JP2000059247A - 放送受信機 - Google Patents
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Abstract
トワークフォロー機能を発揮させることのできる放送受
信機を提供する。 【解決手段】 この受信機は、設定される同調周波数の
TV放送波を受信するチューナ部100を有し、TV放
送のネットワーク毎に、そのネットワークに属する送信
局が送信するTV放送波の送信周波数と当該送信局の位
置情報とを互いに対応づけて記憶する記憶手段70と、
放送受信機の位置情報を得る位置取得手段N1と、TV
放送波の受信品質に基づいてネットワークフォローの起
動指令を発生する起動手段400と、起動指令に応答し
て、記憶手段の記憶内容から、位置取得手段から得た位
置情報に基づき現在受信している放送のネットワークに
属しかつ現在受信している放送波の周波数とは異なる受
信可能なTV放送波の送信周波数を選択し、その選択さ
れた送信周波数をチューナ部に設定する制御手段60´
とを有する。
Description
し、特にテレビジョン放送波を受信する放送受信機に関
する。
Mオーディオ信号とこれを送信する放送局又はその放送
に関するデータ信号とが多重された放送波を送受信して
利用者及び受信機に様々な機能や利便性を実現させるよ
うにしている。かかるRDSに関連する技術文献として
は、特開平7−58598号公報、特開平8−7901
8号公報及び特開平8−79016号公報などが挙げら
れる。
DS受信機の主たる機能の1つは、ネットワークフォロ
ーと呼ばれる機能である。典型的なネットワークフォロ
ーは、受信機が現在受信している放送波の番組を受信環
境が変化しても一定に保つような受信制御を行うもので
ある。より詳しくは、受信環境が悪化した場合に、放送
波に多重されているデータ信号に基づいて、当該現在受
信の放送波と同じ番組を提供しかつより高い受信品質を
呈するものと目される他の放送波を選択し受信するよう
にしている。
在受信の放送波を送信している放送局と他の放送波を送
信している放送局とは、同一の放送ネットワーク局に属
されるのが普通であり、このように同一番組を追従する
受信制御をネットワークフォローと呼んでいるのであ
る。RDSにおいては、データ信号中のPI(Programm
e Identification)コードと呼ばれるネットワーク及び
番組識別可能な情報を用いて、或いはこの情報と共にデ
ータ信号中の、同一ネットワークに属する他の放送局が
送信する放送波の周波数情報を用いてネットワークフォ
ローを実現している。
ォローは、音声のみによる番組を提供する音声番組放送
波にしか適用されないものである。すなわち、画像によ
る番組を提供する一般のテレビジョン番組放送波におい
て同様のネットワークフォローを実現するものではな
い。技術的には、テレビジョン放送波に対してもRDS
と同様にネットワーク識別可能なデータ信号を付加的に
送信し受信側でこの付加されたデータ信号を利用すれ
ば、テレビ番組のネットワークフォローを実現可能であ
るが、この送信形態を採るために放送システム全体を大
幅に変更せざるを得ず多大なコストを生じてしまうこと
となる。
に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ
は、簡単にしてテレビジョン放送波に対するネットワー
クフォロー機能を発揮させることのできる放送受信機を
提供することにある。
送受信機は、設定される同調周波数のテレビジョン放送
波を受信するチューナ部を有する放送受信機であって、
テレビジョン放送のネットワーク毎に、そのネットワー
クに属する送信局が送信するテレビジョン放送波の送信
周波数と当該送信局の位置情報とを互いに対応づけて記
憶する記憶手段と、前記放送受信機の位置情報を得る位
置取得手段と、前記テレビジョン放送波の受信品質に基
づいてネットワークフォローの起動指令を発生する起動
手段と、前記起動指令に応答して、前記記憶手段の記憶
内容から、前記位置取得手段から得た位置情報に基づき
現在受信している放送のネットワークに属しかつ現在受
信している放送波の周波数とは異なる受信可能なテレビ
ジョン放送波の送信周波数を選択し、その選択された送
信周波数を前記チューナ部に設定する制御手段と、を有
することを特徴としている。
テムとすることができる。前記制御手段は、前記位置取
得手段から得た位置情報と同一または当該位置情報が示
す地理的位置に近接する地理的位置を示す位置情報に対
応する送信周波数を選択するようにすることができる。
本発明による他の態様の放送受信機は、設定される同調
周波数のテレビジョン放送波を受信するチューナ部を有
する放送受信機であって、ディジタル音声放送波を受信
する受信手段と、前記ディジタル音声放送波から、その
