JP2000069636A - ガス絶縁機器 - Google Patents

ガス絶縁機器

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JP2000069636A
JP2000069636A JP10233235A JP23323598A JP2000069636A JP 2000069636 A JP2000069636 A JP 2000069636A JP 10233235 A JP10233235 A JP 10233235A JP 23323598 A JP23323598 A JP 23323598A JP 2000069636 A JP2000069636 A JP 2000069636A
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gas
tank
insulating
tanks
metal container
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JP10233235A
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Satoshi Matsumoto
松本  聡
Masumi Nakatate
真澄 中楯
Eiji Kaneko
英治 金子
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 絶縁ガスの高圧化に伴う金属容器の機械的強
度向上を図ると共に経済的にも優れたガス絶縁機器を提
供する。 【解決手段】 金属容器が径の異なる3本の同軸状のタ
ンク1,2,3から構成されている。各タンク1,2,
3は小径のタンク1から大径のタンク3までほぼ同心円
上に配置されており、タンク1とタンク2とは絶縁物5
a,5b,5cにより支持され、タンク2とタンク3と
は絶縁物6a,6b,6cより支持されている。タンク
1とタンク2間には絶縁ガス7が封入され、タンク2と
タンク3間には絶縁ガス8が封入されている。このと
き、タンク1,2,3間のガス圧は外側から内側にいく
に従って高くなり、且つ各タンク1,2,3間に封入さ
れる絶縁ガス7,8の差圧はほぼ一定に設定されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は変電所や受配電設備
などに設置されるガス絶縁機器に係り、特に、経済性を
重視しつつ機械的強度を高めるよう金属容器の構成に改
良を加えたガス絶縁機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、電力系統においては、絶縁媒体と
してSF6ガス(六弗化硫黄ガス)を使用したガス絶縁
機器が広く実用化されている。ガス絶縁機器とは、密閉
した金属容器内にSF6ガスを封入し、この中に遮断
器、断路器、接地装置、避雷器、各種計測用機器を組み
込んだものであり、コンパクト化に優れているため、高
い需要を得ている。
【0003】ところで近年、地球規模で環境保護への意
識が高まっており、オゾン層破壊や地球温暖化といった
地球環境問題への対応として種々の化学物質の影響の有
無がチェックされるようになってきた。前記のSF6ガ
スについては、化学的に極めて安定しており、かつ塩素
を含まないので、オゾン層破壊に寄与することはない。
しかしながら、温暖化への影響度合いを示す指数である
地球温暖化係数GWP(Global Warming Potential)に関
しては二酸化炭素の2万倍以上と大きい。そのため、地
球温暖化への寄与が心配されている。
【0004】そこで最近では、SF6ガス使用量の少な
くした機器、あるいはSF6代替ガスを使用したガス絶
縁機器への関心が高まっている。具体的にはSF6ガス
に窒素や空気、二酸化炭素、CF4などの希釈ガスを混
合させることにより、SF6ガスの使用量を低減した混
合ガス絶縁機器の研究が実施されている。また、高気圧
窒素や高気圧空気を使用してSF6ガスを全く使わずに
絶縁耐力を高めようとする研究もなされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これま
での研究成果によれば、現時点においてSF6ガスの絶
縁性能を上回る絶縁媒体は見出されていない。そこで、
