JP2000064957A - 容量可変型斜板式圧縮機および抜き側制御弁 - Google Patents

容量可変型斜板式圧縮機および抜き側制御弁

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JP2000064957A
JP2000064957A JP10230903A JP23090398A JP2000064957A JP 2000064957 A JP2000064957 A JP 2000064957A JP 10230903 A JP10230903 A JP 10230903A JP 23090398 A JP23090398 A JP 23090398A JP 2000064957 A JP2000064957 A JP 2000064957A
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control valve
compressor
chamber
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Masahiro Kawaguchi
真広 川口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】抜き側制御方式の容量可変型斜板式圧縮機にお
いて、クランク室への高圧冷媒ガスの供給を確実ならし
め容量の可変制御性の向上を図る。 【解決手段】圧縮機のクランク室3と吸入室8とを結ぶ
抽気経路(36→35)に設けられた抜き側制御弁40
の開度を調節することで、クランク室3からの冷媒ガス
の導出量が制御されて斜板の傾角が可変調節される。抜
き側制御弁40のバルブハウジング42に形成されたガ
イド孔62内には、制御弁40の設定圧を吐出圧Pdで
補正するための高圧補正ロッド63が移動可能に保持さ
れている。ガイド孔62内周面とロッド63との間には
隙間通路66が確保され、その隙間通路66を介して吐
出圧相当の高圧冷媒ガスがクランク室3へ供給される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧縮機のクランク
室と吸入圧領域とを結ぶ抽気経路に設けられた抜き側制
御弁の開度を調節し前記クランク室からの冷媒ガスの導
出量を制御することで斜板の傾角を可変調節する容量可
変型斜板式圧縮機と、その圧縮機に用いられる抜き側制
御弁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】圧縮機本体内にクランク室を確保し、こ
のクランク室内に傾動可能に設けられた斜板の角度を制
御することで圧縮機からの吐出容量を可変調節可能とす
る容量可変型斜板式圧縮機が知られている。この種の圧
縮機は一般に、クランク室内に満たされた冷媒ガスの圧
力(通称「クランク圧」)を特殊な制御弁を用いて調節
することによって斜板角度を適宜調節している。そし
て、クランク圧制御の手法には大きく分けて「入れ側制
御」と「抜き側制御」の二種類がある。
【0003】「入れ側制御」とは、圧縮機の吐出室(吐
出圧領域)とクランク室とを給気通路で連通すると共
に、該クランク室と圧縮機の吸入室(吸入圧領域)とを
固定絞り付き抽気通路で連通し、前記給気通路の途中に
設けた制御弁(入れ側制御弁)の開度を内部制御又は外
部制御して吐出圧相当の高圧冷媒ガスのクランク室への
導入量を調節し、もってクランク圧を必要な値に設定す
る制御方式をいう。
【0004】これに対し、従来の「抜き側制御」とは、
クランク室への高圧冷媒ガスの供給源を、ピストンの圧
縮動作時にピストンとシリンダ内壁との間の僅かな隙間
からクランク室に漏れ出るブローバイガスに求め、その
一方で、圧縮機のクランク室と吸入室(吸入圧領域)と
を連通する抽気通路の途中に設けた制御弁(抜き側制御
弁)の開度を内部制御又は外部制御してクランク室から
の冷媒ガスの導出量を調節し、もってクランク圧を必要
な値に設定する制御方式をいう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記抜き側制御方式は
クランク室からの冷媒ガスの導出量を調節してクランク
圧を可変設定するものである以上、クランク圧の迅速な
増減を確保するためには常に前記ブローバイガスによる
