JP2000054924A - 吸気ダクト - Google Patents

吸気ダクト

Info

Publication number
JP2000054924A
JP2000054924A JP10321748A JP32174898A JP2000054924A JP 2000054924 A JP2000054924 A JP 2000054924A JP 10321748 A JP10321748 A JP 10321748A JP 32174898 A JP32174898 A JP 32174898A JP 2000054924 A JP2000054924 A JP 2000054924A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
intake passage
intake
opening
valve
closing member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP10321748A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Fujiwara
和夫 藤原
Yoshikazu Hirose
吉一 広瀬
Takahiro Komori
敬博 古森
Minoru Komada
稔 駒田
Hitoshi Kino
等 木野
Hidetoshi Ishihara
秀俊 石原
Zenichi Yasuda
善一 安田
Masaru Hattori
勝 服部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
Priority to JP10321748A priority Critical patent/JP2000054924A/ja
Priority to US09/293,148 priority patent/US6209503B1/en
Publication of JP2000054924A publication Critical patent/JP2000054924A/ja
Priority to US09/633,068 priority patent/US6332442B1/en
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Exhaust Silencers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】電子制御回路や電磁開閉弁などを用いずに、エ
ンジンの低速回転時には吸気騒音を低減し、かつ高速回
転時には十分な空気量を吸入できる安価な吸気ダクトと
する。 【解決手段】第2管路2の負圧が所定値以下の場合に
は、カム4において負圧による回転モーメントよりスプ
リング42による回転モーメントの方が大きく弁3が第2
管路2を閉じ、第2管路の負圧が所定値を超えた場合に
は、カム4において負圧による回転モーメントがスプリ
ング42による回転モーメントより大きく弁3が第2管路
を開くように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンへ空気を
供給する通路としての吸気ダクトに関し、詳しくは吸気
時の騒音が低減された吸気ダクトに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車エンジンの吸気系では、吸気時に
吸気ダクトにおいて騒音が発生するという問題がある。
この吸気騒音は、特にエンジンの低速回転時に耳障りで
ある。そこで従来より、吸気ダクトにサイドブランチ及
び/又はレゾネータを設け、ヘルムホルツの共鳴理論な
どに基づいて計算される特定周波数の騒音を低減するこ
とが行われている。
【0003】ところがサイドブランチは、長いものでは
約30cmの長さにもなり、レゾネータの容積は大きいもの
では14リットルもの大きさとなる。そのためこれらの吸
音装置のエンジンルーム内に占めるスペースが大きくな
り、他の部品の搭載の自由度が低くなるという不具合が
生じる。そこで実開昭64-22866号公報には、吸気ダクト
内にオリフィスを配置し、オリフィスの位置で吸気を絞
ることで吸気騒音を低減することが開示されている。こ
のように吸気通路を絞ることにより、音響質量が大きく
なり、低音域の吸気音を低減することができる。
【0004】また実開平3-43576号公報には、エアクリ
ーナケースに並列に接続された2本の吸気管と、2本の
吸気管からそれぞれ分岐した分岐管と、各分岐管が共に
連結された共通のレゾネータを有し、一方の吸気管にお
ける分岐管の接続部の上流側に運転状態に応じて選択的
に開く開閉弁を備えた吸気音低減装置が開示されてい
る。
【0005】この実開平3-43576号公報に開示の装置に
よれば、エンジン回転数に応じて開閉弁を制御して吸気
管を1本又は2本に切り替えることにより、エンジン回
転数に応じて吸入空気量を制御し、かつ吸気騒音を低減
することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記した吸気
通路を絞る方法では、エンジンの高速回転時に吸入空気
量が不足して出力が低下するという不具合がある。また
実開平3-43576号公報に開示の装置では、開閉弁が全閉
状態から全開状態となるまでの間、あるいは全開状態か
ら全閉状態となるまでの間の状態で保持される状態があ
