JP2000101574A - インターネットにおける課金方法及び装置 - Google Patents

インターネットにおける課金方法及び装置

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JP2000101574A
JP2000101574A JP26783598A JP26783598A JP2000101574A JP 2000101574 A JP2000101574 A JP 2000101574A JP 26783598 A JP26783598 A JP 26783598A JP 26783598 A JP26783598 A JP 26783598A JP 2000101574 A JP2000101574 A JP 2000101574A
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charging
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packet
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JP26783598A
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Hiroshi Kuragami
弘 倉上
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コネクション要求側にのみ、パケット数、コネ
クション時間に応じた課金を行うインターネットにおけ
る課金方法及び装置の提供。 【解決手段】インターネットにおけるコネクション型通
信の課金処理を行うのに供され、コネクション要求側カ
ウンタ部1′内にコネクション要求側を認識するシグナ
リング認識部4と、シグナリング認識部4の制御の下で
パケット数を計測するパケットカウンタ部1、とを具備
する特徴。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネット通
信におけるパケット数、コネクション時間に依存した課
金を行うインターネットにおける課金方法及び装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】インターネットは、TCP/IP系プロ
トコールを基本とする一種のコンピュータネットワーク
であり、IPにおけるデータの単位は、パケットとかデ
ータグラムと呼ばれる。
【0003】従来のインターネットにおける課金方法に
は、パケット量に無関係に定額とする方法(定額課金方
式)や、送受信した総パケット量を呼毎に計測し計測し
たパケット数を基準にして料金を決定する方法(従量課
金方法)があった。
【0004】図5は、従量課金方法を実施する際に直接
使用する課金装置αのブロック構成図である。課金装置
αは、パケットカウンタ部1、課金処理プロセッサ部
2、パケット検出部3を主要構成とし、パケットカウン
タ部1は、インターネット回線(網)Lに介結したパケ
ット検出部3からのIPアドレス、ポート番号S1及び
パケット計数信号S2を基に、双方向のパケット量を計
測する。
【0005】課金処理プロセッサ部2はソフトウエアで
制御され、従量課金処理を実行する。課金処理プロセッ
サ2には、パケットカウンタ部1にて計測したパケット
数をポート番号、IPアドレス毎に記憶する為のメモリ
21が具備され、課金処理プロセッサ部2は、計数値読
み取り結果S3を基にパケットカウンタ部1にて計測し
たパケット数に、1パケット当たりの単位料金を乗じて
従量課金値を求める。尚、課金処理プロセッサ部2に
は、演算処理に必要な演算部22が具備されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】パケット量に無関係に
定額にする定額課金方法では、インターネットのコネク
ションを提供する企業である、インターネット・サービ
ス・プロバイダは、いくらパケットが多く流れても決ま
った料金しか徴収できなかった。逆に、インターネット
利用者は、定額に相当する程の利用を行わなかった場合
には、差額分損することになる。
【0007】また、従来の従量課金方法では、単純にパ
ケットカウンタ部1を通過したパケット量により課金す
る方法であるので、コネクション設定を要求した側及び