クランク室へのガス供給が十分であることが前提とな
る。しかしながら、ブローバイガスはピストン圧縮動作
の副産物に過ぎないため、その供給量が斜板の回転速度
によって増減することは避けられない。このため、特に
斜板の低速回転時にはブローバイガスの供給が不足し、
容量の可変制御性が悪くなるという欠点があった。
【0006】このように、ブローバイガスはクランク室
へのガス供給源としては安定性に欠けるため、圧縮機の
ハウジング内部に吐出室からクランク室に吐出圧相当の
高圧冷媒ガスを供給するための通路(即ち給気通路)を
貫通形成するという設計も可能ではある。しかし、その
場合には給気通路の通路断面積は極めて微細(例えばφ
0.1〜φ0.5)に設定されねばならない。そして、
実際に穿孔具を用いてハウジングにそのような微細な通
路の加工を施してみると穿孔具の刃持ちが非常に悪くな
る。このため、通路断面積の微細な給気通路を圧縮機の
ハウジングに形成するという設計は量産に適さない。
【0007】本発明の目的は、抜き側制御方式の容量可
変型斜板式圧縮機において、クランク室への高圧冷媒ガ
スの供給を確実ならしめて容量の可変制御性の向上を図
ることができるとともに量産に適した容量可変型斜板式
圧縮機及び抜き側制御弁を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、圧縮
機のクランク室と吸入圧領域とを結ぶ抽気経路に設けら
れた抜き側制御弁の開度を調節し前記クランク室からの
冷媒ガスの導出量を制御することで斜板の傾角を可変調
節する容量可変型斜板式圧縮機において、前記抜き側制
御弁内に設けられた可動部材と、その可動部材を移動可
能に保持する保持部材との間に隙間通路を確保し、その
隙間通路を利用して吐出圧領域の冷媒ガスを前記クラン
ク室へ供給する容量可変型斜板式圧縮機をその要旨とす
る。
【0009】この構成によれば、抜き側制御弁の可動部
材と保持部材との間に確保された隙間通路を利用して吐
出圧領域の冷媒ガスを圧縮機のクランク室へ供給するこ
とができる。このため、ブローバイガスのみに頼ること
無くクランク圧の迅速な上昇を図ることができ、斜板式
圧縮機における容量の可変制御性を向上できる。
【0010】請求項2の発明は、請求項1に記載の容量
可変型斜板式圧縮機において、前記可動部材は、前記抜
き側制御弁の設定圧を該圧縮機の吐出圧で補正するため
の高圧補正ロッドであることを特徴とする。
【0011】この構成によれば、可動部材としての高圧
補正ロッドを抜き側制御弁内に設ける際に、高圧補正ロ
ッドと保持部材との間に不可避的又は意図的に形成され
る隙間を前記隙間通路として利用することができる。従
って、かかる隙間通路を確保するために困難な加工を施
す必要が無く、量産性に優れたものとなる。
【0012】請求項3の発明は、請求項2に記載の容量
可変型斜板式圧縮機において、前記保持部材は、前記抜
き側制御弁のバルブハウジングであり、前記高圧補正ロ
ッドの一端は、前記抽気経路の一部を構成する抜き側制
御弁の弁室のクランク室側領域に配置され、当該高圧補
正ロッドの他端は、前記弁室外の吐出圧領域に配置され
ていることを特徴とする。
【0013】この構成によれば、高圧補正ロッド(可動
部材)とバルブハウジング(保持部材)との間に確保さ
れた隙間通路を介して、吐出圧領域の高圧ガスの一部が
弁室のクランク室側領域に直ちに導かれる。
【0014】請求項4の発明は、抜き側制御方式の容量
可変型斜板式圧縮機に用いられる抜き側制御弁であっ
て、バルブハウジングと、前記圧縮機のクランク室と吸
入圧領域とを結ぶ抽気経路の一部を構成すべく前記バル
ブハウジング内に設けられた弁室と、前記抽気経路の開
度を調節すべく前記弁室内に移動可能に設けられた弁体
と、当該制御弁の設定圧を決定すると共に吸入圧の変化
に応じて前記弁体を作動させる感圧機構と、前記バルブ
ハウジング内に移動可能に保持されるとともに前記感圧
機構によって決定される設定圧を吐出圧で補正すべく前
記弁体を介して前記感圧機構に作動連結された高圧補正
ロッドとを備え、前記高圧補正ロッドとそれを保持する
バルブハウジングとの間に、吐出圧領域の冷媒ガスを前
記クランク室へ供給するための隙間通路が確保されてい
ることを特徴とする。
【0015】請求項4に記載の抜き側制御弁の技術的意