り、吸気管と開閉弁の間に隙間がある時間が長くなる場
合がある。このような場合には、吸気音がその隙間から
漏れるため、車内において低周波のこもり音が聞こえる
という不具合がある。
【0007】さらに実開平3-43576号公報に開示の装置
では、開閉弁を駆動するために電子制御回路、電磁開閉
弁、あるいはダイヤフラムアクチュエータなどを用いて
いるので、部品点数が多く複雑となってコスト面から好
ましいものではない。本発明はこのような事情に鑑みて
なされたものであり、電子制御回路や電磁開閉弁などを
用いずに、エンジンの低速回転時には吸気騒音を低減
し、かつ低周波のこもり音の発生を防止するとともに、
高速回転時には十分な空気量を吸入できる安価な吸気ダ
クトとすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する請求
項1に記載の吸気ダクトの特徴は、エンジンへ空気を供
給する通路としての吸気ダクトにおいて、第1吸気通路
と、第2吸気通路と、第2吸気通路に揺動自在に設けら
れ第2吸気通路を開閉する開閉部材と、開閉部材を第2
吸気通路を閉じる方向へ付勢する付勢部材と、開閉部材
と付勢部材の間に介在し開閉部材の揺動軸が固定された
揺動中心点と揺動中心点から離間して設けられ付勢部材
の付勢力が作用する作用点とをもつカムと、よりなり、
第2吸気通路の負圧が所定値以下の場合には作用点にお
ける負圧による回転モーメントより付勢部材の付勢力に
よる回転モーメントの方が大きく開閉部材が第2吸気通
路を閉じ、第2吸気通路の負圧が所定値を超えた場合に
は作用点における負圧による回転モーメントが付勢部材
の付勢力による回転モーメントより大きく開閉部材が第
2吸気通路を開くように構成されたことにある。
【0009】また請求項2に記載の吸気ダクトの特徴
は、請求項1に記載の吸気ダクトにおいて、第2吸気通
路は、開閉部材が第2吸気通路を開くときに開閉部材の
揺動端面と近接して案内する案内面をもつことにある。
さらに請求項3に記載の吸気ダクトの特徴は、第2吸気
通路は開閉部材が第2吸気通路を閉じたときに開閉部材
と当接する係止面をもち、開閉部材が係止面から離れる
ときに抵抗力を与える抵抗手段を備えたことにある。
【0010】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の吸気ダクトで
は、エンジンが低速回転の場合には第2吸気通路の負圧
が所定値以下であるため、カムの作用点においては負圧
による回転モーメントより付勢部材の付勢力による回転
モーメントの方が大きくなり、カムの揺動により開閉部
材が第2吸気通路を閉じて第1吸気通路のみが開口した
構成となる。したがって低速回転の場合には吸気通路が
絞られた状態となり、音響質量が大きくなるため低音域
の吸気音が低減される。
【0011】そしてエンジンが高速回転となると、第2
吸気通路の負圧が所定値を超えるため、カムの作用点に
おいては負圧による回転モーメントが付勢部材の付勢力
による回転モーメントより大きくなり、カムの揺動によ
り開閉部材が第2吸気通路を開く。これにより吸気通路
が拡大されるので、高速回転時にエンジンへ十分な空気
量を供給することができる。
【0012】上記作用をさらに向上させるには、第1吸
気通路の開口面積を小さくし、第2吸気通路の開口面積
を大きくすることが好ましい。また、吸気ダクトを分岐
構造とし、例えばそれぞれ第1吸気通路と第2吸気通路
をもつ二つの吸気通路をもちそれが途中で合流して一つ
になるような吸気ダクトとした場合には、第1吸気通路
をもつ吸気通路を細くして音響質量をさらに大きくする
とともに、第2吸気通路をもつ吸気通路を太くして十分
な空気量を供給できるように構成することが好ましい。
【0013】開閉部材としては、揺動により第2吸気通
路を開閉する弁などが例示される。また付勢部材として
は、重力による付勢を利用するもの、バネ力による付勢
を利用するものなど種々選択することができる。またサ
イドブランチやレゾネータを設けてもよいが、本発明の
吸気ダクトによればサイドブランチやレゾネータを設け
ることなく低音域の吸気音を低減することができる。し
たがって、エンジンルーム内に占めるスペースを小さく
して他の部品の搭載の自由度を向上させるためには、サ
イドブランチやレゾネータを設けないことが望ましい。
【0014】開閉部材が第2吸気通路を閉じているとき
の第2吸気通路の負圧の所定値F1と、開閉部材が第2
吸気通路を開くときの負圧の所定値F2 とは、F1 ≦F
2 の関係にある。F1 とF2 の差が小さいと、開閉部材
が第2吸気通路を開くときに開閉部材がばたついて騒音
の原因となる場合があり、F1 とF2 の差が大きすぎる
と吸気量が不足する場合がある。したがってF1 とF2
の値、付勢部材の付勢力などは慎重に決定する必要があ
る。
【0015】ところで、吸気負圧が大きくなって開閉部
材が揺動する際には、エンジン回転数の上昇に伴って開
閉部材は最初ゆっくり揺動し、次いで一気に揺動して全
開状態となるため、僅かな時間であるが揺動初期に開閉
部材が少し開いた状態がある。そのため、その間吸気音
が開閉部材と第2吸気通路との隙間から漏れるという不
具合がある。
【0016】そこで請求項2に記載の吸気ダクトでは、
第2吸気通路は開閉部材が第2吸気通路を開くときに開
閉部材の揺動端面と近接して案内する案内面を有してい
る。したがって、エンジン回転数の上昇に伴って開閉部
材が最初ゆっくり揺動した場合でも、開閉部材の揺動端