絶縁耐力の低い絶縁ガスを使用しても高い絶縁性能を得
るべく、絶縁ガスのガス圧を上げることが行われてい
る。ところが、絶縁ガスを高ガス圧化すると、金属容器
の機械的な強度を高めなくてはならない。この結果、生
産コストの増大を招くことになり、経済的に不利であっ
た。また、SF6ガス単独以外のガスをガス絶縁機器に
使用した場合、冷却性能についても低下することが判明
している。すなわち、現在使用されているSF6ガスを
用いることなくガス絶縁機器を製作しようとすると、
高ガス圧化による金属容器の機械的強度の確保とそれに
伴うコストの増大、冷却性能の向上といった問題点が
生じていた。
【0006】本発明は、これらの問題点を解決するため
になされたものであり、その主たる目的は、絶縁ガスの
高圧化に伴う金属容器の機械的強度向上を図ると共に経
済的にも優れたガス絶縁機器を提供することにある。ま
た、本発明の他の目的は、放熱対策を施すことにより冷
却性能を高めたガス絶縁機器を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、密閉された金属容器内に絶縁
ガスを封入したガス絶縁機器において、前記金属容器を
少なくとも3本以上の径の異なる同軸状のタンクから構
成し、各タンクをほぼ同心円上に配置すると共に、タン
ク間を絶縁物により支持したことを特徴とする。
【0008】このような請求項1の発明によれば、各タ
ンク間は絶縁物により支持されるので、電圧の異なる高
電圧を各タンク毎に分担させることが可能となる。その
ため、絶縁耐力の低いガスを使用する場合でも、各タン
ク間ごとに絶縁設計を行うことができる。したがって、
絶縁ガスのガス圧を高めるに際して絶縁ガスの絶縁性能
に見合った最適なタンク強度を獲得することができ、経
済的である。
【0009】請求項2の発明は、請求項1記載のガス絶
縁機器においてタンクのガス圧を外側から内側にいくに
従って高く設定したことを特徴としており、金属容器は
両側のタンクの差圧分の圧力設計となり、コストの低減
が可能となる。
【0010】請求項3の発明は、請求項1または2記載
のガス絶縁機器において前記各タンクに封入される絶縁
ガスの差圧がほぼ一定に設定されたことを特徴としてお
り、ほぼ同一定格のガス圧力設計とすることができるた
め、経済的に優れている。
【0011】請求項4の発明は、請求項1、2または1
3記載のガス絶縁機器において絶縁ガスがSF6ガスに
他の気体、例えば窒素や空気、二酸化炭素、CF4など
2種類以上のガスを混合した混合ガスであることを特徴
とし、SF6ガスの使用量を低減させた環境対応型のガ
ス絶縁機器を構成することができる。
【0012】請求項5の発明は、請求項1、2、3また
は4記載のガス絶縁機器においてタンク内に冷媒を循環
させる冷媒循環手段を設けたことを特徴とするもので、
絶縁ガス自体の冷却性能が低い場合でも、優れた冷却性
能を確保することができる。
【0013】請求項6の発明は、請求項1、2、3、4
または5記載のガス絶縁機器においてタンクに冷却フィ
ンを取付けたことを特徴としており、冷却性能を高める
ことが可能である。
【0014】請求項7の発明は、請求項1、2、3、
4、5または6記載のガス絶縁機器においてタンクを四
層構造としたことを特徴としており、それぞれのタンク
を導体として使用することにより三相機器を構成するこ
とができる。
【0015】請求項8の発明は、請求項1、2、3、
4、5、6または7記載のガス絶縁機器において絶縁物
がガス区分用の絶縁スペーサからなる点を特徴としてお
り、これによりタンク相互間のガス区分を行うことがで
きる。
【0016】請求項9の発明は、請求項1、2、3、
4、5、6、7または8記載のガス絶縁機器において絶
縁物の端部にブッシングを取付けたことを特徴とし、ブ
ッシングを介して外部の機器との電気的接続を可能とす
るものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
について、図面を参照して具体的に説明する。なお、各
実施の形態において、共通の部材に関しては同一の符号
を付す。
【0018】(1)第1の実施の形態 [構成]第1の実施の形態は請求項1、2、3及び4に
含むもので、図1は第1の実施の形態の側面断面図、図
2は同じく正面断面図である。第1の実施の形態では金