放送波を送信する送信機を識別する送信機識別信号を復
調する復調手段と、テレビジョン放送のネットワーク毎
に、そのネットワークに属する送信機が送信するテレビ
ジョン放送波の送信周波数と当該送信機を識別する情報
とを互いに対応づけて記憶する記憶手段と、前記テレビ
ジョン放送波の受信品質に基づいてネットワークフォロ
ーの起動指令を発生する起動手段と、前記起動指令に応
答して、前記記憶手段の記憶内容から、前記送信機識別
信号に基づき現在受信している放送のネットワークに属
しかつ現在受信している放送波の周波数とは異なる受信
可能なテレビジョン放送波の送信周波数を選択し、その
選択された送信周波数を前記チューナ部に設定する制御
手段と、を有することを特徴としている。
テム放送波とすることができる。前記制御手段は、前記
送信機識別信号が示す送信機と同一または当該送信機の
地理的位置において近接する送信機を識別する情報に対
応する送信周波数を選択するようにすることができる。
本発明によるさらに他の態様の放送受信機は、設定され
る同調周波数のテレビジョン放送波を受信するチューナ
部を有する放送受信機であって、データ多重音声放送波
を受信する受信手段と、前記データ多重音声放送波か
ら、その放送波を送信する送信局の地理的位置を示す地
域コードを復調する復調手段と、テレビジョン放送のネ
ットワーク毎に、そのネットワークに属する送信局が送
信するテレビジョン放送波の送信周波数と当該送信局に
対応する地域コードとを互いに対応づけて記憶する記憶
手段と、前記テレビジョン放送波の受信品質に基づいて
ネットワークフォローの起動指令を発生する起動手段
と、前記起動指令に応答して、前記記憶手段の記憶内容
から、前記復調手段より得た地域コードに基づき現在受
信している放送のネットワークに属しかつ現在受信して
いる放送波の周波数とは異なる受信可能なテレビジョン
放送波の送信周波数を選択し、その選択された送信周波
数を前記チューナ部に設定する制御手段と、を有するこ
とを特徴としている。
あるいはFM多重放送波とすることができる。前記制御
手段は、前記復調手段より得た地域コードと同一または
当該地域コードが示す地理的位置に近接する地理的位置
を示す地域コードに対応する送信周波数を選択するよう
にすることができる。
前記起動手段は、前記テレビジョン放送波の受信電界強
度を検出する検出手段を有し、前記受信電界強度が所定
値以下となった場合に前記起動指令を発生するようにす
ることができる。また、前記制御手段は、選択された放
送周波数のうち、対応するテレビジョン放送波が最良の
受信品質を呈するものの1つを前記チューナ部に設定す
ることもできる。
を参照しつつ詳細に説明する。図1は、本発明の第1実
施例による放送受信機の概略構成を示している。この受
信機は、ディジタル音声信号を含む所定フォーマットの
データ信号を有する放送波を送信しこれを受信するシス
テムの1つである、欧州規格(Eureka 147)
に準拠したディジタル音声放送(以下、DABと称す
る)システムに適合する受信機に本発明を適用した例で
ある。
アンテナにより捕捉された受信信号が供給されるDAB
チューナ部10をフロントエンドとして備える。このD
ABチューナ部10は、制御部60から供給される周波
数設定信号が示す周波数に同調し、その同調周波数のD
AB信号を選択的に受信する。DABチューナ部10に
より受信されたDAB信号は、DAB信号処理部20に
供給される。
DAB信号に基づいて、信号強度信号としてのいわゆる
Sメータ出力信号や同期信号としてのヌルシンボル検出
信号を発生する機能を有しており、Sメータ出力信号を
制御部60に、ヌルシンボル検出信号を同期部50に供
給する。DAB信号処理部20は、所定の同期制御の下
でDABシステム固有の復調処理などの信号処理を行
い、これにより得られる音声データ信号を音声デコーダ
30に送る。DAB信号処理部20における同期制御
は、同期部50によって司られる。同期部50は、DA
Bチューナ部10からのヌルシンボル検出信号の他、D
AB信号処理部20において検出される位相基準シンボ
ルを受け取りかつこれに基づいて、DAB信号処理部2
0において必要な同期化のための制御信号を発生すると
ともに、制御部60には同期検出信号を供給する。
拠する復号処理(例えばデータ伸長処理を含む)をDA
B信号処理部20からの音声データに施し、これにより
得られるディジタル音声信号をD/A変換器40に供給
する。D/A変換器40は、ディジタル音声信号をアナ
ログ化し、これにより得られるアナログ音声信号を図示
せぬ音声出力系に供給する。音声出力系には、当該アナ
ログ音声信号に対応する音響出力のための処理が含まれ
る。
テム特有の付加的データ信号であるTII(送信機識別
信号)を検出し、これを制御部60に供給する。制御部
