JP2000056403A - フィルム搬送ユニット - Google Patents

フィルム搬送ユニット

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JP2000056403A
JP2000056403A JP10220113A JP22011398A JP2000056403A JP 2000056403 A JP2000056403 A JP 2000056403A JP 10220113 A JP10220113 A JP 10220113A JP 22011398 A JP22011398 A JP 22011398A JP 2000056403 A JP2000056403 A JP 2000056403A
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JP
Japan
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unit
film
center
exposure
rotation
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JP10220113A
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Haruyuki Naka
晴行 奈加
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Noritsu Koki Co Ltd
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Noritsu Koki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユニット自身の大きさや回転スペースの大き
さを押さえながら縦位置と横位置とを切り換えることの
できるフィルム搬送ユニットを提供すること。 【解決手段】 フィルムを搬送する搬送経路と、この搬
送経路上に設けられた露光用の開口部22aとを備えた
第1ユニット50と、第1ユニット50を保持する第2
ユニット40と、第2ユニット40に対して、第1ユニ
ット50を露光用の光軸中心P周りに90度回転させる
回転機構とを備え、回転機構による第1ユニット50の
回転開始位置と回転終了位置との中間において、開口部
22aの中心が光軸中心から移動するように構成されて
いることを特徴とするネガキャリア。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印画紙に対するフ
ィルムの位置を横位置と縦位置とに切り換えることので
きるフィルム搬送ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】写真焼付装置において、現像済みのネガ
フィルム(以下、単にフィルムと言う。)の画像コマを
印画紙に焼き付ける場合に、フィルム搬送ユニット(ネ
ガキャリア)が用いられる。このフィルム搬送ユニット
は、フィルムを搬送する搬送経路や、フィルムの画像コ
マを位置決めされる開口部などを備えている。開口部に
位置決めされた画像コマに付いて、露光用光源からの光
が照射されて印画紙にその画像コマが焼付露光されるの
である。
【0003】ところで、フィルム搬送ユニットは印画紙
の搬送経路に対して横位置にセットされる場合と、縦位
置にセットされる場合とがある。これを図9で示すと、
図9(a)は横位置にセットされた状態でフィルム1の
搬送経路と印画紙の搬送経路とは平行である。図9
(b)は縦位置にセットされた状態でフィルム1の搬送
経路と印画紙の搬送経路とは直交している。
【0004】このような縦位置と横位置とを切り換える
ケースとして、例えば図9(a)のフルサイズの画像コ
マ1aと、図9(b)のハーフサイズの画像コマ1bと
を同じ印画紙に焼き付ける場合がある。また、同じフル
サイズでも、Lサイズの焼き付けと、2Lサイズの焼き
付けとでは縦位置と横位置とを切り換えて行う。これ
は、Lサイズの長辺と2Lサイズの短辺とが同じ寸法で
あることによるものである。
【0005】図9において、フィルム搬送ユニット10
0には、開口部101が中央に設けられその中心Pは露
光用の光軸と一致する。また、開口部101の近傍には
磁気ヘッド装置102が設けられ、フィルム1の磁気ト
ラックに記録されている磁気情報を読み取る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、フィルム搬
