JP2000101580A - 無線通信装置及びその通信方法 - Google Patents
無線通信装置及びその通信方法Info
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- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
- Y02D30/00—Reducing energy consumption in communication networks
- Y02D30/70—Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 電力消費を低減することができる無線通信装
置及びその通信方法を提供する。 【解決手段】 送るべき送信データがない場合に、デー
タの伝送速度を通信システム内で許容できる最も遅い伝
送速度に落とすと同時に電力供給部２０８で供給される
電力を該遅い伝送速度に対応した電力に変更させる（ス
テップＳ３０５）。
置及びその通信方法を提供する。 【解決手段】 送るべき送信データがない場合に、デー
タの伝送速度を通信システム内で許容できる最も遅い伝
送速度に落とすと同時に電力供給部２０８で供給される
電力を該遅い伝送速度に対応した電力に変更させる（ス
テップＳ３０５）。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信装置及び
その通信方法に関し、特に、デジタルデータ通信を行う
ことができるとともに複数の伝送速度で通信可能な通信
システムを構成する無線通信装置及びその通信方法に関
する。
その通信方法に関し、特に、デジタルデータ通信を行う
ことができるとともに複数の伝送速度で通信可能な通信
システムを構成する無線通信装置及びその通信方法に関
する。
【０００２】
【従来の技術】従来、デジタルデータ通信を行うことが
できるとともに複数の伝送速度で通信可能な通信システ
ムを構成する無線通信装置、例えば移動端末において
は、移動端末から基地局への伝送速度と基地局から移動
端末への伝送速度は同一であった。
できるとともに複数の伝送速度で通信可能な通信システ
ムを構成する無線通信装置、例えば移動端末において
は、移動端末から基地局への伝送速度と基地局から移動
端末への伝送速度は同一であった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このため、一方の通信
データ量が他方の通信データ量に比べて著しく少ない場
合でも、伝送速度の高い方式で通信を行い、通信データ
量が少ない方は通信データの内容として「０」を送るな
どしていた。そのため、いたずらに電力を消費してい
た。
データ量が他方の通信データ量に比べて著しく少ない場
合でも、伝送速度の高い方式で通信を行い、通信データ
量が少ない方は通信データの内容として「０」を送るな
どしていた。そのため、いたずらに電力を消費してい
た。
【０００４】特に、近年移動通信システムの新しい方式
として提案されているCDMA（Code-Division Multiple A
ccess）方式では、低速通信速度の無線回線よりも高速
通信速度の無線回線の方が、より良好な無線回線品質を
必要とするので、高速通信速度で通信を行うと低速通信
速度で通信を行う場合に比べて、電力を増加させなけれ
ばならず、通信データ量の少ない方はいたずらに電力を
消費していた。
として提案されているCDMA（Code-Division Multiple A
ccess）方式では、低速通信速度の無線回線よりも高速
通信速度の無線回線の方が、より良好な無線回線品質を
必要とするので、高速通信速度で通信を行うと低速通信
速度で通信を行う場合に比べて、電力を増加させなけれ
ばならず、通信データ量の少ない方はいたずらに電力を
消費していた。
【０００５】本発明は、上記点に着目してなされたもの
であり、電力消費を低減することができる無線通信装置
及びその通信方法を提供することを目的とする。
であり、電力消費を低減することができる無線通信装置
及びその通信方法を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項１の無線通信装置は、複数の伝送速度で通信
可能な通信システムを構成する無線通信装置において、
送信すべきデータ量を検知する検知手段と、前記データ