面が案内面に近接して移動するので、開閉部材と第2吸
気通路との間に隙間が生じるのが防止され、吸気音が漏
れるのを防止することができる。
【0017】さらに上記吸気ダクトでは、開閉部材が第
2吸気通路を僅かに開いた時点で開閉部材に振動が発生
し、それによる異音が発生するという不具合がある。こ
れは、開閉部材と第2吸気通路との間の小さな断面積の
空間を吸気が急激に通過し、しかも付勢部材による付勢
力と吸気負圧との差が小さいと開閉部材がその状態とな
っている時間が長くなるために、エンジン本体からの吸
気脈動が開閉部材に伝わりやすく、それによって開閉部
材が振動するからである。
【0018】そこで請求項3に記載の吸気ダクトでは、
第2吸気通路は開閉部材が第2吸気通路を閉じたときに
開閉部材と当接する係止面をもち、開閉部材が係止面か
ら離れるときに抵抗力を与える抵抗手段を備えている。
このように構成したことにより、吸気負圧が大きくなり
付勢部材による付勢力と吸気負圧との差圧が大きくなっ
て開閉部材が第2吸気通路を開く方向へ揺動しようとす
ると、抵抗手段からの抵抗力が作用するため、差圧力が
抵抗手段からの抵抗力を超えるまでは開閉部材は第2吸
気通路を閉じた状態を維持する。そして差圧力が抵抗手
段の抵抗力を超えた時点で、開閉部材は一気に揺動して
第2吸気通路を開く。
【0019】したがってこの吸気ダクトによれば、開閉
部材と第2吸気通路との間に小さな断面積の空間ができ
る時間をきわめて短くすることができるので、開閉部材
の振動による異音を防止することができる。この抵抗手
段としては、永久磁石、電磁石など開閉部材を吸着する
手段、あるいはスプリング、ダンパ、開閉部材の自重な
どの付勢手段を用いることができる。
【0020】
【実施例】以下、実施例及び比較例により本発明を具体
的に説明する。 (比較例)図18に比較例の吸気ダクトを示す。この吸気
ダクトは、実開平3-43576号公報に開示のものに相当
し、径の小さな第1吸気通路 100と径の大きな第2吸気
通路200を備え、第2吸気通路 200に弁 300が揺動自在
に枢支されている。そして弁300の枢支軸は円板形状の
カム 400の中心に連結され、カム 400の周縁部には、一
端が固定されたスプリング 500の他端が固定されてい
る。スプリング 500は弁300が第2吸気通路 200を全閉
状態としたときに最も付勢力が小さくなるように構成さ
れている。
【0021】この吸気ダクトでは、第2吸気通路 200の
吸気負圧が所定値より小さい間は弁300が第2吸気通路
200を全閉状態とし、第1吸気通路 100のみから吸気さ
れるため低音域の吸気音が低減される。そして吸気負圧
が所定値を超えると、吸気負圧に比例して弁 300がカム
400を介して伝わるスプリング 500の付勢力に抗して揺
動し、第2吸気通路 200の開口面積が増大するため、十
分な空気量が確保される。
【0022】しかしながら、この比較例の吸気ダクトで
は、弁 300が全閉状態から全開状態となるまでの間、あ
るいは全開状態から全閉状態となるまでの間の状態で保
持される状態があり、第2吸気通路 200と弁 300の間に
隙間がある時間が長くなる場合がある。このような場合
には、吸気音がその隙間から漏れるため、車内において
低周波のこもり音が聞こえるという不具合がある。
【0023】(実施例1)そこで図1に本実施例の吸気
ダクトの構成説明図を示す。この吸気ダクトは、小径の
第1吸気通路1と、第1吸気通路1より大径の第2吸気
通路2とが合流して吸気ダクトを構成している。なお、
図1には第1吸気通路1と第2吸気通路2との合流部は
図示していない。
【0024】第1吸気通路1の断面積はφ40のパイプの
断面積に相当し、第2吸気通路2の断面積はφ70のパイ
プの断面積に相当するように構成されている。また第1
吸気通路1の開口端部から合流部までの距離は、第2吸
気通路2の開口端部から合流部までの距離より長くされ
ている。そして第2吸気通路2には、開閉部材としての
弁3が揺動自在に管壁に枢支されている。
【0025】弁3の枢支軸(揺動軸)には円板形状のカ
ム4の中心が連結され、カム4の回動により弁3が揺動
するように構成されている。またカム4には、中心近傍
から径方向に延びる長孔40が形成され、長孔40にはスラ
イドピン41が長孔40の両端の点aと点bの間で移動可能
に係合している。本実施例ではスライドピン41が請求項
1にいう作用点を構成している。またスライドピン41に
は一端が固定されたスプリング42の他端が係合し、スプ
リング42はスライドピン41を引張るように付勢してい
る。
【0026】そしてスプリング42は、一端の固定位置が
長孔40の最外周部のa点より高いオフセット位置にある
ため、スライドピン41は常に長孔40内をa点に向かって
移動するように付勢され、それによってカム4は弁3が
第2吸気通路2を閉じる方向へ揺動するように付勢され
ている。上記のように構成された本実施例の吸気ダクト
において、第2吸気通路2内の吸気負圧Qが大きく、弁
3が第2吸気通路2を全開している状態の説明図を図2
に示す。このときスライドピン41は長孔40の最も中心点
Pに近い点bに位置している。スプリング42がカム4を
回動させようとする回転モーメントは、点bから中心点
Pまでの距離をBとし、スプリング42のバネ力をFとす
ると、三角関数を省略して簡単にFBと表されるので、
Q>FBであれば、この状態が維持され第2吸気通路2
は全開状態が維持される。