60は、このTIIを用い、またメモリ70と共働して
本実施例に特有のテレビネットワーク機能を実現する。
TII及びテレビネットワーク機能については後に詳述
する。
平9−219654号や特開平9−312627号、特
開平9−238089号公報などにも開示があり、これ
らを参照することもできる。以上はDAB受信系R1の
ハードウェア構成について説明したが、本受信機には、
この受信系R1の他に、これに組み合わされる形でテレ
ビジョン放送を受信するための映像放送受信系R2が設
けられる。
り捕捉された受信信号が供給されるTVチューナ部10
0をフロントエンドとして備える。このTVチューナ部
100は、制御部60から供給される周波数設定信号が
示す周波数に同調し、その同調周波数のテレビジョン信
号を選択的に受信する。チューナ部100により受信さ
れたテレビジョン信号は、ビデオ再生回路200に供給
される。
ジョン受信機に採用されている種々の回路が適用可能で
ある。例えば、TVチューナ部100から供給される中
間周波信号を増幅する映像中間周波(VIF)増幅回
路、このVIF出力から映像信号の復調をなす映像検波
回路、この検波出力を増幅する映像増幅回路、この増幅
出力の色復調及び再生回路などがこのビデオ再生回路2
00に適用される。ビデオ再生回路200の出力は、図
示せぬ映像出力系に供給される。
信号を含む信号が得られ、これが音声再生回路300に
供給される。音声再生回路300にも、一般のテレビジ
ョン受信機に採用されている種々の回路が適用可能であ
る。例えば、上述した一例のビデオ再生回路200にお
けるVIF増幅回路201から供給される信号から音声
中間周波信号を復調する音声中間周波(AIF)検波回
路、このAIF出力からFM復調をなして音声信号を生
成するFM検波回路、この音声信号を増幅する音声増幅
回路などがこの音声再生回路300に適用される。音声
再生回路300の出力は、図示せぬ音声出力系に供給さ
れる。
FM検波回路301の出力音声信号は、電界強度検出回
路400の入力とされる。電界強度検出回路400は、
映像放送受信系R2の受信品質としてこの音声信号の例
えばS/Nを測定しその測定結果に応じた信号を電界強
度検出信号として制御部60に供給する。注記するに、
この電界強度検出信号は、音声系に基づいた受信品質を
表す信号であるが、本実施例では間接的に映像系の受信
品質を表すものとしてテレビネットワークフォローの起
動をなすために使われている。但し、このような電界強
度検出回路400によらず、他の手法により映像系の受
信品質を示す信号を生成してこれをテレビネットワーク
フォローの起動に使うようにしても良いし、映像系及び
音声系の双方に基づいて受信品質を表す信号を生成する
ようにしても良い。本例においては、電界強度検出回路
400は、テレビジョン放送波の受信品質に基づいてテ
レビネットワークフォローの起動指令を発生する起動手
段の一部を担う。
いて検出されるTIIについて説明する。図2には、D
ABシステムにおいて割り当てられるTIIの概念が示
されている。DABシステムは、単一周波数ネットワー
ク(SFN)の形態を採るものであり、図示の如く適度
に分散した固定局としての送信機T1,T2,T3に同
一の送信周波数(f=f0)を割り当てて広い受信エリ
アr123を確保するものである。
IIが割り当てられており、個々に独自のTIIをDA
B信号に含ませてこれを送信する。例えば送信機T1の
TIIは“01”、送信機T2のTIIは“02”、送
信機T3のTIIは“03”といった割当がなされる。
なお、TIIの情報は、送信機の識別のみならず、地理
的な情報すなわち送信機の所在位置(送信位置)を示す
例えば緯度及び経度の情報として認識されうるものであ
る。
TIIを受信し解析することによって、受信したDAB
信号がどの送信機から送信されたものかが分かる。この
ことは、受信機が、その受信したTIIによって受信機
自身のおおよその存在位置を認識できることを意味して
いる。換言すれば、受信機は、受信したDAB信号を送
信した送信機をTIIにより識別できるので、その受信
位置が、(受信可能なほどに)当該TIIに対応する送
信機の存在位置に近いことが推測できるのである。
DAB信号及びテレビジョン信号を送信可能となってい
るので、TIIとその送信機により送信されるDAB信
号及びテレビジョン信号の周波数とは、1つのTIIに
対して複数のDAB信号及びテレビジョン信号の周波数
が対応する関係を持つものである。例えば特開平9−2
19658号公報においては、かかるTIIに関連づけ
た周波数リストをメモリに記憶する技術が開示されてい
る。これによれば、上記制御部60がDABチューナ部
10の同調制御を適宜行って各TIIに対応づけられた
DAB信号及びテレビジョン信号の周波数のリストをメ
モリ70に記憶しておく態様が導かれ、図3に示される
