JP2000076424A - テクスチャ圧縮・復元方法及び装置 - Google Patents

テクスチャ圧縮・復元方法及び装置

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JP2000076424A
JP2000076424A JP10248968A JP24896898A JP2000076424A JP 2000076424 A JP2000076424 A JP 2000076424A JP 10248968 A JP10248968 A JP 10248968A JP 24896898 A JP24896898 A JP 24896898A JP 2000076424 A JP2000076424 A JP 2000076424A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テクスチャ画像の繰り返しを検出して、画像
パターンのつなぎ目の画像も考慮した一周期の画像パタ
ーンのみを格納するテクスチャ圧縮処理の方法を提供す
る。 【解決手段】 テクスチャ画像を入力し、格納する工程
と、テクスチャ画像の繰り返しピッチを測定して、一周
期の画像パターンを抽出する工程と、抽出した一周期の
画像パターンを修正する工程と、修正後の一周期の画像
パターンを格納する工程とを有し、一周期の画像パター
ンを修正する工程において、一周期の画像パターンを繰
り返し描画して画像を復元した場合に一周期の画像パタ
ーンのつなぎ目が不自然にならないよう一周期の画像パ
ターンの周囲又は全体をテクスチャの特徴量に基づいて
修正し、修正後の一周期の画像パターンを格納する工程
において、一周期分の画像パターンのみを格納する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、繰り返しパターン
を含むテクスチャ画像のデータ量を削減する圧縮・復元
処理の方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のコンピュータ技術の発展により、
画像処理を積極的に用いることができる環境が、技術的
かつ経済的にも整いつつある。しかし、画像データはテ
キストデータ等と比して大きな容量を必要とするため、
データの保存においては格納ディスク等の記録媒体を圧
迫し、通信においては回線スピードの劣化の原因となる
等、そのままデータ処理に用いるには不便である。
【0003】かかる弊害を回避すべく、さまざまな画像
データ圧縮方法が考えられている。特に表面模様等のテ
クスチャ画像においては、表面模様が繰り返しパターン
を有することが多く、かかる特質を利用したデータ圧縮
方法が考え出されている。
【0004】例えば、特開平3−270249号公報に
おいては、繰り返しパターンを有する画像データについ
て、当該パターンの一周期分の画像データのみを模範画
像データとして格納することで、全体のデータ量を削減
する方法が開示されている。
【0005】図1にかかるテクスチャ画像の圧縮装置の
概略構成図を示す。図1において、11はテクスチャ画
像入力部を、12はテクスチャ画像記憶部を、13は繰
り返しピッチ測定部を、14は一周期画像パターン測定
部を、15は一周期画像パターン抽出部を、それぞれ示
す。
【0006】図1では、圧縮対象となるテクスチャ画像
をテクスチャ画像入力部11から入力して、テクスチャ
画像記憶部12に格納した後、繰り返しピッチ測定部1
3において繰り返しピッチを測定し、一周期画像パター
ン測定部14において抽出すべき一周期画像パターンの
位置を測定する。そして、一周期画像パターン抽出部1
5で一周期分の画像パターンを抽出することで、全体の
データ量を圧縮するものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の方法で
は、一周期分の画像パターンを抽出する際に、全体の画
像を復元する場合のパターン間の整合性については何ら
考慮されていないため、画像全体の復元性が保証されな
いという問題点があった。
【0008】また、特開平7−295231号公報にお
いて、画像パターン間のつなぎ目をぼかして印刷する方
法について開示されているが、対象となる画像パターン
が当該方法で対処可能な画像パターンか否かを判断する
機能を有していないため、期待される効果が得られない
可能性も残されている。
【0009】本発明は、上記弊害を排除し、テクスチャ
画像の繰り返しを検出して、一周期の画像パターンを抽
出すると共に、画像パターンのつなぎ目の画像が不自然
なものにならないように一周期の画像パターンの周囲又
は全体を修正することのできるテクスチャ圧縮処理の方
法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明にかかるテクスチャ圧縮方法は、テクスチャ画
像のデータ量を削減するテクスチャ圧縮方法であって、
テクスチャ画像を入力し、格納する工程と、格納したテ
クスチャ画像の繰り返しピッチを測定して、一周期の画
像パターンを抽出する工程と、抽出した一周期の画像パ
ターンを修正する工程と、修正した一周期の画像パター
ンのみを格納する工程とを有し、一周期の画像パターン
を修正する工程において、一周期の画像パターンを繰り
返し描画して画像を復元した場合に一周期の画像パター
ンのつなぎ目が不自然にならないよう一周期の画像パタ
ーンの周囲又は全体をテクスチャの特徴量に基づいて修
正することを特徴とする。
【0011】かかる構成により、テクスチャ画像全部を
格納するのではなく、一周期分の画像パターンのみを格
納することで、格納すべきデータ量を大きく削減するこ
とができるとともに、格納したデータから元のテクスチ
ャ画像を復元する場合において画像パターンのつなぎ目