送ユニット100の横位置と縦位置との間を切りかえる
には、光軸中心Pまわりに90度回転させれば良いはず
である。しかしながら、以下に説明する理由により90
度回転させることができなかったのである。つまり、開
口部101には、露光用光源・ 調光フィルタを通過し
てきた光を均一に混色するミラートンネル103が密着
するように配置されると共に、このミラートンネル10
3の外周部には図中斜線部で示される壁面100aが形
成されている。この壁面100aは、先ほど説明した磁
気ヘッド装置102などが内部に設けられているため、
できてしまうのである。そのため、図9(a)の状態か
ら90度時計方向に、光軸中心Pまわりにフィルム搬送
ユニット100を回転させようとしても、ミラートンネ
ル103と壁面100aとがぶつかってしまうためにで
きないのである。
【0007】そのため、横位置から縦位置に切りかえる
には、まずフィルム搬送ユニット100を矢印X方向に
動かして写真焼付装置から取り外し、その後矢印Y方向
に再び装着すると言うやり方を行っていた。このよう
に、フィルム搬送ユニット100を抜き差しする方法は
面倒であるばかりでなく、抜き差し作業の途中でフィル
ム搬送ユニット100を落っことしてしまうと言う危険
性があった。
【0008】さらに、ミラートンネル103と壁面10
0aとの隙間δを大きく確保するため、磁気ヘッド装置
102の配置場所を変えると言うことも考えられる。し
かし、開口部101に位置決めされる画像コマと磁気ヘ
ッド装置102との位置関係については、あらかじめ決
められた関係にする必要があることから、磁気ヘッド装
置102を開口部103から更に離れた位置に配置する
とすれば、フィルム搬送ユニット100が大型化すると
共に、フィルム搬送ユニット100を回転させるための
スペースも大きなものが必要となってしまう。
【0009】本発明は上記実情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、ユニット自身の大きさや回転スペー
スの大きさを押さえながら縦位置と横位置とを切り換え
ることのできるフィルム搬送ユニットを提供することで
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係るフィルム搬送ユニットは、フィルムを
搬送する搬送経路と、この搬送経路上に設けられた露光
用の開口部とを備えた第1ユニットと、前記第1ユニッ
トを保持する第2ユニットと、前記第2ユニットに対し
て、前記第1ユニットを前記露光用の光軸中心周りに9
0度回転させる回転機構とを備え、前記回転機構による
前記第1ユニットの回転開始位置と回転終了位置との中
間において、前記開口部の中心が前記光軸中心から移動
するように構成されていることを特徴とするものであ
る。
【0011】この構成によると、第1ユニットは第2ユ
ニットに対して90度回転するようになっているが、回
転軸心が光軸中心で固定されているのではなく、回転途
中において回転軸心が移動するように構成されている。
回転開始位置と回転終了位置においては、光軸中心と開
口部中心とは一致しているが、回転途中においては開口
部中心は光軸中心から移動して離れた状態とされる。し
たがって、光軸の周りにミラートンネルのような障害物
があったとしても、それを避けて回転させることができ
る。したがって、フィルム搬送ユニット内の磁気ヘッド
装置などの配置を現状から変更しなくても(ユニットの
大きさを大型化しなくても)、フィルム搬送ユニットを
回転させることができる。
【0012】本発明の好適な実施形態として、前記回転
機構は、前記第1ユニットと前記第2ユニットとのいず
れか一方に設けられたカム体と、いずれか他方に設けら
れたカムフォロアーとにより構成されるものがあげられ
る。
【0013】この構成によると、回転開始位置から回転
終了位置までの開口部中心の移動軌跡をカム体のカム曲
線により自由に創り出すことができる。また、カム機構
を用いることにより回転動作をスムーズにすることがで
きる。
【0014】本発明の別の好適な実施形態として、前記
回転開始位置と前記回転終了位置において、前記カムフ
ォロアーを係合する係合部材が設けられておれば、縦位
置と横位置それぞれにおいて第1ユニットを第2ユニッ
トに対して安定して保持することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】<写真焼付装置の外観構成>図1
は、写真焼付装置の外観斜視図である。フィルム搬送ユ
