JP2000087958A - 動圧気体軸受構造 - Google Patents

動圧気体軸受構造

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JP2000087958A
JP2000087958A JP10256222A JP25622298A JP2000087958A JP 2000087958 A JP2000087958 A JP 2000087958A JP 10256222 A JP10256222 A JP 10256222A JP 25622298 A JP25622298 A JP 25622298A JP 2000087958 A JP2000087958 A JP 2000087958A
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dynamic pressure
plate
gas bearing
pressure gas
bearing structure
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JP10256222A
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Makoto Otsuki
誠 大槻
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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    • F16C17/045Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement for axial load only with grooves in the bearing surface to generate hydrodynamic pressure, e.g. spiral groove thrust bearings
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転の起動に要するトルクを小さくすること
ができるとともに、浮上回転数を低くすることが可能な
動圧気体軸受構造を提供する。 【解決手段】 動圧気体軸受構造は、固定軸101と、
固定軸101に半径方向に間隙を保って対向する中空円
筒状のスリーブ103と、スリーブ103の軸線方向の
端面に対向する対向面を有するスラスト板102とを備
える。スラスト板102の対向面は、スリーブ103と
スラスト板102との間で動圧を発生させるための溝1
02aと、内周部に形成された凸部102bと、その凸
部102bから外周部に向かって延在するように溝10
2aよりも浅く形成された凹部102cとを有する。凸
部102bの頂面は凹部102cの底から第1の高さの
位置にあり、対向面の外周部は凹部102cの底から第
1の高さよりも低い第2の高さの位置にある部分を含
む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、一般的に動圧気
体軸受構造に関し、より特定的には、ハードディスクな
どの磁気記録装置や光磁気記録装置のモータに用いられ
る動圧気体軸受構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、磁気記録装置などの回転駆動部に
は高い回転速度とともに回転精度が要求されるようにな
ってきている。このような高い回転速度と高い回転精度
が要求される精密モータをより高速度で回転させるため
に、動圧気体軸受を回転駆動部に用いることが提案され
ている。この動圧気体軸受を用いる回転駆動部において
は、回転体が回転すると、少なくともラジアル式気体軸
受体と回転体との間の空隙へ空気が強制的に導入され
る。これにより、その空隙内の空気圧が高められ、動圧
気体軸受を介して回転体が高速度で回転する。このよう
にして、動圧気体軸受を用いることにより、高速回転中
においても、回転精度の維持を期待することができる。
【0003】従来、この種の動圧気体軸受構造において
は、回転体のスラスト方向の位置を制御するために種々
の方法が提案されている。
【0004】スラスト方向の回転体の位置を制御する1
つの方法として、回転体の上下に2対の対向するスラス
ト板を設けることにより、回転体の上下方向からその位
置を規制する方法が提案されている。
【0005】また、モータのマグネットとヨークとの間
