JP2000069366A - 移動物体映像合成方法及び装置及びこの方法を記録した記録媒体 - Google Patents

移動物体映像合成方法及び装置及びこの方法を記録した記録媒体

Info

Publication number
JP2000069366A
JP2000069366A JP10232523A JP23252398A JP2000069366A JP 2000069366 A JP2000069366 A JP 2000069366A JP 10232523 A JP10232523 A JP 10232523A JP 23252398 A JP23252398 A JP 23252398A JP 2000069366 A JP2000069366 A JP 2000069366A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
moving object
video
feature point
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10232523A
Other languages
English (en)
Inventor
Akimichi Tanaka
明通 田中
Nobuhiko Yamamoto
信彦 山本
Yoji Kaneda
洋二 金田
Hideaki Kanayama
英明 金山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP10232523A priority Critical patent/JP2000069366A/ja
Publication of JP2000069366A publication Critical patent/JP2000069366A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Image Analysis (AREA)
  • Processing Or Creating Images (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Studio Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 映像中から移動物体情報を小容量で合成可能
な形式で抽出し、それを元に新たな映像を合成可能にす
る移動物体映像合成方法及び装置を提供する。 【解決手段】 まず入力画像の第1フレームに対し、移
動物体切り出し手段1が第1フレーム輪郭線が切り出
す。この輪郭線上および内部に、特徴点配置手段2が第
1フレーム特徴点を配置する。また、移動物体切り出し
手段1は第2〜第nフレーム輪郭線を切り出す。特徴点
追跡手段3では、第1フレームと第2フレームを比較
し、第1フレーム特徴点の第2フレーム上での対応位置
を求め、第2フレーム特徴点とする。次に、第2フレー
ムと第3フレームとを比較し、第2フレーム特徴点の第
3フレーム上での対応位置を求め、第3フレーム特徴点
とする。同様にして第nフレーム特徴点までを求める。
映像合成情報保存手段4では、第1フレームと第nフレ
ームという2枚の画像と、第1〜第nフレーム特徴点を
保存する。映像合成手段5は、保存された映像合成情報
から特徴点の移動に合わせ、ワープ、モーフィング等の
手段により、映像を合成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、与えられた移動物
体映像から映像合成情報を抽出し、それをもとに新たな
映像を合成する移動物体映像合成技術に関わり、特に、
抽出する映像合成情報が、容量が小さくかつ加工が可能
な形式となっている移動物体映像合成方法及び装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、移動物体映像に対する処理として
は、移動物体の領域を切り出す方式の研究が行われてい
る。例えば大阪大学の研究(岡田,白井,三浦,久野:
“オプティカルフローと距離情報に基づく動物体追
跡”,電子情報通信学会論文誌D−2,Vol.J80
−D2,No.6,pp.1530−1538(199
7年6月))では、歩行中の人物が写った映像を対象と
して、動物体領域を切り出している。
【0003】また、映像合成の技術としては、ワープや
モーフィングという技術が知られている。これらは画像
中に制御点や制御線を配置し、これらの点や線を移動さ
せることによって画像を変形させて映像を生成するもの
である。これの技術については、例えば、スコット・ア
ンダーソン著(酒井啓 訳):モーフィング入門,海文
堂(1994年)に解説されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の移動物体映像処理では、移動物体を切り出すこ
とを目的としており、それをもとにして新たな映像を生
成することはできなかった。
【0005】また、従来の映像合成技術では、制御点や
制御線の移動は人手で移動させることを前提としてお
り、与えられた映像をもとに移動させることや、事前に
蓄積されたデータをもとに移動させることは考えられて
いなかった。
【0006】本発明の課題は、移動物体に関する情報を
映像中から移動物体映像の合成が可能な形式で抽出し、
それをもとにして新たな映像の合成を可能にする移動物
体映像合成方法及び装置を提供することにある。さら
に、映像合成情報を、容量が小さくかつ加工が可能な形
式とし、容量の圧縮、オリジナルの映像を加工した新た
な映像の生成を可能にする移動物体映像合成方法及び装
置を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、以下に列記す
る発明を手段とすることにより、上記の課題を解決す
る。
【0008】第1の発明は、移動物体が撮影された映像