が自然なテクスチャ画像を得ることが可能となる。
【0012】次に、上記課題を解決するために本発明に
かかるテクスチャ復元方法は、圧縮されたテクスチャ画
像を復元するテクスチャ復元方法であって、テクスチャ
画像を入力し、格納する工程と、格納したテクスチャ画
像の繰り返しピッチを測定して、一周期の画像パターン
を抽出する工程と、抽出した一周期の画像パターンを修
正する工程と、修正した一周期の画像パターンのみを格
納する工程とを有し、一周期の画像パターンを修正する
工程において、一周期の画像パターンを繰り返し描画し
て画像を復元した場合に一周期の画像パターンのつなぎ
目が不自然にならないよう一周期の画像パターンの周囲
又は全体をテクスチャの特徴量に基づいて修正する圧縮
方法を用いて圧縮されたテクスチャ画像を復元すること
を特徴とする。
【0013】かかる構成により、テクスチャ画像全部を
格納するのではなく、一周期分の画像パターンのみを格
納することで、格納すべきデータ量を大きく削減するこ
とが可能となった圧縮データに基づいてテクスチャ画像
を復元する場合においても、テクスチャ画像を画像パタ
ーンのつなぎ目が自然になるように復元することが可能
となる。
【0014】また、本発明にかかるテクスチャ圧縮方法
は、一周期の画像パターンを修正する工程において、ユ
ーザが補助情報を入力し、一周期の画像パターンを繰り
返し描画して画像を復元した場合に一周期の画像パター
ンのつなぎ目が不自然にならないよう一周期の画像パタ
ーンの周囲又は全体をテクスチャの特徴量と補助情報に
基づいて修正することが好ましい。テクスチャ画像を復
元する場合、一周期分の画像パターンのつなぎ目の処理
において、画像パターンのつなぎ目が自然であるか否か
に関するユーザの感覚を反映させることができるからで
ある。
【0015】また、本発明にかかるテクスチャ圧縮方法
は、一周期の画像パターンを修正する工程に加えて、ユ
ーザが補助情報を入力し、一周期の画像パターンを繰り
返し描画するだけでは復元できないテクスチャ画像につ
いてテクスチャ画像を復元するために必要な一周期画像
パターンとの差分情報をテクスチャの特徴量と補助情報
に基づいて抽出する工程と、一周期の画像パターンを格
納する工程に加えて、テクスチャ画像を復元するために
必要な一周期画像パターンとの差分情報を格納する工程
を有する。テクスチャ画像を復元するために必要な差分
情報を一周期分の画像パターン単位で抽出することによ
って、一周期分の画像パターンだけを抽出する方法では
一周期分のデータ量が大きくなってしまうテクスチャ画
像についても、より少ないデータ量の情報に基づいて復
元することが可能となるからである。
【0016】例えば、画像パターンの一周期よりも大き
な周期で散点模様が付加されているテクスチャ画像の場
合を考えると、散点模様も含めて一周期分の画像パター
ンを抽出すると、一周期分の画像パターンが大きなパタ
ーンとなってしまい、そのデータ量も大きくなってしま
う。この場合、散点模様を除いて一周期分の画像パター
ンを抽出すると共に、重ね合わせる散点模様に関する情
報を別途追加する方法でテクスチャ画像を表現すれば、
散点模様も含めて一周期分の画像パターンを求めるより
も総データ量は少なくなる。
【0017】また、本発明にかかるテクスチャ圧縮方法
は、一周期の画像パターンを修正する工程に加えて、ユ
ーザが補助情報を入力し、一周期の画像パターンを繰り
返し描画するだけでは復元できないテクスチャ画像につ
いてテクスチャ画像を復元するために必要なテクスチャ
画像全体との差分情報をテクスチャの特徴量と補助情報
に基づいて抽出する工程と、一周期の画像パターンを格
納する工程に加えて、テクスチャ画像を復元するために
必要なテクスチャ画像全体との差分情報を格納する工程
を有することが好ましい。
【0018】テクスチャ画像全体との差分情報を抽出す
ることによって、一周期分の画像パターンを効果的に抽
出できるテクスチャ画像もあるからである。例えば、テ
クスチャ画像全体にグラデーションがかかっている場合
等に効果的である。
【0019】次に、上記課題を解決するために本発明に
かかるテクスチャ圧縮装置は、テクスチャ画像のデータ
量を削減するテクスチャ圧縮装置であって、テクスチャ
画像を入力するテクスチャ画像入力部と、画像入力部で
入力されたテクスチャ画像を格納するテクスチャ画像記
憶部と、テクスチャ画像記憶部に格納したテクスチャ画
像の繰り返しピッチを測定する繰り返しピッチ測定部
と、一周期の画像パターンを抽出する一周期画像パター
ン抽出部と、抽出した一周期の画像パターンを修正する
一周期画像パターン修正部と、一周期画像パターン修正
部において修正した一周期の画像パターンを格納する一
周期パターン記憶部とを有し、一周期画像パターン修正
部において、一周期の画像パターンを繰り返し描画して
画像を復元した場合に一周期の画像パターンのつなぎ目
が不自然にならないよう一周期の画像パターンの周囲又
は全体をテクスチャの特徴量に基づいて修正することを
特徴とする。
【0020】かかる構成により、テクスチャ画像全部を
格納するのではなく、一周期分の画像パターンのみを格
納することで、格納すべきデータ量を大きく削減するこ
とができるとともに、格納したデータから元のテクスチ
ャ画像を復元する場合において画像パターンのつなぎ目
が自然なテクスチャ画像を得ることが可能となる。
【0021】次に、上記課題を解決するために本発明に
かかるテクスチャ復元装置は、圧縮されたテクスチャ画
像を復元するテクスチャ復元装置であって、テクスチャ
画像を入力するテクスチャ画像入力部と、画像入力部で
入力されたテクスチャ画像を格納するテクスチャ画像記
憶部と、テクスチャ画像記憶部に格納したテクスチャ画
像の繰り返しピッチを測定する繰り返しピッチ測定部
