JP2000090221A - 非接触型icカード - Google Patents

非接触型icカード

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JP2000090221A
JP2000090221A JP10255591A JP25559198A JP2000090221A JP 2000090221 A JP2000090221 A JP 2000090221A JP 10255591 A JP10255591 A JP 10255591A JP 25559198 A JP25559198 A JP 25559198A JP 2000090221 A JP2000090221 A JP 2000090221A
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card
secondary battery
power
voltage
charging
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Koji Daikyo
康次 大饗
Susumu Imai
奨 今井
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Hitachi Maxell Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電波を介した電磁誘導による電力供給において
安定な動作をさせることができる非接触型ICカードを
提供することにある。 【解決手段】アンテナコイルを介して供給される電波に
より得られる電力がICカードとして可動可能な電圧値
以上か否かを検出する検出手段と、供給電力が可動可能
な電圧値以上のときには、余剰電力を二次電池あるいは
コンデンサに充電する充電回路と、検出手段の検出結果
に応じて供給電力が可動可能な電圧値未満のときには二
次電池あるいはコンデンサからの電力によりICカード
を動作させ、供給電力が可動可能な電圧値以上のときに
は供給電力によりICカードを動作させかつ余剰電力を
充電回路により二次電池あるいはコンデンサに充電する
切換手段とを備えるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、非接触lCカー
ドに関し、詳しくは、電波を介した電磁誘導による電力
供給において安定な動作をさせることができる非接触型
ICカードに関する。
【0002】
【従来の技術】ICモジュールを搭載したICカード
は、磁気カードに比較して格段に高いセキュリティーを
実現できることから、近年、急速に普及しつつある。特
に、最近では、ICカードを用いた電子マネーシステム
が注目されており、ATM端末装置(以下ATM端末)
をキャッシュレス化することが可能であるため、従来の
ATM端末のセキュリティー上の問題点であった現金の
出し入れを不要とする点で、ICカードの普及が期待さ
れている。ICカードで現在普及しているものは、IC
モジュールが接点として露出した形態の接触型ICカー
ドであるが、電波を介した電磁誘導等によるデータ伝送
を用いた非接触型ICカードも徐々に広まりつつある。
非接触型ICカードは、ICモジュールが露出していな
いため、塵埃の多い環境下でも、高信頼性を保ちなが
ら、動作する利点がある。
【0003】近年、この非接触型(コンタクトレス)I
Cカードの標準化が進められていて、これには、密着型
(〜2mm)、近接型(2mmから10mm程度まで)、近傍
型(10mm〜70cm程度)のものが提案されている。こ
れは、ICカードリーダとICカードとを、例えば、中
心周波数13.56MHzの電波で結合して電力を供給
し、データの授受を行うものであるが、その具体的な構
想はこれからの問題である。こうしたICカードへの電
源供給として、充電可能な二次電池を搭載した形態のI
Cカードがすでに提案されている。例えぱ、特開平5−
166019号公報においては、ICカード本体部の少
なくとも一方のカード面に、シート状のポリマー二次電
池が配置されているICカードが示されている。さら
に、特開平9−326021号公報には、カード表面に
充電のための複数の接触端子を有し、さらに端末装置と
非接触でデータ交換するために非接触インタフェース装
置および送受信用コイルと、入力されたデータを処理す
るデータ処理装置と、充電可能なバッテリと、接触によ
り端末装置からの供給電力でバッテリを充電するための
充電装置とを備えている複合ICカードが開示されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】さて、ICカードへの
電力供給に関する前記した従来の技術では、外部から電
力を受ける非接触型ICカードを考慮した電源供給とい
