JP2000073306A - 橋梁用伸縮継手及びこれに使用される拡張制限装置 - Google Patents

橋梁用伸縮継手及びこれに使用される拡張制限装置

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JP2000073306A JP10243289A JP24328998A JP2000073306A JP 2000073306 A JP2000073306 A JP 2000073306A JP 10243289 A JP10243289 A JP 10243289A JP 24328998 A JP24328998 A JP 24328998A JP 2000073306 A JP2000073306 A JP 2000073306A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 橋梁相互の大きな離反を十分に吸収できると
共に施工が容易であり、更に落下事故や騒音を引き起こ
す可能性がある構成部材を不要とする橋梁用伸縮継手を
提供すること、他方、施工が容易であり且つ落下事故や
騒音を引き起こす可能性がほとんどない拡張制限装置を
提供すること。 【解決手段】 対向する橋梁H,Hの各端面にそれぞれ
水平状態の受け板3を一定量だけ引出し可能に埋設し、
各橋梁Hから突出する受け板3部分相互間に、継手本体
Jを掛け渡してボルト止めすると共に拡張制限装置4を
掛け渡して固着又はボルト止めして成る橋梁用伸縮継手
であって、前記拡張制限装置4は、高張力シート材40又
は高張力線の各端部がそれぞれ取付板41により支持され
るものとしてあると共に、前記取付板41が受け板3に固
着又はボルト止めされる部分としてあり、通常の橋梁
H,H相互間距離のときには高張力シート材40又は高張
力線が弛んだ状態となっている。前記拡張制限装置4
は、高張力シート材40又は高張力線の各端部がそれぞれ
取付板41により支持されるものとしてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、橋梁用伸縮継手
及びこれに使用される拡張制限装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】橋梁用伸縮継手としては、例えば、図9
に示すようなものがあり、継手本体Jは、同図に示すよ
うに、橋梁Hの橋軸方向に対して直角方向に延びる上面
側の溝10,10及び下面側の溝11を有する略一定厚の弾性
帯状体1と、前記弾性帯状体1における溝10,10相互間
上域部分に埋設された補強鋼板2aと、前記弾性帯状体1
における溝11の左右両側下域にそれぞれ埋設された補強
鋼板2bとを具備しており、近接する溝10と溝11との間の
弾性帯状体部分を剪断変形部12としている。
【0003】そして、この伸縮継手では、図9に示すよ
うに、継手本体Jは各補強鋼板2bがアンカーボルトABに
より各橋梁Hに止められる態様で設置され、環境温度の
変化等による橋梁Hの伸縮は剪断変形部12の変形によっ
て吸収される。
【0004】しかしながら、この伸縮継手では、異常
(地震)発生時の大きな橋梁H,H相互の離反を吸収す
ることができない。
【0005】そこで、近年では、大きな橋梁H,H相互
の離反を吸収べく図10に示すような橋梁用伸縮継手が提
案されている。
【0006】この橋梁用伸縮継手では、図10に示すよう
に、各橋梁Hの端面に受け板3の一端部を埋め込むと共
に、受け板3の他端側に引張力が作用したときには受け
板3が一定範囲だけ橋梁Hから引き抜かれるようにして
あり、継手本体Jは橋梁Hから突出する受け板3部分に
載置される態様でボルト止め等される。また、この伸縮
継手では、大きな橋梁H,H相互の離反時において継手
本体Jが過大な伸長状態となって車両の安全支持が不可
能となるのを防止するため、対向する受け板3,3の端
部相互を弛ませたチェーン等により連結している。