ような周波数リストが得られる。
信号の周波数とテレビジョン信号の周波数とが記憶され
る。したがって、このような記憶内容からは、TII=
01の送信機から周波数a1,a2,…の各DAB信号
及び周波数A1,A2,…の各テレビジョン信号が送信
され、TII=02の送信機からは周波数b1,b2,
…の各DAB信号及び周波数B1,B2,…の各テレビ
ジョン信号が送信され、その他のTIIについても同様
に、対応する周波数の信号が送信されることが分かる。
のTIIとともに、ネットワークと周波数情報とを関連
づけてメモリ70に記憶し、この記憶内容をテレビネッ
トワークフォローに使用するようにしている。テレビネ
ットワークフォローに用いられるメモリ70の記憶内容
は、図4に示される。
ジョン信号の周波数とTIIとが記憶される。したがっ
て、例えば周波数B3のテレビジョン信号はネットワー
ク局βの番組放送を担うことが分かるし、周波数E1を
参照すれば、これがネットワーク局αに属するものであ
ることが分かる。逆に言えば、ネットワーク局αの番組
放送を提供する放送波の周波数はA1,C5,E1,F
7及びH3であり、ネットワーク局βの番組放送を提供
する放送波の周波数はG4,A6及びB3であることを
直ちにこのメモリ70から読み取ることができるのであ
る。
の周波数を読み取ることができるので、該当ネットワー
ク局に対応する周波数のなかでも、現在受信しているT
IIに対応する周波数や当該TIIの送信位置に近い送
信位置を示すTIIに対応する周波数を選択的に読み取
ることが可能となる。例えば周波数A2は、TII=0
1に対応し、ネットワーク局αの番組を提供する周波数
A2のテレビジョン信号はTII=01の送信機から送
信されることが認識できるのである。
70を用いて行われる本実施例のテレビネットワークフ
ォローの動作を説明する。図5は、かかる動作フローを
示しており、受信機があるチャンネルのテレビ放送を受
信している状況において制御部60が実行する処理のプ
ログラムとして周期的に呼び出されるサブルーチンの形
で表されている。
ーチンに移行すると、先ず受信電界強度が所定値以上か
否かを判別する(ステップS1)。ここで判別される受
信電界強度は、上述した電界強度検出回路400の出力
信号の値に基づいている。制御部60は、受信電界強度
が所定値以上であることを判別すると、現状の受信状態
を維持するべく、このサブルーチンを終了する。
定値よりも小さいことを判別すると、制御部60は、ネ
ットワークフォローを実際に実行するフローに移り、そ
の最初の処理として現在の受信電界強度をそのときの受
信周波数に対応させて内部メモリに記憶する(ステップ
S2)。次いで制御部60は、TIIの取り込みを行う
(ステップS3)。TIIの取り込みは、DAB受信系
R1の動作が伴う。すなわち、制御部60は、DAB信
号処理部20により得られる受信信号中のTIIを取り
込むのである。これにより制御部60は、現在受信して
いるDAB信号を送信している送信機のTII、したが
ってその送信位置を認識することができる。
か否かを判別する(ステップS4)。この処理は、前回
取り込んだTIIと今回取り込んだTIIとの比較によ
ってなされる。TIIに変更があれば、ネットワークフ
ォロー対象の放送局情報を更新させるべく、メモリ70
の記憶内容に基づいたフォロー対象局の選択処理のため
のメモリ検索を行い(ステップS5)、変更がなければ
メモリ検索処理を飛び越してステップS6の選局処理へ
と移行する。
いま、現在受信しているテレビ放送波の周波数が図4に
示されるA2であった場合を考える。この場合、メモリ
70の記憶内容から当該テレビ放送波がネットワーク局
αに属していることが認識される。したがって、制御部
60は、A2以外にもネットワーク局αの番組を提供す
る放送波の周波数C5,E1,F7,H3だけを読み取
ることができ、これらを全て、ネットワークフォローの
ためのステップS6の選局処理の対象として選択するこ
とができる。
い可能性のもの或いは確実に受信できる可能性のものだ
けを選局処理の対象とすべく、TIIに基づいてこれら
代替周波数C5,E1,F7,H3の中からさらなる条
件を満たしたものだけを選択している。すなわち、変更
後のTIIが例えば“02”であったときには、このT
II=02が示す送信位置により近い送信位置(より具
体的には、TII=02が示す位置からの送信波を受信
可能な位置から受信できるであろうと目される送信波を
提供する送信位置)を示すTIIに対応している周波数
をメモリ70の記憶内容から選択するのである。この場
合、このような条件を満たすTIIが例えば“03”、
“05”であれば、制御部60は、これらに対応する周
波数C5、E1を選択し、これらをネットワークフォロ
ー対象局情報とする。
