JP2000062408A - ロードノイズ抑制装置 - Google Patents
ロードノイズ抑制装置Info
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- JP2000062408A JP2000062408A JP10233897A JP23389798A JP2000062408A JP 2000062408 A JP2000062408 A JP 2000062408A JP 10233897 A JP10233897 A JP 10233897A JP 23389798 A JP23389798 A JP 23389798A JP 2000062408 A JP2000062408 A JP 2000062408A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C19/00—Tyre parts or constructions not otherwise provided for
- B60C19/002—Noise damping elements provided in the tyre structure or attached thereto, e.g. in the tyre interior
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C17/00—Tyres characterised by means enabling restricted operation in damaged or deflated condition; Accessories therefor
- B60C17/04—Tyres characterised by means enabling restricted operation in damaged or deflated condition; Accessories therefor utilising additional non-inflatable supports which become load-supporting in emergency
- B60C17/041—Tyres characterised by means enabling restricted operation in damaged or deflated condition; Accessories therefor utilising additional non-inflatable supports which become load-supporting in emergency characterised by coupling or locking means between rim and support
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Tires In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 一対の遮蔽体を、重量バランスを損ねること
なくリムの対称位置に固定することができ、振動の発生
をもたらすことなくロードノイズを効果的に低減しう
る。 【解決手段】タイヤ３とリム２とに囲まれるタイヤ内腔
Ｈ内に装着されるロードノイズ抑制装置１であって、ス
ポンジ材からなりタイヤ内腔Ｈを周方向に略二分割する
一対の遮蔽体９、９を、連結部材１０で連結している。
連結部材１０は、リム底２Ｂに沿い張力を有してのびる
ことにより前記遮蔽体９をリム２に固定させる。
なくリムの対称位置に固定することができ、振動の発生
をもたらすことなくロードノイズを効果的に低減しう
る。 【解決手段】タイヤ３とリム２とに囲まれるタイヤ内腔
Ｈ内に装着されるロードノイズ抑制装置１であって、ス
ポンジ材からなりタイヤ内腔Ｈを周方向に略二分割する
一対の遮蔽体９、９を、連結部材１０で連結している。
連結部材１０は、リム底２Ｂに沿い張力を有してのびる
ことにより前記遮蔽体９をリム２に固定させる。
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、タイヤのロードノ
イズを低減でき、走行時の静粛性を達成しうるロードノ
イズ抑制装置に関する。 【０００２】 【従来の技術】近年、乗用車の低騒音化、静粛化が強く
望まれており、そのためにはタイヤの騒音をも減じるこ
とが必要となる。 【０００３】タイヤに起因する騒音としては、トレッド
パターンに基づくパターンノイズ、路面との間のきしみ
音、すべり音に加えて、走行時２５０Ｈｚ付近の低周波
範囲でピークを迎えるいわゆるロードノイズが知られて
おり、これは車内でのこもり音となって運転者に不快感
を与えるなどその影響は大である。 【０００４】このロードノイズは、路面の凹凸から受け
るトレッド面での衝撃がタイヤ内腔内の空気を共鳴させ
