JP2000101582A - 非認識通信方法と非認識通信機能を有する移動無線装置 - Google Patents

非認識通信方法と非認識通信機能を有する移動無線装置

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JP2000101582A JP26941798A JP26941798A JP2000101582A JP 2000101582 A JP2000101582 A JP 2000101582A JP 26941798 A JP26941798 A JP 26941798A JP 26941798 A JP26941798 A JP 26941798A JP 2000101582 A JP2000101582 A JP 2000101582A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信相手を認識せずに確実なデータ通信を行
う非認識通信方法とその機能を有する移動無線装置を提
供する。 【解決手段】 赤外線通信部を含む通信装置において、
通信相手を発見する発見ステップと、ここで通信相手は
赤外線信号送受信手段を有し、発見ステップによって発
見された通信相手と接続を行う接続ステップと、発見ス
テップ実行中に要求部から発せられた非認識通信要求に
応答して、接続ステップの動作を予め禁止し、発見ステ
ップを中断して非認識通信を行う通信ステップと、ここ
で、非認識通信は受信相手を認識せずに赤外線信号を送
信することからなる非認識通信方法を提供する。また、
上記の非認識通信方法において、接続ステップ実行中に
要求部から発せられた非認識通信要求に応答して、接続
を切断して非認識通信を行うステップとをさらに具備す
ることが可能である。また、上記の非認識通信方法を具
備する移動無線装置を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、赤外線通信を用い
た非認識通信に関して、より確実なデータ通信を行うこ
とを特徴とした非認識通信方法とその機能を有する移動
無線装置に関する。
【0002】
【従来の技術】赤外線通信においては、ある赤外線端末
が他の赤外線端末を発見する動作を行い、その動作によ
って発見された他の端末との接続が可能である。
【0003】また、従来の赤外線を用いた非認識データ
通信(Ultra Write/Put)における動作
を示すフローチャートを図11に示す。
【0004】通常は相手を発見する動作(Discovery)
のON/OFFを交互に一定期間で動作する待ち受け動
作を行う(S901)。ユーザーが非認識データ通信要
求を出したときに(S902)、赤外線通信(Ir)機
能部が接続相手の発見動作中の場合は(S903)、そ
の発見動作が終了するまで、非認識データ通信を保留す
る。赤外線通信(Ir)機能部が接続相手の発見動作中
でない場合またはその発見動作が終了した時に、IrD
A(Infrared Data Association)モジュールに非認識
データ通信を要求し(S904)、非認識データ通信を
行う(S905)。この非認識データ通信処理が終了す
ると、(S901)の通常動作に戻る。
【0005】図12、図13、図14は、通常の赤外線
通信を行う際のデバイス(IrDAモジュール)の動作
を示した図である。
【0006】図12は、通信相手未発見時におけるタイ
ムチャートを示した図である。通常は赤外線の動作は相
手を発見する動作(Discovery)のON(101)/O
FF(102)を交互に一定期間毎に反復する。ここ
で、相手を発見する動作は、Q(Query)(1011)
とNDM(Normal Discovery Mode)(1012)から
なる。Q(Query)(1011)は自分の情報を相手に
通知する動作である。その情報は、自分のデバイス名な
どからなる。NDM(1012)は相手からのQの受信
を待ち受ける動作である。NDMの動作中に相手からの
Qを受信すると、図13に示される発見状態における相
手を発見する動作(103)へ移行する。
【0007】図12において示される相手を発見する動
作(101)の例として、一般的に用いられるボーレー
トに対して、3/16パルスがQ(1011)に対応
し、残りの13/16パルスに相当する時間がNDM
(1012)の動作に使われる。また、相手を発見する
動作のOFF(102)の時はオフライン動作であり、
IrDAモジュール部(21)が相手を発見する動作に
関する送受信を行わない。
【0008】図13は、通信相手を発見し、その通信相
手からの接続要求がない場合におけるタイムチャートを
示した図である。
【0009】まず、図12で示される、相手からのQを
NDM(1012)において受信できた場合は、図13
において示される発見状態における相手を発見する動作
を何回か繰り返す(103)。その発見状態における相
手を発見する動作(103)は、NDM(1031)と
Q(1032)を所定期間連続して実行する動作であ
る。
【0010】その所定期間に相手からの接続要求が来な
い場合は、オフライン動作(104)を経て、再び未発
見状態において行われる相手を発見する動作のON/O
FF(101)(102)の動作を繰り返す。また、相
手からの接続要求は相手からのQであり、NDM(10
32)の動作において相手からのQを受信した時を接続
要求が来る場合となり、それ以外を接続要求が来ない場
合となる。
【0011】図14は、通信相手を発見し、その通信相
手からの接続要求がある場合におけるタイムチャートを
示した図である。
【0012】図13において示される発見状態における
相手を発見する動作(103)時に相手に発見され、相
手からの接続要求があるとき(相手からのQをNDM
(1031)において受信する動作を示す)、図14に