と、一周期の画像パターンを抽出する一周期画像パター
ン抽出部と、抽出した一周期の画像パターンを修正する
一周期画像パターン修正部と、一周期画像パターン修正
部において修正した一周期の画像パターンを格納する一
周期パターン記憶部とを有し、一周期画像パターン修正
部において、一周期の画像パターンを繰り返し描画して
画像を復元した場合に一周期の画像パターンのつなぎ目
が不自然にならないよう一周期の画像パターンの周囲又
は全体をテクスチャの特徴量に基づいて修正する圧縮装
置を用いて圧縮されたテクスチャ画像を復元することを
特徴とする。
【0022】かかる構成により、テクスチャ画像全部を
格納するのではなく、一周期分の画像パターンのみを格
納することで、格納すべきデータ量を大きく削減するこ
とが可能となった圧縮データに基づいてテクスチャ画像
を復元する場合においても、テクスチャ画像を画像パタ
ーンのつなぎ目が自然になるように復元することが可能
となる。
【0023】また、本発明にかかるテクスチャ圧縮装置
は、一周期の画像パターン修正部において、ユーザが補
助情報を入力し、一周期の画像パターンを繰り返し描画
して画像を復元した場合に一周期の画像パターンのつな
ぎ目が不自然にならないよう一周期の画像パターンの周
囲又は全体をテクスチャの特徴量と補助情報に基づいて
修正することが好ましい。テクスチャ画像の復元におい
て、一周期分の画像パターンのつなぎ目の処理におい
て、模様の連続性についてユーザの感覚と合致させるこ
とができるからである。
【0024】また、本発明にかかるテクスチャ圧縮装置
は、一周期の画像パターン修正部に加えて、ユーザが補
助情報を入力し、一周期の画像パターンを繰り返し描画
するだけでは復元できないテクスチャ画像について、テ
クスチャ画像を復元するために必要な一周期画像パター
ンとの差分情報をテクスチャの特徴量と補助情報に基づ
いて抽出する一周期画像パターン差分情報抽出部と、一
周期の画像パターンを格納する一周期画像パターン記憶
部に加えて、テクスチャ画像を復元するために必要な一
周期画像パターンとの差分情報を格納する一周期画像パ
ターン差分情報記憶部を有することが好ましい。
【0025】テクスチャ画像を復元するために必要な差
分情報を一周期分の画像パターン単位で抽出することに
よって、一周期分の画像パターンだけを抽出する方法で
は一周期分のデータ量が大きくなってしまうテクスチャ
画像についても、より少ないデータ量の情報に基づいて
復元することが可能となるからである。
【0026】また、本発明にかかるテクスチャ圧縮装置
は、一周期の画像パターン修正部に加えて、ユーザが補
助情報を入力し、一周期の画像パターンを繰り返し描画
するだけでは復元できないテクスチャ画像についてテク
スチャ画像を復元するために必要なテクスチャ画像全体
との差分情報をテクスチャの特徴量と補助情報に基づい
て抽出するテクスチャ画像全体差分情報抽出部と、一周
期の画像パターンを格納する一周期画像パターン記憶部
に加えて、テクスチャ画像を復元するために必要なテク
スチャ画像全体との差分情報を格納するテクスチャ画像
全体差分情報記憶部を有することが好ましい。
【0027】テクスチャ画像全体との差分情報を抽出す
ることによって、一周期分の画像パターンを効果的に抽
出できるテクスチャ画像もあるからである。例えば、テ
クスチャ画像全体にグラデーションがかかっている場合
等に効果的である。
【0028】次に、本発明にかかるコンピュータに実行
させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能
な記録媒体は、テクスチャ画像のデータ量を削減するコ
ンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュ
ータ読み取り可能な記録媒体であって、テクスチャ画像
を入力し、格納するステップと、格納したテクスチャ画
像の繰り返しピッチを測定して、一周期の画像パターン
を抽出するステップと、抽出した一周期の画像パターン
を修正するステップと、修正した一周期の画像パターン
のみを格納するステップとを有し、一周期の画像パター
ンを修正するステップにおいて、一周期の画像パターン
を繰り返し描画して画像を復元した場合に一周期の画像
パターンのつなぎ目が不自然にならないよう一周期の画
像パターンの周囲又は全体をテクスチャの特徴量に基づ
いて修正することを特徴とする。
【0029】かかる構成により、コンピュータ上へ当該
プログラムをロードさせ実行することで、テクスチャ画
像全部を格納するのではなく、一周期分の画像パターン
のみを格納することで、格納すべきデータ量を大きく削
減することができるとともに、格納したデータから元の
テクスチャ画像を復元する場合において画像パターンの
つなぎ目が自然なテクスチャ画像を得ることが可能とな
るテクスチャ圧縮装置が実現できる。
【0030】次に、本発明にかかるコンピュータに実行
させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能
な記録媒体は、圧縮されたテクスチャ画像を復元するコ
ンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュ
ータ読み取り可能な記録媒体であって、テクスチャ画像
を入力し、格納するステップと、格納したテクスチャ画
像の繰り返しピッチを測定して、一周期の画像パターン
を抽出するステップと、抽出した一周期の画像パターン
を修正するステップと、修正した一周期の画像パターン
のみを格納するステップとを有し、一周期の画像パター
ンを修正するステップにおいて、一周期の画像パターン
を繰り返し描画して画像を復元した場合に一周期の画像
パターンのつなぎ目が不自然にならないよう一周期の画
