JP2000055424A - 空気清浄機 - Google Patents

空気清浄機

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JP2000055424A
JP2000055424A JP10220764A JP22076498A JP2000055424A JP 2000055424 A JP2000055424 A JP 2000055424A JP 10220764 A JP10220764 A JP 10220764A JP 22076498 A JP22076498 A JP 22076498A JP 2000055424 A JP2000055424 A JP 2000055424A
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JP
Japan
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deodorizing
air
filter
bypass passage
dust
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Application number
JP10220764A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Matsumoto
良昭 松本
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】空気の汚れ状態に応じた空気の浄化を行う。 【解決手段】本体ケース1の吸気口2から吹出口に至る
送風路に、前記吸気口2より室内空気を吸い込み前記吹
出口から室内に吹き出す送風機10と、前記送風路の流
れ方向に対して集塵フィルター12と直列に配設される
脱臭フィルター18と、該脱臭フィルター18の上流側
と下流側を連通し、前記送風路の流れ方向に対して前記
脱臭フィルター18と並列に配設される脱臭用バイパス
通路23と、脱臭用バイパス通路23を開閉するダンパ
ー24とを設け、前記脱臭用バイパス通路23を閉塞し
て前記集塵フィルター12と脱臭フィルター18とで集
塵および脱臭を行う同時運転と、前記脱臭用バイパス通
路23を開放して主として集塵フィルター12で集塵を
行う集塵運転とを切り替えるようにする。 【効果】通常の脱臭と集塵とを行う運転の他に集塵を主
に必要とした集塵運転を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、集塵及び脱臭を行
える空気清浄機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の空気調和機は、本体ケー
スの吸気口から吹出口に至る送風通路に、室内の空気の
除塵を行う集塵フィルターと、脱臭を行う脱臭フィルタ
ーと、吸気口より室内空気を吸い込み吹出口から室内に
吹き出す送風機とを吸気口から吹出口に向かって順次配
設し、空気が汚れた場合には常に室内空気の除塵と脱臭
の両方を行っていたが、空気の汚れの状態が、例えば、
布団の上げ下ろしで埃がまう場合や花粉が室内に侵入し
た場合等、集塵を主として要求される場合にもあまり必
要のない脱臭フィルターを通り、空気の汚れの状態が脱
臭を主として要求される場合も同様にあまり通る必要の
ない集塵フィルターを通って不要の圧力損失を生じてい
た。このように、空気の汚れ状態に関係なく集塵と脱臭
が常に行われるものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、空気の汚れ
状態に応じた空気の浄化を行える空気清浄機を提供する
ことを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する第1
の手段は、本体ケースの吸気口から吹出口に至る送風路
に、前記吸気口より室内空気を吸い込み前記吹出口から
室内に吹き出す送風機と、前記送風路の流れ方向に対し
て集塵フィルターと直列に配設される脱臭フィルター
と、脱臭フィルターの上流側と下流側を連通する脱臭用
バイパス通路と、脱臭用バイパス通路を開閉する開閉手
段とを設け、前記脱臭用バイパス通路を閉塞して前記集
塵フィルターと脱臭フィルターとで集塵および脱臭を行
う同時運転と、前記脱臭用バイパス通路を開放して主と
