JP2000099076A - 音声認識を活用した実行環境設定装置及び方法 - Google Patents

音声認識を活用した実行環境設定装置及び方法

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JP2000099076A
JP2000099076A JP10272143A JP27214398A JP2000099076A JP 2000099076 A JP2000099076 A JP 2000099076A JP 10272143 A JP10272143 A JP 10272143A JP 27214398 A JP27214398 A JP 27214398A JP 2000099076 A JP2000099076 A JP 2000099076A
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Toshiaki Gomi
俊明 五味
Masatomo Yazaki
昌朋 矢崎
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アプリケーションの選択や使用者を特定する
ための入力の煩わしさを緩和し、各使用者に固有のアプ
リケーション実行環境を自動的に設定する。 【解決手段】 音声を入力する音声入力部と、入力され
た音声から特定の単語を識別する単語識別部と、入力さ
れた音声から特定の使用者を識別する話者識別部と、単
語識別部より得られた識別結果と、話者識別部より得ら
れた識別結果に基づいて、アプリケーションプログラム
と使用者固有の環境情報を選択する環境情報選択部と、
選択された環境情報に基づいてアプリケーションプログ
ラムを実行するアプリケーションプログラム実行部とを
備え、音声にて使用者が希望するアプリケーションプロ
グラムを特定すると同時に、話者識別により使用者を特
定し、使用者固有のアプリケーションプログラム動作環
境下でアプリケーションプログラムを実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声入力によるア
プリケーションプログラムの実行方法及び装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年のコンピュータシステムの高度化に
伴い、音声によって単語を識別する技術、音声によって
話者を特定する技術が長足の進歩を遂げている。また、
音声を利用できることから、キーボード等からの入力自
体を嫌悪する、いわゆるコンピュータ・アレルギー等の
コンピュータ環境普及を阻害する要因の一つが解消さ
れ、多くの人間がコンピュータシステムを活用するよう
になってきている。ただ、現状では、複数の人間が一つ
のコンピュータシステム内に存在する複数のアプリケー
ションプログラムを共同で使用する場合、使用を希望す
るアプリケーションについてはキーボードやマウス等の
ポインティングデバイスで選択し、使用者の識別につい
ては使用者登録名およびそれに伴うパスワード等をキー
ボード等で入力することで行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、頻繁にアプリ
ケーションを切り替える場合や、かなりの頻度で使用者
が変わる場合、かかる方法でアプリケーションの選択や
識別子の入力を行うことは却って煩わしいことが多い。
すなわち、マウス等の操作を誤ったり、キーの打ち間違
い、パスワードの忘却等により円滑な運用が妨げられる
場合も考えられる。さらに使用者が変わるごとに個々の
実行環境の設定を行う必要が生じる場合もある。
【0004】本発明は、このようなアプリケーションを
切り替えたり、使用者が変わる場合に、音声認識技術を
用いてアプリケーションの選択や使用者の特定を行うこ
とにより、アプリケーションの選択や使用者を特定する
ためのキーボードやマウス等での入力の煩わしさを緩和
し、各使用者に固有のアプリケーションプログラムの実
行環境を自動的に設定することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明にかかる音声認識を活用した実行環境設定装置
は、音声を入力する音声入力部と、音声入力部より入力
された音声から特定の単語を識別する単語識別部と、音
声入力部より入力された音声から特定の使用者を識別す
る話者識別部と、単語識別部より得られた識別結果と、
話者識別部より得られた識別結果に基づいて、アプリケ
ーションプログラムと使用者固有の環境情報を選択する
環境情報選択部と、各アプリケーションプログラムごと
に使用者の環境情報を保存する一つ又は複数の環境情報
保存部を有し、アプリケーション情報と環境情報全体を
管理する環境情報管理部と、環境情報選択部において選
択された環境情報に基づいてアプリケーションプログラ
ムを実行するアプリケーションプログラム実行部と、ア
プリケーションプログラムの実行結果を出力する実行結
果出力部とを備え、音声による単語識別によりアプリケ
