JP2000102529A - 放射線撮像装置及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 - Google Patents

放射線撮像装置及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体

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JP2000102529A
JP2000102529A JP10275378A JP27537898A JP2000102529A JP 2000102529 A JP2000102529 A JP 2000102529A JP 10275378 A JP10275378 A JP 10275378A JP 27537898 A JP27537898 A JP 27537898A JP 2000102529 A JP2000102529 A JP 2000102529A
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radiation
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Hideki Nonaka
秀樹 野中
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  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 バイプレーン放射線撮像装置において、フレ
ームレートの低下を防ぎ構成を簡単にすると共に、フロ
ンタル、ラテラルの各画像間のずれをなくす。 【解決手段】 まず放射線源11、21を交互に動作さ
せて放射線検出器12、22から被写体1の透過画像と
しての交互照射画像を得、これを記憶部17、27に記
憶すると共に、被写体1により拡散された散乱線による
画像を記憶部16、26に記憶する。次に各スイッチを
切り換えて、放射線源11、21を同時に照射し、得ら
れた画像と記憶部17、27の画像とから移動検出部1
8、28で被写体1の移動を検出し、移動を検出しなけ
れば減算器19、29で上記得られた画像を記憶部1
6、26の散乱線画像で補正する。移動が検出された
ら、再度交互照射を行い、得られた散乱線画像で記憶部
16、26を更新する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被写体に放射線を
照射し、この被写体を透過した放射線強度分布、即ち、
放射線画像を取得する放射線撮像装置及びこの装置に用
いられるコンピュ−タ読み取り可能な記憶媒体に関し、
特に被写体を複数方向から撮像するバイプレーン放射線
撮像装置に用いて好適なものである。
【0002】
【従来の技術】被写体に放射線を照射し、透過した放射
線の強度分布を検出することにより、被写体の内部構造
を画像として取得する放射線撮像装置は、従来より工業
用の非破壊検査や医療診断等において広く用いられてい
る。被写体の放射線画像を得るための最も一般的な撮像
方法としては、放射線により蛍光を発する蛍光板(又は
増感紙)と銀塩フィルムとを組み合わせたものを用い、
被写体に放射線を照射し透過した放射線を蛍光板で可視
光に変換して銀塩フィルムを感光させ、この銀塩フィル
ムを化学処理することにより可視画像を得る方法がよく
用いられている。
【0003】上記の方法は静止画像を得る方法である
が、動画像を得る方法としては、古くは蛍光板の発光を
直接観察することから始まり、光電子増倍管又はイメー
ジインテンシファイア(以下、I.I.と記す)により
出力光を増幅した後、シネフィルムに記録する方法等が
行われてきた。近年では、記録部にCCD等の光電変換
デバイスを用いることにより、放射線画像をデジタル化
して記録する方法が用いられている。
【0004】また、カテーテルを挿入し造影剤を注入し
て行う造影撮像や、バルーン挿入による血管狭窄の治療
等のIVRにおいては、血管の空間的構造を得ることが
必要となり、このため、被写体に対して2方向から放射
線を照射してそれぞれ透過放射線を検出する、いわゆる
バイプレーン撮像等が行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】被写体を透過する放射
線は吸収と散乱により減弱する。これらの吸収と散乱は
被写体の密度、実効原子番号、厚さ等の性状、放射線の
波長等の影響を受ける。このうち被写体の吸収による減
弱が被写体コントラストを形成し、主要な情報の搬出の
原因となる。一方、散乱線は方向性が無く散乱する放射
線であり、放射線画像の形成過程において、鮮鋭度やコ
ントラストを低下させる。この対策として、I.I.の
放射線入射面に薄い金属箔の格子からなるグリッドを設
けて、像を形成するのに有効な放射線は透過させ、散乱
線はグリッドで吸収させる方法が用いられている。
