JP2000105576A - 液晶表示装置および信号線駆動用lsi素子 - Google Patents

液晶表示装置および信号線駆動用lsi素子

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JP2000105576A
JP2000105576A JP27566798A JP27566798A JP2000105576A JP 2000105576 A JP2000105576 A JP 2000105576A JP 27566798 A JP27566798 A JP 27566798A JP 27566798 A JP27566798 A JP 27566798A JP 2000105576 A JP2000105576 A JP 2000105576A
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Tatsuro Matsuda
達郎 松田
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 信号線駆動用LSI素子中の出力回路は、レ
スキュー配線に対しても十分駆動できるようにするた
め、その出力段トランジスタはきわめて大きなサイズと
なり、従ってコストも高いものになっていた。 【解決手段】 複数の走査線とこれに直交する複数の信
号線とで区画された領域に画素トランジスタを設けたア
クティブマトリックス型液晶表示素子と、前記複数の信
号線を複数のブロックに分割し、該ブロック単位に配置
接続された信号線駆動用LSI素子を備え、信号線の断
線不良11を救済するための断線レスキュー線がブロッ
ク単位で少なくとも1本以上配設された液晶表示装置に
おいて、前記各ブロックからの断線レスキュー線路の一
部で、信号線駆動用LSI素子4Aの近傍に、断線分離
された信号線を含めたレスキュー線負荷を駆動する所望
の駆動能力を有するバッファーアンプ22a、22bを
配設したことを特徴とする液晶表示装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はアクティブマトリッ
クス型液晶パネルを表示素子とした液晶表示装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】アクティブマトリックス型液晶パネルを
表示素子とした従来の液晶表示装置の模式図を図7に示
す。図7において、1および2は一対のガラス基板であ
る。3は有効表示領域を示す。ガラス基板1には、縦方
向の複数の信号線と横方向の複数の走査線が形成され、
それらによって区画された領域に画素トランジスタが設
けられている。
【0003】ガラス基板2には、カラーフィルターと対
向電極が形成されている。近年では、カラーフィルタ
ー、対向電極の一方又は双方をガラス基板1で形成して
いる場合もある。ガラス基板1、2間には液晶が封じ込
まれている。これがアクティブマトリックス型液晶表示
素子である。信号電圧印加手段としては、半導体シリコ
ン基板による信号線駆動用LSI素子4が、TCP(Tap
e Carrier Package)5を介し、その出力側をガラス基板
1上の信号線に、その入力側を電圧及びデータ信号等を
供給するプリント配線基板6に、それぞれ接続してい
る。図8にレスキュー配線の構成を示す図を、図9にT
CP5と信号線駆動用LSI素子4の実体平面図を、図
10に信号線駆動用LSI素子4の内部構成を示すブロ
ック図を示す。
【0004】走査電圧印加手段としても同様に、走査線
駆動用LSI素子7が、TCP8を介して、ガラス基板
1上の走査線と、各種制御信号などを供給するプリント
配線基板9に、それぞれ接続されている。また多層プリ
ント配線基板6及び9は、接続用ジャンパー線10によ
り電気的に接続されている。COG(Chip On Glass)方
式と称して、信号線駆動用LSI素子4、走査線駆動用
LSI素子7を直接ガラス基板1の上に実装する場合も
有り、その場合は、TCP,プリント配線基板、ジャン
パー線の一部または殆んど全てを削減できる。
【0005】このような従来の構成において、液晶表示
素子のガラス基板1のアレイ製造工程において、ゴミな
どの付着が原因で、信号線、走査線などの電極に一部欠
損が発生する場合がある。中でも信号線は液晶素子の縦
横解像度構成及びRGBカラー表示のために、本数が走
査線に比べて4〜5倍多く、また正方形の一画素の中で
のRGB横配列の関係からも、線幅を細くする必要があ
る。従って信号線の断線発生確率は走査線のそれに比べ
て一桁以上高くなるのが通常である。
【0006】以下信号線断線と断線レスキューについて
説明する。図8には、図7における、信号線断線がある
領域11を含む表示ブロックの信号線駆動用LSI素子
