JP2000060308A - 着脱可能仕切り付プランター - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 寄せ植え用として、植物を植えかえやすく育
てやすいプランターを提供する。 【解決手段】 プランター（１）の内側にガイドレール
（２）を設け、そこに着脱可能な仕切り（３）を取り付
け、分割された各々の領域の底面には防虫網を兼ねた水
抜き穴（５）を設け、プランター（１）の外からはわか
らないように内部をそれぞれ独立させてあることを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】 【０００１】 〔発明の詳細な説明〕この発明は、着脱可能な仕切りの
付いたプランターに関するものである。 【０００２】 【従来の技術】従来、寄せ植え用として大小様々なサイ
ズのプランターがある。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】これは、次のような欠
点があった。 （イ） ハーブのように根がはるものの寄せ植えの場
合、その内のいずれかが枯れてしまった時等、別のもの
に植えかえようとしても、根が絡み、他の植物を傷つけ
ること無く植えかえる事が大変困難であった。 （ロ） 成長の早い植物の場合、他の植物の領域にまで
侵入し、大きさのバランスが取りにくかったり、他の植
物を弱らせたり枯らせてしまったりする恐れがあった。 本発明は、これらの欠点を除くためになされたものであ
る。 【０００４】 【課題が解決するための手段】プランター（１）の内側
にガイドレール（２）を複数個設け、ガイドレール
（２）に沿って着脱可能な仕切り（３）設け、分割した
各々の領域の底面には防虫網を兼ねた水抜き穴（５）を
設け、プランター（１）の外から見ただけではわからな
いように、内部がそれぞれに独立して植物を植えられる
ようにした、着脱可能仕切り付プランターである。 【０００５】 【発明の実態の形態】以下、本発明の形態について説明
する。 （イ） プランター（１）の内部に複数個のガイドレー
ル（２）を設ける。 （ロ） プランター（１）の中心からいくつかに分割す
る場合には，中心に軸（４）を設ける。 （ハ） プランター（１）内部と軸（４）のガイドレー
ル（２）に沿って、仕切り（３）を取り付ける。仕切り
（３）の数は植える植物の数、大きさ等に応じたものと
する。 本発明は以上のような構造で、これを使用するときは、
植える植物の大きさに合わせてそれぞれに分割した領域
に土等を入れ、植物の苗を植え込む。植物の成長過程に
おいて、大きく育てたいものには途中で仕切り（３）を
取り外し、植えかえをしたいものに関しては、その領域
内だけを植えかえる。なお、中心から分割せずに、図３
に示すような非対称的な分割の仕方もあり、仕切り位置
は任意の角度に設計・製造が可能である。また、プラン
ターの形状も丸型だけでなく、だ円形や四角形等の多角
形もある。 【０００６】 【発明の効果】（イ） 一見普通の寄せ植えプランター
であるが、プランター内の見えない所で分割した空間が
独立しているため、一または数種類の植物を植えかえよ
うとする時、根が絡まず、作業が容易である。 （ロ） 大きくなりすぎた植物が、他の植物の領域にま
で侵入することもないので育てやすい。

【図面の簡単な説明】 【図１】本発明の斜視図である。 【図２】本発明の断面図である。 【図３】本発明の他の実施例を示す斜視図である。 【符号の説明】 １ プランター ２ ガイドレール ３ 仕切り ４ 軸 ５ 水抜き穴

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 【請求項１】 プランター（１）の内側にガイドレール
   （２）を複数個設け、ガイドレール（２）に沿って着脱
   可能な仕切り（３）設け、分割した各々の領域の底面に
   は防虫網を兼ねた水抜き穴（５）を設け、プランター
   （１）の外から見ただけではわからないように、内部が
   それぞれに独立して植物を植えられるようにした、着脱
   可能仕切り付プランターである。