JP2000078456A - 近赤外照明付テレビカメラ装置 - Google Patents

近赤外照明付テレビカメラ装置

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JP2000078456A
JP2000078456A JP10246963A JP24696398A JP2000078456A JP 2000078456 A JP2000078456 A JP 2000078456A JP 10246963 A JP10246963 A JP 10246963A JP 24696398 A JP24696398 A JP 24696398A JP 2000078456 A JP2000078456 A JP 2000078456A
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light
infrared
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Shoji Ueda
昌治 上田
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 フランジバックの自動補正及び近赤外照明の
自動制御を行い、操作性を向上させた近赤外照明付テレ
ビカメラ装置を提供する。 【解決手段】 メモリ27には可視光のみで撮像した映
像信号、メモリ28には近赤外照明装置で近赤外光を被
写体に照射し可視光+近赤外光で撮像した映像信号が入
力される。マイコン33は積分回路31から可視光のみ
の光量、積分回路32から可視光+近赤外光の光量を入
力する。マイコン33は近赤外光照明装置の光量を調整
するライトコントロール回路36に適切な電力量を通知
し光量の比率に応じたフランジバック補正量を補正量R
OM38より読み出し、フランジバック駆動モータを駆
動するモータコントロール回路37に通知し、近赤外照
明装置からの近赤外光の光量を自動調整できるととも
に、フランジバック調整機構を自動調整できるため、操
作が簡単になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、近赤外照明付テ
レビカメラ装置に係わり、特にフランジバックの自動補
正及び近赤外照明の自動制御を行うことで操作性を向上
させた近赤外照明付テレビカメラ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来の近赤外照明付テレビカメ
ラ装置の構成図である。
【0003】図において、1は可視光撮像レンズ、2は
フランジバック調整機構、3は近赤外照明装置である。
また、4は近赤外テレビカメラ装置であり、CCD5、
プロセス回路6、タイミングジェネレータ回路7、75
Ωドライバー回路8、映像信号出力端子9を備える。ま
た、10はライトコントロール回路であり、制御信号入
力端子11を備える。また、図8は近赤外照明装置3と
ライトコントロール回路10との動作説明図である。図
において、12及び13はトランジスタ、14〜16は
抵抗、17はLEDモジュール、18は定電圧源であ
る。
【0004】次に動作について説明する。図7に示す近
赤外照明付テレビカメラ装置は、可視光、又は近赤外光
による被写体(図示せず)の撮像が可能である。例え
ば、操作者(図示せず)が図7の近赤外照明付テレビカ
メラ装置で被写体を撮像する場合、被写体に照射される
可視光量を鑑みて近赤外照明装置3の点灯/消灯を行
う。例えば、夜間等で被写体に照射される可視光の光量
が不足していると感じた操作者は、図8に示す制御信号
入力端子11に点灯指示信号(ここでは、L信号)を出
力する。
【0005】これにより、ライトコントロール回路10
では、抵抗15及び16で設定された定電圧源18から
の電圧がトランジスタ13のベース電圧として入力され
る。これにより、トランジスタ13がオンとなり、(ベ
ース電圧)−(トランジスタ13のVbeの電圧)が近
赤外照明装置3に照射用電力として供給され、LEDモ
ジュール17が点灯する。これにより、被写体は可視光
+近赤外光の照射を受けて撮像される。但し、トランジ
スタ13のエミッタ電圧はLEDモジュール17が点灯
(ON)する電圧以上である必要がある。
【0006】また、操作者は昼間等で被写体に照射され
る可視光の光量で撮像可能であると感じた場合は、制御
信号入力端子11に消灯指示信号(ここでは、H信号)
