JP2000103316A - 車載機器遠隔制御装置 - Google Patents

車載機器遠隔制御装置

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JP2000103316A
JP2000103316A JP10053699A JP10053699A JP2000103316A JP 2000103316 A JP2000103316 A JP 2000103316A JP 10053699 A JP10053699 A JP 10053699A JP 10053699 A JP10053699 A JP 10053699A JP 2000103316 A JP2000103316 A JP 2000103316A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、車両が使用状態である場合に携帯
機が車両の近傍にあることを確認することにより、車両
使用状態で携帯機が持ち去られるのを防止する車載機器
遠隔制御装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 携帯機に対してコード要求信号を送信
し、コード要求信号を受信した携帯機から返送される返
送コードのコード照合がなされたとき車両の使用許可を
行う車両使用許可手段を有する車載機器遠隔制御装置に
おいて、車両が使用状態である場合に携帯機が車内にあ
ることを確認する確認手段S30〜S40を有する。こ
のように、車両が使用状態である場合に携帯機が車内に
あることを確認することにより、車両使用状態で携帯機
が持ち去られるのを防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車載機器遠隔制御装
置に関し、携帯機との通信によるコード照合を行って照
合結果に基づいて車両の使用許可または不許可の制御を
行う車載機器遠隔制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、携帯機との通信によるコード
照合を行って照合結果に基づいて車両の使用許可または
不許可の制御を行う車載機器遠隔制御装置がある。例え
ば特開平3−21575号公報には、車両側の手動スイ
ッチを操作することにより、乗員が携行する暗証コード
発信機(携帯機)と車両に設けた受信機との間で交信が
行われ、車両に設けたコード照合手段にてコード信号の
相互確認がなされ、これにより、操作者が正当なユーザ
と認識されたとき車両の走行用電源回路がオンとなり、
エンジン始動を許可することが記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来装置では、車両の
エンジンが駆動されている状態で携帯機が持ち去られた
場合に、乗員が気づかない場合がある。例えば、携帯機
を持った乗員が他の乗員と運転を交替し、携帯機を持っ
たまま降車した場合や、車両の窓から携帯機の入った鞄
を車外に手渡した場合等である。このように携帯機が持
ち去られた状態で車両の運転を続け、停車してイグニッ
ションスイッチをオフにしてエンジンを停止させた後、
携帯機がないことに気づいた場合には、エンジンを再始
動することができないという問題が発生する。
【0004】本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、車両が使用状態である場合に携帯機が車両の近傍に
あることを確認することにより、車両使用状態で携帯機
が持ち去られるのを防止する車載機器遠隔制御装置を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、携帯機に対してコード要求信号を送信し、前記コー
ド要求信号を受信した携帯機から返送される返送コード
のコード照合がなされたとき車両の使用許可を行う車両
使用許可手段を有する車載機器遠隔制御装置において、
車両が使用状態である場合に前記携帯機が車内にあるこ
とを確認する確認手段を有する。
【0006】このように、車両が使用状態である場合に
携帯機が車内にあることを確認することにより、車両使
用状態で携帯機が持ち去られるのを防止することができ
る。請求項2に記載の発明は、請求項1記載の車載機器
遠隔制御装置において、前記確認手段は、前記携帯機に
対してコード要求信号を送信する送信手段と、前記携帯
機から返送される返送コードのコード照合がなされたと
き、前記携帯機が車内にあると判断する判断手段とを有
する。
【0007】このように、携帯機に対してコード要求信
号を送信し、携帯機から返送される返送コードのコード
照合がなされたときに、携帯機が車内にあることを確認
することができる。請求項3に記載の発明は、請求項2
記載の車載機器遠隔制御装置において、前記送信手段
は、前記車両の使用状態に応じて前記コード要求信号を
送信するタイミングを可変する。
【0008】このように、車両の使用状態に応じて前記
コード要求信号を送信するタイミングを可変することに
より、携帯機の検出を効率的に行うことが可能となる。
請求項4に記載の発明は、請求項3記載の車載機器遠隔
制御装置において、前記送信手段は、車両の使用状態が
所定の条件に合致するとき前記コード要求信号の送信間
隔を短くする。
【0009】請求項5に記載の発明は、請求項4記載の
車載機器遠隔制御装置において、前記所定の条件とは、
車速が所定値未満である。このように、携帯機が車外に
持ち去られる可能性がある車速が所定値未満であるとき
コード要求信号の送信間隔を短くすることにより、携帯
機の検出を効率的に行うことが可能となる。
【0010】請求項6に記載の発明は、請求項4記載の
車載機器遠隔制御装置において、前記所定の条件とは、
車両の窓が開いている状態である。このように、携帯機
が車外に持ち去られる可能性がある車両の窓が開いてい
る状態でコード要求信号の送信間隔を短くすることによ
り、携帯機の検出を効率的に行うことが可能となる。
【0011】請求項7に記載の発明は、請求項3記載の
車載機器遠隔制御装置において、前記送信手段は、車両
の使用状態が所定の条件に合致するとき前記コード要求
信号の送信間隔を長くする。請求項8に記載の発明は、
請求項7記載の車載機器遠隔制御装置において、前記所
定の条件とは、車速が所定値以上である。
【0012】このように、携帯機が車外に持ち去られる
可能性が少ない車速が所定値以上であるときコード要求
信号の送信間隔を長くすることにより、携帯機の検出を
効率的に行うことが可能となる。請求項9に記載の発明
は、請求項7記載の車載機器遠隔制御装置において、前
記所定の条件とは、前記携帯機が車内の所定位置に保持
されている状態である。
【0013】このように、携帯機が車外に持ち去られる
可能性がない、携帯機が車内の所定位置に保持されてい
る状態であるときコード要求信号の送信間隔を長くする
ことにより、携帯機の検出を効率的に行うことが可能と
なる。請求項10に記載の発明は、請求項2乃至9のい
ずれか記載の車載機器遠隔制御装置において、前記送信
手段に電源を供給する電源供給手段を有し、前記送信手
段が前記コード要求信号を送信しないときに、前記電源