コネクション設定に指定された側も同様に送受信したパ
ケット量をカウントされ、課金されてしまう。
【0008】本発明は、従来の課金方法及び装置に有す
る欠点を鑑みてなされたものであり、ここにおいて、本
発明の解決すべき主要な目的は以下の通りである。
【0009】本発明の第1の目的は、コネクション要求
側にのみ従量課金を可能にするインターネットにおける
課金方法及び装置を提供せんとするものである。
【0010】本発明の第2の目的は、パケット数に応じ
た課金を行うインターネットにおける課金方法及び装置
を提供せんとするものである。
【0011】本発明の第3の目的は、コネクション時間
に応じた課金を行うインターネットにおける課金方法及
び装置を提供せんとするものである。
【0012】本発明の他の目的は、明細書、図面、特に
特許請求の範囲の各請求項の記載から自ずと明らかとな
ろう。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明方法は、上記課題
の解決に当たり、コネクション要求側にパケット数若し
くはコネクション時間又は両方に応じた課金を行う手法
を講じた特徴を有する。
【0014】本発明装置は、上記課題の解決に当たり、
コネクション要求側を認識するシグナリング認識部と、
当該シグナリング認識部により制御され当該コネクショ
ン要求側を基準にパケット数を計測するパケットカウン
タ部とを具備する手段を講じた特徴を有する。
【0015】更に、具体的詳細に述べると、当該課題の
解決では、本発明が次に列挙する上位概念から下位概念
にわたる新規な特徴的構成手法又は手段を採用すること
により、上記目的を達成するように為される。
【0016】本発明方法の第1の特徴は、インターネッ
トによるコネクション型通信に当り、コネクション要求
側を基準にしてパケット数とコネクション時間の一方又
は両方に応じた課金を行ってなるインターネットにおけ
る課金方法の構成採用にある。
【0017】本発明方法の第2の特徴は、インターネッ
トによるコネクション型通信に当り、CF(Contr
ol Flages)により、コネクション要求側のみ
を基準にして、ポート番号及びIP(Internet
Protocol)アドレス毎に、コネクションを張
った時間及びパケット数を計測し、当該計測の結果を基
準に課金してなるインターネットにおける課金方法の構
成採用にある。
【0018】本発明方法の第3の特徴は、上記本発明方
法の第2の特徴における前記計測が、前記CFを解析し
た結果を基にして当該計測の開始及び終了がなされてな
るインターネットにおける課金方法の構成採用にある。
【0019】本発明方法の第4の特徴は、上記本発明方
法の第3の特徴における前記解析の結果が、前記CFが
SYN(Synchronize Flag)の場合に
は、ポート番号及びIPアドレスを認識し、タイマー動
作を開始すると共に、前記ポート番号、前記IPアドレ
ス毎にパケット数のカウント開始をもたらしてなるイン
ターネットにおける課金方法の構成採用にある。
【0020】本発明方法の第5の特徴は、上記本発明方
法の第3又は第4の特徴における前記解析の結果が、前
記CFがFIN(Fin Flag)の場合には、ポー
ト番号及びIPアドレスを認識して、コネクション中か
否かの判断を行い、コネクション中の場合に前記タイマ
ー動作を終了させると共に、前記カウントの終了をもた
らしてなるインターネットにおける課金方法の構成採用
にある。
【0021】本発明方法の第6の特徴は、上記本発明方
法の第4又は第5の特徴における前記認識が、前記イン
ターネット回線又はインターネット回線網を直接とおし
てなされるパケット検出を介してシグナリング認識によ
り行われてなるインターネットにおける課金方法の構成
採用にある。
【0022】本発明方法の第7の特徴は、上記本発明方
法の第6の特徴における前記カウントが、前記シグナリ
ング認識により発生するトリガ信号にて開始及び終了が
なされてなるインターネットにおける課金方法の構成採
用にある。
【0023】本発明方法の第8の特徴は、上記本発明方
法の第2、第3、第4、第5、第6又は第7の特徴にお
ける前記CFが、TCP(Transmission
Control Protocol)のヘッダの構成要
素の一部であるインターネットにおける課金方法の構成
採用にある。
【0024】一方、本発明装置の第1の特徴は、インタ