を出力する。これにより、トランジスタ12がオンとな
り、トランジスタ13のベース電圧がスイッチングでき
ない程度まで低くなる。これにより、トランジスタ13
がオフとなって近赤外照明装置3に照射用電力が供給さ
れなくなり、LEDモジュール17が消灯する。
【0007】また、操作者が被写体を撮像する場合は、
フランジバック調整機構2により可視光撮像レンズ1と
CCD5との間のフランジバックを手動で調整する。こ
れは、可視光と近赤外光とでは波長が異なるため、適切
なフランジバックが異なるためである。この場合、操作
者は可視光量と近赤外光量との比率を鑑みて、被写体が
CCD5によって適切に撮像できるようにフランジバッ
クの調整を行う。
【0008】また、CCD5は撮像した被写体からの光
信号を電気信号に変換してプロセス回路6に出力する。
プロセス回路6では、タイミングジェネレータ回路7が
出力する定速(1フィールドを1/60秒で撮像させる
速度)の同期信号に合わせて、入力した電気信号を映像
信号に変換して75Ωドライバー回路8に出力する。7
5Ωドライバー回路8では、映像信号を75Ωドライブ
出力し、映像信号出力端子9から外部(図示せず)に映
像信号を出力する。
【0009】これにより、従来の近赤外照明付テレビカ
メラでは、被写体に照射される可視光の光量により、近
赤外照明装置3を点灯させて撮像可能としている。ま
た、可視光と近赤外光との比率により、可視光撮像レン
ズ1とCCD5とのフランジバックをフランジバック調
整機構2にて手動で調整し、可視光及び可視光+近赤外
光による被写体の撮像を可能としている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来の近赤外照明付テ
レビカメラ装置は以上のように構成されており、以下の
ような課題があった。 (1)一般に、可視光と近赤外光とでは波長が違うた
め、可視光撮像レンズ1を使用すると、可視光と近赤外
光との比率に応じてフランジバック調整機構2にてフラ
ンジバックを調整する必要がある。このため、操作者は
手動でフランジバック調整機構2を動かす必要があり、
調整が煩雑であった。
【0011】(2)また、可視光と近赤外光との比率が
どのようになってもフランジバック調整が不要な近赤外
撮像専用レンズ(図示せず)を使用すれば、フランジバ
ック調整機構2によるフランジバックの調整が不要とな
るが、一般に近赤外撮像専用レンズは高価であり、装置
全体のコストが上昇する課題があった。 (3)また、従来の近赤外照明付テレビカメラ装置は、
被写体に照射される可視光の光量を鑑みて手動で近赤外
照明装置3を点灯又は消灯しなければならず、操作が煩
雑であった。
【0012】この発明は上記のような課題を解決するた
めに行われたものであり、第1の目的は、フランジバッ
クの調整を自動化することで操作性が向上する近赤外照
明付テレビカメラ装置を提供するものである。また、第
2の目的は、近赤外照明装置を自動的に点灯又は消灯す
ることで操作性が向上する近赤外照明付テレビカメラ装
置を提供するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明に係る近赤外照
明付テレビカメラ装置は、被写体との焦点を調整するレ
ンズと、上記レンズを通して可視光及び/又は近赤外光
により上記被写体を撮像し、映像信号を出力する撮像手
段と、上記レンズと撮像手段とのフランジバックを設定
するフランジバック調整機構と、上記フランジバック調
整機構を駆動してフランジバックを調整するフランジバ
ック駆動手段と、上記撮像手段に映像信号の出力速度を
設定する同期信号を出力するタイミングジェネレータ
と、上記被写体に近赤外線を照射する近赤外照明装置
と、上記撮像手段が撮像する1フィールド毎の映像信号
に対応して、所定フィールドを撮像時には上記近赤外照
明装置に照射用電力を供給せず、上記所定フィールドの
次フィールドを撮像時に照射用電力を供給する電力供給
手段と、上記撮像手段が撮像する所定フィールドの映像
信号が書き込まれる第1メモリと、上記撮像手段が撮像
する次フィールドの映像信号が書き込まれる第2メモリ
と、上記第1メモリ又は第2メモリの何れかを選択して
映像信号を読み出し、外部に出力するセレクタと、上記
第1メモリ内の映像信号を積分して可視光の光量を出力
する第1積分回路と、上記第2メモリ内の映像信号を積
分して可視光+近赤外光の光量を出力する第2積分回路