供給手段は前記送信手段への電源の供給を停止する。
【0014】このように、送信手段がコード要求信号を
送信しないときに、電源供給手段は送信手段への電源の
供給を停止するため、ノイズによる送信手段の誤動作を
防止することができる。請求項11に記載の発明は、請
求項2記載の車載機器遠隔制御装置において、前記確認
手段によるコード照合は、前記携帯機に対して送信する
固定コード信号と可変コード信号のうち固定コード信号
を用いて行う。
【0015】このように、車載機から携帯機に対して送
信する固定コード信号と可変コード信号のうち固定コー
ド信号を用いて行うため、簡易的に携帯機が車内にある
ことを確認することができ、かつ、電力消費量を低減す
ることができる。請求項12に記載の発明は、請求項1
乃至11のいずれか記載の車載機器遠隔制御装置におい
て、前記確認手段で前記携帯機が車内にあることを確認
できなかったとき、警報を発する警報手段を有する。
【0016】このように、携帯機が車内にあることを確
認できなかったとき、警報を発することにより、車両使
用状態で携帯機が持ち出された場合、早期に警報を発し
て携帯機の持ち出しを防止することができる。請求項1
3に記載の発明は、請求項1乃至12のいずれか記載の
車載機器遠隔制御装置において、前記車両使用許可手段
によるコード要求信号の送信間隔と、前記送信手段によ
るコード要求信号の送信間隔とを異ならしめる。
【0017】このため、車両使用許可及び携帯機検出そ
れぞれの最適な送信間隔でコード要求信号を送信するこ
とができる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は本発明装置の車載機の一実
施例のブロック図を示す。同図中、車載機10は、第1
送信アンテナ11及び第2送信アンテナ12の2つのア
ンテナを有している。第1送信アンテナ11は、車両
(4輪車)の例えばドアの取っ手に設けられている。一
方、第2送信アンテナ12は、車室内のインスツルパネ
ル付近に設けられている。第1送信アンテナ11は第1
送信部14に接続され、第2送信アンテナ12は第2送
信部16に接続されている。この第1送信部14及び第
2送信部16はECU(電子制御装置)20に接続され
ている。
【0019】ECU20は第1送信部14,第2送信部
16それぞれに第1,第2のリクエストコードを供給
し、この第1,第2のリクエストコードが変調された周
波数例えば134kHzのリクエスト信号(コード要求
信号)が第1送信アンテナ11,第2送信アンテナ12
から携帯機60に対して送信される。なお、実際の回路
としては第1送信部14,第2送信部16を1回路にま
とめても良い。また、車両には受信アンテナ22が設け
られており、この受信アンテナ22で受信された携帯機
60よりの周波数例えば300MHzの信号は受信回路
24で復調されてECU20に供給される。
【0020】ECU20にはメモリ26が接続されてお
り、このメモリ26にはドアロックの第1コード、エン
ジン始動の第2コード、トランスポンダIDコード等の
互いに異なる複数のコードが格納されている。メモリ2
6はEEPROM等の不揮発性メモリであり、電源が遮
断されてもその記憶内容は保持される。操作検出部28
はユーザによる各種スイッチ操作を検出するものであ
り、例えばイグニッションスイッチの操作を検出し、そ
の操作検出信号をECU20に供給する。ドア開閉検出
部30は運転席ドアの開閉(または全てのドアの個別の
開閉)を検出し、その検出信号をECU20に供給す
る。センサ群32は、車速や窓の開閉を検出する各種セ
ンサであり、これらの各種センサの検出信号はECU2
0に供給される。
【0021】また、ECU20には、ステアリングロッ
ク部40、イモビライザ部42、ドアロック部44が接
続されている。ステアリングロック部40はステアリン
グの操作を機械的に禁止する機構である。イモビライザ
部42はエンジン50への燃料供給及びイグニッション
動作を禁止する機構である。ドアロック部44は全ての
ドアのロック/アンロックを行う機構である。また、E
CU20はエンジン制御部48が接続されており、エン
ジン制御部48はセルモータを利用してエンジン50の
始動を制御すると共に、エンジン50の駆動停止も制御
できる。
【0022】図2は本発明装置の携帯機の一実施例のブ
ロック図を示す。同図中、携帯機60は、送信アンテナ
62と受信アンテナ64を有している。これらのアンテ
ナ62,64は送受信回路66に接続され、送受信回路
66はECU68に接続されている。この受信アンテナ
64で受信された車載機10よりの周波数例えば134
kHzのリクエスト信号は送受信回路66で復調されて
ECU68に供給される。また、ECU68はメモリ7
0から読み出した第1,第2コードを送受信回路66に
供給し、この第1,第2コードが送受信回路66で変調
されて、周波数例えば300MHzの信号で送信アンテ
ナ62から車載機10に対して送信される。
【0023】図3に第1,第2送信アンテナと携帯機6
0との通信を模式的に示す。同図中、車載機10の第
1,第2送信アンテナ11,12からは、周波数134
kHzの第1,第2のリクエスト信号が送信され、携帯
機60はこの第1,第2のリクエスト信号を受信する
と、受信したリクエスト信号に応じて第1,第2コード
を変調した周波数300MHzの信号を返送する。車載
機10の受信アンテナ22で受信された周波数300M
Hzの信号は受信回路24で復調されてECU20に供
給され、ECU20は上記第1,第2コードを受信す
る。
【0024】図4は本発明装置のECU20が実行する
エンジン始動処理の一実施例のフローチャートを示す。
ECU20は全てのドアがロックされた状態で、定期的
(例えば200msec毎)に、この処理を実行する。
同図中、ステップS10でECU20は送信部14で第
1のリクエストコードを変調した周波数134kHzの
リクエスト信号を第1アンテナ11から送信させる。こ
の後、ステップS12で携帯機60からの周波数300
MHzの返送信号が受信回路24で受信されたか否かを
判別し、受信された場合にはステップS14で受信回路
24から供給される復調されたコードをメモリ26に格
納されている第1コードと照合する。携帯機60からの
返送信号が受信されてない場合、または、復調されたコ
ードが第1コードと一致しない場合にはステップS10
に進み、携帯機60からの返送信号が受信され、かつ、
復調されたコードが第1コードと一致した場合にはステ
ップS16に進む。
【0025】ここで、ユーザが正規の携帯機60を携行
して車両に近付いた場合には、携帯機60の受信アンテ
ナ64で、第1のリクエストコードを変調した周波数1
34kHzのリクエスト信号が受信されるため、携帯機
60は、第1のリクエストコードに応じて第1コードを
変調した周波数300MHzの信号を送信アンテナ62
から返送し、ステップS14で復調されたコードが第1
コードと一致してステップS16に進む。ECU20
は、ユーザが正規の携帯機60を携行して車両に近付い
たため、ステップS16でドアロック部44を制御して
全てのドアをアンロックする。
【0026】次に、ECU20は、ステップS18で、