の引力を利用して、回転体を1対のスラスト板に押し付
けることにより回転体のスラスト方向の位置を制御する
方法も提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような動圧気体
軸受を回転駆動部に用いた装置では、その消費電力を低
減するために頻繁に回転の起動と停止を繰返すことが可
能な設計が望まれている。
【0007】しかしながら、スラスト方向の位置を制御
するために設けられたスラスト板の全面が回転体に密着
した状態から回転の起動が行なわれると、その起動に要
するモータの回転トルクが大きくなり、消費電力が増大
するという問題がある。また、その大きな回転トルクに
対応するためには、モータのマグネットコイルのサイズ
を大きくする必要があり、装置の小型化という要求を満
足することができないという問題がある。
【0008】この問題を解決するために、動圧気体軸受
を構成する回転体とラジアル軸受、回転体とスラスト軸
受の各々の接触部分の表面粗さを大きくすることによっ
て回転の起動を円滑に行ない、起動に要する時間を低減
する方法が特開平9−126229号公報で提案されて
いる。しかしながら、この方法を採用しても、回転の起
動に要する回転トルクを十分に小さくすることができな
いという問題があった。
【0009】一方、スラスト方向の軸受体として動圧軸
受の代わりにピボット式の軸受部を採用した動圧軸受装
置の構造が実開平5−73313号公報で提案されてい
る。この方法によれば、回転体の静止時には回転体が点
接触で支持されているので、回転の起動に要する回転ト
ルクは極めて小さい。
【0010】ところが、ピボット式の軸受部を採用する
と、回転中においても回転体が軸受部に接触した状態で
あるので、高速回転によって軸受部の摩耗が発生する。
ピボット式の軸受部を採用したオイル軸受装置の場合で
も、オイルの温度が上昇することによって軸受部が劣化
したり、オイルが飛散するので、この軸受装置も高速回
転には適さない。
【0011】また、スラスト方向の回転体の位置を制御
するために、モータのマグネットとヨークとの間の引力
を利用した動圧気体軸受装置の場合には、その対称性が
悪いため、常に軸受部に対して倒れのモーメントが生じ
ていることがある。その結果、回転の起動時のトルクが
大きくなり、動圧軸受の寿命が短くなるという問題点が
あった。
【0012】さらに、スラスト板の内周部に凸部を形成
することにより回転の起動トルクを低下させることがで
きる。この場合、回転数の上昇とともに動圧が発生し、
スラスト板の凸部と回転体との間に斥力が生ずる。しか
し、凸部の高さが大きいと、その発生する動圧が小さ
く、高速度で回転体を回転させた状態においてもスラス
ト板の凸部と回転体とが接触したままである。そのた
め、接触部分において局所的に摩擦熱が発生して温度が
高くなり、接触部分が摩耗しやすくなる。
【0013】そこで、凸部の高さをできるだけ小さくす
ることが望ましい。スラスト動圧空気軸受を形成する回
転体の一端面とこの一端面に対向するハウジングの内面
とのいずれか一方の面に微小な凸部を形成することによ
り、小さな駆動力で回転体を容易に起動させることがで
きることは、特開平9−318900号公報で提案され
ている。
【0014】しかしながら、凸部の高さを小さくする場
合、スラスト板の表面に存在する凹凸の範囲内に埋もれ
る程度に凸部の高さが小さくなれば、スラスト板の表面
に存在する不規則な凸部が回転体に接触することにな
る。したがって、このようなスラスト板を製造する場合
には、内周部の微小な凸部以外の領域の表面を平滑に加
工する必要があり、製造コストが高くなるという問題が
あった。また、スラスト板とは別の部材で凸部を形成す
ることも可能である。この場合、製造工程が多くなり、
製造コストの上昇につながるという問題があった。
【0015】そこで、この発明の目的は、回転の起動ト
ルクを小さくすることができるとともに、起動時に接触
する部分の摩耗を防止することができるように浮上回転
数を低くすることが可能なスラスト動圧軸受構造を提供
することである。
【0016】また、回転の起動トルクを小さくすること
ができ、かつ起動時に接触する部分の摩耗を防止するこ
とができるとともに、安価で製造することができ、容易
に製造することが可能なスラスト動圧気体軸受構造を提
供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明に従った動圧気
体軸受構造は、軸体と、この軸体に半径方向に間隙を保