属容器が径の異なる3本の同軸状のタンク1,2,3か
ら構成されている。各タンク1,2,3は小径のタンク
1から大径のタンク3までほぼ同心円上に配置されてお
り、タンク1とタンク2とは絶縁物5a,5b,5cに
より支持され、タンク2とタンク3とは絶縁物6a,6
b,6cより支持されている。
【0019】さらに、タンク1とタンク2間には絶縁ガ
ス7が封入され、タンク2とタンク3間には絶縁ガス8
が封入されている。このとき、タンク1,2,3間のガ
ス圧は外側から内側にいくに従って高くなり、且つ各タ
ンク1,2,3間に封入される絶縁ガス7,8の差圧は
ほぼ一定に設定されている。なお、絶縁ガス7,8はS
F6ガスを含む2種類以上のガスを混合した混合ガスか
ら構成されている。
【0020】[作用効果]このような構成を有する第1
の実施の形態では、例えばタンク1に交流の高電圧を印
加し、タンク3を接地することにより、送電線路として
使用することができる。すなわち、タンク1,2,3間
は絶縁物5a,5b,5c及び6a,6b,6cにより
支持されるので、電圧の異なる高電圧をタンクごとに分
担させることができる。そのため、絶縁耐力の低いガス
を絶縁ガスに用いる場合でも、各タンク1,2,3間ご
とに精密に絶縁設計を行うことができる。
【0021】したがって、絶縁ガス7,8の絶縁耐力を
高めるためにこれらのガス圧を高める場合でも、むやみ
にタンク1,2,3の強度を増大させるといったことが
なく、絶縁ガス7,8の絶縁性能に見合った最適なタン
ク強度を獲得することができる。これにより、経済的に
ガス絶縁機器を実現することができる。
【0022】また、第1の実施の形態においては、タン
ク1,2,3のガス圧を外側から内側にいくに従って高
く設定したため、絶縁ガス8の圧力が絶縁ガス7のガス
圧よりも高くなる。したがって、絶縁ガス7の絶縁耐力
を高めることが可能であり、特に、電界が高くなるタン
ク1の表面からの放電を防止でき、ガス絶縁機器を小形
化することが可能となる。また、タンク1の圧力設計に
おいては、タンク2とタンク1との差圧分のみを考慮す
ればよく、経済的なタンク設計が可能となる。さらに、
絶縁ガス7と絶縁ガス8の差圧がほぼ一定であるため、
同一定格の圧力設計基準でガス絶縁機器を設計すること
が可能である。また、ほぼ同一強度の材料を使用するこ
とができるため、製作費用の低減でき、経済的に有利で
ある。
【0023】(2)第2の実施の形態 [構成]第2の実施の形態は請求項5に対応するもの
で、図3は第2の実施の形態の構成図を示している。第
2の実施の形態では冷媒配管33及びポンプ31が設置
されており、ガス絶縁機器の金属容器30内に冷媒を循
環させるようになっている。冷媒としてはパーフルオロ
カーボン(perfluorocarbon C8F16O)) または代替フロン
が採用されている。また、冷媒配管33には異物あるい
は分解生成物を除去するフィルタ32が挿入されてい
る。
【0024】[作用効果]このような構成を有する第2
の実施の形態によれば、ポンプ31により冷媒配管33
を通してパーフルオロカーボン(perfluorocarbon C8F16
O)) または代替フロンを金属容器30内に流すことによ
り、冷却性能及び絶縁性能を向上させることができる。
したがって、混合ガスの採用などにより絶縁ガス自体の
冷却性能及び絶縁性能が低下する場合でも、これを補う
ことができる。また、フィルタ32により冷媒中に含ま
れる異物あるいは分解生成物を除去するので、ガス絶縁
機器の絶縁信頼性をいっそう向上させることができる。
なお、冷媒を循環させる場合には、ガス絶縁機器におい
て用いられる縦形配置あるいは傾斜のある場合、冷却媒
体を位置の高い方から低い方に流すことにより効率よく
ガス絶縁機器を冷却できる。
【0025】(3)第3の実施の形態 [構成]第3の実施の形態は請求項6に対応するもので
あり、図4の第3の実施の形態の斜視図、図5は図4中
のB部詳細図である。第2の実施の形態は金属容器40
の周囲に半割フィン41が着脱自在に取付けらたことを
構成上の特徴とする。
【0026】[作用効果]このような第3の実施の形態
によれば、半割フィン41を取付けたことによりら金属
容器40の表面積を増加させることができる。そのた
め、金属容器40の放熱効果が高まり、金属容器40を