おいて示すように、発見状態における相手を発見する動
作(103)の終了後に、通信相手との接続状態(10
5)へ遷移する。この時の接続(1051)動作は、ま
ず自分のIAS(Information Access Service)を自動
的に検索し(Auto Find IAS)、通信相手とIASを
検索して得られた情報を交換し、両者の接続を実行す
る。
【0013】ここでIAS(Information Access Servi
ce)とは、論理データパス上に接続されている装置、ア
プリケーションのクラスとアトリビュートが登録されて
おり、IrDA装置同士の中に複数のリンクを論理的に
作り出す時に必要であるそれらの装置、アプリケーショ
ン問い合わせる機能をIAS検索という。また、AutoFi
nd IASは、その問い合わせを自動的に行う機能を示
す。
【0014】図15に従来の非認識通信プロトコルの動
作タイムチャートを示す。この図は、図11のフローチ
ャートの動作に対応したものである。
【0015】まずユーザからの非認識データ通信要求
(111)に対応して、制御部はIrDAモジュール
(赤外線送受信部)に非認識データ通信要求(114)
を発するが、制御部において図12において示される相
手を発見する動作(112、101と同じ)が行われて
いる時は、その発見動作(112)が終了するまでその
非認識データ通信要求(114)を保留する。そのため
保留期間(113)が発生する。保留期間(113)終
了後に非認識データ通信要求(114)をIrDAモジ
ュールに要求し、非認識データ通信(115)を行う。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
非認識通信方法には、次のような問題点があった。
【0017】第1の問題点は、発見期間と未発見期間の
設定時間は可変に設定されているが、それらの期間がユ
ーザーの意志(データ通信要求)にあわせたもので作ら
れていないため、ユーザーの意志(データ通信要求)を
すぐさま動作(処理)に移行できない。
【0018】第2の問題点は、赤外線通信(Ir)の動
作において接続相手発見動作(相手を捜すために相手か
らの受信信号待ちを行うシーケンス)が動作している時
には非認識通信が行えないというデバイス上の問題があ
る。つまり、IrDAモジュール部のLED(Light Em
itting Diode:発光ダイオード)ドライバとレシーバが
同時に動作することができない。したがって、接続相手
発見動作が終了するまで、ユーザーによるデータ通信要
求が保留される、またはデータ通信エラーとして処理さ
れていた。
【0019】本発明は以上の問題点を解決する赤外線通
信による非認識通信方法とその機能を有する移動無線装
置を提供する。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明によると、赤外線信号の送受信を制御する
制御部と、非認識通信を要求する要求部を具備し、ここ
で、非認識通信は受信相手を認識せずに赤外線通信信号
を送信する送信手段であり、制御部は、通信相手を発見
する発見手段と、ここで通信相手は赤外線信号送受信手
段を有し、発見手段によって発見された通信相手との接
続を行う接続手段と、発見手段の動作中に要求部から発
せられた非認識通信要求に応答して、接続手段の動作を
予め禁止し、発見手段の動作を中止して非認識通信を行
う通信手段とを具備する移動無線装置を提供する。
【0021】また、上記の移動無線装置において、接続
手段の動作中に要求部から発せられた非認識通信要求に
応答して、接続を切断して非認識通信を行う手段と、を
さらに具備することが可能である。
【0022】更に、上記の移動無線装置において、発見
手段は、問い合わせ信号の受信を待ち受ける動作を含む
第1の発見動作を周期的に行う周期的発見手段と、ここ
で問い合わせ信号は、問い合わせ信号を送信した通信相
手を特定する情報を含む赤外線信号であり、周期的発見
手段によって受信した問い合わせ信号に応答して、問い
合わせ信号の受信を待ち受ける動作を含む第2の発見動
作を一定期間連続的に行う連続的発見手段からなり、接
続手段は、連続的発見手段によって受信した問い合わせ
信号に基づいて、問い合わせ信号を送信した通信相手と
接続を行う手段からなり、通信手段は、第1または第2
の発見動作の動作中に要求部から発せられた非認識通信
要求に応答して、接続手段の動作を予め禁止し、第1ま
たは第2の発見動作を中止して非認識通信を行う手段か
らなることが可能である。
【0023】更にまた、制御部と接続されている装置
と、制御部を介して所定のアルゴリズムに従ってデータ
の入出力を行う入出力部と、接続情報テーブルと、接続
情報テーブルに装置および入出力部を登録する登録手段
をさらに有し、接続手段は、発見手段によって発見され
た通信相手からの問い合わせ信号に基づいて接続情報テ
ーブルを検索する検索手段と、検索手段によって得られ
た装置および入出力部の情報を含む接続情報信号を通信
相手と交換する接続情報交換手段と、接続情報交換手段
によって交換された接続情報信号に含まれる装置および
入出力部の情報に基づいて、通信相手と接続する手段か
らなり、通信手段は、検索手段の動作を予め禁止するこ
とによって接続手段の動作を予め禁止することを特徴と
することが可能である。
【0024】他に、赤外線通信部を含む通信装置におい
て、通信相手を発見する発見ステップと、ここで通信相
手は赤外線信号送受信手段を有し、発見ステップによっ
て発見された通信相手と接続を行う接続ステップと、発
見ステップ実行中に要求部から発せられた非認識通信要
求に応答して、接続ステップの動作を予め禁止し、発見
ステップを中断して非認識通信を行う通信ステップと、
ここで、非認識通信は受信相手を認識せずに赤外線信号