の伝送速度を設定する設定手段と、前記通信に必要な電
力を供給する電力供給手段と、前記検知手段が前記送信
すべきデータ量が減少したことを検知した場合に、前記
設定手段が前記伝送速度を遅く設定するように制御する
と共に前記電力供給手段が該遅く設定された伝送速度の
通信に必要な電力を供給するように制御する制御手段と
を備えることを特徴とする。
め、請求項１の無線通信装置は、複数の伝送速度で通信
可能な通信システムを構成する無線通信装置において、
送信すべきデータ量を検知する検知手段と、前記データ
の伝送速度を設定する設定手段と、前記通信に必要な電
力を供給する電力供給手段と、前記検知手段が前記送信
すべきデータ量が減少したことを検知した場合に、前記
設定手段が前記伝送速度を遅く設定するように制御する
と共に前記電力供給手段が該遅く設定された伝送速度の
通信に必要な電力を供給するように制御する制御手段と
を備えることを特徴とする。
【０００７】請求項２の無線通信装置は、請求項１記載
の無線通信装置において、前記検知手段が前記送信すべ
きデータがないことを検知した場合に、前記制御手段が
前記通信システムで許容される最も遅い伝送速度に設定
するように前記設定手段を制御すると共に該最も遅い伝
送速度の通信に必要な電力を供給するように前記電力供
給手段を制御すること特徴とする。
の無線通信装置において、前記検知手段が前記送信すべ
きデータがないことを検知した場合に、前記制御手段が
前記通信システムで許容される最も遅い伝送速度に設定
するように前記設定手段を制御すると共に該最も遅い伝
送速度の通信に必要な電力を供給するように前記電力供
給手段を制御すること特徴とする。
【０００８】請求項３の無線通信装置は、請求項１又は
２記載の無線通信装置において、前記設定手段は前記デ
ータの送信時及び受信時の伝送速度を個別に設定するこ
と特徴とする。
２記載の無線通信装置において、前記設定手段は前記デ
ータの送信時及び受信時の伝送速度を個別に設定するこ
と特徴とする。
【０００９】請求項４の無線通信装置は、請求項１乃至
３のいずれか１項記載の無線通信装置において、前記無
線通信装置は、端末及び基地局の少なくとも一方である
ことを特徴とする。
３のいずれか１項記載の無線通信装置において、前記無
線通信装置は、端末及び基地局の少なくとも一方である
ことを特徴とする。
【００１０】請求項５の無線通信装置の通信方法は、複
数の伝送速度で通信可能な通信システムを構成する無線
通信装置の通信方法において、送信すべきデータ量を検
知する検知工程と、前記データの伝送速度を設定する設
定工程と、前記通信に必要な電力を供給する電力供給工
程と、前記検知工程で前記送信すべきデータ量が減少し
たことを検知した場合に、前記設定工程で前記伝送速度
を遅く設定するように制御すると共に前記電力供給工程
で該遅く設定された伝送速度の通信に必要な電力を供給
するように制御する制御工程とを含むことを特徴とす
る。
数の伝送速度で通信可能な通信システムを構成する無線
通信装置の通信方法において、送信すべきデータ量を検
知する検知工程と、前記データの伝送速度を設定する設
定工程と、前記通信に必要な電力を供給する電力供給工
程と、前記検知工程で前記送信すべきデータ量が減少し
たことを検知した場合に、前記設定工程で前記伝送速度
を遅く設定するように制御すると共に前記電力供給工程
で該遅く設定された伝送速度の通信に必要な電力を供給
するように制御する制御工程とを含むことを特徴とす
る。
【００１１】請求項６の無線通信装置の通信方法は、請
求項５記載の無線通信装置の通信方法によれば、前記検
知工程で前記送信すべきデータがないことを検知した場
合に、前記制御工程で前記通信システムで許容される最
も遅い伝送速度に設定するように前記設定工程を制御す
ると共に該最も遅い伝送速度の通信に必要な電力を供給
するように前記電力供給工程を制御すること特徴とす
る。
求項５記載の無線通信装置の通信方法によれば、前記検
知工程で前記送信すべきデータがないことを検知した場
合に、前記制御工程で前記通信システムで許容される最
も遅い伝送速度に設定するように前記設定工程を制御す
ると共に該最も遅い伝送速度の通信に必要な電力を供給
するように前記電力供給工程を制御すること特徴とす
る。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