ることに原因し、特に、トレッド部をスチールコード等
のベルト層で補強したラジアルタイヤにおいて顕著に発
生する。従って、従来、例えばトレッドゴムやベルト層
を変更するなどしてトレッド剛性を減じ、トレッドの衝
撃を緩和させる等のタイヤ構造側での対策が図られてい
るが、ロードノイズを充分に低減させることは難しかっ
た。 【０００５】他方、特公平７−１４６８２号公報等に提
案される如く、タイヤ内腔内に遮蔽体を挿入しタイヤ内
腔内の気柱を遮断することによってロードノイズを効果
的に低減しうることが明らかになっている。 【０００６】 【発明が解決しようとする課題】しかし、このような遮
蔽体は、たとえ圧縮状態で挿入されたとしても、走行時
にはタイヤ内腔内で移動するなどタイヤの重量バランス
を悪化し、振動を発生させるという新たな問題がある。 【０００７】そこで本発明は、リム底に沿って張力を有
してのびる連結部材を用い、スポンジ材からなる一対の
遮蔽体を約１８０度の角度を隔てて連結しかつリムに固
定させることを基本として、一対の遮蔽体を、重量バラ
ンスを損ねることなくリムの対称位置に固定することが
でき、振動の発生をもたらすことなくロードノイズを効
果的に低減しうるロードノイズ抑制装置の提供を目的と
している。 【０００８】 【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、リムに装着されるタイヤと前記リムとに
より囲まれるタイヤ内腔内に装着されるロードノイズ抑
制装置であって、スポンジ材からなりかつ約１８０度の
角度を隔ててタイヤ内腔の少なくとも一部を遮ることに
よりこのタイヤ内腔を周方向に略二分割しうる一対の遮
蔽体と、この一対の遮蔽体を連結しかつリム底に沿い張
力を有してのびることにより前記遮蔽体をリムに固定さ
せる連結部材とからなることを特徴としている。 【０００９】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
示例とともに説明する。図１はロードノイズ抑制装置１
の斜視図であり、又図２、３はロードノイズ抑制装置１
がタイヤ内腔Ｈ内に装着された状態を示すタイヤ赤道Ｃ
に沿う断面図及び子午線に沿う断面図である。 【００１０】ここで、タイヤ内腔Ｈは、リム２に装着さ
れるタイヤ３と、前記リム２とにより囲まれる環状の空
間であり、タイヤ３は、接地面を形成するトレッド部５
と、その両側から半径方向内方にのびるサイドウォール
部６と、各サイドウォール部６の内方端に形成されるビ
ード部７とを具え、このビード部７を前記リム２のリム
シート２Ａに着座させて嵌着される。 【００１１】なおタイヤ３は、本例では、タイヤ内腔Ｈ
に向く内面を、空気不透過性のブチル系ゴムからなるイ
ンナーライナで被覆したチューブレス構造をなすことに
より、前記タイヤ内腔Ｈを気密に形成する。なおタイヤ
３として、本例では乗用車用の場合を例示しているが、
他にバス・トラック等の重荷重車両用、小型トラック
用、自動二輪車用など、種々な用途のものが利用でき、
又タイヤ構造も、ラジアル、セミラジアル、バイアスな
ど種々な周知のものを用いうる。 【００１２】次に、ロードノイズ抑制装置１は、一対の
遮蔽体９、９と、この一対の遮蔽体９、９を連結しかつ
前記リム２に固定させる連結部材１０とから形成され
る。 【００１３】遮蔽体９は、多孔性ゴム性材であるスポン
ジ材によって形成されるブロック状体であり、約１８０
度の角度を隔てた点対称の位置に配置されるとともに、
前記タイヤ内腔Ｈの少なくとも一部を遮ることにより、
このタイヤ内腔Ｈを周方向の二つの空気室Ｈ１、Ｈ２に
略二分割する。これによって、前記２５０Ｈｚ近傍での
気柱共鳴を阻止する。 【００１４】この気柱共鳴の阻止の観点から、前記遮蔽
体９は、タイヤ内腔Ｈの断面積の６０％以上を遮ること
が必要であり、好ましくは８０％以上、さらには本実施
例で例示する如く、タイヤ内腔面と実質的に密着し略完
全に遮ることが好ましい。そのために、特に弾力性及び
収縮性等に優れタイヤ内腔Ｈに沿っての変形を容易とし
た、連続気泡を有する所謂スポンジゴムが、独立気泡を
有する所謂膨張ゴムに比して好適に採用される。又遮蔽
体９では、タイヤ重量の増加を抑制し、かつ接地時のタ
イヤ変形とともに容易に変形してタイヤ剛性の不均一化
を招かないようにすることが必要であり、この点からも
前記スポンジゴムが好適である。又その発泡倍率も４０
０〜１５００％の範囲でより高い方が好ましい。 【００１５】なお遮蔽体９として、本例では矩形なブロ
ック状のものを例示しているが、タイヤ内腔Ｈの形状に
合わせ、圧縮量を加味した輪郭形状で形成することもで
きる。 【００１６】又前記連結部材１０は、一対の遮蔽体９、
９を連結する紐状をなし、リム底２Ｂに沿って張力を有
してのびることにより、前記遮蔽体９、９をリムに固定
する。 【００１７】連結部材１０は、本例では、弾性を有する
エンドレス状のバンド体１１からなり、前記遮蔽体９を
貫通してのびるとともに、この貫通部１２において遮蔽
