JP2000103553A - チャック装置における筒状芯管の離脱装置 - Google Patents

チャック装置における筒状芯管の離脱装置

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JP2000103553A
JP2000103553A JP10275928A JP27592898A JP2000103553A JP 2000103553 A JP2000103553 A JP 2000103553A JP 10275928 A JP10275928 A JP 10275928A JP 27592898 A JP27592898 A JP 27592898A JP 2000103553 A JP2000103553 A JP 2000103553A
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Kosuke Oshima
浩資 大島
Shunichi Mizuno
俊一 水野
Yukio Kurokawa
由紀夫 黒河
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TETSUHARA JITSUGYO KK
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Kyoritsu Seiki Corp
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TETSUHARA JITSUGYO KK
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Kyoritsu Seiki Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】外部の付加装置の外力を加えることなく、筒状
芯管をチャック部材から強制的かつ自動的に取外して、
自動入れ替えを実現させる。 【解決手段】スピンドル1の先端部とチャック部材3の
後端部の間にチャック部材の中心軸線X−X方向にピス
トン14を内装した流体シリンダー15を設け、段付凹
状に区画形成されたシリンダー室16内にスプリング1
7を介して常時スピンドル側に附勢されたピストンが内
装されている。段付き係止爪8の後端部のバネ受け部材
13aとピストンの前面の間に摺動可能に配設された複
数本のピン状の支持解除用部材18は、チャック部材の
フランジ4に形成されたチャック部材の中心軸線方向と
平行な貫通孔19に挿通されて段付き係止爪の後端部の
バネ受け部材とピストンの前面とに当接するように構成
されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、チャック装置に
おける筒状芯管の離脱装置に係わり、更に詳しくは輪転
印刷機,フィルム加工機械等において使用する巻取り紙
やフィルム材料を支持する紙または樹脂材料から成る筒
状芯管の離脱装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、輪転印刷機等において使用するロ
ール状の巻取り紙は、筒状の芯管に巻取られており、ま
たその重量は1ton 以上もある。このため、輪転印刷機
等においてロール状の巻取り紙を巻出す際、回転かつ一
定のテンションを付与した状態で支持するには、従来か
ら種々の工夫がなされている。
【0003】例えば、特開昭59−26844号公報に
開示されている巻取紙チャック装置は、筒状芯管の両端
口金部を支持する構成として、先端部に係合部を備えた
支持軸に、周方向に出没自在な複数の爪を設け、摺動軸
を介して係合部材を進退させて爪を径方向に出没させる
ことにより筒状芯管の両端口金部を支持する構造になっ
ている。
【0004】然しながら、上記のような従来の巻取紙チ
ャック装置は、筒状芯管を取付ける際には問題はない
が、紙を使い終わった後、筒状芯管を爪を備えた軸から
外して自然落下させて回収することが出来ず、従って筒
状芯管の自動入れ替えは、外部に設けた付加装置からの
外力を加えずに実現させることが難しいと言う問題があ
った。
【0005】そこで、本願発明者らは、上記のような問
題を解決するため、紙を使い終わった後の筒状芯管をチ
ャック部材から取外して、筒状芯管の自動入れ替えを外
