JP2000090770A - スイッチ - Google Patents

スイッチ

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JP2000090770A
JP2000090770A JP10255149A JP25514998A JP2000090770A JP 2000090770 A JP2000090770 A JP 2000090770A JP 10255149 A JP10255149 A JP 10255149A JP 25514998 A JP25514998 A JP 25514998A JP 2000090770 A JP2000090770 A JP 2000090770A
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JP
Japan
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movable contact
switch
contact spring
spring
insulating base
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Pending
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JP10255149A
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English (en)
Inventor
Munechika Miyata
宗親 宮田
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MIKKU ENTERPRISE KK
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MIKKU ENTERPRISE KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】固定接点を備えた絶縁基台と皿ばね状の可動接
点ばねと押ボタン等の押圧手段からなるスイッチにおい
て、可動接点ばねを従来と逆にその球面部を下向きに設
置したことを特徴とし、それによって1以上複数回路、
1以上複数接点のスイッチを構成できるようにした。 【構成】円形ばね板の中央部を球面状に突出した皿ばね
状の可動接点ばね3を、その球面部3aを下向きにし
て、絶縁基台1に埋設した1以上の固定接点2と相対し
て備え、可動接点ばね3上に押ボタンその他の押圧手段
4備えてなるスイッチであり、可動接点ばね3の円周部
3bを押圧手段4で押圧して球面部3aを凹ますと共に
円周部3bを下降して固定接点2に接触(スイッチO
N)し、押圧を解いて球面部3aを弾発復元すると共に
円周部3bを上昇して固定接点2から離隔(スイッチO
FF)するように備えたスイッチ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】固定接点を備えた絶縁基台と
皿ばね状の可動接点ばねと押ボタン等の押圧手段からな
るスイッチにおいて、可動接点ばねを従来と逆にその球
面部を下向きに設置したことを特徴とするスイッチに係
り、それによって1以上複数回路、1以上複数接点のス
イッチを構成できるようにしたものである。
【0002】
【従来技術とその課題】(図8参照)従来、絶縁基台1
01の固定接点102、102A上に、円形ばね板の中
央部を球面状に突出した皿ばね状の可動接点ばね103
を設置し、該可動接点ばね103上に押ボタン等の押圧
手段104を設置したスイッチであり、
【0003】押圧手段104を押圧して可動接点ばね1
03の球面部103aを凹まして可動接点ばね103を
固定接点102Aに接触(スイッチON)し、押圧を解
いて球面部103aを弾発復元し両者が離隔(スイッチ
OFF)するように備えたスイッチが、部品数が少くて
すみ、構造簡単で小形安価に得られる等の理由で広く使
用されている。
【0004】然し乍ら、上記の従来スイッチの場合は、
図8からも明白なように、皿ばね状の可動接点ばね10
3の球面部103aを上向きに設置してその中心と固定
接点102Aを相対して備え、押圧手段104で球面部
103aを凹ますとその中心部が下降して固定接点10
2Aに接触(スイッチON)し、押圧を解くと球面部1
03aが弾発復元して上昇し固定接点102Aと離隔
(スイッチOFF)するものであるため、固定接点と可
動接点がスイッチ作用で形成するのは1回路1接点であ
り、よって、スイッチとしての用途が狭く限定されて汎
用性に欠ける点が課題とされてきた。
【0005】
【発明の目的】そこで、本発明は、同じく皿ばね状の可
動接点ばねを使用したスイッチであって、その他の構成
(ワイヤー固定接点を除き)も略従来スイッチと同様
で、部品数が少なく、構造簡単で小形安価である等の利
点を備えたスイッチであり乍ら、ここで、本発明は文字
通り180度発想を転換して、上記可動接点ばねの上下
を反転し、球面部を下向きに設置したものである。
【0006】これによって、押ボタン等の押圧手段で可
動接点ばねを押圧して球面部を凹ますと、円周部が下降
して1以上複数設置した固定接点に接触(スイッチO
N)し、押圧を解くと球面部が弾発復元して円周部が上