義は、前記請求項1〜3に記載の発明と基本的に同じで
ある。この抜き側制御弁の詳細は、以下に述べる発明の
実施の形態において明らかとなる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した車載用
の容量可変型斜板式圧縮機とそれに組み込まれる抜き側
制御弁40の一実施形態を図1〜図3を参照して説明す
る。
【0017】図1に示すように、複数のシリンダボア1
a(一つのみ図示)が形成されたシリンダブロック1の
フロント側端面にはフロントハウジング2が接合固定さ
れ、フロントハウジング2内にはクランク室3が区画形
成されている。又、シリンダブロック1のリヤ側端面に
は、リヤハウジング4がバルブプレート5を介して接合
固定されている。シリンダブロック1、フロントハウジ
ング2及びリヤハウジング4は圧縮機のハウジングを構
成する。
【0018】バルブプレート5の前後には、吸入弁6a
を備えた吸入プレート6及び吐出弁7aを備えた吐出プ
レート7が介在されている。前記リヤハウジング4に
は、内側に位置する吐出室9と、それを取り囲むように
設けられた吸入室8とが区画形成されている。そして、
バルブプレート5に形成した吸入孔5aを介して吸入室
8と各シリンダボア1aが連通され、バルブプレート5
に形成した吐出孔5bを介して各シリンダボア1aと吐
出室9が連通されている。
【0019】シリンダブロック1及びフロントハウジン
グ2には回転軸12が前後一対のベアリング13により
回転可能に支持されている。回転軸12の外端部は、図
示しないプーリ及び動力伝達ベルトを介して直接的に、
又は図示しない電磁クラッチ機構を介して間接的に、外
部駆動源としてのエンジンEに駆動連結されている。回
転軸12上にはクランク室3内において回転支持体14
が一体回転可能に固定されている。この回転支持体14
とフロントハウジング2の内側面との間にはスラストベ
アリング15が介在されている。さらに、回転支持体1
4の外周側に対しシリンダブロック1に向かって突出形
成された支持アーム部14aには長孔14bが形成さ
れ、ヒンジ機構を構成する連結ピン16を介して回転斜
板17が前後方向に揺動可能に連結されている。
【0020】回転軸12上にはスリーブ19が前後方向
にスライド可能に設けられ、該スリーブ19は左右一対
の連結ピン20(図1では一つのみ図示)を介して回転
斜板17のボス部17a内周部に連結されている。回転
斜板17のボス部17a外周側には揺動斜板18が相対
回転可能に設けられている。この揺動斜板18は、クラ
ンク室3内の固定位置に設けた回転防止用の案内ロッド
21により回転不能且つ前後方向の傾動可能に支持され
ている。又、揺動斜板18は、各シリンダボア1aに収
容した各ピストン22に対しピストンロッド23を介し
てそれぞれ連結されている。又、回転軸12にはバネ受
け24が取り付けられ、該バネ受け24とスリーブ19
との間にはコイル状のバネ25が介装されている。バネ
25は斜板17,18をその傾角が最大となる方向(傾
角増大方向)へ付勢する。
【0021】更に図1に示す圧縮機の吐出室9と吸入室
8とは、外部冷媒回路30を介して接続されている。こ
の外部冷媒回路30は、該圧縮機とともに車輌用空調シ
ステムの冷房回路を構成する。外部冷媒回路30には、
凝縮器(コンデンサ)31、膨張弁32及び蒸発器(エ
バポレータ)33が設けられている。膨張弁32は、凝
縮器31と蒸発器33との間に介在される可変絞り抵抗
として機能する。即ち凝縮器31と蒸発器33との間に
圧力差が存在し得るように作用し、且つ熱負荷に見合っ
た液冷媒を蒸発器33に供給する。この膨張弁32の弁
開度は、蒸発器33の出口側に設けられた感温筒32a
の温度検知および蒸発圧力(具体的には蒸発器入口又は
出口の圧力)に基づいてフィードバック制御される。こ
れにより、蒸発器33での冷媒の蒸発状態が適度な過熱
度を持つように外部冷媒回路30における冷媒流量が調
節される。
【0022】図1の斜板式圧縮機では、外部駆動源Eか
らの動力伝達により回転軸12が回転されると、それに
伴って所定角度で傾斜したまま回転斜板17が回転し、
それによって揺動斜板18が波打ち揺動運動を行う。す
ると、ピストンロッド23を介して各ピストン22が斜
板傾角に応じたストロークで往復動され、各シリンダボ