部の付加装置からの外力を加えずにチャック単独で実現
させることを可能とした巻取り紙筒状芯管のチャック支
持装置を創作し、平成3年2月28日に実用新案登録の
出願をし、平成8年6月16日(登録日)に実用新案登
録(登録番号第2524221 号) を受けている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
なチャック支持装置の巻取り紙筒状芯管は、巻取り製品
としては紙を対象として構成した(主としてボール紙を
原料として接着剤で固めて筒状芯管に構成した)もので
あるため、例えば、伸びの極めて少ない樹脂製のフィル
ム製品を対象として巻取ると、芯管自体の剛性や精度、
強度不足によりフィルム製品の巻き始めに皺等が発生し
て不良製品が生じ、また歩留りが極めて悪くなるため、
近年フィルムメーカー等では、鉄製,アルミニュウム製
の筒状芯管やガラスエポキシ樹脂製の筒状芯管を使用す
るようになってきている。
【0007】しかし、このような金属製の筒状芯管やガ
ラスエポキシ樹脂製の筒状芯管あるいは従来の紙筒状芯
管を上記のような本願出願人のチャック支持装置で実施
してみると、筒状芯管とチャック部材との摩擦等で自動
的に取外すには確実性に欠けることが判った。そこで、
本願発明者等はチャック支持装置を更に改良した発明を
創作した。
【0008】この発明の目的は、外部の付加装置の外力
を加えることなく、筒状芯管をチャック部材から強制的
に、かつ自動的に取外して、筒状芯管の自動入れ替えを
実現させることを可能としたチャック装置における筒状
芯管の離脱装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するため、チャック部材のフランジと、段付き係止爪
及びテーパ部材との間に、段付き係止爪及びテーパ部材
を、所定の弾性力によりチャック部材先端側に附勢する
弾性部材を介在させ、スピンドルの先端部とチャック部
材の後端部との間にチャック部材の中心軸線方向に摺動
可能なピストンを内装した流体シリンダーを設け、前記
段付き係止爪の後端部とピストン前面との間に、支持解
除用部材を摺動可能に配設し、前記筒状芯管の支持解除
時に、流体シリンダーを介して支持解除用部材を段付き
係止爪の後端部に当接させて筒状芯管の両端口部をチャ
ック部材から離脱させるようにしたことを要旨とするも
のである。
【0010】この発明は上記のように構成され、フィル
ム材料または紙材料の使い終わった後の筒状芯管の端末
部に、段付き係止爪及びテーパ部材から離脱させさるべ
く流体シリンダーのピストンを介して支持解除用部材に
より離脱力を付与させて、筒状芯管を段付き係止爪及び
テーパ部材から確実に、しかも自動的に取外して、筒状
芯管の自動入れ替えを可能とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づき、この発
明の実施例を説明する。図1は、左右一対のチャック装
置の断面図であって、チャック部材3の中心軸線X−X
の上方半断面図は、筒状芯管Wの非チャッキング状態、
中心軸線X−Xの下方半断面図は、筒状芯管Wのチャッ
キング状態を示している。この左右一対のチャック装置
により、所定幅の紙材料またはフィルム材料をロール状
に巻付けた筒状芯管Wの両端口部を回転可能に支持する
ものである。
【0012】図1において、1はスピンドル、2はスピ
ンドル1の後端側に設けられたブレーキユニット、3は
スピンドル1の先端側にフランジ4を介して装着された
チャック部材を示している。
【0013】前記チャック部材3の先端の端面には、図
1〜図3に示すように、ネジ(図示せず)を介してセン
ターキャップ5が装着され、また先端傾斜面6には、周
方向に所定の間隔を隔てて断面T字状で、かつセンター
キャップ5側に向かって傾斜するガイド溝7が形成さ
れ、このガイド溝7には、摺動可能な段付き係止爪8が
プレート9を介して各々設けられている。
【0014】また、前記チャック部材3の先端傾斜面7
の外周には、前記段付き係止爪8が出没する溝10(図
3参照)を備えた円錐台状のテーパ部材11が摺動可能
に被嵌され、前記チャック部材3のフランジ4と、段付
き係止爪8のテール部及びテーパ部材11の後端面との
間には、段付き係止爪8及びテーパ部材11を、所定の
弾性力によりセンターキャップ6側に附勢するコイルス