像パターンの周囲又は全体をテクスチャの特徴量に基づ
いて修正する圧縮方法を用いて圧縮されたテクスチャ画
像を復元することを特徴とする。
【0031】かかる構成により、テクスチャ画像全部を
格納するのではなく、一周期分の画像パターンのみを格
納することで、格納すべきデータ量を大きく削減するこ
とが可能となった圧縮データに基づいてテクスチャ画像
を復元する場合においても、テクスチャ画像を画像パタ
ーンのつなぎ目が自然になるように復元することが可能
となるテクスチャ復元装置が実現できる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態にかか
るテクスチャ圧縮装置について、図面を参照しながら説
明する。図2は本発明にかかるテクスチャ圧縮装置の構
成図である。図2において、21はテクスチャ画像入力
部を、22はテクスチャ画像記憶部を、23は繰り返し
ピッチ測定部を、24は一周期画像パターン抽出部を、
25は一周期画像パターン修正部を、26は一周期画像
パターン記憶部を、それぞれ示す。
【0033】図2では、まず圧縮の対象となるテクスチ
ャ画像をテクスチャ画像入力部21を通じてテクスチャ
画像記憶部22へ格納しておく。格納されたテクスチャ
画像について、繰り返しピッチ測定部23において、一
周期分の画像パターンの大きさである繰り返しのピッチ
を測定する。
【0034】繰り返しピッチを求めるには、様々な方法
が考えられる。一つには、与えられたテクスチャ画像を
フーリエ解析して、求められた項のうち低周波成分のみ
を取り出すことによって、繰り返しピッチを求める方法
が考えられる。この場合は、同じピッチで囲まれた画像
領域を一周期画像パターンとする。
【0035】また、x方向、y方向に対して、周期を1
からテクスチャ画像の大きさまで可変にして自己相関係
数を求める方法も考えられる。この場合は、自己相関係
数がもっとも高い値を示した周期を繰り返しピッチと
し、同じピッチで囲まれた画像領域を一周期画像パター
ンとする。
【0036】さらに、画面上に表示されたテクスチャ画
像から、ユーザがマウス等の操作によって繰り返し単位
となると想定される領域を指定する方法も考えられる。
人間の感覚により近づけるためである。この場合は、ユ
ーザの指定した領域の縦横の幅、もしくはそれに近似し
た値で画像をスライドしてパターンマッチングを図り、
最もマッチした縦横の幅を繰り返しピッチとする。
【0037】なお、繰り返しピッチの測定方法は、上記
3つの方法に限定されるものではなく、一周期分の画像
の大きさが定まる方法であれば、どのような方法でも構
わない。
【0038】次に、一周期画像パターン抽出部24で
は、測定されたピッチに基づいてテクスチャ画像を切り
分け、切り分けられたテクスチャ画像の一つを一周期画
像パターンとして抽出する。例えば、図3に示すよう
に、(a)に表わしたようなテクスチャ画像から、一周
期分の画像パターンとして(b)を抽出する。
【0039】そして、一周期画像パターン修正部25で
は、抽出された一周期の画像パターンに対し、繰り返し
描画をしてテクスチャ画像を再生した場合のつなぎ目が
不自然にならないように、一周期の画像パターンの周囲
又は全体を修正する。
【0040】画像パターンの修正方法については、種々
の方法が考えられる。一つには、与えられた一周期分の
画像パターンの周囲から幅W(Wは整数)となる帯状の
領域を考え、隣接する画素の明るさ、色相、彩度が自然
に変化するように当該帯状の領域の色情報を平滑化する
方法が考えられる。
【0041】また、与えられた一周期分の画像パターン
に対して明るさ、色相、彩度を測定し、一周期分の画像
パターン全体に対して明るさ、色相、彩度を平面近似
し、平面の傾きが0となるように各点における色情報を
修正する方法が考えられる。
【0042】さらに、ユーザが与えられた一周期分の画
像パターンの背景色を指定し、背景以外の部分を4隣接
若しくは8隣接にて隣り合っている部分に結合し、結合
された部分単位にカット&ペーストを行う方法も考えら
れる。なお、方法はこれらに限定されるものではなく、
つなぎ目が自然に変化するように見える方法であればど
のような方法でも構わない。
【0043】最後に、修正された一周期分の画像パター
ンを一周期画像パターン記憶部26へ格納する。一周期
画像パターン記憶部26へ格納された一周期分の画像パ
ターンを用いて、テクスチャ画像全体を復元することが
可能となる。
【0044】かかるテクスチャ画像圧縮装置を用いるこ
とで、テクスチャ画像を表示する場合においては、その
一周期分の画像パターンのみを主記憶装置上にロードす
ることで足りるため、主記憶装置やCPU等の計算機資
源を節約することが可能となる。
【0045】さらに、テクスチャ画像を通信回線を通じ
て送信する場合においても、その一周期分の画像パター
ンのみを通信回線上に転送することで足りるため、回線
の混雑防止にも効果的である。
【0046】また、一周期分の画像パターンを一周期画
像パターン記憶部26へ格納するだけでは、復元するこ
とが困難な特徴量を有するテクスチャ画像については、
その一周期分の画像パターン作成の基礎となる代表パタ
ーンと各一周期分の画像パターンとの差分情報も格納す
ることで、全体のテクスチャ画像を復元することが可能
となる。例えば、繰り返しのピッチ、代表パターンのテ
クスチャ画像内での位置、そして最終的に生成されるべ
き一周期分の画像パターンと代表パターンとの間の差分
について情報化することで、テクスチャ画像を復元する
ことが可能となる。
【0047】例えば、画像パターンの一周期よりも大き
な周期で散点模様が付加されているテクスチャ画像の場
合を考えると、散点模様も含めて一周期分の画像パター
ンを抽出すると、一周期分の画像パターンが大きなパタ
