センサ9は、例えば赤外線によって買物かごQの
存否を検出するものである。一方側の投光部9aから発
せられた赤外線が、相対向して設けられた他方側の受光
部9bに入射される。両者9a,9b の間に買物かごQが
存する場合、前記赤外線が遮断される。すると、受光部
9bには赤外線が入射されないため、両者9a,9b の間
に買物かごQが存することが検出される。この検出結果
は、駆動モータ6に送られる。そして、その結果に応じ
て駆動モータ6が作動されたり、停止されたりする。
【0012】次に、読取ユニットCについて説明する。
この読取ユニットCは、装置フレーム4の長手方向のほ
ぼ中央部に配設されている。そして、上部が円弧状のア
ーチフレーム11が、装置フレーム4に覆い被さってい
る。前記アーチフレーム11において、装置フレーム4
の長手方向に沿ったほぼ中央部の内周面には、その周方
向に沿ってガイドレール12が取付けられている。この
ガイドレール12には、磁気リーダ13が前記ガイドレ
ール12に沿って走行可能にして装着されている。この
磁気リーダ13は、商品Pに貼り付けられている磁気マ
ーカ1に書き込まれている情報(品名、品番、製造メー
カ等)を読み取るためのものである。そして、この磁気
リーダ13は、コンベア本体5に載置された買物かごQ
と干渉しない位置に設けられている。
【0013】この磁気マーカ1は公知のものであって、
極めて薄いフィルム状を成しており、その内部には磁性
流体が均一に分散されている。図6に示されるように、
磁気マーカ1からは常に磁力線14(渦電流)が発せら
れている。前記磁気リーダ13が磁気マーカ1の近傍を
通過すると、該磁気マーカ1が発する磁力線14が磁気
リーダ13によって検出される。同時に、商品Pの固有
情報(品名、品番、製造メーカ等)が、前記磁気リーダ
13によって読み取られる。このようにして読み取られ
た情報がコンピュータ(図示せず)に送られ、前記コン
ピュータに予め入力されている当該商品Pの情報(在庫
数、価格等)と照合される。照合結果が妥当であれば、
当該商品Pの在庫数が減ぜられる等の処理が成される。
【0014】各商品Pに貼り付けられている磁気マーカ
1から発せられている磁力線14は、該商品Pの外周部
分に亘って発せられている。そして、各商品Pにおける
磁力線14は当該商品Pの固有情報であり、他の商品P
と干渉しないようになっている。また、各磁気マーカ1
から発せられる磁力線14は、隣接する商品P及び買物
かごQを透過して外方に発せられる。このため、磁気リ
ーダ13が買物かごQの周囲(両側面部と上面部)を走
査しながら、半周分だけ走行することによって、前記買
物かごQに投入されたすべての商品Pの固有情報が読み
取られる。しかも、前記商品Pが乱雑な状態で買物かご
Qに投入されていても、読み取ることができる。
【0015】次に、精算ユニットDについて説明する。
読取ユニットCの外周部分で、購入者Mが通行する側に
は、精算ユニットDが取付けられている。この精算ユニ
ットDには、商品Pの合計金額を表示するためのディス
プレイ15と、代金を投入するための硬貨投入口16及
び紙幣投入口17、及び必要な場合に釣銭を返却するた
めの釣銭返却口18が設けられている。更に、該ユニッ
トDには、レシート19を発行するためのプリンタ(図
示せず)が内蔵されている。読取ユニットCを構成する
磁気リーダ13によって読み取られた商品Pの情報(品
名、個数等)と、コンピュータを介して得られた商品P
の価格が照合された後、合計され、その合計金額がディ
スプレイ15に表示される。このディスプレイ15は、
傾斜された状態で取付けられているため、購入者Mから
の視認性が良好である。
【0016】次に、ゲートユニットEについて説明す
る。読取ユニットCの下流側で、購入者Mの通路3の側
には、ゲートユニットEが設けられている。このゲート
ユニットEは、購入者Mの通行を遮断するためのもの
で、円柱状の支持部材21と、該支持部材21の外周部
に固着されたゲート板22とから構成されている。そし
て、図示しないモータを作動させることによって、前記
ゲート板22が前記支持部材21の軸心21aを中心に
して回動する。ゲート板22が回動して、購入者Mが通
路3を通行可能になった状態を、図3において二点鎖線