【0006】また、上記バイプレーン撮像においては、
放射線を2方向(フロンタル、ラテラル)から照射する
ため、上記グリッドを用いる方法だけでは充分ではな
い。上述したように、散乱線は方向性が無く被写体のあ
らゆる部分で発生する。このため、仮にフロンタルの系
で放射線が照射されたとすると、その放射線のうちラテ
ラルの系と同じ方向に拡散する散乱線成分はグリッドに
吸収されることなく、ラテラルの系の受像部に入射して
画像を劣化させてしまう。
【0007】この対策として従来よりフロンタル、ラテ
ラルの各放射線照射を交互に行うと共に、受像部に電気
的又は機械的なシャッタを設けてブランキングを行うこ
とにより、相互の系における散乱線の影響を避けるとい
う方法が用いられている。
【0008】しかしながら上記の方法では、交互に放射
線照射(撮像)とブランキングを行うので、フレームレ
ートが半減する、フロンタルとラテラルとで放射線照射
のタイミングが異なるので、画像間で時間的ずれが生じ
る、ブランキングを行うために受像部や放射線制御部の
機構が複雑になる等々の問題があった。
【0009】本発明は、上記の問題を解決するために成
されたもので、バイプレーン撮像において、ブランキン
グ動作を無くすことにより、フロンタル、ラテラルの放
射線照射のタイミングを略同時に行えるようにし、これ
によって両画像間の時間的ずれを実質的に無くすことを
目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明による放射線撮像装置においては、被写体
に第1の方向から放射線を照射する第1の照射手段と、
上記第1の方向から上記被写体を透過した放射線を検出
し画像データを出力する第1の検出手段と、上記被写体
に第2の方向から放射線を照射する第2の照射手段と、
上記第2の方向から上記被写体を透過した放射線を検出
し画像データを出力する第2の検出手段と、上記第1の
照射手段のみを動作させたときに上記第2の検出手段か
ら得られる散乱線による第1の散乱線画像データを記憶
する記憶手段と、上記第2の照射手段のみを動作させた
ときに上記第1の検出手段から得られる散乱線による第
2の散乱線画像データを記憶する記憶手段と、上記第
1、第2の照射手段を同時に動作させたときに、上記第
1の検出手段から得られる画像データを上記記憶した第
2の散乱線画像データで補正すると共に、上記第2の検
出手段から得られる画像データを上記記憶した第1の散
乱線画像データで補正する補正手段とを設けている。
【0011】また、本発明によるコンピュ−タ読み取り
可能な記憶媒体においては、第1の照射手段を用いて被
写体に第1の方向から放射線を照射する照射処理と、上
記第1の方向から上記被写体を透過した放射線を第1の
検出手段を用いて検出し画像データを出力する検出処理
と、第2の照射手段を用いて上記被写体に第2の方向か
ら放射線を照射する照射処理と、上記第2の方向から上
記被写体を透過した放射線を第2の検出手段を用いて検
出し画像データを出力する検出処理と、上記第1の照射
手段のみを動作させたときに上記第2の検出手段から得
られる散乱線による第1の散乱線画像データを記憶する
記憶処理と、上記第2の照射手段のみを動作させたとき
に上記第1の検出手段から得られる散乱線による第2の
散乱線画像データを記憶する記憶処理と、上記第1、第
2の照射手段を同時に動作させたときに、上記第1の検
出手段から得られる画像データを上記記憶した第2の散
乱線画像データで補正すると共に、上記第2の検出手段
から得られる画像データを上記記憶した第1の散乱線画
像データで補正する補正処理とを実行するためのプログ
ラムを記憶している。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
と共に説明する。図1は本発明による放射線撮像装置の
第1の実施の形態を示す構成図である。図1において、
被写体1に対してフロンタル系の放射線源11と放射線
検出器12が設けられると共に、ラテラル系の放射線源
21と放射線検出器22が設けられている。上記放射線
検出器12、22は入射した放射線透過像を電気信号に
変換するもので、例えばI.I.の出力面にCCDを装
着したものや、CCD又はアモルファスシリコン又はア
モルファスセレンからなる2次元光電変換素子上に蛍光
体を積層したもの等が用いられる。これらはいずれも各
画素への放射線の入射量に応じたアナログ電気信号を各
画素毎に出力する。
【0013】図2は動作タイミングを示すもので、XF
はフロンタル系の照射タイミング、XL はラテラル系の
照射タイミングを示す。
【0014】オペレータが撮像ボタン(図示せず)を押
すと、まず散乱線画像取得手順が行われる。この手順
は、フロンタル、ラテラルで放射線を交互に照射して、
互いに別の系から入射した散乱線による散乱線画像と、
交互照射による無補正画像とを取得するものである。
【0015】始めにフロンタル側から照射を行うものと