ーションプログラムを特定すると同時に、音声による話
者識別により使用者を特定し、使用者固有のアプリケー
ションプログラム稼動環境下でアプリケーションプログ
ラムを実行できることを特徴とする。
【0006】かかる構成により、アプリケーションプロ
グラム実行部では、使用者の識別のために一切の手作業
を行うこと無く、使用者固有の稼働環境下でアプリケー
ションプログラムを自動的に実行することが可能とな
る。
【0007】また、本発明にかかる音声認識を活用した
実行環境設定装置は、識別した使用者とアプリケーショ
ンプログラムを確認する識別結果確認部を有することが
好ましい。正しくない使用者が識別された場合におい
て、再度認識作業を行うことができるからである。
【0008】また、本発明にかかる音声認識を活用した
実行環境設定装置は、アプリケーションプログラムの実
行前に環境情報管理部に特定した使用者の環境情報をコ
ピーしてからアプリケーションプログラムを実行し、ま
たアプリケーションプログラムの終了を環境情報管理部
が検知し、アプリケーションプログラムの実行終了後に
環境情報管理部の環境情報を特定した使用者の環境情報
としてコピーし戻すことが好ましい。複数の使用者が使
用することに対応していないアプリケーションプログラ
ムであっても、各使用者固有の環境下で実行することが
できるようにするためである。
【0009】また、本発明にかかる音声認識を活用した
実行環境設定装置は、新たな話者を登録又は削除できる
話者登録部を備えることが好ましい。使用者の変化に柔
軟に対応するためである。
【0010】また、本発明にかかる音声認識を活用した
実行環境設定装置は、環境情報管理部において、アプリ
ケーション情報リストに新たなアプリケーションプログ
ラムを登録する又はアプリケーション情報リストから不
必要なアプリケーションプログラムを削除するアプリケ
ーション登録部を備えることが好ましい。アプリケーシ
ョンプログラムの変更に柔軟に対応するためである。
【0011】また、本発明にかかる音声認識を活用した
実行環境設定装置は、話者識別部から取得した識別結果
の履歴を保存する話者識別結果保持部を情報選択部内に
備え、単語識別部で識別結果が出た時点での話者識別結
果保持部の内容に基づいて使用者を判断することが好ま
しい。話者認識の結果を複数保存しているため、話者の
誤認識を未然に防止することができるからである。
【0012】次に、上記課題を解決するために本発明に
かかる音声認識を活用した実行環境設定方法は、音声を
入力する工程と、入力された音声から特定の単語を識別
する工程と、入力された音声から特定の使用者を識別す
る工程と、単語の識別結果と使用者の識別結果に基づい
て、アプリケーションプログラムと使用者固有の環境情
報を選択する工程と、アプリケーションプログラムと使
用者固有の環境情報を選択する工程において選択された
環境情報に基づいてアプリケーションプログラムを実行
する工程と、アプリケーションプログラムの実行結果を
出力する工程を有し、音声による単語識別によりアプリ
ケーションプログラムを特定すると同時に、音声による
話者識別により使用者を特定し、使用者固有のアプリケ
ーションプログラム稼動環境下でアプリケーションプロ
グラムを実行できることを特徴とする。
【0013】かかる構成により、アプリケーションプロ
グラム実行部では、使用者の識別のために一切の手作業
を行うこと無く、使用者固有の稼働環境下でアプリケー
ションプログラムを自動的に実行することが可能とな
る。
【0014】次に、本発明にかかるコンピュータに実行
させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能
な記録媒体は、音声を入力するステップと、入力された
音声から特定の単語を識別するステップと、入力された
音声から特定の使用者を識別するステップと、単語の識
別結果と使用者の識別結果に基づいて、アプリケーショ
ンプログラムと使用者固有の環境情報を選択するステッ
プと、アプリケーションプログラムと使用者固有の環境
情報を選択するステップにおいて選択された環境情報に
基づいてアプリケーションプログラムを実行するステッ
プと、アプリケーションプログラムの実行結果を出力す
るステップを有し、音声による単語識別によりアプリケ
ーションプログラムを特定すると同時に、音声による話
者識別により使用者を特定し、使用者固有のアプリケー
ションプログラム稼動環境下でアプリケーションプログ
ラムを実行できることを特徴とする。
【0015】かかる構成により、コンピュータ上へ当該
プログラムをロードさせ実行することで、アプリケーシ
ョンプログラム実行部では、使用者の識別のために一切
の手作業を行うこと無く、使用者固有の稼働環境下でア
プリケーションプログラムを自動的に実行することが可
能となる音声識別による実行環境設定装置が実現でき
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態にかか
る音声認識を活用した実行環境設定装置について、図1
