JP2000083650A - 酵素反応試験用の自動試験装置 - Google Patents

酵素反応試験用の自動試験装置

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JP2000083650A
JP2000083650A JP25784798A JP25784798A JP2000083650A JP 2000083650 A JP2000083650 A JP 2000083650A JP 25784798 A JP25784798 A JP 25784798A JP 25784798 A JP25784798 A JP 25784798A JP 2000083650 A JP2000083650 A JP 2000083650A
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Tetsuya Tamura
徹也 田村
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Pfizer Japan Inc
Pfizer Pharmaceuticals LLC
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MS KIKI KK
Pfizer Pharmaceuticals KK
Pfizer Pharmaceuticals LLC
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 酵素反応試験における、試薬の分注や反応時
間の管理、反応サンプルの抽出などの作業を自動的に行
って、反応条件や反応時間のばらつきを解消し、確度の
高い試験を行えるようにする。併せて、ヒト由来組織の
実験者への暴露を軽減する。 【解決手段】 分注用のプローブ19をX・Y・Zの各
軸方向へ移動できる自動分注装置1と、制御装置13と
からなる。処理テーブル2上に、バイアルラック3・4
と、サーモミキサー5と、クーラーユニット6、および
試料容器7を配置する。供試薬物溶液、共通試薬、分解
酵素溶液などを、各機器のバイアル10・11・12に
収容しておく。制御装置13に入力された試験パラメー
タに基づいて、分注、移注の手順を決定し、この手順に
順って試薬などを分注し、反応サンプルを抽出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、薬物代謝試験に代
表される酵素反応を自動的に行うための装置、詳しく
は、供試薬物を所定の試験条件下で分解酵素と反応さ
せ、所定時間が経過する毎に反応を停止させて、以後の
分析に供される代謝反応サンプルの一群を自動的に生成
するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の代謝試験は、新薬の開発過程で
頻繁に行われており、試験操作の殆どの部分は、手作業
によって行われている。個々のサンプルの試験手順は、
全て共通している。従って、作業者は試薬や分解酵素液
などの分注操作、および、反応済みサンプルの移注操作
などを繰り返し行うだけである。しかし、殆どの場合に
は、複数種の供試薬物毎に複数個ずつ、時間をずらしな
がら同時に試験するので、各サンプル毎に時間を管理し
ながら、分注などの作業を行わねばならない。
【0003】本発明の試験装置においては、試薬や供試
薬物の分注操作などを、X・Y・Zの各軸方向へ往復動
する腕を備えた自動分注装置で行うが、この装置自体は
市販されていて公知である(ギルソン社、リキッドハン
ドラー、型番215)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来は
多くの人手を掛けて酵素反応試験を行っている。そのた
め、1回の試験に多くの時間を要する。研究者あるいは
研究者と同等の技術を有する熟練した作業者が不可欠と
なるため、人的コストが高く付くうえ、単位時日当たり
の処理量に限界がある。手作業である以上、試薬の分注
量のばらつきや、反応停止までの時間のばらつき、ある
いは個々の作業者の癖などを避けられないので、試験結
果にばらつきを生じやすい。人為的な操作ミスを生じる