車室内のインスツルパネル付近に設けられている第2送
信アンテナ12から第2のリクエストコードを変調した
周波数134kHzのリクエスト信号を送信させる。こ
の後、ステップS20で携帯機60からの返送信号が受
信回路24で受信されたか否かを判別し、受信された場
合にはステップS22で受信回路24から供給される復
調されたコードをメモリ26に格納されている第2コー
ドと照合する。携帯機60からの返送信号が受信されて
ない場合、または、復調されたコードが第2コードと一
致しない場合にはステップS18に進み、携帯機60か
らの返送信号が受信され、かつ、復調されたコードが第
2コードと一致した場合にはステップS24に進む。
【0027】ユーザが正規の携帯機60を携行して乗車
した場合には、ECU20は、ステップS24でステア
リングロック部40を制御してステアリングのロックを
解除すると共に、イモビライザ部42を制御してエンジ
ン50への燃料供給の禁止を解除すると共に、イグニッ
ション動作の禁止を解除する。これにより、ユーザがイ
グニッションキーを所定位置まで回転させると、エンジ
ン制御部48によりエンジン50が始動される。
【0028】図5は本発明装置のECU20が実行する
携帯機検出処理の第1実施例のフローチャートを示す。
同図中、ステップS30ではドア開閉検出部30により
ドア開が検出されたか否かを判別し、ドア開が検出され
るとステップS32に進む。ステップS32ではドア開
閉検出部30によりドア閉が検出されたか否かを判別
し、ドア閉が検出されるとステップS34に進んで所定
時間(例えば数秒)待機し、ステップS36でECU2
0は車室内のインスツルパネル付近に設けられている第
2送信アンテナ12から第2のリクエストコードを変調
した周波数134kHzのリクエスト信号を送信させ
る。
【0029】この後、ステップS38で携帯機60から
の返送信号が受信回路24で受信されたか否かを判別
し、受信された場合にはステップS40で受信回路24
から供給される復調されたコードをメモリ26に格納さ
れている第2コードと照合する。携帯機60からの返送
信号が受信されてない場合、または、復調されたコード
が第2コードと一致しない場合にはステップS42に進
んで警報処理を行う。携帯機60からの返送信号が受信
され、かつ、復調されたコードが第2コードと一致した
場合にはこの処理サイクルを終えステップS30進み、
上記の処理を繰り返す。
【0030】ステップS42の警報処理では、インスツ
ルメントパネル内に設けた警報ランプを点滅させ、警報
ブザーを鳴らす。この他にも、エンジンを停止させ、全
てのドアをロックさせても良く、更に、ギアをパーキン
グレンジに入れる制御を行っても良い。ドアが開閉され
た場合には、携帯機60を持った乗員が他の乗員と運転
を交替し、携帯機を持ったまま降車するおそれがあるた
め、携帯機60にリクエスト信号を送信して、携帯機6
0から返送されるコードが第2コードと一致することに
よって車内での携帯機60の検出を行い、携帯機60が
持ち出されてないことを確認できる。
【0031】更に、ステップS42の代わりに、図6に
示す繰り返しルーチンを組み込んでも良い。図6におい
ては、ステップS44でカウンタNを零にリセットし、
ステップS45でカウンタNを1だけインクリメントす
る。この後、ステップS46でECU20は車室内のイ
ンスツルパネル付近に設けられている第2送信アンテナ
12から第2のリクエストコードを変調した周波数13
4kHzのリクエスト信号を送信させる。
【0032】そして、ステップS48で受信回路24か
ら供給される復調されたコードをメモリ26に格納され
ている第2コードと照合する。復調されたコードが第2
コードと一致しない場合にはステップS50でカウンタ
Nが所定値N1を超えているか否かを判別し、N≦N1
であればステップS45に進み、N>N1であればステ
ップS52(ステップS42と同一)に進んで警報処理
を行う。また、ステップS48で復調されたコードが第
2コードと一致した場合にはこのルーチンを終えステッ
プS30進み、図5の処理を繰り返す。この図6に示す
ルーチンを組み込むことによって、携帯機60の検出を
たまたま失敗した場合に、誤って警報が出されることを
防止できる。
【0033】図7は本発明装置のECU20が実行する
携帯機検出処理の第2実施例のフローチャートを示す。
同図中、図5と同一部分には同一符号を付す。図7にお
いて、ステップS60ではセンサ群32の車速センサに
より検出された車速がほぼ零か否かを判別し、車速がほ
ぼ零のときステップS62に進む。ステップS62では
車速が零以上となったか否かを判別し、車速が零以上と
なったときステップS36に進む。ステップS36でE
CU20は車室内のインスツルパネル付近に設けられて
いる第2送信アンテナ12から第2のリクエストコード
を変調した周波数134kHzのリクエスト信号を送信
させる。
【0034】この後、ステップS38で携帯機60から
の返送信号が受信回路24で受信されたか否かを判別
し、受信された場合にはステップS40で受信回路24
から供給される復調されたコードをメモリ26に格納さ
れている第2コードと照合する。携帯機60からの返送
信号が受信されてない場合、または、復調されたコード
が第2コードと一致しない場合にはステップS42に進
んで警報処理を行う。携帯機60からの返送信号が受信
され、かつ、復調されたコードが第2コードと一致した
場合にはこの処理サイクルを終えステップS60進み、
上記の処理を繰り返す。ステップS42の警報処理で
は、インスツルメントパネル内に設けた警報ランプを点
滅させ、警報ブザーを鳴らす。
【0035】車両が停止し(車速がほぼ零)、その後発
進した場合には、携帯機60を持った乗員が他の乗員と
運転を交替し携帯機を持ったまま降車したり、車両の窓
から携帯機の入った鞄を車外に手渡されるおそれがある
ため、携帯機60にリクエスト信号を送信して、携帯機
60から返送されるコードが第2コードと一致すること
によって車内での携帯機60の検出を行い、携帯機60
が持ち出されてないことを確認できる。
【0036】図7の実施例では、車両が信号で停止する
度に、車内での携帯機60の検出動作が無駄に行われ効
率が悪い。これを解決するのが、図8に示す実施例であ
る。図8は本発明装置のECU20が実行する携帯機検
出処理の第3実施例のフローチャートを示す。同図中、
図7と同一部分には同一符号を付す。図8において、ス
テップS66ではセンサ群32の窓開閉センサの検出信
号により窓が全閉か否かを判別する。そして、窓が全閉
でないときにのみステップS60に進み、ここでセンサ
群32の車速センサにより検出された車速がほぼ零か否
かを判別し、車速がほぼ零のときステップS62に進
む。ステップS62では車速が零以上となったか否かを
判別し、車速が零以上となったときステップS36に進
む。ステップS36でECU20は車室内のインスツル
パネル付近に設けられている第2送信アンテナ12から
第2のリクエストコードを変調した周波数134kHz
のリクエスト信号を送信させる。
【0037】この後、ステップS38で携帯機60から