を参照しながら説明する。図1は本発明の実施の形態に
かかる音声認識を活用した実行環境設定装置の構成図で
ある。
【0017】図1において、11は音声入力部を、12
は単語識別部を、13は話者識別部を、14は情報選択
部を、15は話者登録部を、16は情報管理部を、17
はアプリケーションプログラム実行部を、18は実行結
果出力部を、それぞれ示す。
【0018】まず、音声入力部11から、使用者がキー
ボード等の情報入力媒体で入力していた情報を音声にて
入力する。音声入力媒体としては、マイクロフォン等の
音声入力機器であれば特に限定されるものではない。ま
た、音声入力自体はアナログ・データであるので、コン
ピュータで取り扱うことができるように、A/D変換機
等を用いてデジタル・データに変換しておく必要があ
る。
【0019】次に、音声入力部11から入力された音声
データに基づいて、単語識別部12において実行すべき
アプリケーション名を識別する。同時に話者識別部13
において、音声の特徴パターン等に基づいて、音声入力
部11から音声を入力した使用者を識別する。かかる二
つの識別結果は、使用者固有の環境情報を取得すべく環
境情報選択部14へ通知される。
【0020】環境情報選択部14では、単語識別部12
の識別結果であるアプリケーション名と話者識別部13
の識別結果である使用者名に基づいて、環境情報管理部
16から、当該使用者が当該アプリケーションを使用す
る時に必要な環境情報を取得できる。同時に、アプリケ
ーションについても、実行すべきコマンドライン等の付
随情報をアプリケーション情報として取得できる。
【0021】環境情報管理部16内には、各アプリケー
ション名ごとに複数の環境情報保存部が存在し(図1の
APPL1,APPL2等)、環境情報保存部ごとに各
アプリケーション名ごとの複数の使用者IDを管理する
IDリストを有すると共に、各使用者IDに対応した環
境情報ファイルを有している。使用者IDと環境情報は
1対1に対応している。したがって、アプリケーション
名と使用者(使用者ID)が特定されると、使用すべき
環境情報が一つ特定される。
【0022】そして、アプリケーションプログラム実行
部17に、アプリケーション情報と環境情報を通知し
て、アプリケーションプログラム実行部17でアプリケ
ーションプログラムを実行し、実行結果を実行結果出力
部18へ出力する。実行結果出力部18は、CRTディ
スプレイや液晶表示装置等の画面表示出力であっても良
いし、音声を合成して出力する音声出力であっても良
い。
【0023】以上のように本実施の形態によれば、音声
による入力によって、単語を識別してアプリケーション
を特定するだけでなく、同時に使用者の識別も行うこと
で、当該特定アプリケーションに関する当該使用者固有
の環境情報を取得することができ、当該アプリケーショ
ンプログラムの実行時に当該使用者固有の環境情報に基
づいて、当該アプリケーションプログラムを自動的に起
動することが可能となる。
【0024】次に本発明の実施の形態にかかる音声認識
を活用した実行環境設定装置において、識別結果確認部
26を有する場合について、図2を参照しながら説明す
る。図2は本発明の実施の形態にかかる音声認識を活用
した実行環境設定装置における識別結果確認部26にお
ける処理の流れ図である。
【0025】図2において、入力された音声に基づい
て、単語識別部12と話者識別部13が同時に実行され
る。単語識別部12において認識されたアプリケーショ
ン名と、話者識別部13において認識された使用者名
は、識別結果確認部26へ通知される。また、単語識別
部の識別結果はCRTディスプレイ25へ表示出力され
ている。なお、表示出力はCRTディスプレイに限定さ
れるものではなく、液晶表示装置等の他の表示装置であ
っても構わない。
【0026】次に、識別結果確認部26では、通知され
てきた識別結果を、事前に登録されている単語名リスト
(アプリケーション名のリスト)と話者名リスト(使用
者名のリスト)と照合する(ステップS21)。その結
果、各リストの中で通知されてきた識別結果と一致す
る、もしくは最も近いと判断できる単語名と話者名をC
RTディスプレイ25へ表示出力する。
【0027】そして、表示された照合結果を見て、照合
結果が使用者が意識していた結果と一致しているか否か
を入力することのできる確認画面をCRTディスプレイ
25へ表示出力して(ステップS22)、使用者からの
入力待機状態となる(ステップS23)。
【0028】使用者は、キーボードやマウス等の入力媒
体27を用いて、識別結果が意識していたものと一致し
ているか否かを入力する(ステップS24)。一致して
いれば、当該識別結果、すなわち実行すべきアプリケー
ション名と話者名を環境情報選択部14へ通知する。一
致していなければ再度音声入力して、正しい認識結果が
出るまで繰り返す。
【0029】以上のように本実施の形態によれば、音声
認識が正確でない状態で処理が進むことを未然に防止
し、意味の無いアプリケーションを起動させないように
することが可能となる。