昇して固定接点と離隔(スイッチOFF)するため、1
以上複数回路、1以上複数接点のスイッチを設けること
ができて、本スイッチの汎用化が実現でき、上記従来の
課題を解決し得たものである。
【0007】
【課題を解決する手段】即ち、本発明は、円形ばね板の
中央部を球面状に突出した皿ばね状の可動接点ばねを、
その球面部を下向きにして、絶縁基台に埋設した1以上
の固定接点と相対して備え、可動接点ばね上に押ボタン
その他の押圧手段備えてなるスイッチであり、
【0008】可動接点ばねの円周部を押圧手段で押圧し
て球面部を凹ますと共に円周部を下降して固定接点に接
触(スイッチON)し、押圧を解いて球面部を弾発復元
すると共に円周部を上昇して固定接点から離隔(スイッ
チOFF)するように備えたことを特徴とする、スイッ
チによって課題を解決したものである。
【0009】
【実施例】図1、図2に示す実施例を説明する。円形ば
ね板の中央部を球面状に突出した皿ばね状の可動接点ば
ね3を、その球面部3aを下向きにして、絶縁基台1に
埋設した1以上の固定接点2と相対して備え、可動接点
ばね3上に押ボタンその他の押圧手段4備えてなるスイ
ッチであり、(図1(イ)、図2(イ))
【0010】可動接点ばね3の円周部3bを押圧手段4
で押圧して球面部3aを凹ますと共に円周部3bを下降
して固定接点2に接触(スイッチON)し(図1
(ロ)、図2(ロ))、押圧を解いて球面部3aを弾発
復元すると共に円周部3bを上昇して固定接点2から離
隔(スイッチOFF)するように備えたことを特徴とす
るスイッチである。
【0011】図3、図4に示す実施例を説明する。上面
開口の函状の絶縁基台1の底板1aにワイヤーW若しく
は金属板片Pを埋設し、該ワイヤーW若しくは金属板片
Pの一部を底板1a上面に露出して固定接点2とし、該
固定接点2上に可動接点ばね3を、その球面部3aを下
向きにし、円周部3bを固定接点2と相対して設置し、
該可動接点ばね3上に押ボタン等の押圧手段4を設置
し、該押圧手段4上にカバー5を、押圧手段4の操作部
4aを上方に露出した状態に取付けて設けて、スイッチ
を設けたものである。
【0012】本発明における可動接点ばね3は、円形ば
ね板の中央部を球面状に突出形成した球面部3aとその
周りの円周部3bからなるものを基本として、該可動接
点ばね3の中心を中心として円弧形、半円形その他任意
形状の切抜き6を施したもの、若しくは同じく可動接点
ばね3の中心を中心として放射状、渦巻き状、その他任
意形状の切り込み7を施したもの、前記切抜き6と切込
み7を併用したもの等を含むものである。(図5、図
6、図7参照)
【0013】必要に応じて、可動接点ばね3の中心に中
心孔8をあける一方、絶縁基台1に該中心孔8に係合す
る小凸起9を突設し、両者8、9を係合して可動接点ば
ね3の位置決めをするように備える。(図1、図6参
照)
【0014】また、可動接点ばね3の中心孔8と絶縁基
台1の小凸起9を3角形、4角形等の多角形に形成し、
両者8、9を係合して可動接点ばね3を回り止め位置決
めするように備える。これによって、絶縁基台1に複数
の固定接点2を備えた場合に、各固定接点2と可動接点
ばね3の設定位置を正確に相対位置せしめ得る。
【0015】固定接点2は、絶縁基台1に1本以上のワ
イヤーWをプラスチックのインサート成形加工で埋設
し、その一部を絶縁基台1面上に露出して固定接点2と
すると共に絶縁基台1の外部に突出した部分を端子2a
としたもの(図1、図3、図4参照)、
【0016】若しくは、絶縁基台1に1以上の金属板片
Pをプラスチックのインサート成形加工で埋設し、その
一部を絶縁基台1面上に露出して固定接点2とすると共
に絶縁基台1の外部に突出した部分を端子2aとしたも
の(図2参照)等である。
【0017】押圧手段4は、図示例の押ボタンの他、1
点を支点として押圧円弧回動するプッシュレバー、単な
る平面板片、その他可動接点ばね片に押圧力を負荷して
その球面部を凹ますと共に円周部を下降する手段であれ
ば任意である。
【0018】
【作用】押ボタン等の押圧手段4を押圧すると、可動接
点ばね3の球面部3aが凹んで円周部3bが下降し、固
定接点2に接触(スイッチON)する。上記の押圧を解
くと、可動接点ばね3の球面部3aが弾発復元し、円周
部3bが上昇復帰して固定接点2から離隔(スイッチO
FF)する。
【0019】上記の作用は可動接点ばね3の円周部3a
に相対した固定接点2が2個(図1)〜3個(図2)で
ある場合も、図示しないが4以上の位置に設けた場合も
同様に行われる(複数回路、複数接点)。
【0020】可動接点ばね3の中心孔8に絶縁基台1の
小凸起9を係合して、可動接点ばね3の位置を決め、操
作時の位置ずれを防止する。
【0021】また、中心孔8及び小凸起9を角形等に形
成して、可動接点ばねを回転しないように設置し、可動
接点ばねと固定接点の相対位置を特定することにより、
複数回路、複数接点に対処する。
【0022】
【効果】従来と略同じ部品を使用してスイッチを構成し
乍ら、発想を転換して皿ばね状の可動接点ばねの球面部
を180°反転して備えたことにより、1以上複数回
路、1以上複数接点のスイッチを構成することができ、
よって、スイッチの汎用化を実現することができる多大
の効果がある。
【0023】特に、固定接点としてワイヤーを使用する
ことは、従来構成のスイッチではできなかったが、本発