体９と接着剤を用いて強固に固着している。連結部材１
０としては、例えば直径１ｃｍ程度のゴム弾性体が好適
に採用できるが、種々の太さ及び断面形状のものがリム
サイズリム形状等に応じて使用でき、さらには金属製の
スプリングなどのバネ弾性体で形成することもできる。
又連結部材１０の一部を、前記ゴム弾性体やバネ弾性体
で形成することによって弾性を付与させても良く、係る
場合には、残部を例えば合成樹脂等の非弾性の紐体で形
成しうる。 【００１８】このように、前記連結部材１０を前記弾性
体で形成することにより、リムフランジ２Ｃを乗越して
リム底２Ｂ内にロードノイズ抑制装置１を装着すること
ができ、しかも装着後において張力を有してリム底２Ｂ
に固定できる。従って、遮蔽体９が走行時に位置ズレし
て車輪全体の重量バランスを悪化させるのを防止でき
る。又たとえ装置１に位置ズレが生じた場合にも、一対
の遮蔽体９、９が対称位置で互いに連結されているた
め、重量バランスの悪化を最低限に抑えることが可能と
なる。なお前記張力を安定して発生させるために、連結
部材１０の略全体を弾性体で形成することが好ましく、
又装着前の連結部材１０の周方向長さを、リム底の周方
向長さの９０％以下に抑えるのがよい。 【００１９】又前記連結部材１０は、図４に示すよう
に、前記遮蔽体９、９間に途切れ部１３を設け、この途
切れ部１３に接続可能な接続手段１４を設けても良い。
接続手段１４としては、本例では、ナイロンなどの合成
樹脂からなる帯状の連結部材片１０Ａの一方に、鋸歯状
の複数の溝部１５を形成し、他方の連結部材片１０Ｂ
に、一方の連結部材片１０Ａをスライド自在に挿入でき
かつその溝部１５と係合することにより弛み止めを行う
爪片１６Ａを有するスライド孔１６を設けている。これ
によって、連結部材片１０Ａ、１０Ｂ間を張力を有して
接続することができ、かかる場合、前記ゴム弾性体或い
はバネ弾性体の使用を排除しうるが、使用してもかまわ
ない。 【００２０】このように本発明のロードノイズ抑制装置
１は、種々の態様に変化させることができる。 【００２１】 【発明の効果】本発明は叙上の如く構成しているため、
一対の遮蔽体を、重量バランスを損ねることなくリムの
対称位置に固定することができ、振動の発生をもたらす
ことなくロードノイズを効果的に低減しうる。
イズを低減でき、走行時の静粛性を達成しうるロードノ
イズ抑制装置に関する。 【０００２】 【従来の技術】近年、乗用車の低騒音化、静粛化が強く
望まれており、そのためにはタイヤの騒音をも減じるこ
とが必要となる。 【０００３】タイヤに起因する騒音としては、トレッド
パターンに基づくパターンノイズ、路面との間のきしみ
音、すべり音に加えて、走行時２５０Ｈｚ付近の低周波
範囲でピークを迎えるいわゆるロードノイズが知られて
おり、これは車内でのこもり音となって運転者に不快感
を与えるなどその影響は大である。 【０００４】このロードノイズは、路面の凹凸から受け
るトレッド面での衝撃がタイヤ内腔内の空気を共鳴させ
ることに原因し、特に、トレッド部をスチールコード等
のベルト層で補強したラジアルタイヤにおいて顕著に発
生する。従って、従来、例えばトレッドゴムやベルト層
を変更するなどしてトレッド剛性を減じ、トレッドの衝
撃を緩和させる等のタイヤ構造側での対策が図られてい
るが、ロードノイズを充分に低減させることは難しかっ
た。 【０００５】他方、特公平７−１４６８２号公報等に提
案される如く、タイヤ内腔内に遮蔽体を挿入しタイヤ内
腔内の気柱を遮断することによってロードノイズを効果
的に低減しうることが明らかになっている。 【０００６】 【発明が解決しようとする課題】しかし、このような遮
蔽体は、たとえ圧縮状態で挿入されたとしても、走行時
にはタイヤ内腔内で移動するなどタイヤの重量バランス
を悪化し、振動を発生させるという新たな問題がある。 【０００７】そこで本発明は、リム底に沿って張力を有
してのびる連結部材を用い、スポンジ材からなる一対の
遮蔽体を約１８０度の角度を隔てて連結しかつリムに固
定させることを基本として、一対の遮蔽体を、重量バラ
ンスを損ねることなくリムの対称位置に固定することが
でき、振動の発生をもたらすことなくロードノイズを効
果的に低減しうるロードノイズ抑制装置の提供を目的と
している。 【０００８】 【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、リムに装着されるタイヤと前記リムとに
より囲まれるタイヤ内腔内に装着されるロードノイズ抑
制装置であって、スポンジ材からなりかつ約１８０度の
角度を隔ててタイヤ内腔の少なくとも一部を遮ることに
よりこのタイヤ内腔を周方向に略二分割しうる一対の遮
蔽体と、この一対の遮蔽体を連結しかつリム底に沿い張
力を有してのびることにより前記遮蔽体をリムに固定さ
せる連結部材とからなることを特徴としている。 【０００９】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