の返送信号が受信回路24で受信されたか否かを判別
し、受信された場合にはステップS40で受信回路24
から供給される復調されたコードをメモリ26に格納さ
れている第2コードと照合する。携帯機60からの返送
信号が受信されてない場合、または、復調されたコード
が第2コードと一致しない場合にはステップS42に進
んで警報処理を行う。携帯機60からの返送信号が受信
され、かつ、復調されたコードが第2コードと一致した
場合にはこの処理サイクルを終えステップS66進み、
上記の処理を繰り返す。ステップS42の警報処理で
は、インスツルメントパネル内に設けた警報ランプを点
滅させ、警報ブザーを鳴らす。
【0038】このようにして窓が全閉でないときにの
み、車両が停止し(車速がほぼ零)、その後発進した場
合に車内での携帯機60の検出を行い、携帯機60が持
ち出されてないことを確認できる。なお、図7,図8に
おいても、ステップS42の代わりに、図6に示す繰り
返しルーチンを組み込んでも良い。図7,図8の実施例
では、車両が信号で停止した後発進した場合に、複数の
車両がこの装置を搭載しているとき、各車で携帯機に対
するリクエスト信号の送信が一斉に行われ、電波干渉に
より返送信号から復調されたコードが第2コードと一致
しないことが多発する可能性がある。このため、エンジ
ン駆動時における車載機10からのリクエスト信号の送
信電力、及び携帯機60からの返送信号の送信電力は必
要最小限とする。
【0039】図9は本発明装置のECU20が実行する
携帯機検出処理の第4実施例のフローチャートを示す。
同図中、図5と同一部分には同一符号を付す。図7にお
いて、ステップS70ではECU20内で計時を行うタ
イマTを零にリセットする。次に、ステップS72でタ
イマTの計時した時間が所定時間(例えば数分または数
十分)を経過したか否かを判別する。ここで、タイマT
の計時した時間が所定時間を経過したときステップS3
6に進む。ステップS36において、ECU20は車室
内のインスツルパネル付近に設けられている第2送信ア
ンテナ12から第2のリクエストコードを変調した周波
数134kHzのリクエスト信号を送信させる。
【0040】この後、ステップS38で携帯機60から
の返送信号が受信回路24で受信されたか否かを判別
し、受信された場合にはステップS40で受信回路24
から供給される復調されたコードをメモリ26に格納さ
れている第2コードと照合する。携帯機60からの返送
信号が受信されてない場合、または、復調されたコード
が第2コードと一致しない場合にはステップS42に進
んで警報処理を行う。携帯機60からの返送信号が受信
され、かつ、復調されたコードが第2コードと一致した
場合にはこの処理サイクルを終えステップS70進み、
上記の処理を繰り返す。ステップS42の警報処理で
は、インスツルメントパネル内に設けた警報ランプを点
滅させ、警報ブザーを鳴らす。
【0041】前述のように、図7,図8の実施例では車
両が信号で停止した後発進した場合に、複数の車両がこ
の装置を搭載しているとき、各車で携帯機に対するリク
エスト信号の送信が一斉に行われ、電波干渉により返送
信号から復調されたコードが第2コードと一致しないこ
とが多発する可能性があるが、この実施例では各車で定
期的に車内での携帯機60の検出を行うため、隣接車両
における電波干渉の発生がほとんどなく、返送信号から
復調されたコードが第2コードと一致しなくなるエラー
を防止できる。
【0042】また、携帯機60の電源であるバッテリー
の消耗を抑え、バッテリー寿命を延ばすことができる。
なお、タイマTを用いて所定時間毎に車内での携帯機6
0の検出を行う代わりに、所定走行距離毎に車内での携
帯機60の検出を行う構成としても良い。ところで、上
記第4実施例では長時間運転を行うと携帯機60のバッ
テリーの消耗がどうしても早くなる。これを解消しよう
とするのが次の実施例である。この実施例では例えばイ
ンスツルメントパネルに、携帯機60を装着する装着部
を設け、この装着部への携帯機60の装着をセンサ群3
2のセンサで検出する。そして、装着部への携帯機60
の装着をセンサ群32のセンサで検出すると、ECU2
0で図10に示すモード切換処理を実行する。
【0043】図10に示すモード切換処理の第1実施例
のフローチャートにおいて、ステップS80でカウンタ
Nを零にリセットし、ステップS82でカウンタNを1
だけインクリメントする。この後、ステップS84でE
CU20は車室内のインスツルパネル付近に設けられて
いる第2送信アンテナ12から第2のリクエストコード
を変調した周波数134kHzのリクエスト信号を送信
させる。
【0044】そして、ステップS86で受信回路24か
ら供給される復調されたコードをメモリ26に格納され
ている第2コードと照合する。復調されたコードが第2
コードと一致しない場合にはステップS88でカウンタ
Nが所定値N1を超えているか否かを判別し、N≦N1
であればステップS82に進み、N>N1であればこの
処理を終了する。また、ステップS48で復調されたコ
ードが第2コードと一致した場合には、ステップS90
でリクエスト停止モードへの切換を行い、図9に示すフ
ローチャートの所定時間毎の車内での携帯機60の検出
を停止させ、この処理を終了する。
【0045】運転開始時や例えば信号待ち等の運転中の
都合の良いときに、運転者が携帯機60を装着部に装着
すると、装着部への携帯機60の装着を検出した後、車
内での携帯機60の検出が行われ、それ以降の車内での
携帯機60の検出が停止されるため、携帯機60のバッ
テリーの消耗を防止できる。装着部に装着されたのが正
当な携帯機60であるかを更に厳しく確認する実施例に
ついて図11及び図12を用いて説明する。図11に示
すように、車両のインスツルパネルに、携帯機60を挿
入して装着する装着部80を設け、装着部80に装着検
出センサ82を配設する。装着検出センサ82は携帯機
60の挿入により押動されてオフからオンとなる。ま
た、携帯機60を支持する支持部84の周囲にイモビコ
イル86が巻回されており、このイモビコイル86はイ
モビアンプ88に接続されている。
【0046】また、携帯機60にはトランスポンダ回路
90が設けられている。トランスポンダ回路90は共振
回路及びレジスタを内蔵しており、イモビアンプ88か
らイモビコイル86を経て送信された高周波を共振回路
で受信すると、この高周波のエネルギーを電力として共
振回路に蓄積し、レジスタから読み出した固有のトラン
スポンダIDコードを送信する。なお、このトランスポ
ンダIDコードはイモビコイルからイモビアンプ86を
経てECU20に供給される。
【0047】図12は本発明装置のECU20が実行す
るモード切換処理の第2実施例のフローチャートを示
す。この処理は装着検出センサ82のオンにより開始さ
れる。同図中、ECU20はステップS100でカウン
タNを零にリセットし、ステップS102でカウンタN
を1だけインクリメントする。この後、ステップS10
4でイモビアンプ88に所定時間だけ例えば周波数13
4kHzの高周波を出力させる。この高周波はイモビア
ンプ88からイモビコイル86に供給され、イモビコイ