を送信することからなる非認識通信方法を提供する。
【0025】また、上記の非認識通信方法において、接
続ステップ実行中に要求部から発せられた非認識通信要
求に応答して、接続を切断して非認識通信を行うステッ
プとをさらに具備することが可能である。
【0026】更に、上記の非認識通信方法において、発
見ステップは、問い合わせ信号の受信を待ち受ける動作
を含む第1の発見動作を周期的に行う周期的発見ステッ
プと、ここで問い合わせ信号は、問い合わせ信号を送信
した通信相手を特定する情報を含む赤外線信号であり、
周期的発見ステップによって受信した問い合わせ信号に
応答して、問い合わせ信号の受信を待ち受ける動作を含
む第2の発見動作を一定期間連続的に行う連続的発見ス
テップからなり、接続ステップは、連続的発見ステップ
によって受信した問い合わせ信号に基づいて、問い合わ
せ信号を送信した通信装置と接続を行うステップからな
り、通信ステップは、発見ステップによる第1または第
2の発見動作の動作中に要求部から発せられた非認識通
信要求に応答して、接続ステップの動作を予め禁止し、
第1または第2の発見動作を中止して非認識通信を行う
ステップからなることが可能である。
【0027】更にまた、上記の非認識通信方法におい
て、通信装置に含まれる装置と赤外線通信部と接続する
ステップと、赤外線通信部を介して所定のアルゴリズム
に従って通信装置に含まれる入出力部とデータの入出力
を行うステップとをさらに有し、接続ステップは、発見
ステップによって発見された通信装置からの問い合わせ
信号に基づいて装置および入出力部を検索する検索ステ
ップと、検索ステップによって得られた装置および入出
力部の情報を有する接続情報信号を通信装置と交換する
接続情報交換ステップと、接続情報交換ステップによっ
て交換された接続情報信号に含まれる装置および入出力
部の情報に基づいて、通信装置と接続するステップから
なり、通信ステップは、検索ステップの動作を予め禁止
することによって接続ステップの動作を予め禁止するこ
とを特徴とすることが可能である。
【0028】さらに他に、赤外線通信部を含む通信装置
において、通信相手を発見する発見ステップと、ここで
通信相手は赤外線信号送受信手段を有し、発見ステップ
によって発見された通信相手と接続を行う接続ステップ
と、発見ステップ実行中に要求部から発せられた非認識
通信要求に応答して、接続ステップの動作を予め禁止
し、発見ステップを中断して非認識通信を行う通信ステ
ップと、ここで、非認識通信は通信相手を認識せずに赤
外線信号を送信することからなるプログラムを記録した
記録媒体を提供する。
【0029】また、上記の記録媒体において、接続ステ
ップ実行中に要求部から発せられた非認識通信要求に応
答して、接続を切断して非認識通信を行うステップとを
含むプログラムをさらに記録することも可能である。
【0030】更に、上記の記録媒体において、発見ステ
ップは、問い合わせ信号の受信を待ち受ける動作を含む
第1の発見動作を周期的に行う周期的発見ステップと、
ここで問い合わせ信号は、問い合わせ信号を送信した通
信装置を特定する情報を含む赤外線信号であり、周期的
発見ステップによって受信した問い合わせ信号に応答し
て、問い合わせ信号の受信を待ち受ける動作を含む第2
の発見動作を一定期間連続的に行う連続的発見ステップ
からなり、接続ステップは、連続的発見ステップによっ
て受信した問い合わせ信号に基づいて、問い合わせ信号
を送信した通信装置と接続を行うステップからなり、通
信ステップは、発見ステップによる第1または第2の発
見動作の動作中に要求部から発せられた非認識通信要求
に応答して、接続ステップの動作を予め禁止し、第1ま
たは第2の発見動作を中止して非認識通信を行うステッ
プからなるプログラムを記録することが可能である。
【0031】更にまた、上記の記録媒体において、赤外
線通信部と通信装置に含まれる装置と接続するステップ
と、赤外線通信部を介して通信装置に含まれる入出力部
と所定のアルゴリズムに従ってデータの入出力を行うス
テップと、接続情報テーブルを確保するステップと装置
と入出力部を接続情報テーブルに登録するステップをさ
らに具備し、接続ステップは、発見ステップによって発
見された通信相手からの問い合わせ信号に基づいて接続
情報テーブルを検索する検索ステップと、検索ステップ
によって得られた装置および入出力部の情報を含む接続
情報信号を通信相手と交換する接続情報交換ステップ
と、接続情報交換ステップによって交換された接続情報
信号に含まれる装置および入出力部の情報に基づいて、
通信相手と接続するステップからなり、通信ステップ
は、検索ステップの動作を予め禁止することによって接
続ステップの動作を予め禁止することを特徴とするプロ
グラムを記録することが可能である。
【0032】また、相手を認識することなくデータを一
方的に送りたい時に、周期的に行われているDisco
very処理を中止し、相手から発見される動作を強制
的に中止する事により確実なデータ通信を行う手段を提
供する。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図を
参照して以下に示す。
【0034】図1は、本発明における通信装置を示した
図である。この通信装置は、非認識データ通信におい
て、送信を行う送信機(11)と受信を行う受信機(1
2)からなり、送信機(11)と受信機(12)は、赤
外線通信装置(13)を有する。
【0035】また、送信機(11)と受信機(12)
は、デバイス(14)を介して、記録媒体(15)との
アクセスを行い、その記録媒体(15)に記録されたプ
ログラムを実行することが可能である。ここで用いられ
るデバイス(14)は、送信機(11)および受信機
(12)と着脱可能なものが好ましい。また、赤外線通