ーンとなってしまい、そのデータ量も大きくなってしま
う。この場合、散点模様を除いて一周期分の画像パター
ンを抽出すると共に、重ね合わせる散点模様に関する情
報を別途追加する方法でテクスチャ画像を表現すれば、
散点模様も含めて一周期分の画像パターンを求めるより
も総データ量は少なくなる。すなわち、テクスチャ画像
の有する特徴量及び散点模様を有するという補助情報を
ユーザが指定することにより求められた差分情報に基づ
いてテクスチャ画像を圧縮した方が、一律にテクスチャ
画像の特徴量に基づいてテクスチャ画像を圧縮するより
も圧縮率が高くなることを意味する。
【0048】具体的には、図4(a)に示すようなテク
スチャ画像の画像パターンを考える。図4(a)のよう
な画像パターンが繰り返し表示されるテクスチャ画像に
おいては、一周期分の画像パターンとして図4(a)が
抽出される。しかし、図4(a)における画像パターン
配置位置2行3列の○印を考慮に入れない場合には、一
周期分の画像パターンとして図4(b)のような画像パ
ターンを抽出できる。これだけでは図4(a)の画像パ
ターン、ひいては元のテクスチャ画像を復元することは
できないので、画像パターン図4(a)における配置位
置2行3列に図4(c)の図形を有するという補助情報
をユーザが与えることにより、差分情報として画像パタ
ーン図4(a)における配置位置2行3列に、図4
(c)の図形を重ねるという差分情報を抽出でき、図4
(a)の一周期画像パターンを生成することができ、全
体のテクスチャ画像を復元することが可能となる。図4
(a)のデータ量と、図4(b)と図4(c)に示すデ
ータ量では、明らかに後者の方が小さい。したがって、
より効果的にテクスチャ画像を圧縮できる。
【0049】かかる機能を有するテクスチャ圧縮装置の
構成図を図5に示す。図5において、51はテクスチャ
画像入力部を、52はテクスチャ画像記憶部を、53は
繰り返しピッチ測定部を、54は一周期画像パターン抽
出部を、55は一周期画像パターン修正部を、56は一
周期画像パターン記憶部を、57は一周期画像パターン
差分情報抽出部を、58は一周期画像パターン差分情報
記憶部を、それぞれ示す。
【0050】図5では、まず圧縮の対象となるテクスチ
ャ画像をテクスチャ画像入力部51を通じてテクスチャ
画像記憶部52へ格納しておく。格納されたテクスチャ
画像について、繰り返しピッチ測定部53において、一
周期分の画像パターンの大きさである繰り返しのピッチ
を測定する。
【0051】次に、一周期画像パターン抽出部54で
は、測定されたピッチに基づいてテクスチャ画像を切り
分け、切り分けられたテクスチャ画像の一つを一周期画
像パターンとして抽出する。
【0052】さらに、一周期画像パターン修正部55で
は、抽出された一周期の画像パターンに対し、繰り返し
描画をしてテクスチャ画像を再生した場合のつなぎ目が
不自然にならないように、一周期の画像パターンの周囲
又は全体を修正し、修正された一周期分の画像パターン
を一周期画像パターン記憶部56へ格納する。
【0053】一方、一周期分の画像パターンだけではテ
クスチャ画像を復元できない場合を考慮して、画像パタ
ーンだけでは表現できない、テクスチャ画像を復元する
ために必要な情報を、一周期画像パターン差分情報抽出
部57において抽出し、一周期画像パターン差分情報記
憶部58に格納する。
【0054】一周期画像パターン記憶部56に格納され
ている一周期分の画像パターンと、一周期画像パターン
差分情報記憶部58に格納されている必要情報に基づい
て、より小さなデータ量で元のテクスチャ画像を復元す
ることが可能となる。
【0055】かかるテクスチャ画像圧縮装置を用いるこ
とで、テクスチャ画像を表示する場合においては、その
一周期分の画像パターンを抽出する場合に一周期の範囲
を小さく抽出することができるので、主記憶装置上にロ
ードするデータ量が少なく、主記憶装置やCPU等の計
算機資源を節約することが可能となる。
【0056】さらに、テクスチャ画像を通信回線を通じ
て送信する場合においても、その一周期分の画像パター
ンのデータ量が少ないので、回線の混雑防止にも効果的
である。
【0057】また、テクスチャ画像の特質によっては、
一周期分の画像パターンとテクスチャ画像における各パ
ターンとの差分情報を求めることも考えられる。例え
ば、テクスチャ画像全体にグラデーションがかかってい
る場合等においては、一周期分の画像パターンだけから
は、全体のテクスチャ画像を正確に復元することはでき
ないからである。
【0058】具体的には、図6(a)に示すようなテク
スチャ画像にグラデーションがかかっている場合には、
一周期分の画像パターンを抽出することはできず、テク
スチャ画像全体を処理データとして取り扱う必要が有
る。そこで、グラデーション自体を考慮に入れないで、
一周期分の画像パターンを抽出すると、図6(b)のよ
うな画像パターンが抽出できる。図6(b)の画像パタ
ーンだけではテクスチャ画像全体を復元することはでき
ないので、テクスチャ画像全体について、画像パターン
の配置位置ごとのグラデーション情報を差分情報として
付加することで、テクスチャ画像全体を処理データとし
て取り扱うよりは少ないデータ量でテクスチャ画像を復
元することが可能となる。図7は左上から順に明るさを
増してくるグラデーション情報を示しており、かかる情
報をユーザが補助情報として入力して、図6(b)に示
す一周期分の画像パターンとともに格納する。
【0059】かかる機能を有するテクスチャ圧縮装置の
構成図を図8に示す。図8において、81はテクスチャ
画像入力部を、82はテクスチャ画像記憶部を、83は
繰り返しピッチ測定部を、84は一周期画像パターン抽
出部を、85は一周期画像パターン修正部を、86は一
周期画像パターン記憶部を、87はテクスチャ画像全体