【0007】しかしながら、この橋梁用伸縮継手では、
以下に示すような問題がある。 重量の大きいチェーン等の受け板3,3への固着が現
地施工となり、面倒である。 重量の大きいチェーン等が吊り下がり状態となってお
り、落下事故を引き起こす危険性がある。 振動及び風力によりチェーン等の存在が騒音を引き起
こす可能性がある。
【0008】したがって、この種の伸縮継手を使用する
業界では、施工が容易であり、落下事故や騒音を引き起
こす可能性がある構成部材を不要とする橋梁用伸縮継手
の開発が望まれている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明で
は、橋梁相互の大きな離反を十分に吸収できると共に施
工が容易であり、更に落下事故や騒音を引き起こす可能
性がある構成部材を不要とする橋梁用伸縮継手を提供す
ることを課題とし、さらに、施工が容易であり且つ落下
事故や騒音を引き起こす可能性がほとんどない拡張制限
装置を提供することを課題とする。
【0010】
【課題を解決する為の手段】(請求項1記載の発明)こ
の発明は、対向する橋梁の各端面にそれぞれ水平状態の
受け板を一定量だけ引出し可能に埋設し、各橋梁から突
出する受け板部分相互間に、継手本体を掛け渡してボル
ト止めすると共に拡張制限装置を掛け渡して固着又はボ
ルト止めして成る橋梁用伸縮継手であって、前記拡張制
限装置は、高張力シート材又は高張力線の各端部がそれ
ぞれ取付板により支持されるものとしてあると共に、前
記取付板が受け板に固着又はボルト止めされる部分とし
てあり、通常の橋梁相互間距離のときには高張力シート
材又は高張力線が弛んだ状態となっている。 (請求項2記載の発明)この発明の橋梁用伸縮継手は、
上記請求項1記載の発明に関して、拡張制限装置の取付
板が、受け板と継手本体部分により挟み込まれる態様で
ボルトにより共締めされている。 (請求項3記載の発明)この発明の橋梁用伸縮継手は、
上記請求項1又は2記載の発明に関して、取付板は、高
張力シート材又は高張力線の各端部を挟持する二枚の板
材により構成されており、前記板材相互、及び板材と高
張力シート材又は高張力線相互は固着状態となってい
る。 (請求項4記載の発明)この発明の橋梁用伸縮継手は、
上記請求項1又は2記載の発明に関して、拡張制限装置
は、ループ状に形成された高張力シート材又は高張力線
を偏平状にすると共に、前記高張力シート材又は高張力
線の偏平状のループ内の一端側及び他端側にそれぞれ取
付板を挿通し、前記取付板と高張力シート材又は高張力
線とを固着して成る。 (請求項5記載の発明)この発明の橋梁用伸縮継手は、
上記請求項1又は2記載の発明に関して、拡張制限装置
は、高張力シート材又は高張力線の各端部を取付板の片
面に固着して構成されており、取付板における高張力シ
ート材又は高張力線が固着された面側が受け板への固着
面になる。 (請求項6記載の発明)この発明は、対向する橋梁の各
端面にそれぞれ水平状態の受け板を一定量だけ引出し可
能に埋設し、各橋梁から突出する受け板部相互間に継手
本体を懸け渡す形式の橋梁用伸縮継手に使用される拡張
制限装置であって、高張力シート材又は高張力線の各端
部がそれぞれ取付板により支持されるようにして構成さ
れており、一方の取付板が一方の受け板に他方の取付板
が他方の受け板にそれぞれ固着又はボルト止めされるも
のとしてある。 (請求項7記載の発明)この発明の拡張制限装置は、上
記請求項6記載の発明に関して、取付板は、高張力シー
ト材又は高張力線の各端部を挟持する二枚の板材により
構成されており、前記板材相互、及び板材と高張力シー
ト材又は高張力線相互は固着状態となっている。 (請求項8記載の発明)この発明の拡張制限装置は、上
記請求項6記載の発明に関して、ループ状に形成された
高張力シート材又は高張力線を偏平状にすると共に、前
記高張力シート材又は高張力線の偏平状のループ内の一
端側及び他端側にそれぞれ取付板を挿通し、前記取付板