ロー対象局の選局を順次行う。上述した例においては、
制御部60は、最初に周波数C5を同調周波数としてT
Vチューナ部100に設定し、その設定後における受信
電界強度の値を周波数C5の情報に対応づけて上記内部
メモリに記憶する(ステップS7)。その後、選局対象
局についての全ての選局動作が終わったかどうかを確認
し(ステップS8)、終わっていなければ再度ステップ
S6に移行して次の選局を行う。この場合、周波数E1
を同調周波数としてTVチューナ部100に設定し、そ
の設定後における受信電界強度の値を周波数E1に対応
づけて上記内部メモリに記憶する。
局動作が終了すると、選局の結果得られた受信電界強度
の評価をすべく最適判断を行う(ステップS9)。詳述
すると、ステップS2による記憶情報を含め上記内部メ
モリに記憶しておいた受信電界強度の値のうち最も大き
なものを判別しこれに対応する周波数を選択するという
処理がなされる。
いてネットワークフォローによる最終的な選局動作に使
われる。すなわち、制御部60は、選択された周波数を
TVチューナ部100に設定し、以後再びこのサブルー
チンが呼び出されかつステップS1における受信電界強
度の低下判断がなされるまでその周波数についての選局
動作を継続することとなる。
は、DAB受信系R1がTV受信系R2に組み合わさ
れ、予めテレビジョン放送におけるネットワーク局毎に
テレビジョン信号の周波数情報とTIIとを記憶してお
き、DAB信号から得たTIIに基づいて受信可能なテ
レビジョン信号の周波数情報を認識するようにしてい
る。これにより、本来音声のみの番組放送にしか使われ
ていなかったTIIを活用して的確かつ簡単にしてテレ
ビジョン放送のネットワークフォローを実現することが
できる。
信機の概略構成を示している。この放送受信機は、いわ
ゆるナビゲーションシステムに本発明を適用した例であ
る。図6において、ナビゲーションシステムN1は、そ
れぞれ周知の角度センサ501、走行距離センサ502
及びGPS(Grobal Positioning System)503によ
る位置情報検出及び補正手段を備える。かかる位置情報
検出及び補正手段により、当該システムの地理的位置情
報を緯度及び経度(x,y)にて取得することができ、
これをバスラインを介してナビゲーションシステム制御
部505に逐次転送することができる。
−ROMドライブ504を備え、表示に必要な地図情報
などを確保しており、上述した位置情報や図示せぬ操作
部からの指令に応じて必要な情報をバスラインを介して
ナビゲーションシステム制御部505に転送するように
している。バスラインにはまた、画像及び音声再生回路
506が接続されている。この回路506は、システム
制御部505によって指示された画像表示及び音声出力
をなすための回路を含んでいる。
当該システム全体の種々様々な制御を司る。例えばCD
−ROMドライブ504の読取制御や再生回路506へ
の情報転送及び再生指示を行うための制御が挙げられる
が、特に本実施例の特徴に関係のある動作は、上述した
位置情報検出及び補正手段により得た位置情報(x,
y)をテレビジョン受信系R2側の制御部60´に転送
する点である。
と、DAB受信系R1の制御をなす点を除けば基本的に
同様の機能を持つものであり、第1実施例におけるTI
Iの取り込みに代わり本実施例ではナビゲーションシス
テムN1からの位置情報(x,y)の取り込みをなすよ
うにしている。ナビゲーションシステムの典型的構成例
としては、特開平9−297037号公報などを参照す
ることもできる。
される映像放送受信系R2は、第1実施例のものと同等
である。但し、テレビネットワークフォローに使われる
メモリ70の記憶内容が若干異なる。図7は、そのメモ
リ70の記憶内容を示している。本実施例においては、
送信位置情報としての緯度経度情報をネットワーク局と
テレビジョン信号の周波数情報とに関連づけてメモリ7
0に記憶し、この記憶内容をテレビネットワークフォロ
ーに使用するようにしている。
ビジョン信号の周波数を読み取ることができるので、該
当ネットワーク局に対応する周波数のうちでも、現在位
置に近い送信位置を示す緯度経度情報に対応する周波数
を選択的に読み取ることが可能となる。例えば周波数A
2は、(x2,y2)の送信位置に対応し、ネットワー
ク局αの番組を提供する周波数A2のテレビジョン信号
は(x2,y2)の送信位置から送信されることが認識
できるのである。
70を用いて行われる第2実施例のテレビネットワーク
フォローの動作を説明する。図8は、かかる動作フロー
を示しており、受信機があるチャンネルのテレビ放送を
受信している状況において制御部60´が実行する処理
のプログラムとして周期的に呼び出されるサブルーチン
の形で表されている。
ンにおけるステップと同等の処理を行うステップには同