4及びTCP5の周辺部15を拡大したレスキュー構成
が示されており、図7、図8において、11は有効表示
領域3内の信号線断線がある表示領域の一部、12は断
線のない信号線の一つ、13a、13bは領域11の部
分の断線部をもつ信号線の上部、及び下部である。信号
線上部13aには信号線駆動用LSI素子4より、TC
P5を介して信号電圧が供給されるので、正常に動作
し、信号線上部13aに連結された画素は正常な表示機
能を呈する。一方、信号線下部13bには信号電圧が供
給されないので、信号線下部13bに連結された画素は
機能しない。なお図7、図8において、走査線、画素ト
ランジスタの描画を省略している。
【0007】信号線の断線による歩留り低下を改善する
ための断線修復を断線レスキューと呼び、その一例を図
8を用いて説明する。図において、16aは、その一部
を、絶縁膜(図示せず)を挟んで、ブロック内の信号線
の上部の表示領域外引き出し部分14aと交差するよう
に、ガラス基板1上に配設されたレスキュー用配線、1
6bは同様に、信号線の下部の表示領域外引き出し部分
14bと交差するように、ガラス基板1上に配設された
レスキュー用配線である。16cは、TCP5に、16
dは、TCP8及びプリント配線基板6、9、接続用ジ
ャンパー線10に、それぞれ設けられ、ガラス基板1上
のレスキュー用配線16aと16bを接続するためのレ
スキュー配線である。図9は、信号線駆動用LSI素子
4を実装したTCP5の構成を示す平面図で、配線の一
部をレスキュー線16cとして利用している例を示す。
【0008】ガラス基板1上の断線部をもつ信号線の上
部13aは、その引き出し部14aの部分で、レスキュ
ー用配線16aとレスキュー接続点17aにおいて接続
され、また断線部をもつ信号線の下部13bは、その引
き出し部14bの部分で、レスキュー用配線16bと接
続点17bにおいて接続される。その接続方法は種々の
方法があるが説明は割愛する。このようなレスキュー配
線によって、断線部をもつ信号線の下部13bにも信号
線駆動用LSI素子4から信号電圧が供給され、信号線
の下部13bに連結されている画素の表示機能を修復す
る。一つの表示ブロックにおけるレスキュー配線の数
は、断線発生率と関連して、修復コストを含む全体の製
造コストを加味して決定されるのが一般的であるが、1
本から数本程度で、ブロックの左右一方、または左右両
方に設けられる場合が一般的である。小型の液晶表示素
子では0本、即ちレスキューしないケースも増えつつあ
る。図7では、有効表示領域を左右2分割し、レスキュ
ー構成について、左半面のみ図示し、右半面については
図示を省略した。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の液晶表示装置においては、レスキュー配線が
持つ抵抗分や寄生容量により、レスキューされた信号線
13bに印加される信号電圧が減衰し、信号線13bに
連結された画素が他の正常部と比べて、輝度が異なる縦
一条の筋ムラ(ノーマリブラックモードの場合は正常部
と比べて暗い縦一条、ノーマリーホワイトの場合は明る
い縦一条)を発生する場合がある。これを避けるため
に、図10にその詳細を示す従来の信号線駆動用LSI
素子4中の出力回路21は、レスキュー配線に対しても
十分駆動できるようにするため、その出力段トランジス
タはきわめて大きなサイズとなり、そのためLSI素子
のサイズが大きく成り、従ってコストも高いものになっ
ていた。図10には、384チャンネルの出力を持つ信
号線駆動用LSI素子の内部構成の一例を示している。
近年では200から400チャンネルが主流であり、多
チャンネル化は今後も続くであろう。その全てのチャン
ネルの出力トランジスタサイズをレスキューのために大
きくすることは、スペース的にも、コスト的にも極めて
おおきなロスを生むこととなる。
【0010】
【課題を解決するための手段】この問題を解決するため
に、本発明は、信号線駆動用LSI素子4の中の出力回
路21の駆動能力として、断線のない正常な信号線を駆
動するに必要な最低の駆動能力でレスキューできる手段
を提供するものであり、レスキュー配線の一部に、レス
キュー独自のバッファーアンプを適切に配設することに
より実現する。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、複数の走査線とこれに直交する複数の信号線とで区
画された領域に画素トランジスタを設けたアクティブマ
トリックス型液晶表示素子と、前記複数の信号線を複数
のブロックに分割し、該ブロック単位に配置接続された
信号線駆動用LSI素子を備え、信号線の断線不良を救
済するための断線レスキュー線がブロック単位で少なく
とも1本以上配設された液晶表示装置において、前記各