ル86から送信される。
【0048】トランスポンダ回路90はこの高周波を内
蔵の共振回路で受信して高周波のエネルギーを電力とし
て蓄積し、固有のトランスポンダIDコードを例えば周
波数134kHzの信号で送信する。次に、ステップS
106でECU20はイモビアンプ88の高周波出力を
停止させ、イモビコイル86で受信されたトランスポン
ダIDコードがイモビアンプ88で増幅及び復調されて
供給されるのを読み取ってメモリ26に格納されている
トランスポンダ回路のIDコードと一致するか否かを判
別する。トランスポンダIDコードがメモリ26のID
コードと一致しない場合にはステップS108でカウン
タNが所定値N1を超えているか否かを判別し、N≦N
1であればステップS104に進み、N>N1であれば
この処理を終了する。また、ステップS108で読み取
ったコードがIDコードと一致した場合にはステップS
110でリクエスト停止モードへの切換を行い、図9に
示す所定時間毎の車内での携帯機60の検出を停止さ
せ、この処理を終了する。
【0049】この実施例では、運転開始時や例えば信号
待ち等の運転中の都合の良いときに、運転者が携帯機6
0を装着部に装着すると、装着部への携帯機60の装着
を検出した後、車内での携帯機60の検出が行われ、そ
れ以降の車内での携帯機60の検出が停止されるため、
携帯機60のバッテリーの消耗を防止できる。また、ト
ランスポンダIDコードを照合することにより、装着部
に装着されたのが正当な携帯機60であるかを更に厳し
く確認することができる。
【0050】ここで、図13(A)に示すように、車両
側から第2のリクエストコード(8ビットの固定コード
信号)を変調した周波数134kHzのリクエスト信号
を送信し、これを受信した携帯機60から図13(B)
に示すように周波数300MHzの時間t1(例えば5
m秒)のバースト信号を返送する。車両側でこのバース
ト信号を受信すると、チャレンジコード(ランダムに生
成した32ビットの暗号である可変コード信号)を変調
した周波数134kHzのチャレンジ信号を送信し、こ
れを受信した携帯機60でチャレンジコードを用いて第
2コードを暗号化した応答データフレーム(例えば10
0m秒に相当)を返送し、これを車両側で確認する構成
が考えられる。
【0051】この場合の本発明装置のECU20が実行
する携帯機検出処理の第5実施例のフローチャートを図
14に示す。同図中、図9と同一部分には同一符号を付
す。図14において、ステップS70ではECU20内
で計時を行うタイマTを零にリセットする。次に、ステ
ップS72でタイマTの計時した時間が所定時間(例え
ば数分または数十分)を経過したか否かを判別する。こ
こで、タイマTの計時した時間が所定時間を経過したと
きステップS36に進む。ステップS36において、E
CU20は車室内のインスツルパネル付近に設けられて
いる第2送信アンテナ12から第2のリクエストコード
を変調した周波数134kHzのリクエスト信号を送信
させる。
【0052】この後、ステップS120で携帯機60か
らのバースト信号が受信回路24で受信されたか否かを
判別し、携帯機60からのバースト信号が受信されてな
い場合にはステップS42に進んで警報処理を行う。携
帯機60からのバースト信号が受信された場合にはこの
処理サイクルを終えステップS70進み、上記の処理を
繰り返す。ステップS42の警報処理では、インスツル
メントパネル内に設けた警報ランプを点滅させ、警報ブ
ザーを鳴らす。この実施例では車載機10からチャレン
ジ信号を送信しないために車載機10の消費電流を低減
することができ、また、携帯機60から応答データフレ
ームを返送しないので携帯機60の消費電流を低減する
ことができる。
【0053】上記の実施例は、バースト信号の受信で携
帯機60の存在を推定しているが、第2コードの照合を
行っていない。この照合を行うのが次の実施例である。
図15は本発明装置のECU20が実行する携帯機検出
処理の第6実施例のフローチャートを示す。同図中、図
6と同一部分には同一符号を付す。図15において、E
CU20はステップS130でカウンタMを零にリセッ
トし、ステップS132でカウンタMを1だけインクリ
メントする。
【0054】この後、ステップS134でカウンタMが
所定値M2(例えば6)以上か否かを判別し、M<M2
のときステップS136に進み、M≧M2のときステッ
プS138に進む。ステップS136において、ECU
20は第2のリクエストコードを変調した周波数134
kHzのリクエスト信号を送信させ、ステップS140
で携帯機60からのバースト信号が受信回路24で受信
されたか否かを判別し、携帯機60からのバースト信号
が受信された場合にはステップS132に進み、携帯機
60からのバースト信号が受信されない場合にはステッ
プS138に進む。
【0055】ステップS138では、ECU20は第2
のリクエストコードを変調した周波数134kHzのリ
クエスト信号を送信させ、バースト信号の受信に続いて
チャレンジコードを変調した周波数134kHzのチャ
レンジ信号を送信させる。そして、ステップS142で
携帯機60からの応答データフレームが受信回路24で
受信された応答データフレームから復号化したコードを
メモリ26に格納されている第2コードと照合する。
【0056】ここで、携帯機60からのバースト信号及
び応答データフレームが受信されてない場合、または、
復号されたコードが第2コードと一致しない場合にはス
テップS44に進む。携帯機60からの返送信号が受信
され、かつ、復号されたコードが第2コードと一致した
場合にはステップS130に進む。ステップS44では
カウンタNを零にリセットし、ステップS45でカウン
タNを1だけインクリメントする。この後、ステップS
46でECU20は車室内のインスツルパネル付近に設
けられている第2送信アンテナ12から第2のリクエス
トコードを変調した周波数134kHzのリクエスト信
号を送信させる。
【0057】そして、ステップS48で受信回路24か
ら供給される復調されたコードをメモリ26に格納され
ている第2コードと照合する。復調されたコードが第2
コードと一致しない場合にはステップS50でカウンタ
Nが所定値N1を超えているか否かを判別し、N≦N1
であればステップS45に進み、N>N1であればステ
ップS52(ステップS42と同一)に進んで警報処理
を行う。また、ステップS48で復調されたコードが第
2コードと一致した場合にはステップS130進み、図
15の処理を繰り返す。
【0058】従って、通常は第2のリクエストコードに
対してバースト信号が受信されたときに携帯機60は車
内に存在すると判断されるが、M2回毎にチャレンジ信
号を送信して第2コードの照合を行う。このため、節電
を行いつつ正当な携帯機が車内に存在することを確実に
検出できる。また、図13に示すリクエスト形態の代わ
りに図16に示すリクエスト形態を用いても良い。図1
6(A)に示すように、車両側から第2のリクエストコ
ード(8ビットの固定コード信号)を変調した周波数1
34kHzのリクエスト信号を送信し、これを受信した
携帯機60から図16(B)に示すように周波数300