信装置(13)を介して得られたプログラムに関しても
同様に実行することが可能である。
【0036】更に、送信機(11)は、非認識データ通
信を要求する要求部(16)を有し、また、赤外線通信
装置(13)には、赤外線信号を送受信する送受信部
(17)と、赤外線信号の送受信を制御する制御部(1
8)からなる。なお、図1において、受信機(12)と
送信機(11)を区別しているが、受信機(12)が送
信機(11)と実質的に同一であり、互いに送受信可能
なシステムも可能である。
【0037】図2は、赤外線通信装置(13)の構成を
示す図である。本実施例において、赤外線通信装置(1
3)はIrDA基本ハードウェアであり、IrDAモジ
ュール(21)とModem(22)と制御部(23)
から構成される。図1における送受信部(17)がIr
DAモジュール(21)に、制御部(18)が制御部
(23)に対応する。
【0038】IrDAモジュール(21)は、LEDド
ライバ(24)、レシーバ(25)を有する。LEDド
ライバ(24)が赤外線信号を送信し、レシーバ(2
5)が赤外線信号を受信する。Modem(22)は、
エンコーダ(Encoder)(26)とデコーダ(Decoder)
(27)を有し、信号を解析する。制御部(23)は各
送受信信号を制御する。
【0039】具体的には、レシーバ(25)で受信した
赤外線信号は、モデムのデコーダ(27)においてデコ
ード(復号)され、制御部(23)へ伝えられる。ま
た、制御部(23)から発信された信号は、モデムのエ
ンコーダ(26)においてエンコード(符号化)され、
LEDドライバ(24)から赤外線データ信号として発
信される。
【0040】また、制御部(23)は、接続情報テーブ
ル(28)、発見手段(29)、接続手段(30)を有
する。まず、接続情報テーブル(28)には、赤外線通
信装置(13)とデータパスを形成している装置および
アプリケーションが登録されている。これらは特定の接
続先を指定して、それらの接続先の有する特定の機能に
アクセスできる機能を示す形で登録されている。本実施
例では、図14における従来例の接続動作に示されるI
ASによって示される。
【0041】次に、発見手段(29)は、図12、図1
3において示される従来例と同じである。まず、未発見
期間として、一定回数自分から問い合わせ信号を出し、
相手からの問い合わせ信号を一定時間待ち受けることか
らなる発見動作の実行、停止を周期的に繰り返す。その
発見動作の実行中における待ち受け期間に他の赤外線通
信装置から発せられた問い合わせ信号を受けると、制御
部(23)がその赤外線通信装置を認識する。また、そ
の認識後一定期間を発見期間として断続的に発見動作を
反復する。この時の発見動作は、先に相手からの問い合
わせ信号を一定時間待ち受け、後で一定回数自分から問
い合わせ信号を出すという動作でもって実行される。
【0042】更に、接続手段(30)は、図14におい
て示される従来例と同じである。発見期間中にその認識
した赤外線通信装置から発せられた問い合わせ信号に応
答して、両者を接続する。
【0043】この時、まず制御部(23)が接続情報テ
ーブル(28)を検索して、赤外線通信装置(13)と
データパスを形成している装置およびアプリケーション
を示す情報を取得する。次に、その取得した情報を含む
接続情報信号を、通信相手の赤外線通信装置に対してI
rDAモジュール(21)を介して送信する。その送信
動作に対応して、通信相手の赤外線通信装置から発せら
れる通信相手の接続情報信号を受信する。この通信相手
の接続情報信号は、通信相手の赤外線通信装置とデータ
パスを形成している装置およびアプリケーションであっ
て、その通信相手が具備するをもの示す情報を含む。最
後に、この送受信した互いの接続情報信号によって得ら
れた情報を参照して互いの装置およびアプリケーション
間の接続を行う。
【0044】本発明では、制御部(23)から発せられ
る赤外線の送受信動作のアルゴリズムを規定するプロト
コルに関して特徴がある。
【0045】図3は、本発明の実施の形態における具体
例を示したものであり、移動通信端末(携帯電話、PH
S等)と携帯端末(パソコン、モバイルコンピュータ
等)間の赤外線通信において適用可能である。移動通信
端末が送信機、携帯端末が受信機という構成であるが、
逆に携帯端末が送信機、移動通信端末が受信機という構
成も可能である。また、携帯端末、移動通信端末に加え
て各種情報家電において赤外線通信が可能なものとの間
の赤外線通信においても適用可能であり、IrDA規格
を準拠するものが望ましい。
【0046】次に、図4は、本発明の実施に関するフロ
ーチャートを示したものである。赤外線通信の待ち受け
状態(S401)から、ユーザーから非認識通信要求
(S402)があった時に、相手から発見されないよう
に設定(S403)する。
【0047】(S403)を以下に具体的に示す。赤外
線通信における接続動作は、まず発見動作を行い、次に
発見動作によって発見された他の赤外線通信装置の中か
ら接続先を選択することによって行われる。選択された
接続先との接続動作を以下に示す。まず自分の赤外線装
置とデータパスを形成する装置またはアルゴリズムを検
索し、また選択された接続先においても同様にその接続
先の赤外線装置とデータパスを形成する装置またはアル
ゴリズムを検索する検索手段を実行する。
【0048】次に検索された装置またはアルゴリズムを
示す接続情報を交換する接続情報交換手段を実行する。
最後に、接続情報交換手段によって交換した接続情報に
基づいて、自分の赤外線装置と選択された接続先との間
に少なくとも1つのデータリンクを行うことによって互
いに接続を行う接続手段を有する。この時、交換した接
続情報が互いにデータリンク不可能なものからなる時に