ブロックからの断線レスキュー線上で、信号線駆動用L
SI素子の近傍に、断線分離された信号線を含めたレス
キュー線負荷を駆動する所望の駆動能力を有するバッフ
ァーアンプを配設したことを特徴とするものであり、信
号線駆動用LSI素子として、断線のない正常な信号線
を駆動するために必要な最低限の駆動能力の出力段回路
を有する信号線駆動用LSI素子を使用できるので、信
号線駆動のためのコストを低減できるだけでなく、レス
キュー配線のルート、それにより決まるインピーダンス
に合わせたバッファーアンプを選択配置でき、各レスキ
ュー配線に最適の駆動能力の整合化を図ることができる
という作用を有する。
【0012】本発明の請求項2に記載の発明は、バッフ
ァーアンプをレスキュー用配線毎に配設したことを特徴
とするものであり、請求項1に記載の発明と同様、信号
線駆動用LSI素子として、断線のない正常な信号線を
駆動するために必要な最低限の駆動能力の出力段回路を
有する信号線駆動用LSI素子を使用できるので、信号
線駆動のためのコストを低減でき、また、実際にレスキ
ューする必要がある部分だけにバッファーアンプを実装
することによりコストをさらに削減ができるという作用
を有する。
【0013】本発明の請求項3に記載の発明は、バッフ
ァーアンプを各ブロックからの断線レスキュー線を集結
したレスキューバスラインにブロック毎に配設したこと
を特徴とするものであり、請求項1に記載の発明と同
様、信号線駆動用LSI素子として、断線のない正常な
信号線を駆動するために必要な最低限の駆動能力の出力
段回路を有する信号線駆動用LSI素子を使用できるの
で、信号線駆動のためのコストを低減でき、また、断線
発生率が比較的高い場合には実装工数・実装コストを低
減できるとともに、実装スペースの削減ができるという
作用を有する。
【0014】本発明の請求項4に記載の発明は、複数の
液晶パネル信号線駆動出力回路を有する信号線駆動用L
SI素子において、複数の出力回路から成る出力回路列
の片側、又は両側に所望の駆動能力を有する1個以上の
バッファーアンプを配設したことを特徴とするものであ
り、バッファーアンプに、出力回路の個々の駆動能力に
比し、2倍ないし10倍の出力段駆動能力を持たせるこ
とにより、出力トランジスタのサイズの小型化が可能と
なり、バッファーアンプの追加による分を差し引いて
も、チップサイズを大幅に縮小でき、大幅なコスト削減
ができ、またレスキューに対しては、追加の部材を用い
なくても済むという作用を有する。
【0015】本発明の請求項5に記載の発明は、前記バ
ッファーアンプの入力端子を、信号線駆動用LSI素子
の出力回路の出力側に、出力端子を同LSI素子の入力
端子側に並べて配置したことを特徴とするものであり、
レスキュー配線を他の配線とクロスさせることなく、円
滑に液晶表示素子の外側に引き出すことができ、また、
TCPに実装した場合にも合理的なレスキュー配線構成
を実現できるという作用を有する。
【0016】以下、本発明の実施の形態を図面に基づい
て説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明の1実施の形態を示す
模式図であり、1から3迄と5から15迄の番号で示す
各構成要素は、図7に示す従来例と同じであり、説明を
省略する。図1における信号線駆動用LSI素子4Aの
内部構成を図3に示す。信号線駆動用LSI素子4Aの
出力回路21Aの各出力段は、断線のない正常な信号線
1本だけを駆動するために必要な駆動能力をもつ。信号
線のインピーダンスは、液晶パネルのサイズ、表示密
度、画素トランジスタサイズ、信号線幅・厚み、走査線
その他との関係で、その抵抗分、容量分が決まるが、一
例としては、数kΩ、数十pFである。信号線駆動用L
SI素子4Aの出力段の駆動能力は、この程度の負荷に
対して、ある所望の時間内に充電が完了できれば良い。
しかし断線があり、レスキューを実施した信号線につい
ては、そのレスキュー用配線の引き回し長さ、材料、線
幅、近傍の他の配線との寄生容量の大小などにより、断
線部以降の信号線も含めた全体のインピーダンスは、正
常な信号線1本のインピーダンスに比べ、数倍から十数
倍となるので、この部分を十分に駆動するために、レス
キュー線上で、該当するブロックに属する信号線駆動用
LSI素子4Aのできるだけ近傍に、所望の駆動能力を
有するバッファーアンプ22a、22bを設ける。配設
するバッファーアンプの数は、表示ブロック単位内に設
けたレスキュー用配線の数であり、図1の例では2個で
ある。他のブロックに対しても同様に構成する。この構
成とすることにより、断線のない正常な信号線を駆動す
るために必要な最低限の駆動能力の出力段回路を有する
信号線駆動用LSI素子を使用でき、信号線駆動のため