差分情報抽出部を、88はテクスチャ画像全体差分情報
記憶部を、それぞれ示す。
【0060】図8では、まず圧縮の対象となるテクスチ
ャ画像をテクスチャ画像入力部81を通じてテクスチャ
画像記憶部82へ格納しておく。格納されたテクスチャ
画像について、繰り返しピッチ測定部83において、一
周期分の画像パターンの大きさである繰り返しのピッチ
を測定する。
【0061】次に、一周期画像パターン抽出部84で
は、測定されたピッチに基づいてテクスチャ画像を切り
分け、切り分けられたテクスチャ画像の一つを一周期画
像パターンとして抽出する。
【0062】さらに、一周期画像パターン修正部85で
は、抽出された一周期の画像パターンに対し、繰り返し
描画をしてテクスチャ画像を再生した場合のつなぎ目が
不自然にならないように、一周期の画像パターンの周囲
又は全体を修正し、修正された一周期分の画像パターン
を一周期画像パターン記憶部86へ格納する。
【0063】一方、一周期分の画像パターンだけでは明
るさの濃淡のついたテクスチャ画像等については復元で
きないので、テクスチャ画像全体について復元するため
に必要な情報を、テクスチャ画像全体差分情報抽出部8
7において抽出し、テクスチャ画像全体差分情報記憶部
88に格納する。
【0064】一周期画像パターン記憶部86に格納され
ている一周期分の画像パターンと、テクスチャ画像全体
差分情報記憶部88に格納されている必要情報に基づい
て、少ないデータ量でテクスチャ画像を復元することが
可能となる。
【0065】かかるテクスチャ画像圧縮装置を用いるこ
とで、テクスチャ画像を表示する場合においては、テク
スチャ画像全体を主記憶装置上にロードする必要がなく
なるので、主記憶装置やCPU等の計算機資源を節約す
ることが可能となる。
【0066】さらに、テクスチャ画像を通信回線を通じ
て送信する場合においても、その一周期分の画像パター
ン及び必要情報のみを通信回線上に転送することで足り
るため、回線の混雑防止にも効果的である。
【0067】以上のように本実施の形態によれば、テク
スチャ画像全体を格納することなく、一周期分の画像パ
ターン及び必要である場合には差分情報としてのテクス
チャ画像復元補助情報を格納することで、全体のテクス
チャ画像のデータ量を削減することが可能となる。ま
た、テクスチャ画像の復元性においても、画像パターン
のつなぎ目が自然なテクスチャ画像を復元することがで
きる。
【0068】次に、本発明の実施の形態にかかるテクス
チャ圧縮装置を実現するプログラムの処理の流れについ
て説明する。図9に本発明の実施の形態にかかるテクス
チャ圧縮装置を実現するプログラムの処理の流れ図を示
す。
【0069】図9において、対象となるテクスチャ画像
を入力して(ステップS91)、当該テクスチャ画像を
格納する(ステップS92)。格納されたテクスチャ画
像について、まず繰り返しピッチを測定して、一周期分
の画像の大きさを検出する(ステップS93)。
【0070】次に、一周期分の画像パターンを抽出して
(ステップS94)、各画像パターンからテクスチャ画
像を復元した場合に、画像パターンのつなぎ目が不自然
とならないように、各画像パターンの周囲又は全体につ
いて修正を行う(ステップS95)。こうして修正され
た一周期分の画像パターンを格納することで、テクスチ
ャ画像をそのまま格納するよりも小さな容量でテクスチ
ャ画像を格納することが可能となる。
【0071】本発明の実施の形態にかかるテクスチャ圧
縮装置を実現するプログラムを記憶した記録媒体は、図
10に示す記録媒体の例に示すように、CD−ROMや
フロッピーディスク等の可搬型記録媒体だけでなく、通
信回線の先に備えられた他の記憶装置や、コンピュータ
のハードディスクやRAM等の記録媒体のいずれでも良
く、プログラム実行時には、プログラムはローディング
され、主メモリ上で実行される。また、本発明の実施の
形態にかかるテクスチャ圧縮装置により抽出された一周
期パターンの画像データ等を記録した記録媒体も、図1
0に示す記録媒体の例に示すように、CD−ROMやフ
ロッピーディスク等の可搬型記録媒体だけでなく、通信
回線の先に備えられた他の記憶装置や、コンピュータの
ハードディスクやRAM等の記録媒体のいずれでも良
く、例えば本発明にかかるテクスチャ圧縮装置を利用す
る際にコンピュータにより読み取られる。
【0072】
【発明の効果】以上のように本発明にかかるテクスチャ
圧縮方法及び装置によれば、テクスチャ画像より抽出し
た一周期分の画像パターン及び必要な場合には差分情報
としてのテクスチャ画像復元の補助情報も合わせて格納
することにより、テクスチャ画像全体のデータ量を削減
することができ、一周期分の画像パターンを用いて画像
を復元する場合においても、各画像パターンのつなぎ目
が自然に表現されたテクスチャ画像を得ることが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来のテクスチャ圧縮装置の概略構成図
【図2】 本発明の実施の形態にかかるテクスチャ圧縮
装置の概略構成図
【図3】 本発明の実施例にかかる一周期分の画像パタ
ーン抽出例を示す図
【図4】 本発明の実施例にかかる一周期分の画像パタ
ーン抽出及び補助情報取得例を示す図
【図5】 本発明の実施の形態にかかるテクスチャ圧縮
装置の概略構成図
【図6】 本発明の実施例にかかる一周期分の画像パタ
ーン抽出例を示す図
【図7】 本発明の実施例にかかるグラデーション抽出
例を示す図
【図8】 本発明の実施の形態にかかるテクスチャ圧縮
装置の概略構成図
【図9】 本発明の実施の形態にかかるテクスチャ圧縮
装置における処理の流れ図
【図10】 記録媒体の例示図
【符号の説明】
