JP2000063050A - 昇降機およびその制御装置 - Google Patents

昇降機およびその制御装置

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JP2000063050A
JP2000063050A JP10237599A JP23759998A JP2000063050A JP 2000063050 A JP2000063050 A JP 2000063050A JP 10237599 A JP10237599 A JP 10237599A JP 23759998 A JP23759998 A JP 23759998A JP 2000063050 A JP2000063050 A JP 2000063050A
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elevator
passenger car
motor
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Kazuo Sasaki
和夫 佐々木
Kenji Higuchi
健二 樋口
Tatsuo Morishige
達夫 森重
Akira Iwamoto
晃 岩本
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Universal Bio Research Co Ltd
Original Assignee
CHUO ELEVATOR KOGYO KK
Unitec Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 設備設計や設置工事を容易に行うことができ
るとともに、通信の確実性を向上させることができる昇
降機およびその制御装置を提供する。 【解決手段】 送信ユニット7は、乗用かご1に乗り込
んだ人の昇降指示を送信変調回路23へ供給する。送信
変調回路23は、上記指示をコード化し、所定の変調方
式(例えば、FSK変調)により変調して送信コイル8
へ供給し、ワイヤ2へ電磁誘導により送信(伝播)す
る。受信コイル10は、上記指示信号を電磁誘導により
受信する。受信ユニット9は、受信した指示信号を復調
する。モータ駆動装置4は、該指示信号に応じて、モー
タ3を駆動制御する。モータ3が駆動することにより、
ワイヤ2および連続したコマ6が前後に所定量だけ移動
し、該ワイヤ2およびコマ6で固定されている乗用かご
1が移動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、駅等公共施設、個
人住宅等の階段に設けられ、人や荷物を運搬する昇降機
およびその制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、駅等公共施設、個人住宅にお
いて、車椅子のまま搭載可能な階段昇降機が知られてい
る。階段昇降機の乗用かご部分に乗ったユーザは、手元
操作スイッチを操作して昇降を指示する。乗用かごを昇
降させるための駆動機構 (モータ、制御部等)は、乗
用かごとは別体で、所定の場所に配置されており、手元
操作スイッチからの指示に従って駆動し、上記乗用かご
を昇降させる。手元操作スイッチと駆動機構とは、通
常、予め敷設されたリード線により接続されており、該
リード線によって上記指示信号が伝播(つまり有線によ
る信号伝播)される。また、逆に乗用かごに駆動機構が
搭載され、固定された所定の場所に呼び出しスイッチ等
が設置される場合も同様である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の昇降機では、乗用かごを昇降させるためのワイ
ヤー、乗用かごの配置等から、手元操作スイッチからの
リード線の敷設が複雑になったり、リード線の駆動部へ
の噛み込みが発生したりするという問題があった。その
ため、リード線の敷設では、設備設計が複雑になった
り、あるいは設置工事が煩雑になっていた。また、リー
ド線の駆動部への噛み込みでは、運転上も危険であった
り、制御信号の通信が不安定である欠点もあった。かか
る欠点を解消するために、上述の有線方式ではなく、例
えば無線を用いたリモートコントロールを利用すること
が考えられるが、使用できる電波電力(無免許特定省電
力等)から通信の確実性に難があるという問題がある。
すなわち、無線免許を要しない極めて小さい電波電力の
無線を用いたリモートコントロールを行う場合には、例