して集塵フィルターで集塵を行う集塵運転とを切り替え
るようにしたものである。これにより、通常時には同時
運転で埃と臭気とを除去することができると共に、埃を
主に除去したい場合には集塵運転で埃を主として除去す
ることできる。
【0005】上記課題を解決する第2の手段は、前記集
塵運転時の送風機の回転数を同時運転時の送風機の回転
数より低くしたものである。これは、集塵運転時には、
吸気口から吸い込まれた空気の多くが通気抵抗の少ない
脱臭用バイパス通路を通り送風路内の圧力損失が減り、
同時運転時に比べ送風機の回転数を低くできるもので、
これにより、消費電力を節電できる。
【0006】上記課題を解決する第3の手段は、本体ケ
ースの吸気口から吹出口に至る送風路に、前記吸気口よ
り室内空気を吸い込み前記吹出口から室内に吹き出す送
風機と、前記送風路の流れ方向に対して集塵フィルター
と直列に配設される脱臭フィルターと、前記集塵フィル
ターの上流側と下流側を連通する集塵用バイパス通路
と、集塵用バイパス通路を開閉する開閉手段とを設け、
前記集塵用バイパス通路を閉塞して前記集塵フィルター
と脱臭フィルターとで集塵および脱臭を行う同時運転
と、前記集塵用バイパス通路を開放して主として脱臭フ
ィルターで脱臭を行う脱臭運転とを切り替えるようにし
たものである。これにより、通常時には同時運転で埃と
臭気とを除去することができると共に、臭気を主に除去
したい場合には脱臭運転で臭気を主として除去すること
できる。
【0007】上記課題を解決する第4の手段は、前記脱
臭運転時の送風機の回転数を同時運転時の送風機の回転
数より低くしたものである。これは、脱臭運転時には、
吸気口から吸い込まれた空気の多くが通気抵抗の少ない
集塵用バイパス通路を通り送風路内の圧力損失が減り、
同時運転時に比べ送風機の回転数を低くできるもので、
このことにより、消費電力を節電できる。
【0008】上記課題を解決する第5の手段は、本体ケ
ースの吸気口から吹出口に至る送風路に、前記吸気口よ
り室内空気を吸い込み前記吹出口から室内に吹き出す送
風機と、前記送風路の流れ方向に対して集塵フィルター
と直列に配設される脱臭フィルターと、前記集塵フィル
ターの上流側と下流側を連通する集塵用バイパス通路
と、前記脱臭フィルターの上流側と下流側を連通する脱
臭用バイパス通路と、集塵用バイパス通路および脱臭用
バイパス通路を開閉する開閉手段とを設け、前記集塵用
バイパス通路および前記脱臭用バイパス通路の両方を閉
塞して前記集塵フィルターと脱臭フィルターとで集塵お
よび脱臭を行う同時運転と、前記集塵用バイパス通路を
閉塞すると共に前記脱臭用バイパス通路を開放して主と
して集塵フィルターで集塵を行う集塵運転と、前記集塵
用バイパス通路を開放すると共に前記脱臭用バイパス通
路を閉塞して主として脱臭フィルターで脱臭を行う脱臭
運転とを切り替えるようにし、集塵運転時および脱臭運
転時の送風機の回転数を同時運転時の送風機の回転数よ
り低くしたものである。
【0009】これにより、通常時には同時運転で埃と臭
気とを除去することができると共に、埃を主に除去した
い場合には集塵運転で埃を主として除去することでき、
臭気を主に除去したい場合には脱臭運転で臭気を主とし
て除去することできる。また、これは、集塵運転時に
は、吸気口から吸い込まれた空気の多くが通気抵抗の少
ない脱臭用バイパス通路を通り送風路内の圧力損失が減
り、脱臭運転時にも吸気口から吸い込まれた空気の多く
が通気抵抗の少ない集塵用バイパス通路を通り送風路内
の圧力損失が減るため、同時運転時に比べ送風機の回転
数を低くできるもので、このことにより、消費電力を節
電できる。
【0010】上記課題を解決する第6の手段は、上記構
成において、前記脱臭運転時の送風機の回転数を集塵運
転時の送風機の回転数より低くしたものである。集塵フ
ィルターに比べ脱臭フィルターのほうが通気抵抗の小さ
いので、送風機の回転数を一定にした場合、同時運転時
の脱臭フィルターを通る風量と比較した場合の脱臭運転
時の脱臭フィルターを通る風量の増加は、同時運転時の
集塵フィルターを通る風量と比較した場合の集塵運転時
の集塵フィルターを通る風量の増加に比べて大きくな
る。従って、脱臭運転時の送風機の回転数を集塵運転時
の送風機の回転数より低くして脱臭運転時の騒音を減ら
すことができる。
【0011】そして、前記脱臭フィルターを前記集塵フ