う観点からみていまだ十分なものとはなってはいない。
その理由は、非接触型ICカードが電波という媒体を介
して電力供給を受ける関係で常時安定な電力を受けられ
るとは限らないからである。例えば、前記の特開平5−
166019号公報には、非接触型ICカードを考慮し
た記述はなく、一般的なICカードへの電源供給という
点では優れた技術ではあるが、非接触型ICカードの特
性である、電波を介した電磁誘導等による電力供給の問
題が取り上げられていない。また、前記の特開平9−3
26021号公報は、接触式および非接触方式の2方式
にてデータ交換を可能とした複合ICカードについての
技術であるが、電力供給を電磁誘導で行わない場合はペ
ーパーバッテリからの供給電力を用いる構成となってい
る。そのために、接触端子がカード表面に露出する形態
を採る必要がある。その結果、非接触型ICカードの利
点が犠牲になってしまう。それは、非接触型ICカード
が塵埃の多い環境下でも高信頼性を保つことができ、挿
抜に対する耐久性が強い等といった点である。この発明
の目的は、このような従来技術の間題点を解決すること
であり、電波を介した電磁誘導による電力供給において
安定な動作をさせることができる非接触型ICカードを
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るこの発明の非接触型ICカードの構成としては、アン
テナコイルを介して供給される電波により得られる電力
がICカードとして可動可能な電圧値以上か否かを検出
する検出手段と、二次電池あるいはコンデンサに充電す
る充電回路と、検出手段の検出結果に応じて供給電力が
可動可能な電圧値未満のときには二次電池あるいはコン
デンサからの電力によりICカードを動作させ、供給電
力が可動可能な電圧値以上のときには供給電力によりI
Cカードを動作させかつ余剰電力を充電回路により二次
電池あるいはコンデンサに充電する切換手段とを備える
ものである。
【0006】
【発明の実施の形態】このように、電波によりアンテナ
コイルで受けた電力の電圧値を監視して電波による電力
供給において供給電力の電圧が可動可能な電圧値未満の
ときには二次電池あるいはコンデンからの電力によりI
Cカードを動作させ、供給電力の電圧が可動可能な電圧
値以上のときには動作中あるいは動作後の余剰電力によ
り充電回路を介して二次電池あるいはコンデンサを充電
するようにする。これにより電波による安定しない電力
供給において可動可能な電圧値未満のときには、電波に
よる不安定な電力を使用することなく電池あるいはコン
デンサの安定した電力を使用してICモジュールを動作
させ、かつ、余分な電力は充電に使用されるので、電力
の無駄がなくなる。しかも、電波によりアンテナコイル
で受けた電力を使用する場合にも、余分な電力は充電側
に回せるので、電波の出力が強すぎてもICモジュール
側では安定した電圧の電力を使用することができる。な
お、充電のための電力は、多少安定していない電力を受
けても充電は可能であり、あるいは動作中においては、
強力な電波に応じて電力供給を受けて充電される。ま
た、余剰電力の電圧が低いときには、昇圧回路を設けて
充電することもできる。さらに、二次電池あるいはコン
デンサからの電力を利用しているときに、その電圧が低
下しているときには、電波による電力供給側に対して電
力供給要求の信号を発信する発信手段を設けるようにす
れば、これによりこれら二次電池あるいはコンデンサに
対して充電することが可能になる。
【0007】以上の場合、電池としては可とう性を有す
る二次電池を使用することができる。このような場合に
は、可とう性を有する二次電池は、カード表面のいずれ
にも露出されていない形態を採ることで塵埃の多い環境
下でも高信頼性を保つことができる。可とう性を有する
二次電池としては、ポリマーリチウム二次電池であれ
ば、3V以上の電圧を供給できることから、ICモジュ
ールを駆動する電力供給にあたって好ましい。なお、可
とう性を有する二次電池の充電時に過充電を防止するた
めに、可とう性を有する二次電池の充電電流を監視する
手段を具備するとよく、あらかじめ定めた電流値以下に
なったときに充電を終了することが好ましい。また、充
電時間を監視する手段を設けて、規定の充電時間になっ
たとき充電を終了することが好ましい。これらにより、
過充電による発火あるいは発煙等を防止することができ
る。さらに、可とう性を有する二次電池の過放電を防止
するために、放電電圧を監視する手段を具備し、規定の
放電電圧以下になったとき放電を停止することが好まし
い。また、放電電流を監視する手段を設けておき、規定
の放電電流以上になったとき放電を停止するようにして
もよい。このようにすることで、たとえ短絡等が生じた
場合でも、過大な電流が電池から流れることを回避でき
る。