と、上記第1積分回路からは可視光、上記第2積分回路
からは可視光+近赤外光の光量を入力して可視光と近赤
外光との比率を算出し、上記電力供給手段に照射用電力
を供給する場合の適切なフランジバックを算出するとと
もに、上記フランジバック駆動手段により上記適切なフ
ランジバックを設定させる制御部とを備えたものであ
る。
【0014】また、次の発明に係る近赤外照明付テレビ
カメラ装置は、制御部とセレクタとの間に選択指示手段
を設け、上記制御部は可視光の光量により第1メモリ又
は第2メモリの選択指示をセレクタに行うものである。
【0015】また、次の発明に係る近赤外照明付テレビ
カメラ装置は、制御部と電力供給手段との間に電力量通
知手段を設け、上記制御部は可視光と近赤外光との光量
を鑑みて上記電力供給手段に照射用電力の電力量を通知
するものである。
【0016】また、次の発明に係る近赤外照明付テレビ
カメラ装置は、セレクタの第1及び第2メモリに対する
読み出し速度を書き込み速度の半分に遅くするものであ
る。
【0017】更に、次の発明に係る近赤外照明付テレビ
カメラ装置は、第1及び第2メモリの書き込み速度を1
/120秒に設定するものである。
【0018】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明の
一実施形態を図について説明する。図1はこの発明によ
る近赤外照明付テレビカメラ装置の構成図であり、図7
と同一符号は同一、又は同等の機能を示し、説明を省略
する。図において、19はフランジバック駆動モータ、
20は近赤外テレビカメラ装置、21は照明電源供給端
子、22はモータ制御出力端子である。また、図2は図
1に示す近赤外テレビカメラ装置20の内部構成図であ
る。
【0019】図2において、23はCCD、24はプロ
セス回路、25はタイミングジェネレータ回路、26は
A/D変換器、27及び28はメモリ、29はメモリタ
イミング制御回路、30はセレクタ回路、31及び32
は積分回路、33はマイコン、34はD/A変換器、3
5は75Ωドライバ、36はライトコントロール回路、
37はモータコントロール回路である。また、図3はラ
イトコントロール回路36と近赤外照明装置3との動作
説明図であり、40はD/A変換器である。
【0020】次に動作について説明する。マイコン33
はタイミングジェネレータ25に倍速(1フィールドを
1/120秒で撮像させる速度)の同期信号を出力す
る。また、マイコン33はタイミングジェネレータ25
に出力する同期信号と同じタイミングでライトコントロ
ール回路36に0Vを示す電圧データと後述する所定量
Vを示す電圧データを交互に出力する。これにより、図
3に示すD/A変換器40は、入力した電圧データに相
当する電圧をトランジスタ13のベース電圧として出力
する。
【0021】また、トランジスタ13に出力されるベー
ス電圧の大きさによって近赤外照明装置3に出力される
照射用電力が変化する。これにより、近赤外照明装置3
に出力される照射用電力が大きい場合は、近赤外照明装
置3から出力される近赤外線の光量は大きくなり、近赤
外照明装置3に出力される照射用電力が小さい場合は、
近赤外照明装置3から出力される近赤外線の光量は小さ
くなる。つまり、近赤外照明装置3は、マイコン33か
らの所定量Vを示す電圧データにより被写体に照射する
近赤外線の光量が変化する。
【0022】また、可視光撮像レンズ1を通して入って
きた光信号は、CCD23にて電気信号に変換される。
変換された電気信号はプロセス回路24にて映像信号に
変換されて出力される。タイミングジェネレータ回路2
5では、マイコン33からの同期信号に合わせて倍速で
CCD23、プロセス回路24を駆動し、プロセス回路
24では倍速の映像信号を出力する。また、プロセス回
路24から出力された倍速の映像信号はA/D変換器2
6でデジタル化される。
【0023】A/D変換器26でデジタル化された映像
信号は、例えばスイッチ(図示せず)等の切替によりメ
モリ27及びメモリ28に交互に出力される。また、メ
モリタイミング回路29では、倍速の書き込みタイミン
グと定速の読み出しタイミングを生成し、メモリ27及
びメモリ28に出力する。これにより、メモリ27及び
メモリ28には各々倍速で映像信号が書き込まれ、定速
で映像信号が読み出される。また、セレクタ回路30は
メモリ27又はメモリ28から読み出される映像信号の
何れかを選択してD/A変換器34に出力する。