ィルターより送風路の下流側に位置させることで、脱臭
フィルターの目詰まりを防止できる。
【0012】また、前記開閉手段の開閉動作に連動して
送風機の送風量を変えられるようにすることが望まし
い。これにより、各運転の切り替えを開閉手段で行う時
に各運転に適した送風機の回転数にすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1乃至図6に本発明の実施の形
態を示し、以下、これらの図に基づき説明する。
【0014】先ず、図1乃至図4に基づき構造の説明を
行う。
【0015】1は本体ケースで、スリット状の吸気口2
が形成されたグリル3が着脱自在に装着された前ケース
4と上面に吹出口5が設けられた後ケース6から構成さ
れており、内部には前記吸気口2から吹出口5に至る送
風路が形成されている。前記前ケース内には前記送風路
の上壁となる上板4aと下壁となる下板4bが設けられ
ている。
【0016】7は本体ケース1内を前後に仕切る仕切板
で、前面には送風路の壁となる上壁7a及び下壁7bと
側壁7cが形成される一方、後面にはファンケーシング
の側壁7dが形成されいる。この仕切板7のほぼ中央に
は、モータ8とファン9からなる送風機10が取り付け
られており、モータ8の周囲には仕切板7の前面側と後
面側とを連通する連通孔11が形成されている。そし
て、送風機10を駆動することで吸気口2から吸い込ん
だ室内の空気を吹出口5から吹き出すようになってい
る。
【0017】12は吸気口2から吸い込んだ室内の空気
の塵を捕塵して室内の空気を浄化する集塵フィルター
で、集塵フィルター枠13に収納される。この集塵フィ
ルター枠13は、図2に示すように下方に把手部14と
係止片15が形成されており、集塵フィルター枠13の
上部を上板4aの吸気口2側に形成された第1凹部16
に嵌合させると共に、係止片15を前ケース4の下壁に
係止させることで吸気口2の後流側に装着される。
【0018】17は前記集塵フィルター12の両側に送
風路の流れ方向に対して並列に配設される集塵用バイパ
ス通路(図1参照)で、開放時に集塵フィルター12の
上流側と下流側とを連通するようになっている。
【0019】18は吸気口2から吸い込まれた室内の空
気中の悪臭を除去して室内の空気を浄化する脱臭フィル
ターで、脱臭フィルター枠19に収納される。この脱臭
フィルター枠19は、図2に示すように下方に把手部2
0と係止部21とが形成されており、上板4aの第1凹
部16より吹出口5側に形成された第2凹部22へ脱臭
フィルター枠19の上部を嵌合させ、係止片21を仕切
板7の下壁7bに係止することで集塵フィルター12の
後流側に集塵フィルター12と直列に配設される。
【0020】23は前記脱臭フィルター18の左右両側
に送風路の流れ方向に対して並列に配設される脱臭用バ
イパス通路で、開放時に脱臭フィルター18の上流側と
下流側とを連通するようになっている。
【0021】24は図3に示すように上下両端を前ケー
ス4に軸支され、集塵用バイパス通路17と脱臭用バイ
パス通路23とを開閉する開閉手段であるダンパーで、
上端部に揺動レバー25が設けられている。この揺動レ
バー25の先端部にはダンパー24の支軸と平行に摺動
軸26が設けられており、操作レバー27の左右両側に
設けたU字状の溝部28(図4参照)に前記摺動軸26
を挿入することで、操作レバー27の前後方向の動きと
連動してダンパー24が揺動し、以下に述べる同時運
転、集塵運転、脱臭運転の3つの運転モードに切り替え
られるようになっている。ここで、29は操作レバー2
7のつまみである。
【0022】次に、上記各運転モードについて説明す
る。
【0023】まず、同時運転を図1乃至図4に基づいて
説明する。
【0024】図4に示すように前記操作レバー27を中
立の位置にした場合、摺動軸26が溝部28の中間の位
置に支持され、揺動レバー25は摺動軸26側を中心方
向に向けられ、これにより、ダンパー24は図1に示す
ように位置し、集塵用バイパス通路17と脱臭用バイパ
ス通路23を閉塞した同時運転が可能になる。この状態
で送風機10を運転すると、一般の空気清浄機の運転と
同様に吸気口2から吸気された室内の空気の全ては集塵
フィルター12と脱臭フィルター18の両方を通り、吹
出口5から吹き出される。従って、この同時運転は、た