は、接続を行わない。
【0049】検索手段の中には、予め赤外線装置と接続
されている(データパスが設定されている)装置、アプ
リケーションを問い合わせる機能(IAS:Information
Access Server)を有する。このIASを使用不能にす
る(Auto Find IAS = disable)ことによって、自分の
装置、アプリケーションに関する情報を通信相手に伝え
ないことが可能となる。この自分の装置およびアプリケ
ーションに関する情報の検索動作を実行不能にする動作
を、相手から発見されない動作とする。
【0050】次に、赤外線通信の相手を発見動作中(S
404)の時は、発見中止要求(S405)の設定を行
った後、(S406)を実行し、発見動作中でない時
は、(S406)を実行する。IrDAモジュールに非
認識通信要求(S406)を発行することで、非認識デ
ータ通信(S407)を行う。データ通信終了後、再び
赤外線通信の待ち受け状態(S401)へと戻る。
【0051】上記のフローチャートにより、通信エラー
になる条件である相手との接続を、相手に発見されない
ように設定し、発見動作(Discovery処理)を行わない
ことにより、未然に防ぐことができるため、スムーズな
非認識通信ができるようになる。
【0052】図5は、本発明による赤外線非認識データ
通信の動作タイムチャートを示したものであり、未発見
期間におけるものである。通常は、相手を発見する動作
(Discovery)のON/OFF(51)(52)を周期
的に実行する。相手を発見する動作のON(51)は、
未発見状態における発見動作を示し、自分の情報を含む
問い合わせ信号(Query)の発信(511)と、他から
の問い合わせ信号(Query)の受信を待ち受ける動作
(512)からなる。相手を発見する動作のOFF(5
2)は、オフライン状態を示し、赤外線通信装置の動作
を行わない。
【0053】ユーザからの非認識データ通信要求(53
1)に対応して、自分の赤外線通信装置が相手に発見さ
れないように設定(532)を行い、この時に発見動作
実行中であれは発見動作中止を要求する(533)。発
見動作中止要求(533)を受けて発見動作が短縮され
(514)、オフライン状態(521)へ移行する。そ
のオフライン状態(521)中に非認識データ通信を実
行する。また、図示しないが、相手を発見する動作のO
FF(52)中の非認識データ通信要求(531)に
は、要求後即座に非認識データ通信を実行する。
【0054】本実施例では、ユーザからの非認識データ
通信要求(531)に対応する発見動作中止要求(53
3)によってNDM期間が短縮されている(513)。
他に、発見動作中止要求(533)がQ(511)の時
に発せられると、それ以降のQおよびNDMが中止され
てオフライン状態(521)へ移行する。また、非認識
データ通信要求(531)時がOFFLINE時(5
2)の時は発見動作中止要求(533)を発しない。こ
こで、相手に発見されないように設定(532)とは、
IASを使用不可にする(Auto Find IAS = disable)
ことである。
【0055】図6は、本発明による赤外線非認識データ
通信の動作タイムチャートを示したものであり、発見期
間かつ通信相手と未接続状態におけるものである。通常
は、他からの問い合わせ信号(Query)の受信を待ち受
ける動作(541)と、自分の情報を含む問い合わせ信
号(Query)の発信(542)とからなる発見期間にお
ける相手を発見する動作(54)を一定期間連続的に実
施する。
【0056】ユーザからの非認識データ通信要求(53
1)に対応して、自分の赤外線通信装置が相手に発見さ
れないように設定(532)を行い、この時に他からの
問い合わせ信号(Query)の受信を待ち受ける動作(5
41)実行中であれはその動作中止を要求する(53
3)。発見動作中止要求(533)を受けて受信を待ち
受ける動作が短縮され(543)、その受信を待ち受け
る動作に続くQの発信動作が中止され(544)、オフ
ライン状態(55)へ移行する。そのオフライン状態
(55)中に非認識データ通信を実行する。
【0057】また、ユーザからの非認識データ通信要求
(531)がQ(542)の発信中に行われた場合は、
以後の受信を待ち受ける動作とQの発信動作が中止さ
れ、オフライン状態へ移行する。
【0058】図7は本発明による赤外線非認識データ通
信プロトコルの発見動作実行中における動作タイムチャ
ートを示したものである。
【0059】ユーザからの非認識データ通信要求(6
1)に対応して、制御部が、まず相手から発見されない
ように設定し(63)、相手を発見する動作(62)の
中止を要求する(64)。次に、IrDAモジュールに
対して非認識データ通信要求(65)を行い、IrDA
モジュールから通信相手に対して非認識データ通信が行
われる(66)。
【0060】図15に示される従来例との違いは、図1
5における保留期間(113)を強制的になくすことに
よって速やかな非認識通信を可能にしている点である。
また、図13に示される発見状態における動作(10
3)期間に、ユーザからの非認識データ通信要求を受け
た時は、制御部が、まず相手から発見されないように設
定し、発見状態における動作(103)の中止を要求す
る。次に、IrDAモジュールに対して非認識データ通
信要求を行い、IrDAモジュールから通信相手に対し
て非認識データ通信が行われる。
【0061】図8は、本発明による赤外線非認識データ
通信の動作タイムチャートを示したものであり、通信相
手と接続状態におけるものである。
【0062】通信相手と接続中の状態(S701)か
ら、ユーザーから非認識通信要求(S402)があった
時に、通信相手との接続の切断を要求する(S70
3)。この切断要求に応答して通信相手と接続されてい