で示す。上記したゲート板22は、購入者Mが商品Pの
精算を行った後、自動で回動される。そして、購入者M
がゲートユニットEの部分を通行したことが確認された
後、再び自動で反対方向に回動して通路3を遮断する。
購入者MがゲートユニットEの部分を通行したことを検
出するためには、例えば赤外線センサ23を仕切板2の
所定位置に取付けておき、購入者Mが通行することによ
って前記赤外線センサ23から発せられる赤外線が遮断
された後、所定時間経過後にゲート板22を反対方向に
回動させるようにする。こうすることによって、購入者
Mが精算前の商品Pを、不正に取得するという行為が防
止される。
【0017】第1実施例の商品自動精算装置A1 の作用
について説明する。スーパーマーケット等において、購
入者Mは陳列棚から商品Pを選択し、買物かごQに乱雑
な状態で投入する。このため、各商品Pの形状は不特定
であり、しかも種々の大きさであるため、それらに貼り
付けられている磁気マーカ1は任意の方向に向けられて
いる。買物かごQが、コンベア本体5の上流側に載置さ
れる。重量センサ(図示せず)等の手段によって、コン
ベア本体5に買物かごQが載置されたことが検出され、
しかも前記コンベア本体5の下流側に買物かごQが存し
ないことが一対の商品検出センサ9によって検出される
と、駆動モータ6が作動して、コンベア本体5が低速で
周回走行する。前記買物かごQは、読取ユニットC内に
進入する。
【0018】買物かごQが読取ユニットC内に進入した
ことがセンサ(図示せず)等の手段によって検出される
と、磁気リーダ13が所定の速度で走行を開始する。磁
気リーダ13は、買物かごQの一方側の側面部から走査
を開始し、上面部を経て他方側の側面部を走査して停止
する。買物かごQに投入された多数の商品Pに貼り付け
られた各磁気マーカ1から発せられる磁力線14(図6
参照)が、前記磁気リーダ13によって検出され、その
情報が順次コンピュータに送られる。予め、コンベア本
体5の走行速度と、磁気リーダ13の走行速度とが同調
されるように設定されている。このため、買物かごQが
読取ユニットC内を走行する間に、前記買物かごQに投
入されたすべての商品Pの磁気マーカ1を、一度に走査
することができる。また、磁気リーダ13は各商品Pか
ら離れた位置に配設されていて、各商品Pに対して非接
触で走査するため、各商品Pと干渉することがない。そ
の結果、両者P,13が損傷することはない。更に、コ
ンベア本体5の走行速度と、磁気リーダ13の走行速度
とが同調しているため、前記磁気リーダ13はコンベア
本体5を走行させたまま走査できる。こうすることによ
って、コンベア本体5の走行をいったん停止させること
が不要となり、次の購入者Mの待ち時間の短縮が図られ
る。
【0019】磁気リーダ13による走査が終了すると、
コンピュータを介して得られた商品Pの合計金額が精算
ユニットDのディスプレイ15に表示される。購入者M
が代金を硬貨投入口16または紙幣投入口17に投入す
ると、精算ユニットDが作動され、レシート19が発行
される。必要な場合には、釣銭が釣銭返却口18に返却
される。そして、ゲートユニットEが作動して、ゲート
板22が回動することによって、前記ゲートユニットE
の部分が通行可能となる。このように、購入者Mは自己
の商品Pの精算完了後にのみ、ゲートユニットEの部分
を通行できる。このため、購入者Mが精算前の商品Pを
不正に持ち出すことが防止される。コンベア本体5に載
置され、下流側に搬送された買物かごQが、一対の商品
検出センサ9の部分まで走行されると、前記買物かごQ
が赤外線を遮断するため、コンベア本体5の走行が停止
される。
【0020】精算終了後、購入者MはゲートユニットE
の部分を通過し、買物かごQを取って商品梱包場所まで
移動する。赤外線センサ23によって、購入者Mがゲー
トユニットEの部分を通過したことが検出されると、ゲ
ート板22が反対方向に回動し、通路3が遮断される。
そして、一対の商品検出センサ9の部分に買物かごQが
存しない状態で、上流側のコンベア本体5に買物かごQ
が載置されると、再びコンベア本体5が走行する。磁気
リーダ13は、前回と反対側の位置から走行を開始す
る。上記した作用が繰り返されることによって、購入者