【0027】したがって弁3が第2吸気通路2を全開状
態としていれば、吸気は主として太く短い第2吸気通路
2を通って吸入されるため、吸入空気量が少なくなるよ
うな不具合が回避される。また吸気音はエンジン音にま
ぎれて聞こえず、不快な騒音となることがない。そして
吸気負圧Qが小さくなってQ<FBとなると、スライド
ピン41はスプリング42によって常にa点に向かって移動
するように付勢されているため、スライドピン41の長孔
40内の移動によりカム4が回動し弁3が揺動して第2吸
気通路2が徐々に閉じられる。これに伴ってスライドピ
ン41と中心点Pとの距離が徐々に広がるため、スプリン
グ42による回転モーメントは次第に大きくなり吸気負圧
Qとの差が益々拡大する。したがって弁3は第2吸気通
路2を閉じる方向へ加速度的に揺動する。
【0028】そして弁3が第2吸気通路2内に設けられ
た係止突起21に当接し全閉となった時点で、弁3の揺動
が規制され、図3に示すようにそのときスライドピン41
は点aに位置した状態となる。この状態ではスプリング
42がカム4を回動させようとする回転モーメントは、点
aから中心点Pまでの距離をAとすると簡単にFAと表
され、B<AによりFB<FAであるので、Q<FBで
ある間はこの状態が維持され弁3は第2吸気通路2の全
閉状態を維持する。
【0029】したがって径の小さな第1吸気通路1のみ
から吸気されるので、音響質量が大きくなりレゾネータ
などを用いずとも低音域の吸気音が低減される。吸気負
圧Qが大きくなりFB<Q<FAとなっても、スプリン
グ42がオフセット位置にあるために、スライドピン41は
点aに向かってfの力で付勢されている。したがって弁
3は全閉状態を維持する。そして吸気負圧Qがさらに大
きくなってFA+f<Qとなることにより、弁3が揺動
するとともにスライドピン41が長孔40内を移動しカム4
が回動する。そしてスライドピン41の移動に伴ってスプ
リング42による回転モーメントは次第に小さくなり、吸
気負圧Qとの差が益々小さくなるため、弁3は加速度的
に揺動して第2吸気通路2を全閉状態とする。そして先
に述べたように、Q<FBとなるまでその状態が維持さ
れる。
【0030】すなわち本実施例の吸気ダクトによれば、
吸気負圧に応じて弁3を自動的に全開及び全閉状態に維
持することができ、レゾネータなどを用いずとも吸気音
の低減と必要な吸気量の確保とを両立することができ
る。また全開と全閉の間においては、弁3が加速度的に
揺動して第2吸気通路2と弁3の間に隙間がある時間が
ほとんどないため、比較例のように低周波のこもり音が
発生するような不具合が防止されている。そして電子制
御やダイヤフラムアクチュエータなどを不要とした単純
な構成であるため、信頼性が高く低コストとすることが
できる。
【0031】(実施例2)図4に本発明の第2の実施例
の吸気ダクトを示す。この吸気ダクトは、スプリング42
に代えて重さWの錘5を用いていることが実施例1と異
なっている。すなわちカム4の中心には、実施例1と同
様に弁3の揺動軸が連結されている。またカム4にはレ
ール6の一端が中心Pから偏心した固定点Sに固定さ
れ、錘5はレール6に案内されてレール6上を移動自在
となっている。本実施例では、固定点Sが請求項1にい
う作用点を構成している。
【0032】そして本実施例の吸気ダクトでは、弁3が
第2吸気通路2を全閉状態とした状態で、図4に示すよ
うに、レール6の先端は水平位置から僅かに下方へ下が
った位置となり、錘5はレール6の先端に保持されて錘
6と固定点Sとの距離Lは最大のL1 となるように構成
されている。したがって吸気負圧Qが錘5からカム4に
作用する回転モーメントWL1 より小さい場合(Q<W
1 )には、弁3の第2吸気通路2の全閉状態が維持さ
れる。
【0033】一方、WL1 <Qとなると、弁3が揺動し
カム4が回動を始める。するとレール6の錘5が位置す
る先端が徐々に上方へ移動し、錘5の位置が固定点Sよ
り高くなると、錘5はレール6上を固定点Sに近接する
方向へ移動する。これによって錘6と固定点Sとの距離
Lが短くなり、回転モーメントWLが次第に小さくなる
ためQとの差が次第に大きくなる。したがって、弁3は
加速度的に揺動して第2吸気通路2を全開状態とする。
【0034】弁3が全開位置の状態のときの錘6と固定
点Sとの距離をL2 とすると、吸気負圧Qが小さくなり
Q<WL2 となった時点でカム4が回動を始め、弁3が
徐々に第2吸気通路2を閉じる。そして錘5の水平位置
が固定点Sより下がると、錘5がレール6上を移動する
ためL2 が大きくなり、回転モーメントWL2 が加速度
的に大きくなる。したがって弁3は加速度的に揺動して
第2吸気通路2が全閉状態となる。
【0035】すなわち本実施例の吸気ダクトにおいて
も、実施例1と同様に吸気負圧に応じて弁3を自動的に
全開及び全閉状態に維持することができ、レゾネータな
どを用いずとも吸気音の低減と必要な吸気量の確保とを
両立することができる。また全開と全閉の間においては
弁3が加速度的に揺動し、第2吸気通路2と弁3の間に
隙間がある時間がほとんどないため、比較例のように低
周波のこもり音が発生するような不具合が防止されてい
る。そして電子制御やダイヤフラムアクチュエータなど
を不要とした単純な構成であるため、信頼性が高く低コ
ストとすることができる。
【0036】(実施例3)上記した実施例では、カム4
として円板形状のものを用い、弁3の枢支軸に固定した
概念的なものを示しているが、図5に示すように扇型の