ばこ等煙粒子と臭い成分が同時に発生する場合に、その
両方を効率よく除去でき、有効となる。
【0025】次に、集塵運転を図5及び図6に基づいて
説明する。
【0026】図5に示すように操作レバー27を中立の
位置から吸気口2側に操作した場合、摺動軸26が溝部
28内を溝部28の中間の位置(図4の状態)から吹出
口5側の溝部28の端部側に移動する(図5の状態)。
これにより、ダンパー24は図1に示す位置から矢印A
側(時計回り)に揺動され、図6に示すように集塵用バ
イパス通路17を閉塞すると共に脱臭用バイパス通路2
3を開放した集塵運転が可能となる。この状態で送風機
10を運転すると、吸気口2から吸気された室内の空気
は集塵フィルター12を通った後、この空気の多くは脱
臭フィルター18を避けて通気抵抗の小さい脱臭用バイ
パス通路23を通って吹出口5から室内に吹き出され
る。
【0027】従って、上記集塵運転は、集塵を主として
空気の浄化が行えるので、例えば、布団の上げ下ろしを
行った後や花粉が室内に入ってきた場合等、塵が大部分
で臭いの少ない場合に効率よく空気の浄化ができ、有効
となる。また、集塵フィルター12を通った空気のほと
んどが通気抵抗の小さな脱臭バイパス通路23を通るこ
とで同時運転時に比べ送風路内の圧力損失が少なくなる
ので、ファン9の回転数を同時運転時と同じ回転数にし
た場合は、同時運転に比べ集塵フィルター12を通る風
量が増えて集塵効率が向上する。また、ファン9の回転
数を、集塵フィルター12を通る風量を同時運転時より
少なくならないように落とした場合は、集塵効率を低下
させずに騒音を低減でき、且つ、消費電力を少なくする
ことができる。
【0028】次に、脱臭運転を図7及び図8に基づいて
説明する。
【0029】図7に示すように操作レバー27を中立の
位置(図4の状態)から吹出口5側に操作した場合、摺
動軸26が溝部28内を溝部28の中間の位置から吸気
口2側の溝部28の端部側に移動する(図7の状態)。
これにより、ダンパー24は図1に示す位置から矢印B
側(反時計回り)に揺動されて、図8に示すように脱臭
用バイパス通路23を閉塞すると共に集塵用バイパス通
路17を開放した脱臭運転が可能となる。この状態で送
風機10を運転すると、吸気口2から吸気された室内の
空気の多くは集塵フィルター12を避けて通気抵抗の小
さな集塵用バイパス通路17を通る。そして、集塵フィ
ルター12を通った空気と集塵用バイパス通路17を通
った空気は共に脱臭フィルター18を通って吹出口5か
ら室内に吹き出される。
【0030】従って、脱臭運転は、脱臭を主とした空気
の浄化が行うことができ、塵が少なく悪臭が多い場合に
効率よく空気の浄化ができ、有効となる。また、吸気口
2から吸い込まれた空気の多くが通気抵抗の小さな集塵
用バイパス通路17を通ることで、送風路内の圧力損失
が小さくなるので、ファン9の回転数を同時運転時と同
じ回転数とした場合、同時運転に比べ脱臭フィルター1
8を通る風量が増えて脱臭効率が向上する。また、ファ
ン9の回転数を、脱臭フィルター18を通る風量を同時
運転時より少なくならないように低くした場合、脱臭効
率を低下させずに騒音を低減でき、且つ、消費電力を低
くすることができる。この場合、脱臭フィルター18の
通気抵抗は集塵フィルター12の通気抵抗より小さいの
で、脱臭運転時のファン9の回転数を集塵運転時のファ
ン9の回転数より更に低くすることができる。これによ
り、脱臭運転時には、同時運転時の効率より低くせず
に、集塵運転時より更に騒音を低減でき、且つ、消費電
力を低くすることができる。
【0031】次に、上記構成の空気清浄機の制御につい
て、図9の回路図に基づいて説明する。
【0032】30は電源で送風機のモータ31に交流1
00vを供給する。このモータ31は強、中、弱の3つ
のノッチを有しており、操作レバー27と連動したスイ
ッチSW1と、操作レバー27とは連動しないスイッチ
SW2とが並列に接続され、切替スイッチSW3の操作
により前記スイッチSW1を動作可能とする場合と、ス
イッチSW2を動作可能とする場合とを切り替えられる
ようになっている。ここで、モータの強、中、弱は、送
風路内の圧力損失の大きさを考慮して、スイッチSW1
動作時に、もっとも大きな同時運転時が強、中間の集塵
運転時が中、もっとも小さな脱臭運転時が弱となるよう
に設定されている。