を参照して説明する。
【００１３】（１）第１の実施の形態 図１は本発明の第１の実施の形態に係る無線通信装置を
利用した無線通信システムの構成概要図である。
利用した無線通信システムの構成概要図である。
【００１４】この無線通信システムは、各ユーザが使用
する移動端末１０１と、通信事業者設備１０９と、通信
網としてのＩＳＤＮ１０５、ＡＴＭ１０６及びＬＡＮ１
０７とを備えている。
する移動端末１０１と、通信事業者設備１０９と、通信
網としてのＩＳＤＮ１０５、ＡＴＭ１０６及びＬＡＮ１
０７とを備えている。
【００１５】通信事業者設備１０９は、通信事業者の管
理する基地局１０２，１０３及びこれらと接続されてい
る無線制御装置１０４を備えており、基地局１０２は、
このエリア内にある移動端末１０１と無線で上りデータ
及び下りデータを送受し、通信している。無線制御装置
１０４は通信網としてのＩＳＤＮ１０５、ＡＴＭ１０６
及びＬＡＮ１０７とそれぞれ接続されており、これらの
通信網と移動端末１０１との通信を制御する。
理する基地局１０２，１０３及びこれらと接続されてい
る無線制御装置１０４を備えており、基地局１０２は、
このエリア内にある移動端末１０１と無線で上りデータ
及び下りデータを送受し、通信している。無線制御装置
１０４は通信網としてのＩＳＤＮ１０５、ＡＴＭ１０６
及びＬＡＮ１０７とそれぞれ接続されており、これらの
通信網と移動端末１０１との通信を制御する。
【００１６】図２は移動端末１０１の内部構成の一例を
示す図である。
示す図である。
【００１７】この移動端末１０１は、電波の送受信を行
う無線部２０１と、信号の変復調を行うベースバンド処
理部２０２と、送受信データのフレーム単位での分解・
組立てを行うフレーム分解組立て部２０３と、通信アプ
リケーション２０４と、無線通信の制御を行う制御部２
０５と、各種設定値（例えば、送信出力最大値、通信速
度）等や各種演算のための定数を記憶しておく設定情報
記憶部２０６と、通信アプリケーション２０４とデータ
送受信を行うデータインターフェース２０７と、上記各
部に電力を供給する電力供給部２０８とを備えている。
う無線部２０１と、信号の変復調を行うベースバンド処
理部２０２と、送受信データのフレーム単位での分解・
組立てを行うフレーム分解組立て部２０３と、通信アプ
リケーション２０４と、無線通信の制御を行う制御部２
０５と、各種設定値（例えば、送信出力最大値、通信速
度）等や各種演算のための定数を記憶しておく設定情報
記憶部２０６と、通信アプリケーション２０４とデータ
送受信を行うデータインターフェース２０７と、上記各
部に電力を供給する電力供給部２０８とを備えている。
【００１８】無線部２０１とベースバンド処理部２０
２、ベースバンド処理部２０２とフレーム分解組立て部
２０３、通信アプリケーション２０４とデータインター
フェース２０７は、それぞれデータの送受信を行ってい
る。制御部２０５は、無線部２０１、ベースバンド処理
部２０２、フレーム分解組立て部２０３、設定情報記憶
部２０６、データインターフェース２０７及び電力供給
部２０８をそれぞれ制御している。尚、制御部２０５は
設定情報記憶部２０６に記憶されている設定値に基づい
てデータの伝送速度を設定でき、設定情報記憶部２０６
は送信時及び受信時の伝送速度を個別に記憶している。
２、ベースバンド処理部２０２とフレーム分解組立て部
２０３、通信アプリケーション２０４とデータインター
フェース２０７は、それぞれデータの送受信を行ってい
る。制御部２０５は、無線部２０１、ベースバンド処理
部２０２、フレーム分解組立て部２０３、設定情報記憶
部２０６、データインターフェース２０７及び電力供給
部２０８をそれぞれ制御している。尚、制御部２０５は
設定情報記憶部２０６に記憶されている設定値に基づい
てデータの伝送速度を設定でき、設定情報記憶部２０６
は送信時及び受信時の伝送速度を個別に記憶している。
【００１９】図３は通信状態において制御部２０５が通
信速度を可変する処理のフローチャートである。
信速度を可変する処理のフローチャートである。
【００２０】まず、通信状態において、制御部２０５は
データインターフェース２０７の送信する送信データ量
を監視すると共に現在通信しているデータの伝送速度を
監視する（ステップＳ３０１）。この状態において、送
るべき送信データがあるか否かを判別し（ステップＳ３