【0024】上記動作を詳細に説明する。図4は上記動
作の一例を示す説明図であり、図4(1)〜(6)の各
々は、動作が開始して1/120秒、2/120秒・・
・6/120秒後の状態を示し、a〜fは各々映像信号
を示す。また、セレクタ回路30はメモリ27を選択し
ているものとする。例えば、動作から1/120秒後に
おいては、プロセス回路24から映像信号aが出力さ
れ、A/D変換器26を介してメモリ27に書き込まれ
る(図4(1)の状態)。また、動作から2/120秒
後においては、プロセス回路24から映像信号bが出力
され、A/D変換器26を介してメモリ28に書き込ま
れる。また、セレクタ回路30がメモリ27を選択して
いるため、メモリ27内の映像信号aの半分がセレクタ
回路30から出力される(図4(2)の状態)。
【0025】また、動作から3/120秒後において
は、プロセス回路24から映像信号cが出力され、A/
D変換器26を介してメモリ27に書き込まれる。ま
た、セレクタ回路30がメモリ27を選択しているた
め、メモリ27内の映像信号aの残りの半分が出力され
る。この場合、メモリ27からの映像信号aの読み出し
動作と、メモリ27への映像信号cの書き込み動作の終
了時間は一致するため、書き込み位置が読み出し位置よ
りも前になることはなく上記動作は実施可能である(図
4(3)の状態)。
【0026】また、動作から4/120秒後において
は、プロセス回路24から映像信号dが出力され、メモ
リ28に書き込まれ、セレクタ回路30からは映像信号
cの半分が出力される(図4(4)の状態)。また、動
作から5/120秒後においては、プロセス回路24か
ら映像信号eが出力されてメモリ27に書き込まれ、セ
レクタ回路30からは映像信号cの残りの半分が出力さ
れる(図4(5)の状態)。また、動作から6/120
秒後においては、プロセス回路24から映像信号fが出
力されてメモリ28に書き込まれ、セレクタ回路30か
らは映像信号eの半分が出力される(図4(6)の状
態)。
【0027】これにより、セレクタ回路30からは定速
の映像信号a、c、e・・・が順次出力される。また、
映像信号a、c、e・・・は、全て近赤外照明装置3か
ら近赤外線が照射されない場合の映像信号である。ま
た、図5は上記動作の別な一例を示す説明図であり、図
5(1)〜(6)の各々は、動作が開始して1/120
秒、2/120秒・・・6/120秒後の状態を示し、
a〜fは各々映像信号を示す。また、図4とはセレクタ
回路30がメモリ28の映像信号を選択している点が相
違し、他は一致する。
【0028】図5によれば、動作から2/120秒後ま
では、セレクタ回路30からは映像信号は出力されない
(図5(1)及び(2)の状態)。また、動作から3/
120秒後には、セレクタ回路30からは定速の映像信
号bの半分が出力される(図5(3)の状態)。また、
動作から4/120秒後には、セレクタ回路30からは
定速の映像信号bの残りの半分が出力される(図5
(4)の状態)。また、動作から5/120秒後には、
セレクタ回路30から定速の映像信号dの半分が出力さ
れ(図5(5)の状態)、動作から6/120秒後に
は、セレクタ回路30から定速の映像信号dの残りの半
分が出力される(図5(6)の状態)。
【0029】これにより、セレクタ回路30からは定速
の映像信号b、d・・・が順次出力される。また、映像
信号b、d・・・は、全て近赤外照明装置3から所定量
の近赤外線が被写体に照射された場合の映像信号であ
る。
【0030】また、メモリ27からの映像信号は積分回
路31に入力され、メモリ28からの映像信号は積分回
路32に入力される。積分回路31及び積分回路32で
は、各々入力した映像信号を1フィールド間積分し、積
分結果をマイコン33に出力する。ここで、積分回路3
1から出力された積分結果は、近赤外照明装置3が近赤
外線を照射しない場合の結果であり、可視光のみの光量
を示す。また、積分回路32から出力された積分結果
は、近赤外照明装置3が所定量の近赤外線を被写体に照
射した結果であり、可視光+近赤外光の光量を示す。
【0031】マイコン33では、入力した可視光及び可
視光+近赤外光の光量から、差分で近赤外光の光量を求
める。これにより、マイコン33は可視光と近赤外光と
光量の比率を算出する。また、算出した比率から予め補
正量ROM38に記録された補正量を読み出す。また、
マイコン33は補正量ROM38から読み出された補正
データに基づいて、フランジバック補正量を設定する。