11,21,51,81 テクスチャ画像入力部 12,22,52,82 テクスチャ画像記憶部 13,23,53,83 繰り返しピッチ測定部 14 一周期画像パターン位置測定部 15,24,34,54,84 一周期画像パターン抽
出部 25,55,85 一周期画像パターン修正部 26,56,86 一周期画像パターン記憶部 57 一周期画像パターン差分情報抽出部 58 一周期画像パターン差分情報記憶部 87 テクスチャ画像全体差分情報抽出部 88 テクスチャ画像全体差分情報記憶部 101 回線先の記憶装置 102 CD−ROMやフロッピーディスク等の可搬型
記録媒体 102−1 CD−ROM 102−2 フロッピーディスク 103 コンピュータ 104 コンピュータ上のRAM/ハードディスク等の
記録媒体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 太田 雅明 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 原田 裕明 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 5B057 CA08 CA12 CA16 CC02 CE04 CE08 DB02 DB09 DC16 5C078 AA04 BA00 CA27

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テクスチャ画像のデータ量を削減するテ
    クスチャ圧縮方法であって、 前記テクスチャ画像を入力し、格納する工程と、格納し
    た前記テクスチャ画像の繰り返しピッチを測定して、一
    周期の画像パターンを抽出する工程と、抽出した前記一
    周期の画像パターンを修正する工程と、修正した一周期
    の画像パターンのみを格納する工程とを有し、 前記一周期の画像パターンを修正する工程において、前
    記一周期の画像パターンを繰り返し描画して画像を復元
    した場合に前記一周期の画像パターンのつなぎ目が不自
    然にならないよう前記一周期の画像パターンの周囲又は
    全体をテクスチャの特徴量に基づいて修正することを特
    徴とするテクスチャ圧縮方法。
  2. 【請求項2】 圧縮されたテクスチャ画像を復元するテ
    クスチャ復元方法であって、 テクスチャ画像を入力し、格納する工程と、格納した前
    記テクスチャ画像の繰り返しピッチを測定して、一周期
    の画像パターンを抽出する工程と、抽出した前記一周期
    の画像パターンを修正する工程と、修正した一周期の画
    像パターンのみを格納する工程とを有し、 前記一周期の画像パターンを修正する工程において、前
    記一周期の画像パターンを繰り返し描画して画像を復元
    した場合に前記一周期の画像パターンのつなぎ目が不自
    然にならないよう前記一周期の画像パターンの周囲又は
    全体をテクスチャの特徴量に基づいて修正する圧縮方法
    を用いて圧縮されたテクスチャ画像を復元することを特
    徴とするテクスチャ復元方法。
  3. 【請求項3】 前記一周期の画像パターンを修正する工
    程において、ユーザが補助情報を入力し、前記一周期の
    画像パターンを繰り返し描画して画像を復元した場合に
    前記一周期の画像パターンのつなぎ目が不自然にならな
    いよう前記一周期の画像パターンの周囲又は全体をテク
    スチャの特徴量と前記補助情報に基づいて修正する請求
    項1記載のテクスチャ圧縮方法。
  4. 【請求項4】 前記一周期の画像パターンを修正する工
    程に加えて、ユーザが補助情報を入力し、前記一周期の
    画像パターンを繰り返し描画するだけでは復元できない
    前記テクスチャ画像について前記テクスチャ画像を復元
    するために必要な前記一周期画像パターンとの差分情報
    をテクスチャの特徴量と前記補助情報に基づいて抽出す
    る工程と、 前記一周期の画像パターンを格納する工程に加えて、前
    記テクスチャ画像を復元するために必要な前記一周期画
    像パターンとの差分情報を格納する工程を有する請求項
    1記載のテクスチャ圧縮方法。
  5. 【請求項5】 前記一周期の画像パターンを修正する工
    程に加えて、ユーザが補助情報を入力し、前記一周期の
    画像パターンを繰り返し描画するだけでは復元できない
    前記テクスチャ画像について前記テクスチャ画像を復元
    するために必要な前記テクスチャ画像全体との差分情報
    をテクスチャの特徴量と前記補助情報に基づいて抽出す
    る工程と、 前記一周期の画像パターンを格納する工程に加えて、前
    記テクスチャ画像を復元するために必要な前記テクスチ
    ャ画像全体との差分情報を格納する工程を有する請求項
    1記載のテクスチャ圧縮方法。
  6. 【請求項6】 テクスチャ画像のデータ量を削減するテ
    クスチャ圧縮装置であって、 前記テクスチャ画像を入力するテクスチャ画像入力部
    と、 前記画像入力部で入力された前記テクスチャ画像を格納
    するテクスチャ画像記憶部と、 前記テクスチャ画像記憶部に格納した前記テクスチャ画
    像の繰り返しピッチを測定する繰り返しピッチ測定部
    と、 一周期の画像パターンを抽出する一周期画像パターン抽
    出部と、 抽出した前記一周期の画像パターンを修正する一周期画
    像パターン修正部と、 前記一周期画像パターン修正部において修正した一周期
    の画像パターンを格納する一周期パターン記憶部とを有
    し、 前記一周期画像パターン修正部において、前記一周期の
    画像パターンを繰り返し描画して画像を復元した場合に
    前記一周期の画像パターンのつなぎ目が不自然にならな