【0008】ところで、前記二次電池は、アンテナコイ
ルの閉曲線の内部に配置するとよく、これにより、二次
電池の実装体積を大きく採ることができるので、二次電
池の容量の点で有利となる。さらに、それによりアンテ
ナコイルの閉曲線が囲む面積を大きくすることも可能と
なり、電磁誘導によって伝送される電力供給の点で有利
になる。また、アンテナコイルの閉曲線の内部に、二次
電池と、真空透磁率以上の透磁率を有する磁性材料が位
置する構成を採れば、磁気コイルの閉曲線を交差する磁
束密度を高めることができ、電磁誘導によって伝送され
る電力供給がさらに効率的にできる。磁性材料は、電力
伝送に用いる周波数帯域にも依存するが、MnZnフェ
ライトあるいはNiZnフェライトが好適である。特
に、近接型や近傍型で使用される周波数が13.56M
Hzの場合はNiZnフェライトが好ましい。
【0009】
【実施例】図1は、この発明の非接触型ICカードを適
用した一実施例のブロック図であり、図2は、その全体
的な構成例の分解説明図である。図2において、1は、
非接触型ICカードであり、非接触型ICカード1は、
上面カバーシート101、アンテナコイル102を有す
るコアシート103、ポリマーリチウム二次電池10
4、ICモジュール105、下面カバーシート106か
ら構成されている。コアシート103は、アンテナコイ
ル102を磁気結合コイルとするためのシート状の基板
であり、内側に開口108または凹部108が設けられ
ており、非接触型ICカード1は、可とう性を有する二
次電池104(ここではポリマーリチウム二次電池)を
このシートの前記の開口108または凹部108にはめ
込んで、上部と下部の少なくとも一方から上面カバーシ
ート101あるいは下面カバーシート106の絶縁性材
料で挟み込んだ構造となっている(図4(c)の断面図
参照)。なお、二次電池104の端部には端子107
c,107dが設けられ、これらの端子107c,10
7d(図1参照)を介してICモジュール105が接続
されている。
【0010】すなわち、非接触型ICカード1は、可と
う性を有する二次電池であるポリマーリチウム二次電池
104と、アンテナコイル102と、ICモジュール1
05を有していて、ここでは、ICモジュール105に
おける電源供給手段として、ポリマーリチウム二次電池
104(以下二次電池104)からの電源供給およびア
ンテナコイル102による電源供給の少なくとも一方を
電波による電力供給量(その電圧)に応じて選択する構
成を採る。その選択回路としてICモジュール105に
は後述する電源供給回路204が内蔵されている。
【0011】ICモジュール105は、図1に示すよう
に、ICカードコントローラ201、二次電池104の
保護回路202、充電放電制御回路203、電源供給回
路204とで構成される。ICカードコントローラ20
1は、CPU210、RAM211、ROM212、E
EPROM213、入出力制御回路214を有し、これ
ら回路が相互にバス215を介して接続されている。さ
らに、電源供給回路204もバス215に接続されてい
て、この回路はCPU210の制御下にある。入出力制
御回路214は、アンテナコイル102に連結された端
子107aおよび端子107bからの信号を受けてある
いはこれらに信号を送出してデータ伝送の制御する回路
である。端子107a,107bは、ここでは電力供給
の端子にもなっていて、先の電源供給回路204にも接
続されている。そこで、受信した電波が変調された電波
であるときには、入出力制御回路214により信号とし
てそれが取出され、復調されてCPU210等のデータ
処理回路に送られる。搬送波の電波(キャリア)だけの
送信となる無変調状態のときあるいは一定振幅状態のと
きで特に電力用の強い出力の電波による搬送波ときに
は、それが電力として電源供給回路204に受け入れら
れ、電源供給回路204により電力として取り出され
る。なお、非接触型ICカード1とそのリーダ(ここで
はICカードリーダ・ライタ2)との間のデータ伝送の
ときの変調は、通常、ASK,PSKあるいはFSKの
いずれかである。
【0012】電源供給回路204は、同調回路204
a、整流回路204b、レギュレータ204c、整流回
路204bの出力電圧を検出する電圧検出回路204
d、そして出力電圧検出回路204dの検出信号に応じ
て電源の切換処理を行う供給電力切換回路204eとが
設けられている。ここで、供給電力切換回路204e
は、ICモジュール105等の供給電力をレギュレータ
204cの出力あるいは端子107c,107dに接続
された二次電池104の出力のいずれかに切換えるとと
もに、二次電池104への充放電制御を行う。前記の同
調回路204aには、二次電池104から微量の電力が
供給された起動回路205が接続されている。起動回路
205は、微弱な所定の周波数の電波による電流信号を