し、このときシステムコントローラ30はスイッチ1
4、15、24をa側に接続する。次にシステムコント
ローラ30は、別途設定された管電流、管電圧、照射時
間に従って放射線源11を動作させ、放射線を発射させ
る。この放射線は被写体1を透過し、その透過画像が放
射線検出器12でアナログ電気信号に変換される。この
アナログ電気信号はA/D変換器13で図2のデジタル
の画像データIF0に変換される。このIF0はスイッチ1
4、15を介して記憶部17に上記交互照射無補正画像
として記憶される。
【0016】上記撮像においては、フロンタル側の放射
線源11からの放射線が被写体1により散乱したために
生じた散乱線がラテラル側の放射線検出器22に入射す
る。この放射線検出器22から出力されるアナログ電気
信号はA/D変換器23でデジタルの画像データSL0
変換される。このSL0はスイッチ24を介して記憶部2
6に散乱線画像として記憶される。
【0017】次にラテラル側から照射を行うために、シ
ステムコントローラ30はスイッチ24、25、14を
b側に接続する。そして上述と同様にして放射線源21
から照射を行うことにより、記憶部27に画像データI
L0が交互照射無補正画像として記憶されると共に、記憶
部16に画像データSF0が散乱線画像として記憶され
る。以上により、フロンタル、ラテラル系でそれぞれ散
乱線画像SF0、SL0と交互照射無補正画像IF0、IL0
得られる。
【0018】この場合、上記交互照射無補正画像IF0
L0は、交互に単独で放射線を照射したことにより取得
した画像なので、相互の系に散乱線の影響を与えていな
い。このためシステムコントローラ30は、後述する後
段の移動検出部18、28及び減算器19、29をデー
タが素通りするように制御して、記憶部17、27に記
憶されている上記交互照射無補正画像IF0、IL0を出力
させる。
【0019】次に、フロンタル、ラテラル同時照射手順
を行う。このためにシステムコントローラ30は、スイ
ッチ14をa側に、スイッチ15をb側に接続する。ま
たスイッチ24をb側に、スイッチ25をa側に接続す
る。
【0020】この状態で、放射線源11、21より同時
に放射線を照射させると、被写体1を透過あるいは散乱
した放射線が放射線検出器12、22に入射し、A/D
変換器13、23を介して図2の同時照射無補正画像I
F1、IL1が得られる。このI F1、IL1は、被写体1の移
動検出部18、28に送られて、被写体1の移動が検出
される。
【0021】移動検出部18、28では、記憶部17、
27に記憶されている交互照射無補正画像IF0、IL0
び今取得した同時照射無補正画像IF1、IL1に描出され
ている例えば心臓、血管、その他の臓器等の被写体1の
内部構成要素を抽出し、その面積、周囲長、重心の移動
ベクトルを検出することにより、被写体1の移動を検出
する。一般に散乱線は被写体1によって散乱した放射線
によるものであるため、被写体1の多少の動き、例えば
呼吸による体の動き等にはさほど影響を受けない。
【0022】しかし、被写体1が乗せられた撮影テーブ
ルを移動させながら撮影部位を連続的に変更していく、
又は被写体1の撮影部位が変化する、又は放射線の入射
方向が変化するほど大きく移動した場合等では、散乱線
の分布も大きく変化する。このため、検出された被写体
1の移動量がある閾値を越えたときは、後述するように
再び交互照射による散乱線画像取得手順を行い、閾値を
越えない場合は、散乱線の変化量は許容範囲内であると
判断して同時照射手順を行う。
【0023】今、IF1、IL1からは被写体1の動きが検
出されなかったとすると、IF1、I L1はそのまま減算器
19、29へ送られ、ここで記憶部16、26の散乱線
画像SF0、SL0を減算する補正が行われ、補正された画
像データが出力される。以後は、被写体1の移動が検出
されるまで上記動作が行われる。
【0024】次に、図2の同時照射無補正画像IF6、I
L6を取得したとき、移動検出部18、28で被写体1の
移動が検出されたとする。このとき上記補正された画像
としてIF6−SF0、IL6−SL0を出力する。上記出力
後、再び前述した交互照射による散乱線画像取得手順を
行って、記憶部16、26の散乱線画像をSF1、SL1
更新する。
【0025】図2において、再び交互照射が行われてい
るときは、BLF 、BFL に出力すべき画像が存在しな
いが、前のフレームの画像をそのまま出力するか、ある
いは減算器19、29の後段にフレーム間補間手段を設
け、前後のデータから補間した画像データを作成して出
力するようにしてもよい。以後、撮像が行われている間
は、移動検出部18、28で所定の移動が検出される度
に上記動作が繰り返され、記憶部16、26の散乱線画
像が更新される。
【0026】次に、本発明の第2の実施の形態を図3と
共に説明する。上記第1の実施の形態では、被写体1の
移動を検出するのに、交互照射無補正画像と同時照射無