ニットとして機能するネガキャリア16が横位置にセッ
トされている。10は焼付露光部(一部)であり、その
内部には露光用光源などが収納されている。6はミラー
トンネル、13はキーボード、14はモニターである。
印画紙マガジン3は2台写真焼付装置の上部に取り付け
られている。11は現像処理部であり、25は焼き付け
されたプリントをオーダー毎に仕分ける仕分け装置であ
る。
【0016】<写真焼付装置の全体構成>図2は、フィ
ルム搬送ユニットとしてのネガキャリアが用いられる写
真焼付装置の全体構成の模式図である。写真焼付装置
は、ネガフィルム1(以下、単にフィルムと言う。)の
画像コマを印画紙2に焼付露光する焼付露光部10と、
露光済みの印画紙2を現像処理する現像処理部11と、
装置の各部の作動を制御するコントローラ12とを備え
ている。コントローラ12には、各種の制御指示を入力
するためのキーボード13と、スキャナ15により読み
取った画像コマ情報を表示するモニター14とが接続さ
れている。
【0017】焼付処理を行うフィルム1が焼付露光部1
0にセットされたネガキャリア16に挿入されると、フ
ィルム1の画像情報を各コマ毎に順番にスキャナー15
により読み取り、その情報はコントローラ12に送られ
る。コントローラ12は、読み取られたフィルム1の画
像情報に基づいて、各画像コマ毎の露光条件を演算して
決定する。この決定された露光条件により印画紙3に露
光した場合に得られるであろう画像コマをシミュレート
画像コマとしてモニター14に表示する。
【0018】写真焼付装置のオペレータは、モニター1
4の表示を見て適切な画像が得られないと判断すると、
キーボード13から演算された露光条件の修正指示を入
力する。コントローラ12は、その修正指示に基づいて
露光条件を修正し、最終的な露光条件を決定する。その
決定された露光条件に基づいて、焼付露光部10の各部
の作動を制御し、印画紙マガジン3から引き出された印
画紙2にフィルム1の画像コマを投影露光する。
【0019】焼付露光の終了した印画紙2は、現像処理
部11に搬送されて現像処理され、仕分け装置25にオ
ーダー単位に積層された状態で排出される。
【0020】<写真焼付装置の各部の構成>焼付露光部
10には、後で詳細に説明するネガキャリア16と、露
光用光源4と、露光用光路に、イエロー、シアン、マゼ
ンタの各色のフィルタが出入りすることにより露光用光
源4からの照射光の色バランスを調整する調光フィルタ
5と、調光フィルタ5で色バランスを調整した光を均一
に混色するミラートンネル6と、フィルム1の画像コマ
を印画紙2上に結像する焼付用レンズ7と、フィルム1
の画像コマをスキャナー15の方向に導く反射ミラー8
と、シャッター9と、印画紙2を搬送する搬送ローラ1
7とを備えている。さらに、印画紙2を1枚毎のプリン
ト2aにカットするカッター26と、焼き付け光路の最
終端部に設けられる露光台27と、露光済みのプリント
2aを現像処理部11に向けて搬送する多数個の搬送ロ
ーラ28と、搬送ローラ28を駆動するモータ18とを
備えている。
【0021】露光台27は、網目状のベルト27aとベ
ルト27aを巻回するためのスプロケット27bとを備
えており、プリント2aをベルト27aに吸引すること
により位置決めを行っている。また、焼付用レンズ7と
反射ミラー8とは1つのユニット19になっており、こ
のユニット19全体が矢印C方向に移動可能に構成され
ている。スキャナー15により画像コマを読み取るとき
にはユニット19を図2の右側に移動させ、反射ミラー
8を光路中に臨ませるようにすれば良い。
【0022】調光フィルタ5とシャッター9とはコント
ローラ12により制御され、コントローラ12が最終的
に決定した露光条件に基づいて、調光フィルタ5の各フ
ィルタの位置や、シャッター9の開放時間すなわち露光
時間が制御されるようになっている。また、モータ18
はコントローラ12の制御によって印画紙2をコマ送り
の状態で搬送する。
【0023】<ネガキャリアの構成>図3は、ネガキャ
リアの構成を模式的に示す断面図である。ネガキャリア
16は、搬送経路の上流側に設けられたカートリッジ装
填部20と、フィルム挿入部21と、フィルム搬送機構
と、ネガマスク22と、搬送経路の最終端部に設けられ
たフィルム巻き取り機構23とを備えている。カートリ
ッジ装填部20には、フィルム1が巻き取られたカート
リッジ24を装填することができる。また、裸のフィル
ム1を直接フィルム挿入部21に挿入することもでき
る。
【0024】フィルム搬送機構は、フィルム1を搬送す