アンテナコイル102を介して受けたときにICモジュ
ール105を動作させるものであって、同調回路204
aからの信号を高周波増幅する高周波増幅回路、整流回
路、整流回路の出力を受けて動作するパワーオンリセッ
ト回路、電源スイッチ回路等で構成され、アンテナコイ
ル102が所定値以上の微弱な電波を受信したときに、
電源スイッチ回路を作動させるとともにパワーオンリセ
ット回路を動作させて、ICモジュール105を起動さ
せてこれを動作状態にする。
【0013】供給電力切換回路204eは、アンテナコ
イル102から端子107aおよび端子107bを介し
て整流回路204bからレギュレータ204cに供給さ
れる電力の電圧を電圧検出回路204dの検出信号を受
けて監視し、例えば、出力電圧検出回路204dにより
検出される整流回路204bの電圧が4.0V以上の電
力であるとき、レギュレータ204cから安定化した電
圧、例えば3.6Vの電力を内部の各種回路に送出する
とともにレギュレータ204cに供給される電力の一部
を充放電回路203、保護回路202を介して二次電池
104へ充電電流として供給する。あるいは、整流回路
204eのコンデンサ204fに余剰電力を充電してお
き、動作後にこの余剰の電力を二次電池104へ充電す
る。なお、後者の場合、コンデンサ204fは、容量が
大きくなるので、ICに対して外付けされるコンデンサ
であってもよい。
【0014】供給電力切換回路204eは、出力電圧検
出回路204dにより検出される整流回路204bの電
圧が、例えば、4.0V以下であっても3.6V以上の
ときには、レギュレータ204cから安定化された電圧
の電力を内部の各種回路の送出するが、このときには、
充放電回路203、保護回路202を介して行う二次電
池104への充電を停止して単に整流回路204eのコ
ンデンサ204fに充電してその電力を確保する。一
方、端子107aおよび端子107bを介して整流回路
204bからレギュレータ204cに供給される電力の
電圧が前記の3.6V未満のときには、供給電力切換回
路204eは、レギュレータ204cからの出力電力を
遮断して保護回路202、充放電回路203を介して二
次電池104から電力を受けて内部の各種回路へ電力供
給をする。
【0015】これにより電波の受信状態が弱い、いわゆ
る弱電界の状態の時であっても内部の各種回路は、安定
した動作をすることができる。そして、供給電力切換回
路204eの前記のような切換え制御は、CPU210
が実行するプログラムにより行われる。そのための電圧
監視プログラム213aと充電要求処理プログラム21
3bとがEEPROM213に記憶されている。電圧監
視プログラム213aは、定期割込み処理によりCPU
210により定期的に実行され、電源供給回路204を
介して出力電圧検出回路204dにより検出される整流
回路204bの現在の電圧値をデジタル値の形で得て供
給電力切換回路204eに対してCPU210が所定の
制御信号を送出して切り換え制御を行う。なお、電源供
給回路204は、内部にA/D変換回路を有している。
【0016】図3は、非接触型ICカードの充電および
電源供給動作のフローチャートである。非接触型ICカ
ード1を、非接触型ICカード対応のICカードリーダ
あるいはICカードリーダ・ライタ2(図1参照)に近
づけると、非接触型ICカード1のアンテナコイル10
2は、非接触型ICカード対応リーダ(リーダ・ライ
タ)から発信される電磁波を受信する(ステツブ10
1)。このとき、アンテナコイル102に微弱な所定の
周波数の電波、例えば、13.56MHzの周波数の電
波が供給される。これをアンテナコイル102が受ける
と、同調回路204aにより同調が採られて受信電波レ
ベルが一定レベルに達した時点で起動回路205が動作
してICモジュール105を起動する。これによりIC
モジュール105が動作状態に入る。これと同時にこの
受信によりアンテナコイル102の端子間に電圧が誘起
され、それを電源供給回路204内の整流回路204b
が受けて整流して所定の電圧の電力とする(ステップ1
02)。また、電源供給回路204に対しては、CPU
210による定期的な電圧監視プログラム213aの実
行によりステップ102におけるアンテナコイル102
を介して受給され、整流回路204bで整流された電力
の電圧とICカード駆動可能電圧値とが比較される(ス
テップ103)。
【0017】ここで、アンテナコイル102を介して得
られた電力の整流された電圧値がICカード駆動可能電
圧以上(例えば、先の3.6V)ならば、ICカードコ
ントローラにアンテナコイル102からの電力をレギュ
レータ204cを介して供給する(ステップ104)。
さらに、点線で示すように、ステップ108へと移り、
前記電圧値が4.0V以上の場合には、同時に充電処理