ア1aでは、吸入室8からの冷媒ガスの吸入、圧縮、吐
出室9への吐出が順次繰り返される。
【0023】この圧縮機の回転斜板17及び揺動斜板1
8(以下両者を併せて「斜板」と呼ぶ)の傾角決定の要
因として、斜板回転時の遠心力に基づく回転運動のモー
メントと、バネ25の付勢作用に基づくバネ力によるモ
ーメントと、ガス圧によるモーメントの三つがある。回
転運動のモーメント及びバネ力によるモーメントについ
ては常に傾角増大方向に作用するように、斜板の慣性乗
積が設定されバネ25が選択されている。他方、ガス圧
によるモーメントとは、圧縮行程にあるシリンダボアの
ピストンに作用する圧縮反力と、吸入行程にあるシリン
ダボアの内圧と、ピストン背圧にあたるクランク室3の
内圧(即ちクランク圧Pc)との相互関係に基づいて発
生するモーメントである。そして、本実施形態では、ク
ランク圧Pcを大きく維持することでガス圧によるモー
メント(傾角減少方向に作用)が前記回転運動及びバネ
力による傾角増大方向のモーメントを凌駕し、斜板を最
小傾角(例えば回転軸12に直交する面と斜板とのなす
角が3°〜5°)に設定できるように設計されている。
又、クランク圧Pcを小さくし、ガス圧によるモーメン
トと、前記回転運動及びバネ力によるモーメントとをバ
ランスさせることで斜板の傾角を前記最小傾角と最大傾
角との間の任意の角度に設定することができるようにな
っている。このように、クランク圧Pcの制御に基づい
て斜板の傾角が決定され、その傾角に応じて各ピストン
22のストローク即ち圧縮機の吐出容量が可変調節され
る。
【0024】次に、クランク室3からの冷媒ガスの放出
量を調節することでクランク圧Pcを制御する抜き側制
御弁40の構成を図2を参照して説明する。抜き側制御
弁40は、図2において上部に位置する断面山高帽状の
第1バルブハウジング41と、その下側に接合された第
2バルブハウジング42と、第2バルブハウジング42
内に設けられた区画体43とを備えており、これら41
〜43が制御弁40のバルブハウジングを構成する。第
2バルブハウジング42は、垂直方向に延びる細長円筒
状の筒体であり、その内部にはいくつかの環状段差部が
形成されている。区画体43は、その下端が第2バルブ
ハウジング42の環状段差部の一つに係止されるととも
に、区画体43の上端が第2バルブハウジング42の別
の環状段差部に掛止された皿バネ44によって下方付勢
されることにより、第2バルブハウジング42内に移動
不能に収容されている。
【0025】区画体43と第2バルブハウジング42の
内周壁との間にはOリング(シール部材)45が設けら
れ、これを境界として区画体43の下方には弁室46が
区画され、区画体43の上方には感圧室53が区画され
ている。感圧室53は、第1及び第2バルブハウジング
41,42の接合領域に配設されたダイヤフラム54と
前記区画体43との間に設けられている。
【0026】弁室46を区画する第2バルブハウジング
42の内周壁には、弁室46の略中央において環状段差
部47が形成され、その環状段差部47を境界として、
弁室46は上部領域(吸入室側領域)と下部領域(クラ
ンク室側領域)とに分けられている。弁室46内には弁
体50が移動可能に収容されており、弁体50が環状段
差部47に着座することで前記上部領域と下部領域との
連通が遮断される。又、弁室46を区画する第2バルブ
ハウジング42の内周壁には、弁室46の上部領域に開
口形成されたポート48と、弁室46の下部領域に開口
形成されたポート49とが設けられている。ポート48
は、圧縮機内に設けられた通路35を介して弁室46の
上部領域を吸入室8に連通する。ポート49は、圧縮機
内に設けられた通路36を介して弁室46の下部領域を
クランク室3と連通する。こうして、クランク室3と吸
入室8との間には、通路36、ポート49、弁室46、
ポート48および通路35からなる抽気経路が構成され
ている。そして、前記弁体50は、弁室46内での位置
に応じて前記抽気経路の開度を調節する。
【0027】区画体43の中心には、図2の垂直方向
(即ち制御弁40の軸方向)に延びるガイド孔51が貫
通形成され、このガイド孔51内には感圧ロッド52が
摺動可能に挿通されている。感圧ロッド52の一端(下
端)は弁体50に連結され、感圧ロッド52の他端(上
端)は、連結部材55を介してダイヤフラム54の下面