    いよう前記一周期の画像パターンの周囲又は全体をテク
    スチャの特徴量に基づいて修正することを特徴としたテ
    クスチャ圧縮装置。
  7. 【請求項7】 圧縮されたテクスチャ画像を復元するテ
    クスチャ復元装置であって、 テクスチャ画像を入力するテクスチャ画像入力部と、 前記画像入力部で入力された前記テクスチャ画像を格納
    するテクスチャ画像記憶部と、 前記テクスチャ画像記憶部に格納した前記テクスチャ画
    像の繰り返しピッチを測定する繰り返しピッチ測定部
    と、 一周期の画像パターンを抽出する一周期画像パターン抽
    出部と、 抽出した前記一周期の画像パターンを修正する一周期画
    像パターン修正部と、 前記一周期画像パターン修正部において修正した一周期
    の画像パターンを格納する一周期パターン記憶部とを有
    し、 前記一周期画像パターン修正部において、前記一周期の
    画像パターンを繰り返し描画して画像を復元した場合に
    前記一周期の画像パターンのつなぎ目が不自然にならな
    いよう前記一周期の画像パターンの周囲又は全体をテク
    スチャの特徴量に基づいて修正する圧縮装置を用いて圧
    縮されたテクスチャ画像を復元することを特徴としたテ
    クスチャ圧縮装置。
  8. 【請求項8】 前記一周期の画像パターン修正部におい
    て、ユーザが補助情報を入力し、前記一周期の画像パタ
    ーンを繰り返し描画して画像を復元した場合に前記一周
    期の画像パターンのつなぎ目が不自然にならないよう前
    記一周期の画像パターンの周囲又は全体をテクスチャの
    特徴量と前記補助情報に基づいて修正する請求項6記載
    のテクスチャ圧縮装置。
  9. 【請求項9】 前記一周期の画像パターン修正部に加え
    て、ユーザが補助情報を入力し、前記一周期の画像パタ
    ーンを繰り返し描画するだけでは復元できない前記テク
    スチャ画像について、前記テクスチャ画像を復元するた
    めに必要な前記一周期画像パターンとの差分情報をテク
    スチャの特徴量と前記補助情報に基づいて抽出する一周
    期画像パターン差分情報抽出部と、 前記一周期の画像パターンを格納する一周期画像パター
    ン記憶部に加えて、前記テクスチャ画像を復元するため
    に必要な前記一周期画像パターンとの差分情報を格納す
    る一周期画像パターン差分情報記憶部を有する請求項6
    記載のテクスチャ圧縮方法。
  10. 【請求項10】 前記一周期の画像パターン修正部に加
    えて、ユーザが補助情報を入力し、前記一周期の画像パ
    ターンを繰り返し描画するだけでは復元できない前記テ
    クスチャ画像について前記テクスチャ画像を復元するた
    めに必要な前記テクスチャ画像全体との差分情報をテク
    スチャの特徴量と前記補助情報に基づいて抽出するテク
    スチャ画像全体差分情報抽出部と、 前記一周期の画像パターンを格納する一周期画像パター
    ン記憶部に加えて、前記テクスチャ画像を復元するため
    に必要な前記テクスチャ画像全体との差分情報を格納す
    るテクスチャ画像全体差分情報記憶部を有する請求項6
    記載のテクスチャ圧縮方法。
  11. 【請求項11】 テクスチャ画像のデータ量を削減する
    コンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピ
    ュータ読み取り可能な記録媒体であって、 前記テクスチャ画像を入力し、格納するステップと、格
    納した前記テクスチャ画像の繰り返しピッチを測定し
    て、一周期の画像パターンを抽出するステップと、抽出
    した前記一周期の画像パターンを修正するステップと、
    修正した一周期の画像パターンのみを格納するステップ
    とを有し、 前記一周期の画像パターンを修正するステップにおい
    て、前記一周期の画像パターンを繰り返し描画して画像
    を復元した場合に前記一周期の画像パターンのつなぎ目
    が不自然にならないよう前記一周期の画像パターンの周
    囲又は全体をテクスチャの特徴量に基づいて修正するこ
    とを特徴としたコンピュータに実行させるプログラムを
    記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  12. 【請求項12】 圧縮されたテクスチャ画像を復元する
    コンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピ
    ュータ読み取り可能な記録媒体であって、 テクスチャ画像を入力し、格納するステップと、格納し
    た前記テクスチャ画像の繰り返しピッチを測定して、一
    周期の画像パターンを抽出するステップと、抽出した前
    記一周期の画像パターンを修正するステップと、修正し
    た一周期の画像パターンのみを格納するステップとを有
    し、 前記一周期の画像パターンを修正するステップにおい
    て、前記一周期の画像パターンを繰り返し描画して画像
    を復元した場合に前記一周期の画像パターンのつなぎ目
    が不自然にならないよう前記一周期の画像パターンの周
    囲又は全体をテクスチャの特徴量に基づいて修正する圧
    縮方法を用いて圧縮されたテクスチャ画像を復元するこ
    とを特徴としたコンピュータに実行させるプログラムを
    記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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