を行う。なお、このときには、終了することなく、点線
で示すように、ステップ108から後述するステップ1
06へと処理が移る。逆に、アンテナコイル102から
整流された電圧がICカード駆動可能電圧未満ならば、
CPU210が供給電力切換回路204eを制御して充
電放電制御回路203を通して、二次電池104からの
電力供給に切り替える(ステップ105)。また、後述
するように、この二次電池104からの電力供給に切り
替えるられた時点で、CPU120が電圧監視プログラ
ム213aの実行により電池の電圧を監視して電池の電
圧が所定値以下になったとき、例えば、3.3V以下に
なったときには、点線で示すように、充電要求信号41
(図5参照)を発生してICカードリーダ側(電波送信
側)に電力供給の電波発生の要求をする充電要求処理に
入る。
【0018】このようにして、アンテナコイル102か
らの電力または、二次電池104からの電力を得て、I
Cモジュール105を起動し、アンテナコイル102と
の通信、信号の処理を行う(ステップ106)。データ
の伝送処理が終了した時点では、CPU210が供給電
力切換回路204eを制御して充電放電制御回路203
を介して、コンデンサ204fに蓄電されている余剰電
力を二次電池104に充電する(ステップ107,10
8)。この場合、余剰電力が充電電圧に満たないときに
は、昇圧回路等を設けて昇圧して充電するようにすると
よい。
【0019】ところで、図2のうち、上面カバーシート
101および下面カバーシート106は、任意の絶縁性
材料または表面に絶縁性が付与された導電性材料を用い
ることが可能であるが、量産性に優れ安価に製造できる
ことから、絶縁性のプラスチックシートを用いることが
好ましい。絶縁性のブラスチックシートとして、ポリエ
チレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタ
レート(PEN)、ポリイミド等を用いることができ
る。アンテナコイル102は、電磁誘導を用いたデータ
伝送および電力伝送に用いるコイルとなるので、アンテ
ナコイル102としては、例えばアルミニウム、銅、
銀、金、スズ、鉛、インジウム、クロム、ニッケル等の
良導性金属材料を用いるとよい。導線を巻いた形態にお
いては、短絡を回避するため、良導性金属材料を絶縁体
で被覆した線が好ましい。良導性金属材料の箔をPET
に貼り付け、エッチングする形態であれば、絶縁体の被
覆は必ずしも必要ではない。
【0020】コアシート103は、図4(a)に示すよ
うに、アンテナコイル102を有して、中心部に開口1
08があいており、端子107aおよび端子107bが
アンテナコイル102に接続されている。コアシート1
03は、アンテナコイル102をPET等で挟み込む形
態としてもよいが、アンテナコイル102のパターンを
ポリエチレンテレフタレート等の上に、例えばアルミニ
ウム、銅、銀、金、スズ、鉛、インジウム、クロム、ニ
ッケル等の良導性金属材料またはこれらの金属材料を少
なくとも1種類以上含む合金の箔を貼り付け、エッチン
グする形態とすることができる。あるいは、ペースト印
刷を用いてもよい。さらに、ポリエチレンテレフタレー
ト等の基板上に、例えばアルミニウム、銅、銀、金、ス
ズ、鉛、インジウム、クロム、ニッケル等の良導性金属
材料またはこれらの金属材料を少なくとも1種類以上含
む合金の薄膜を、真空蒸着法、スパッタリング法、イオ
ンプレーティング法等により形成した後、当該薄膜に精
密エッチングやレーザービームカッティング等を施すこ
とより、アンテナコイル102のパターンをポリエチレ
ンテレフタレート等の上に薄膜として形成してもよい。
コアシート103の作製の好適な一例として、周囲を絶
縁体で被覆された銅線を巻いてアンテナコイル102を
作製し、接着剤とともに2枚のPETで挟んで熱圧着し
た後、開口108を打ち抜いてコアシート103を作製
することができる。二次電池104は、放電時に3.6
Vの電圧を与えることができ、可とう性を有する二次電
池として特に好ましい電池であるが、その他の可とう性
を有する二次電池で代用してもよい。
【0021】図4(b)に示すように、コアシート10
3の開口108に二次電池104がはめ込まれる。二次
電池104からは、絶縁体で被覆された銅線109a,
109bが連結され、端子107c、107dを介し
て、ICモジュール105に連結される。アンテナコイ
ル102は、端子107a、107bを介して、ICモ
ジュール105に連結される。これにより、非接触型I
Cカード1において、アンテナコイル102の閉曲線が
囲む面積を大きくすることが可能となる。これは、電磁
誘導によって伝送される電力供給の点で有利となる。ま
た、ここでの実施例として、図4(c)の断面図に示す
ように、上面カバーシート101と下面カバーシート1