MHzの時間t1(例えば5m秒)のバースト信号を返
送する。車両側でこのバースト信号を受信すると、カー
ナンバを変調した周波数134kHzのチャレンジ信号
を送信し、これを受信した携帯機60から周波数300
MHzのバースト信号を返送する。
【0059】車両側でこのバースト信号を受信すると、
キーナンバを変調した周波数134kHzのチャレンジ
信号を送信し、これを受信した携帯機60から周波数3
00MHzのバースト信号を返送する。車両側でこのバ
ースト信号を受信すると、チャレンジコード(ランダム
に生成した32ビットの暗号である可変コード信号)を
変調した周波数134kHzのチャレンジ信号を送信
し、これを受信した携帯機60でチャレンジコードを用
いて第2コードを暗号化した応答データフレーム(例え
ば100m秒に相当)を返送し、これを車両側で確認す
る。
【0060】図17は本発明装置のECU20が実行す
る携帯機検出処理の第7実施例のフローチャートを示
す。図17において、ステップS150ではタイマtを
ゼロリセットする。次に、ステップS152でセンサ群
32の車速センサにより検出された車速が所定速度SP
1(SP1は例えば10Km/h))以上か否かを判別
し、車速がSP1以上のときはステップS152を繰り
返し、車速がSP1未満のときステップS154に進
む。なお、車速はセンサ群32の車速センサにより検出
したものに限らず、ナビゲーションシステムから得た車
速や加速度センサの検出信号を積分して得た車速を用い
ても良い。
【0061】ステップS154ではタイマtを1だけイ
ンクリメントし、次にステップS156でタイマtの値
が所定値t2(t2は例えば数分または数十分に相当)
以上か否かを判別する。ここで、タイマtの値が所定値
t2未満の場合にはステップS152に進む。タイマt
の値が所定値t2以上であれば、つまり、車速がSP1
未満である状態が所定値t2に相当する時間経過したと
き、ステップS158に進む。
【0062】ステップS158ではカウンタNを零にリ
セットし、ステップS160でカウンタNを1だけイン
クリメントする。この後、ステップS162でECU2
0は車室内のインスツルパネル付近に設けられている第
2送信アンテナ12から第2のリクエストコードを変調
した周波数134kHzのリクエスト信号を送信させ
る。
【0063】そして、ステップS164で受信回路24
から供給される復調されたコードをメモリ26に格納さ
れている第2コードと照合する。復調されたコードが第
2コードと一致しない場合にはステップS166でカウ
ンタNが所定値N1(例えばN1=3)を超えているか
否かを判別し、N≦N1であればステップS160に進
み、N>N1であればステップS168に進んで警報処
理を行い、この処理を終了する。ステップS168の警
報処理では、インスツルメントパネル内に設けた警報ラ
ンプを点滅させ、警報ブザーを鳴らす。また、ステップ
S164で復調されたコードが第2コードと一致した場
合にはステップS150進み、以降の処理を繰り返す。
【0064】この実施例では、車速がSP1未満である
状態が所定値t2に相当する時間経過して携帯機60が
車外に持ち去られる可能性がある場合には、携帯機60
にリクエスト信号を送信して、携帯機60から返送され
るコードが第2コードと一致することによって車内での
携帯機60の検出を行い、携帯機60が持ち出されてな
いことを確認できる。
【0065】図18は本発明装置のECU20が実行す
る携帯機検出処理の第8実施例のフローチャートを示
す。同図中、図17と同一部分には同一符号を付す。図
18において、ステップS150ではタイマtをゼロリ
セットする。次に、ステップS172でセンサ群32の
車速センサにより検出された車速が所定速度SP1(S
P1は例えば10Km/h))以上か否かを判別し、車
速がSP1以上のときはステップS150に進んでステ
ップS150,S172を繰り返し、車速がSP1未満
のときステップS154に進む。なお、車速はセンサ群
32の車速センサにより検出したものに限らず、ナビゲ
ーションシステムから得た車速や加速度センサの検出信
号を積分して得た車速を用いても良い。
【0066】ステップS154ではタイマtを1だけイ
ンクリメントし、次にステップS156でタイマtの値
が所定値t2(t2は例えば数分または数十分に相当)
以上か否かを判別する。ここで、タイマtの値が所定値
t2未満の場合にはステップS152に進む。タイマt
の値が所定値t2以上であれば、つまり、車速がSP1
未満である状態が所定値t2に相当する時間だけ連続し
たとき、ステップS158に進む。
【0067】ステップS158ではカウンタNを零にリ
セットし、ステップS160でカウンタNを1だけイン
クリメントする。この後、ステップS162でECU2
0は車室内のインスツルパネル付近に設けられている第
2送信アンテナ12から第2のリクエストコードを変調
した周波数134kHzのリクエスト信号を送信させ
る。
【0068】そして、ステップS164で受信回路24
から供給される復調されたコードをメモリ26に格納さ
れている第2コードと照合する。復調されたコードが第
2コードと一致しない場合にはステップS166でカウ
ンタNが所定値N1(例えばN1=3)を超えているか
否かを判別し、N≦N1であればステップS160に進
み、N>N1であればステップS168に進んで警報処
理を行い、この処理を終了する。ステップS168の警
報処理では、インスツルメントパネル内に設けた警報ラ
ンプを点滅させ、警報ブザーを鳴らす。また、ステップ
S164で復調されたコードが第2コードと一致した場
合にはステップS150進み、以降の処理を繰り返す。
【0069】この実施例では、車速がSP1未満である
状態が所定値t2に相当する時間だけ連続して携帯機6
0が車外に持ち去られる可能性がある場合には、携帯機
60にリクエスト信号を送信して、携帯機60から返送
されるコードが第2コードと一致することによって車内
での携帯機60の検出を行い、携帯機60が持ち出され
てないことを確認できる。
【0070】ところで、図4に示すエンジン始動処理で
第2のリクエストコードを送信する時間間隔に対して、
図6,図15〜図18等に示す携帯機検出処理で繰り返
し第2のリクエストコードを送信する時間間隔は同一
か、または短く設定して、携帯機60の車外への持ち出
しを監視している。更に、エンジン始動処理で図16に
示すリクエスト形態を使用し、携帯機検出処理では図1
6(A)のリクエスト信号の送信に対して携帯機から図
16(B)に示すバースト信号を返送し、車両側でこの
バースト信号を受信すると携帯機が車内に存在すると簡
易的に判断するようにして、携帯機検出処理での第2の
リクエストコードを送信する時間間隔を短く設定しても
良い。
【0071】図19は車載機10における第1,第2送
信部14,16とECU20間の接続の第1実施例を示
す回路構成図である。同図中、ECU20は制御ライン
100を通して第1,第2送信部14,16に第1,第
2のリクエストコードを供給する。また、ECU20は
第1,第2送信部14,16に電源+Bを供給する電源
ライン102の途中に設けられたスイッチとしてのFE