示例とともに説明する。図１はロードノイズ抑制装置１
の斜視図であり、又図２、３はロードノイズ抑制装置１
がタイヤ内腔Ｈ内に装着された状態を示すタイヤ赤道Ｃ
に沿う断面図及び子午線に沿う断面図である。 【００１０】ここで、タイヤ内腔Ｈは、リム２に装着さ
れるタイヤ３と、前記リム２とにより囲まれる環状の空
間であり、タイヤ３は、接地面を形成するトレッド部５
と、その両側から半径方向内方にのびるサイドウォール
部６と、各サイドウォール部６の内方端に形成されるビ
ード部７とを具え、このビード部７を前記リム２のリム
シート２Ａに着座させて嵌着される。 【００１１】なおタイヤ３は、本例では、タイヤ内腔Ｈ
に向く内面を、空気不透過性のブチル系ゴムからなるイ
ンナーライナで被覆したチューブレス構造をなすことに
より、前記タイヤ内腔Ｈを気密に形成する。なおタイヤ
３として、本例では乗用車用の場合を例示しているが、
他にバス・トラック等の重荷重車両用、小型トラック
用、自動二輪車用など、種々な用途のものが利用でき、
又タイヤ構造も、ラジアル、セミラジアル、バイアスな
ど種々な周知のものを用いうる。 【００１２】次に、ロードノイズ抑制装置１は、一対の
遮蔽体９、９と、この一対の遮蔽体９、９を連結しかつ
前記リム２に固定させる連結部材１０とから形成され
る。 【００１３】遮蔽体９は、多孔性ゴム性材であるスポン
ジ材によって形成されるブロック状体であり、約１８０
度の角度を隔てた点対称の位置に配置されるとともに、
前記タイヤ内腔Ｈの少なくとも一部を遮ることにより、
このタイヤ内腔Ｈを周方向の二つの空気室Ｈ１、Ｈ２に
略二分割する。これによって、前記２５０Ｈｚ近傍での
気柱共鳴を阻止する。 【００１４】この気柱共鳴の阻止の観点から、前記遮蔽
体９は、タイヤ内腔Ｈの断面積の６０％以上を遮ること
が必要であり、好ましくは８０％以上、さらには本実施
例で例示する如く、タイヤ内腔面と実質的に密着し略完
全に遮ることが好ましい。そのために、特に弾力性及び
収縮性等に優れタイヤ内腔Ｈに沿っての変形を容易とし
た、連続気泡を有する所謂スポンジゴムが、独立気泡を
有する所謂膨張ゴムに比して好適に採用される。又遮蔽
体９では、タイヤ重量の増加を抑制し、かつ接地時のタ
イヤ変形とともに容易に変形してタイヤ剛性の不均一化
を招かないようにすることが必要であり、この点からも
前記スポンジゴムが好適である。又その発泡倍率も４０
０〜１５００％の範囲でより高い方が好ましい。 【００１５】なお遮蔽体９として、本例では矩形なブロ
ック状のものを例示しているが、タイヤ内腔Ｈの形状に
合わせ、圧縮量を加味した輪郭形状で形成することもで
きる。 【００１６】又前記連結部材１０は、一対の遮蔽体９、
９を連結する紐状をなし、リム底２Ｂに沿って張力を有
してのびることにより、前記遮蔽体９、９をリムに固定
する。 【００１７】連結部材１０は、本例では、弾性を有する
エンドレス状のバンド体１１からなり、前記遮蔽体９を
貫通してのびるとともに、この貫通部１２において遮蔽
体９と接着剤を用いて強固に固着している。連結部材１
０としては、例えば直径１ｃｍ程度のゴム弾性体が好適
に採用できるが、種々の太さ及び断面形状のものがリム
サイズリム形状等に応じて使用でき、さらには金属製の
スプリングなどのバネ弾性体で形成することもできる。
又連結部材１０の一部を、前記ゴム弾性体やバネ弾性体
で形成することによって弾性を付与させても良く、係る
場合には、残部を例えば合成樹脂等の非弾性の紐体で形
成しうる。 【００１８】このように、前記連結部材１０を前記弾性
体で形成することにより、リムフランジ２Ｃを乗越して
リム底２Ｂ内にロードノイズ抑制装置１を装着すること
ができ、しかも装着後において張力を有してリム底２Ｂ
に固定できる。従って、遮蔽体９が走行時に位置ズレし
て車輪全体の重量バランスを悪化させるのを防止でき
る。又たとえ装置１に位置ズレが生じた場合にも、一対
の遮蔽体９、９が対称位置で互いに連結されているた
め、重量バランスの悪化を最低限に抑えることが可能と
なる。なお前記張力を安定して発生させるために、連結
部材１０の略全体を弾性体で形成することが好ましく、
又装着前の連結部材１０の周方向長さを、リム底の周方
向長さの９０％以下に抑えるのがよい。 【００１９】又前記連結部材１０は、図４に示すよう
に、前記遮蔽体９、９間に途切れ部１３を設け、この途
切れ部１３に接続可能な接続手段１４を設けても良い。
接続手段１４としては、本例では、ナイロンなどの合成
樹脂からなる帯状の連結部材片１０Ａの一方に、鋸歯状
の複数の溝部１５を形成し、他方の連結部材片１０Ｂ
に、一方の連結部材片１０Ａをスライド自在に挿入でき
かつその溝部１５と係合することにより弛み止めを行う
爪片１６Ａを有するスライド孔１６を設けている。これ
によって、連結部材片１０Ａ、１０Ｂ間を張力を有して
接続することができ、かかる場合、前記ゴム弾性体或い