カム4を弁3と一体として第2吸気通路2の一方の側壁
に配置し、スプリング42の一端を第2吸気通路2の壁面
に固定すれば、実用的なものとなる。
【0037】この例では、カム4が弁3とともに揺動す
るため弁3からのトルクが直接カム4に伝わる。したが
って部品間のガタがなくなり作動遅れなどの不具合を防
止することができる。また部品点数も少なくなるためコ
ストの低減を図ることができる。また図6に示すよう
に、扇型のカム4を第2吸気通路2の側壁両側に配置
し、スプリング42もカム4のそれぞれに設ければ、弁3
の揺動を一層正確に行わせることができる。
【0038】また図7に示すように、扇型のカム4を第
2吸気通路2の中央部で第2吸気通路2に出入可能に配
置すれば、1個のカム4と1個のスプリング42で弁3の
揺動を正確に行わせることができる。 (実施例4)上記実施例では、スライドピン41の一方の
端部にのみスプリング42が係止されている。そのためス
ライドピン41の軸芯が長孔40の周壁面に対して傾斜し、
スライドピン41が長孔40内を移動する際の抵抗が大きく
確実な作動が得られない場合がある。
【0039】そこで本実施例では図8に示すように、弁
3と一体化されたカム4に間隔を隔てて互いに対向する
一対の板部43を形成し、一対の板部43にそれぞれ長孔40
を形成している。またスライドピン41は一対の板部43の
間に配置され、スライドピン41の両端がそれぞれ長孔40
内を移動する。そしてスライドピン41の中央にスプリン
グ42の一端が係止されている。
【0040】このように構成したことにより、スライド
ピン41は両端が均等に長孔40内を移動するので、スライ
ドピン41が長孔40内を移動する際の抵抗が小さく確実な
作動が得られる。 (実施例5)図9に示す例では、スライドピン41の両端
にリング部材6の両端がそれぞれ枢支された状態で、ス
プリング42がリング部材6に係止される。またカム4に
はリング部材6の動きを許容する凹部45が形成されてい
る。
【0041】この例では、スプリング42の付勢力はリン
グ部材6によってスライドピン41の両端に均一に作用す
る。したがってスライドピン41は両端が均等に長孔40内
を移動するので、スライドピン41が長孔40内を移動する
際の抵抗が小さく確実な作動が得られる。なお図10に示
すように、2個のスプリング42を用い、それぞれスライ
ドピン41の一端に係止して図5〜9に示す吸気ダクトに
用いても、上記と同様の作用効果が奏される。
【0042】(実施例6)ところで、吸気負圧が大きく
なって弁3が揺動する際には、エンジン回転数の上昇に
伴って弁3は最初ゆっくり揺動し、次いで加速度的に揺
動して全開状態となるため、僅かな時間であるが揺動初
期に弁3が少し開いた状態がある。そのため、その間吸
気音が隙間から漏れるという不具合がある。
【0043】そこで本実施例では、図11に示すように第
2吸気通路2の底壁面に断面三角形状の凹部22を設け、
弁3の揺動端部30が凹部22に収納されるように構成して
いる。凹部22は、弁3が全閉状態となったときに弁3の
揺動端部30を係止する係止面23と、弁3の揺動時に揺動
端部30の端面が沿う案内面24とをもち、案内面24の幅L
は、上記した弁3がゆっくり揺動する間の揺動端面の移
動距離に相当している。
【0044】したがって本実施例の吸気ダクトでは、エ
ンジン回転数の上昇に伴って弁3が最初ゆっくり揺動し
た場合でも、弁3の揺動端部30は案内面24に近接して移
動し第2吸気通路2との間に隙間が生じるのが防止され
ているため、吸気音が隙間から漏れるのが防止できる。
なお案内面24の断面形状を弁3の揺動軸を中心とした円
弧形状とすれば、弁3の揺動端部30との間隙を一層小さ
くすることができ、吸気音が隙間から漏れるのを一層防
止することができる。また第2吸気通路2の内壁面と摺
接する弁3の周囲に、不織布などを貼り付けることも好
ましい。このようにすれば第2吸気通路2の内壁面との
クリアランスが調整されるため、隙間の発生による吸気
音の漏れを一層防止することができ、ガタつきなどによ
る衝撃音も防止される。
【0045】また上記実施例では第2吸気通路2に凹部
22を設けたが、図12に示すように断面三角形状の凸部25
としても同様の作用効果が奏される。なお図12に示す例
では、第2吸気通路2の底壁面に貫通孔26を設けてい
る。このように貫通孔26を設けることにより、弁3や管
壁に付着して溜まった水分を貫通孔26から排出すること
ができ、水分の付着による作動不良を抑制することがで
きる。
【0046】(実施例7)ところが上記した各実施例に
おいては、弁3が僅かに開いた時点で弁3に振動が発生
し、それによる異音が発生するという不具合があった。
これは、弁3と第2吸気通路2との間の小さな断面積の
空間を吸気が急激に通過し、しかもスプリング42による
付勢力と吸気負圧との差圧が小さく弁3がその状態とな
っている時間が比較的長いために、エンジン本体からの
吸気脈動が弁3に伝わりやすく、それによって弁3が振
動するからである。
【0047】そこで本実施例では、図13に示すように、
前記した第6実施例の吸気ダクトの凹部22の弁3に対向
する表面に所定の磁力をもつ永久磁石27を配置し、弁3
の先端の揺動端部30の永久磁石27に対向する表面に鉄片
31を接合している。このように構成したことにより、ス
プリング42による付勢力と吸気負圧との差圧が小さい場
合には鉄片31が永久磁石27に吸着され、弁3は凹部22に