に取着されている。従って、弁体50、感圧ロッド52
及び連結部材55は一体となって制御弁40の軸方向に
移動可能となっている。
【0028】Oリング45よりも上方の第2バルブハウ
ジング42の周壁には、吸入室8と繋がった感圧ポート
56が形成されている。この感圧ポート56は、区画体
43と第2バルブハウジング42の内周壁との間の僅か
な隙間を介して感圧室53と連通している。このため、
吸入圧領域としての吸入室8の圧力(吸入圧Ps)が感
圧室53に及んでいる。
【0029】第1バルブハウジング41の上部には、調
節体(アジャスタ)57が螺着されている。調節体57
の中央には孔57aが形成され、この孔57aを介して
第1バルブハウジング41内部が大気開放されている。
この実施形態では大気圧が基準圧として利用されてい
る。第1バルブハウジング41内には設定バネ58が設
けられている。設定バネ58はその一端(上端)が調節
体57に掛止され、他端(下端)がバネ受け59に掛止
されている。その結果、設定バネ58の付勢力がバネ受
け59、ボール60及びボール受け61(61はダイヤ
フラム54の上面に取着されている)を介してダイヤフ
ラム54に及んでいる。こうして基準圧としての大気圧
と設定バネ58の付勢力とによって制御弁40の設定圧
Psetが決定されている。この設定圧Psetは、第
1バルブハウジング41に対する調節体57の螺着位置
を調節することで変更することができる。
【0030】尚、本実施形態では、感圧ロッド52、感
圧室53、ダイヤフラム54、連結部材55、感圧ポー
ト56、調節体57、設定バネ58、バネ受け59、ボ
ール60およびボール受け61により、設定圧Pset
を決定すると共に吸入圧Psの変化に応じて弁体50を
作動させる感圧機構が構成されている。
【0031】他方、第2バルブハウジング42の下端部
には、第2のガイド孔62が図2の垂直方向(即ち制御
弁40の軸方向)に貫通形成され、このガイド孔62内
には高圧補正ロッド63が移動可能に挿通されている。
高圧補正ロッド63の上端部には、鍔材64がロッド6
3のキノコ状先端部63aから離脱不能に設けられてい
る。この鍔材64と第2バルブハウジング42の最下段
差部との間には保持バネ65が介装されている。この保
持バネ65により、鍔材64を介して高圧補正ロッド6
3の全体が吊り上げられて該ロッド63がバルブハウジ
ング42の外へ脱落するのが防止されると共に、ロッド
先端部63aが弁体50に常時当接されている。結果と
して、高圧補正ロッド63は弁体50を介して前記感圧
機構に作動連結されている。
【0032】高圧補正ロッド63の下端面63bは吐出
圧領域としての吐出室9の圧力(吐出圧Pd)に曝され
ている。また、図2及び図3に示すように、第2のガイ
ド孔62の内径は、高圧補正ロッド63の直径よりもや
や大きく設定されている。結果として、ガイド孔62の
内周面とロッド63の外周面との間には無視できない程
度の隙間からなる隙間通路66(図2及び図3ではデフ
ォルメして示す)が確保されている。この隙間通路66
は、ロッドの下端域に達している吐出圧領域の冷媒ガス
をポート49に導く。従って、吐出圧領域(Pd)の高
圧冷媒ガスの一部が、隙間通路66及びポート49を介
してクランク室3に導入される。但し、隙間通路66に
おける隙間は非常に狭く、通路66自体が一種の固定絞
りとして機能する。
【0033】図1の斜板式圧縮機のクランク室3へのガ
ス供給は、従来通りのブローバイガスと、制御弁40の
高圧補正ロッド63に沿った隙間通路66を経由して流
れ込む高圧ガスとによって確保される。そして、このよ
うな状況下で、図2の抜き側制御弁40は内部制御弁と
して機能する。
【0034】即ち、吸入室8から感圧室53に導かれて
いる吸入圧Psの変動に応答して前記ダイヤフラム54
を含む感圧機構が作動し、感圧ロッド52及び弁体50
の垂直方向位置が決定される。そして、そのときの弁体
50の位置に応じて前記抽気経路(36→46→35)
における制御弁40の開度(弁開度)が調節される。そ
の結果、弁体50が環状段差部47に着座して弁開度が
ゼロとなれば、抽気経路を介してのクランク室3から吸
入室8へのガス放出は遮断され、クランク圧Pcはブロ
ーバイガス及び隙間通路66経由の高圧ガスの供給によ