プリング等の径の異なる2本の弾性部材12a,12b
がバネ受け部材13a,13bを介して介設されてい
る。
【0015】前記スピンドル1の先端部とチャック部材
3の後端部との間には、チャック部材3の中心軸線X−
X方向に摺動可能なピストン14を内装した流体シリン
ダー15(この実施形態ではエアーシリンダー)が設け
てある。即ち、チャック部材3の後端部とスピンドル1
の先端部との間に段付凹状のシリンダー室16を区画形
成し、このシリンダー室16内にスプリング17を介し
て常時スピンドル1側に附勢された前記ピストン14が
摺動可能に内装されている。
【0016】また、前記段付き係止爪8の後端部のバネ
受け部材13aとピストン14の前面との間には、複数
本のピン状の支持解除用部材18が摺動可能に配設さ
れ、この支持解除用部材18は、チャック部材3のフラ
ンジ4に形成されたチャック部材3の中心軸線X−X方
向と平行な貫通孔19に挿通されて段付き係止爪8の後
端部のバネ受け部材13aとピストン14の前面とに当
接するように構成されている。なお、支持解除用部材1
8の長さは、段付き係止爪8の最後退位置でも空間が形
成される長さに形成され、筒状芯管Wのチャッキング時
にはフリーな状態となっている。
【0017】そして、前記筒状芯管Wの支持解除時に
は、流体シリンダー15を介して支持解除用部材18の
先端を段付き係止爪8の後端部のバネ受け部材13aに
当接させて筒状芯管Wの両端口部をチャック部材3から
強制的に離脱させるようにしている。
【0018】前記、チャック部材3が接続されるスピン
ドル1は、複数の軸受20を介してケーシング21に回
転自在に支持され、またケーシング21はアーム22に
支持されている。このスピンドル1の後端側には、チャ
ック部材3の回転に制動力を与える前述したブレーキユ
ニット2が取付けられた構成になっている。なお、ブレ
ーキユニット2は、従来公知のディスクブレーキ等を使
用する。
【0019】前記スピンドル1及びチャック部材3は、
ケーシング21に設けられた従動ラック23と、ピニオ
ン24とにより、スピンドル1の長手方向に前後移動出
来るように構成されており、またケーシング21は、ガ
イドキー25によりアーム22との間で回転しないよう
に固定されている。なお、26は流体シリンダー15の
シリンダー室に連通するスピンドル1に設けた流体通路
である。
【0020】従って、所定幅の紙材料またはフィルム材
料をロール状に巻付けた筒状芯管Wの両端口部を挟持し
て支持する場合には、従動ラック24と、ピニオン25
とにより、相対向するスピンドル1を互いに接近するよ
うに作動させて段付き係止爪8及びテーパ部材11によ
り支持し、また筒状芯管Wの支持を解除する場合には、
従動ラック23と、ピニオン24とにより相対向するス
ピンドル1を互いに離反するように作動させると共に、
上記の流体シリンダー15を介して支持解除用部材18
の先端を段付き係止爪8の後端部のバネ受け部材13a
に当接させて筒状芯管Wの両端口部をチャック部材3か
ら強制的に離脱させて取外すことが出来るものである。
【0021】次に、この発明にかかる左右一対のチャッ
ク装置により紙材料またはフィルム材料をロール状に巻
付けた筒状芯管Wの脱着作動について説明する。まず、
図1及び図2の中心線XーX上部の断面図に示すような
状態から、筒状芯管Wの両端口金部を挟持して支持する
場合には、上述したように従動ラック23と、ピニオン
24とにより、相対向するスピンドル1を互いに接近す
るように作動させてチャック部材3の段付き係止爪8及
びテーパ部材11を両端口金部の中心に一致させて係合
させる。
【0022】そして、上記の駆動機構により更にチャッ
ク部材3を接近する方向に移動させると、図1及び図2
の中心線XーX下方の断面図に示すように、最初に弾性
部材12bで押圧されているテーパ部材11が弾性部材
12bの弾性力に抗して後退し、次いで弾性部材12a
で押圧されている段付き係止爪8が溝10から径方向に
突出してきて、その段部で筒状芯管Wの両端口金部を内
面側から支持することになる。この支持した時には、筒
状芯管Wの芯出しもテーパ部材11のテーパ効果により
同時に行われることになる。
【0023】この状態で、スピンドル1を介してチャッ
ク部材3を回転駆動し、紙を巻出す操作を行うものであ
