JP2000103627A - 精密ガラス素子の製造方法および製造装置 - Google Patents

精密ガラス素子の製造方法および製造装置

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JP2000103627A
JP2000103627A JP10273617A JP27361798A JP2000103627A JP 2000103627 A JP2000103627 A JP 2000103627A JP 10273617 A JP10273617 A JP 10273617A JP 27361798 A JP27361798 A JP 27361798A JP 2000103627 A JP2000103627 A JP 2000103627A
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temperature
mold
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molds
glass
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JP10273617A
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English (en)
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Toshiya Tomisaka
俊也 富阪
Hajime Sugiyama
肇 杉山
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B11/00Pressing molten glass or performed glass reheated to equivalent low viscosity without blowing
    • C03B11/12Cooling, heating, or insulating the plunger, the mould, or the glass-pressing machine; cooling or heating of the glass in the mould
    • C03B11/125Cooling
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P40/00Technologies relating to the processing of minerals
    • Y02P40/50Glass production, e.g. reusing waste heat during processing or shaping
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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 屈折率分布の少ない精密ガラス素子の製造方
法を提供すること。 【解決手段】 非酸化性雰囲気中で、上下一対の金型を
加熱し、金型によりガラスプリフォームを成形し、成形
後、ガラスを金型内に保持した状態で冷却を行い、その
後、成形された素子を取り出す精密ガラス素子の製造方
法であって、前記冷却工程では、ガラスの温度が少なく
とも転移点から(転移点−50)℃に迄冷却される間、
上下金型の温度差が5℃以内となるよう少なくとも一方
の金型の温度を制御することを特徴とする精密ガラス素
子の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金型を用いてガラ
スプリフォームを成形することを特徴とする精密ガラス
素子の製造方法および製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】金型を用いてガラスプリフォームを成形
することにより精密ガラス光学素子(モールド光学素
子)を製造する方法については種々提案されている。一
般的には、冷却工程において、ガラスの収縮量が降温速
度に対してほぼ比例関係にあり、被成形物の形状がほぼ
決定されるのは、いわゆる転移点までである。転移点以
下では被成形物の形状がほぼ安定し、実質的には変化し
ない。そこで、転移点まで徐冷し、転移点以下は徐冷速
度の2倍以上の速度で冷却する方法が生産性を向上させ
ることを目的として開示されている。しかしながら、こ
のような方法では、転移点付近でガラスに内部応力が残