明は可動接点ばねの円周部の左右両端部でワイヤー固定
接点に接離するため、ワイヤーとした方がむしろ好適で
ある。また、固定接点にワイヤーを使用した場合は従来
の金属板片を使用した場合の1/5以下のコストです
み、よって、スイッチ全体のコストを低下できる利点が
ある。
【0024】可動接点ばねに任意形状の切抜きや切込み
を形成することによって、用途に適した種々の可動接点
ばねを設けることができる。
【0025】可動接点ばねの球面部及び円周部に相対し
た絶縁基台の設定位置に複数の固定接点を備えることに
よって、複数回路、複数接点の種々のスイッチを用途に
対応して設けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の縦断面図(位置決め有)で、
(イ)は接点開(スイッチOFF)、(ロ)は接点閉
(スイッチON)の状態を示す図。
【図2】本発明の実施例の縦断面図(位置決め無)で、
(イ)は接点開(スイッチOFF)、(ロ)は接点閉
(スイッチON)の状態を示す図。
【図3】本発明の実施例の正面図、平面図、底面図、及
び右側面図。
【図4】図3の右側面図のA−A線断面矢視図。
【図5】可動接点ばねの実施例の平面図、及び横断面
図。
【図6】可動接点ばねの実施例(位置決め用中心孔有)
の平面図、及び横断面図。
【図7】可動接点ばねに切抜き、切込み等を施した種々
の実施例の平面図。
【図8】従来例スイッチの縦断面図。
【符号の説明】
W ワイヤー(固定接点) P 金属板片(固定接点) 1 絶縁基台 1a 底板 2 固定接点 2a 端子 3 可動接点ばね 3a 球面部 3b 円周部 4 押圧手段(例、押ボタン) 4a 操作部 5 カバー 6 切抜き 7 切込み 8 中心孔 9 小凸起 以下従来例 101 絶縁基台 101a 底板 102 固定接点 102A 固定接点 102a 端子 103 可動接点 103a 球面部 103b 円周部 104 押圧手段(押ボタン) 104a 操作部 105 カバー

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】円形ばね板の中央部を球面状に突出した皿
    ばね状の可動接点ばねを、その球面部を下向きにして、
    絶縁基台に埋設した1以上の固定接点と相対して備え、
    可動接点ばね上に押ボタンその他の押圧手段備えてなる
    スイッチであり、 可動接点ばねの円周部を押圧手段で押圧して球面部を凹
    ますと共に円周部を下降して固定接点に接触(スイッチ
    ON)し、押圧を解いて球面部を弾発復元すると共に円
    周部を上昇して固定接点から離隔(スイッチOFF)す
    るように備えたことを特徴とするスイッチ。
  2. 【請求項2】可動接点ばねは、円形ばね板の中央部を球
    面状に突出形成した球面部とその周りの円周部からなる
    ものであり、 該可動接点ばねの中心を中心として円弧形、半円形その
    他任意形状の切抜きを施したもの、若しくは同じく可動
    接点ばねの中心を中心として放射状、渦巻き状、その他
    任意形状の切り込みを施したもの、前記切抜きと切込み
    を併用したもの等を含むものである、 請求項1のスイッチ。
  3. 【請求項3】可動接点ばねの中心に中心孔をあける一
    方、絶縁基台に該中心孔に係合する小凸起を突設し、両
    者を係合して可動接点ばねの位置決めをするように備え
    た、 請求項1のスイッチ。
  4. 【請求項4】可動接点ばねの中心孔と絶縁基台の小凸起
    を3角形、4角形等の多角形に形成し、両者を係合して
    可動接点ばねを回り止め位置決めするように備えた、 請求項1のスイッチ。
  5. 【請求項5】固定接点は、絶縁基台に1本以上のワイヤ
    ーをプラスチックのインサート成形加工で埋設し、その
    一部を絶縁基台面上に露出して固定接点とすると共に絶
    縁基台の外部に突出した部分を端子としたもの、 若しくは、絶縁基台に1以上の金属板片をプラスチック
    のインサート成形加工で埋設し、その一部を絶縁基台面
    上に露出して固定接点とすると共に絶縁基台の外部に突
    出した部分を端子としたものである、 請求項1のスイッチ。
  6. 【請求項6】上面開口の函状の絶縁基台の底板にワイヤ
    ー若しくは金属板片を埋設し、該ワイヤー若しくは金属
    板片の一部を底板上面に露出して固定接点とし、該固定
    接点上に可動接点ばねを、その球面部を下向きにし、円
    周部を固定接点と相対して設置し、該可動接点ばね上に
    押ボタン等の押圧手段を設置し、該押圧手段上にカバー
    を、押圧手段の操作部を上方に露出した状態に取付けて
    設けた、 請求項1のスイッチ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100486935B1 (ko) * 2002-05-31 2005-05-03 후지덴시고교 가부시키가이샤 스위치
JP2006185906A (ja) * 2004-11-08 2006-07-13 Fujikura Ltd スイッチ用ダイヤフラム及びその製造方法、このスイッチ用ダイヤフラムを用いたメンブレンスイッチと入力装置

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