えば、外部ノイズの影響を受ける等の通信の確実性に難
があって動作が不安定になったりする。一方、無線を用
いたリモートコントロールシステムで、例えば無線免許
を必要とするような比較的に大きい電波電力のものでは
免許手続が面倒であるとともに、装置が複雑になってコ
スト高となり、かつ周囲に不要信号の電波をまき散らす
(放射する)という欠点があるとともに、省電力化にも
反する。
【0004】そこで本発明は、リード線のことを気にせ
ずに運転ができ、かつ設備設計や設置工事を容易に行う
ことができるとともに、通信の確実性を向上させること
ができる昇降機およびその制御装置を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項1記載の発明による昇降機は、被運搬体が積載され
る乗用かごと、前記乗用かごの移動範囲に敷設された導
体からなるワイヤと、前記ワイヤを直接的または間接的
に移動するモータと、前記乗用かごの動作指示が入力さ
れる入力手段と、前記乗用かごととともに移動し、前記
入力手段から入力された動作指示に応じた指示信号を前
記ワイヤへ伝播させる送信手段と、前記ワイヤを伝播す
る指示信号を受信する受信手段と、前記受信手段により
受信された指示信号に基づいて、前記モータを駆動制御
するモータ駆動手段とを具備することを特徴とする。
【0006】また、好ましい態様として、例えば請求項
2記載のように、電気的に接地された導体からなり、前
記ワイヤの周囲を覆う遮蔽手段を具備するようにしても
よい。
【0007】また、好ましい態様として、例えば請求項
3記載のように、前記ワイヤが前記遮蔽手段へ接触しな
いように、前記遮蔽手段内に配置された絶縁体からなる
絶縁手段を具備するようにしてもよい。
【0008】また、上記目的達成のため、請求項4記載
の発明による昇降機の制御装置は、与えられた動作指示
に従って、モータの駆動により移動する乗用かごと、該
乗用かごとともに移動するワイヤを具備する昇降機の制
御装置において、前記乗用かごの動作指示が入力される
入力手段と、前記乗用かごととともに移動し、前記入力
手段から入力された動作指示に応じた指示信号を前記ワ
イヤへ伝播させる送信手段と、前記ワイヤを伝播する指
示信号を受信する受信手段と、前記受信手段により受信
された指示信号に基づいて、前記モータを駆動制御する
モータ駆動手段とを具備することを特徴とする。
【0009】また、好ましい態様として、例えば請求項
5記載のように、前記送信手段および前記受信手段は、
前記ワイヤに対し、非接触で指示信号の送受信を行うよ
うにしてもよい。
【0010】また、好ましい態様として、例えば請求項
6記載のように、前記送信手段および前記受信手段は、
前記ワイヤの周囲に非接触で周回する磁性体と、該磁性
体に巻回された導電性のコイルとからなり、前記ワイヤ
との間で生じる電磁誘導によって前記指示信号を送受信
するようにしてもよい。
【0011】また、好ましい態様として、例えば請求項
7記載のように、前記送信手段および前記受信手段は、
前記指示信号をコード化するとともに、周波数偏移変調
方式で変調するようにしてもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、実
際に適用した一実施例として、図面を参照して説明す
る。
【0013】A.実施例の構成 A−1.昇降機および制御装置の構成 図1は本発明の実施例による昇降機の構成を示す概念図
である。また、図2は、昇降機の制御装置の構成例を示
すブロック図である。なお、図2において、図1に対応
する部分には同一の符号を付けて説明を省略する。図に
おいて、乗用かご1は、ワイヤ2に固定されており、車
椅子等に乗った搭乗者がそのまま乗り込めるスペース、
強度を有する。ワイヤ2は、導電性の金属ワイヤであ
り、乗用かごとともに、前後数十m程度移動可能であ
る。乗用かご1は、モータ3によりワイヤ2、コマ6に
より移動する。モータ3は、モータ駆動装置4により正
回転、逆回転、停止など駆動制御される。上記ワイヤ2
は、電気的に接地された金属チューブ(SUS等)5に
より覆われている。また、ワイヤ2には、 金属チュー
ブ5との接触防止、保持、滑動のために、ナイロンなど
の部材からなる、複数のコマ6,6,…が貫通するように
配置されている。
【0014】なお、図示する例では、平面的に配置され
ているが、実際には、いわゆる階段に沿って屈曲して敷
設されたり、上下(垂直)方向に敷設される。但し、平