存し、得られるガラスにそりが生じ問題となっていた。
【0003】そこで、例えば、特開平2−196039
号公報においては、転移点まではガラスの上型近傍と下
型近傍を同一降温速度でプレスし、転移点以下はガラス
の上型近傍と下型近傍の降温速度に差をつけた状態でプ
レスすることにより、ガラスの両面に収縮量の差を与
え、ガラスに生じるそりをなくすために歪み点(転移点
から(転移点−100)℃)以上で離型する方法が開示
されている。しかしながら、このような方法で得られた
精密ガラス素子には屈折率の分布が発生し、品質管理
上、深刻な問題となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、屈折率分布
の少ない精密ガラス素子の製造方法を提供することを目
的とする。
【0005】本発明はまた、屈折率分布の少ない精密ガ
ラス素子の製造装置を提供することを目的とする。
【0006】本発明はまた、屈折率分布の少ない精密ガ
ラス素子を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、非酸化性雰囲
気中で、上下一対の金型を加熱し、金型によりガラスプ
リフォームを成形し、成形後、ガラスを金型内に保持し
た状態で冷却を行い、その後、成形された素子を取り出
す精密ガラス素子の製造方法であって、前記冷却工程で
は、ガラスの温度が少なくとも転移点から(転移点−5
0)℃に迄冷却される間、上下金型の温度差が5℃以内
となるよう少なくとも一方の金型の温度を制御すること
を特徴とする精密ガラス素子の製造方法に関する。
【0008】本発明の発明者等は、再加熱法における冷
却工程においてガラスの内部に温度勾配が生じると、得
られるガラス素子に屈折率分布が発生しやすいことを見
いだし、さらには、屈折率分布は、ガラスの温度が転移
点以上でも若干発生するものの、主にガラスが転移点か
ら(転移点−200)℃に、特に、転移点から(転移点
−50)℃に冷却されるまでの間に発生する傾向が強い
ことを見いだした。すなわち、ガラスが転移点まで冷却
されることにより、ガラスの金型内における流動が停止
し、被成形ガラスの外部形状が決定された後でも、ガラ
ス内部に温度分布があると、温度の低い側においては、
ガラスが比較的早く冷却されるのに対して、反対側では
まだ比較的高い状態に保たれているため、冷却される速
度に差が生じ、屈折率の異なる部分が同一ガラス内部で
発生すると考えられる。特に、大型のガラス製品になる
ほど熱処理過程で温度勾配を生じやすいため、屈折率分
布は発生しやすいと考えられる。
【0009】本明細書中、「屈折率の分布」とは、ガラ
ス全体にわたって、屈折率が一定でなく、屈折率勾配を
有する不均質層が形成されている状態を言う。また、
「転移点」とは、使用されるガラス材料のガラス転移点
(℃)を意味するものとする。
【0010】本発明においてはまず、従来から公知の再
加熱法にしたがって、非酸化性雰囲気中で、上下一対の
金型を加熱し、金型によりガラスプリフォームを成形す
る。
【0011】詳しくは、本発明の方法を採用した図1に
示す装置を用いて説明する。図1において1は上型ブロ
ックであり、上型2が上胴型3に挿入されている。4は
下型ブロックであり、下型5が下胴型6に挿入されてい
る。上胴型3及び下胴型6はそれぞれ、断熱層18、1
9を介して上型ベース11、下型ベース12に取り付け
られており、石英等のチャンバ9により、外部大気と遮
断されている。10は金型ブロックを加熱するための高
周波加熱コイルである。成形室には非酸化性ガス供給シ
ステム13、排気システム17が結合されている。ガス
供給システムの経路内にはガス温度制御器14、ガス流
量制御器15及びガス圧制御器16が設置されている。
【0012】まず、プリフォーム7を下型5にセット
し、図示しない金型駆動機構により金型を移動させ成形
室を形成する。ついで、非酸化性ガス供給システム13
により窒素ガス、アルゴンガス等の非酸化性ガスを成形
室に導く。成形室が窒素ガスで満たされたら、高周波コ
イル10を用いて上下金型を加熱する。上下金型の加熱
温度は使用されるガラスプリフォームのガラス材料に依
存するが、一般に、屈伏点+10℃〜屈伏点+50℃が
好適である。また上下金型は同温に設定されてもよい
し、または上記範囲内で一方の型の温度を他方より10
〜30℃高く設定してもよい。所定温度に達してから1
〜5分間保持し、金型とプリフォーム各面の均熱化を行
った後、型を駆動し、プレス圧30〜90kg/cm2で1
0〜600秒間成形を行う。
【0013】使用されるガラスプリフォームのガラス材