ーネットによるコネクション型通信の課金装置におい
て、コネクション要求側からのパケット信号を認識し、
当該認識の制御下でパケット数を計測するコネクション
要求側カウンタ部を具備してなるインターネットにおけ
る課金装置の構成採用にある。
【0025】本発明装置の第2の特徴は、上記本発明装
置の第1の特徴における前記コネクション要求側カウン
タ部が、前記コネクション要求側からのパケット信号を
識別認識するシグナリング認識部と、当該シグナリング
認識部の制御下でパケット数を計数するパケットカウン
タ部と、からなるインターネットにおける課金装置の構
成採用にある。
【0026】本発明装置の第3の特徴は、上記本発明装
置の第2の特徴における前記シグナリング認識部が、コ
ネクションを張った時間を計測するタイマーを有してな
るインターネットにおける課金装置の構成採用にある。
【0027】本発明装置の第4の特徴は、上記本発明装
置の第1又は第2の特徴における前記パケットカウンタ
部が、前記シグナリング認識部の発するトリガ信号によ
り、ポート番号、IP(Internet Proto
col)アドレス毎にパケット数の計測を開始自在に前
記シグナリング認識部に一体対結してなるインターネッ
トにおける課金装置の構成採用にある。
【0028】本発明装置の第5の特徴は、上記本発明装
置の第2、第3又は第4の特徴における前記シグナリン
グ認識部が、CF(Control Flags)を解
析する機能を有してなるインターネットにおける課金装
置の構成採用にある。
【0029】本発明装置の第6の特徴は、上記本発明装
置の第5の特徴における前記シグナリング認識部が、前
記解析の結果、前記CFがSYN(Synchroni
zeFlag)の場合には、ポート番号、IPアドレス
を認識し、前記タイマーの動作を開始させ、前記パケッ
トカウンタ部へコネクションの開始を通知自在に構成し
てなるインターネットにおける課金装置の構成採用にあ
る。
【0030】本発明装置の第7の特徴は、上記本発明装
置の第6の特徴における前記パケットカウンタ部が、前
記コネクションの開始の通知を受けると、ポート番号、
IPアドレス毎にパケット数の計測を開始自在に構成し
てなるインターネットにおける課金装置の構成採用にあ
る。
【0031】本発明装置の第8の特徴は、上記本発明装
置の第5、第6又は第7の特徴における前記シグナリン
グ認識部が、前記解析の結果、前記CFがFIN(Fi
nFlag)の場合には、ポート番号、IPアドレスを
認識してコネクション中か否かを判断自在に構成してな
るインターネットにおける課金装置の構成採用にある。
【0032】本発明装置の第9の特徴は、上記本発明装
置の第8の特徴における前記シグナリング認識部が、前
記判断の結果、コネクション中であれば、前記タイマー
の動作を中止すると共に、前記パケットカウンタ部にコ
ネクションの終了を通知自在に構成してなるインターネ
ットにおける課金装置の構成採用にある。
【0033】本発明装置の第10の特徴は、上記本発明
装置の第9の特徴における前記パケットカウンタ部が、
前記コネクションの終了の通知を受けるとカウントを終
了自在に構成してなるインターネットにおける課金装置
の構成採用にある。
【0034】本発明装置の第11の特徴は、上記本発明
装置の第5、第6、第7、第8、第9又は第10の特徴
における前記CFが、TCP(Transmissio
nControl Protocol)のヘッダの構成
要素の一部であるインターネットにおける課金装置の構
成採用にある。
【0035】本発明装置の第12の特徴は、上記本発明
装置の第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7、第
8、第9、第10又は第11の特徴における前記コネク
ション要求側カウンタ部が、IPアドレス、ポート番号
その他のパケットに関する情報を検出するパケット検出
部を介して、インターネット回線又はインターネット回
線網に接続されてなるインターネットにおける課金装置
の構成採用にある。
【0036】本発明装置の第13の特徴は、上記本発明
装置の第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7、第
8、第9、第10又は第11の特徴における前記コネク
ション要求側カウンタ部が、課金処理の為に、前記ポー
ト番号、前記IPアドレス毎に記憶するとともに、前記