【0032】上記動作を図6について詳細に説明する。
図6はマイコン33の動作フローチャートである。マイ
コン33は、S1では積分回路31及び32の各々から
可視光及び可視光+近赤外光の光量を入力してS2に移
行する。S2では、S1で入力した可視光の光量のみで
被写体を撮像可能か判定し、撮像可能な場合はS3、そ
うでない場合はS5に移行する。S3では所定量Vを0
に設定してS4に移行する。S4ではセレクタ回路30
にメモリ27を選択させる選択指示要求を出力してS7
に移行する。
【0033】また、マイコン33は、S5では可視光の
光量を鑑みて、被写体の撮像に必要な近赤外光の光量が
照射可能な所定量Vを設定してS6に移行する。S6で
はセレクタ回路30にメモリ28を選択させる選択指示
要求を出力してS7に移行する。S7では、可視光と近
赤外光との光量の比率からフランジバック補正量を設定
してS1に移行する。これにより、マイコン33では積
分回路31及び32から入力した積分結果をフィードバ
ックして適切な所定量V及びフランジバック補正量を設
定している。
【0034】また、マイコン33は、上記フランジバッ
ク補正量に基づいてモータコントロール回路37に対し
てコントロール信号を出力することで、フランジバック
調整モータ19を駆動させてフランジバックの調整を行
う。つまり、メモリ27に映像信号を書き込むときには
可視光のみに対応するフランジバック補正量、メモリ2
8に映像信号を書き込むときには可視光+近赤外光に対
応するフランジバック補正量に基づくコントロール信号
をフランジバック駆動モータ19に出力してフランジバ
ックの調整を行う。
【0035】上述の動作により、可視光のみ又は可視光
+近赤外光の何れでも被写体を撮像する場合のフランジ
バックを自動的に調整できるようになり操作が簡単にな
る。また、近赤外撮像専用レンズを使用しなくてもす
み、製品全体のコストが低減する。また、被写体に照射
される可視光の光量に応じて所定量Vを設定するため、
例えば可視光のみで被写体を撮像可能な場合は、所定量
Vは0となり、照射用電力を使用せずに済むため、使用
電力量が低減する。
【0036】また、マイコン33は、可視光のみで撮像
する場合はセレクタ回路30にメモリ27を選択させ、
可視光+近赤外光で撮像する場合はメモリ28を選択さ
せるので、可視光のみ又は可視光+近赤外光で撮像した
映像信号が自動的にセレクタ回路30から出力できる。
また、メモリタイミング制御回路29により、メモり2
7及び28からの読み込みタイミング定速、書き込みタ
イミングタイミングを倍速としてので、セレクタ回路3
0から出力される映像信号には切れ目が発生せず、映像
信号を連続的に出力できるため、違和感が発生しない。
更に、1フィールドを1/120秒で撮像させる速度を
倍速と設定すれば、セレクタ回路30から出力される映
像信号の速度は1/60秒となり、従来と変わらない速
度の映像信号を得ることができる。
【0037】
【発明の効果】この発明によれば、近赤外照明付テレビ
カメラ装置は、制御部が第1積分回路からは可視光、第
2積分回路からは可視光+近赤外光の光量を入力して可
視光と近赤外光との比率を算出し、電力供給手段に照射
用電力を供給する場合の適切なフランジバックを算出す
るとともに、上記フランジバック駆動手段に上記適切な
フランジバックを設定させるので、フランジバック調整
を自動化できるため、操作性が向上する効果がある。
【0038】また、次の発明によれば、近赤外照明付テ
レビカメラ装置は、制御部とセレクタとの間に選択指示
手段を設け、制御部は可視光の光量により第1メモリ又
は第2メモリの選択指示をセレクタに行うので、可視光
又は可視光+近赤外光で撮像する何れの場合でも、適切
な映像信号を外部に出力できる効果がある。
【0039】また、次の発明によれば、近赤外照明付テ
レビカメラ装置は、制御部と電力供給手段との間に電力
量通知手段を設け、上記制御部は可視光と近赤外光との
光量を鑑みて上記電力供給手段に照射用電力の電力量を
通知するので、撮像に使用する電力量を削減できるよう
になり、電力量の節減を図れる効果がある。
【0040】また、次の発明によれば、近赤外照明付テ
レビカメラ装置は、セレクタの第1及び第2メモリに対
する読み出し速度を書き込み速度の半分に遅くするの
で、セレクタから出力される映像信号は連続的となり、
違和感のない映像信号を出力できる効果がある。
【0041】更に、次の発明によれば、近赤外照明付テ