料としては特に限定されることはなく、従来から光学素
子の製造に使用されている材料が使用可能である。例え
ば、LaK8、LaF71、SK5、SF系材料等が挙げ
られる。
【0014】本発明の方法においては、上記のように成
形したガラスを金型内に保持した状態で冷却する。この
とき、ガラスの温度が少なくとも転移点から(転移点−
50)℃に迄冷却される間、上下金型の温度差が5℃以
内、好ましくは3℃以内となるよう少なくとも一方の金
型の温度を制御する。換言すれば、冷却工程において、
ガラスを少なくとも転移点から(転移点−50)℃に迄
冷却すべく、上下金型温度を少なくとも転移点から(転
移点−50)℃に冷却するに際して、上下金型の温度差
が5℃以内、好ましくは3℃以内となるよう少なくとも
一方の金型の温度を制御する。本発明においてはこのよ
うな金型の温度制御を行うことによってガラス内部の温
度勾配の発生を極力抑制することができるため、得られ
るガラス素子における屈折率分布の発生を抑えることが
できると考えられる。
【0015】冷却工程における金型の温度制御は公知の
いかなる手段を採用するとができるが、上下金型の温度
を検知する手段により金型の温度をモニターするととも
に、モニターした結果に基づいて、少なくとも一方の金
型、好ましくは双方の金型に対する加熱力を制御する手
段、および/または少なくとも一方の金型、好ましくは
双方の金型に吹き付ける冷却ガスの流量及び/又は温度
を調整する手段により、金型温度を制御することが好ま
しい。例えば、冷却ガスの流量および温度を変化させる
ことによって金型の温度制御を行う場合、25℃の冷却
ガスを流量10l/minで用いれば、降温速度は100℃
/minになる。温度検知手段としては特に限定されるこ
とはなく、公知の方法を採用することができ、例えば、
上下金型の温度を熱電対により検出する方法、放射温度
計により非接触測定する方法等を採用することができ
る。通常、再加熱法における冷却工程においては、単に
金型への加熱を停止して自然放冷にまかせるのが一般的
であるが、この場合、金型の酸化を防止するべく成形室
内に導入している窒素や不活性ガスなどによる非酸化性
雰囲気は温度管理が難しく、雰囲気中で温度むらが発生
しやすく、その結果、金型温度差が発生し易い傾向があ
った。本発明の方法においては、金型の温度を検知し、
その結果に基づいて上記のように温度制御を行うため、
所望の温度制御を確実に行うことができる。
【0016】所定温度に加熱された金型を転移点まで冷
却するに際して、上下金型はそれぞれ独立していかなる
降温速度で冷却されてよいが、金型温度が転移点以下に
冷却されるとき金型温度を上述のように制御できるよ
う、金型温度が転移点のとき上下金型の温度差は5℃以
下、好ましくは3℃以下であることを要する。降温速度
は一定であっても、途中で変化してもよいが、好ましく
は一定して35〜80℃/minである。
【0017】金型を転移点まで冷却した後は、上述のご
とく上下金型の温度差を5℃以内、好ましくは3℃以内
に維持すべく、少なくとも一方の金型、好ましくは双方
の金型の温度を上述の手段で制御しながら、上下金型を
少なくとも転移点から(転移点−50)℃に冷却する。
上下金型が転移点から(転移点−50)℃に冷却される
間の上下金型の温度差が5℃を越えると、成形されるガ
ラス内部で温度分布が発生し、屈折率分布が生じ易くな
る。このときの上下金型の降温速度はともに30〜30
0℃/min、好ましくは35〜60℃/minであることが
望ましい。300℃/minより速いとガラスにワレが発
生しやすく、30℃/minより遅いと成形サイクルが長
くなるので好ましくない。
【0018】このように金型を温度制御しながら冷却し
た後は、いかなる降温速度で冷却されてよい。例えば、
加熱コイルのパワーをオフにして自然放冷に任せ、30
0℃まで金型内にガラスを保持したままで冷却し、その
後、金型を開いて成形レンズを取り出す。また、加熱パ
ワーをオフにし、かつ導入ガスの流量および温度を調整
して降温速度を速めることにより、成形レンズの屈折率
に影響を与えずに成形サイクルを短縮することができ
る。なお、加圧力の解除は金型の温度が(転移点−5
0)℃以下になった時点で行われる。
【0019】本発明においては、上下金型の温度差が5
℃以下になるように温度制御される温度範囲を少なくと
も転移点から(転移点−100)℃としてもよい。この
ように制御される温度範囲の下限値を下げると、(転移
点−50)℃以下の降温速度を加速した場合より、冷却
工程は長くなるものの、屈折率分布の発生をさらに抑制