【0030】次に本発明の実施の形態にかかる音声認識
を活用した実行環境設定装置におけるアプリケーション
プログラム実行部17で行われる処理について、図3及
び図4を参照しながら説明する。図3、図4は本発明の
実施の形態3にかかる音声認識を活用した実行環境設定
装置におけるアプリケーションプログラム実行部の処理
概要図である。
【0031】図3において、アプリケーション名及び使
用者名(話者名)が特定され、それに応じた環境情報フ
ァイル名がアプリケーションプログラム実行部17へ通
知されると、当該情報に対応したアプリケーションプロ
グラム18が自動的に起動される。この場合、環境情報
選択部14によって選択された環境情報ファイルは、ア
プリケーションプログラムを実行する際の特定環境情報
としてコピーされる。これによって、当該アプリケーシ
ョンプログラム実行前の環境がどのような状態であって
も、使用者に対応した環境下で当該アプリケーションプ
ログラムを実行することが可能となる。
【0032】そして、図4に示すように、当該アプリケ
ーションの実行終了を上方管理部16が検知した場合に
は、コピーされた特定環境情報を再度環境情報管理部1
6における環境情報保存部へコピーし戻す。かかる処理
を行うことで、当該アプリケーションを終了した後に、
誰がどのアプリケーションを同一端末上で実行しようと
も、当該使用者が再度当該アプリケーションを実行する
際には、今回終了した時点と同一の環境下で実行するこ
とが可能となる。
【0033】以上のように本実施の形態によれば、同一
の端末において、複数の使用者が同じアプリケーション
を使用する場合であって、アプリケーションプログラム
が複数使用に対応していないプログラムである場合であ
っても、各使用者が当該アプリケーションを使用する際
には、前回自分が使用した時の使用環境のままで再度当
該アプリケーションプログラムを実行することが可能と
なる。
【0034】次に本発明の実施の形態にかかる音声認識
を活用した実行環境設定装置について、環境情報管理部
16における処理の具体例について図5から図7を参照
しながら説明する。図5、図6は本発明の実施の形態に
かかる音声認識を活用した実行環境設定装置における新
規使用者登録時の環境情報管理部16内の情報保存状態
を示す。
【0035】図5は、新規使用者登録の通知前の環境情
報管理部16内の情報保存状態を示す。まず、アプリケ
ーション情報リストには、音声認識で特定される対象と
なるアプリケーション名とそのアプリケーションID
(以下「A−ID」という。)、実行時の実行コマンド
に加えて、初期環境情報と環境情報が保存されている環
境情報保存部名が含まれる。
【0036】また、環境情報保存部には、アプリケーシ
ョンごとにIDリストと環境情報ファイルを有してい
る。IDリストには、使用者を示す話者ID(以下「S
−ID」という。)と環境情報が保存されている環境情
報ファイル名が含まれる。環境情報保存部には、IDリ
ストに登録されているS−IDの数だけ環境情報ファイ
ルが含まれている。
【0037】今、新規の使用者として、S−ID=
「3」の使用者の登録が通知されたものとすると、図6
の色付き枠に示すような情報が追加される。すなわち、
アプリケーション情報リストには何の追加も行われてい
ないが、環境情報保存部のIDリストに新規S−IDと
して「3」が追加され、S−ID=「3」に対する環境
情報ファイルがアプリケーション情報リストの初期環境
情報に基づいて自動的に生成されている。すなわち、環
境情報「APP−A3.CFG」は初期環境情報「デー
タA」をコピーしたものであり、環境情報「APP−B
3.CFG」は初期環境情報「データB」をコピーした
ものとして生成されている。
【0038】図7は、環境情報選択部が実際にどのよう
にアプリケーション情報と環境情報ファイル名を選択す
るかを示す図である。図7において、例えば単語識別部
12でA−ID=「2」であると識別され、話者識別部
13でS−ID=「1」であると識別された場合、アプ
リケーション情報リストからアプリケーション名が「A
PP−B」であると特定され、環境情報保存部のIDリ
ストから環境情報ファイル名が「APP−B1.CF
G」であると特定される。
【0039】図5、図6よりアプリケーション「APP
−B」の実行コマンドラインは「APP−B ―con
f %%」であることがわかる。ここで「%%」は環境
情報ファイル名に置換することを意味するものとする
と、実際の実行コマンドラインは「APP−B ―co
nf APP−B1.CFG」となる。
【0040】次に本発明の実施の形態にかかる音声認識
を活用した実行環境設定装置について、環境情報選択部
14に話者識別結果保持部81を有する場合の処理につ
いて図8を参照しながら説明する。図8は本発明の実施
の形態にかかる音声認識を活用した実行環境設定装置に
おける環境情報選択部14内の処理流れ図である。
【0041】まず単語識別部12において、A−IDを
特定し、次に話者識別部13においてS−IDを特定す