余地もあり、こうした場合には、試験そのものを始めか
らやり直さねばならないこともある。試薬の分注などを
行う場合に、作業者が人に由来する生体組織に暴露され
るおそれもある。
【0005】本発明の目的は、酵素反応試験を自動的に
行えるようにして、酵素反応試験に要するコストおよび
時間を削減し、新薬開発などのコストを減少することに
ある。本発明の他の目的は、試薬の分注や時間管理など
の作業を自動化することにより、反応条件や反応時間の
ばらつきを解消し、常に一定の試験結果が得られ、従っ
て確度の高い酵素反応試験を行える自動試験装置を提供
することにある。本発明の他の目的は、必要に応じて無
人状態で酵素反応試験を行うことができ、従って酵素反
応試験を能率良く行えるうえ、接触や暴露が問題になる
分解酵素を用いて試験を行うような場合でも、安全にし
かも確実に酵素反応試験を行える自動試験装置を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の自動試験装置
は、自動分注装置1と、自動分注装置1の動作を制御す
る制御装置13とからなる。自動分注装置1は、分注用
のプローブ19を所定の位置に移動させるプローブ移動
手段と、プローブ19に正圧または負圧を作用させて、
試料などの吸引保持、および排出を制御する本体部15
とを備えている。自動分注装置1の近接位置に、一群の
バイアル10・11を起立保持する少なくとも1つのバ
イアルラック3・4と、複数の反応バイアル9を所定の
温度状態に保温しながら振盪攪拌するサーモミキサー5
と、複数の試薬バイアル12を所定の温度状態に保冷す
るクーラーユニット6と、試料容器7とを定位配置す
る。予め制御装置13に入力された試験パラメータに基
づき、所定の手順でプローブ19を移動操作しながら、
各バイアル9・10・11・12と試料容器7との間で
試料の分注、および移注を行う。
【0007】具体的には、前記プローブ移動手段X・Y
・Zの各軸方向へ移動操作するX軸腕16、Y軸腕1
7、およびZ軸腕18からなり、複数のバイアルラック
3・4と、サーモミキサー5と、クーラーユニット6と
試料容器7が処理テーブル2上に配置されている。
【0008】
【作用】酵素反応試験は、必要な試薬溶液や分解酵素溶
液が収容された試薬バイアル12をクーラーユニット6
上の所定位置に配置し、反応バイアル9や他のバイアル
10・11を、サーモミキサー5および各バイアルラッ
ク3・4に装填し、試料容器7に必要量の試料を貯留す
ることから始まる。この準備作業は人手で行う。次に、
自動分注装置1を作動させて、試料を各バイアル9・1
0・11・12に分注し、前段処理を完了する。この状
態で分解酵素溶液を反応バイアル9に添加して、サーモ
ミキサー5を作動させ、反応バイアル9内の反応サンプ
ルを混合し、一定時間だけ前段反応(温度平衡化)を行
う。この後、スタート試薬を添加して代謝反応を開始す
る。一定時間が経過した時点で、反応バイアル9内の反
応サンプルの一部を取り出して、反応停止試薬が予め分
注してあるバイアル11に移注する。以後は、一定時間
が経過するごとに、反応液の移注を繰り返し行うことに
より、各経過時間毎に代謝反応サンプル群を生成でき
る。
【0009】分注や移注などの手順は、制御装置13に
試験パラメータを入力した時点で予め決定されており、
各反応バイアル9の時間管理や、分注動作どうしの相互
干渉を避けるための手順設定などは、制御装置13に組
み込まれたプログラムによって制御される。
【0010】
【発明の効果】以上のように本発明の自動試験装置によ
れば、人手を要するのは当初の準備作業のみに限られ、
一連の代謝反応試験を自動的に行える。自動分注装置1
を利用して機械的に分注、移注を行い、しかもそのタイ
ミングを制御装置13で精密に規定するので、試験条件
や反応時間のばらつきがなく、しかも誤操作を生じる余
地がないので、その分だけ酵素反応試験の確度を向上し
て、試験結果の信頼性を高めることができる。準備作業
が終わった後には、一連の代謝反応試験を、人手を煩わ
す必要もなく自動的に行えるので、一連の試験を能率良
く行って、試験に要するコストを著しく削減できるう