を入力とし新たな映像を出力する移動物体映像合成方法
であって、映像を構成する第1フレームから第nフレー
ムまでのn個のフレームのそれぞれから、移動物体の領
域を切り出す移動物体切り出し段階と、該移動物体切り
出し段階において第1フレームから切り出された移動物
体の領域の輪郭線上および内部に映像合成のための特徴
点を配置する特徴点配置段階と、該移動物体切り出し段
階において第2フレームから切り出された移動物体の輪
郭線上および内部で、第1フレーム上に配置された該映
像合成のための特徴点と対応する点を求めて第2フレー
ムにおける映像合成のための特徴点の座標を求め、同様
の処理を繰り返して第3フレームから第nフレームにお
ける特徴点座標を求める特徴点追跡段階と、該第1フレ
ームと該第nフレームと該特徴点追跡段階において求め
られた第1フレームから第nフレームまでの特徴点座標
とを映像合成情報として保存する映像合成情報保存段階
と、該映像合成情報保存段階において保存された、入力
映像と比較して容量の小さい該映像合成情報をもとに移
動物体映像を合成する映像合成段階とを、有することを
特徴とする移動物体映像合成方法である。
【0009】あるいは、移動物体が撮影された映像を入
力とし新たな映像を出力する移動物体映像合成装置であ
って、映像を構成する第1フレームから第nフレームま
でのn個のフレームのそれぞれから、移動物体の領域を
切り出す移動物体切り出し手段と、該移動物体切り出し
手段によって第1フレームから切り出された移動物体の
領域の輪郭線上および内部に映像合成のための特徴点を
配置する特徴点配置手段と、該移動物体切り出し手段に
よって第2フレームから切り出された移動物体の輪郭線
上および内部で、第1フレーム上に配置された該映像合
成のための特徴点と対応する点を求めて第2フレームに
おける映像合成のための特徴点の座標を求め、同様の処
理を繰り返して第3フレームから第nフレームにおける
特徴点座標を求める特徴点追跡手段と、該第1フレーム
と該第nフレームと該特徴点追跡手段によって求められ
た第1フレームから第nフレームまでの特徴点座標とを
映像合成情報として保存する映像合成情報保存手段と、
該映像合成情報保存手段によって保存された、入力映像
と比較して容量の小さい該映像合成情報をもとに移動物
体映像を合成する映像合成手段とを、具備することを特
徴とする移動物体映像合成装置である。
【0010】本発明の第二の発明は、前記映像合成段階
において、該映像合成情報保存段階において保存された
該映像合成情報を変化させて変形映像合成情報を生成す
る映像合成情報変形段階を有し、該変形映像合成情報を
用いて、入力された映像とは移動物体の動きが異なる移
動物体映像を合成することを特徴とする移動物体映像合
成方法である。
【0011】あるいは、前記映像合成手段が、該映像合
成情報保存手段によって保存された該映像合成情報を変
化させて変形映像合成情報を生成する映像合成情報変形
手段を持ち、該変形映像合成情報を用いて、入力された
映像とは移動物体の動きが異なる移動物体映像を合成す
るものであることを特徴とする移動物体映像合成装置で
ある。
【0012】本発明の第三の発明は、移動物体が撮影さ
れた映像を入力とし新たな映像を出力する移動物体映像
合成方法であって、映像を構成する第1フレームと第n
フレームのそれぞれから、移動物体の領域を切り出す移
動物体切り出し段階と、該移動物体切り出し段階におい
て第1フレームから切り出された移動物体の領域の輪郭
線上および内部に映像合成のための特徴点を配置する特
徴点配置段階と、該特徴点配置段階において第1フレー
ムに配置された特徴点と対応する点を、第nフレームに
おいて該移動物体切り出し段階において切り出された移
動物体の輪郭線上および内部で求めて第nフレームにお
ける特徴点座標を求める特徴点対応検出段階と、動きパ
ターン辞書と第1フレームと第nフレームにおける該特
徴点座標とから、第2フレームから第(n−1)フレー
ムまでの特徴点座標を求める特徴点座標補間段階と、該
第1フレームと該第nフレームと該特徴点座標補間段階
において求められた第2フレームから第(n−1)フレ
ームまでの特徴点座標とを映像合成情報として保存する
映像合成情報保存段階と、該映像合成情報保存段階にお
いて保存された、該入力された映像の一部のフレームの
みから得られた該映像合成情報をもとに新たな移動物体
映像を合成する映像合成段階とを、有することを特徴と
する移動物体映像合成方法である。
【0013】あるいは、移動物体が撮影された映像を入
力とし新たな映像を出力する移動物体映像合成装置であ
って、映像を構成する第1フレームと第nフレームのそ
れぞれから、移動物体の領域を切り出す移動物体切り出
し手段と、該移動物体切り出し手段によって第1フレー
ムから切り出された移動物体の領域の輪郭線上および内
部に映像合成のための特徴点を配置する特徴点配置手段
と、該特徴点配置手段によって第1フレームに配置され
た特徴点と対応する点を、第nフレームにおいて該移動
物体切り出し手段によって切り出された移動物体の輪郭
線上および内部で求めて第nフレームにおける特徴点座
標を求める特徴点対応検出手段と、動きパターン辞書を
持ち、該動きパターン辞書と第1フレームと第nフレー
ムにおける該特徴点座標とから、第2フレームから第
(n−1)フレームまでの特徴点座標を求める特徴点座
標補間手段と、該第1フレームと該第nフレームと該特
徴点座標補間手段によって求められた第2フレームから
第(n−1)フレームまでの特徴点座標とを映像合成情
報として保存する映像合成情報保存手段と、該映像合成
情報保存手段によって保存された、該入力された映像の
一部のフレームのみから得られた該映像合成情報をもと
に新たな移動物体映像を合成する映像合成手段とを、具
備することを特徴とする移動物体映像合成装置である。
【0014】本発明の第四の発明は、移動物体が撮影さ
れた映像を入力とし新たな映像を出力する移動物体映像