って対向する中空円筒状の軸受体と、軸体または軸受体
の一方の軸線方向の端面に対向する対向面を有する板状
部材とを備える。板状部材の対向面は、軸体または軸受
体の一方と板状部材との間で動圧を発生させるための溝
と、内周部に形成された凸部と、その凸部から外周部に
向かって延在するように溝よりも浅く形成された凹部と
を有する。凸部の頂面は凹部の底から第1の高さの位置
にある。対向面の外周部は凹部の底から第1の高さより
も低い第2の高さの位置にある部分を含む。
【0018】上記のように板状部材の対向面を形成する
ことにより、回転体の静止状態においては内周部に形成
された凸部のみが、軸体または軸受体の一方に接触す
る。板状部材の対向面の外周部に向かって延在する凹部
は、回転体の静止時には軸体または軸受体の一方に接触
しない。このため、回転の起動時には、起動に要する回
転トルクを小さくすることができるとともに、板状部材
の対向面の外周部に位置する凹部と軸体または軸受体の
一方との間に形成される間隙が小さいので、溝以外の部
分で動圧が発生する。その結果、回転の起動時において
低い回転数で板状部材が、その対向する軸体または軸受
体の一方から浮上する。これにより、板状部材の内周部
に形成された凸部の摩耗を防止することができる。
【0019】また、板状部材の内周部に位置する凸部
と、その凸部から外周部に向かって延在しかつ溝よりも
浅い凹部とは、動圧を発生させるための溝を形成する工
程において、レーザ加工、ブラスト加工、またはエッチ
ング加工を採用することによって溝と同様に形成するこ
とができる。リアクティブイオンエッチングの場合に
は、溝を形成するために用いられるマスクを板状部材の
表面から離隔した位置に設けた状態で、マスクの開口部
に腐食性のガスを導入することにより、動圧発生溝と同
時に上記の凸部と凹部を高い精度で形成することができ
る。このように動圧発生溝と同じ方法で、回転の起動ト
ルクを小さくしかつ回転中の摩耗の発生を防止すること
が可能な上記の凹部と凸部を形成することができる。し
たがって、本発明の動圧気体軸受構造は安価で容易に製
造することが可能である。
【0020】この発明の動圧気体軸受構造においては、
軸受体の軸線方向の端面は板状部材の外周部に位置する
対向面に対向し、軸体の軸線方向の端面は対向面よりも
内周側に位置する面で板状部材に取付けられていてもよ
い。
【0021】また、軸体の軸線方向の端面が板状部材の
内周部に位置する対向面に対向し、軸受体の軸線方向の
端面が対向面よりも外周側に位置する面で板状部材に取
付けられていてもよい。
【0022】この発明の動圧気体軸受構造は、軸体また
は軸受体のいずれが回転する構造にも適用可能である
が、軸体は固定され、軸受体が回転するのが好ましい。
【0023】動圧を発生させるための溝は円周方向に複
数個並んで板状部材の対向面に形成され、その複数個の
溝の間に上記の凹部が形成されているのが好ましい。
【0024】本発明の動圧気体軸受構造において板状部
材はセラミックスから形成されているのが好ましい。特
に、そのセラミックスとして窒化ケイ素またはアルミナ
を用いるのがより好ましい。
【0025】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)図1はこの発明
の動圧気体軸受構造の概略的な構成を示す縦断面図であ
る。
【0026】図1に示すように、動圧気体軸受構造は、
軸体として固定軸101と、その固定軸101に対して
半径方向に間隙を保って対向するように配置された中空
円筒状の軸受体としてスリーブ103とを備える。板状
部材としてスラスト板102は固定軸101に取付けら
れている。スリーブ103には、その外周面に回転部材
104が取付けられている。また、回転部材104には
回転負荷105が設けられている。スリーブ103は軸
線Rを中心として固定軸101のまわりを回転する。ス
リーブ103の一方端面は、スラスト板102の外周部
に位置する端面と対向している。スラスト板102の外
周部に位置する端面には、動圧を発生させるための溝1
02aと、凸部102bと、凹部102cとが形成され
ている。
【0027】図3は、スリーブ103の一方端面が対向
する側のスラスト板102の面を示す平面図である。
【0028】図3に示すように、スリーブ103が対向
するスラスト板102の領域は破線でドーナツ状に図示
されている。スラスト板102のスリーブ103に対向
する領域の表面、すなわち対向面には、スラスト動圧を
発生させるための溝102aが円周方向に複数個並んで