することができる。この場合においても、上下金型は等
温状態に保ったまま比較的穏やかな降温速度で冷却する
ことが好ましく、降温速度は(転移点−50)℃以降は
35〜60℃/minであることが好ましい。すなわち、
冷却工程において成形レンズの屈折率に著しい影響を与
え、屈折率分布をもたらす温度範囲は、硝材によって若
干異なるものの、成形されるガラスが転移点付近からそ
れより100〜200℃低い温度にまで冷却される間で
あるためである。但し、(転移点−200)℃近くにな
ると、屈折率に与える影響は小さくなり、それ以下にな
ると、屈折率に与える影響はほとんどなくなるので、
(転移点−200)℃以下を制御することは効果的でな
い。
【0020】本発明の方法における一態様を、上下金型
の温度と時間との関係を示す図2を用いて説明する。図
2においては、加熱工程において下型を上型より高く加
熱し、プレス(成形)した後(プレス工程)、下型から
冷却を開始し、上型との温度差がほぼ0になる直前で、
上型の冷却を開始し、(転移点−50)℃迄上下金型の
間で温度差を5℃以内に保ちつつ冷却し、その後は制御
しないで冷却している。
【0021】本発明の方法の別の態様を図3を用いて説
明する。図3においては、加熱工程において下型を上型
より高く加熱し、プレス(成形)した後(プレス工
程)、上下型同時に冷却を開始し、上下金型の温度差が
転移点で0となるべく各々設定した降温速度で転移点ま
で冷却し、転移点から(転移点−100)℃までは金型
の温度差を5℃以内に保った状態で冷却し、その後は転
移点から(転移点−100)℃までの降温速度と同様の
降温速度で冷却している。
【0022】上記のような方法によって得られたガラス
素子は屈折率分布幅が25×10-5以下、好ましくは2
0×10-5以下、より好ましくは15×10-5以下であ
り、その幅は極めて小さい。このため、本発明の方法に
よって得られたガラス素子の内部品質は極めて良好であ
る。屈折率分布は市販の示差屈折計によって測定可能で
ある。
【0023】また、本発明の方法における冷却工程にお
いては、ガラスが少なくとも(転移点+30)℃から
(転移点−50)℃に迄冷却される間、上下金型の温度
差が5℃以内、好ましくは3℃以内となるよう少なくと
も一方の金型の温度、好ましくは双方の金型の温度を制
御することによって、屈折率分布を減少させると共に面
精度も改善することが出来る。
【0024】前述のごとく、外力、すなわち、金型の加
圧力により被成形物の形状が決定されるのは、転移点付
近までであるが、(転移点−50)℃までは内部応力に
よる形状の変化(歪み)が発生し、面精度の劣化が起こ
る。このような歪みの発生は、実際には、転移点に到達
する以前から始まっており、経験上、(転移点+30)
℃付近からであることが知られている。このような内部
応力の発生の原因として複数の要素が考えられるが、そ
のうち最も影響の強いものとして、加圧力の分布ととも
にガラス内部での温度分布が考えられる。このような温
度分布の発生を防止するために、ガラスが(転移点+3
0)℃付近から(転移点−50)℃に迄冷却される間、
上下の金型の温度差が5℃以内、好ましくは3℃以内と
なるよう少なくとも一方の金型の温度を制御することが
好ましい。なお、上下金型の温度差が5℃以下になるよ
うに温度制御される温度範囲の下限値を(転移点−10
0)℃に下げることにより、屈折率分布の発生をさらに
抑制することができる。
【0025】このような本発明の方法の別の態様を図4
を用いて説明する。図4においては、加熱工程において
上下金型を同一温度に加熱し、プレス(成形)した後
(プレス工程)、加熱パワーを弱め、上下型を異なる降
温速度で同時に冷却を開始し、上下金型別個に加熱パワ
ーを調整して、(転移点+30)℃で双方の型温差が0
となるように補正した後、(転移点−50)℃に至るま
での間は、金型の温度差を5℃以内に保った状態で冷却
し、その後は加熱コイルのパワーをオフにして、自然放
冷に任せて冷却している。
【0026】上記のような方法によって得られたガラス
素子は屈折率分布幅が25×10-5以下、好ましくは2
0×10-5以下、より好ましくは15×10-5以下であ
り、また面精度はλ/4以下、好ましくはλ/6以下で
ある。このため、この内部品質は極めて良好であり、面
精度においても非常に優れている。
【0027】本発明はまた、上記のような方法を採用し
た装置、すなわち、上下一対の金型、非酸化性雰囲気中
で該金型を加熱する手段、金型の温度をモニターする温
度検知手段、および成形後、ガラスの温度が少なくとも
転移点から(転移点−50)℃に、好ましくは転移点か