合成方法であって、映像を構成する第1フレームから、
移動物体の領域を切り出す移動物体切り出し段階と、該
移動物体切り出し段階において第1フレームから切り出
された移動物体の領域の輪郭線上および内部に映像合成
のための特徴点を配置する特徴点配置段階と、動きパタ
ーン辞書を用いて、該特徴点配置段階において第1フレ
ームに配置された特徴点座標から第2フレームから第n
フレームにおける特徴点座標を生成する特徴点座標生成
段階と、該第1フレームと該特徴点座標生成段階におい
て生成された第2フレームから第nフレームまでの特徴
点座標とを映像合成情報として保存する映像合成情報保
存段階と、該映像合成情報保存段階において保存され
た、該入力された映像の第1フレームのみから得られた
該映像合成情報をもとに新たな移動物体映像を合成する
映像合成段階とを、有することを特徴とする移動物体映
像合成方法である。
【0015】あるいは、移動物体が撮影された映像を入
力とし新たな映像を出力する移動物体映像合成装置であ
って、映像を構成する第1フレームから、移動物体の領
域を切り出す移動物体切り出し手段と、該移動物体切り
出し手段によって第1フレームから切り出された移動物
体の領域の輪郭線上および内部に映像合成のための特徴
点を配置する特徴点配置手段と、動きパターン辞書を持
ち、該動きパターン辞書を用いて該特徴点配置手段によ
って第1フレームに配置された特徴点座標から第2フレ
ームから第nフレームにおける特徴点座標を生成する特
徴点座標生成手段と、該第1フレームと該特徴点座標生
成手段によって生成された第2フレームから第nフレー
ムまでの特徴点座標とを映像合成情報として保存する映
像合成情報保存手段と、該映像合成情報保存手段によっ
て保存された、該入力された映像の第1フレームのみか
ら得られた該映像合成情報をもとに新たな移動物体映像
を合成する映像合成手段とを、具備することを特徴とす
る移動物体映像合成装置である。
【0016】なお、上記第一の発明から第四の発明まで
の移動物体映像合成方法における段階をコンピュータで
実現するために、そのプログラムを、該コンピュータが
読み取り可能な記録媒体に記録することが可能である。
【0017】本発明の第一の発明においては、特徴点配
置手段/段階と特徴点追跡手段/段階により、移動物体
切り出し手段/段階による切り出し結果から、映像合成
手段/段階で利用可能な映像合成情報を抽出する。この
ため、入力映像中の移動物体の動きに基づいて、新たな
映像を合成することが可能になる。また、ここで抽出さ
れた映像合成情報は、入力映像中の一部のフレームと特
徴点の座標値という数値データであるため、容量が小さ
くなる。
【0018】第二の発明においては、映像合成情報変形
手段/段階を有する。映像合成情報中の特徴点座標値は
数値データであるため映像合成情報変形手段/段階によ
る加工が容易であり、これにより移動物体が入力映像中
とは異なった動きをする新たな映像を生成することがで
きる。
【0019】第三と第四の発明においては、動きパター
ン辞書を有し、この中には各種動きパターンが収められ
ている。映像合成情報中の特徴点座標値は数値データで
あるため動きパターンにしたがって新たな特徴点座標値
を作成することが容易である。これにより、移動物体に
利用者の望みの動きをさせることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図を用いて詳細に説明する。
【0021】始めに、図1に、本発明の第一の発明の原
理を示す。第一の発明では、特徴点配置手段2と特徴点
追跡手段3を有しており、これによって移動物体切り出
し手段1と映像合成手段5とが結びつけられているとい
う特徴がある。
【0022】入力映像は第1フレームから第nフレーム
というn枚の画像という形式で与えられる。まず第1フ
レームに対して、移動物体切り出し手段1により第1フ
レーム輪郭線が切り出される。この輪郭線上および内部
に、特徴点配置手段2により第1フレーム特徴点が配置
される。
【0023】移動物体切り出し手段1は、第2フレーム
から第nフレームに対しても適用され第2フレーム輪郭
線上および内部から第nフレーム輪郭線が切り出され
る。特徴点追跡手段3では第1フレームと第2フレーム
とを比較し、第1フレーム特徴点の第2フレーム上での
対応する位置を求め、第2フレーム特徴点とする。次
に、特徴点追跡手段3では第2フレームと第3フレーム
とを比較し、第2フレーム特徴点の第3フレーム上での
対応する位置を求め、第3フレーム特徴点とする。同様
の処理を繰り返し、第2フレーム特徴点から第nフレー
ム特徴点を求める。
【0024】映像合成情報保存手段4では、第1フレー
ムと第nフレームという2枚の画像と、第1フレーム特
徴点から第nフレーム特徴点までを保存する。この映像
合成情報は2枚の画像と特徴点座標という数値情報から
構成されるため、入力映像に比べて容量が非常に小さい
という利点がある。
【0025】映像合成手段5では、上記で保存された映
像合成情報から特徴点の移動に合わせて、ワープ、モー
フィング等の手段により、映像を合成する(スコット・
アンダーソン著(酒井啓 訳):モーフィング入門、海
文堂(1994年))。
【0026】次に、第一の発明の一実施形態例の装置構
成を図2を用いて詳細に説明する。併せて、第一の発明
の一実施形態例の方法とともに、上記装置の動作を図4
を用いて詳細に説明する。
【0027】入力映像は図2(a)に示すように、物体
が移動している映像であるとする。移動物体切り出し手
段1は、図2(b)に示すようにフレーム間差分算出手
段11、Snakes初期位置設定手段12、輪郭線決
定手段13からなる。図4の概要処理フローに示すよう
に、移動物体切り出し手段1では、入力映像のフレーム
iに隣接するフレームとの間の差分を求め、検出された
領域を包含するようにSnakesの初期位置を設定