るが、筒状芯管Wがフリー回転して紙の巻出しを防止さ
せるため、ブレーキユニット2で、回転力に制動を与え
ながら回転する。
【0024】次に、筒状芯管Wから材料の巻出しが終了
してロール交換等を行うために、筒状芯管Wの両端口金
部をチャック部材3から取外す場合には、従動ラック2
3と、ピニオン24とにより相対向するスピンドル1を
互いに離反するように作動させると、弾性部材12a,
12bの弾性力により、常時センターキャップ6側に附
勢されている段付き係止爪8及びテーパ部材11が突出
し、これと同時に流体シリンダー15のピストン14を
作動させて図4の中心線XーX上部の断面図に示すよう
に支持解除用部材18の先端を段付き係止爪8の後端部
のバネ受け部材13aに突き当てると、前記弾性部材1
2a,12bの弾性力により若干緩んでいた筒状芯管W
の両端口部はチャック部材3から強制的に、かつ確実に
離脱させられる。
【0025】なお、筒状芯管Wの両端口部がチャック部
材3から開放されると、支持解除用部材18の先端は、
図4の中心線XーX下部の断面図に示すようにバネ受け
部材13aからは離れた状態となっている。
【0026】そしてチャック部材3で挟持されていた筒
状芯管Wの両端口金部は自動的に解除された状態となっ
て、筒状芯管Wは、テーパ部材11のテーパーによって
チャック部材3の支持部から自重により自動的に落下す
ることになる。この結果、ロールの自動段取り替えも容
易に行うことが出来、作業性も向上するのである。
【0027】次に、図5は支持解除用部材18Aの他の
実施形態を示し、この実施形態は、上記第1実施形態の
支持解除用部材18が、チャック部材3の中心軸線X−
X方向と平行にスライドするピンであったのに対して、
支持解除用部材18Aのピンが、ピストン14の先端に
その摺動方向と直交する向きに挿着され、かつ段付き係
止爪8の後端部のバネ受け部材13aに突き当てるよう
にしたものである。
【0028】即ち、ピストン14の先端にピストン14
の摺動方向と直交する向きに支持解除用部材18Aの挿
通孔27を形成し、更にチャック部材3には、支持解除
用部材18Aが中心線XーX方向に移動可能な貫通長孔
28を形成し、支持解除用部材18Aの先端側面が段付
き係止爪8の後端部のバネ受け部材13aに当接して筒
状芯管Wの両端口部がチャック部材3から確実に離脱で
きるようにしたものである。なお、その他の構成及び作
用は上記第1実施形態と同様なので同一符号を付して説
明は省略する。
【0029】また、図6はこの発明の第3実施形態を示
し、この実施形態は、筒状芯管Wの両端口金部をチャッ
ク部材3から取外す場合に、支持解除用部材18の先端
をテーパ部材11の後端部に設けたバネ受け部材13b
に突き当てることで筒状芯管Wの両端口部をチャック部
材3から強制的に、かつ確実に離脱させられるようにし
たものである。なお、その他の構成及び作用は上記第1
実施形態と同様なので同一符号を付して説明は省略す
る。
【0030】
【発明の効果】この発明は、上記のようにチャック部材
のフランジと、段付き係止爪及びテーパ部材との間に、
段付き係止爪及びテーパ部材を、所定の弾性力によりチ
ャック部材先端側に附勢する弾性部材を介在させ、スピ
ンドルの先端部とチャック部材の後端部との間にチャッ
ク部材の中心軸線方向に摺動可能なピストンを内装した
流体シリンダーを設け、前記段付き係止爪の後端部とピ
ストン前面との間に、支持解除用部材を摺動可能に配設
し、前記筒状芯管の支持解除時に、流体シリンダーを介
して支持解除用部材を段付き係止爪の後端部に当接させ
て筒状芯管の両端口部をチャック部材から離脱させるよ
うにしたので、外部の付加装置の外力を加えることな
く、筒状芯管をチャック部材から強制的に、かつ自動的
に取外して、筒状芯管の自動入れ替えを実現させること
が出来る効果がある。
【0031】また、筒状芯管を取外しを確実に、しかも
自動的に行うことが出来るので、安全に作業を行うこと
が出来ると共に、効率良くロールの交換を行うことが出
来る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】左右一対のチャック装置の断面図であって、チ
ャック部材の中心軸線X−Xの上方半断面図は、筒状芯
管Wの非チャッキング状態、中心軸線X−Xの下方半断
面図は、筒状芯管Wのチャッキング状態を示している。