ら(転移点−100)℃に迄冷却される間、上下金型の
温度差を5℃以内、好ましくは3℃以内に保つべく少な
くとも一方の金型、好ましくは双方の金型の温度を制御
する温度調節機構を備えていることを特徴とする精密ガ
ラス素子の製造装置に関する。
【0028】本発明の装置において非酸化性雰囲気中で
金型を加熱する手段としては、金型およびガラスを所定
温度に加熱できる手段であれば特に制限されることはな
く、例えば、高周波加熱コイル、赤外線加熱コイル、ヒ
ーター加熱等が挙げられる。
【0029】金型の温度をモニターする温度検知手段と
しては、金型の温度を正確に測定できる手段であれば特
に制限されることはなく、公知の手段を採用することが
でき、例えば、金型に取り付けた熱電対により検出する
手段、放射温度計により非接触測定する方法等を採用す
ることができる。
【0030】本発明の装置において、成形後、ガラスの
温度が少なくとも転移点から(転移点−50)℃に、好
ましくは転移点から(転移点−100)℃に迄冷却され
る間、上下金型の温度差を5℃以内、好ましくは3℃以
内に保つべく少なくとも一方の金型、好ましくは双方の
金型の温度を制御する温度調節機構としては、上記温度
検知手段によりモニターした結果に基づいて少なくとも
一方の金型、好ましくは双方の金型に対する加熱力を制
御する手段および/または上記結果に基づいて少なくと
も一方の金型、好ましくは双方の金型に吹き付ける冷却
ガスの流量及び/又は温度を調整する手段を採用するこ
とが望ましい。より好ましくは、上記温度検知手段によ
りモニターした結果に基づいて少なくとも一方の金型に
吹き付ける冷却ガスの流量及び/又は温度を調整する手
段が採用されている。
【0031】本発明はまた、上記製造装置によって製造
されることを特徴とする精密ガラス素子に関する。上記
製造装置によって製造される精密ガラス素子は、前記の
方法によって得られた精密ガラス素子と同様に、屈折率
分布幅が25×10-5以下、好ましくは20×10-5
下、より好ましくは15×10-5以下である。また、上
記装置において、金型の温度制御範囲の上限を(転移点
+30)℃に上げることによって、上記屈折率分布幅を
有するだけでなく、λ/4以下、好ましくはλ/6以下
の面精度を有する精密ガラス素子を製造することができ
る。本発明を以下の実施例によりさらに詳しく説明す
る。
【0032】
【実施例】実施例1 図1および図2を用いて説明する。金型は、凸R15mm
で直径15mmの上型2及び凹R50mmで直径15mmの下
型5からなる。これにより、凹R15mmで凸R50mmの
メニスカスレンズ8を成形する。プリフォーム硝材7と
しては、LaK8(Tg:652℃、At:679℃)を用い
た。
【0033】まず上記プリフォーム7を下型にセット
し、図示しない金型駆動機構により金型を移動させ成形
室を形成した。ついで、ガス供給システム13により窒
素ガスを成形室に導いた。このときのガス温度は室温
で、ガス圧は4kgf/cm2、流量は5l/minであった。成
形室が窒素ガスで満たされたら、高周波コイル10を用
いて上下金型を加熱した。所定温度(上型695℃、下
型710℃)に達してから3分間保持し、金型とプリフ
ォーム各面の均熱化を行った後、下型を駆動し、プレス
圧80kg/cm2で30秒間成形を行った。
【0034】成形後の冷却工程においては、上下各型の
温度を図示しない熱電対により検出した。その検出結果
に基づいて上下個別に金型の加熱パワーを調整すること
で、上下双方の型温を制御した。図2に示すようにまず
下型から冷却を開始し、上型との温度差がほぼ0になる
直前で、上型の冷却を開始し、転移点まで冷却した。上
型、下型、いずれの降温速度も50℃/minであった。
その後、(転移点−50)℃に相当する600℃迄、上
下金型の間で温度差を1〜2℃以内に保ちつつ冷却し
た。上型の降温速度は45℃/min、下型の降温速度は
45℃/minであった。その後は加熱コイルのパワーを
オフにして自然放冷に任せ、300℃まで金型内にガラ
スを保持したままで冷却した後、金型を開いて成形レン
ズ8を取り出した。この作業を同一の条件で10回繰り
返し、得られたレンズの屈折率分布幅を測定したとこ
ろ、当該屈折率分布幅は10×10-5〜20×10-5
あった。また、面精度は1/6λ〜1/8λ程度であっ
た。なお、加圧力の解除は金型の温度が(転移点−5
0)℃以下になった時点(600℃)で行われた。
【0035】実施例2 熱電対による金型温度検出結果に基づいて上下個別に金
型の加熱パワーを調整したり、ガス供給システム13由