０２）、送信データがある場合には、通信を続けるため
ステップＳ３０１に戻る一方、送信データがない場合に
は、現在のデータの伝送速度が本システム内で許容でき
る最も遅い伝送速度であるか否かを判別する（ステップ
Ｓ３０３）。
データインターフェース２０７の送信する送信データ量
を監視すると共に現在通信しているデータの伝送速度を
監視する（ステップＳ３０１）。この状態において、送
るべき送信データがあるか否かを判別し（ステップＳ３
０２）、送信データがある場合には、通信を続けるため
ステップＳ３０１に戻る一方、送信データがない場合に
は、現在のデータの伝送速度が本システム内で許容でき
る最も遅い伝送速度であるか否かを判別する（ステップ
Ｓ３０３）。
【００２１】ステップＳ３０３の判別の結果、最も遅い
伝送速度である場合には、本制御を終了する一方、最も
遅い伝送速度でない場合には、例えば、基地局１０２に
伝送速度を遅くすることを通知し（ステップＳ３０
４）、このシステムの中で許容される最も遅い伝送速度
までデータの伝送速度を落とすと同時に電力供給部２０
８で供給される電力を該遅い伝送速度に対応した電力に
変更させ（ステップＳ３０５）、本制御を終了する。
伝送速度である場合には、本制御を終了する一方、最も
遅い伝送速度でない場合には、例えば、基地局１０２に
伝送速度を遅くすることを通知し（ステップＳ３０
４）、このシステムの中で許容される最も遅い伝送速度
までデータの伝送速度を落とすと同時に電力供給部２０
８で供給される電力を該遅い伝送速度に対応した電力に
変更させ（ステップＳ３０５）、本制御を終了する。
【００２２】上述したように、本実施の形態によれば、
送るべき送信データがない場合に、データの伝送速度を
本システム内で許容できる最も遅い伝送速度に落とすと
同時に電力供給部２０８で供給される電力を該遅い伝送
速度に対応した電力に変更させるので（ステップＳ３０
５）、電力消費を低減することができ、バッテリーで電
力供給している場合には、バッテリーの節約の効果があ
る。
送るべき送信データがない場合に、データの伝送速度を
本システム内で許容できる最も遅い伝送速度に落とすと
同時に電力供給部２０８で供給される電力を該遅い伝送
速度に対応した電力に変更させるので（ステップＳ３０
５）、電力消費を低減することができ、バッテリーで電
力供給している場合には、バッテリーの節約の効果があ
る。
【００２３】（２）第２の実施の形態 本発明の第２の実施の形態に係る無線通信システムの構
成は、第１の実施の形態に係る無線通信システムの構成
と同様である。第２の実施の形態が第１の実施の形態と
異なる点は、通信状態において制御部２０５が通信速度
を可変する制御の制御方式である。
成は、第１の実施の形態に係る無線通信システムの構成
と同様である。第２の実施の形態が第１の実施の形態と
異なる点は、通信状態において制御部２０５が通信速度
を可変する制御の制御方式である。
【００２４】図４は通信状態において制御部２０５が通
信速度を可変する処理のフローチャートである。
信速度を可変する処理のフローチャートである。
【００２５】まず、通信状態において、制御部２０５は
データインターフェース２０７の送信する送信データ量
を監視すると共に現在通信しているデータの伝送速度を
監視する（ステップＳ４０１）。この状態において、送
るべき送信データ量が減少したか否かを判別し（ステッ
プＳ４０２）、送信データ量が減少していない場合に
は、通信を続行し（ステップ４０３）、ステップＳ４０
２に戻る一方、送信データ量が減少した場合には、デー
タインターフェース２０７におけるデータ伝送速度が現
在設定情報記憶部２０６に記憶されている無線区間のデ
ータ伝送速度と比べ１レベル以上遅いか否かを判別する
（ステップＳ４０４）。尚、データ伝送速度の各レベル
は予め設定情報記憶部２０６に記憶されている。
データインターフェース２０７の送信する送信データ量
を監視すると共に現在通信しているデータの伝送速度を
監視する（ステップＳ４０１）。この状態において、送
るべき送信データ量が減少したか否かを判別し（ステッ
プＳ４０２）、送信データ量が減少していない場合に
は、通信を続行し（ステップ４０３）、ステップＳ４０
２に戻る一方、送信データ量が減少した場合には、デー
タインターフェース２０７におけるデータ伝送速度が現
在設定情報記憶部２０６に記憶されている無線区間のデ