って上昇傾向となり、斜板は傾角減少方向に傾動する。
他方、弁体50が環状段差部47に着座することなく離
間配置されれば、弁開度はその離間長に応じた開度とな
り、抽気経路を介してのクランク室3から吸入室8への
ガス放出が維持される。弁開度が大きいために、ブロー
バイガス及び隙間通路66経由の高圧ガスによるクラン
ク室3へのガス供給量よりも抽気経路を介してのガス放
出量の方が優る場合には、クランク圧Pcは低下傾向と
なり、斜板は傾角増大方向に傾動する。そして、感圧機
構により弁開度がきわどく調節されて前記クランク室3
へのガス供給量と抽気経路経由のガス放出量とが釣り合
うと、クランク圧Pcは一定化し、そのクランク圧Pc
に応じた角度に斜板傾角が確定する。
【0035】前記感圧機構は、検知圧としての吸入圧P
s(吸入室8からサンプリング)が予定された圧力値に
ほぼ維持されるように弁体50を作動させる。この予定
された圧力値に相当するものが設定圧Psetである。
そもそも空調システムの冷房回路に組み込まれる容量可
変型圧縮機の役割は、冷房負荷を反映した蒸発器33の
出口圧力Ps’を所望値付近に安定化させることにある
と言ってもよい。このため、蒸発器33の出口圧力P
s’にほぼ等しい吸入室8の圧力(吸入圧Ps)をサン
プリングし、これを予定された圧力値に維持すべく制御
弁40を用いて斜板角度(即ち吐出容量)をフィードバ
ック制御しているのである。
【0036】ところが、圧縮機から外部冷媒回路30に
吐出供給される冷媒ガスの圧力(吐出圧Pd)が大きい
場合、外部冷媒回路30の配管における圧力損失は無視
できないものとなり、実際の蒸発器33の出口圧力P
s’と吸入室圧力Psとの間にギャップが生じ易くな
る。換言すれば、吐出圧Pdが大きくなるときには、吸
入室圧力Psは実際の蒸発器出口圧力Ps’よりも小さ
く現われる傾向にある。
【0037】このようなPsとPs’との避けられない
ギャップを補償して実際の蒸発器出口圧力Ps’を所望
値に維持・制御するための工夫が、高圧補正ロッド63
を含む高圧補正機構である。この補正機構によれば、吐
出圧Pdが高いほど、高圧補正ロッド63が弁体50を
介して感圧機構全体を押し上げる力が大きくなる。具体
的には、吐出圧Pdによって決まる高圧補正ロッド63
の上方付勢力が、弁体50および感圧機構の構成部材
(52,55,54,61,60,59)を介して設定
バネ58に対抗し、設定バネ58の下方付勢力を減殺す
る。換言すれば、高圧補正ロッド63は吐出圧Pdの大
きさに応じて制御弁40の設定圧Psetを減少補正す
る。従って、前記PsとPs’との間に無視できないギ
ャップを生じさせるほど吐出圧Pdが高い場合でも、実
際の蒸発器出口圧力Ps’が所望値付近に安定化するよ
うに制御弁40の開度が制御されることになる。
【0038】(効果)本実施形態によれば、以下のよう
な効果を得ることができる。 ○ 斜板式圧縮機のクランク室3へのガス供給は、ブロ
ーバイガスと、制御弁40の高圧補正ロッド63に沿っ
た隙間通路66を経由して流れ込む高圧ガスとによって
十分且つ安定的に確保される。このため、抜き側制御方
式による場合でも、斜板の傾角増大方向及び傾角減少方
向双方への制御性が向上し、吐出容量の変更が迅速とな
る。
【0039】○ 実質的な給気通路としての隙間通路6
6は、抜き側制御弁40内に設けられた高圧補正ロッド
63用のガイド孔62の隙間を利用したものであるの
で、通路66を作るために特別な加工工程が必要とされ
ない。従って、本実施形態によれば、製造コスト及び量
産性に優れたものとなる。
【0040】(別例)本発明の実施形態を以下のように
変更してもよい。 ○ 図4に示すように、高圧補正ロッド63の直径とガ
イド孔62の内径とをほぼ一致させる設計を採用した場
合に、高圧補正ロッド63の外周面に、ロッド63の軸
方向に延びる溝66を一条又は複数条刻設し、この溝6
6に前記図2及び図3の隙間通路66と同じ役割を担わ
せてもよい。
【0041】○ 図2の抜き側制御弁から区画体43、
皿バネ44、Oリング45及び感圧ポート56を取り除
いて、図5に示すような制御弁としてもよい。図5の制
御弁によれば、弁室46の上部領域が感圧室53と連通
すると共に、通路35を介して感圧室53内に吸入圧P
sが及ぼされる。
【0042】○ 前記実施形態では感圧機構を構成する