計数値読み取り結果を課金演算する課金処理プロセッサ
部に接続してなるインターネットにおける課金装置の構
成採用にある。
【0037】本発明装置の第14の特徴は、上記本発明
装置の第13の特徴における前記課金処理プロセッサ部
が、前記ポート番号、前記IPアドレス毎のメモリ手段
と、当該メモリ手段に直結しかつ前記計数値読み取り結
果を課金演算する演算手段とを有してなるインターネッ
トにおける課金装置の構成採用にある。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の実施の形態を装置例、方法例及び実施例につき
説明する。
【0039】(装置例)図1は、本発明の実施形態であ
るインターネットにおける課金装置βの構成図である。
インターネットにおける課金装置βは、パケットカウン
タ部1、課金処理プロセッサ部2、パケット検出部3、
シグナリング認識部4を具備する。なお、対結内部構成
したパケットカウンタ部1とシグナリング認識部4はコ
ネクション要求側カウンタ部1′を成す。
【0040】コネクション要求側カウンタ部1′におけ
るシグナリング認識部4は、コネクションを要求する側
(コネクション要求のシグナリングを出す側)をパケッ
ト検出部3からのパケットのIP(Internet
Protocal)アドレス、ポート番号S1を基に認
識し、パケットカウンタ部1にトリガ信号を発する。
【0041】このトリガ信号により、パケットカウンタ
部1は、パケットのIPアドレス、ポート番号毎にパケ
ット検出部3からのパケット計数信号S2を基にパケッ
ト数の計測を開始する。また、シグナリング認識部4
は、コネクションを張った時間を計測可能にするタイマ
ーを設けることにより、時間制の従量課金も可能にな
る。
【0042】つまり、シグナリング認識部4は、SYN
(Synchronize Flag)ビットの立った
パケットを認識すると、始終点ポート及びIPアドレス
を認識すると共に、タイマー動作を開始させ、パケット
カウンタ部1へコネクション開始通知を行う一方、FI
N(Fin Flag)ビットの立ったパケットを認識
すると、始終点ポート番号及びIPアドレスを認識する
と共に、コネクション中であれば、前記タイマー動作を
終了させ、パケットカウンタ部へコネクションの終了を
通知する。
【0043】また、コネクション要求側カウンタ部1′
におけるパケットカウンタ部1は、シグナリング認識部
4からコネクション開始通知を受信すると、ポート番
号、IPアドレス毎にパケットのカウントを開始し、そ
の後当該コネクションで流れたパケットを計測する。そ
の後、シグナリング認識部4からコネクション終了通知
を受けると、ポート番号、IPアドレス毎に行っていた
パケットのカウントを終了する。なお、演算処理プロセ
ッサ部2及びパケット検出部3は、従来の課金装置αの
それと同様の機能を果たす。
【0044】(方法例)本方法例は上記装置例に適応し
たものであり、図1を参照しながら説明する。
【0045】コネクション要求側カウンタ部1′におけ
るシグナリング認識部4により、CF(Control
Flags:制御フラッグ)を解析する。例えば、C
Fは、TCP(Transmission Contr
ol Protocol)ヘッダの一部を構成する。
【0046】CFがSYNの場合、ポート番号、IPア
ドレスを認識し、タイマー動作を開始させると共に、パ
ケットカウンタ部1へのコネクション開始を通知する。
このコネクション開始の通知により、パケットカウンタ
部1は、ポート番号、IPアドレス毎にパケット数のカ
ウントを開始する。
【0047】CFがFINの場合、ポート番号、IPア
ドレスを認識してコネクション中か否かを判断し、コネ
クション中の場合にタイマーの動作を終了し、パケット
カウンタ部1へコネクション終了を通知し、コネクショ
ン終了の通知を受けたパケットカウンタ部1はカウント
を終了する。これにより、コネクション要求側にのみパ
ケット量、コネクション時間に応じて課金が可能とな
る。
【0048】
【実施例】図2は、インターネットのTCPヘッダのフ
ォーマットである。本実施例においては、このTCPヘ
ッダ以下をインターネットにおける課金装置βで検出
し、コネクション要求側カウンタ部1′におけるシグナ
リング処理部4にて処理を行う場合について説明する。
【0049】(1)ソースポート:TCPレベルでの送
信側のプロセスやサービスを識別するアドレス(ポート