し、Snakesを用いてフレームiにおける移動物体
の輪郭線を決定する。
【0028】図5は、フレーム間差分算出手段11の処
理フローを示す図である。フレーム間差分算出手段11
において、隣接するフレームIi(x,y)とI
i+1(x,y)間の差分Di(x,y)を求め、適当なし
きい値tを用いて2値(例えば黒画素と白画素)化する
と、フレームIiとIi+1における移動物***置のOR領
域が検出される。
【0029】図6は、Snakes初期位置設定手段1
2の処理フローを示す図である。Snakes初期位置
設定手段12では、フレーム間差分算出手段11で検出
された領域を包含するようにSnakes(Kass,
M.,Witkin,A.and Terzopoul
ous,D:“Snakes: Active Con
tour Models”,Internationa
l Journalof Computer Visi
on,pp.321−333(1988))の初期位置
を設定する。具体的には、まず2値化された差分D
i(x,y)を入力し、Di(x,y)上のすべての点に
対して、画素膨張処理を繰り返して行う。この処理で
は、Di(x,y)が黒画素の時、Di(x+cx,y+
y)を黒画素にする。ここで、2画素ずつ膨張させる
場合には、cx=−2,−1,0,1,2;cy=−2,
−1,0,1,2とする。次に、輪郭線追跡を行う。こ
の処理では、Di(x,y)に対して白画素と接してい
る黒画素を追跡して輪郭点を求める。最後に輪郭点を一
定間隔で間引き処理して、その結果vj(j=1,…,
m)をSnakes初期位置として設定する。
【0030】図7は輪郭線決定手段13の処理フローを
示す図である。輪郭線決定手段13では、Snakes
を用いてフレームiにおける移動物体の輪郭線を決定す
る。具体的には、まずSnakes初期位置vj(j=
1,…,m)を入力し、フレームiのエッジ画像をEi
(x,y)とする。次に、α,βを定数として、評価関
数Jを、以下のように設定する。
【0031】J=J1+α・J2+β・J31=ΣjE(vj) J2=Σj|vi−vi-123=Σj|vi+1−2vi+vi-12 この評価関数Jを最小にするvjを求めて輪郭線とす
る。
【0032】図3(a)は、特徴点配置手段2の一実施
形態例を示す図、図8は特徴点配置手段2での概要処理
フローを示す図である。ここでは、特徴点配置手段2は
屈曲点検出手段21と屈曲点間等分手段22からなる。
これらの手段により、まず屈曲点検出手段21により角
などの屈曲点に特徴点が配置され、次に、屈曲点間等分
手段22により、屈曲点間の間隔が広い場合には、等分
して特徴点が配置される。
【0033】図9は屈曲点検出手段21の処理フローを
示す図である。屈曲点検出手段21では、特徴点を配置
する屈曲点を次のようにして求める。まず輪郭点を
1,x2,…,xmとし、下式についてi=2,…,m
−1に対し処理を繰り返して輪郭点両側の線分のなす角
度θを計算する。
【0034】d=xi-1−xi d′=xi+1−xi θ=acos(d・d′/|d|・|d′|) この角度θを所定のしきい値θth以上あれば、xiを屈
曲点とする。
【0035】図10は屈曲点間等分手段22の処理フロ
ーを示す図である。まず、屈曲点をy1,y2,…,yp
とし、下式についてi=2,…,p−1に対し処理を繰
り返してLを求める。
【0036】L=|yi+1−yi| Lthを間隔の基準値としてL/Lthを越えない最大の整
数をKを求めて、yiとyi+1の間の輪郭点をK個、でき
るだけ等間隔に選択して特徴点とする。
【0037】次に、特徴点追跡手段3においては、フレ
ームiにおける特徴点(xi,yi)に対応する点(x
i+1,yi+1)を、フレーム(i+1)において、 J=Σk=0 NΣl=0 M(Ii(xi+k,yi+l)−I
i+1(xi+1+k,yi+1+l))2 を最小にするように定める。ここでN,Mは特徴点の周
囲に設定した対応付けのためのウィンドウのサイズ、I
i(xi,yi),Ii+1(xi+1,yi+1)はそれぞれフレ
ームiの(xi,yi)における画素値、フレーム(i+
1)の(xi+1,yi+1)における画素値とする。
【0038】図11は特徴点追跡手段3の処理フローを
示す図である。フレームiにおける特徴点を(xi
j)とし、Jの最小値Jminとして最大数を置く。フレ
ームiにおいて(xi,yj)の周辺に設定したウインド
ウと、フレーム(i+1)において(xi+1,yj+1)の
周辺に設定したウインドウを重ね合わせ、ウインドウ内
の誤差合計であるJを上式から求めて、このJがJmin
より小さいとき、新たにJをJminとし、このときのx
i+1をxi+1*とし、yj+1をyj+1*とする。この処理
を、(xi+1,yj+1)を(xi,yj)の周辺に設定した
探索範囲内で変動させて行い、最終的に得られたxi+1
*,yj+1*をフレーム(i+1)における特徴点とす
る。
【0039】次に、映像合成情報保存手段4では、第1
フレーム、第nフレームと第1フレーム特徴点から第n
フレーム特徴点を保存する。
【0040】次に、映像合成手段5では、移動物体上の
各点に対して、図3(b)に示すように最も近い3つの
特徴点P1,P2,P3を選択する。そして直線P12
23,P31を制御線として、モーフィングにより特
徴点の移動にともなって移動させる(スコット・アンダ
ーソン著(酒井啓 訳):“モーフィング入門”,海文
堂(1994年))。
【0041】図12は映像合成手段5の処理フローを示
す図である。まず、第1フレーム中の移動物体内の点を
Qとし、第iフレームでの特徴点の位置をP1′,P
2′,P3′とする。第1フレームで、Qとの距離が近
い順に3つの特徴点P1,P2,P3を選択する。そし
て、制御線P12,P23,P31がP1′P2′,
2′P3′,P3′P1′に移動したとして、点Qをワー
プまたはモーフィングにより移動させる。