06の間に、アンテナコイル102を有するコアシート
103と、二次電池104と、ICモジュール105が
挟まれている構成となっている。上面カバーシート10
1と下面カバーシート106の間の隙問は、樹脂で封止
されており、二次電池104は、カード表面のいずれに
も露出されていない形態である。これにより塵埃の多い
環境下でも高信頼性を保つことができる非接触型ICカ
ードが実現できる。
【0022】図5は、この二次電池104の電力供給に
おいて、供給電圧が所定値以下、例えば3.3V以下に
なったときの電圧監視プログラム213aによる電力供
給要求の送信処理(充電要求処理)のフローチャートで
ある。まず、アンテナコイル102に微弱な所定の周波
数の電波、例えば、13.56MHzの周波数の電波を
受けると、同調回路204aにより同調が採られて受信
電波のレベルが一定レベルに達した時点で起動回路20
5が動作して二次電池104からの電力を受けてICモ
ジュール105が起動され、動作状態になる。ICモジ
ュール105が動作状態に入ると、通常の状態では、非
接触型ICカード1内のICモジュール105が出力電
圧検出回路204dにより整流回路204bの出力電圧
を監視する。整流回路204bの出力電圧が3.6V以
下になると、今度は、出力電圧検出回路204dにより
二次電池104の電圧が監視される。すなわち、CPU
210は、電圧監視プログラム213aを定期的に実行
して出力電圧検出回路204dにより得られる二次電池
104の端子間電圧と、あらかじめ設定したしきい値電
圧を比較して電池の残量検出を行う(ステップ20
1)。二次電池104の残量が減って規定の端子間電圧
以下(3.3V以下)になると、CPU210は、充電
要求処理プログラム213bを実行して非接触lCカー
ド1側からアンテナコイル102を介してリーダライタ
に向けて充電要求信号41を送信する(ステップ20
2)。
【0023】ICカードリーダ・ライタ2側は、充電要
求信号41を検出し(ステップ203)、電力搬送波4
2を非接触型ICカード1に向けて一定期間だけ送出す
る(ステップ204)。これにより非接触lCカード1
側は、二次電池104の充電処理を行う(ステップ20
5)。そしてICカードリーダ・ライタ2側は、電力搬
送波の出力動作を停止する(ステップ206)。このと
き、電力搬送波42は、送受信を行うデータ内容には依
存しない、充電時のみの波形となっている。電力搬送波
42としては、特定の周波数に設定された正弦波を用い
ることが、伝送ロスを滅らし、非接触型ICカード1側
で効率的に電力を取込むことが可能となり、好ましい。
この電力搬送波42は、非接触型ICカード1へと送出
開始されてから、あらかじめ設定された時間を経た後
に、ICカードリーダ・ライタ2からの送出が停止され
るが、この場合のあらかじめ設定された一定期間として
は、例えば10秒を設定できる。電力搬送波42の送出
が停止された後は、通常の、非接触型ICカード1内の
ICモジュール105が二次電池104の端子間電圧を
監視する状態に戻り、再びステップ201〜206とし
て示す同様な処理動作をし、この動作が電池が充電され
るまで定期的に行われる。そして、ステップ207にお
いて満充電と判定されたときに、前記の充電要求信号4
1の送出処理が終了する。なお、電力搬送波42の受信
中を含めてレギュレータ204cからの電力が利用でき
る電圧のときには、特に、その電力がICモジュール1
05等へ供給される。
【0024】図6は、充放電回路203による二次電池
104の充電動作の一例である。充電は、はじめ定電流
充電を行ったのち定電圧充電を行う(ステップ20
1)。定電流充電は、充電電圧が規定電圧になるまで一
定の電流値で充電を行う(ステップ202)。充電電圧
が規定電圧に達した時点で定電圧充電に移る。なお、定
電流充電を開始して充電経過時間が規定時間を超えるよ
うであれば、電池に異常があったと判断し充電を終了す
る(ステップ203)。定電圧充電は、充電電流が規定
電圧になるまで、一定の電圧で充電を行う(ステップ2
04)。充電電流が規定電流に達した時点で終了する。
なお、定電流充電と同様に、定電圧充電を開始して充電
経過時間が規定時間を超えるようであれば、電池に異常
があったと判断し充電を終了する(ステップ205)。
【0025】図7に、充放電回路203による二次電池
104の電力供給動作(放電動作)の一例を示す。負荷
に対して放電を開始するとともに、放電電圧を監視し
(ステップ301)、放電電圧が規定電圧以下になった
場合、過放電防止のため放電を中止する(ステップ30
3)。また、放電電流が規定電流を監視し(ステップ3
02)、上回る場合にも放電を中止する(ステップ30
3)。放電中止後、放電電流または放電電圧が規定値内
に収まるまえ放電を中止し、電力供給を停止する(ステ
ップ304)。規定値内に収まるようになったときに