T(電解効果型トランジスタ)104を制御している。
ECU20は第1,第2送信部14,16に第1,第2
のリクエストコードを供給する直前にFET104をオ
ンさせて第1,第2送信部14,16への電源供給をし
て起動し、第1,第2のリクエストコードを送信終了し
た直後にFET104をオフさせて第1,第2送信部1
4,16への電源供給を終了する。
【0072】これにより、走行時に車両が発生するノイ
ズや外来ノイズが制御ライン100から混入して第1,
第2送信部14,16に供給されたとしても、第1,第
2送信部14,16に電源が供給されてなければ第1,
第2送信部14,16が誤動作することはない。図20
は車載機10における第1,第2送信部14,16とE
CU20間の接続の第2実施例を示す回路構成図であ
る。同図中、ECU20は制御ライン100を通して第
1,第2送信部14,16に第1,第2のリクエストコ
ードを供給する。この制御ライン100の途中にスイッ
チとしてのFET(電解効果型トランジスタ)106が
設けられ、ECU20はこのFET106を制御してい
る。ECU20及び第1,第2送信部14,16には電
源+Bが供給されている。
【0073】ECU20は第1,第2のリクエストコー
ドを供給する直前にFET106をオンさせ、制御ライ
ン100を通して第1,第2送信部14,16に第1,
第2のリクエストコードを供給し、第1,第2のリクエ
ストコードの送信を終了した直後にFET106をオフ
させる。この場合、一実施例として図21に示すように
FET106を第1,第2送信部14,16に内蔵さ
せ、第1,第2送信部14,16の制御入力端子110
に車両が発生するノイズや外来ノイズを除去するコンデ
ンサ(パスコン)C1,C2を接続すると共に、第1,
第2のリクエストコードの非入来時に制御入力端子11
0を接地レベルとするプルダウン抵抗R1を接続する。
【0074】これにより、走行時に車両が発生するノイ
ズや外来ノイズが制御ライン100から混入したとして
も、コンデンサC1,C2で除去され、第1,第2送信
部14,16が誤動作することはない。なお、コンデン
サC1,C2は容量成分だけでなく、僅かではあるが抵
抗成分、インダクタンス成分を有するため、複数のコン
デンサC1,C2を接続すると、単一のコンデンサを使
用する場合に比べてノイズ除去の周波数帯域が広くな
る。
【0075】なお、ECU20が図17または図18の
携帯機検出処理を実行する場合、車速がSP1未満のと
きにのみ、図19,図20に示すFET104,106
をオンする構成としても良い。なお、車両としては図3
に示す4輪の車両に限らず、2輪の車両に適用しても良
い。
【0076】なお、ステップS10〜S24が請求項記
載の車両使用許可手段に対応し、ステップS30〜S4
0,S44〜S50,S60〜S166が確認手段に対
応し、ステップS42,S52,S168が警報手段に
対応し、ステップS36,S46,S162が送信手段
に対応し、ステップS40,S48,S164が判断手
段に対応し、FET104が電源供給手段に対応する。
【0077】
【発明の効果】上述の如く、請求項1に記載の発明は、
車両が使用状態である場合に前記携帯機が車内にあるこ
とを確認する確認手段を有する。このように、車両が使
用状態である場合に携帯機が車内にあることを確認する
ことにより、車両使用状態で携帯機が持ち去られるのを
防止することができる。
【0078】請求項2に記載の発明では、確認手段は、
前記携帯機に対してコード要求信号を送信する送信手段
と、前記携帯機から返送される返送コードのコード照合
がなされたとき、前記携帯機が車内にあると判断する判
断手段とを有する。このように、携帯機に対してコード
要求信号を送信し、携帯機から返送される返送コードの
コード照合がなされたときに、携帯機が車内にあること
を確認することができる。
【0079】請求項3に記載の発明では、送信手段は、
前記車両の使用状態に応じて前記コード要求信号を送信
するタイミングを可変する。このように、車両の使用状
態に応じて前記コード要求信号を送信するタイミングを
可変することにより、携帯機の検出を効率的に行うこと
が可能となる。請求項4に記載の発明では、送信手段
は、車両の使用状態が所定の条件に合致するとき前記コ
ード要求信号の送信間隔を短くする。
【0080】請求項5に記載の発明では、所定の条件と
は、車速が所定値未満である。このように、携帯機が車
外に持ち去られる可能性がある車速が所定値未満である
ときコード要求信号の送信間隔を短くすることにより、
携帯機の検出を効率的に行うことが可能となる。請求項
6に記載の発明では、所定の条件とは、車両の窓が開い
ている状態である。
【0081】このように、携帯機が車外に持ち去られる
可能性がある車両の窓が開いている状態でコード要求信
号の送信間隔を短くすることにより、携帯機の検出を効
率的に行うことが可能となる。請求項7に記載の発明で
は、送信手段は、車両の使用状態が所定の条件に合致す
るとき前記コード要求信号の送信間隔を長くする。
【0082】請求項8に記載の発明では、所定の条件と
は、車速が所定値以上である。このように、携帯機が車
外に持ち去られる可能性が少ない車速が所定値以上であ
るときコード要求信号の送信間隔を長くすることによ
り、携帯機の検出を効率的に行うことが可能となる。請
求項9に記載の発明では、所定の条件とは、前記携帯機
が車内の所定位置に保持されている状態である。
【0083】このように、携帯機が車外に持ち去られる
可能性がない、携帯機が車内の所定位置に保持されてい
る状態であるときコード要求信号の送信間隔を長くする
ことにより、携帯機の検出を効率的に行うことが可能と
なる。請求項10に記載の発明では、送信手段に電源を
供給する電源供給手段を有し、前記送信手段が前記コー
ド要求信号を送信しないときに、前記電源供給手段は前
記送信手段への電源の供給を停止する。
【0084】このように、送信手段がコード要求信号を
送信しないときに、電源供給手段は送信手段への電源の
供給を停止するため、ノイズによる送信手段の誤動作を
防止することができる。請求項11に記載の発明では、
確認手段によるコード照合は、前記携帯機に対して送信
する固定コード信号と可変コード信号のうち固定コード
信号を用いて行う。
【0085】このように、車載機から携帯機に対して送
信する固定コード信号と可変コード信号のうち固定コー
ド信号を用いて行うため、簡易的に携帯機が車内にある
ことを確認することができ、かつ、電力消費量を低減す
ることができる。請求項12に記載の発明では、確認手
段で前記携帯機が車内にあることを確認できなかったと
き、警報を発する警報手段を有する。
【0086】このように、携帯機が車内にあることを確
認できなかったとき、警報を発することにより、車両使
用状態で携帯機が持ち出された場合、早期に警報を発し
て携帯機の持ち出しを防止することができる。請求項1
3に記載の発明では、車両使用許可手段によるコード要
求信号の送信間隔と、前記送信手段によるコード要求信
号の送信間隔とを異ならしめる。
【0087】このため、車両使用許可及び携帯機検出そ