来の窒素ガスの流量および温度を調整することによって
金型温度を制御したこと、窒素ガスの流量を5.0L/
minとして、上下金型が転移点から(転移点−50)℃
まで冷却される間の上型降温速度を39℃/min、下型
降温速度を40℃/minとしたこと、および金型温度が
(転移点−50)℃になった後は加熱コイルのパワーを
オフにし、窒素ガスにより冷却したこと以外、実施例1
と同様にして、成形レンズを得た。得られたレンズの屈
折率分布幅は15×10-5であった。なお、供給される
窒素ガスの温度は金型温度が(転移点−50)℃になる
までは100℃、それ以降は30℃であり、その流量は
5.0L/minであった。また、面精度は1/8λ程度
であった。
【0036】実施例3 供給される窒素ガスの流量を10.0L/minとして、
上下金型が転移点から(転移点−50)℃まで冷却され
る間の上型降温速度を51℃/min、下型降温速度を5
0℃/minとしたこと以外、実施例2と同様にして、成
形レンズを得た。得られたレンズの屈折率分布幅は20
×10-5であった。また、面精度は1/7λ程度であっ
た。
【0037】実施例4 供給される窒素ガスの流量を18.0L/minとして、
上下金型が転移点から(転移点−50)℃まで冷却され
る間の上型降温速度を60℃/min、下型降温速度を6
0℃/minとしたこと以外、実施例2と同様にして、成
形レンズを得た。得られたレンズの屈折率分布幅は25
×10-5であった。また、面精度は1/6λ程度であっ
た。
【0038】実施例5 図1および図3を用いて説明する。金型は、凸R15mm
で直径15mmの上型2及び凹R50mmで直径15mmの下
型5からなる。これにより凹R15mmで凸R50mmのメ
ニスカスレンズ8を成形する。プリフォーム硝材7とし
てはLaF71(Tg:632℃、At:672℃)を用い
た。
【0039】まず、上記プリフォーム7を下型5にセッ
トし、図示しない金型駆動機構により金型を移動させ成
形室を形成した。ついでガス供給システム13により窒
素ガスを成形室に導いた。このときのガス温度は室温
で、ガス圧は4Kgf/cm2、流量は5l/minであった。
成形室が窒素ガスで満たされたら、高周波コイル10を
用いて上下型を加熱した。
【0040】上型の温度が680℃、下型の温度が69
5℃に達してから3分間保持し、金型とプリフォーム各
面の均熱化を行った後、下型を駆動し、プレス圧100
kg/cm2で30秒間プレスを行った。
【0041】プレス後の冷却工程においては、上下各型
の温度を図示しない熱電対により検出した。その検出結
果に基づいて高周波加熱コイル10の加熱パワーを調整
することで、上下双方の金型冷却速度を制御した。図3
に示すように、上下型同時に冷却を開始し、上下金型の
温度差が転移点で0となるべく各々設定した降温速度で
転移点まで冷却した。上型の降温速度は45℃/min、
下型の降温速度は45℃/minであった。その後、金型
内にガラスを保持したまま、高周波加熱コイル10の加
熱パワーを制御する事により、転移点から(転移点−1
00)℃に相当する530℃にまでは金型の温度差をほ
ぼ1℃〜2℃以内に保った状態で冷却した。上型、下
型、いずれの降温速度も38℃/minであった。その後
320℃までは、金型の温度をモニターしつつ高周波加
熱コイル10のパワーをオフにして自然放冷に任せるこ
とにより冷却した後、金型を開き成形レンズ8を取り出
した。この作業を同一の条件で10回繰り返し、得られ
たレンズの屈折率分布幅を測定したところ、当該屈折率
分布幅は5×10-5〜8×10-5であり、その幅が極め
て小さく、転移点までの冷却時に上下金型に温度差があ
る場合であっも、良好な内部品質を有していた。また、
面精度は1/8λ程度であった。なお、加圧力の解除は
金型の温度が(転移点−100)℃以下になった時点
(530℃)で行われた。
【0042】実施例6 図1および図4を用いて説明する。金型は、凸R15mm
で直径15mmの上型2及び凹R50mmで直径15mmの下
型5からなる。これにより、凹R15mmで凸R50mmの
メニスカスレンズ8を成形する。プリフォーム硝材7と
してはSK5(Tg:658℃、At:704℃)を用いた。
【0043】まず上記プリフォーム7を下型にセット
し、図示しない金型駆動機構により金型を移動させ成形
室を形成した。ついで、ガス供給システム13により窒
素ガスを成形室に導いた。このときのガス温度は室温
で、ガス圧は4kgf/cm2、流量は5l/minであった。成
形室が窒素ガスで満たされたら、高周波コイル10を用
いて上下金型を加熱した。ここでは、プレス時の上下金