【0042】続いて、本発明の第二の発明の実施形態例
を説明する。
【0043】第二の発明の実施形態例の原理図を図13
に示す。第二の発明では、映像合成情報保存手段11と
映像合成手段13の間に、映像合成情報変形手段12を
有する点に特徴がある。これにより、映像合成情報のう
ちの特徴点座標を変化させ、移動物体の動きを変化させ
る。映像合成情報中で、移動物体の動きは特徴点座標と
いう形で数値化されているため、このような変形が容易
に行える。
【0044】図14は第二の発明の実施形態例を示す、
映像合成情報変形手段12の機能を説明する図である。
この映像合成情報変形手段12は、例えば、一定値シフ
ト(図14(a))、動きの拡大(図14(b))、伸
縮しながらの移動(図14(c))、回転しながらの移
動(図14(d))、などの変形を行うことができる。
今、特徴点の1つのフレームiにおける座標を(xi
i)(i=1,…,n)とする。この点が映像合成情
報変形手段により(x′i,y′i)に写されるとする
と、それぞれの変形において(xi,yi)と(x′i
y′i)の関係は以下のようになる。
【0045】一定値シフトの場合には、
【0046】
【数1】
【0047】動きの拡大の場合には、
【0048】
【数2】
【0049】伸縮しながらの移動の場合には
【0050】
【数3】
【0051】ここで(xwi,ywi)は、フレームiにお
けるすべての特徴点の重心である。
【0052】回転しながらの移動の場合には、
【0053】
【数4】
【0054】ここでωは回転させる角速度である。
【0055】続いて、本発明の第三の発明の実施形態例
を説明する。
【0056】第三の発明の原理図を図15に示す。第三
の発明では、第一の発明の特徴点追跡手段に代えて、特
徴点対応検出手段7と特徴点座標補間手段8と動きパタ
ーン辞書9を有する。これにより第1フレームに配置さ
れた特徴点と対応する点を第nフレーム上で求めて第n
フレーム特徴点とする。第2フレーム特徴点から第(n
−1)フレーム特徴点は特徴点座標補間手段8によって
求められる。特徴点座標補間手段8では動きパターン辞
書9の中に収められている等速直線運動、等加速直線運
動、放物運動などの中から1つを選択し、それに基づい
て補間座標を決定する。これにより、第1フレームにお
ける初期位置と第nフレームにおける最終位置は固定さ
れた範囲で、移動物体に利用者の望む動きをさせること
ができる。
【0057】図16は、第三の実施形態例を説明するた
めの図である。第三の発明において、特徴点補間手段8
は、移動物体切り出し手段1からの第1フレーム特徴点
と第nフレーム特徴点とから、動きパターン辞書9を用
いて中間の第2フレーム特徴点から第(n−1)フレー
ム特徴点を生成する。ここで動きパターン辞書9には等
速直線運動、等加速度直線運動、放物運動などの動きパ
ターンが用意されている。
【0058】今、特徴点の1つについて、第1フレーム
での座標が(x1,y1)、第nフレームでの座標が(x
n,yn)であるとし、これらを補間して第iフレームの
座標(i=2,…,n−1)を求める。
【0059】等速直線運動(図16(a))の場合に
は、
【0060】
【数5】
【0061】等加速度運動(図16(b))の場合に
は、
【0062】
【数6】
【0063】放物運動(図16(c))の場合には、 xi=x1+(i−1)(xn−x1)/(n−1) yi=y1+vy(i−1)−(1/2)g(i−1)2 ただし、vyとgは yn=y1+vy(n−1)−(1/2)g(n−1)2 となるように選ぶ。
【0064】続いて、本発明の第四の発明の実施形態例
を説明する。
【0065】本発明の第四の発明の原理図を図17に示
す。第四の発明では、第一の発明の特徴点追跡手段の代
わりに、特徴点座標生成手段10を配置したものであ
る。特徴点配置手段3によって第1フレーム特徴点が配
置されると、特徴点座標生成手段10は動きパターン辞
書9を用いて第2フレーム特徴点から第nフレーム特徴
点を求める。これにより、第nフレームにおける最終位
置も含めて、移動物体に利用者の望む動きをさせること
ができる。
【0066】第四の発明の実施形態例における特徴点座
標生成手段10では、第nフレームでの座標(xn
n)をユーザが指定し、残りの処理は、第三の発明で
の特徴点補間手段と同様に処理する。
【0067】なお、図1、図2、図3、図13、図1
5、図17で示した手段の一部もしくは全部を、コンピ
ュータを用いて機能させることができること、あるい
は、図4から図12までに示した処理フローでの処理の
手順をコンピュータで実行させることができることは言
うまでもなく、コンピュータをその手段として機能させ
るためのプログラム、あるいは、コンピュータでその処
理の手順を実行させるためのプログラムを、そのコンピ
ュータが読み取り可能な記録媒体、例えば、FD(フロ
ッピーディスク)や、MO、ROM、メモリカード、C
D、DVD、リムーバブルディスクなどに記録して提供
し、配布することが可能である。
【0068】
【発明の効果】以上、説明したとおり、本発明の第一の
発明によれば、入力移動物体映像から映像合成情報が抽
出され、それを使って移動物体映像が合成される。これ
により、入力映像に基づいて新たな映像を合成すること
ができる。また、この映像合成情報は入力映像と比較し
て容量が小さく、容量圧縮効果がある。
【0069】第二の発明によれば、映像合成情報変形手
段により映像合成情報を加工し、移動物体に入力映像と
は異なる動きをさせることができる。
【0070】第三、第四の発明によれば、動きパターン
辞書の利用により、移動物体に利用者の望む動きをさせ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の発明の原理を説明するための図
である。
【図2】(a),(b)は、上記第一の発明の実施形態