れぞれの最適な送信間隔でコード要求信号を送信するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の車載機の一実施例のブロック図で
ある。
【図2】本発明装置の携帯機の一実施例のブロック図で
ある。
【図3】第1,第2送信アンテナと携帯機60との通信
を模式的に示す図である。
【図4】本発明装置のECU20が実行するエンジン始
動処理の一実施例のフローチャートである。
【図5】本発明装置のECU20が実行する携帯機検出
処理の第1実施例のフローチャートである。
【図6】本発明装置のECU20が実行する繰り返しル
ーチンのフローチャートである。
【図7】本発明装置のECU20が実行する携帯機検出
処理の第2実施例のフローチャートである。
【図8】本発明装置のECU20が実行する携帯機検出
処理の第3実施例のフローチャートである。
【図9】本発明装置のECU20が実行する携帯機検出
処理の第4実施例のフローチャートである。
【図10】本発明装置のECU20が実行するモード切
換処理の第1実施例のフローチャートである。
【図11】本発明装置の携帯機60を装着する装着部近
傍の構造を示す構造図である。
【図12】本発明装置のECU20が実行するモード切
換処理の第2実施例のフローチャートである。
【図13】車載機10,携帯機60それぞれの送信する
信号のタイミングチャートである。
【図14】本発明装置のECU20が実行する携帯機検
出処理の第5実施例のフローチャートである。
【図15】本発明装置のECU20が実行する携帯機検
出処理の第6実施例のフローチャートである。
【図16】車載機10,携帯機60それぞれの送信する
信号のタイミングチャートである。
【図17】本発明装置のECU20が実行する携帯機検
出処理の第7実施例のフローチャートである。
【図18】本発明装置のECU20が実行する携帯機検
出処理の第8実施例のフローチャートである。
【図19】本発明装置の第1,第2送信部とECU間の
接続の第1実施例を示す回路構成図である。
【図20】本発明装置の第1,第2送信部とECU間の
接続の第2実施例を示す回路構成図である。
【図21】本発明装置の第1,第2送信部の一実施例を
示す回路構成図である。
【符号の説明】
10 車載機 11 第1送信アンテナ 12 第2送信アンテナ 14 第1送信部 16 第2送信部 20,68 ECU(電子制御装置) 22 受信アンテナ 24 受信回路 26,70 メモリ 28 操作検出部 30 ドア開閉検出部 32 センサ群 40 ステアリングロック部 42 イモビライザ部 44 ドアロック部 48 エンジン制御部 50 エンジン 60 携帯機 62 送信アンテナ 64 受信アンテナ 66 送受信回路 80 装着部 82 装着検出センサ 84 支持部 86 イモビコイル 88 イモビアンプ 90 トランスポンダ回路 104,106 FET

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯機に対してコード要求信号を送信
    し、前記コード要求信号を受信した携帯機から返送され
    る返送コードのコード照合がなされたとき車両の使用許
    可を行う車両使用許可手段を有する車載機器遠隔制御装
    置において、車両が使用状態である場合に前記携帯機が
    車内にあることを確認する確認手段を有することを特徴
    とする車載機器遠隔制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の車載機器遠隔制御装置に
    おいて、 前記確認手段は、前記携帯機に対してコード要求信号を
    送信する送信手段と、 前記携帯機から返送される返送コードのコード照合がな
    されたとき、前記携帯機が車内にあると判断する判断手
    段とを有することを特徴とする車載機器遠隔制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の車載機器遠隔制御装置に
    おいて、 前記送信手段は、前記車両の使用状態に応じて前記コー
    ド要求信号を送信するタイミングを可変することを特徴
    とする車載機器遠隔制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の車載機器遠隔制御装置に
    おいて、 前記送信手段は、車両の使用状態が所定の条件に合致す
    るとき前記コード要求信号の送信間隔を短くすることを
    特徴とする車載機器遠隔制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の車載機器遠隔制御装置に
    おいて、 前記所定の条件とは、車速が所定値未満であることを特
    徴とする車載機器遠隔制御装置。
  6. 【請求項6】 請求項4記載の車載機器遠隔制御装置に
    おいて、 前記所定の条件とは、車両の窓が開いている状態である
    ことを特徴とする車載機器遠隔制御装置。
  7. 【請求項7】 請求項3記載の車載機器遠隔制御装置に
    おいて、 前記送信手段は、車両の使用状態が所定の条件に合致す
    るとき前記コード要求信号の送信間隔を長くすることを
    特徴とする車載機器遠隔制御装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の車載機器遠隔制御装置に
    おいて、 前記所定の条件とは、車速が所定値以上であることを特
    徴とする車載機器遠隔制御装置。
  9. 【請求項9】 請求項7記載の車載機器遠隔制御装置に
    おいて、 前記所定の条件とは、前記携帯機が車内の所定位置に保
    持されている状態であることを特徴とする車載機器遠隔
    制御装置。
  10. 【請求項10】 請求項2乃至9のいずれか記載の車載
    機器遠隔制御装置において、 前記送信手段に電源を供給する電源供給手段を有し、 前記送信手段が前記コード要求信号を送信しないとき
    に、前記電源供給手段は前記送信手段への電源の供給を
    停止することを特徴とする車載機器遠隔制御装置。
  11. 【請求項11】 請求項2記載の車載機器遠隔制御装置
    において、 前記確認手段によるコード照合は、前記携帯機に対して
    送信する固定コード信号と可変コード信号のうち固定コ
    ード信号を用いて行うことを特徴とする車載機器遠隔制
    御装置。
  12. 【請求項12】 請求項1乃至11のいずれか記載の車
    載機器遠隔制御装置において、 前記確認手段で前記携帯機が車内にあることを確認でき
    なかったとき、警報を発する警報手段を有することを特
    徴とする車載機器遠隔制御装置。
  13. 【請求項13】 請求項1乃至12のいずれか記載の車
    載機器遠隔制御装置において、 前記車両使用許可手段によるコード要求信号の送信間隔
    と、前記送信手段によるコード要求信号の送信間隔とを
    異ならしめたことを特徴とする車載機器遠隔制御装置。
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