は、点線で示すように、ステップ301へと戻り、電力
供給(放電)を再開する。なお、電力供給中(放電中)
は、常に放電電圧 、放電電流を監視する(ステップ3
05)。
【0026】次に、このような充放電回路を持つ非接触
型ICカードの実際の例について説明する。PETを用
いて、縦54.0mm、横85.6mm、厚さ0.76
mmの外形寸法の非接触型ICカード1において、例え
ば、二次電池(ポリマーリチウム)104の外形寸法と
して、縦43.0mm、横60.0mm、厚さ0.5m
mを用いたとする。二次電池104の質量は2.13
g、電圧は3.6Vで、容量は22.4mAhとし、ア
ンテナコイル102を用いてデータ伝送する場合、最大
10mA、平均3mAの電流を流したとすると、データ
伝送をせずに待機している場合には、最大150μA、
平均35μAの電流を流すことができる。これらの電流
値と、前記の二次電池の容量22.4mAhとにより、
二次電池104が十分に充電した後に待機のみの場合は
約160日間もつことができる。また、二次電池104
が十分に充電した後に連続したデータ伝送を行う場合
は、約2.2時間可能である。
【0027】ところで、コアシート103としては、二
次電池を収納する開口108を持つ図8のような構造の
磁芯301を用いることができる。なお、開口108
は、ICモジュール105を収納するためにこれに対応
して設けられた開口であって、この例では、ここにIC
モジュール105がはめ込まれる。磁芯301は、絶縁
体で被覆された線状の磁性体(実線縦線部)を多数平行
並列に配列したものであって、磁芯301は真空透磁率
以上の透磁率を有する磁性材料を用いる。アンテナコイ
ル102の閉曲線の内部に、真空透磁率以上の透磁率を
有する磁性材料が位置することによって、アンテナコイ
ル102の閉曲線を交差する磁束密度を高め、電磁誘導
によって伝送される電力供給がさらに効率的に行われ
る。磁性材料は、電力伝送に用いる周波数帯域にも依存
するが、MnZnフェライトあるいはNiZnフェライ
トが好ましい。特に、周波数が13.56MHzの場合
はNiZnフェライトが好ましい。ところで、前記のI
Cカードにおいては、可とう性を有する二次電池の端子
間の電圧を検出し、残存容量に換算する手段を具備する
とよく、さらに、可とう性を有する二次電池上および付
近に温度検出素子を配置して、下限の規定温度以下また
は上限の規定温度以上になったとき、放電および充電を
停止するようにするとよい。また、実施例では、ポリマ
ーリチウム二次電池を例としているが、他の二次電池や
電力蓄電用のコンデンサを二次電池に換えて用いてもよ
いことはもちろんである。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、この発明にあって
は、電波によりアンテナコイルで受けた電力の電圧値を
監視して電波による電力供給において供給電力の電圧が
可動可能な電圧値未満のときには二次電池あるいはコン
デンからの電力によりICカードを動作させ、供給電力
の電圧が可動可能な電圧値以上のときには動作中あるい
は動作後の余剰電力により充電回路を介して二次電池あ
るいはコンデンサを充電するようにする。これにより電
波による安定しない電力供給において可動可能な電圧値
未満のときには、電波による不安定な電力を使用するこ
となく電池あるいはコンデンサの安定した電力を使用し
てICモジュールを動作させ、かつ、余分な電力は充電
に使用されるので、電力の無駄がなくなる。しかも、電
波によりアンテナコイルで受けた電力を使用する場合に
も、余分な電力は充電側に回せるので、電波の出力が強
すぎてもICモジュール側では安定した電圧の電力を使
用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明の非接触型ICカードを適用
した一実施例のブロック図である。
【図2】図2は、その全体的な構成例の分解説明図であ
る。
【図3】図3は、非接触型ICカードの充電および電源
供給動作のフローチャートである。
【図4】図4は、非接触型ICカードの構造の説明図で
あって、(a)は、コアシートとアンテナコイルとの関
係の説明図、(b)は、コアシートに二次電池をはめ込
んだ状態の説明図、(c)は、非接触型ICカードの断
面図である。
【図5】図5は、この二次電池の電力供給において、供
給電圧が所定値以下になったときの電力供給要求の送信
処理のフローチャートである。
【図6】図6は、充放電回路による二次電池104の充
電動作の説明図である。
【図7】図7は、充放電回路による二次電池104の電
力供給動作(放電動作)の説明図である。
【図8】図8は、他のコアシートの構造の説明図であ
る。
【符号の説明】
1…非接触型ICカード、101…上面カバーシート、