一の符号が付されている。したがって、ステップS3A
及び4Aを除けば、基本的動作は図5において説明した
動作と同様であり、上述の説明によって明らかである。
ステップS3A及び4A並びにこれに適合した処理を行
うステップS5は、第2実施例固有の処理形態である。
後の処理として、ナビゲーションシステムN1からの位
置情報(x,y)の取り込みをなす。これにより制御部
60´は、現在受信位置を認識することができる。次に
制御部60´は、その位置情報に変更が生じたか否かを
判別する(ステップS4A)。この処理は、前回取り込
んだ位置情報と今回取り込んだ位置情報との比較によっ
てなされる。
ォロー対象の放送局情報を更新させるべく、メモリ70
の記憶内容に基づいたフォロー対象局の選択処理のため
のメモリ検索を行い(ステップS5)、変更がなければ
メモリ検索処理を飛び越してステップS6の選局処理へ
と移行する。ここでのステップS5の処理について詳述
すると、いま、現在受信しているテレビ放送波の周波数
が図7に示されるA2であった場合を考える。この場
合、メモリ70の記憶内容から当該テレビ放送波がネッ
トワーク局αに属していることが認識される。したがっ
て、制御部60´は、A2以外にもネットワーク局αの
番組を提供する放送波の周波数C5,E1,F7,H3
だけを読み取ることができ、これらを全て、ネットワー
クフォローのためのステップS6の選局処理の対象とし
て選択することができる。
い可能性のもの或いは確実に受信できる可能性のものだ
けを選局処理の対象とすべく、取り込んだ位置情報に基
づいてこれら代替周波数C5,E1,F7,H3の中か
らさらなる条件を満たしたものだけを選択している。す
なわち、変更後の位置情報が例えば(x1,y1)であ
ったときには、この(x1,y1)が示す位置により近
い送信位置(より具体的には、(x1,y1)が示す位
置から受信できるであろうと目される送信波を提供する
送信位置)に対応している周波数をメモリ70の記憶内
容から選択するのである。この場合、このような条件を
満たす送信位置が例えば(x1,y1)、(x1,y
2)であれば、制御部60´は、これらに対応する周波
数C5、E1を選択し、これらをネットワークフォロー
対象局情報とする。
ーションシステムN1がTV受信系R2に組み合わさ
れ、予めテレビジョン放送におけるネットワーク局毎に
テレビジョン信号の周波数情報とその送信位置とを記憶
しておき、ナビゲーションシステムN1から得た受信位
置情報に基づいて受信可能なテレビジョン信号の周波数
情報を認識するようにしている。これにより、本来ナビ
ゲーションにおける位置認識にしか使われていなかった
位置情報を活用して的確かつ簡単にしてテレビジョン放
送のネットワークフォローを実現することができる。
信機の概略構成を示している。この放送受信機は、先述
したRDS受信機に本発明を適用した例に相当するもの
である。図9において、RDS受信系R3は、受信アン
テナにより捕捉された受信信号が供給されるRDSチュ
ーナ部10Bをフロントエンドとして備える。このRD
Sチューナ部10Bは、制御部60´´から供給される
周波数設定信号が示す周波数に同調し、その同調周波数
の信号を選択的に受信して中間周波数(IF)信号に変
換する。RDSチューナ部10BからのIF信号は、I
F増幅器20Bに供給され増幅される。
号は、FM検波器30Bにおいて音声信号に復調され
る。このFM検波器30Bの復調出力は、ステレオ復調
回路40Bにおいてステレオ放送の場合には左右チャン
ネルの音声信号に分離され、図示せぬ音声出力系に供給
される。FM検波器30Bの復調出力信号はまた、RD
S信号検出回路50Bに供給される。RDS信号検出回
路50Bは、かかる復調出力信号からRDS放送波に多
重されているデータ信号を検出し再生する。再生された
データ信号は、制御部60´´に送られる。
々の放送関連情報を得てRDS特有の受信制御をなすと
ともに、その情報のうちのPIコードとそれに含まれる
地域コードを用い、またメモリ70と共働して本実施例
に特有のテレビネットワーク機能を実現する。地域コー
ドは、受信した放送波を送信している送信局の地理的位
置を示すものであり、本実施例においては先述したTI
Iに等価な情報として用いられる。
コードや地域コードを含め、RDS受信機の基本的形態
としては、特開平7−58598号や特開平8−790
18号、特開平8−79016号公報などにも開示があ
り、これらを参照することもできる。制御部60´´
は、テレビネットワークフォローを実行する制御を行う
点では図1及び図6に示した制御部60及び60´と基
本的に同様の機能を持つものであり、本実施例では該ネ
ットワークフォローのためにRDS受信系R3からの地
域コードの取り込みをなすようにしている。
放送受信系R2は、第1及び第2実施例のものと同等で