る全てのデバイスとの切断を実行する。次に、(S70
3)の実行後、IrDAモジュールに対して非認識デー
タ通信要求を行い(S704)、非認識データ通信を実
行する(S705)。
【0063】(S705)終了後、赤外線通信の待ち受
け状態に移行することが可能である。また、切断前の通
信相手と再び接続を行うことも可能である。この時、自
分と通信相手の双方が、切断前の通信相手との接続情報
と、転送途中のデータ情報を記録する記録部と、及びそ
の記録部を参照して両者の接続の復元を行うアルゴリズ
ムを具備する場合、スムーズに再接続が可能であり、ま
た、転送終了後のデータ情報から転送を続けることも可
能である。
【0064】図9は、本発明による赤外線非認識データ
通信の動作タイムチャートを示したものであり、接続状
態期間におけるものである。
【0065】まず、他からの問い合わせ信号(Query)
の受信を待ち受ける動作(561)と、自分の情報を含
む問い合わせ信号(Query)の発信(562)とからな
る発見期間における相手を発見する動作(56)を一定
期間連続的に実施する。この受信を待ち受ける動作(5
61)期間に未発見期間において受信した問い合わせ信
号と同じ発信相手による問い合わせ信号を受信した時、
一度Qの発信動作(562)を行った後に、その発信相
手との接続を実行するための一連の接続動作実行後にそ
の発信相手との接続状態(571)へと移行する。
【0066】この接続状態(571)時に、ユーザから
の非認識データ通信要求(531)に対応して、自分の
赤外線通信装置がその接続の切断要求を行い(53
4)、その切断要求を受けてその発信相手との接続状態
を解消し、オフライン状態(58)へ移行する。そのオ
フライン状態(58)中に非認識データ通信を実行す
る。
【0067】図10は本発明による赤外線非認識データ
通信プロトコルの接続動作実行中における動作タイムチ
ャートを示したものである。
【0068】ユーザからの非認識データ通信要求(8
1)に対応して、制御部が、通信相手との接続(82)
の切断を要求する(83)。次に、IrDAモジュール
に対して非認識データ通信要求(84)を行い、IrD
Aモジュールから通信相手に対して非認識データ通信が
行われる(85)。上記の実施例において、従来は接続
終了まで保留もしくはエラーとして処理されていたユー
ザからの非認識データ通信要求を優先的にスムーズに実
行することが可能となる。
【0069】本発明の特徴は、プロトコル上で、強制的
に相手から発見されないようにし、さらに発見動作(接
続動作)を中止するため、ユーザーの要求後すぐにデー
タ通信を行うため第1と第2の問題点を解決しスムーズ
なデータ通信が行えるために、ユーザーにストレスを与
えないデータ通信が可能となる。
【0070】
【発明の効果】第1の効果は、Irが発見動作を行って
いる時に非認識通信要求があった時、エラーになってい
たプロトコルが相手に接続されないように設定し、かつ
先に発見動作を止めるためにエラーにはならず、ユーザ
ーの意志通りのデータ通信ができ、エラーが起きること
をなくすことが可能となる。
【0071】第2の効果は、発見期間終了まで通信要求
を保留することで、Ir部の動作時間が結果的に長くな
っていましたが、本発明の非認識データ通信要求により
発見状態を止めることにより動作時間の短縮が行われ、
消費電流が軽減できる。
【0072】第3の効果は、このようなプロトコルにす
る事で、ユーザーの要求があった時にてから直ぐにデー
タ通信が行われるため、データ通信を開始するまでの保
留時間が無くなり、ユーザーの意志通りのデータ通信が
行われるので、通信要求から実際に通信が始まるまでの
待ち時間を解消することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における通信装置を示した機能ブロック
図である。
【図2】赤外線通信装置の構成を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態における具体例を示したも
のであり、移動通信端末(携帯電話、PHS等)と携帯
端末(パソコン、モバイルコンピュータ等)間の非認識
通信を示した図である。
【図4】本発明の実施に関するフローチャートを示した
ものである。
【図5】本発明による赤外線非認識データ通信の動作タ
イムチャートを示したものであり、未発見期間における
ものである。
【図6】本発明による赤外線非認識データ通信の動作タ
イムチャートを示したものであり、発見期間かつ通信相
手と未接続状態におけるものである。
【図7】本発明による赤外線非認識データ通信プロトコ
ルの発見動作実行中における動作タイムチャートを示し
たものである。
【図8】本発明による赤外線非認識データ通信の動作タ
イムチャートを示したものであり、通信相手と接続状態
におけるものである。
【図9】本発明による赤外線非認識データ通信の動作タ
イムチャートを示したものであり、接続状態期間におけ
るものである。
【図10】本発明による赤外線非認識データ通信プロト
コルの接続動作実行中における動作タイムチャートを示
したものである。
【図11】従来の赤外線を用いた非認識データ通信にお
ける動作を示すフローチャートを示している。
【図12】通常の赤外線通信を行う際のデバイスの動作
を示した図であり、非発見状態における動作を示してい
る。
【図13】通常の赤外線通信を行う際のデバイスの動作
を示した図であり、発見状態における動作を示してい
る。
【図14】通常の赤外線通信を行う際のデバイスの動作
を示した図であり、接続状態における動作を示してい
る。
【図15】従来の非認識通信プロトコルの動作タイムチ
ャートを示す。
【符号の説明】