型温度を同一とし、上下金型の温度が730℃に達して
から3分間保持し、金型とプリフォーム各面の均熱化を
行った後、下型を駆動し、プレス圧100kg/cm2で3
0秒間成形を行った。
【0044】成形後の冷却工程においては、上下各型の
温度を図示しない熱電対により検出した。その検出結果
に基づいて上下個別に金型の加熱パワーを調整したり、
ガス供給システム13由来の窒素ガスの流量および温度
を調整することで、上下双方の型温を制御した。図4に
示すように、加熱パワーを弱め、上下型同時に冷却を開
始したが、導入した雰囲気の影響などにより、上下で降
温速度に差が生じた。そこで、上下金型の加熱パワーを
個別に調整し、(転移点+30)℃に相当する688℃
で、双方の型温差が0となるように補正した。下型は一
様に降温速度40℃/minで(転移点+30)℃まで冷
却され、上型は降温速度40℃/minで一旦、(転移点
+50)℃まで冷却された後、当該温度で保持され、下
型との温度差がほぼ0になる直前で、降温速度39℃/
minで(転移点+30)℃まで冷却された。その後、
(転移点−50)℃に至るまでの間は、金型の温度をモ
ニターしながら、加熱コイルのパワーを調整しつつ温度
差がない状態を維持した。上型、下型、いずれの降温速
度も37℃/minであった。その後は加熱コイルのパワ
ーをオフにして、自然放冷に任せ、300℃付近となっ
た時点で離型した。その結果、屈折率分布幅は8×10
-5となり、また、得られたレンズの面精度も1/8λ程
度であった。なお、加圧力の解除は金型の温度が(転移
点−50)℃以下になった時点(608℃)で行われ
た。
【0045】比較例1 供給される窒素ガスの流量を10.0L/minとして、
上下金型が転移点から(転移点−50)℃まで冷却され
る間の上型降温速度を50℃/min、下型降温速度を7
0℃/minとしたこと以外、実施例2と同様にして、成
形レンズを得た。得られたレンズの屈折率分布幅は48
×10-5であった。
【0046】比較例2 供給される窒素ガスの流量を10.0L/minとして、
上下金型が転移点から(転移点−50)℃まで冷却され
る間の上型降温速度を50℃/min、下型降温速度を8
0℃/minとしたこと以外、実施例2と同様にして、成
形レンズを得た。得られたレンズの屈折率分布幅は56
×10-5であった。
【0047】比較例3 供給される窒素ガスの流量を10.0L/minとして、
上下金型が転移点から(転移点−50)℃まで冷却され
る間の上型降温速度を50℃/min、下型降温速度を9
0℃/minとしたこと以外、実施例2と同様にして、成
形レンズを得た。得られたレンズの屈折率分布幅は62
×10-5であった。
【0048】比較例で得られたレンズは、実施例で得ら
れたレンズに比べて、内部歪みが大きくなっており、転
移点から(転移点−50)℃への上下金型の冷却時に上
下金型間に温度差があると、屈折率の分布が発生しやす
いことが明らかとなった。また、比較例で得られたレン
ズの面精度も1/1λ〜1/2λ程度となった。
【0049】
【発明の効果】本発明の方法により、成形されるガラス
内部での温度分布を軽減し、温度分布に起因する屈折率
分布の少ないガラス素子をプレス成形できる。ガラスの
温度が少なくとも転移点から(転移点−100)℃に迄
冷却される間、上下金型の温度差が5℃以内となる状態
にすることにより、屈折率分布を更に改善することが出
来る。ガラスの温度が少なくとも(転移点+30)℃か
ら(転移点−50)℃に迄冷却される間、上下金型の温
度差が5℃以内となるよう少なくとも一方の金型の温度
を制御することにより、屈折率分布を減少させると共に
面精度も改善することが出来る。上下金型の温度を検知
する手段により金型の温度をモニターするとともに、モ
ニターした結果に基づいて、少なくとも一方の金型に対
する加熱力を制御することにより金型間の温度差を5℃
以内とし、被成形ガラス内部の温度分布を低減し、屈折
率分布の発生を抑制できる。上下金型の温度を検知する
手段により金型の温度をモニターするとともに、モニタ
ーした結果に基づいて、少なくとも一方の金型に吹き付
ける冷却ガスの流量及び/又は温度を変化させることに
より、降温速度を速めることができ、成形サイクルの短
縮を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の方法を採用した装置の一例の概略断
面構成図を示す。
【図2】 本発明の方法における上下金型の温度と時間
との関係を表す概略図を一例を示す。
【図3】 本発明の方法における上下金型の温度と時間