例を説明するための図(その1)である。
【図3】(a),(b)は、上記第一の発明の実施形態
例を説明するための図(その2)である。
【図4】上記第一の発明の実施形態例における移動物体
切り出し手段の概要処理フローを示す図である。
【図5】上記第一の発明の実施形態例におけるフレーム
間差分検出手段の処理フローを示す図である。
【図6】上記第一の発明の実施形態例におけるSnak
es初期位置決定手段の処理フローを示す図である。
【図7】上記第一の発明の実施形態例における輪郭線決
定手段の処理フローを示す図である。
【図8】上記第一の発明の実施形態例における特徴点配
置手段の概要処理フローを示す図である。
【図9】上記第一の発明の実施形態例における屈曲点検
出手段の処理フローを示す図である。
【図10】上記第一の発明の実施形態例における屈曲点
間等分手段の処理フローを示す図である。
【図11】上記第一の発明の実施形態例における特徴点
追跡手段の処理フローを示す図である。
【図12】上記第一の発明の実施形態例における映像合
成手段の処理フローを示す図である。
【図13】本発明の第二の発明の原理を説明するための
図である。
【図14】(a),(b),(c),(d)は、上記第
二の発明の実施形態例を説明するための図である。
【図15】本発明の第三の発明の原理を説明するための
図である。
【図16】(a),(b),(c)は、上記第三の発明
の実施形態例を説明するための図である。
【図17】本発明の第四の発明の原理を説明するための
図である。
【符号の説明】
1…移動物体切り出し手段 2…特徴点配置手段 3…特徴点追跡手段 4…映像合成情報保存手段 5…映像合成手段 6…映像合成情報変形手段 7…特徴点対応検出手段 8…特徴点座標補間手段 9…動きパターン辞書 10…特徴点座標生成手段 11…フレーム間差分検出手段 12…Snakes初期位置決定手段 13…輪郭線決定手段 21…屈曲点検出手段 22…屈曲点間等分手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金田 洋二 東京都新宿区西新宿3丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 金山 英明 東京都新宿区西新宿3丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5B050 AA08 BA11 BA15 EA03 EA05 EA06 EA19 EA24 5B057 BA02 CE08 DA07 DC07 DC16 5C023 AA06 AA40 BA04 BA11 DA01 5L096 CA02 FA06 FA12 GA08 HA03 9A001 BB03 EE04 EE05 HH27 HH28 HH30

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動物体が撮影された映像を入力とし新
    たな映像を出力する移動物体映像合成方法であって、 映像を構成する第1フレームから第nフレームまでのn
    個のフレームのそれぞれから、移動物体の領域を切り出
    す移動物体切り出し段階と、 該移動物体切り出し段階において第1フレームから切り
    出された移動物体の領域の輪郭線上および内部に映像合
    成のための特徴点を配置する特徴点配置段階と、 該移動物体切り出し段階において第2フレームから切り
    出された移動物体の輪郭線上および内部で、第1フレー
    ム上に配置された該映像合成のための特徴点と対応する
    点を求めて第2フレームにおける映像合成のための特徴
    点の座標を求め、同様の処理を繰り返して第3フレーム
    から第nフレームにおける特徴点座標を求める特徴点追
    跡段階と、 該第1フレームと該第nフレームと該特徴点追跡段階に
    おいて求められた第1フレームから第nフレームまでの
    特徴点座標とを映像合成情報として保存する映像合成情
    報保存段階と、 該映像合成情報保存段階において保存された、入力映像
    と比較して容量の小さい該映像合成情報をもとに移動物
    体映像を合成する映像合成段階とを、 有することを特徴とする移動物体映像合成方法。
  2. 【請求項2】 前記映像合成段階では、 該映像合成情報保存段階において保存された該映像合成
    情報を変化させて変形映像合成情報を生成する映像合成
    情報変形段階を有し、 該変形映像合成情報を用いて、入力された映像とは移動
    物体の動きが異なる移動物体映像を合成することを特徴
    とする請求項1記載の移動物体映像合成方法。
  3. 【請求項3】 移動物体が撮影された映像を入力とし新
    たな映像を出力する移動物体映像合成方法であって、 映像を構成する第1フレームと第nフレームのそれぞれ
    から、移動物体の領域を切り出す移動物体切り出し段階
    と、 該移動物体切り出し段階において第1フレームから切り
    出された移動物体の領域の輪郭線上および内部に映像合
    成のための特徴点を配置する特徴点配置段階と、 該特徴点配置段階において第1フレームに配置された特
    徴点と対応する点を、第nフレームにおいて該移動物体
    切り出し段階において切り出された移動物体の輪郭線上
    および内部で求めて第nフレームにおける特徴点座標を
    求める特徴点対応検出段階と、 動きパターン辞書と第1フレームと第nフレームにおけ
    る該特徴点座標とから、第2フレームから第(n−1)
    フレームまでの特徴点座標を求める特徴点座標補間段階
    と、 該第1フレームと該第nフレームと該特徴点座標補間段
    階において求められた第2フレームから第(n−1)フ
    レームまでの特徴点座標とを映像合成情報として保存す
    る映像合成情報保存段階と、 該映像合成情報保存段階において保存された、該入力さ