ータ伝送速度と比べ１レベル以上遅いか否かを判別する
（ステップＳ４０４）。尚、データ伝送速度の各レベル
は予め設定情報記憶部２０６に記憶されている。
【００２６】ステップＳ４０４の判別の結果、１レベル
以上遅くない場合には、ステップＳ４０３に進み通信を
続行する一方、１レベル以上遅い場合には、データイン
ターフェース２０７におけるデータ伝送速度が現在設定
情報記憶部２０６に記憶されている無線区間のデータ伝
送速度と比べ２レベル以上遅いか否かを判別する（ステ
ップＳ４０５）。
以上遅くない場合には、ステップＳ４０３に進み通信を
続行する一方、１レベル以上遅い場合には、データイン
ターフェース２０７におけるデータ伝送速度が現在設定
情報記憶部２０６に記憶されている無線区間のデータ伝
送速度と比べ２レベル以上遅いか否かを判別する（ステ
ップＳ４０５）。
【００２７】ステップＳ４０５の判別の結果、２レベル
以上遅い場合には、現在設定情報記憶部２０６に記憶さ
れている無線区間のデータ伝送速度を１レベル遅い伝送
速度に変更し（ステップＳ４０６）、ステップＳ４０４
に戻る。このループにより、データインターフェース２
０７におけるデータ伝送速度が現在設定情報記憶部２０
６に記憶されている無線区間のデータ伝送速度と比べ２
レベル以上遅い場合にも、１レベルづつ伝送速度を遅く
し、適切な伝送速度に対応することができる。
以上遅い場合には、現在設定情報記憶部２０６に記憶さ
れている無線区間のデータ伝送速度を１レベル遅い伝送
速度に変更し（ステップＳ４０６）、ステップＳ４０４
に戻る。このループにより、データインターフェース２
０７におけるデータ伝送速度が現在設定情報記憶部２０
６に記憶されている無線区間のデータ伝送速度と比べ２
レベル以上遅い場合にも、１レベルづつ伝送速度を遅く
し、適切な伝送速度に対応することができる。
【００２８】一方、ステップＳ４０５の判別の結果、２
レベル以上遅くない場合には、例えば、基地局１０２に
伝送速度を遅くすることを通知し（ステップＳ４０
７）、現在設定情報記憶部２０６に記憶されている無線
区間のデータ伝送速度を１レベル遅い伝送速度に変更す
ると共に、電力供給部２０８で供給される電力を該遅い
伝送速度に対応した電力に変更させ（ステップＳ４０
８）、本制御を終了する。
レベル以上遅くない場合には、例えば、基地局１０２に
伝送速度を遅くすることを通知し（ステップＳ４０
７）、現在設定情報記憶部２０６に記憶されている無線
区間のデータ伝送速度を１レベル遅い伝送速度に変更す
ると共に、電力供給部２０８で供給される電力を該遅い
伝送速度に対応した電力に変更させ（ステップＳ４０
８）、本制御を終了する。
【００２９】上述したように、本実施の形態によれば、
データインターフェース２０７におけるデータ伝送速度
が現在設定情報記憶部２０６に記憶されている無線区間
のデータ伝送速度と比べて、どのぐらいのレベル遅いの
か判断し（ステップＳ４０４、ステップＳ４０５）、こ
の判断結果に基づいて現在設定情報記憶部２０６に記憶
されている無線区間のデータ伝送速度を１レベル若しく
はそれ以上遅い伝送速度に変更し（ステップＳ４０６、
ステップＳ４０８）、これと共に、電力供給部２０８で
供給される電力を該遅い伝送速度に対応した電力に変更
させる（ステップＳ４０８）ので、電力消費を低減する
ことができ、バッテリーで電力供給している場合には、
バッテリーの節約の効果がある。
データインターフェース２０７におけるデータ伝送速度
が現在設定情報記憶部２０６に記憶されている無線区間
のデータ伝送速度と比べて、どのぐらいのレベル遅いの
か判断し（ステップＳ４０４、ステップＳ４０５）、こ
の判断結果に基づいて現在設定情報記憶部２０６に記憶
されている無線区間のデータ伝送速度を１レベル若しく
はそれ以上遅い伝送速度に変更し（ステップＳ４０６、
ステップＳ４０８）、これと共に、電力供給部２０８で
供給される電力を該遅い伝送速度に対応した電力に変更
させる（ステップＳ４０８）ので、電力消費を低減する
ことができ、バッテリーで電力供給している場合には、
バッテリーの節約の効果がある。
【００３０】尚、第１及び第２の実施の形態では、移動
端末１０１側の送信データの有無若しくは伝送量の変動
がある場合について説明したが、例えば基地局１０２側
の送信データの有無若しくは伝送量の変動がある場合に