る。同一話者に対する識別結果をS−IDの履歴として
話者識別結果保持部81へ保存する。履歴の世代には特
に制限はないが、判定時間等を考慮して10世代前後が
好ましい。ただし、これに限定されるものではなく、情
報処理資源の許す範囲内であれば何世代保存していよう
と構わない。
【0042】次に、A−IDが通知されたタイミングで
話者識別結果保持部81に保存されているS−IDの中
で最も数多く保持されている値をS−IDとする。ここ
で、S−IDの値が「0(ゼロ)」の場合はS−IDが
認識されていないことを意味するため、S−IDのカウ
ントには入れない。但し、最も新しい認識結果であるS
−IDと特定されたS−IDとが相違する場合には、今
一度音声入力を行って再確認すべきである。逆に最も新
しい認識結果であるS−IDと特定されたS−IDとが
一致する場合には、当該S−IDが正しい使用者を表わ
すものとして次の処理へと進む。
【0043】次に、本発明の一実施例にかかる音声認識
を活用した実行環境設定装置について、図面を参照しな
がら説明する。図9は本発明の一実施例にかかる音声認
識を活用した実行環境設定装置における話者登録部15
の処理ブロック図を示す。
【0044】図9において、話者登録部15では、使用
者がまず自分の名前をキーボード等の情報入力媒体94
から入力する。例えば「TARO」とキーインする作業
がこれに該当する。
【0045】次に、音声の特徴パターンを登録するため
に約10秒間ほど任意の言葉を音声入力部11において
マイクロフォン等の音声入力媒体から入力する。入力さ
れた音声データは、A/D変換機91によってデジタル
データに変換され、音声データバッファ92に保存され
る。音声データバッファ92では、一定の固定容量だけ
容易されており、音声データで一杯になると、古いデー
タから順に新しいデータに置換される。こうすること
で、最新の音声データに基づいて音声の特徴パターンを
知ることができる。
【0046】そして、かかる音声の特徴パターンによっ
てアプリケーション名を認識できるか確認するために、
指定されたアプリケーション名を再度音声入力部11か
ら入力して、単語識別部12の単語リストと照合して、
認識されたアプリケーション名をCRTディスプレイ9
3に表示する。認識されたアプリケーション名が正しけ
れば、入力した使用者名(話者名)及び獲得した音声の
特徴パターンを話者識別部13の話者リストに登録し、
新しい使用者として環境情報管理部16へ登録する。
【0047】一連の処理をCRTディスプレイ93の表
示の観点から説明する。図10から図14は、話者登録
部での新規登録処理の画面の遷移を表わす。まず、図1
0のように名前の入力が要求される。次に、図11に示
すようにキーボード等の情報入力媒体94から「TAR
O」とキーインする。
【0048】さらに、図12のように、マイクロフォン
等の音声入力媒体から、新規使用者である「TARO」
の音声の特徴パターンを登録するために、約10秒間ほ
ど任意の言葉を入力する。画面の例のように、入力のた
めの残り時間を表示し、録音中は「録音中」の文字が反
転もしくは色彩が変わって目視で確認できるようにする
のが好ましい。
【0049】そして、音声の特徴パターンが登録できた
ら、そのパターンを使って正確に音声認識ができるかど
うかを試すために、「ワープロ」と良く用いるアプリケ
ーション名をマイクロフォン等の音声入力媒体から音声
入力する。実際に認識した結果も同時に表示する。
【0050】最後に図14のように、正確に認識できた
か否かを確認する画面を表示させて、正しく認識できた
場合には、すなわち「YES」と入力した場合には、入
力した使用者名(話者名)及び獲得した音声パターンを
話者識別部13の話者リストに登録し、新しい使用者と
して環境情報管理部16へ登録する。正しく認識されな
い場合には、すなわち「NO」と入力した場合には、今
一度音声入力を行って再度確認することになる。
【0051】以上の処理の流れを図示したものを図15
に示す。図15では、まず使用者登録のための使用者名
と音声の入力を行い(ステップS151)、新たなS−
IDを自動生成する(ステップS152)。例えば、S
−IDが数字の連番で指定されている形態のものであれ
ば、登録済みのS−IDの最新のものに「1」を加えた
ものを新S−IDとする。
【0052】そして、生成されたS−IDと、入力され
た使用者名(話者名)及び音声の特徴パターンを話者識
別部13に登録する(ステップS153)。使用者に関
する情報は話者識別部13内の話者リストに登録され
る。また、話者登録部13に新たな使用者の登録があっ
た場合には、話者登録部13は環境情報管理部16へそ
の旨を通知する(ステップS154)。
【0053】環境情報管理部16では、使用者名(話者
名)とS−IDをすべての環境情報保存部に追加すると
ともに、IDリストファイルを更新して、追加された使
用者固有の環境情報ファイルを追加する。最後に、追加
された使用者のS−IDを話者登録部13のS−ID保
存部に保存して(ステップS155)使用者一人の登録