    れた映像の一部のフレームのみから得られた該映像合成
    情報をもとに新たな移動物体映像を合成する映像合成段
    階とを、 有することを特徴とする移動物体映像合成方法。
  4. 【請求項4】 移動物体が撮影された映像を入力とし新
    たな映像を出力する移動物体映像合成方法であって、 映像を構成する第1フレームから、移動物体の領域を切
    り出す移動物体切り出し段階と、 該移動物体切り出し段階において第1フレームから切り
    出された移動物体の領域の輪郭線上および内部に映像合
    成のための特徴点を配置する特徴点配置段階と、 動きパターン辞書を用いて、該特徴点配置段階において
    第1フレームに配置された特徴点座標から第2フレーム
    から第nフレームにおける特徴点座標を生成する特徴点
    座標生成段階と、 該第1フレームと該特徴点座標生成段階において生成さ
    れた第2フレームから第nフレームまでの特徴点座標と
    を映像合成情報として保存する映像合成情報保存段階
    と、 該映像合成情報保存段階において保存された、該入力さ
    れた映像の第1フレームのみから得られた該映像合成情
    報をもとに新たな移動物体映像を合成する映像合成段階
    とを、 有することを特徴とする移動物体映像合成方法。
  5. 【請求項5】 移動物体が撮影された映像を入力とし新
    たな映像を出力する移動物体映像合成装置であって、 映像を構成する第1フレームから第nフレームまでのn
    個のフレームのそれぞれから、移動物体の領域を切り出
    す移動物体切り出し手段と、 該移動物体切り出し手段によって第1フレームから切り
    出された移動物体の領域の輪郭線上および内部に映像合
    成のための特徴点を配置する特徴点配置手段と、 該移動物体切り出し手段によって第2フレームから切り
    出された移動物体の輪郭線上および内部で、第1フレー
    ム上に配置された該映像合成のための特徴点と対応する
    点を求めて第2フレームにおける映像合成のための特徴
    点の座標を求め、同様の処理を繰り返して第3フレーム
    から第nフレームにおける特徴点座標を求める特徴点追
    跡手段と、 該第1フレームと該第nフレームと該特徴点追跡手段に
    よって求められた第1フレームから第nフレームまでの
    特徴点座標とを映像合成情報として保存する映像合成情
    報保存手段と、 該映像合成情報保存手段によって保存された、入力映像
    と比較して容量の小さい該映像合成情報をもとに移動物
    体映像を合成する映像合成手段とを、 具備することを特徴とする移動物体映像合成装置。
  6. 【請求項6】 前記映像合成手段は、該映像合成情報保
    存手段によって保存された該映像合成情報を変化させて
    変形映像合成情報を生成する映像合成情報変形手段を持
    ち、 該変形映像合成情報を用いて、入力された映像とは移動
    物体の動きが異なる移動物体映像を合成するものである
    ことを特徴とする請求項5記載の移動物体映像合成装
    置。
  7. 【請求項7】 移動物体が撮影された映像を入力とし新
    たな映像を出力する移動物体映像合成装置であって、 映像を構成する第1フレームと第nフレームのそれぞれ
    から、移動物体の領域を切り出す移動物体切り出し手段
    と、 該移動物体切り出し手段によって第1フレームから切り
    出された移動物体の領域の輪郭線上および内部に映像合
    成のための特徴点を配置する特徴点配置手段と、 該特徴点配置手段によって第1フレームに配置された特
    徴点と対応する点を、第nフレームにおいて該移動物体
    切り出し手段によって切り出された移動物体の輪郭線上
    および内部で求めて第nフレームにおける特徴点座標を
    求める特徴点対応検出手段と、 動きパターン辞書を持ち、該動きパターン辞書と第1フ
    レームと第nフレームにおける該特徴点座標とから、第
    2フレームから第(n−1)フレームまでの特徴点座標
    を求める特徴点座標補間手段と、 該第1フレームと該第nフレームと該特徴点座標補間手
    段によって求められた第2フレームから第(n−1)フ
    レームまでの特徴点座標とを映像合成情報として保存す
    る映像合成情報保存手段と、 該映像合成情報保存手段によって保存された、該入力さ
    れた映像の一部のフレームのみから得られた該映像合成
    情報をもとに新たな移動物体映像を合成する映像合成手
    段とを、 具備することを特徴とする移動物体映像合成装置。
  8. 【請求項8】 移動物体が撮影された映像を入力とし新
    たな映像を出力する移動物体映像合成装置であって、 映像を構成する第1フレームから、移動物体の領域を切
    り出す移動物体切り出し手段と、 該移動物体切り出し手段によって第1フレームから切り
    出された移動物体の領域の輪郭線上および内部に映像合
    成のための特徴点を配置する特徴点配置手段と、 動きパターン辞書を持ち、該動きパターン辞書を用いて
    該特徴点配置手段によって第1フレームに配置された特
    徴点座標から第2フレームから第nフレームにおける特
    徴点座標を生成する特徴点座標生成手段と、 該第1フレームと該特徴点座標生成手段によって生成さ
    れた第2フレームから第nフレームまでの特徴点座標と
    を映像合成情報として保存する映像合成情報保存手段
    と、 該映像合成情報保存手段によって保存された、該入力さ
    れた映像の第1フレームのみから得られた該映像合成情
    報をもとに新たな移動物体映像を合成する映像合成手段
    とを、 具備することを特徴とする移動物体映像合成装置。
  9. 【請求項9】 請求項1から請求項4までのいずれか1