Mごとの商品Pが連続して精算される。
【0021】第1実施例では、商品Pが商品自動精算装
置A1 の上流側から下流側までいったん停止することな
く、連続して搬送される形態として説明した。しかし、
読取ユニットCの出口側の部分にシャッタ(図示せず)
を設けて、商品Pを読取ユニットCにおけるシャッタの
手前側の部分でいったん停止させる形態であっても構わ
ない。この場合、購入者Mが商品Pの精算を行った後で
のみ、ゲートユニットEを構成するゲート板22が回動
すると共に、前記シャッタが開いて商品Pが下流側に搬
送される。こうすることによって、購入者M以外の者が
不正に他人の商品Pを持ち去ることが防止される。
【0022】また、第1実施例では、購入者Mが多数の
商品Pを買物かごQに乱雑な状態で投入した場合を説明
した。しかし、買物かごQを使用せず、商品Pをそのま
まの状態(しかも乱雑な状態)でコンベア本体5に載置
した場合でも構わないのはもちろんである。また、第1
実施例では、磁気リーダ13が円周状に走行しながら走
査する場合を説明した。しかし、図7に示されるよう
に、商品自動精算装置A1 の内周面に、その長手方向に
沿って3本の棒状の磁気リーダ24を所定角度で固定さ
せた構成であっても構わない。
【0023】上記した第1実施例では、不特定形状の商
品Pが乱雑状態で配置される場合について説明した。次
に、形状が特定されているもの(例えば、レンタルビデ
オ店におけるビデオカセット)を非接触で、かつ自動で
精算する装置(第2実施例の商品自動精算装置A2 )に
ついて、図8及び図9を参照しながら説明する。第2実
施例の商品自動精算装置A2 におけるコンベア本体5
(第1実施例と同一である)には、整列状態で複数本
(本実施例では2本)のビデオカセット25が載置され
る。各ビデオカセット25の所定の位置には磁気マーカ
26が貼り付けられていて、各磁気マーカ26が上面に
なるように載置される。読取ユニットC内には、前記磁
気マーカ26を非接触で読み取ることのできる磁気リー
ダ27が配設されている。コンベア本体5が周回走行さ
れ、読取ユニットC内に進入した各ビデオカセット25
の固有情報(ビデオのタイトル、貸出日、返却予定日、
貸出料金等)が非接触で読み取られる。精算ユニットD
に表示される情報(合計金額)に基づいて借り客(購入
者)Mが精算完了後、ゲートユニットEを構成するゲー
ト板22が回動し、借りたビデオカセット25を受け取
ることができるのは、第1実施例の場合とまったく同様
である。
【0024】第2実施例の場合、ビデオカセット25の
形状が一定のものであるため、借り客(購入者)Mがコ
ンベア本体5上に、ビデオカセット25において磁気マ
ーカ26が貼り付けられている面を上にして、しかも整
列状態で配置するための手間は僅かである。この場合、
ビデオカセット25に貼り付けられている磁気マーカ2
6の位置を一定にすることができるため、磁気リーダ2
7は1個で済む。また、第2実施例の場合、磁気ではな
く光学的な手段でビデオカセット25の固有情報を読み
取る形態であっても構わない。
【0025】第1及び第2の各実施例では、商品識別コ
ードの一例として磁気マーカ1,26の場合を説明し
た。しかし、非接触で読み取ることのできるものであれ
ば、磁気以外の手段、例えば、電磁波、マイクロウェー
ブ(超短波)等であっても構わない。また、磁気リーダ
13,24,27の側から磁力線を発信させることによ
って、各磁気マーカ1,26の情報を読み取る形態であ
っても構わない。そして、精算ユニットDは、現金によ
る精算と共に、カード(例えば、クレジットカード、レ
ンタル会員カード、電子マネー等)による精算を可能と
するために、カードの投入口を設けても構わない。
【0026】本実施例では、商品自動精算装置A1,A2
がスーパーマーケット及びレンタルビデオ店に設置され
た場合について説明した。しかし、これら以外の店舗、
例えば一般の小売店、図書館等に設置しても構わない。
【0027】
【発明の効果】本発明に係る商品自動精算装置は、商品
を搬送させるための搬送ユニットと、各商品に取付けら
れた商品識別コードから発せられる情報を非接触で読み
取るための読取ユニット本体を備えた読取ユニットと、