と高張力シート材又は高張力線とを固着してある。 (請求項8記載の発明)この発明の拡張制限装置は、上
記請求項6記載の発明に関して、高張力シート材又は高
張力線の各端部を取付板の片面に固着して構成されてい
る。
【0011】これら発明の橋梁用伸縮継手及びこれに使
用される拡張制限装置の機能については以下の発明の実
施の形態の欄で説明する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態の橋梁
用伸縮継手及びこれに使用される拡張制限装置について
図面を用いながら詳細に説明する。〔実施形態1〕 この実施形態の橋梁用伸縮継手は、図1
や図3に示すように、対向する橋梁H,Hの各端面にそ
れぞれ水平状態の受け板3を一定量だけ引出し可能に埋
設し、各橋梁Hから突出する各受け板部3,3相互間に
継手本体Jを架設し、受け板3と継手本体Jとが重なっ
ている部分により拡張制限装置4をボルトBで共締めし
て構成してある。 (橋梁Hの端面への受け板3の取り付けについて)受け
板3は、図1〜図3に示すように、橋梁Hに埋め込まれ
る側に複数の長孔30を有した鋼板により構成されてお
り、当該受け板3の橋梁Hの端面への取り付けは、橋梁
Hに埋め込んだボルトABを前記長孔30に挿通する態様
で行われている。 (継手本体Jについて)継手本体Jは、図1に示すよう
に、橋梁Hの橋軸方向に対して直角方向に延びる上面側
の溝10,10及び下面側の溝11を有する略一定厚の弾性帯
状体1と、前記弾性帯状体1における溝10,10相互間上
域部分に埋設された補強鋼板2aと、前記弾性帯状体1に
おける溝11の左右両側下域にそれぞれ埋設された補強鋼
板2bとを具備しており、近接する溝10と溝11との間の弾
性帯状体部分を剪断変形部12としている。なお、この継
手本体Jでは、図3に示すように、弾性帯状体1の両縁
部近傍にボルト挿入用孔13を形成してあり、また、前記
ボルト挿入用孔13と対応する補強鋼板2b及びこれの下面
のゴム材部分には貫通孔h1を設けてある。
【0013】弾性帯状体1は、橋軸方向に対して直角方
向に長い厚肉のもので、耐候性や耐磨耗性に優れたゴム
材(例えばクロロプレンゴム等)により構成されてい
る。 (拡張制限装置4について)拡張制限装置4は、図4に
示すように、高張力シート材40と、前記高張力シート材
40の端部にそれぞれ固着された取付板41とから構成され
ており、より具体的には、前記取付板41を構成する二枚
の板材41a,41aにより高張力シート材40の各端部を挟
持すると共に、前記板材41a,41a相互、及び板材41a
と高張力シート材40相互を接着剤等で固着するようにし
て形成してある。なお、上記取付板41には、ホルトBを
挿通するための貫通孔h2が形成されている。
【0014】ここで、上記高張力シート材40は、ガラス
繊維、カーボン繊維、アラミド繊維やナイロン繊維等の
高分子系繊維、鉄系線、ステンレス系線等のいずれかよ
り成る高張力線を織って形成した織物としてある。 (橋梁H,Hから突出する受け板3,3相互間に継手本
体J及び拡張制限装置4を架設固定する態様について)
継手本体J及び拡張制限装置4は、図3に示すように、
継手本体Jのボルト挿入用孔13から挿入したボルトBを
貫通孔h1, h2に挿通して受け板3に螺入する態様で固定
されている。 (環境温度の変化に対する橋梁用伸縮継手の機能につい
て)環境温度の変化に伴い橋梁H,H相互は接近・離反
することとなるが、橋梁H,H相互の接近・離反は、剪
断変形部12の剪断変形及び溝10,10の拡縮により吸収さ
れる。 (地震等の大きな振動に対する橋梁用伸縮継手の機能に
ついて)橋梁H,H相互が大きく離反すると、継手本体
Jの伸びに伴って弛んでいた高張力シート材40が図5に
示すように緊張状態となり、それ以上の継手本体Jの伸
びは阻止される。そして、橋梁H,H相互の離反がこれ
よりもさらに大きい場合には図6に示すように、受け板