冷却することが可能である。したがって、混合ガスの採
用などにより絶縁ガス自体の冷却性能が低下しても、こ
れを補うことが可能である。しかも、第3の実施の形態
では、元々あるガス絶縁機器を改造することなく、単に
半割フィン41を取付けることだけでこのような効果を
得ることができる。
【0027】(4)第4の実施の形態 [構成]第4の実施の形態も請求項6に対応しており、
上記第3の実施の形態が金属容器の外側にフィンを取付
けたのに対して、第4の実施の形態では金属容器の内側
にフィンを取付けたことを特徴としている。すなわち、
図6及び図7に示すように、金属容器50内には内部タ
ンク52が収納されており、内部タンク52内面には冷
却フィン51が取付けられている。また、内部タンク5
2にはスリット53が設けられている。
【0028】[作用効果]このような構成を有する第4
の実施の形態においては、冷却フィン51により内部タ
ンク52の表面積を増加すると共に、スリット53を形
成したのでガスの循環を良くすることができ、金属容器
50の温度を低減できる。そのため、上記第7の実施の
形態と同様、混合ガスの採用などにより絶縁ガス自体の
冷却性能が低下しても、これを補うことが可能である。
【0029】(5)他の実施の形態 なお、本発明は以上の実施の形態に限定されるものでは
なく、金属容器を構成するタンク数は適宜選択可能であ
り、例えば、図8に示す実施の形態は、径の異なる4本
の同軸状のタンク20,21,22,23から構成され
ている。このような4層構造となるタンク20,21,
22,23の相互間には絶縁物24,25,26に配置
され、これにより支持固定され絶縁がなされている。ま
た、タンク20とタンク21の間には絶縁ガス27が、
タンク21とタンク22の間には絶縁ガス28が、そし
てタンク22とタンク23の間には絶縁ガス29が封入
されている。
【0030】この実施の形態は請求項7に対応するもの
で、タンク20,21,22,23を導体として各タン
クに三相交流を印加し、最外部のタンク23を接地する
ことにより三相機器を構成することができる。また、こ
の実施の形態において、絶縁ガス27,28,29のガ
ス圧を請求項3あるいは請求項4に述べてきたようにガ
ス圧を変化させることにより、タンク20,21,2
2,23の機械的強度をむやみに上げることなく、必要
な絶縁性能を確保しつつ、経済的なガス圧力設計が可能
である。
【0031】絶縁物の形状や配置も適宜変更可能であ
り、具体的にはタンク1,2及びタンク3間に配置され
るコーン形状の絶縁スペーサ9,10(図9参照)や三
脚スペーサ15,16(図10参照)でも良い。これら
の実施の形態は請求項8に対応しており、タンク1,
2,3内をガス区分することが可能となる。しかも、図
9の実施の形態では、三脚スペーサ15,16の働きに
より、通電に伴って発生する機械的応力を三方向に分散
するので機械的強度が向上するといった作用効果があ
る。さらに、絶縁物の形状としては絶縁材料の削減を図
るべく円柱状として良く、その配置に関しても円柱状絶
縁物の中心軸を互いにずらして螺旋上の位置に配置すれ
ばコンパクト化に有効であると同時に、機械的応力を軸
方向ならびに周方向に緩和することが可能となる。
【0032】また、請求項9に対応する実施の形態とし
て、図11に示すようにタンク1とタンク2の終端部が
絶縁筒11により絶縁支持され、タンク2とタンク3の
終端部が絶縁筒12により絶縁支持されると共に、絶縁
筒11,12内にブッシング13が取付けられたものが
ある。この実施の形態では、絶縁筒11ならびに絶縁筒
12の内部を貫通する高圧導体14からブッシング13
を介してタンク1の電位を外部に引出すことができる。
なお、タンク2端部には電界緩和用のシールド電極18
を取付けることにより、タンク2の角部分や絶縁筒12
とタンク2との接続面の電界を緩和して、絶縁破壊特性
の改善を図ることができる。
【0033】さらに、絶縁ガスとしては窒素や空気、二
酸化炭素、CF4など2種類以上のガスを混合した混合
ガスを適宜選択して使用することができる。
【0034】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、絶
縁性能を向上させるためにガス圧を上げる場合であって
も、径の異なる複数本の同軸状のタンクから金属容器を