番号)であり、IPレベルのIPアドレスとポート番号
の組合せにより、IPインターネットワーク上の一デー
タの入り口を指定することになる。
【0050】(2)宛先ポート:TCPレベルでの受信
側のプロセスやサービスを識別するアドレスであり、T
CPは、このポート番号で指定されたデータの出口に受
信したデータを順番をそろえて流し込むことになる。
【0051】(3)ACK(Acknowledgem
ent Number):ACKフラグがオンの場合に
は、このフィールドに次に処理しようとしているデータ
のシーケンス・ナンバを含む。
【0052】(4)CF: a.SYN:SYNフラグがオンになっているセグメン
トが、バーチャルサーキット確立の為のセグメントで、
SEQカウンタをSEQフィールド(FTPやTELN
ETから渡されるデータが大きさやタイミングの関係で
一パケットにまとめることができないので、幾つかのセ
グメントに分割して転送するが、その時に転送されるセ
グメントが全体のどの部分に当たるかを示すSEQ番
号)の値で初期化する。
【0053】b.ACK:ACKフラグがオンであれ
ば、ACKフィールドが使用されていることを意味す
る。
【0054】c.FIN:バーチャルサーキットを切断
する為に使用する。
【0055】<コネクション確立の為のシグナリング>
図3は、シグナリングの一例を示したものであり、TC
Pは三方向のハンドシェイクを用いてコネクションを確
立する。ここでは、コネクションを要求する側をホスト
A、受信側をホストBとする。
【0056】ホストAはSYNビットを設定したパケッ
トをホストBに送信し(ST1)、ホストBはACKビ
ットとSYNビットを設定したパケットをホストAに送
信する(ST2)。次に、ホストAは、受け取り確認の
パケットを送信すると共に同時に実データの送信を開始
し(ST3)、実データを最後まで送信し(ST4)、
ホストAは実データの送信終了時にFINビットを設定
したパケットをホストBに送信する(ST5)。そし
て、ホストBはFINビットとACKビットをホストA
に送信し(ST6)、確認を送信後、コネクションを終
了する(ST7)。
【0057】図4は、TCPコネクションの開始から終
了までのインターネットにおける課金装置βのコネクシ
ョン要求側カウンタ部1′におけるパケットカウンタ部
1及びシグナリング認識部4の動作を説明したフロー図
である。
【0058】シグナリング認識部4は、SYNビットの
立ったパケットが到着すると(ST8)、始終点ポート
番号及びIPアドレスを認識し(ST9)、タイマーを
開始し(ST10)、パケットカウンタ部1へコネクシ
ョンの開始通知を行う(ST11)。次に、パケットカ
ウンタ部1はシグナリング認識部4からのコネクション
開始通知を受信するとポート番号、IPアドレス毎にパ
ケットのカウントを開始し(ST12)、このコネクシ
ョンで流れたパケットを計測する(ST13)。
【0059】そして、シグナリング認識部4は、FIN
ビットの立ったパケットが到着すると(ST14)、始
終点ポート番号及びIPアドレスを認識し(ST1
5)、コネクション中か否かを判断し(ST16)、コ
ネクション中であれば、タイマーを終了させ(ST1
7)、パケットカウンタ部1へコネクション終了の通知
を行い(ST18)、パケットカウンタ部1はポート番
号、IPアドレス毎に行っていたパケットカウントを終
了する(ST19)。
【0060】この結果、コネクションを要求した側(コ
ネクション要求側)に対して、当該コネクションで流れ
たパケット量及びコネクション時間の課金が可能とな
る。
【0061】以上、本発明の実施形態につき、装置例、
方法例、実施例につき説明したが、本発明は必ずしも上
記した事項に限定されるものではなく、本発明の目的を
達し、後述する効果を有する範囲において、適宜変更実
施可能なものである。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
コネクション要求側カウンタ部で、最初にコネクション
要求を発した側の区別とコネクションを発した側からの
コネクションにより流れたパケット量やコネクション時
間を計測できるようになった。
【0063】よって、シグナル認識部は到着パケットか
ら、バーチャル・サーキット確立に使われるSYNフラ
ッグを検出し、当該パケットがコネクション要求側から