え、接触や曝露が問題となる分解酵素を扱う場合であっ
ても酵素反応試験を安全に行うことができる。
【0011】
【実施例】図1〜図3に、本発明に係る自動試験装置の
実施例を示している。図1において自動試験装置は、自
動分注装置1と、その処理テーブル2上にそれぞれ定位
配置した、複数のバイアルラック3・4、サーモミキサ
ー5、クーラーユニット6、試料容器7などの機器と、
これらの機器3〜7で起立保持される4群のバイアル9
・10・11・12、および自動分注装置1の動作を制
御する制御装置13などで構成してある。
【0012】自動分注装置1は、処理テーブル2の一側
端に隣接して配置した本体部15と、処理テーブル2の
後縁に沿って本体部15から突設されるX軸腕16と、
X軸腕16で左右に往復操作されるY軸腕17と、Y軸
腕17で前後に往復操作されるZ軸腕18とを有し、Y
軸腕17に対して上下に往復動するZ軸腕18の前面下
端に、中空針状の分注用のプローブ19を配置してな
る。本体部15の内部には、プローブ19の先端から試
料などを正確に吸引または吐出し、プローブ19の内部
を洗浄し、あるいは蒸留水を供給するためのシリンジポ
ンプと3方ボルブなどが配置されており、これらの機器
の動作を制御することにより、プローブ19で試料など
を吸引保持し、あるいは保持していた試料などを排出で
きるようになっている。なお、プローブ19と本体部1
5とは、フレキシブルなチューブを介して接続してある
が、図1においては図示していない。上記の各腕16・
17・18を連繋して作動させることにより、プローブ
19を処理テーブル2上の任意位置へ移動でき、各バイ
アル9〜12と試料容器7との間で分注や移注を行え
る。
【0013】2個のバイアルラック3・4のうち、サー
モミキサー5に隣接する側のバイアルラック3には、化
合物溶液、つまり供試薬物の溶液を収容したバイアル1
0の一群が装填してある。処理テーブル2の右方に位置
するバイアルラック4には、一定時間が経過するごとに
反応バイアル9から移注される、代謝反応サンプルを受
け入れるためのバイアル11の一群が装填してある。こ
のバイアル群は、供試薬物の種類数に、異なる反応時間
毎に反応バイアル9から取り出される代謝反応サンプル
の数を掛け合わせた数が用意され、その内部には分解酵
素の反応を停止させるための停止試薬(アセトニトリ
ル)が予め分注してある。例えば、3種の供試薬物につ
いて、代謝反応の開始時点から0分、5分、30分、6
0分、120分ごとに反応サンプルを2個ずつ取り出す
場合には、30本のバイアル11を用意しておく。
【0014】サーモミキサー5は市販品であって、本体
上部の反応ラック21に複数の反応バイアル9が装填さ
れる。反応バイアル9の上端はゴムキャップ9aで塞が
れているが、プローブ19はゴムキャップ9aを突き抜
いて、反応バイアル9内に試料などを分注でき、あるい
は反応バイアル9内の代謝反応サンプルを取り出すこと
ができる。反応バイアル9は反応ラック21内のヒータ
ーによって所定の温度状態に保温され、反応ラック21
が一定の軌跡で円運動することによって、反応バイアル
9内の反応サンプルを振盪攪拌できる。
【0015】先に説明したように、プローブ19は各反
応バイアル9に対して試料および反応サンプルなどの出
し入れを行うが、その間だけ反応ラック21の駆動を停
止させる。しかし、反応ラック21が停止するときの位
置は必ずしも一定ではないので、特定の反応バイアル9
に対して試料および反応サンプルなどを出し入れするの
が困難になる。こうした事態に対処するために、反応ラ
ック21を反応バイアル9の開口直径より僅かに小さな
直径値の円軌跡に沿って駆動して、反応ラック21が停
止したときの反応バイアル9の中心のずれ量が、基準値
に対して先の開口の半径値よりも小さくなるようにして
いる。つまり、プローブ19を基準位置において下降操
作するだけで、その位置に配置された反応バイアル9に
対して、試料などの出し入れを確実に行えるようにして
ある。
【0016】クーラーユニット6は、蓄冷材を内臓する
容器本体6aと、試薬バイアル12を起立保持する蓋体
6bとからなり、試薬バイアル12に収容された試薬お
よび分解酵素溶液などを低温の状態に保冷する。各試薬