    項記載の移動物体映像合成方法における段階をコンピュ
    ータで実現するためのプログラムを、該コンピュータが
    読み取り可能な記録媒体に記録したことを特徴とする移
    動物体映像合成方法を記録した記録媒体。
JP10232523A 1998-08-19 1998-08-19 移動物体映像合成方法及び装置及びこの方法を記録した記録媒体 Pending JP2000069366A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10232523A JP2000069366A (ja) 1998-08-19 1998-08-19 移動物体映像合成方法及び装置及びこの方法を記録した記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10232523A JP2000069366A (ja) 1998-08-19 1998-08-19 移動物体映像合成方法及び装置及びこの方法を記録した記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000069366A true JP2000069366A (ja) 2000-03-03

Family

ID=16940675

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10232523A Pending JP2000069366A (ja) 1998-08-19 1998-08-19 移動物体映像合成方法及び装置及びこの方法を記録した記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000069366A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6049882B2 (ja) * 2013-07-18 2016-12-21 三菱電機株式会社 目標類識別装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6049882B2 (ja) * 2013-07-18 2016-12-21 三菱電機株式会社 目標類識別装置
JPWO2015008798A1 (ja) * 2013-07-18 2017-03-02 三菱電機株式会社 目標類識別装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6798897B1 (en) Real time image registration, motion detection and background replacement using discrete local motion estimation
Tan et al. Cycle-IR: Deep cyclic image retargeting
CN102100063B (zh) 视频处理方法
US20110115786A1 (en) Image processing apparatus, image processing method, and program
KR20210117304A (ko) 모바일 디바이스에서 사실적인 머리 회전들 및 얼굴 애니메이션 합성을 위한 방법들 및 시스템들
Zhi et al. Toward dynamic image mosaic generation with robustness to parallax
Rav-Acha et al. Dynamosaicing: Mosaicing of dynamic scenes
JPH0877356A (ja) 三次元多眼画像の処理方法及び処理装置
JP2008152530A (ja) 顔認識装置及び顔認識方法、ガボア・フィルタ適用装置、並びにコンピュータ・プログラム
US11282257B2 (en) Pose selection and animation of characters using video data and training techniques
US11954828B2 (en) Portrait stylization framework using a two-path image stylization and blending
CN110910479B (zh) 视频处理方法、装置、电子设备及可读存储介质
JP2001320579A (ja) 広域精細画像生成方法及びシステム並びにコンピュータ可読記録媒体
JP5027030B2 (ja) オブジェクト検出方法、オブジェクト検出装置、およびオブジェクト検出プログラム
Zhang et al. Seam warping: a new approach for image retargeting for small displays
CN111104837A (zh) 移动设备和相关视频编辑方法
JP2007141107A (ja) 画像処理装置およびその方法
US9123145B2 (en) Temporal noise control for sketchy animation
JP2000069366A (ja) 移動物体映像合成方法及び装置及びこの方法を記録した記録媒体
JP2005245734A (ja) 領域抽出方法
CN113610864A (zh) 图像处理方法、装置、电子设备及计算机可读存储介质
JP2002170111A (ja) 画像合成装置、画像合成方法および画像合成プログラムを記録した記録媒体
CN112188113A (zh) 一种视频分解方法及装置、终端
KR20230129798A (ko) 원본 영상으로부터 객체 영상을 추출하는 장치, 방법 및 컴퓨터 프로그램
Kuo et al. A fast multisprite generator with near-optimum coding bit-rate