面に敷設されても実用上問題を生じるものではない。
【0015】乗用かご1には、送信ユニット7と送信コ
イル8とが一体に設けられており、乗用かご1とともに
移動する。また、送信ユニット7は、図2に示す、充電
可能なバッテリBTにより動作する。送信ユニット7
は、図2に示すように、手元操作スイッチ20、CPU
21、EPROM22および送信変調回路23から構成
されている。手元操作スイッチ20は、ユーザが乗用か
ご1を昇降させるための各種スイッチからなり、そのオ
ン/オフ状態はCPU21に供給される。CPU21
は、EPROM22に格納されているプログラムに従っ
て動作し、手元操作スイッチ20からの指示を送信変調
回路23へ供給する。送信変調回路23は、上記指示を
コード化し、所定の変調方式(例えば、FSK変調)に
より変調して送信コイル8へ供給する。送信コイル8
は、ワイヤ2が貫通するように配置されており、上記変
調された指示信号をワイヤ2を介して送信(伝播)す
る。
【0016】また、モータ駆動装置4には、受信ユニッ
ト9および受信コイル10が設けられている。受信コイ
ル10は、上記送信コイル8と同様に、ワイヤ2が貫通
するように配置されており、ワイヤ2を介して伝播され
る上記指示信号を受信し、受信ユニット9に供給する。
受信ユニット9は、受信した指示信号を復調する。モー
タ駆動装置4は、復調された指示信号に従って、モータ
3を駆動する。より具体的には、受信ユニット9は、図
2に示すように、操作スイッチ30、CPU31、EP
ROM32、受信復調回路33、リレー34およびイン
バータ35から構成されている。操作スイッチ30は、
昇降機全体の動作(メンテナンス時の動作を含む)を指
示するための各種スイッチからなり、そのオン/オフ状
態はCPU31に供給される。
【0017】CPU31は、EPROM32に格納され
ているプログラムに従って動作し、操作スイッチ30か
らの指示に従って各部を制御するとともに、受信復調回
路33から供給される指示信号(コード化された信号)
に従って、リレー34のオン/オフを制御する。受信復
調回路33は、受信コイル10によって受信した指示信
号(変調信号)を受信し、復調してコード化された信号
としてCPU31に供給する。リレー34は、そのオン
/オフによって、インバータ35に対して、モータ3の
回転方向(昇降方向)等を指示する。すなわち、インバ
ータ35は、リレー34のオン/オフ状態に 応じて、モ
ータ3を駆動制御するとともに、インバータ35の運転
状態をCPU31にフィードバックする。また、電源3
6は、受信ユニット9やインバータ35へ所定の電力を
供給する。
【0018】ここで、送信コイル8および受信コイル1
0について図3を参照して説明する。送信コイル8およ
び受信コイル10は、磁性体のリング(トロイダルコ
ア)40と、該リング40に巻回されたコイル41から
なる。送信コイル8の場合には、コイル41に交流電流
IAC1を流すことでリング40に交番磁界φが発生し、
該リング40を貫通するワイヤ2 に上記交番磁界φに
応じた交流電流IAC2が流れることになる。ゆえに、交
流電流IAC1を指示信号(変調信号)とすれば、指示信
号がワイヤ2を伝播することになる。
【0019】同様に、受信コイル10の場合には、リン
グ40を貫通するワイヤ2に上記交流電流(指示信号)
IAC2が流れるこ とで、リング40に巻回されたコイル
41に、交流電流IAC2に応じた交流電流が流れること
になる。ゆえに、乗用か ご1とモータ駆動装置4とが
数十m離れていても、確実に指示信号を受信することが
可能である。また、ワイヤ2により指示信号を伝播する
ことで、わずかな送信電力で信号伝達が可能になる。
【0020】上記送信コイル8の交流電流は、電波とし
て放射しにくい周波数帯(例えば、100kHz)を使
用する。さらに、信号を伝播するワイヤ2は、接地され
た導電性の金属チューブ5で覆われているので、周囲に
不要な信号を放射することがない。また、同様の理由に
より、外部からのノイズの影響も受けにくい。
【0021】ワイヤ2への交流電流は、コード化された
FSK(周波数変移)信号とすることで、仮にノイズが
重畳しても、コードと周波数の変移が一致する確率が極
めて小さいので、誤作動することはほとんどない(伝送
品質の向上)。また、送信ユニット7を、ワイヤ2が移
動すると、電源が入り、送信を開始するように構成すれ
ば、省電力化も図ることができる。