102…アンテナコイル、103…コアシート、104
…二次電池(ポリマーリチウム二次電池)、105…I
Cモジュール、106…下面カバーシート、107a、
107b、107c、107d、107e、107f…
端子、108…開口、201…ICカードコントロー
ラ、202…保護回路、203…充電放電制御回路、2
04…電源供給回路、204a…同調回路、204b…
整流回路、204c…レギュレータ、204e…供給電
力切換回路、210…CPU、211…RAM、212
…ROM、213…EEPROM、214…入出力制御
回路、215…バス、301…磁芯。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06K 19/00 J

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】二次電池あるいはコンデンサと、アンテナ
    コイルと、ICとを有し、前記アンテナコイルから受け
    た電波により得られる電力を受ける非接触型ICカード
    において、 前記アンテナコイルを介して供給される電力がICカー
    ドとして可動可能な電圧値以上か否かを検出する検出手
    段と、前記二次電池あるいは前記コンデンサに充電する
    充電回路と、前記検出手段の検出結果に応じて前記供給
    電力が可動可能な電圧値未満のときには前記二次電池あ
    るいは前記コンデンサからの電力により前記ICカード
    を動作させ、前記供給電力が可動可能な電圧値以上のと
    きには前記供給電力により前記ICカードを動作させか
    つ余剰電力を前記充電回路により前記二次電池あるいは
    前記コンデンサに充電する切換手段とを備える非接触型
    ICカード。
  2. 【請求項2】さらに前記アンテナコイルからの電流信号
    を整流して所定の電圧の電力を発生する整流回路と前記
    ICを動作状態にする起動回路とを有し、前記起動回路
    は、微弱な所定の周波数の電波による電流信号を前記ア
    ンテナコイルを介して受けて動作し、前記充電回路は、
    前記整流回路を介して得られる余剰電力を前記ICカー
    ドが動作中および動作終了後のいずれかにおいて前記二
    次電池あるいは前記コンデンサに充電するものであり、
    前記二次電池が可とう性を有するポリマーリチウムであ
    ることを特徴とする請求項1記載の非接触型ICカー
    ド。
  3. 【請求項3】さらに、前記検出手段の検出結果に応じて
    前記供給電力が可動可能な電圧値未満のときにおいて前
    記二次電池あるいは前記コンデンサから供給される電力
    の電圧が所定値以下であるときには、電波による電力供
    給側に対して電力供給要求の信号を発信する発信手段を
    有する請求項1または2記載の非接触型ICカード。
  4. 【請求項4】前記二次電池の充電電流を監視する手段を
    具備し、あらかじめ定めた電流値以下になったときに充
    電を終了することを特徴とする請求項1または2項記載
    の非接触型ICカード。
  5. 【請求項5】前記二次電池の充電時間を監視する手段を
    具備し、規定の充電時間になったときに充電を終了する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の非
    接触型ICカード。
  6. 【請求項6】前記二次電池の放電電圧を監視する手段を
    具備し、規定の放電電圧以下になったときに放電を停止
    させることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記
    載の非接触型ICカード。
  7. 【請求項7】前記二次電池が、前記ICカード表面のい
    ずれにも露出されていないことを特徴とする請求項1〜
    6のいずれか1項記載の非接触型ICカード。
  8. 【請求項8】前記アンテナコイルを具備したシート状の
    基板を有し得この基板に開口または凹部を設け、前記二
    次電池をはめ込み、上部と下部の少なくとも一方から絶
    縁性材料で挟み込む構造を有する請求項1〜7のいずれ
    か1項記載の非接触型ICカード。
  9. 【請求項9】前記二次電池が、前記アンテナコイルの閉
    曲線の内部に位置することを特徴とする請求項1〜8の
    いずれか1項記載の非接触型ICカード。
  10. 【請求項10】前記アンテナコイルの閉曲線の内部に、
    前記二次電池と、真空透磁率以上の透磁率を有する磁性
    材料が配置されていることを特徴とする請求項9に記載
    の非接触型ICカード。
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