【0033】従って、スイッチSW1を動作可能とした
場合には、操作レバー27を操作するだけで、各運転モ
ード及び各運転モードにおけるファン9の回転数へ切り
替えることができる。
【0034】一方、スイッチSW2を動作可能とした場
合には、運転モードとは関係なくファン9の回転数の切
り替えを行うことができ、空気の汚れ状態や騒音等を考
慮して使用者が好みに応じてファン9の回転数を切り替
えることができる。
【0035】尚、脱臭フィルター18は上記実施例のよ
うに集塵フィルター12より後流側に配設することが好
ましいが、集塵フィルター12より前流側に配設しても
よい。
【0036】また、上記実施例のように脱臭用バイパス
通路と集塵用バイパス通路とを設けて両バイパス通路を
開閉するダンパーを設けることが望ましいが、脱臭用バ
イパス通路のみを設け脱臭用バイパス通路を開閉するダ
ンパーを設けてもよく、集塵用バイパス通路のみを設け
て集塵用バイパス通路を閉塞するダンパーを設けてもよ
い。
【0037】そして、上記実施例ではダンパーにより脱
臭用バイパス通路及び集塵用バイパス通路を開閉した
が、シャッター等の開閉手段を用いてもよい。
【0038】
【発明の効果】本発明の請求項1の発明によれば、通常
時には同時運転で集塵と脱臭とを除去することができる
と共に、埃を主に除去したい場合には集塵運転で埃を主
として除去することできるので、部屋の汚れ状態に応じ
た空気の浄化ができる。
【0039】本発明の請求項2の発明によれば、集塵運
転時に吸気口から吸い込まれた空気の多くが通気抵抗の
少ない脱臭用バイパス通路を通り送風路内の圧力損失が
減ることで、同時運転に比べ送風機の回転数を低くでき
るので、集塵運転を行う時に集塵効率を低下させずに集
塵運転時の騒音を低減できると共に消費電力を抑えるこ
とができる。
【0040】本発明の請求項3の発明によれば、通常時
には同時運転で集塵と脱臭とを除去することができると
共に、臭気を主に除去したい場合には脱臭運転で臭気を
主として除去することができるので、部屋の汚れ状態に
応じた空気の浄化ができる。
【0041】本発明の請求項4の発明によれば、脱臭運
転時に吸気口から吸い込まれた空気の多くが通気抵抗の
少ない集塵用バイパス通路を通り送風路内の圧力損失が
減ることでで、同時運転時に比べ送風機の回転数を低く
できるので、脱臭運転を行う時に脱臭効率を低下させず
に騒音を低減できると共に消費電力を抑えることができ
る。
【0042】本発明の請求項5の発明によれば、通常時
には同時運転で集塵と脱臭とを除去することができると
共に、埃を主に除去したい場合には集塵運転で埃を主と
して除去することでき、臭気を主に除去したい場合には
脱臭運転で臭気を主として除去することできるので、部
屋の汚れ状態に応じた空気の浄化ができる。また、集塵
運転時には吸気口から吸い込まれた空気の多くが通気抵
抗の少ない脱臭用バイパス通路を通り、脱臭運転時には
吸気口から吸い込まれた空気の多くが通気抵抗の少ない
集塵用バイパス通路を通ることで送風路内の圧力損失が
減り、同時運転時に比べ送風機の回転数を低くできるの
で、集塵運転及び脱臭運転時に同時運転時に比べ効率を
低下させることなく騒音を低減できると共に消費電力を
抑えることができる。
【0043】本発明の請求項6の発明によれば、脱臭運
転時のファンの回転数を集塵運転時のファンの回転数よ
り更に低くすることができるので、脱臭運転時は、同時
運転時の効率より低くせずに、集塵運転時より更に騒音
を低減でき、且つ、消費電力を低く抑えることができ
る。
【0044】本発明の請求項7の発明によれば、脱臭フ
ィルターの目詰まりを起こりにくくできる。
【0045】本発明の請求項8の発明によれば、各運転
の切り替えを開閉手段で行う時に各運転に適した送風機
の回転数にすることができるので、各運転に適した送風
機の回転数に設定する操作が不要であり、各運転の切り
替えを簡単に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空気清浄機の平面横断面図である。
【図2】同空気清浄機の側面縦断面図である。
【図3】図1におけるX−X断面図である。
【図4】同空気清浄機の同時運転時の操作レバーとダン
パーとの関係を示した図である。
【図5】同空気清浄機の集塵運転時の操作レバーとダン
パーとの関係を示した図である。