当接して第2吸気通路2を閉じている。そして吸気負圧
が大きくなってスプリング42による付勢力と吸気負圧と
の差圧が永久磁石27と鉄片31との吸着力を超えた時点
で、弁3は凹部22から離れ一気に揺動して第2吸気通路
2を開く。
【0048】したがって本実施例の吸気ダクトによれ
ば、弁3と第2吸気通路2との間に小さな断面積の空間
ができる時間をきわめて短くすることができるので、弁
3の振動による異音を防止することができる。なお上記
第7実施例では、凹部22に永久磁石27を配置し弁3に鉄
片31を接合したが、逆に凹部22に鉄片を配置し弁3に永
久磁石を接合しても同様の効果が奏される。また永久磁
石に代えて電磁石を用いてもよい。そして永久磁石27あ
るいは鉄片31を凹部22あるいは弁3に配置するには、イ
ンサート成形、接着など公知の種々の手段を採用するこ
とができる。
【0049】さらに永久磁石27の断面形状を図14に示す
ように例えば略三角形状とすれば、永久磁石27の表面を
凹部22の係止面23の代用とすることもできる。 (実施例8)また上記第7実施例では、弁3の振動防止
に磁力を利用しているが、図14に示すように、弁3の揺
動軸に弁3が常に第2吸気通路2を閉じる方向へ付勢す
るトーションスプリング32をさらに配置してもよい。
【0050】そしてトーションスプリング32の付勢力を
所定値とすることにより、スプリング42による付勢力と
吸気負圧との差圧が小さい場合には、トーションスプリ
ング32の付勢力によって弁3が永久磁石27に押圧され、
弁3は第2吸気通路2を閉じている。そして吸気負圧が
大きくなってスプリング42による付勢力と吸気負圧との
差圧がトーションスプリング32の付勢力と永久磁石27の
磁力を超えた時点で、弁3は永久磁石27から離れ一気に
揺動して第2吸気通路2を開く。
【0051】したがって本実施例の吸気ダクトによって
も、弁3と第2吸気通路2との間に小さな断面積の空間
ができる時間をきわめて短くすることができるので、弁
3の振動による異音を防止することができる。なお本実
施例では、トーションスプリング32のバネ力と磁力の両
方を利用しているが、トーションスプリング32のバネ力
のみで同じ作用を発現することもできることはいうまで
もない。
【0052】(実施例9)また磁力あるいはトーション
スプリングの付勢力に代えて、ダンパによる抵抗力を利
用することもできる。例えば図15に示すように、弁3の
揺動軸と第2吸気通路2の側壁とに互いに噛み合う一対
の歯車32,33を形成し、いずれか一方あるいは両方の歯
車の内部にダンパ機構34を内蔵させておく。図15では第
2吸気通路2の側壁に設けられた歯車33にダンパ機構34
が内蔵されている。
【0053】そしてダンパ機構34の抵抗力を所定値とす
ることにより、スプリング42による付勢力と吸気負圧と
の差圧が小さい場合には、ダンパ機構34の抵抗力によっ
て弁3が開くのが防止され、弁3は凹部22に接して第2
吸気通路2を閉じている。そして吸気負圧が大きくなっ
てスプリング42による付勢力と吸気負圧との差圧がダン
パ機構34の抵抗力を超えた時点で、弁3は凹部22から離
れ一気に揺動して第2吸気通路2を開く。
【0054】したがって本実施例の吸気ダクトによって
も、弁3と第2吸気通路2との間に小さな断面積の空間
ができる時間をきわめて短くすることができるので、弁
3の振動による異音を防止することができる。 (実施例10)上記した実施例9の吸気ダクトでは、弁3
にはダンパ機構34の抵抗力が常に作用している。そのた
め弁3の応答性が低下するという不具合が発生する。
【0055】そこで本実施例では図16に示すように、一
対の歯車32,33の一方(図16では歯車32)を部分歯車と
して、弁3が凹部22表面に当接した状態から僅かに開い
た状態となるまでの間のみダンパ機構34の抵抗力が作用
するように構成している。したがって本実施例の吸気ダ
クトでは、第9実施例と同様の作用効果が奏されるとと
もに、弁3の応答性も他の実施例と同等とすることがで
きる。
【0056】なお、図17に示すように、図1などに示す
吸気ダクトのカム4の外周の一部に歯部46を設け、歯部
46と噛み合う歯部を一部にもつダンパ機構34を第2吸気
通路2の側壁などに設けても同様の作用効果が奏される
ことはいうまでもない。
【0057】
【発明の効果】すなわち請求項1に記載の吸気ダクトに
よれば、エンジンの低速回転時には低音域の吸気音を低
減できるとともに、高速回転時には十分な空気量を吸入
することができる。そして電子制御回路、電磁開閉弁及
びダイヤフラムアクチュエータなどを用いていないの
で、安価な吸気ダクトとすることができる。
【0058】また請求項2に記載の吸気ダクトによれば
吸気音が漏れるのを確実に防止することができ、請求項
3に記載の吸気ダクトによれば開閉部材の振動による異
音を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の吸気ダクトの構成を示す説
明図である。
【図2】本発明の一実施例の吸気ダクトの弁全開時の作
用を示す説明図である。
【図3】本発明の一実施例の吸気ダクトの弁全閉時の作
用を示す説明図である。
【図4】本発明の第2の実施例の吸気ダクトの構成を示
す説明図である。
【図5】本発明の第3の実施例の吸気ダクトの構成を示
す説明図である。
【図6】本発明の第3の実施例の吸気ダクトの他の態様
を示す説明図である。
【図7】本発明の第3の実施例の吸気ダクトの他の態様