との関係を表す概略図を一例を示す。
【図4】 本発明の方法における上下金型の温度と時間
との関係を表す概略図を一例を示す。
【符号の説明】
1:上型ブロック、2:上型、3:上胴型、4:下型ブ
ロック、5:下型、6:下胴型、7:ガラスプリフォー
ム、9:チャンバ、10:高周波加熱コイル、11:上
型ベース、12:下型ベース、13:非酸化性ガス供給
システム、14:ガス温度制御器、15:ガス流量制御
器、16:ガス圧制御器。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非酸化性雰囲気中で、上下一対の金型を
    加熱し、金型によりガラスプリフォームを成形し、成形
    後、ガラスを金型内に保持した状態で冷却を行い、その
    後、成形された素子を取り出す精密ガラス素子の製造方
    法であって、前記冷却工程では、ガラスの温度が少なく
    とも転移点から(転移点−50)℃に迄冷却される間、
    上下金型の温度差が5℃以内となるよう少なくとも一方
    の金型の温度を制御することを特徴とする精密ガラス素
    子の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記冷却工程においては、ガラスの温度
    が少なくとも(転移点−50)℃から(転移点−10
    0)℃に迄冷却される間、上下金型の温度差が5℃以内
    となるよう少なくとも一方の金型の温度を制御すること
    を特徴とする請求項1に記載の精密ガラス素子の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 前記冷却工程では、ガラスの温度が少な
    くとも(転移点+30)℃から(転移点−50)℃に迄
    冷却される間、上下金型の温度差が5℃以内となるよう
    少なくとも一方の金型の温度を制御することを特徴とす
    る請求項1に記載の精密ガラス素子の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記冷却工程において、上下金型の温度
    を検知する手段により金型の温度をモニターするととも
    に、モニターした結果に基づいて、少なくとも一方の金
    型に対する加熱力を制御することにより、上下金型の温
    度差を5℃以内とすることを特徴とする請求項1乃至3
    いずれかに記載の精密ガラス素子の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記冷却工程において、上下金型の温度
    を検知する手段により金型の温度をモニターするととも
    に、モニターした結果に基づいて、少なくとも一方の金
    型に吹き付ける冷却ガスの流量及び/又は温度を変化さ
    せることにより、上下金型の温度差を5℃以内とするこ
    とを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載の精密ガ
    ラス素子の製造方法。
  6. 【請求項6】 上下一対の金型、非酸化性雰囲気中で該
    金型を加熱する手段、金型の温度をモニターする温度検
    知手段、および成形後、ガラスの温度が少なくとも転移
    点から(転移点−50)℃に迄冷却される間、上下金型
    の温度差を5℃以内に保つべく少なくとも一方の金型の
    温度を制御する温度調節機構を備えていることを特徴と
    する精密ガラス素子の製造装置。
  7. 【請求項7】 前記温度調整機構として、前記温度検知
    手段によりモニターした結果に基づき、金型を冷却する
    冷却ガスの流量及び/又は温度を調整する手段を採用す
    ることを特徴とする請求項6に記載の精密ガラス素子の
    製造装置。
  8. 【請求項8】 請求項6または7に記載の精密ガラス素
    子の製造装置によって製造されることを特徴とする精密
    ガラス素子。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003063837A (ja) * 2001-08-27 2003-03-05 Olympus Optical Co Ltd 光学素子の成形方法及び成形装置
JP2006001802A (ja) * 2004-06-18 2006-01-05 Nikon Corp 光学素子成形方法、光学素子成形装置および光学素子の製造方法

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