が完了する。
【0054】使用者二人を登録した場合の環境情報管理
部16内の保存内容を図16に示す。図16では、アプ
リケーション名としてワープロソフトである「WORD
PROC」と表計算ソフトとして「HYOUKEISA
N」の二つをアプリケーション情報リストに登録してお
り、各々の環境情報保存部「WORDPROC−EN
V」と「HYOUKEISAN−ENV」に使用者二人
のS−IDに対応した環境情報ファイルを登録してい
る。なお、初期環境情報の「NULL」はデータが空で
あることを意味しており、この例ではWORDPROC
はデータが空である環境情報ファイルを初期情報ファイ
ルとしている。
【0055】図17には、初期環境情報「HY−DAT
A」の内容の例を示す。1行目は、データ読み込みを行
うキーを「F1」キーに設定することを指定する記述で
あり、2行目はデータ書き出しを行うキーを「F2」キ
ーに設定することを指定する記述である。このように、
使用環境に関する情報を初期環境情報として指定してお
き、使用者に使いやすいようにカスタマイズした環境情
報を使用者固有の環境情報として、例えばHYOUKE
ISAN2.CFGのように保存しておけば良い。
【0056】次に、図18は本発明の一実施例にかかる
音声認識を活用した実行環境設定装置におけるアプリケ
ーションプログラムの実行に至るまでの処理ブロック図
を示す。
【0057】図18において、まず音声入力部11にお
いて、使用者が使用したいアプリケーション名をマイク
ロフォン等の音声入力媒体から音声入力する。入力され
た音声データは、A/D変換機91においてデジタルデ
ータに変換され、音声データバッファ92に一時保存さ
れる。
【0058】次に入力された音声データを単語識別部1
2及び話者識別部13へ転送する。まず、単語識別部1
2においては、単語リストと照合してA−IDを獲得す
る。単語リストの内容例を図19に示す。単語リストで
は、発音単語とアプリケーション名はN:1に対応でき
る。同じアプリケーションでも使用者によって呼び方が
相違する場合が多いからである。図19の例では、同一
のA−ID「1」に対して複数の発音単語を登録してい
る。
【0059】そして、話者識別部13においては、話者
リストと照合してS−IDを獲得する。話者リストの内
容例を図20に示す。それぞれ獲得したA−ID及びS
−IDは、情報選択部14へ転送される。
【0060】情報選択部14では、獲得したA−ID及
びS−IDを検索キーとして、環境情報管理部16から
アプリケーション情報及び環境情報を取得する。具体的
には、アプリケーション情報ファイルを検索して獲得し
たA−IDに対応したアプリケーション情報を入手し、
各アプリケーションに対応した環境情報保存部にアクセ
スして、S−IDを検索キーとしてIDリストファイル
を検索して獲得したS−ID固有の環境情報を入手す
る。入手したアプリケーション情報及び環境情報はアプ
リケーションプログラム実行部17へ転送する。
【0061】ここまでの処理を画面表示の観点から説明
する。図21から図24は実行部の画面表示の流れを示
す。まず、図21が初期画面のイメージを示す。画面上
方に単語リストの内容に対応した情報を表示している
が、特に表示しなければならないものではない。
【0062】次に、「TARO」という名前で登録した
使用者が「WORDPROC」を起動したい場合には、
使用者「TARO」が「ワードプロセッサ」と話せば良
い。そこで、「TARO」が「ワード・・」と話し始め
ると、図22のように話者識別部13によってまず使用
者が「TARO」であることが認識される。
【0063】そして、「TARO」が「・・プロセッ
サ」と話し終えると、図23のように単語識別部12に
よってアプリケーション名が「WORDPROC」であ
ることが認識される。使用者名及びアプリケーション名
が特定できると、アプリケーションプログラム実行部1
7によって、図24に示すように、アプリケーション
「WORDPROC」が自動的に起動される。
【0064】アプリケーションプログラム実行部17に
は、アプリケーション「WORDPROC」のアプリケ
ーション情報と使用者「TARO」の場合の環境情報フ
ァイル名が通知される。アプリケーション情報の実行コ
マンドラインには、「WORDPROC %%」と記述
されており、「%%」には実行時の環境ファイル名が自
動設定される。例えば、環境情報ファイル名が「WOR
DPROC1.CFG」であった場合には、実際には
「WORDPROC WORDPROC1.CFG」と
いうコマンドライン記述によってアプリケーション「W
ORDPROC」は起動される。
【0065】また、アプリケーション「WORDPRO
C」がアプリケーション終了時に最後に保存した文書フ
ァイル名を環境情報ファイルに保存でき、次に起動した
際にその文書ファイルを自動的に読み込むことができる
使用である場合には、図25に示すような環境情報を使
用者「TARO」固有の情報として保存することができ
る。図25は、最後に保存したファイルが「TARO.