発せられたことを検出し、当該パケットに対して課金を
行うので、最初にコネクション要求のシグナルを発した
側に対して当該コネクションで流れたパケット又はコネ
クションによる課金が可能となる。
【0064】これにより、インターネット電話等のコネ
クション型通信に対するコネクションを要求した側への
従量課金が可能となり、インターネットサービスの利用
態様の増加に対応可能になる等の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の装置例を示すインター
ネットにおける課金装置のブロック構成図である。
【図2】同上の方法例を説明する際の前提となるTCP
ヘッダの構成図である。
【図3】同上を説明する際の前提となるTCPコネクシ
ョン開始・終了シグナリングのシーケンスチャートであ
る。
【図4】本発明の実施例のインターネットにおける課金
方法の説明図である。
【図5】従来の課金装置のブロック構成図である。
【符号の説明】
α…従来の課金装置 β…インターネットにおける課金装置 L…インターネット回線(網) 1…パケットカウンタ部 1′…コネクション要求側カウンタ部 2…課金処理プロセッサ部 21…ポート番号、IPアドレス毎のメモリ 22…演算部 3…パケット検出部 4…シグナリング認識部 S1…パケットのIPアドレス、ポート番号 S2…パケット計数信号 S3…計数値読み取り結果

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インターネットによるコネクション型通信
    に当り、 コネクション要求側を基準にしてパケット数とコネクシ
    ョン時間の一方又は両方に応じた課金を行う、 ことを特徴とするインターネットにおける課金方法。
  2. 【請求項2】インターネットによるコネクション型通信
    に当り、CF(Control Flages)によ
    り、コネクション要求側のみを基準にして、ポート番号
    及びIP(Internet Protocol)アド
    レス毎に、コネクションを張った時間及びパケット数を
    計測し、当該計測の結果を基準に課金する、 ことを特徴とするインターネットにおける課金方法。
  3. 【請求項3】前記計測は、 前記CFを解析した結果を基にして当該計測の開始及び
    終了がなされる、 ことを特徴とする請求項2に記載のインターネットにお
    ける課金方法。
  4. 【請求項4】前記解析の結果は、 前記CFがSYN(Synchronize Fla
    g)の場合には、 ポート番号及びIPアドレスを認識し、タイマー動作を
    開始すると共に、前記ポート番号、前記IPアドレス毎
    にパケット数のカウント開始をもたらす、 ことを特徴とする請求項3に記載のインターネットにお
    ける課金方法。
  5. 【請求項5】前記解析の結果は、 前記CFがFIN(Fin Flag)の場合には、 ポート番号及びIPアドレスを認識して、コネクション
    中か否かの判断を行い、 コネクション中の場合に前記タイマー動作を終了させる
    と共に、前記カウントの終了をもたらす、 ことを特徴とする請求項3又は4に記載のインターネッ
    トにおける課金方法。
  6. 【請求項6】前記認識は、 インターネット回線又はインターネット回線網を直接通
    してなされるパケット検出を介してシグナリング認識に
    より行われる、 ことを特徴とする請求項4又は5に記載のインターネッ
    トにおける課金方法。
  7. 【請求項7】前記カウントは、 前記シグナリング認識により発生するトリガ信号にて開
    始及び終了がなされる、 ことを特徴とする請求項6に記載のインターネットにお
    ける課金方法。
  8. 【請求項8】前記CFは、 TCP(Transmission Control
    Protocol)のヘッダの構成要素の一部である、 ことを特徴とする請求項2、3、4、5、6又は7に記
    載のインターネットにおける課金方法。
  9. 【請求項9】インターネットによるコネクション型通信
    の課金装置において、 コネクション要求側からのパケット信号を認識し、当該
    認識の制御下でパケット数を計測するコネクション要求
    側カウンタ部を具備する、 ことを特徴とするインターネットにおける課金装置。