【図2】図1のチャック部材の拡大断面図である。
【図3】チャック部材の側面図である。
【図4】中心線XーXより上側は、この発明の筒状部材
をチャック部材で保持した状態、中心線XーXより下側
は、筒状芯管の両端口金部をチャック部材から開放した
状態のそれぞれの断面図である。
【図5】この発明の第2実施形態における図1と同様な
図である。
【図6】この発明の第3実施形態における図1と同様な
図である。
【符号の説明】
1 スピンドル 2 ブレーキ
ユニット 3 チャック部材 4 フランジ 5 センターキャップ 6 先端傾斜
面 7 ガイド溝 8 段付き係
止爪 9 プレート 10 溝 11 テーパ部材 12a,12b 弾性部
材 13a,13b バネ受け部材 14 ピスト
ン 15 流体シリンダー 16 シリン
ダー室 17 スプリング 18,18A 支持解
除用部材 19 貫通孔 20 軸受 21 ケーシング 22 アーム 23 従動ラック 24 ピニオ
ン 25 ガイドキー 26 流体通
路 27 挿通孔 28 貫通長
孔 W 筒状芯管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大島 浩資 栃木県宇都宮市茂原1丁目2番19号 共立 精機株式会社内 (72)発明者 水野 俊一 東京都練馬区北町7丁目13番19号 鉄原実 業株式会社内 (72)発明者 黒河 由紀夫 千葉県千葉市稲毛区長沼原731番地の1 住友重機械工業株式会社千葉製造所内 Fターム(参考) 3F055 AA01 AA05 CA15 CA17 3F064 AA01 AA03 EB15

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定幅のフィルム材料または紙材料をロ
    ール状に巻付けた筒状芯管の両端口部を、チャック部材
    の先端傾斜面に設けた段付き係止爪と段付き係止爪が出
    没する溝を備えた円錐台状のテーパ部材とにより支持す
    るようにしたチャック装置における筒状芯管の離脱装置
    において、 前記チャック部材のフランジと、段付き係止爪及びテー
    パ部材との間に、段付き係止爪及びテーパ部材を、所定
    の弾性力によりチャック部材先端側に附勢する弾性部材
    を介在させ、スピンドルの先端部とチャック部材の後端
    部との間にチャック部材の中心軸線方向に摺動可能なピ
    ストンを内装した流体シリンダーを設け、前記段付き係
    止爪の後端部とピストン前面との間に、支持解除用部材
    を摺動可能に配設し、前記筒状芯管の支持解除時に、流
    体シリンダーを介して支持解除用部材を段付き係止爪の
    後端部に当接させて筒状芯管の両端口部をチャック部材
    から離脱させるようにしたことを特徴とするチャック装
    置における筒状芯管の離脱装置。
  2. 【請求項2】 前記支持解除用部材が、チャック部材の
    中心軸線方向と平行にスライドするピンである請求項1
    に記載のチャック装置における筒状芯管の離脱装置。
  3. 【請求項3】 前記支持解除用部材が、ピストンの摺動
    方向と直交する向きに挿着され、かつ段付き係止爪の後
    端部に当接するピンである請求項1に記載のチャック装
    置における筒状芯管の離脱装置。
  4. 【請求項4】 前記支持解除用部材を、テーパ部材の後
    端部とピストン前面との間に配設し、前記筒状芯管の支
    持解除時に、流体シリンダーを介して支持解除用部材を
    テーパ部材の後端部に当接させて筒状芯管の両端口部を
    チャック部材から離脱させるようにした請求項1,2ま
    たは3に記載のチャック装置における筒状芯管の離脱装
    置。
  5. 【請求項5】 前記流体シリンダーが、エアーシリンダ
    ーである請求項1,2,3または4に記載のチャック装
    置における筒状芯管の離脱装置。
  6. 【請求項6】 前記支持解除用部材の当接部は、段付き
    係止爪の後端に設けたバネ受け部材またはテーパ部材の
    後端に設けたバネ受け部材である請求項1,2,3,4
    または5に記載のチャック装置における筒状芯管の離脱
    装置。
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