主要な感圧部材としてダイヤフラム54を用いたが、こ
れに代えてベローズが用いられてもよい。 ○ 本発明は、内部制御方式の抜き側制御弁のみなら
ず、外部制御方式の抜き側制御弁に適用されてもよい。
【0043】○ この明細書でいう「斜板式圧縮機」と
は、図1に示すようなワッブル型の圧縮機のみならず、
斜板たるスワッシュプレートを備えた圧縮機をも含むも
のであり、傾斜したカムプレートによってピストンを往
復動させる方式の圧縮機のすべてを意味するものであ
る。
【0044】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1〜3に記載
の容量可変型斜板式圧縮機および請求項4に記載の抜き
側制御弁によれば、抜き側制御方式の容量可変型斜板式
圧縮機においてクランク室への高圧冷媒ガスの供給を確
実ならしめて容量の可変制御性を向上させることができ
るとともに、斜板式圧縮機および抜き側制御弁を量産に
適したものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態に従う斜板式圧縮機の縦断面図。
【図2】一実施形態に従う抜き側制御弁の縦断面図。
【図3】図2のX−X線での横断面図。
【図4】別例を示す図3相当の横断面図。
【図5】抜き側制御弁の別例の縦断面図。
【符号の説明】
3…クランク室、8…吸入室(吸入圧領域を構成)、9
…吐出室(吐出圧領域を構成)、17…回転斜板、18
…揺動斜板(17,18は斜板を構成する)、35,3
6…通路、40…抜き側制御弁、41…第1バルブハウ
ジング、42…第2バルブハウジング(保持部材)、4
6…弁室、48,49…ポート(35,36,46,4
8,49は抽気経路を構成する)、50…弁体、52〜
61…感圧機構を構成する部材又は要素、62…ガイド
孔、63…高圧補正ロッド(可動部材)、66…隙間通
路、Pc…クランク圧、Pd…吐出圧、Ps…吸入圧。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機のクランク室と吸入圧領域とを結
    ぶ抽気経路に設けられた抜き側制御弁の開度を調節し前
    記クランク室からの冷媒ガスの導出量を制御することで
    斜板の傾角を可変調節する容量可変型斜板式圧縮機にお
    いて、 前記抜き側制御弁内に設けられた可動部材と、その可動
    部材を移動可能に保持する保持部材との間に隙間通路を
    確保し、その隙間通路を利用して吐出圧領域の冷媒ガス
    を前記クランク室へ供給する容量可変型斜板式圧縮機。
  2. 【請求項2】 前記可動部材は、前記抜き側制御弁の設
    定圧を該圧縮機の吐出圧で補正するための高圧補正ロッ
    ドであることを特徴とする請求項1に記載の容量可変型
    斜板式圧縮機。
  3. 【請求項3】 前記保持部材は、前記抜き側制御弁のバ
    ルブハウジングであり、前記高圧補正ロッドの一端は、
    前記抽気経路の一部を構成する抜き側制御弁の弁室のク
    ランク室側領域に配置され、当該高圧補正ロッドの他端
    は、前記弁室外の吐出圧領域に配置されていることを特
    徴とする請求項2に記載の容量可変型斜板式圧縮機。
  4. 【請求項4】 抜き側制御方式の容量可変型斜板式圧縮
    機に用いられる抜き側制御弁であって、 バルブハウジングと、前記圧縮機のクランク室と吸入圧
    領域とを結ぶ抽気経路の一部を構成すべく前記バルブハ
    ウジング内に設けられた弁室と、前記抽気経路の開度を
    調節すべく前記弁室内に移動可能に設けられた弁体と、
    当該制御弁の設定圧を決定すると共に吸入圧の変化に応
    じて前記弁体を作動させる感圧機構と、前記バルブハウ
    ジング内に移動可能に保持されるとともに前記感圧機構
    によって決定される設定圧を吐出圧で補正すべく前記弁
    体を介して前記感圧機構に作動連結された高圧補正ロッ
    ドとを備え、 前記高圧補正ロッドとそれを保持するバルブハウジング
    との間に、吐出圧領域の冷媒ガスを前記クランク室へ供
    給するための隙間通路が確保されていることを特徴とす
    る抜き側制御弁。
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