形成されている。複数個の溝102aの間には、溝より
も浅い凹部が形成されている。
【0029】図4の(A)は図3のA−A′線に沿った
断面を示し、図4の(B)は図3のB−B′線に沿った
断面を示す。
【0030】図4の(A)に示すように、スリーブ10
3が対向するスラスト板102の表面に溝102aが形
成されている。スラスト板102の中央部(内周部)の
表面は高くなるように形成されている。
【0031】図4の(B)に示すように、動圧発生溝が
形成されていないスラスト板102の領域には凸部10
2bと凹部102cが形成されている。凸部102bは
スラスト板102の内周部に位置し、凹部102cは外
周部に位置する。スリーブ103が対向するスラスト板
102の表面、すなわち対向面は、内周部に形成された
凸部102bと、その凸部102bから外周部に向かっ
て延在する凹部102cとを有する。凹部102cは動
圧発生溝102aよりも浅く形成されている。凸部10
2bの頂面は凹部102cの底から第1の高さh0 の位
置にある。対向面の外周部には、凹部102cの底から
第1の高さh0 よりも低い第2の高さh 1 の位置にある
部分が形成されている。
【0032】上記のように凸部102bと凹部102c
を形成することにより、静止時においてスラスト板10
2の凸部102bのみがスリーブ103に接触する。回
転の起動時には、スラスト板102の外周部において第
2の高さh1 の部分とスリーブ103との間の間隙が小
さいために、動圧が発生し、低い回転数でスリーブ10
3がスラスト板102から浮上する。この場合、回転の
起動に要するトルクは、凸部102bによって小さくす
ることができる。このように低い回転数でスリーブ10
3をスラスト板102に対して浮上させることができる
ので、中央部(内周部)の凸部102bの摩耗を防止す
ることができる。
【0033】なお、上記の実施の形態では、スラスト板
102にスラスト動圧を発生させるための溝としてスパ
イラル形状の溝を形成しているが、少なくともスラスト
動圧を発生させるための溝であれば、それ以外の形状を
有するものでもよい。また、ラジアル方向の動圧を発生
させるために、固定軸101の外周面またはスリーブ1
03の内周面の少なくとも一方に動圧発生用の溝を形成
してもよい。
【0034】(実施の形態2)図2は、この発明に従っ
た動圧気体軸受構造のもう1つの実施の形態として概略
的な縦断面を示す図である。
【0035】図2に示すように、動圧気体軸受構造は、
軸体として固定軸201と、この固定軸201に半径方
向に間隙を保って対向する中空円筒状の軸受体としてス
リーブ203とを備える。スリーブ203の一方端面に
は板状部材としてスラスト板202の外周部が取付けら
れている。スリーブ203の外周面には回転負荷204
が設けられている。スリーブ203が軸線Rを中心とし
て固定軸201のまわりを回転するように配置されてい
る。固定軸201の一方端面に対向するスラスト板20
2の内周部に位置する端面、すなわち対向面には、スラ
スト動圧を発生させるための溝202aと、内周部に位
置する凸部202bと、その凸部202bから外周部に
向かって延在しかつ溝よりも浅い凹部202cとが形成
されている。
【0036】図5は、固定軸201の一方端面に対向す
る側のスラスト板202の面を示す平面図である。
【0037】図5に示すように、固定軸201が対向す
るスラスト板202の領域は破線の円で示されている。
スラスト板202の対向面の領域には、スラスト動圧を
発生させるための溝202aが円周方向に複数個並んで
形成されている。その複数個の溝202aの間に凹部が
形成されている。
【0038】図6の(A)は図5のA−A′線に沿った
断面を示し、図6の(B)は図5のB−B′線に沿った
断面を示す。
【0039】図6の(A)に示すように、固定軸201
が対向するスラスト板202の表面、すなわち対向面に
は溝202aが形成されている。対向面の内周部には凸
部202bが形成されている。
【0040】図6の(B)に示すように、対向面の内周
部には凸部202bが形成され、その凸部202bが外
周部に向かって延在するように凹部202cが形成され
ている。凹部202cは溝202aよりも浅く形成され
ている。凸部202bの頂面は凹部202cの底から第
1の高さh0 の位置にある。対向面の外周部には、凹部
202cの底から第1の高さh0 よりも低い第2の高さ
1 にある部分が形成されている。
【0041】上記のようにスラスト板202の対向面に