構成することにより、各タンク間ごとに絶縁設計を行っ
てむやみにタンクの強度を向上させることなく、経済的
なガス絶縁機器を提供できる。また、冷媒の使用あるい
は冷却フィンの適用により冷却性能を改善したガス絶縁
機器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の側面断面図
【図2】第1の実施の形態の正面断面図
【図3】本発明の第2の実施の形態の構成図
【図4】本発明の第3の実施の形態の斜視図
【図5】図4中のB部詳細図
【図6】本発明の第4の実施の形態の斜視図
【図7】図7中のA部詳細図
【図8】本発明の他の実施の形態の正面断面図
【図9】本発明の他の実施の形態の側面断面図
【図10】本発明の他の実施の形態の正面断面図
【図11】本発明の他の実施の形態の端部側面図
【符号の説明】
1,2,3,20,21,22,23…タンク 5a,5b,5c,6a,6b,6c,24,25,2
6…絶縁物 7,8,27,28,29…絶縁ガス 9,10…絶縁スペーサ 11,12…絶縁筒 15,16…三脚スペーサ 18…シールド電極 30,40,50…金属容器 31…ポンプ 32…フィルタ 33…冷媒配管 41…半割フィン 51…冷却フィン 52…内部タンク 53…スリット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金子 英治 神奈川県川崎市川崎区浮島町2番1号 株 式会社東芝浜川崎工場内 Fターム(参考) 5G017 BB10 BB20 DD01 HH01 HH05

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密閉された金属容器内に絶縁ガスが封入
    されたガス絶縁機器において、 前記金属容器が少なくとも3本以上の径の異なる同軸状
    のタンクから構成され、 各タンクはほぼ同心円上に配置され、 これら相互のタンク間を支持するための絶縁物が配置さ
    れたことを特徴とするガス絶縁機器。
  2. 【請求項2】 前記タンクのガス圧が外側から内側にい
    くに従って高く設定されたことを特徴とする請求項1記
    載のガス絶縁機器。
  3. 【請求項3】 前記各タンクに封入される絶縁ガスの差
    圧がほぼ一定に設定されたことを特徴とする請求項1ま
    たは2記載のガス絶縁機器。
  4. 【請求項4】 前記絶縁ガスがSF6ガスを含む2種類
    以上のガスを混合した混合ガスから構成されたことを特
    徴とする請求項1、2または3記載のガス絶縁機器。
  5. 【請求項5】 前記金属容器内に冷媒を循環させる冷媒
    循環手段が設けられたことを特徴とする請求項1、2、
    3または4記載のガス絶縁機器。
  6. 【請求項6】 前記タンクに冷却フィンが取付けられた
    ことを特徴とする請求項1、2、3、4または5記載の
    ガス絶縁機器。
  7. 【請求項7】 前記金属容器が径の異なる4本の同軸状
    のタンクから構成されたことを特徴とする請求項1、
    2、3、4、5または6記載のガス絶縁機器。
  8. 【請求項8】 前記絶縁物がガス区分用の絶縁スペーサ
    から構成されたことを特徴とする請求項1、2、3、
    4、5または6記載のガス絶縁機器。
  9. 【請求項9】 前記絶縁物の端部にブッシングが取付け
    られたことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6
    または7記載のガス絶縁機器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003007394A (ja) * 2001-06-22 2003-01-10 Central Res Inst Of Electric Power Ind 高電圧ケーブルの接続方法及び接続構造並びに高電圧ケーブル接続用コネクタ、同軸伝送線路
DE102013207659A1 (de) * 2013-04-26 2014-10-30 Siemens Aktiengesellschaft Gasisolierte Leitungsanordnung

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