【0022】B.実施例の動作 次に、本発明の実施例の動作について説明する。車椅子
等に乗った搭乗者が乗用かご1に乗り込み、手元操作ス
イッチ20を操作し、昇降を指示すると、送信ユニット
7では、CPU21がEPROM22に格納されている
プログラムに従って動作し、手元操作スイッチ20から
の指示を送信変調回路23へ供給する。送信変調回路2
3では、上記指示をコード化し、所定の変調方式(例え
ば、FSK変調)により変調して送信コイル8へ供給
し、ワイヤ2を介して送信(伝播)する。
【0023】一方、上記指示信号は、受信コイル10に
より受信され、受信ユニット9において、受信復調回路
33により復調され、EPROM32に格納されている
プログラムに従って動作するCPU31により、指示信
号(コード化された信号)に従って、リレー34がオン
/オフ制御される。そして、インバータ35により、リ
レー34のオン/オフ状態に応 じて、モータ3が駆動制
御される。モータ3が駆動することにより、ワイヤ2お
よびコマ6が前後に所定量だけ移動し、該ワイヤ2およ
びコマ6によって固定されている乗用かご1が移動する
ことになる。このとき、ワイヤ2は、コマ6,6,…によ
り保持されているため、円滑に移動し、かつ、金属チュ
ーブ5との接触が防止される。
【0024】なお、上述した実施例においては、車椅子
等に乗った人の移動(昇降)に適用したが、これに限ら
ず、荷物運搬のための荷役機器に適用してもよい。例え
ば、公共施設、駅、家庭、ホール等に設置される昇降機
に適用することができる。特に、最近、シルバーケア、
福祉看護装置として駅等の公共施設に設置される階段昇
降機に本発明を適用すると、効果が大である。
【0025】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、乗用かご
の動作指示に応じた指示信号を、送信手段により、乗用
かごを移動させるために敷設されたワイヤへ送信し、駆
動側では、受信手段によりワイヤへ送信された指示信号
を受信し、該指示信号に従って、モータの駆動により、
乗用かごを移動させるようにしたので、従来のように制
御信号の伝播を行うリード線のことを気にしながら運転
をするという事態を解消することができるとともに(本
発明ではリード線がなく、ワイヤが信号伝播の手段)、
設備設計や設置工事を容易に行うことができ、かつ通信
の確実性を向上させることができるという効果が得られ
る。特に、金属チューブでシールドされたワイヤ(導
体)に信号を非接触で流すシステムであるので、僅かな
送信電力で信号の伝達を行うことができ、外部へ不要な
放射の信号をまき散らすとか、反対に外部からノイズを
受ける等の欠点を有効に防止することができる。加え
て、省電力化を図れるとともに、制御のための信号につ
いて高品質の伝送を行うことができる。
【0026】また、請求項2記載の発明によれば、前記
ワイヤの周囲を電気的に接地された導体からなる遮蔽手
段により覆うようにしたので、外部への信号漏洩や外部
からのノイズ重畳を防止することができ、通信を高品質
に維持しつつ、通信の確実性を向上させることができる
という利点が得られる。
【0027】また、請求項3記載の発明によれば、前記
ワイヤが前記遮蔽手段へ接触しないように、前記遮蔽手
段内に絶縁体からなる絶縁手段を配置するようにしたの
で、設備設計や設置工事を容易に行うことができるとと
もに、通信の確実性を向上させることができるという利
点が得られる。
【0028】また、請求項4記載の発明によれば、乗用
かごの動作指示に応じた指示信号を、乗用かごを移動さ
せるために敷設されたワイヤを介して送受信するように
したので、設備設計や設置工事を容易に行うことができ
るとともに、通信の確実性を向上させることができると
いう利点が得られる。
【0029】また、請求項5記載の発明によれば、前記
送信手段および前記受信手段による指示信号の送受信
を、前記ワイヤに対して非接触で行うようにしたので、
設備設計や設置工事を容易に行うことができるととも
に、通信の確実性を向上させることができるという利点
が得られる。
【0030】また、請求項6記載の発明によれば、前記
送信手段および前記受信手段を、前記ワイヤの周囲に非
接触で周回する磁性体と、該磁性体に巻回された導電性
のコイルとから構成し、前記ワイヤとの間で生じる電磁
誘導によって前記指示信号を送受信するするようにした
ので、設備設計や設置工事を容易に行うことができると
ともに、通信の確実性を向上させることができるという