WDP」であることを示す環境情報であり、かかる環境
情報をアプリケーション終了時に保存しておくことで、
前回最後に保存したファイルから次回の作業を開始する
ことが可能となる。
【0066】次に、本発明の実施の形態にかかる音声認
識を活用した実行環境設定装置を実現するプログラムの
処理の流れについて説明する。図26に本発明の実施の
形態にかかる音声認識を活用した実行環境設定装置を実
現するプログラムの処理の流れ図を示す。登録部につい
ては前述しているので、ここでは実行部のみについて説
明する。
【0067】図26では、まず実行したいアプリケーシ
ョン名を音声で入力する(ステップS261)。次に、
単語識別部13において、単語リストに照合することで
A−IDの識別を行う(ステップS262)。また、話
者識別部12において、話者リストに照合することでS
−IDの識別を行う(ステップS263)。
【0068】そして、識別されたA−ID及びS−ID
を環境情報選択部14へ通知し、環境情報選択部14は
環境情報管理部16からアプリケーション情報と環境情
報を取得する(ステップS264)。この場合、アプリ
ケーション情報は環境情報管理部16内のアプリケーシ
ョン情報リストから、環境情報は環境情報保存部のID
リストから環境情報ファイル名として取得する。
【0069】取得したアプリケーション情報及び環境情
報ファイル名はアプリケーションプログラム実行部17
へ通知され、実際の実行コマンドラインを再構成して、
使用者固有の環境情報に基づいて指定された環境下でア
プリケーションプログラムを起動する(ステップS26
6)。
【0070】本発明の実施の形態にかかる音声認識を活
用した実行環境設定装置を実現するプログラムを記憶し
た記録媒体は、図27に示す記録媒体の例に示すよう
に、CD−ROMやフロッピーディスク等の可搬型記録
媒体だけでなく、通信回線の先に備えられた他の記憶装
置や、コンピュータのハードディスクやRAM等の記録
媒体のいずれでも良く、プログラム実行時には、プログ
ラムはローディングされ、主メモリ上で実行される。
【0071】また、本発明の実施の形態にかかる音声認
識を活用した実行環境設定装置により生成された環境情
報データ等を記録した記録媒体も、図27に示す記録媒
体の例に示すように、CD−ROMやフロッピーディス
ク等の可搬型記録媒体だけでなく、通信回線の先に備え
られた他の記憶装置や、コンピュータのハードディスク
やRAM等の記録媒体のいずれでも良く、例えば本発明
にかかる音声認識を活用した実行環境設定装置を利用す
る際にコンピュータにより読み取られる。
【0072】
【発明の効果】以上のように本発明にかかる音声認識を
活用した実行環境設定方法及び装置によれば、音声によ
る識別機能を利用した複数アプリケーションプログラム
の自動起動システムを構築することができ、アプリケー
ション使用者のアプリケーションプログラム起動時の手
作業を減少させ、各使用者固有の環境設定を自動的に行
うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1にかかる音声認識を活
用した実行環境設定装置の構成図
【図2】 本発明の実施の形態2にかかる音声認識を活
用した実行環境設定装置における識別結果確認部の処理
流れ図
【図3】 本発明の実施の形態3にかかる音声認識を活
用した実行環境設定装置におけるアプリケーション実行
部の処理概略図
【図4】 本発明の実施の形態3にかかる音声認識を活
用した実行環境設定装置におけるアプリケーション実行
部の処理概略図
【図5】 通知前の情報管理部に含まれる情報の例示図
【図6】 通知後の情報管理部に含まれる情報の例示図
【図7】 実行部における情報選択処理の例示図
【図8】 実行部における情報選択処理の例示図
【図9】 本発明の一実施例にかかる音声認識を活用し
た実行環境設定装置の構成図(登録部)
【図10】 話者登録部入力手続画面例示図
【図11】 話者登録部入力手続画面例示図
【図12】 話者登録部入力手続画面例示図
【図13】 話者登録部入力手続画面例示図
【図14】 話者登録部入力手続画面例示図
【図15】 話者登録部の処理流れ図
【図16】 話者を二人登録した場合の情報管理部に含
まれる情報の例示図
【図17】 初期環境情報の例示図
【図18】 本発明の一実施例にかかる音声認識を活用
した実行環境設定装置の構成図(実行部)
【図19】 単語リストの例示図
【図20】 話者リストの例示図
【図21】 実行部における情報認識画面例示図
【図22】 実行部における情報認識画面例示図
【図23】 実行部における情報認識画面例示図
【図24】 実行部における情報認識画面例示図
【図25】 環境情報ファイル例示図
【図26】 本発明の実施の形態にかかる音声認識を活
用した実行環境設定装置における処理の流れ図(実行
部)
【図27】 記録媒体の例示図
【符号の説明】
11 音声入力部 12 単語識別部 13 話者識別部 14 情報選択部 15 話者登録部 16 情報管理部 17 アプリケーションプログラム実行部 18 実行結果出力部 25,93 CRTディスプレイ 26 識別結果確認部 27,94 入力機構 81 話者識別結果保持部 91 A/D変換機 92 音声データバッファ 271 回線先の記憶装置 272 CD−ROMやフロッピーディスク等の可搬型
記録媒体 272−1 CD−ROM 272−2 フロッピーディスク 273 コンピュータ 274 コンピュータ上のRAM/ハードディスク等の