  10. 【請求項10】前記コネクション要求側カウンタ部は、 前記コネクション要求側からのパケット信号を識別認識
    するシグナリング認識部と、 当該シグナリング認識部の制御下でパケット数を計数す
    るパケットカウンタ部と、からなる、 ことを特徴とする請求項9に記載のインターネットにお
    ける課金装置。
  11. 【請求項11】前記シグナリング認識部は、 コネクションを張った時間を計測するタイマーを有す
    る、 ことを特徴とする請求項10に記載のインターネットに
    おける課金装置。
  12. 【請求項12】前記パケットカウンタ部は、 前記シグナリング認識部の発するトリガ信号により、ポ
    ート番号、IP(Internet Protoco
    l)アドレス毎にパケット数の計測を開始自在に前記シ
    グナリング認識部に一体対結する、 ことを特徴とする請求項9又は10に記載のインターネ
    ットにおける課金装置。
  13. 【請求項13】前記シグナリング認識部は、 CF(Control Flags)を解析する機能を
    有する、 ことを特徴とする請求項10、11又は12に記載のイ
    ンターネットにおける課金装置。
  14. 【請求項14】前記シグナリング認識部は、 前記解析の結果、 前記CFがSYN(Synchronize Fla
    g)の場合には、 ポート番号、IPアドレスを認識し、前記タイマーの動
    作を開始させ、 前記パケットカウンタ部へコネクションの開始を通知自
    在に構成する、 ことを特徴とする請求項13に記載のインターネットに
    おける課金装置。
  15. 【請求項15】前記パケットカウンタ部は、 前記コネクションの開始の通知を受けると、 ポート番号、IPアドレス毎にパケット数の計測を開始
    自在に構成する、 ことを特徴とする請求項14に記載のインターネットに
    おける課金装置。
  16. 【請求項16】前記シグナリング認識部は、 前記解析の結果、前記CFがFIN(Fin Fla
    g)の場合には、 ポート番号、IPアドレスを認識してコネクション中か
    否かを判断自在に構成する、 ことを特徴とする請求項13、14又は15に記載のイ
    ンターネットにおける課金装置。
  17. 【請求項17】前記シグナリング認識部は、 前記判断の結果、コネクション中であれば、前記タイマ
    ーの動作を中止すると共に、前記パケットカウンタ部に
    コネクションの終了を通知自在に構成する、 ことを特徴とする請求項16に記載のインターネットに
    おける課金装置。
  18. 【請求項18】前記パケットカウンタ部は、 前記コネクションの終了の通知を受けるとカウントを終
    了自在に構成する、 ことを特徴とする請求項17に記載のインターネットに
    おける課金装置。
  19. 【請求項19】前記CFは、 TCP(Transmission Control
    Protocol)のヘッダの構成要素の一部である、 ことを特徴とする請求項13、14、15、16、17
    又は18に記載のインターネットにおける課金装置。
  20. 【請求項20】前記コネクション要求側カウンタ部は、 IPアドレス、ポート番号その他のパケットに関する情
    報を検出するパケット検出部を介して、インターネット
    回線又はインターネット回線網に接続される、 ことを特徴とする請求項9、10、11、12、13、
    14、15、16、17、18又は19に記載のインタ
    ーネットにおける課金装置。
  21. 【請求項21】前記コネクション要求側カウンタ部は、 課金処理の為に、前記ポート番号、前記IPアドレス毎
    に記憶するとともに、前記計数値読み取り結果を課金演
    算する課金処理プロセッサ部に接続する、 ことを特徴とする請求項9、10、11、12、13、
    14、15、16、17、18、19又は20に記載の
    インターネットにおける課金装置。
  22. 【請求項22】前記課金処理プロセッサ部は、 前記ポート番号、前記IPアドレス毎のメモリ手段と、 当該メモリ手段に直結しかつ前記計数値読み取り結果を
    課金演算する演算手段とを有する、 ことを特徴とする請求項21に記載のインターネットに
    おける課金装置。
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