11 送信機 12 受信機 13 赤外線通信装置 14 デバイス 15 記録媒体 16 要求部 17 送受信部 18 制御部 21 IrDAモジュール 22 Modem 23 制御部 24 LEDドライバ 25 レシーバ 26 エンコーダ 27 デコーダ 28 接続情報テーブル 29 発見手段 30 接続手段 51 未発見状態における発見動作 511 未発見状態におけるQuery 512 未発見状態におけるNDM 513 短縮されたNDM 514 短縮された未発見状態における発見動作 52 オフライン状態 521 オフライン状態 531 非認識通信要求 532 相手に発見されないように設定(Auto Find IA
S = Disable) 533 発見動作中止要求 534 切断要求 54 発見状態における発見動作 541 発見状態におけるNDM 542 発見状態におけるQuery 543 短縮された発見状態におけるNDM 544 中止された発見状態におけるQuery 55 オフライン状態 56 発見状態における発見動作 561 発見状態におけるNDM 562 発見状態におけるQuery 57 接続状態 571 接続動作 58 オフライン状態 61 非認識通信要求 62 発見動作 63 相手に発見されないように設定(Auto Find IAS
= Disable) 64 発見動作中止要求 65 非認識通信要求 66 非認識データ通信 81 非認識通信要求 82 接続状態 83 切断要求 84 非認識通信要求 85 非認識データ通信 101 未発見状態における発見動作 1011 未発見状態におけるQuery 1012 未発見状態におけるNDM 102 オフライン状態 103 発見状態における発見動作 1031 発見状態におけるNDM 1032 発見状態におけるQuery 104 オフライン状態 105 接続状態 1051 接続動作 111 非認識通信要求 112 発見動作 113 保留期間 114 非認識通信要求 115 非認識データ通信

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 赤外線信号の送受信を制御する制御部
    と、非認識通信を要求する要求部を具備し、ここで、前
    記非認識通信は受信相手を認識せずに赤外線通信信号を
    送信する送信手段であり、 前記制御部は、 通信相手を発見する発見手段と、ここで前記通信相手は
    赤外線信号送受信手段を有し、 前記発見手段によって発見された前記通信相手との接続
    を行う接続手段と、 前記発見手段の動作中に前記要求部から発せられた非認
    識通信要求に応答して、前記接続手段の動作を予め禁止
    し、前記発見手段の動作を中止して前記非認識通信を行
    う通信手段とを具備する移動無線装置。
  2. 【請求項2】 前記接続手段の動作中に前記要求部から
    発せられた非認識通信要求に応答して、前記接続を切断
    して前記非認識通信を行う手段と、 をさらに具備する請求項1に記載の移動無線装置。
  3. 【請求項3】 前記発見手段は、 問い合わせ信号の受信を待ち受ける動作を含む第1の発
    見動作を周期的に行う周期的発見手段と、ここで前記問
    い合わせ信号は、前記問い合わせ信号を送信した通信相
    手を特定する情報を含む赤外線信号であり、 前記周期的発見手段によって受信した前記問い合わせ信
    号に応答して、前記問い合わせ信号の受信を待ち受ける
    動作を含む第2の発見動作を一定期間連続的に行う連続
    的発見手段からなり、 前記接続手段は、 前記連続的発見手段によって受信した前記問い合わせ信
    号に基づいて、前記問い合わせ信号を送信した通信相手
    と接続を行う手段からなり、 前記通信手段は、 前記第1または第2の発見動作の動作中に前記要求部か
    ら発せられた非認識通信要求に応答して、前記接続手段
    の動作を予め禁止し、前記第1または第2の発見動作を
    中止して前記非認識通信を行う手段からなる請求項1ま
    たは2に記載の移動無線装置。
  4. 【請求項4】 前記制御部と接続されている装置と、 前記制御部を介して所定のアルゴリズムに従ってデータ
    の入出力を行う入出力部と、 接続情報テーブルと、 前記接続情報テーブルに前記装置および前記入出力部を
    登録する登録手段をさらに有し、 前記接続手段は、 前記発見手段によって発見された前記通信相手からの問
    い合わせ信号に基づいて前記接続情報テーブルを検索す
    る検索手段と、 前記検索手段によって得られた前記装置および前記入出
    力部の情報を含む接続情報信号を前記通信相手と交換す
    る接続情報交換手段と、 前記接続情報交換手段によって交換された前記接続情報
    信号に含まれる前記装置および前記入出力部の情報に基
    づいて、前記通信相手と接続する手段からなり、 前記通信手段は、 前記検索手段の動作を予め禁止することによって前記接
    続手段の動作を予め禁止することを特徴とする請求項1
    から3のいずれかに記載の移動無線装置。
  5. 【請求項5】 赤外線通信部を含む通信装置において、 通信相手を発見する発見ステップと、ここで前記通信相
    手は赤外線信号送受信手段を有し、 前記発見ステップによって発見された前記通信相手と接
    続を行う接続ステップと、 前記発見ステップ実行中に前記要求部から発せられた非
    認識通信要求に応答して、前記接続ステップの動作を予
    め禁止し、前記発見ステップを中断して前記非認識通信
    を行う通信ステップと、ここで、前記非認識通信は受信
    相手を認識せずに前記赤外線信号を送信することからな
    る非認識通信方法。
  6. 【請求項6】 前記接続ステップ実行中に前記要求部か
    ら発せられた非認識通信要求に応答して、前記接続を切