レビカメラ装置は、第1及び第2メモリの書き込み速度
を1/120秒に設定するので、セレクタからの映像信
号の読み出し速度は1/60秒となり、定速の映像信号
を出力できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による近赤外照明付
テレビカメラ装置の構成図である。
【図2】 図1に示す近赤外テレビカメラ装置の内部構
成図である。
【図3】 図1に示す近赤外テレビカメラ装置及び近赤
外照明装置との動作説明図である。
【図4】 近赤外テレビカメラ装置の動作の一例を示す
説明図である。
【図5】 近赤外テレビカメラ装置の動作の他の一例を
示す説明図である。
【図6】 図1に示すマイコンの動作フローチャートで
ある。
【図7】 従来の近赤外照明付テレビカメラ装置の構成
図である。
【図8】 図7に示す近赤外テレビカメラ装置及び近赤
外照明装置との動作説明図である。
【符号の説明】
1 可視光撮像レンズ 2 フランジバック調整機構 19 フランジバック駆動モータ 20 近赤外テレビカメラ装置 23 CCD 24 プロセス回路 25 タイミングジェネレータ回路 26 A/D変換器 27、28 メモリ 29 メモリタイミング制御回路 30 セレクタ回路 31、32 積分回路 33 マイコン 38 補正量ROM 34、40 D/A変換器

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体との焦点を調整するレンズと、 上記レンズを通して可視光及び/又は近赤外光により上
    記被写体を撮像し、映像信号を出力する撮像手段と、 上記レンズと撮像手段とのフランジバックを設定するフ
    ランジバック調整機構と、 上記フランジバック調整機構を駆動してフランジバック
    を調整するフランジバック駆動手段と、 上記撮像手段に映像信号の出力速度を設定する同期信号
    を出力するタイミングジェネレータと、 上記被写体に近赤外線を照射する近赤外照明装置と、 上記撮像手段が撮像する1フィールド毎の映像信号に対
    応して、所定フィールドを撮像時には上記近赤外照明装
    置に照射用電力を供給せず、上記所定フィールドの次フ
    ィールドを撮像時に照射用電力を供給する電力供給手段
    と、 上記撮像手段が撮像する所定フィールドの映像信号が書
    き込まれる第1メモリと、 上記撮像手段が撮像する次フィールドの映像信号が書き
    込まれる第2メモリと、 上記第1メモリ又は第2メモリの何れかを選択して映像
    信号を読み出し、外部に出力するセレクタと、 上記第1メモリ内の映像信号を積分して可視光の光量を
    出力する第1積分回路と、 上記第2メモリ内の映像信号を積分して可視光+近赤外
    光の光量を出力する第2積分回路と、 上記第1積分回路からは可視光、上記第2積分回路から
    は可視光+近赤外光の光量を入力して可視光と近赤外光
    との比率を算出し、上記電力供給手段に照射用電力を供
    給する場合の適切なフランジバックを算出するととも
    に、上記フランジバック駆動手段により上記適切なフラ
    ンジバックを設定させる制御部とを備えたことを特徴と
    する近赤外照明付テレビカメラ装置。
  2. 【請求項2】 制御部とセレクタとの間に選択指示手段
    を設け、上記制御部は可視光の光量により第1メモリ又
    は第2メモリの選択指示をセレクタに行うことを特徴と
    する請求項第1項記載の近赤外照明付テレビカメラ装
    置。
  3. 【請求項3】 制御部と電力供給手段との間に電力量通
    知手段を設け、上記制御部は可視光と近赤外光との光量
    を鑑みて上記電力供給手段に照射用電力の電力量を通知
    することを特徴とする請求項第1項乃至第2項の何れか
    に記載の近赤外照明付テレビカメラ装置。
  4. 【請求項4】 セレクタの第1及び第2メモリに対する
    読み出し速度を書き込み速度の半分に遅くすることを特
    徴とする請求項第1項乃至第3項の何れかに記載の近赤
    外照明付テレビカメラ装置。
  5. 【請求項5】 第1及び第2メモリの書き込み速度を1
    /120秒に設定することを特徴とする請求項第4項記
    載の近赤外照明付テレビカメラ装置。
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