補正画像との変化量から検出したが、本実施の形態で
は、図3のように、各スイッチ14、15、24、25
を接続している。図3の構成によれば、同時照射時に得
られた画像を記憶部16、26の散乱線画像を用いて減
算器19、29で補正した画像と、記憶部17、27の
交互照射による画像とを移動検出部18、28に送るこ
とにより、移動を検出することができる。
【0027】その他の移動検出方法としては、例えば、
放射線画像を用いずに、ビデオカメラ等から得た可視光
画像から移動を検出してもよい。また、加速度センサや
静電容量検出器等の被写体に接触又は非接触の移動検出
手段を設けてもよい。さらに、被写体を乗せる撮影テー
ブルに加速度センサやポテンショメータ等の移動検出手
段を設けてもよい。
【0028】尚、図1、図3の各機能ブロックによるシ
ステムは、ハード的に構成してもよく、また、CPUや
メモリ等からなるコンピュータシステムに構成してもよ
い。コンピュ−タシステムに構成する場合、上記メモリ
は本発明による記憶媒体を構成する。この記憶媒体に
は、前述した動作を制御するための処理手順を実行する
ためのプログラムが記憶される。
【0029】また、この記憶媒体としては、ROM、R
AM等の半導体メモリ、光ディスク、光磁気ディスク、
磁気媒体等を用いてよく、これらをCD−ROM、フロ
ッピィディスク、磁気媒体、磁気カード、不揮発性メモ
リカード等に構成して用いてよい。
【0030】従って、この記憶媒体を図1、図3に示し
たシステム以外の他のシステムあるいは装置で用い、そ
のシステムあるいはコンピュータがこの記憶媒体に格納
されたプログラムコードを読み出し、実行することによ
っても、前述した各実施の形態と同等の機能を実現でき
ると共に、同等の効果を得ることができ、本発明の目的
を達成することができる。
【0031】また、コンピュータ上で稼働しているOS
等が処理の一部又は全部を行う場合、あるいは、記憶媒
体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータ
に挿入された拡張機能ボードやコンピュータに接続され
た拡張機能ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、
そのプログラムコードの指示に基づいて、上記拡張機能
ボードや拡張機能ユニットに備わるCPU等が処理の一
部又は全部を行う場合にも、各実施の形態と同等の機能
を実現できると共に、同等の効果を得ることができ、本
発明の目的を達成することができる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
バイプレーン撮像を行う際に、交互照射により散乱線画
像を得、この散乱線画像により同時照射により得られる
画像を補正するように構成したことにより、従来のよう
なブランキング動作をなくすことができ、フレームレー
トの低下を防ぐことができると共に、受像部及び放射線
制御部の構成を簡単にすることができ、またフロンタ
ル、ラテラルの放射線照射タイミングを同時にして両画
像間の時間的ずれをなくすことができる。
【0033】また、被写体の移動を確実に検出すること
ができると共に、移動が検出されたときに上記散乱線画
像を更新することにより、画像の補正をより精度良く行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による放射線撮像装
置のブロック図である。
【図2】動作を示すタイミングチャートである。
【図3】本発明の第2の実施の形態による放射線撮像装
置の要部のブロック図である。
【符号の説明】
1 被写体 11、21 放射線源 12、22 放射線検出器 13、23 A/D変換器 14、15、24、25 スイッチ 16、17、26、27 記憶部 18、28 移動検出手段 19、29 減算器 30 システムコントローラ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体に第1の方向から放射線を照射す
    る第1の照射手段と、 上記第1の方向から上記被写体を透過した放射線を検出
    し画像データを出力する第1の検出手段と、 上記被写体に第2の方向から放射線を照射する第2の照
    射手段と、 上記第2の方向から上記被写体を透過した放射線を検出
    し画像データを出力する第2の検出手段と、 上記第1の照射手段のみを動作させたときに上記第2の
    検出手段から得られる散乱線による第1の散乱線画像デ
    ータを記憶する記憶手段と、 上記第2の照射手段のみを動作させたときに上記第1の
    検出手段から得られる散乱線による第2の散乱線画像デ
    ータを記憶する記憶手段と、 上記第1、第2の照射手段を同時に動作させたときに、
    上記第1の検出手段から得られる画像データを上記記憶
    した第2の散乱線画像データで補正すると共に、上記第