ついても、基地局１０２側に上述した図２の構成を設け
ることで本発明と同様の効果を奏することができる。
端末１０１側の送信データの有無若しくは伝送量の変動
がある場合について説明したが、例えば基地局１０２側
の送信データの有無若しくは伝送量の変動がある場合に
ついても、基地局１０２側に上述した図２の構成を設け
ることで本発明と同様の効果を奏することができる。
【００３１】一般にデータ通信は、データ量が送信と受
信とで不平衡である場合が多い。例えば、データを端末
ヘホストコンピュータからダウンロードする場合には、
端末側は、送信するデータが制御コマンド程度であるの
で、この場合に本発明を適用すると、大幅なバッテリー
節約が可能となる。
信とで不平衡である場合が多い。例えば、データを端末
ヘホストコンピュータからダウンロードする場合には、
端末側は、送信するデータが制御コマンド程度であるの
で、この場合に本発明を適用すると、大幅なバッテリー
節約が可能となる。
【００３２】
【発明の効果】上述したように、請求項１の無線通信装
置及び請求項５の無線通信装置の通信方法によれば、送
信すべきデータ量が減少したことが検知された場合に、
伝送速度を遅く設定するように制御されると共に該遅く
設定された伝送速度の通信に必要な電力を供給するよう
に制御されるので、電力消費を低減することができる。
置及び請求項５の無線通信装置の通信方法によれば、送
信すべきデータ量が減少したことが検知された場合に、
伝送速度を遅く設定するように制御されると共に該遅く
設定された伝送速度の通信に必要な電力を供給するよう
に制御されるので、電力消費を低減することができる。
【００３３】請求項２の無線通信装置及び請求項６の無
線通信装置の通信方法によれば、送信すべきデータがな
いことが検知された場合に、通信システムで許容される
最も遅い伝送速度に設定するように制御されると共に該
最も遅い伝送速度の通信に必要な電力を供給するように
制御されるので、より電力消費を低減することができ
る。
線通信装置の通信方法によれば、送信すべきデータがな
いことが検知された場合に、通信システムで許容される
最も遅い伝送速度に設定するように制御されると共に該
最も遅い伝送速度の通信に必要な電力を供給するように
制御されるので、より電力消費を低減することができ
る。
【００３４】請求項３の無線通信装置によれば、請求項
１又は２記載の無線通信装置において、設定手段はデー
タの送信時及び受信時の伝送速度を個別に設定するの
で、制御手段はより細かく設定された伝送速度の通信に
必要な電力を供給するように電力供給手段を制御するの
で、より電力消費を低減することができる。
１又は２記載の無線通信装置において、設定手段はデー
タの送信時及び受信時の伝送速度を個別に設定するの
で、制御手段はより細かく設定された伝送速度の通信に
必要な電力を供給するように電力供給手段を制御するの
で、より電力消費を低減することができる。
【図１】本発明の第１の実施の形態に係る無線通信装置
を利用した無線通信システムの構成概要図である。
を利用した無線通信システムの構成概要図である。
【図２】移動端末１０１の内部構成の一例を示す図であ
る。
る。
【図３】通信状態において制御部２０５が通信速度を可
変する処理のフローチャートである。
変する処理のフローチャートである。
【図４】通信状態において制御部２０５が通信速度を可
変する処理のフローチャートである。
変する処理のフローチャートである。
１０１ 移動端末 ２０１ 無線部 ２０２ ベースバンド処理部 ２０３ フレーム分解組立て部 ２０４ 通信アプリケーション ２０５ 制御部（検知手段、設定手段、制御手段） ２０６ 設定情報記憶部（設定手段） ２０７ データインターフェース（検知手段） ２０８ 電力供給部（電力供給手段）
Claims (6)
- 【請求項１】 複数の伝送速度で通信可能な通信システ
ムを構成する無線通信装置において、送信すべきデータ
量を検知する検知手段と、前記データの伝送速度を設定
する設定手段と、前記通信に必要な電力を供給する電力
供給手段と、前記検知手段が前記送信すべきデータ量が
減少したことを検知した場合に、前記設定手段が前記伝
送速度を遅く設定するように制御すると共に前記電力供
給手段が該遅く設定された伝送速度の通信に必要な電力
を供給するように制御する制御手段とを備えることを特
徴とする無線通信装置。 - 【請求項２】 前記検知手段が前記送信すべきデータが