ある。但し、テレビネットワークフォローに使われるメ
モリ70の記憶内容が若干異なる。図10は、そのメモ
リ70の記憶内容を示している。本実施例においては、
送信位置情報としての地域コードをネットワーク局とテ
レビジョン信号の周波数情報とに関連づけてメモリ70
に記憶し、この記憶内容をテレビネットワークフォロー
に使用するようにしている。
ジョン信号の周波数を読み取ることができるので、該当
ネットワーク局に対応する周波数のうちでも、現在位置
に近い送信位置を示す地域コードに対応する周波数を選
択的に読み取ることが可能となる。例えば周波数A2
は、“01A”の送信位置に対応し、ネットワーク局α
の番組を提供する周波数A2のテレビジョン信号は“0
1A”の送信位置から送信されることが認識できる。
70を用いて行われる第3実施例のテレビネットワーク
フォローの動作を説明する。図11は、かかる動作フロ
ーを示しており、受信機があるチャンネルのテレビ放送
を受信している状況において制御部60´´が実行する
処理のプログラムとして周期的に呼び出されるサブルー
チンの形で表されている。
サブルーチンにおけるステップと同等の処理を行うステ
ップには同一の符号が付されている。したがって、ステ
ップS3B及び4Bを除けば、基本的動作は図5及び図
8において説明した動作と同様であり、上述の説明によ
って明らかである。ステップS3B及び4B並びにこれ
に適合した処理を行うステップS5は、第3実施例固有
の処理形態である。
後の処理として、RDS受信系R3からの地域コードの
取り込みをなす。これにより制御部60´´は、現在受
信位置を認識することができる。次に制御部60´´
は、その地域コードに変更が生じたか否かを判別する
(ステップS4B)。この処理は、前回取り込んだ地域
コードと今回取り込んだ地域コードとの比較によってな
される。
フォロー対象の放送局情報を更新させるべく、メモリ7
0の記憶内容に基づいたフォロー対象局の選択処理のた
めのメモリ検索を行い(ステップS5)、変更がなけれ
ばメモリ検索処理を飛び越してステップS6の選局処理
へと移行する。第3実施例におけるステップS5の処理
について詳述すると、いま、現在受信しているテレビ放
送波の周波数が図10に示されるA2であった場合を考
える。この場合、メモリ70の記憶内容から当該テレビ
放送波がネットワーク局αに属していることが認識され
る。したがって、制御部60´´は、A2以外にもネッ
トワーク局αの番組を提供する放送波の周波数C5,E
1,F7,H3だけを読み取ることができ、これらを全
て、ネットワークフォローのためのステップS6の選局
処理の対象として選択することが可能である。
い可能性のもの或いは確実に受信できる可能性のものだ
けを選局処理の対象とすべく、取り込んだ地域コードに
基づいてこれら代替周波数C5,E1,F7,H3の中
からさらなる条件を満たしたものだけを選択している。
すなわち、変更後の地域コードが例えば“325”であ
ったときには、この“325”が示す位置により近い送
信位置(より具体的には、“325”が示す送信位置か
らの送信波を受信できる位置(これが受信機の現在位置
とみなされる)から受信できると目される送信波を提供
する送信位置)を示す地域コードに対応している周波数
をメモリ70の記憶内容から選択するのである。この場
合、このような条件を満たす送信位置が例えば地域コー
ド“325”、“3DB”であれば、制御部60´´
は、これらに対応する周波数C5、F7を選択し、これ
らをネットワークフォロー対象局情報とする。
受信系R3がTV受信系R2に組み合わされ、予めテレ
ビジョン放送におけるネットワーク局毎にテレビジョン
信号の周波数情報とその送信地域コードとを記憶してお
き、RDS受信系R3から得た地域コードに基づいて受
信可能なテレビジョン信号の周波数情報を認識するよう
にしている。これにより、本来RDSにおける受信制御
等にしか使われていなかった地域コードを活用して的確
かつ簡単にしてテレビジョン放送のネットワークフォロ
ーを実現することができる。
ゲーションシステム及びRDSといったシステムに本発
明を適用した例を説明したが、こうした既知のシステム
に限らず他のシステム、例えば日本国内において実施さ
れているFM多重放送波を受信する放送受信機にも本発
明は適用可能である。
ン放送波に対するネットワークフォロー機能を発揮させ
ることのできる放送受信機を提供することができる。
成を示すブロック図である。
の概念図である。
毎のDAB信号の周波数とテレビジョン信号の周波数と
の記憶形態を示すデータマップである。
る。
ネットワークフォローの処理手順を示すフローチャート
である。
成を示すブロック図である。
る。
ネットワークフォローの処理手順を示すフローチャート
である。
成を示すブロック図である。
る。