3が橋梁Hから引き出されていくこととなる。したがっ
て、この橋梁用伸縮継手では、図6からも明らかなよう
に、橋梁H,H相互間距離の拡大が大きい場合でも十分
に吸収でき、車両は安全に通過できる。
【0015】また、従来の技術の欄に記載したチェーン
と同等の機能をする拡張制限装置4は受け板3と継手本
体JによりボルトBを介して共締めする構成としてある
から、チェーン等の構成部材を現地で溶接施工しなくて
もよい。
【0016】さらに、上記高張力シート材40は、ガラス
繊維、カーボン繊維、アラミド繊維やナイロン繊維等の
高分子系繊維、鉄系線、ステンレス系線等のいずれかよ
り成る高張力線を織って形成した織物であるから、落下
事故や騒音を引き起こす危険性は極めて低い。
【0017】なお、橋梁H,H相互が接近したときに
は、継手本体Jは、直接橋梁H,H相互間に直接架設し
た場合とほぼ同様に継手本体Jが縮小変形する。〔実施形態2〕 この実施形態の橋梁用伸縮継手では、図
7に示すように、受け板3の端部を継手本体Jの溝11の
域にまで突出させ、前記受け板の溝11の域に突出した部
分上面に取付板41を固着(若しくはボルト止め又は両
方)するようにしている。
【0018】つまり、対向する橋梁H,Hの各端面にそ
れぞれ水平状態の受け板3を一定量だけ引出し可能に埋
設し、各橋梁Hから突出する受け板3部分相互間に、継
手本体Jを掛け渡してボルト止めすると共に拡張制限装
置4を掛け渡して固着又はボルト止めして成るものであ
れば、実施形態1のものと全く同様の作用・効果を奏す
るのである。〔拡張制限装置4の他の実施形態〕 拡張制限装置4は上
記実施形態1のものに限定されるものではなく、拡張制
限装置4を、図8に示すように、偏平状のループに形成
された高張力シート材40と、前記高張力シート材40の偏
平状のループ内の一端側及び他端側にそれぞれ挿通され
た取付板41とから成ると共に、前記高張力シート材40と
取付板41とを固着して形成されたものとしてもよい。こ
の拡張制限装置4を使用した場合、耐引張力は実施形態
1のそれのほぼ二倍になる。
【0019】また、拡張制限装置4は上記実施形態1の
ものに限定されるものではなく、拡張制限装置4を、取
付板41の片面に高張力シート材40の端部を固着して形成
されたものとすることも可能である。この場合、取付板
41における高張力シート材40が固着された側の面を、受
け板3の上面に接着剤等で固着することが好ましい。
【0020】さらに、拡張制限装置4は上記実施形態1
のものに限定されるものではなく、複数の高張力線を平
行に取付板41に固着する態様を採ることもできる。な
お、高張力線としては、ガラス繊維、カーボン繊維、ア
ラミド繊維やナイロン繊維等の高分子系繊維、鉄系線、
ステンレス系線等を使用することができる。〔継手本体Jの他の実施形態〕 上記実施形態1の継手本
体Jは一例であり、橋軸方向に伸縮でき且つボルトBに
より受け板3に固定するタイプの継手本体Jであればい
かなるものも採用できる。
【0021】
【発明の効果】発明の実施形態の欄の内容から明らかな
ように、橋梁相互の大きな離反を十分に吸収できると共
に施工が容易であり、更に落下事故や騒音を引き起こす
可能性がある構成部材を不要とする橋梁用伸縮継手を提
供でき、さらに、施工が容易であり且つ落下事故や騒音
を引き起こす可能性がほとんどない拡張制限装置を提供
できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態1の橋梁用伸縮継手の断面
図。
【図2】前記橋梁用伸縮継手の平面図。
【図3】前記橋梁用伸縮継手の部分拡大図。
【図4】前記橋梁用伸縮継手を構成する拡張制限装置の
正面図。
【図5】対向する橋梁相互が離反したときの橋梁用伸縮
継手の状態を示す断面図。
【図6】図5の状態よりもさらに対向する橋梁相互が離
反したときの橋梁用伸縮継手の状態を示す断面図。
【図7】この発明の実施形態2の橋梁用伸縮継手の断面
図。