凸部と凹部とが形成されることにより、静止時には凸部
202bのみが固定軸201の一方端面に接触する。回
転の起動時には、対向面の外周部において第2の高さh
1 にある部分でスラスト板202と固定軸201との間
の間隙が小さいために動圧が発生し、低い回転数でスラ
スト板202が固定軸201から浮上する。このため、
回転の起動に要するトルクを小さくすることができると
ともに、内周部に位置する凸部202bの摩耗の発生を
防止することができる。
【0042】なお、上記の実施の形態ではスラスト板2
02の対向面にスラスト動圧を発生させるためにスパイ
ラル状の溝を形成しているが、スラスト動圧を発生させ
るための溝であれば、それ以外の形状の溝を形成しても
よい。また、ラジアル動圧を発生させるために固定軸2
01の外周面またはスリーブ203の内周面の少なくと
も一方に溝を形成してもよい。
【0043】
【実施例】(実施例1)図1、図3および図4で示すよ
うに実施の形態1に従った動圧気体軸受構造を作製し
た。図1においてスリーブ103の外径を18mm、内
径を10mmとした。図3において、スラスト板102
に形成されるスラスト動圧発生溝102aのそれぞれの
外周端が接する円の直径を17.8mm、スラスト動圧
発生溝102aの内周端が接する円の直径を12mmと
した。図4の(A)において、スラスト板102に形成
されるスラスト動圧発生溝102aの深さHを5μmと
した。固定軸101とスリーブ103の材質として窒化
ケイ素焼結体を採用した。また、スラスト板102も窒
化ケイ素焼結体から形成した。
【0044】図4で示されるような動圧発生溝102
a、凸部102bおよび凹部102cの形成は反応性イ
オンエッチングを用いて行なった。図7は反応性イオン
エッチング装置の概略的な構成を示す模式図である。
【0045】図7に示すように、反応性イオンエッチン
グ装置50は、チャンバ51内に互いに対向する2つの
電極52と53が配置されている。一方の電極53の上
にスラスト板102を設置する。スラスト板102の上
にはスラスト板102の表面から所定の間隔を有するよ
うにステンレス鋼からなるマスク300を配置する。マ
スク300には、図3に示すような溝102aを形成す
る領域のみに開口が設けられている。チャンバ51の排
気口55からガスを矢印Qで示す方向に排出させること
により、チャンバ51内を減圧状態にする。そして、反
応ガス導入口54から矢印Pで示す方向に反応ガス、こ
の例ではフレオンガスと酸素をチャンバ51内に導入す
る。この状態で対向する2つの電極52と53の間に高
周波電界を加えることにより、チャンバ51内にプラズ
マを発生させ、フッ素ラジカルを生成する。このフッ素
ラジカルによって窒化ケイ素焼結体からなるスラスト板
102をエッチングする。
【0046】この場合、マスク300とスラスト板10
2との間の隙間を調整することにより、溝102aの形
成領域以外のスラスト板102の領域をもエッチングす
ることができる。これにより、図4の(A)で示すよう
にスラスト動圧発生溝102aを形成すると同時に、図
4の(B)で示すようにカルデラ形状の凸部102bと
凹部102cを形成することができる。
【0047】上記の反応性イオンエッチング法を用いた
エッチングをスラスト板102に施すことにより、深さ
Hが5μmの動圧発生溝102aを形成するとともに、
以下の表1で示すような凸部102bの第1の高さh0
と凹部102cの外周部において第2の高さh1 を有す
る部分を形成した。
【0048】この実施例の場合、スラスト板の材料とし
て窒化ケイ素焼結体を用いているので、窒化ケイ素の粒
界部分を上記のエッチングによっては除去することがで
きないので、エッチング後の粒界部分の残渣がスラスト
板の表面に堆積しないように、粒界層の含有率が低い
(1.5〜5体積%)の窒化ケイ素焼結体をスラスト板
の材料に用いた。
【0049】上述のようにして作製した凸部と凹部の寸
法が異なるいくつかのスラスト板102を用いて図1で
示されるような動圧気体軸受構造を構成した。スリーブ
103、回転部材104および回転負荷105を含む回
転体全体の重量は50gとした。このように構成された
動圧気体軸受構造のそれぞれについて回転の起動に要す
るトルクとスラスト板102からスリーブ103が浮上
するときの回転数(浮上回転数)を測定した。その測定
結果を表1に示す。
【0050】
【表1】
【0051】表1から明らかなように、凸部102bの
高さh0 を2μmとした場合、外周部の高さh1 が1.