るために駆動ローラ30,31,32と、圧着ローラ3
3,34,35とを備えている。また、光センサー36
と、搬送経路上には磁気ヘッド装置37とが設けられて
いる。光センサー36は、発光素子36aと受光素子3
6bとからなり、フィルム1に記録されている光学デー
タを検出する。磁気ヘッド装置37は、読み取り用ヘッ
ド37aと、書き込み用ヘッド37bとを備えており、
フィルム1の磁気トラック(不図示)に記録されている
磁気データを検出したり、磁気データを書き込んだりす
る。なお、磁気ヘッド装置37は磁気トラックを有する
フィルム1を処理する場合に必要とされるものである。
ネガマスク22は、フィルム1の画像コマのうちの印画
紙2に焼き付ける領域を規定する開口部22aを有して
いる。
【0025】フィルム巻き取り機構23は、フィルム1
を巻き付けるための巻き取りドラム60と、巻き取りド
ラム60に圧着する圧着ローラ61と、圧着ローラ61
の搬送方向下流側に設けられてフィルム1を巻き取りド
ラム60に巻き付けるべく案内する固定ガイド62と、
固定ガイド62のさらに搬送方向下流側に設けられたも
う一つの圧着ローラ63とを備えている。圧着ローラ6
1は、軸心61a周りに揺動可能にレバー64に支持さ
れ、圧着ローラ63は、軸心63a周りに揺動可能にレ
バー65に支持されている。圧着ローラ61,63は不
図示のばねにより巻き取りドラム60に圧着するように
付勢されている。
【0026】<ネガキャリアの作動説明>このネガキャ
リア16の作動に付いて簡単に説明する。まず、フィル
ム挿入部21からフィルム1を挿入する。挿入されたフ
ィルム1はフィルム搬送機構によって矢印A方向に搬送
され、現像済みの画像コマをネガマスク22の開口部2
2aに順番に位置決めして、画像コマをスキャナー15
により読み取っていく。なおこのとき、反射ミラー8は
光路中に臨んだ位置にある。スキャナー15で画像コマ
を読み取ると、これをシミュレート画像コマとしてモニ
ター14に表示させ、オペレータは必要に応じて色や露
出時間などの補正情報をキーボード13から入力して適
切な画像が印画紙2に焼き付けられるようにしている。
【0027】ネガマスク22を通過したフィルム1はフ
ィルム巻き取り機構23の巻き取りドラム60に巻き取
られていく。全部の画像コマの読み取りが完了すると、
今度は巻き取りドラム60に巻き込まれたフィルム1を
逆に矢印B方向にフィルム搬送機構により搬送し、フィ
ルム挿入部21からフィルム1を排出させる方向に搬送
する。次に、再びフィルム1を矢印A方向に搬送させ
る。そして、開口部22aにフィルム1の画像コマを位
置決めし、印画紙に画像コマを順番に焼き付けていく。
この焼付処理の際に、さきほど入力された補正情報が考
慮されて適切なプリント2aが作成される。ネガマスク
22を通過したフィルム1は再び巻き取りドラム60に
巻き取られていく。全部の画像コマの焼付露光が完了す
ると、巻き取りドラム60に巻き取られたフィルム1を
矢印B方向に搬送させて、フィルム1をフィルム挿入部
21から排出させ、カートリッジ24に巻き取る。
【0028】<ネガキャリアの回転機構>次に、本発明
独特の特徴構成を有するネガキャリアの回転機構に付い
て説明する。図 4において、ネガキャリアは固定ベース
台として機能する第2ユニット40と、第2ユニット4
0に対して相対的に回転可能な第1ユニット50が取り
付けられる。図3に示される、各種構成部材は第1ユニ
ット50に搭載されているが、図4においては説明の便
宜上省略されている。なお、この図4はネガキャリアが
横位置にセットされた状態を示すものである。
【0029】第2ユニット40には、その中央部に大き
な開口窓41と、カム板42と、第1係止レバー43、
第2係止レバー44、第3係止レバー45、第4係止レ
バー46とが設けられている。第1ユニット50は、そ
の外観形状としてミラートンネル6を囲むように第1壁
面50a、第2壁面50b、第3壁面50cとが形成さ
れている。また、カム板42のカムフォロアーとして機
能する第1ローラ51、第2ローラ52、第3ローラ5
3、第4ローラ54が回転自在に支持されている。ま
た、ネガマスク22の開口部22aは図4に示されるよ
うに横位置となっている。
【0030】第1係止レバー43は、回転軸43aまわ
りに時計方向に第1ねじりバネ43bにより付勢されて
おり、第1ストッパピン43cにより回転範囲を規制さ
れている。第1係止レバー43は、横位置において第1
ローラ51と係合する。第2係止レバー44について
も、回転軸44a、第2ねじりバネ44b、第2ストッ