    断して前記非認識通信を行うステップと、 をさらに具備する請求項5に記載の非認識通信方法。
  7. 【請求項7】 前記発見ステップは、 問い合わせ信号の受信を待ち受ける動作を含む第1の発
    見動作を周期的に行う周期的発見ステップと、ここで前
    記問い合わせ信号は、前記問い合わせ信号を送信した通
    信相手を特定する情報を含む赤外線信号であり、 前記周期的発見ステップによって受信した前記問い合わ
    せ信号に応答して、前記問い合わせ信号の受信を待ち受
    ける動作を含む第2の発見動作を一定期間連続的に行う
    連続的発見ステップからなり、 前記接続ステップは、 前記連続的発見ステップによって受信した前記問い合わ
    せ信号に基づいて、前記問い合わせ信号を送信した通信
    装置と接続を行うステップからなり、 前記通信ステップは、 前記発見ステップによる前記第1または第2の発見動作
    の動作中に前記要求部から発せられた非認識通信要求に
    応答して、前記接続ステップの動作を予め禁止し、前記
    第1または第2の発見動作を中止して前記非認識通信を
    行うステップからなる請求項5または6に記載の非認識
    通信方法。
  8. 【請求項8】 前記通信装置に含まれる装置と前記赤外
    線通信部と接続するステップと、 前記赤外線通信部を介して所定のアルゴリズムに従って
    前記通信装置に含まれる入出力部とデータの入出力を行
    うステップとをさらに有し、 前記接続ステップは、 前記発見ステップによって発見された前記通信装置から
    の問い合わせ信号に基づいて前記装置および前記入出力
    部を検索する検索ステップと、 前記検索ステップによって得られた前記装置および前記
    入出力部の情報を有する接続情報信号を前記通信装置と
    交換する接続情報交換ステップと、 前記接続情報交換ステップによって交換された前記接続
    情報信号に含まれる前記装置および前記入出力部の情報
    に基づいて、前記通信装置と接続するステップからな
    り、 前記通信ステップは、 前記検索ステップの動作を予め禁止することによって前
    記接続ステップの動作を予め禁止することを特徴とする
    請求項5から7のいずれかに記載の非認識通信方法。
  9. 【請求項9】 赤外線通信部を含む通信装置において、 通信相手を発見する発見ステップと、ここで前記通信相
    手は赤外線信号送受信手段を有し、 前記発見ステップによって発見された前記通信相手と接
    続を行う接続ステップと、 前記発見ステップ実行中に前記要求部から発せられた非
    認識通信要求に応答して、前記接続ステップの動作を予
    め禁止し、前記発見ステップを中断して前記非認識通信
    を行う通信ステップと、ここで、前記非認識通信は通信
    相手を認識せずに前記赤外線信号を送信することからな
    るプログラムを記録した記録媒体。
  10. 【請求項10】 前記接続ステップ実行中に前記要求部
    から発せられた非認識通信要求に応答して、前記接続を
    切断して前記非認識通信を行うステップと、を含むプロ
    グラムをさらに記録した請求項9に記載の記録媒体。
  11. 【請求項11】 前記発見ステップは、 問い合わせ信号の受信を待ち受ける動作を含む第1の発
    見動作を周期的に行う周期的発見ステップと、ここで前
    記問い合わせ信号は、前記問い合わせ信号を送信した通
    信装置を特定する情報を含む赤外線信号であり、 前記周期的発見ステップによって受信した前記問い合わ
    せ信号に応答して、前記問い合わせ信号の受信を待ち受
    ける動作を含む第2の発見動作を一定期間連続的に行う
    連続的発見ステップからなり、 前記接続ステップは、 前記連続的発見ステップによって受信した前記問い合わ
    せ信号に基づいて、前記問い合わせ信号を送信した通信
    装置と接続を行うステップからなり、 前記通信ステップは、 前記発見ステップによる前記第1または第2の発見動作
    の動作中に前記要求部から発せられた非認識通信要求に
    応答して、前記接続ステップの動作を予め禁止し、前記
    第1または第2の発見動作を中止して前記非認識通信を
    行うステップからなるプログラムを記録した請求項9ま
    たは10に記載の記録媒体。
  12. 【請求項12】 前記赤外線通信部と前記通信装置に含
    まれる装置と接続するステップと、 前記赤外線通信部を介して前記通信装置に含まれる入出
    力部と所定のアルゴリズムに従ってデータの入出力を行
    うステップと、 接続情報テーブルを確保するステップと前記装置と前記
    入出力部を前記接続情報テーブルに登録するステップを
    さらに具備し、 前記接続ステップは、 前記発見ステップによって発見された前記通信相手から
    の問い合わせ信号に基づいて前記接続情報テーブルを検
    索する検索ステップと、 前記検索ステップによって得られた前記装置および前記
    入出力部の情報を含む接続情報信号を前記通信相手と交
    換する接続情報交換ステップと、 前記接続情報交換ステップによって交換された前記接続
    情報信号に含まれる前記装置および前記入出力部の情報
    に基づいて、前記通信相手と接続するステップからな
    り、 前記通信ステップは、 前記検索ステップの動作を予め禁止することによって前
    記接続ステップの動作を予め禁止することを特徴とする
    プログラムを記録した請求項9から11のいずれかに記
    載の記録媒体。
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