【図6】同空気清浄機の集塵運転時の平面断面図であ
る。
【図7】同空気清浄機の脱臭運転時の操作レバーとダン
パーとの関係を示した図である。
【図8】同空気清浄機の脱臭運転時の平面断面図であ
る。
【図9】同空気清浄機の回路図である。
【符号の説明】
1 本体ケース 2 吸気口 5 吹出口 10 送風機 12 集塵フィルター 18 脱臭フィルター 17 集塵用バイパス通路 23 脱臭用バイパス通路 24 ダンパー(開閉手段)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体ケースの吸気口から吹出口に至る送
    風路に、前記吸気口より室内空気を吸い込み前記吹出口
    から室内に吹き出す送風機と、前記送風路の流れ方向に
    対して集塵フィルターと直列に配設される脱臭フィルタ
    ーと、該脱臭フィルターの上流側と下流側を連通する脱
    臭用バイパス通路と、該脱臭用バイパス通路を開閉する
    開閉手段とを設け、前記脱臭用バイパス通路を閉塞して
    前記集塵フィルターと脱臭フィルターとで集塵および脱
    臭を行う同時運転と、前記脱臭用バイパス通路を開放し
    て主として集塵フィルターで集塵を行う集塵運転とを切
    り替えるようにしたことを特徴とする空気清浄機。
  2. 【請求項2】 前記集塵運転時の送風機の回転数を同時
    運転時の送風機の回転数より低くしたことを特徴とする
    請求項1に記載の空気清浄機。
  3. 【請求項3】 本体ケースの吸気口から吹出口に至る送
    風路に、前記吸気口より室内空気を吸い込み前記吹出口
    から室内に吹き出す送風機と、前記送風路の流れ方向に
    対して集塵フィルターと直列に配設される脱臭フィルタ
    ーと、前記集塵フィルターの上流側と下流側を連通する
    集塵用バイパス通路と、該集塵用バイパス通路を開閉す
    る開閉手段とを設け、前記集塵用バイパス通路を閉塞し
    て前記集塵フィルターと脱臭フィルターとで集塵および
    脱臭を行う同時運転と、前記集塵用バイパス通路を開放
    して主として脱臭フィルターで脱臭を行う脱臭運転とを
    切り替えるようにしたことを特徴とする空気清浄機。
  4. 【請求項4】 前記脱臭運転時の送風機の回転数を同時
    運転時の送風機の回転数より低くしたことを特徴とする
    請求項3に記載の空気清浄機。
  5. 【請求項5】 本体ケースの吸気口から吹出口に至る送
    風路に、前記吸気口より室内空気を吸い込み前記吹出口
    から室内に吹き出す送風機と、前記送風路の流れ方向に
    対して集塵フィルターと直列に配設される脱臭フィルタ
    ーと、前記集塵フィルターの上流側と下流側を連通する
    集塵用バイパス通路と、前記脱臭フィルターの上流側と
    下流側を連通する脱臭用バイパス通路と、集塵用バイパ
    ス通路および脱臭用バイパス通路を開閉する開閉手段と
    を設け、前記集塵用バイパス通路および前記脱臭用バイ
    パス通路の両方を閉塞して前記集塵フィルターと脱臭フ
    ィルターとで集塵および脱臭を行う同時運転と、前記集
    塵用バイパス通路を閉塞すると共に前記脱臭用バイパス
    通路を開放して主として集塵フィルターで集塵を行う集
    塵運転と、前記集塵用バイパス通路を開放すると共に前
    記脱臭用バイパス通路を閉塞して主として脱臭フィルタ
    ーで脱臭を行う脱臭運転とを切り替えるようにし、集塵
    運転時および脱臭運転時の送風機の回転数を同時運転時
    の送風機の回転数より低くしたことを特徴とする空気清
    浄機。
  6. 【請求項6】 前記脱臭運転時の送風機の回転数を集塵
    運転時の送風機の回転数より低くしたことを特徴とする
    請求項5に記載の空気清浄機。
  7. 【請求項7】 前記脱臭フィルターを前記集塵フィルタ
    ーより送風路の下流側に位置させたことを特徴とする請
    求項1乃至請求項6に記載の空気清浄機。
  8. 【請求項8】 前記開閉手段の開閉動作に連動して送風
    機の送風量を変えられるようにしたことを特徴とする請
    求項1乃至請求項7のいずれかに記載の空気清浄機。
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