【図8】他の実施形態の拡張制限装置の正面図。
【図9】先行技術の橋梁用伸縮継手の断面図。
【図10】先行技術の橋梁用伸縮継手の断面図。
【符号の説明】
B ボルト H 橋梁 J 継手本体 3 受け板 4 拡張制限装置 40 高張力シート材 41 取付板

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向する橋梁の各端面にそれぞれ水平状
    態の受け板を一定量だけ引出し可能に埋設し、各橋梁か
    ら突出する受け板部分相互間に、継手本体を掛け渡して
    ボルト止めすると共に拡張制限装置を掛け渡して固着又
    はボルト止めして成る橋梁用伸縮継手であって、前記拡
    張制限装置は、高張力シート材又は高張力線の各端部が
    それぞれ取付板により支持されるものとしてあると共
    に、前記取付板が受け板に固着又はボルト止めされる部
    分としてあり、通常の橋梁相互間距離のときには高張力
    シート材又は高張力線が弛んだ状態となっていることを
    特徴とする橋梁用伸縮継手。
  2. 【請求項2】 拡張制限装置の取付板が、受け板と継手
    本体部分により挟み込まれる態様でボルトにより共締め
    されていることを特徴とすることを請求項1記載の特徴
    とする橋梁用伸縮継手。
  3. 【請求項3】 取付板は、高張力シート材又は高張力線
    の各端部を挟持する二枚の板材により構成されており、
    前記板材相互、及び板材と高張力シート材又は高張力線
    相互は固着状態となっていることを特徴とする請求項1
    又は2記載の橋梁用伸縮継手。
  4. 【請求項4】 拡張制限装置は、ループ状に形成された
    高張力シート材又は高張力線を偏平状にすると共に、前
    記高張力シート材又は高張力線の偏平状のループ内の一
    端側及び他端側にそれぞれ取付板を挿通し、前記取付板
    と高張力シート材又は高張力線とを固着して成ることを
    特徴とする請求項1又は2記載の橋梁用伸縮継手。
  5. 【請求項5】 拡張制限装置は、高張力シート材又は高
    張力線の各端部を取付板の片面に固着して構成されてお
    り、取付板における高張力シート材又は高張力線が固着
    された面側が受け板への固着面になることを特徴とする
    請求項1又は2記載の橋梁用伸縮継手。
  6. 【請求項6】 対向する橋梁の各端面にそれぞれ水平状
    態の受け板を一定量だけ引出し可能に埋設し、各橋梁か
    ら突出する受け板部相互間に継手本体を懸け渡す形式の
    橋梁用伸縮継手に使用される拡張制限装置であって、高
    張力シート材又は高張力線の各端部がそれぞれ取付板に
    より支持されるようにして構成されており、一方の取付
    板が一方の受け板に他方の取付板が他方の受け板にそれ
    ぞれ固着又はボルト止めされるものとしてあることを特
    徴とする拡張制限装置。
  7. 【請求項7】 取付板は、高張力シート材又は高張力線
    の各端部を挟持する二枚の板材により構成されており、
    前記板材相互、及び板材と高張力シート材又は高張力線
    相互は固着状態となっていることを特徴とする請求項6
    記載の拡張制限装置。
  8. 【請求項8】 ループ状に形成された高張力シート材又
    は高張力線を偏平状にすると共に、前記高張力シート材
    又は高張力線の偏平状のループ内の一端側及び他端側に
    それぞれ取付板を挿通し、前記取付板と高張力シート材
    又は高張力線とを固着してあることを特徴とする請求項
    6記載の拡張制限装置。
  9. 【請求項9】 高張力シート材又は高張力線の各端部を
    取付板の片面に固着して構成されていることを特徴とす
    る請求項6記載の拡張制限装置。
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