利点が得られる。
【0031】また、請求項7記載の発明によれば、前記
送信手段および前記受信手段における通信方式を、前記
指示信号をコード化するとともに、周波数偏移変調方式
で変調するようにしたので、設備設計や設置工事を容易
に行うことができるとともに、通信の確実性を向上させ
ることができるという利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による昇降機の構成を示す概念
図である。
【図2】昇降機制御装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】送信コイル、受信コイルの構造を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 乗用かご 2 ワイヤ 3 モータ 4 モータ駆動装置(制御手段) 5 金属チューブ(遮蔽手段) 6 コマ(絶縁手段) 7 送信ユニット 8 送信コイル(送信手段) 9 受信ユニット 10 受信コイル(受信手段) 20 手元操作スイッチ(入力手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 樋口 健二 東京都大田区中央2丁目25番6号 ユニテ ック株式会社内 (72)発明者 森重 達夫 東京都台東区上野3丁目4番9号 中央エ レベーター工業株式会社内 (72)発明者 岩本 晃 東京都台東区上野3丁目4番9号 中央エ レベーター工業株式会社内 Fターム(参考) 3F002 GA05 3F301 BB26 DB00 3F303 BA04 FA01 FA07 FA14 FA17

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被運搬体が積載される乗用かごと、 前記乗用かごの移動範囲に敷設された導体からなるワイ
    ヤと、 前記ワイヤを直接的または間接的に移動するモータと、 前記乗用かごの動作指示が入力される入力手段と、 前記乗用かごととともに移動し、前記入力手段から入力
    された動作指示に応じた指示信号を前記ワイヤへ伝播さ
    せる送信手段と、 前記ワイヤを伝播する指示信号を受信する受信手段と、 前記受信手段により受信された指示信号に基づいて、前
    記モータを駆動制御するモータ駆動手段とを具備するこ
    とを特徴とする昇降機。
  2. 【請求項2】 電気的に接地された導体からなり、前記
    ワイヤの周囲を覆う遮蔽手段を具備することを特徴とす
    る請求項1記載の昇降機。
  3. 【請求項3】 前記ワイヤが前記遮蔽手段へ接触しない
    ように、前記遮蔽手段内に配置された絶縁体からなる絶
    縁手段を具備することを特徴とする請求項1ないし5の
    いずれかに記載の昇降機。
  4. 【請求項4】 与えられた動作指示に従って、モータの
    駆動により移動する乗用かごと、該乗用かごとともに移
    動するワイヤを具備する昇降機の制御装置において、 前記乗用かごの動作指示が入力される入力手段と、 前記乗用かごととともに移動し、前記入力手段から入力
    された動作指示に応じた指示信号を前記ワイヤへ伝播さ
    せる送信手段と、 前記ワイヤを伝播する指示信号を受信する受信手段と、 前記受信手段により受信された指示信号に基づいて、前
    記モータを駆動制御するモータ駆動手段とを具備するこ
    とを特徴とする昇降機の制御装置。
  5. 【請求項5】 前記送信手段および前記受信手段は、前
    記ワイヤに対し、非接触で指示信号の送受信を行うこと
    を特徴とする請求項4記載の昇降機の制御装置。
  6. 【請求項6】 前記送信手段および前記受信手段は、前
    記ワイヤの周囲に非接触で周回する磁性体と、該磁性体
    に巻回された導電性のコイルとからなり、前記ワイヤと
    の間で生じる電磁誘導によって前記指示信号を送受信す
    ることを特徴とする請求項5記載の昇降機の制御装置。
  7. 【請求項7】 前記送信手段および前記受信手段は、前
    記指示信号をコード化するとともに、周波数偏移変調方
    式で変調することを特徴とする請求項5または6記載の
    昇降機の制御装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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