はバネ弾性体の使用を排除しうるが、使用してもかまわ
ない。 【００２０】このように本発明のロードノイズ抑制装置
１は、種々の態様に変化させることができる。 【００２１】 【発明の効果】本発明は叙上の如く構成しているため、
一対の遮蔽体を、重量バランスを損ねることなくリムの
対称位置に固定することができ、振動の発生をもたらす
ことなくロードノイズを効果的に低減しうる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施例のロードノイズ抑制装置の斜
視図である。 【図２】タイヤ内腔内に装着した状態を示すタイヤ赤道
に沿う断面図である。 【図３】その子午断面図である。 【図４】接続手段の一例を示す斜視図である。 【符号の説明】 ２ リム ２Ｂ リム底 ３ タイヤ ９ 遮蔽体 １０ 連結部材 Ｈ タイヤ内腔
視図である。 【図２】タイヤ内腔内に装着した状態を示すタイヤ赤道
に沿う断面図である。 【図３】その子午断面図である。 【図４】接続手段の一例を示す斜視図である。 【符号の説明】 ２ リム ２Ｂ リム底 ３ タイヤ ９ 遮蔽体 １０ 連結部材 Ｈ タイヤ内腔
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】リムに装着されるタイヤと前記リムとによ
り囲まれるタイヤ内腔内に装着されるロードノイズ抑制
装置であって、 スポンジ材からなりかつ約１８０度の角度を隔ててタイ
ヤ内腔の少なくとも一部を遮ることによりこのタイヤ内
腔を周方向に略二分割しうる一対の遮蔽体と、この一対
の遮蔽体を連結しかつリム底に沿い張力を有してのびる
ことにより前記遮蔽体をリムに固定させる連結部材とか
らなることを特徴とするロードノイズ抑制装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23389798A JP3808635B2 (ja) | 1998-08-20 | 1998-08-20 | ロードノイズ抑制装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23389798A JP3808635B2 (ja) | 1998-08-20 | 1998-08-20 | ロードノイズ抑制装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000062408A true JP2000062408A (ja) | 2000-02-29 |
| JP3808635B2 JP3808635B2 (ja) | 2006-08-16 |
Family
ID=16962296
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23389798A Expired - Fee Related JP3808635B2 (ja) | 1998-08-20 | 1998-08-20 | ロードノイズ抑制装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3808635B2 (ja) |
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005012005A1 (ja) * | 2003-08-04 | 2005-02-10 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | 低騒音空気入りタイヤ |
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| WO2005012008A1 (ja) * | 2003-08-04 | 2005-02-10 | The Yokohama Rubber Co.,Ltd. | 低騒音空気入りタイヤ |
| WO2005012007A1 (ja) * | 2003-08-04 | 2005-02-10 | The Yokohama Rubber Co.,Ltd. | 低騒音空気入りタイヤ |
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| CN100445110C (zh) * | 2003-08-04 | 2008-12-24 | 横滨橡胶株式会社 | 充气轮胎 |
| CN100446997C (zh) * | 2003-08-04 | 2008-12-31 | 横滨橡胶株式会社 | 低噪音充气轮胎 |
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-
1998
- 1998-08-20 JP JP23389798A patent/JP3808635B2/ja not_active Expired - Fee Related
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