のコストを低減できるだけでなく、レスキュー配線のル
ート、それにより決まるインピーダンスに合わせたバッ
ファーアンプを選択配置でき、各レスキュー配線に最適
な駆動能力の整合化を図ることができ、また実際にレス
キューする必要がある部分だけにバッファーアンプを後
で実装することによりコスト削減ができるという作用を
有する。
【0017】図2aは、バッファーアンプの配置に関す
る他の実施例であり、各表示ブロックのレスキュー配線
群(レスキューバスライン)に対して、まとまった位置
でかつ該当するブロックに属する信号線駆動用LSI素
子4Aのできるでけ近傍に、所望の駆動能力を有するバ
ッファーアンプ23a、23b、23c、23dを配置
した構成のものである。
【0018】更に図2bは、バッファーアンプの配置に
関する他の実施例であり、複数の表示ブロックのレスキ
ューバスラインに対して、まとまった位置でかつ該当す
る表示ブロックのできるだけ近傍に、所望の駆動能力を
有するバッファーアンプ24を配置し、図2aに示した
各ブロック単位に設けたバッファーアンプ23a、23
b、23c,23dに代えて、これらを統括し所望の駆
動能力を有するバッファーアンプ24を設けた構成のも
のである。図2a、図2bの構成では、レスキュー接続
点からバッファーアンプまでの距離が長くなり、信号線
駆動用LSI素子4Aにとって負荷が重くなるが、多チ
ャンネルバッファーアンプを内蔵したICを使用できる
という利点を有する。この構成により、前記同様、断線
のない正常な信号線を駆動するために必要な最低限の駆
動能力の出力段回路を有する信号線駆動用LSI素子を
使用でき、信号線駆動のためのコストを低減できる。ま
た、この構成では、実際にレスキューする必要がある部
分が一本の場合にも、1個のLSIを実装する必要があ
り、そのため材料コストが高価になるが、断線発生率が
比較的高い場合には、実装工数・実装コストを低減でき
るとともに、実装スペースの削減ができるという作用を
有する。 (実施の形態2)次に、液晶表示装置に用いる信号線駆
動用LSI素子について図4〜6を用いて説明する。図
4の4B、5A以外の各番号で示す各構成要素は、図8
に示す従来例と同じであり、説明を省略する。信号線駆
動用LSI素子4B、およびTCP5Aは従来例の図1
0、図9に示すものと異っており、その詳細を図5、図
6に示す。図5において、18から20の構成は従来例
の図10と同一である。出力回路21Aの各チャンネル
の出力段トランジスタ(図示せず)の駆動能力は、従来
では前述のように、正常な信号線インピーダンスの数倍
から十数倍のインピーダンスを駆動出来る能力のトラン
ジスタが使用されているのに対し、本実施例では、正常
な信号線だけを駆動するために必要な駆動能力を有する
トランジスタが使用される。更に、出力回路の外側にバ
ッファーアンプ25を設け、そのバッファーアンプには
信号線インピーダンスの数倍から十数倍のインピーダン
スを駆動できる能力のトランジスタを用いる。図5で
は、増設するバッファーアンプは左右各1個としている
が、左右の一方あるいは両方でもよく、増設数も表示ブ
ロック単位でのレスキュー配線数以上であればよい。こ
れによって、出力トランジスタのサイズの小型化が可能
となり、バッファーアンプの追加による分を差し引いて
も、チップサイズを大幅に縮小でき、大幅なコスト削減
ができる。またレスキューに対しては、追加の部材を用
いなくても済むという作用を有する。
【0019】図5中のバッファーアンプ25の入力端子
RRI及びLRIは、出力回路21Aの出力側に並設
し、出力端子RRO及びLROは信号線駆動用LSI素
子4Bの入力側に並設する。また、本実施例の信号線駆
動用LSI素子4BをTCPに実装した形態を図6に示
す。TCP上のレスキュー用配線16e、16fは前記
バッファーアンプの入出力端子に接続されている。これ
により、レスキュー配線を他の配線とクロスさせること
なく、円滑に液晶表示素子の外側に引き出すことがで
き、図4に示すレスキュー構成を実現できる。またこの
構成とすることにより、図1、2a、2bに示すよう
に、バッファーアンプをプリント配線基板6に設ける必
要が無くなる。
【0020】
【発明の効果】以上のように、本発明の液晶表示装置
は、レスキュー用バッファーアンプを前述の構成でプリ
ント配線基板に配設することにより、信号線駆動用LS
I素子を小型化、低廉化できるという効果を有し、また
レスキュー用バッファーアンプを前述の形態で、信号線
駆動用LSI素子に内蔵することにより、信号線駆動用
LSI素子を小型化、低廉化できるだけでなく、合理的
なレスキューシステムが実現できるという効果を有し、
今後ますます大画面化、高解像度化、高精細化が求めら
れるアクティブマトリクス型液晶表示装置において、歩
留まりの向上、製造コスト引き下げに大きく寄与すると