を示す説明図である。
【図8】本発明の第4の実施例の吸気ダクトの構成を示
す説明図である。
【図9】本発明の第5の実施例の吸気ダクトの構成を示
す説明図である。
【図10】本発明の第5の実施例の吸気ダクトの他の態様
を示す説明図である。
【図11】本発明の第6の実施例の吸気ダクトの構成を示
す説明図である。
【図12】本発明の第6の実施例の吸気ダクトの他の態様
を示す説明図である。
【図13】本発明の第7の実施例の吸気ダクトの要部断面
図である。
【図14】本発明の第8の実施例の吸気ダクトの要部断面
図である。
【図15】本発明の第9の実施例の吸気ダクトの要部正面
図である。
【図16】本発明の第10の実施例の吸気ダクトの要部正面
図である。
【図17】本発明の第10の実施例の吸気ダクトの他の態様
を示す要部正面図である。
【図18】比較例の吸気ダクトの構成を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1:第1吸気通路 2:第2吸気通路 3:弁
(開閉部材) 4:カム 40:長孔 41:ス
ライドピン 42:スプリング(付勢部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古森 敬博 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内 (72)発明者 駒田 稔 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内 (72)発明者 木野 等 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内 (72)発明者 石原 秀俊 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内 (72)発明者 安田 善一 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内 (72)発明者 服部 勝 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンへ空気を供給する通路としての
    吸気ダクトにおいて、第1吸気通路と、第2吸気通路
    と、該第2吸気通路に揺動自在に設けられ該第2吸気通
    路を開閉する開閉部材と、該開閉部材を該第2吸気通路
    を閉じる方向へ付勢する付勢部材と、該開閉部材と該付
    勢部材の間に介在し該開閉部材の揺動軸が固定された揺
    動中心点と該揺動中心点から離間して設けられ該付勢部
    材の付勢力が作用する作用点とをもつカムと、よりな
    り、 該第2吸気通路の負圧が所定値以下の場合には該作用点
    における該負圧による回転モーメントより該付勢部材の
    付勢力による回転モーメントの方が大きく該開閉部材が
    該第2吸気通路を閉じ、該第2吸気通路の負圧が所定値
    を超えた場合には該作用点における該負圧による回転モ
    ーメントが該付勢部材の付勢力による回転モーメントよ
    り大きく該開閉部材が該第2吸気通路を開くように構成
    されたことを特徴とする吸気ダクト。
  2. 【請求項2】 前記第2吸気通路は前記開閉部材が前記
    第2吸気通路を開くときに前記開閉部材の揺動端面と近
    接して案内する案内面をもつことを特徴とする請求項1
    に記載の吸気ダクト。
  3. 【請求項3】 前記第2吸気通路は前記開閉部材が前記
    第2吸気通路を閉じたときに前記開閉部材と当接する係
    止面をもち、前記開閉部材が該係止面から離れるときに
    抵抗力を与える抵抗手段を備えたことを特徴とする請求
    項1に記載の吸気ダクト。
JP10321748A 1998-04-16 1998-11-12 吸気ダクト Withdrawn JP2000054924A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10321748A JP2000054924A (ja) 1998-04-16 1998-11-12 吸気ダクト
US09/293,148 US6209503B1 (en) 1998-04-16 1999-04-16 Intake duct
US09/633,068 US6332442B1 (en) 1998-04-16 2000-08-04 Intake air duct

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10674098 1998-04-16
JP10-106740 1998-04-16
JP10-153139 1998-06-02
JP15313998 1998-06-02
JP10321748A JP2000054924A (ja) 1998-04-16 1998-11-12 吸気ダクト

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000054924A true JP2000054924A (ja) 2000-02-22

Family

ID=27310814

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10321748A Withdrawn JP2000054924A (ja) 1998-04-16 1998-11-12 吸気ダクト