ビネットワークフォローの処理手順を示すフローチャー
トである。
Claims (11)
- 【請求項1】 設定される同調周波数のテレビジョン放
送波を受信するチューナ部を有する放送受信機であっ
て、 テレビジョン放送のネットワーク毎に、そのネットワー
クに属する送信局が送信するテレビジョン放送波の送信
周波数と当該送信局の位置情報とを互いに対応づけて記
憶する記憶手段と、 前記放送受信機の位置情報を得る位置取得手段と、 前記テレビジョン放送波の受信品質に基づいてネットワ
ークフォローの起動指令を発生する起動手段と、 前記起動指令に応答して、前記記憶手段の記憶内容か
ら、前記位置取得手段から得た位置情報に基づき現在受
信している放送のネットワークに属しかつ現在受信して
いる放送波の周波数とは異なる受信可能なテレビジョン
放送波の送信周波数を選択し、その選択された送信周波
数を前記チューナ部に設定する制御手段と、 を有することを特徴とする放送受信機。 - 【請求項2】 前記位置取得手段は、ナビゲーションシ
ステムであることを特徴とする請求項1記載の放送受信
機。 - 【請求項3】 前記制御手段は、前記位置取得手段から
得た位置情報と同一または当該位置情報が示す地理的位
置に近接する地理的位置を示す位置情報に対応する送信
周波数を選択することを特徴とする請求項1または2記
載の放送受信機。 - 【請求項4】 設定される同調周波数のテレビジョン放
送波を受信するチューナ部を有する放送受信機であっ
て、 ディジタル音声放送波を受信する受信手段と、 前記ディジタル音声放送波から、その放送波を送信する
送信機を識別する送信機識別信号を復調する復調手段
と、 テレビジョン放送のネットワーク毎に、そのネットワー
クに属する送信機が送信するテレビジョン放送波の送信
周波数と当該送信機を識別する情報とを互いに対応づけ
て記憶する記憶手段と、 前記テレビジョン放送波の受信品質に基づいてネットワ
ークフォローの起動指令を発生する起動手段と、 前記起動指令に応答して、前記記憶手段の記憶内容か
ら、前記送信機識別信号に基づき現在受信している放送
のネットワークに属しかつ現在受信している放送波の周
波数とは異なる受信可能なテレビジョン放送波の送信周
波数を選択し、その選択された送信周波数を前記チュー
ナ部に設定する制御手段と、を有することを特徴とする
放送受信機。 - 【請求項5】 前記ディジタル音声放送波は、DABシ
ステム放送波であることを特徴とする請求項4記載の放
送受信機。 - 【請求項6】 前記制御手段は、前記送信機識別信号が
示す送信機と同一または当該送信機の地理的位置におい
て近接する送信機を識別する情報に対応する送信周波数
を選択することを特徴とする請求項4または5記載の放
送受信機。 - 【請求項7】 設定される同調周波数のテレビジョン放
送波を受信するチューナ部を有する放送受信機であっ
て、 データ多重音声放送波を受信する受信手段と、 前記データ多重音声放送波から、その放送波を送信する
送信局の地理的位置を示す地域コードを復調する復調手
段と、 テレビジョン放送のネットワーク毎に、そのネットワー
クに属する送信局が送信するテレビジョン放送波の送信
周波数と当該送信局に対応する地域コードとを互いに対
応づけて記憶する記憶手段と、 前記テレビジョン放送波の受信品質に基づいてネットワ
ークフォローの起動指令を発生する起動手段と、 前記起動指令に応答して、前記記憶手段の記憶内容か
ら、前記復調手段より得た地域コードに基づき現在受信
している放送のネットワークに属しかつ現在受信してい
る放送波の周波数とは異なる受信可能なテレビジョン放
送波の送信周波数を選択し、その選択された送信周波数
を前記チューナ部に設定する制御手段と、を有すること
を特徴とする放送受信機。 - 【請求項8】 前記データ多重音声放送は、RDS放送
波あるいはFM多重放送波であることを特徴とする請求
項7記載の放送受信機。 - 【請求項9】 前記制御手段は、前記復調手段より得た
地域コードと同一または当該地域コードが示す地理的位
置に近接する地理的位置を示す地域コードに対応する送
信周波数を選択することを特徴とする請求項7または8
記載の放送受信機。 - 【請求項10】 前記起動手段は、前記テレビジョン放
送波の受信電界強度を検出する検出手段を有し、前記受
信電界強度が所定値以下となった場合に前記起動指令を
発生することを特徴とする請求項1ないし9のうちいず
れか1つに記載の放送受信機。 - 【請求項11】 前記制御手段は、選択された放送周波
数のうち、対応するテレビジョン放送波が最良の受信品
質を呈するものの1つを前記チューナ部に設定すること
を特徴とする請求項1ないし10のうちいずれか1つに
記載の放送受信機。
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