いう効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のレスキュー補償回路を備えた液晶表示
装置を示す平面模式図である。
【図2】(a)(b)は本発明のレスキュー補償回路の
他の一例を示す図である。
【図3】本発明に使用する信号線駆動用LSI素子の内
部構成を示すブロック図である。
【図4】本発明のアクティブマトリックス型液晶表示素
子を用いたレスキュー補償回路の構成例を示す図であ
る。
【図5】本発明の液晶表示装置用の信号線駆動用LSI
素子の他の実施形態を示すブロック図である。
【図6】本発明の液晶パネル用の信号線駆動用LSI素
子をTCPで実施した形態を示す実装平面図である。
【図7】従来のレスキュー回路を含む、アクティブマト
リックス型液晶表示素子を用いた液晶表示装置を示す平
面模式図である。
【図8】従来のレスキュー配線の構成を示す図面であ
る。
【図9】従来の液晶パネル用信号線駆動用LSI素子を
TCPで実施した形態を示す実装平面図である。
【図10】従来の信号線駆動用LSI素子の内部構成を
示すブロック図である。
【符号の説明】
1 複数本の信号電極、走査電極を有する第1のガラス
基板 2 第1のガラスに対向する第2のガラス基板 3 有効表示領域 4、4A、4B 信号線駆動用LSI素子 5、5A 信号線駆動用LSI素子が実装されたTCP
(Tape Carrier Package) 6 信号回路系プリント配線基板 7 走査線駆動用LSI素子 8 走査線駆動用LSI素子が実装されたTCP(Tape
Carrier Package) 9 走査回路系プリント配線基板 10 接続用ジャンパー線 11 信号線の断線部分 12 正常な信号線 13a、13b 断線部分がある信号線上部、下部 14a、14b 信号線引き出し部の上部、下部 15 信号線断線がある表示ブロックの信号線駆動用L
SI素子4及びTCP5の周辺部 16a、16b、16c、16d、16e、16f、
レスキュー線 17a、17b レスキュー接続点 18 データ制御シフトレジスタ 19 データラッチ 20 DAコンバータ 21、21A 出力回路 22 バッファーアンプ 23 バッファーアンプ 24 バッファーアンプ 25 信号線駆動用LSI素子に内蔵されたバッファー
アンプ 26 TCPのバッファーアンプ入力端子 27 TCPのバッファーアンプ出力端子
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年11月17日(1998.11.
17)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 液晶表示装置および信号線駆動用
LSI素子

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の走査線とこれに直交する複数の信
    号線とで区画された領域に画素トランジシタを設けたア
    クティブマトリックス型液晶表示素子と、前記複数の信
    号線を複数ブロックに分割し、該ブロック単位に配置接
    続された信号線駆動用LSI素子を備え、信号線の断線
    不良を救済するための断線レスキュー線がブロック単位
    で少なくとも1本以上配設された液晶表示装置におい
    て、 前記各ブロックからの断線レスキュー線上で、信号線駆
    動用LSI素子の近傍に、断線分離された信号線を含め
    たレスキュー線負荷を駆動する所望の駆動能力を有する
    バッファーアンプを配設したことを特徴とする液晶表示
    装置。
  2. 【請求項2】 バッファーアンプをレスキュー用配線毎
    に配設したことを特徴とする請求項1記載の液晶表示装
    置。
  3. 【請求項3】 バッファーアンプを各ブロックからの断
    線レスキュー線を集結したレスキューバスラインにブロ
    ック毎に配設したことを特徴とする請求項1記載の液晶
    表示装置。
  4. 【請求項4】 複数の液晶パネル信号線駆動用出力回路
    を有する信号線駆動用LSI素子において、複数の出力
    回路から成る出力回路列の片側、又は両側に、所望の駆
    動能力を有する1個以上のバッファーアンプを配設した
    ことを特徴とする液晶表示装置用の信号線駆動用LSI
    素子。
  5. 【請求項5】 前記バッファーアンプの入力端子を、信
    号線駆動用LSI素子の出力回路の出力側に、出力端子
    を、同LSI素子の入力端子側に並べて配置したことを
    特徴とする請求項4記載の液晶表示装置用の信号線駆動
    用LSI素子。
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