記録媒体

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声を入力する音声入力部と、 前記音声入力部より入力された音声から特定の単語を識
    別する単語識別部と、 前記音声入力部より入力された音声から特定の使用者を
    識別する話者識別部と、 前記単語識別部より得られた識別結果と、前記話者識別
    部より得られた識別結果に基づいて、アプリケーション
    プログラムと前記使用者固有の環境情報を選択する環境
    情報選択部と、 各アプリケーションプログラムごとに前記使用者の前記
    環境情報を保存する一つ又は複数の環境情報保存部を有
    し、アプリケーション情報と環境情報全体を管理する環
    境情報管理部と、 前記環境情報選択部において選択された前記環境情報に
    基づいて前記アプリケーションプログラムを実行するア
    プリケーションプログラム実行部と、 前記アプリケーションプログラムの実行結果を出力する
    実行結果出力部とを備え、 音声による単語識別により前記アプリケーションプログ
    ラムを特定すると同時に、音声による話者識別により前
    記使用者を特定し、前記使用者固有のアプリケーション
    プログラム稼動環境下で前記アプリケーションプログラ
    ムを実行できることを特徴とした音声認識を活用した実
    行環境設定装置。
  2. 【請求項2】 識別した前記使用者と前記アプリケーシ
    ョンプログラムを確認する識別結果確認部を有する請求
    項1記載の音声認識を活用した実行環境設定装置。
  3. 【請求項3】 前記アプリケーションプログラムの実行
    前に前記環境情報管理部に特定した前記使用者の前記環
    境情報をコピーしてから前記アプリケーションプログラ
    ムを実行し、また前記アプリケーションプログラムの終
    了を前記環境情報管理部が検知し、前記アプリケーショ
    ンプログラムの実行終了後に前記環境情報管理部の前記
    環境情報を特定した前記使用者の前記環境情報としてコ
    ピーし戻す請求項1記載の音声認識を活用した実行環境
    設定装置。
  4. 【請求項4】 新たな話者を登録または削除できる話者
    登録部を備えた請求項1記載の音声認識を活用した実行
    環境設定装置。
  5. 【請求項5】 前記環境情報管理部において、アプリケ
    ーション情報リストに新たな前記アプリケーションプロ
    グラムを登録又はアプリケーション情報リストから不必
    要な前記アプリケーションプログラムを削除するアプリ
    ケーション登録部を備えた請求項1記載の音声認識を活
    用した実行環境設定装置。
  6. 【請求項6】 前記話者識別部から取得した識別結果の
    履歴を保存する話者識別結果保持部を前記情報選択部内
    に備え、前記単語識別部で識別結果が出た時点での前記
    話者識別結果保持部の内容に基づいて使用者を判断する
    請求項1記載の音声認識を活用した実行環境設定装置。
  7. 【請求項7】 音声を入力する工程と、 入力された音声から特定の単語を識別する工程と、 入力された音声から特定の使用者を識別する工程と、 単語の識別結果と使用者の識別結果に基づいて、アプリ
    ケーションプログラムと前記使用者固有の環境情報を選
    択する工程と、 前記アプリケーションプログラムと前記使用者固有の環
    境情報を選択する工程において選択された前記環境情報
    に基づいて前記アプリケーションプログラムを実行する
    工程と、 前記アプリケーションプログラムの実行結果を出力する
    工程を有し、 音声による単語識別により前記アプリケーションプログ
    ラムを特定すると同時に、音声による話者識別により前
    記使用者を特定し、前記使用者固有のアプリケーション
    プログラム稼動環境下で前記アプリケーションプログラ
    ムを実行できることを特徴とする音声認識を活用した実
    行環境設定方法。
  8. 【請求項8】 音声を入力するステップと、 入力された音声から特定の単語を識別するステップと、 入力された音声から特定の使用者を識別するステップ
    と、 単語の識別結果と使用者の識別結果に基づいて、アプリ
    ケーションプログラムと前記使用者固有の環境情報を選
    択するステップと、 前記アプリケーションプログラムと前記使用者固有の環
    境情報を選択するステップにおいて選択された前記環境
    情報に基づいて前記アプリケーションプログラムを実行
    するステップと、 前記アプリケーションプログラムの実行結果を出力する
    ステップを有し、 音声による単語識別により前記アプリケーションプログ
    ラムを特定すると同時に、音声による話者識別により前
    記使用者を特定し、前記使用者固有のアプリケーション
    プログラム稼動環境下で前記アプリケーションプログラ
    ムを実行できることを特徴とするコンピュータに実行さ
    せるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な
    記録媒体。
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