前記読取ユニット本体によって読み取られた商品の情報
に基づいて合計金額を精算するための精算ユニットと、
前記精算ユニットによる精算完了後にのみ、購入者が前
記搬送ユニット上の自己の商品の取得を可能にするため
の不正取得防止ユニットとを備えていて、多数の商品の
固有情報を自動で読み取って精算することができる。そ
のため、次の諸効果が奏される。(1)商品の精算を自
動で行うことができるため、精算処理の効率が大幅に向
上すると共に、商品の精算が無人で行われるため、レジ
の担当者が不要である。また、購入者が精算前の商品を
不正に取得することが防止される。(2)商品に取付け
られた商品識別コードが非接触で読み取られるため、商
品及び読取ユニット本体を損傷することがない。(3)
読取ユニット本体の走行速度と、搬送ユニット本体の走
行速度が同調している場合、前記搬送ユニット本体を走
行させたまま読み取ることができるため、上記した効果
に加えて、更に精算処理の効率を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の商品自動精算装置A1
斜視図である。
【図2】同じく正面図である。
【図3】同じく平面図である。
【図4】同じく側面断面図である。
【図5】3台の商品自動精算装置A1 が設置された状態
の平面図である。
【図6】磁気マーカ1が発する磁力線14が、磁気リー
ダ13によって検出される状態を示す図である。
【図7】別の実施例の読取ユニットCの正面図である。
【図8】第2実施例の商品自動精算装置A2 の平面図で
ある。
【図9】同じく読取ユニットCの正面図である。
【図10】従来の定置式のバーコードスキャナ51で、
商品Pのバーコード52を読み取る状態を示す平面図で
ある。
【図11】図10の側面図である。
【図12】ハンディ型のバーコードリーダ54で、商品
Pのバーコード52を読み取る状態を示す図である。
【符号の説明】
1,A2 :商品自動精算装置 B:コンベアユニット(搬送ユニット) C:読取ユニット D:精算ユニット E:ゲートユニット(不正取得防止ユニット) P:商品 1,26:磁気マーカ(商品識別コード) 5:コンベア本体(搬送ユニット本体) 12:ガイドレール 13,24,27:磁気リーダ(読取ユニット本体) 14:磁力線(固有情報) 25:ビデオカセット(商品)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スーパーマーケット等のレジで、多数の
    商品の固有情報を自動で読み取って精算するための装置
    であって、 商品を搬送させるための搬送ユニットと、 前記搬送ユニットによって搬送される各商品に取付けら
    れた商品識別コードから発信される情報を、非接触で読
    み取るための読取ユニットと、 前記読取ユニットによって読み取られた商品の固有情報
    に基づいて合計金額を精算するための精算ユニットと、 前記精算ユニットによる精算完了後にのみ、購入者が前
    記搬送ユニット上の自己の商品の取得を可能にするため
    の不正取得防止ユニットと、 を備えたことを特徴とする商品自動精算装置。
  2. 【請求項2】 前記読取ユニットは、前記搬送ユニット
    の上方に円弧状に設けられたガイドレールに沿って、読
    取ユニット本体が走行しながら商品を走査する構成であ
    ることを特徴とする請求項1に記載の商品自動精算装
    置。
  3. 【請求項3】 前記読取ユニット本体がガイドレールに
    沿って移動する際の走行速度と、前記搬送ユニットを構
    成する搬送ユニット本体が商品を搬送する際の走行速度
    とが同調していることを特徴とする請求項2に記載の商
    品自動精算装置。
  4. 【請求項4】 前記商品識別コードは、磁気マーカであ
    ることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載
    の商品自動精算装置。
JP10291558A 1998-09-28 1998-09-28 商品自動精算装置 Pending JP2000105872A (ja)

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