バイアル12には、リン酸緩衝液、グルコース6リン酸
溶液、グルコース6リン酸脱水酵素、反応開始試薬など
の共通試薬と、分解酵素溶液がそれぞれ収容される。試
料容器7には停止試薬を収容する。
【0017】制御装置13は、汎用のコンピュータシス
テムで構成されており、自動分注装置1の動作手順を時
間の経過に従って制御するプログラムが組み込んであ
る。試験を行う前に、供試薬物の種類とその収容位置、
サンプリングすべき時間、各試料などの収容位置および
分注量などの試験パラメータを例えばキーボードで入力
することにより、代謝反応試験の手順が決定され、記憶
される。このパラメータ入力に併行して、各試料群およ
び分解酵素などを収容するバイアルを、所定位置に配置
しておく。
【0018】
【試験例】上記の自動試験装置を用いて、チトクロムP
450の代表的基質のひとつであるワーファリン(War
falin )の代謝反応試験を行った。使用するミクロソー
ムとしては、ラットの肝ミクロソームの溶液(濃度0.5
mg/ml)を用いた。試験は、各試料などを分注する前段
処理と、一定時間が経過する毎に反応サンプルを反応バ
イアル9から取り出して、代謝反応を停止させる反応処
理とに大別される。
【0019】(前段処理)先に説明したように、準備作
業と試験パラメータの入力が終わったら、自動分注装置
1を作動させて、以下の手順で試料などの分注を行う。
なお、試料などの濃度は次のように調整してある。 リン酸緩衝液……………………1mol /l グルコース6リン酸……………40m mol/l グルコース6リン酸脱水酵素…1000 units/ml 供試薬物溶液……………………12μmol /l 反応開始試薬……………………還元型ニコチン酸アミド
アデニンジヌクレオチド(5.5mol /l)の溶液と、ニ
コチン酸アミドアデニンジヌクレオチドホスフェート
(8mol /l)の溶液の混合液。
【0020】 反応停止試薬(アセトニトリル)を試
料容器7から980μlずつ取り出して、右方のバイア
ルラック4に装填した各バイアル11に分注する。 クーラーユニット6上のバイアル12から、リン酸
緩衝液を120μlずつ取り出して、各反応バイアル9
に分注する。さらに490μlの蒸留水を各バイアル9
に注入する。 クーラーユニット6上の別のバイアル12から、グ
ルコース6リン酸溶液を100μlずつ取り出して、各
反応バイアル9に分注する。 クーラーユニット6上のさらに別のバイアル12か
ら、グルコース6リン酸脱水酵素溶液を10μlずつ取
り出して、各反応バイアル9に分注する。 左方のバイアルラック3に装填したバイアル10か
ら、供試薬物溶液を100μlずつ取り出して、各反応
バイアル9に分注する。以上で前段処理を終了する。な
お、プローブ19は必要に応じて水洗浄される。
【0021】(反応処理) クーラーユニット6上の試薬バイアル12から、ミ
クロソーム(分解酵素溶液)を120μlずつ取り出し
て、各反応バイアル9に分注する。この後、サーモミキ
サー5を起動して攪拌を開始する。反応バイアル9は反
応ラック21内のヒーターで37℃に保温し続ける。
【0022】 クーラーユニット6上の試薬バイアル
12から反応開始試薬溶液を200μlずつ取り出し、
上記の分注終了時点から5分が経過した反応バイアル
9毎に分注する。各反応バイアル9においては、反応開
始試薬溶液を分注した後、プローブ19をキャップ9a
から抜き外した状態で数秒間攪拌し、再びプローブ19
を反応バイアル9に突き刺して、200μlの反応サン
プルを吸引し、右方のバイアルラック4上の2個のバイ
アル11に100μlずつ分注する。これが試験開始後
0分の反応サンプルであって、供試薬物の種類数の2倍
の数の反応サンプルがバイアルラック4上に得られる。
なお、プローブ19は、各反応バイアル9毎に水洗浄さ
れる。
【0023】 反応開始試薬溶液の添加(上記)か
ら10分経過した時点で、上記と同様にして各反応バイ
アル9から200μlの反応サンプルを吸引し、右方の
バイアルラック4上の2個のバイアル11に100μl
ずつ分注する。各バイアル11には予め反応停止試薬が
分注してあるので、反応サンプルの酵素分解作用は停止