5μmのとき(No.4)、回転の起動に要するトルク
を小さくすることができるとともに、浮上回転数も低く
することができた。これに対して、凸部の高さh0 と外
周部の高さh1 を同じ高さ(2μm)とした場合(N
o.5)、起動に要するトルクが大きくなった。また、
図4の(B)で示すような凸部102bと凹部102c
を形成しない場合(No.6)、すなわち凸部の高さh
0 と外周部の高さh1 が0μmの場合にも、浮上回転数
は低くなるが、回転の起動に要するトルクは大きくなっ
た。
【0052】表1のNo.1〜3では回転の起動と停止
を頻繁に繰返すと、スラスト板の凸部の領域で摩耗が発
生する可能性がある。また、表1のNo.5,6では、
回転の起動に要するトルクが大きく、起動させるのが困
難である。No.4が最も好ましい結果を示した。
【0053】(実施例2)図2、図5および図6で示さ
れる実施の形態2に従った動圧気体軸受構造を作製し
た。図2においてスリーブ203の外径を18mm、内
径を13mmとした。図6の(A)において、スラスト
板202に形成されるスラスト動圧発生溝202aの深
さHは5μmとした。図5において、スラスト板202
で動圧発生溝202aの外周端がそれぞれ接する円の直
径を13.2mm、スラスト動圧発生溝20aの内周端
のそれぞれが接する円の直径を9mmとした。固定軸2
01、スラスト板202およびスリーブ203の材質と
しては窒化ケイ素焼結体を用いた。スラスト板202に
は、図6(A)と(B)に示すようにスラスト動圧発生
溝202aと凸部202bと凹部202cを、実施例1
と同様にして反応性イオンエッチング法を用いて形成し
た。
【0054】図2においてスラスト板202、スリーブ
203および回転負荷204を含む回転体全体の重量を
50gとした。凸部と凹部の寸法が異なるいくつかのス
ラスト板202を用いて図2で示されるような動圧気体
軸受構造を構成した。このようにして構成された動圧気
体軸受構造のそれぞれについて実施例1と同様にして、
回転の起動に要するトルクと浮上回転数を測定した。そ
の測定結果を表2に示す。
【0055】
【表2】
【0056】表2に示すように、実施例1と同様の結果
が得られた。
【0057】(実施例3)実施例2と同様にして動圧気
体軸受構造を作製した。ただし、この実施例では固定軸
201、スラスト板202およびスリーブ203の材質
をアルミナとした。このため、スラスト板202に動圧
発生溝202a、凸部202bおよび凹部202cを形
成するために、反応性イオンエッチング法において反応
ガスとして塩素ガスを用いた。
【0058】動圧気体軸受構造のそれぞれについて回転
の起動に要するトルクと浮上回転数を測定した。その測
定結果を表3に示す。
【0059】
【表3】
【0060】表3に示すように、実施例2と同様の結果
が得られた。ただし、スラスト板202の材質としてア
ルミナを採用したため、スラスト板の表面が少し粗く形
成されるので、浮上回転数の測定値は実施例2よりも少
し大きい値を示した。
【0061】(実施例4)実施例3と同様にして動圧気
体軸受構造を作製した。この実施例においては、スラス
ト板202に動圧発生溝202a、凸部202bおよび
凹部202cを形成するために、アルミナからなるスラ
スト板202にショットブラスト加工を施して研磨する
ことによって所定の形状の溝、凸部および凹部を形成し
た。
【0062】実施例3と同様にして動圧気体軸受構造の
それぞれについて回転の起動に要するトルクと浮上回転
数を測定した。その測定結果を表4に示す。
【0063】
【表4】
【0064】表4に示すように、実施例2と同様の結果
が得られた。
【0065】上記の実施例では、スラスト板の材質とし
て窒化ケイ素焼結体やアルミナ焼結体を用いた例を示し
ているが、それ以外のセラミックス材料、硬質材料等を
用いてもよい。また、上記の実施例では、スラスト板に
形成される動圧発生溝の形状としてスパイラル形状を採
用しているが、それ以外の動圧を発生させる溝形状を採
用してもよい。
【0066】以上に開示された実施の形態と実施例はす
べての点で例示であって制限的なものではないと考慮さ
れるべきである。本発明の範囲は、以上の実施の形態や
実施例ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許
請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての修正
や変形を含むものであると解釈されるべきである。