    2の検出手段から得られる画像データを上記記憶した第
    1の散乱線画像データで補正する補正手段とを備えた放
    射線撮像装置。
  2. 【請求項2】 上記第1、第2の照射手段を同時に複数
    回動作させたとき、各回毎に上記第1、第2の照射手段
    に対する上記被写体の移動をそれぞれ検出する第1、第
    2の移動検出手段を設けたことを特徴とする請求項1記
    載の放射線撮像装置。
  3. 【請求項3】 上記第1、第2の移動検出手段のいずれ
    かが上記移動を検出したとき、上記第1の照射手段のみ
    の照射と第2の照射手段のみの照射とを順に行わせる制
    御手段と、上記制御手段による上記照射により得られた
    第1、第2の散乱線画像データで上記記憶された第1、
    第2の散乱線画像データを更新する更新手段を設けたこ
    とを特徴とする請求項2記載の放射線撮像装置。
  4. 【請求項4】 上記第1、第2の移動検出手段は、上記
    第1の照射手段のみの照射と第2の照射手段のみの照射
    とにより上記第1、第2の検出手段から得られる各画像
    データと、その後に行われる第1、第2の照射手段の同
    時照射により第1、第2の検出手段から得られる各画像
    データとの間の各変化量からそれぞれ上記移動を検出す
    ることを特徴とする請求項2記載の放射線撮像装置。
  5. 【請求項5】 画像第1、第2の移動検出手段は、上記
    被写体の可視光画像を取得する可視光画像取得手段を有
    し、この可視光画像取得手段から連続的に出力される画
    像の変化量からそれぞれ上記移動を検出することを特徴
    とする請求項2記載の放射線撮像装置。
  6. 【請求項6】 画像第1、第2の移動検出手段は、上記
    被写体に接触又は非接触に設けられ、直接に被写体の移
    動を検出することを特徴とする請求項2記載の放射線撮
    像装置。
  7. 【請求項7】 画像第1、第2の移動検出手段は、上記
    被写体を乗せるテーブルに設けられ、このテーブルの移
    動を検出することを特徴とする請求項2記載の放射線撮
    像装置。
  8. 【請求項8】 第1の照射手段を用いて被写体に第1の
    方向から放射線を照射する照射処理と、 上記第1の方向から上記被写体を透過した放射線を第1
    の検出手段を用いて検出し画像データを出力する検出処
    理と、 第2の照射手段を用いて上記被写体に第2の方向から放
    射線を照射する照射処理と、 上記第2の方向から上記被写体を透過した放射線を第2
    の検出手段を用いて検出し画像データを出力する検出処
    理と、 上記第1の照射手段のみを動作させたときに上記第2の
    検出手段から得られる散乱線による第1の散乱線画像デ
    ータを記憶する記憶処理と、 上記第2の照射手段のみを動作させたときに上記第1の
    検出手段から得られる散乱線による第2の散乱線画像デ
    ータを記憶する記憶処理と、 上記第1、第2の照射手段を同時に動作させたときに、
    上記第1の検出手段から得られる画像データを上記記憶
    した第2の散乱線画像データで補正すると共に、上記第
    2の検出手段から得られる画像データを上記記憶した第
    1の散乱線画像データで補正する補正処理とを実行する
    ためのプログラムを記憶したコンピュ−タ読み取り可能
    な記憶媒体。
  9. 【請求項9】 上記第1、第2の照射手段を同時に複数
    回動作させる処理と、 各回毎に上記第1、第2の照射手段に対する上記被写体
    の移動をそれぞれ第1、第2の移動検出手段を用いて検
    出する処理とを設けたことを特徴とする請求項8記載の
    コンピュ−タ読み取り可能な記憶媒体。
  10. 【請求項10】 上記第1、第2の移動検出手段のいず
    れかが上記移動を検出したとき、上記第1の照射手段の
    みの照射と第2の照射手段のみの照射とを順に行わせる
    制御処理と、上記制御処理による上記照射により得られ
    た第1、第2の散乱線画像データで上記記憶された第
    1、第2の散乱線画像データを更新する更新処理とを設
    けたことを特徴とする請求項9記載のコンピュ−タ読み
    取り可能な記憶媒体。
  11. 【請求項11】 上記移動の検出処理は、上記第1の照
    射手段のみの照射と第2の照射手段のみの照射とにより
    上記第1、第2の検出手段から得られる各画像データ
    と、その後に行われる第1、第2の照射手段の同時照射
    により第1、第2の検出手段から得られる各画像データ
    との間の各変化量からそれぞれ上記移動を検出すること
    を特徴とする請求項9記載のコンピュ−タ読み取り可能
    な記憶媒体。
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