される。各反応バイアル9毎に同様のサンプリングを行
う。 反応開始試薬溶液の添加から30分、60分、12
0分が経過する毎に、上記と同様のサンプリングを行
って、酵素反応試験を終了する。
【0024】以後は、得られた反応サンプルに含まれる
供試薬物の残存量を、高速液体クロマトグラフィーと質
量分析装置を用いて測定することにより、供試薬物の分
解酵素による代謝の度合や速度などを知ることができ
る。なお、〜の前段処理の分注の手順は、必ずしも
記載順である必要はなく、バイアル配列や反応バイアル
との位置関係で変更することができる。分注する試薬の
容量や反応サンプルの採取回数、あるいは反応時間など
の試験パラメータは、試験の目的や条件の違いに応じて
任意に変更できる。
【0025】本発明者らは、自動試験装置の信頼性を評
価するために、熟練研究者が手作業のみで試験を行い、
これと同一内容の試験を自動試験装置で行った場合につ
いて、試験結果を比較した。その結果、本発明装置によ
る試験結果は反応サンプル毎の代謝傾向にばらつきがな
く、確度の高い試験が行えるのを確認している。
【0026】上記の実施例では、X軸腕16が本体部1
5から直交状に突き出ている自動分注装置1を例示した
が、その必要はない。例えば、本体部15の内部にX軸
腕16が収容してあってもよい。処理テーブル2上にお
ける各機器3・4・5・6・7のレイアウトは任意に変
更できる。また、バイアルラック3・4の設置数は、必
要に応じて増加でき、両ラック3・4に装填されるバイ
アル10・11の隣接境界は、各ラック毎である必要は
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動試験装置の斜視図である。
【図2】サーモミキサーの斜視図である。
【図3】処理テーブル上の機器配置を示す平面図であ
る。
【符号の説明】
1 自動分注装置 2 処理テーブル 3 バイアルラック(左) 4 バイアルラック(右) 5 サーモミキサー 6 クーラーユニット 7 試料容器 9 反応バイアル 10 バイアル 11 バイアル 12 試薬バイアル 13 制御装置 15 本体部 16 X軸腕 17 Y軸腕 18 Z軸腕 19 プローブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G058 AA09 BB02 BB07 BB09 BB12 CC08 EA02 EA04 EA08 ED02 FA03 FA07 GE06 4B029 AA07 AA27 BB16 BB20

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動分注装置1と、この装置1の動作を
    制御する制御装置13とからなり、 自動分注装置1は、分注用のプローブ19を所定の位置
    に移動させるプローブ移送手段と、プローブ19に正圧
    または負圧を作用させて、試料などの吸引保持、および
    排出を制御する本体部15とを備えており、 自動分注装置1の近接位置に、一群のバイアル10・1
    1を起立保持する少なくとも1つのバイアルラック3・
    4と、複数の反応バイアル9を所定の温度状態に保温し
    ながら振盪攪拌するサーモミキサー5と、複数の試薬バ
    イアル12を所定の温度状態に保冷するクーラーユニッ
    ト6と、試料容器7とが定位配置されており、 予め制御装置13に入力された試験パラメータに基づ
    き、所定の手順でプローブ19を移動操作しながら、各
    バイアル9・10・11・12と試料容器7との間で試
    料の分注、および移注を行うことを特徴とする酵素反応
    試験用の自動試験装置。
  2. 【請求項2】 前記プローブ移動手段X・Y・Zの各軸
    方向へ移動操作するX軸腕16、Y軸腕17、およびZ
    軸腕18からなり、複数のバイアルラック3・4と、 サーモミキサー5と、クーラーユニット6と試料容器7
    が処理テーブル2上に配置されている、請求項1記載の
    酵素反応試験用の自動試験装置。
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