ないことを検知した場合に、前記制御手段が前記通信シ
ステムで許容される最も遅い伝送速度に設定するように
前記設定手段を制御すると共に該最も遅い伝送速度の通
信に必要な電力を供給するように前記電力供給手段を制
御すること特徴とする請求項１記載の無線通信装置。 - 【請求項３】 前記設定手段は前記データの送信時及び
受信時の伝送速度を個別に設定すること特徴とする請求
項１又は２記載の無線通信装置。 - 【請求項４】 前記無線通信装置は、端末及び基地局の
少なくとも一方であることを特徴とする請求項１乃至３
のいずれか１項記載の無線通信装置。 - 【請求項５】 複数の伝送速度で通信可能な通信システ
ムを構成する無線通信装置の通信方法において、送信す
べきデータ量を検知する検知工程と、前記データの伝送
速度を設定する設定工程と、前記通信に必要な電力を供
給する電力供給工程と、前記検知工程で前記送信すべき
データ量が減少したことを検知した場合に、前記設定手
でが前記伝送速度を遅く設定するように制御すると共に
前記電力供給工程で該遅く設定された伝送速度の通信に
必要な電力を供給するように制御する制御工程とを含む
ことを特徴とする無線通信装置の通信方法。 - 【請求項６】 前記検知工程で前記送信すべきデータが
ないことを検知した場合に、前記制御工程で前記通信シ
ステムで許容される最も遅い伝送速度に設定するように
前記設定工程を制御すると共に該最も遅い伝送速度の通
信に必要な電力を供給するように前記電力供給工程を制
御すること特徴とする請求項５記載の無線通信装置の通
信方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28360298A JP2000101580A (ja) | 1998-09-21 | 1998-09-21 | 無線通信装置及びその通信方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28360298A JP2000101580A (ja) | 1998-09-21 | 1998-09-21 | 無線通信装置及びその通信方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000101580A true JP2000101580A (ja) | 2000-04-07 |
Family
ID=17667639
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28360298A Pending JP2000101580A (ja) | 1998-09-21 | 1998-09-21 | 無線通信装置及びその通信方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000101580A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100388588C (zh) * | 2006-06-01 | 2008-05-14 | 华为技术有限公司 | 一种设备供电的方法及*** |
| US7710868B2 (en) | 2004-05-11 | 2010-05-04 | International Business Machines Corporation | Recording media, information processing apparatus, control method and program |
| WO2010094170A1 (zh) * | 2009-02-17 | 2010-08-26 | 华为技术有限公司 | 一种管理电源的方法、装置及供电*** |
| US8260284B2 (en) | 2002-12-10 | 2012-09-04 | Kyocera Corporation | Communication system radio communication terminal, and radio base station |
-
1998
- 1998-09-21 JP JP28360298A patent/JP2000101580A/ja active Pending
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