パピン44cを備えており、縦位置において第1ローラ
51と係合する。第3係止レバー45についても、回転
軸45a、第3ねじりバネ45b、第3ストッパピン4
5cを備えており、横位置において第3ローラ53と係
合する。第4係止レバー46についても、回転軸46
a、第4ねじりバネ46b、第4ストッパピン46cと
を備えており、縦位置において第3ローラ53と係合す
る。
【0031】カム板42には、第1カム面42a、第2
カム面42b、第3カム面42c、第4カム面42dが
形成されており、それぞれ第1ローラ51、第2ローラ
52、第3ローラ53、第4ローラ54が摺動する。ま
た、図4において光軸中心Pと開口部中心Qとは一致し
ている。
【0032】<回転機構の作動説明>次に回転機構の作
動を図5,6,7により説明する。図5は、第1ユニッ
ト50が第2ユニット40に対して時計方向に30度回
転した状態である。開口部中心Qは光軸中心Pから移動
した状態にある。なお、図4の状態から回転させる動作
に伴い、第1ローラ51と第1係止レバー43、第3ロ
ーラ53と第3係止レバー46の係合状態を解除するこ
とができる。図6は、第1ユニット50が時計方向に5
0度回転した状態である。この図6でも、開口部中心Q
は光軸中心Pから移動した状態にある。これら図5、図
6からもわかるように、第2ユニット50の各壁面50
a,50b,50cとミラートンネル6との干渉が避け
られている。
【0033】図7は、縦位置にセットされた状態で光軸
中心Pと開口部中心Qとは再び一致した状態となる。こ
のとき、第1ローラ51と第2係止レバー44、第3ロ
ーラ53と第4係止レバー46とが係合し、縦位置状態
において第2ユニット50を安定して保持することがで
きる。図8は、第2ユニット50の回転角度と開口部中
心Qの移動量との関係を示す図であり、これに基づいて
各カム面42a,42b,42c,42dの形状が決定
される。
【0034】<別の実施形態>本実施形態では、第2ユ
ニット40にカム板42を設け、第1ユニット50にロ
ーラ51〜54を設けているが、逆に、第1ユニット5
0にカム板を設け、第2ユニット40にローラを設けて
も良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】写真焼付装置の外観斜視図
【図2】写真焼付装置の全体構成を示す模式図
【図3】ネガキャリアの構成を模式的に示す断面図
【図4】ネガキャリアの回転機構を示す構成図
【図5】ネガキャリアの回転機構の作動図1
【図6】ネガキャリアの回転機構の作動図2
【図7】ネガキャリアの回転機構の作動図3
【図8】ネガキャリアの回転角度と開口部中心の移動量
との関係を示す図
【図9】ネガキャリアの縦位置・横位置を説明する図
【符号の説明】
1 フィルム 6 ミラートンネル 16 ネガキャリア 22a 開口部 40 第2ユニット 42 カム板 43,44,45,46 係止レバー 50 第1ユニット 50a,50b,50c 壁面 51,52,53,54 ローラ P 光軸中心 Q 開口部中心

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルムを搬送する搬送経路と、この搬
    送経路上に設けられた露光用の開口部とを備えた第1ユ
    ニットと、 前記第1ユニットを保持する第2ユニットと、 前記第2ユニットに対して、前記第1ユニットを前記露
    光用の光軸中心周りに90度回転させる回転機構とを備
    え、 前記回転機構による前記第1ユニットの回転開始位置と
    回転終了位置との中間において、前記開口部の中心が前
    記光軸中心から移動するように構成されていることを特
    徴とするフィルム搬送ユニット。
  2. 【請求項2】 前記回転機構は、前記第1ユニットと前
    記第2ユニットとのいずれか一方に設けられたカム体
    と、いずれか他方に設けられたカムフォロアーとにより
    構成されることを特徴とする請求項1に記載のフィルム
    搬送ユニット。
  3. 【請求項3】 前記回転開始位置と前記回転終了位置に
    おいて、前記カムフォロアーを係合する係合部材が設け
    られていることを特徴とする請求項2に記載のフィルム
    搬送ユニット。
JP10220113A 1998-08-04 1998-08-04 フィルム搬送ユニット Withdrawn JP2000056403A (ja)

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