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000054924A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100482853B1 (ko) * 2002-01-11 2005-04-14 현대자동차주식회사 가변흡기 시스템에 연동하여 작동하는 가변식 흡기 소음감쇄장치
JP2012047084A (ja) * 2010-08-26 2012-03-08 Mahle Filter Systems Japan Corp 内燃機関の吸気装置
EP2604845A2 (en) 2011-12-16 2013-06-19 MAHLE Filter Systems Japan Corporation Intake apparatus for internal combustion engine
JP2015038342A (ja) * 2013-08-19 2015-02-26 アイシン精機株式会社 吸気装置
US10094299B2 (en) 2013-11-05 2018-10-09 Mann+Hummel Gmbh Control system of at least one flap of a fluid duct and fluid duct system
CN109113835A (zh) * 2018-08-07 2019-01-01 拾音汽车科技(上海)有限公司 一种适用于三缸发动机和混合动力汽车的排气噪声控制阀

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100482853B1 (ko) * 2002-01-11 2005-04-14 현대자동차주식회사 가변흡기 시스템에 연동하여 작동하는 가변식 흡기 소음감쇄장치
JP2012047084A (ja) * 2010-08-26 2012-03-08 Mahle Filter Systems Japan Corp 内燃機関の吸気装置
EP2604845A2 (en) 2011-12-16 2013-06-19 MAHLE Filter Systems Japan Corporation Intake apparatus for internal combustion engine
JP2015038342A (ja) * 2013-08-19 2015-02-26 アイシン精機株式会社 吸気装置
US10094299B2 (en) 2013-11-05 2018-10-09 Mann+Hummel Gmbh Control system of at least one flap of a fluid duct and fluid duct system
CN109113835A (zh) * 2018-08-07 2019-01-01 拾音汽车科技(上海)有限公司 一种适用于三缸发动机和混合动力汽车的排气噪声控制阀

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7506626B2 (en) Device and method for amplifying suction noise
CN101086241B (zh) 增强进气声的装置和方法
JP2001065629A (ja) 液体封入式防振装置
JP2000054924A (ja) 吸気ダクト
JP6482831B2 (ja) 可変バルブが適用された可変吸気システム
JP2000145559A (ja) 吸気ダクト
JP2000145558A (ja) 吸気ダクト
JPH1182202A (ja) 吸気ダクト
US6209503B1 (en) Intake duct
JP2004293365A (ja) 音圧制御装置
JP4375088B2 (ja) 可変消音器制御装置
JP3813290B2 (ja) 自動車用バルブ内蔵排気マフラ
JP4200407B2 (ja) 吸気ダクト
JPH07253066A (ja) 内燃機関の吸気絞り構造
JP3516915B2 (ja) エンジンの吸気ダクト構造
EP1865186B1 (en) Improvements in or Relating to Vehicle Noise
JPS592926A (ja) パワ−ユニツトの支持装置
JP2001221115A (ja) 吸気ダクト
JPH10153152A (ja) 内燃機関におけるレゾネータ装置
JP2003148123A (ja) 車両のための空気供給ユニット
JP2909005B2 (ja) 自動閉鎖引き戸用エアダンパの消音ブラケット
JP3094335B1 (ja) 液体封入型エンジンマウント
JPH0392639A (ja) ルーフ着脱式車両塔載用防振装置
JPH0968121A (ja) エンジンの可変吸気ダクト装置
JPH0979032A (ja) 制御型排気系システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050627

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060727

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060801

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20060831