【0067】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、スラス
ト動圧を発生させるための溝とは別に、軸体または軸受
体の一方の端面に対向する板状部材に限定された形状の
凸部と凹部を形成することにより、回転の起動に要する
トルクを小さくすることができるとともに、浮上回転数
を低くすることができる。これにより、起動時に接触す
る板状部材の対向面の摩耗の発生を防止することができ
る。
【0068】また、板状部材の対向面の形成において
は、動圧発生溝の形成と同時に凸部や凹部の形成を行な
うことができるので、本発明の動圧気体軸受構造を安価
で容易に製造することができる。
【0069】さらに、板状部材を窒化ケイ素やアルミナ
等のセラミックスから形成することにより、回転の起動
時の摩擦に耐え得る構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1に従った動圧気体軸受
構造の概略的な縦断面を示す図である。
【図2】この発明の実施の形態2に従った動圧気体軸受
構造の概略的な縦断面を示す図である。
【図3】図1に示された動圧気体軸受構造においてスリ
ーブに対向する側のスラスト板の面を示す平面図であ
る。
【図4】(A)は図3のA−A′線に沿った断面を示す
図、(B)は図3のB−B′線に沿った断面を示す図で
ある。
【図5】図2に示す動圧気体軸受構造において固定軸に
対向する側のスラスト板の面を示す平面図てある。
【図6】(A)は図5のA−A′線に沿った断面を示す
図、(B)は図5のB−B′線に沿った断面を示す図で
ある。
【図7】本発明の実施例においてスラスト板に動圧発生
溝と凸部と凹部を形成するために用いられる反応性イオ
ンエッチング装置の概略的な構成を示す図である。
【符号の説明】
101,201 固定軸 102,202 スラスト板 103,203 スリーブ 102a,202a 動圧発生溝 102b,202b 凸部 102c,202c 凹部 h0 第1の高さ h1 第2の高さ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸体と、 この軸体に半径方向に間隙を保って対向する中空円筒状
    の軸受体と、 前記軸体または前記軸受体の一方の軸線方向の端面に対
    向する対向面を有する板状部材とを備え、 前記板状部材の対向面は、前記軸体または前記軸受体の
    一方と前記板状部材との間で動圧を発生させるための溝
    と、内周部に形成された凸部と、その凸部から外周部に
    向かって延在するように前記溝よりも浅く形成された凹
    部とを有し、 前記凸部の頂面は前記凹部の底から第1の高さの位置に
    あり、前記対向面の外周部は前記凹部の底から前記第1
    の高さよりも低い第2の高さの位置にある部分を含む、
    動圧気体軸受構造。
  2. 【請求項2】 前記軸受体の軸線方向の端面は前記板状
    部材の外周部に位置する前記対向面に対向しており、前
    記軸体の軸線方向の端面は前記対向面よりも内周側に位
    置する面で前記板状部材に取付けられている、請求項1
    に記載の動圧気体軸受構造。
  3. 【請求項3】 前記軸体の軸線方向の端面は前記板状部
    材の内周部に位置する前記対向面に対向しており、前記
    軸受体の軸線方向の端面は前記対向面よりも外周側に位
    置する面で前記板状部材に取付けられている、請求項1
    に記載の動圧気体軸受構造。
  4. 【請求項4】 前記軸体は固定されており、前記軸受体
    が回転する、請求項1から請求項3までのいずれかに記
    載の動圧気体軸受構造。
  5. 【請求項5】 前記溝は円周方向に複数個並んで前記対
    向面に形成され、その複数個の溝の間に前記凹部が形成
    されている、請求項1から請求項4までのいずれかに記
    載の動圧気体軸受構造。
  6. 【請求項6】 前記板状部材はセラミックスから形成さ
    れている、請求項1から請求項5までのいずれかに記載
    の動圧気体軸受構造。
  7. 【請求項7】 前記セラミックスは窒化ケイ素である、
    請求項6に記載の動圧気体軸受構造。
  8. 【請求項8】 前記セラミックスはアルミナである、請
    求項6に記載の動圧気体軸受構造。
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