JP2000054494A - 構築物用多層構造体、その製造方法並びに該構築物用多層構造体を用いた構築物 - Google Patents

構築物用多層構造体、その製造方法並びに該構築物用多層構造体を用いた構築物

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JP2000054494A
JP2000054494A JP10224536A JP22453698A JP2000054494A JP 2000054494 A JP2000054494 A JP 2000054494A JP 10224536 A JP10224536 A JP 10224536A JP 22453698 A JP22453698 A JP 22453698A JP 2000054494 A JP2000054494 A JP 2000054494A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用耐久期間を大幅に伸ばし繰り返し繰り返
し使用することが可能で、かつ損傷等の理由で使用に耐
えなくなった場合であっても焼却等の廃棄処分を行う必
要がなく分別再生して資源を回収することを可能とする
構築物用多層構造体を提供することを目的とする。 【解決手段】 網目板状コア部材と、コア部材の両面に
設けた繊維強化層と、それぞれの繊維補強樹脂層の外側
面に設けた表面補強樹脂層とからなる構築物用多層構造
体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、構築物用多層構造
体、その製造方法並びに該構築物用多層構造体を用いた
構築物に関する。本発明の構築物多層構造体は、構築物
として特に展示場等の空間区分用壁体等に適合する。
【0002】
【先行技術】臨時展示場等の構築のために開設場の広い
空間を展示ブースごとに仕切るため、開設場に壁体ある
いは壁体および天井体を備えた組み立て式の仕切り構造
体を設置することが従来から行われている。このような
仕切り構造体は、線状のアルミ製等からなるロッド部材
等の骨組み部材を用いて組立てられ多数のパネル取り付
け用穴部を有する骨格構造と該穴部に着脱自在に取り付
けた壁、天井等を形成するパネル板状構造体とからなっ
ている。所望の展示場開設毎に組立てられ、展示場開催
後には各骨組み部材及び板状構造体に分解され、保管さ
れる。このような、板状構造体の板状構造物として、従
来から木材ベニヤ片が用いられている。
【0003】
【発明が解決すべき課題】展示場等の要請から、通常こ
のような木材ベニヤ片には防災の必要性から防災処理が
施されている。木材ベニヤ片は機械的強度があまり大き
くはないため、仕切り構築物等の組み立て・分解を繰り
返すことによって木材ベニヤ片の表面が損傷し外観上使
用に耐えなくなり、一定期間使用した後は焼却等の廃棄
処分をせざるを得ないというのが現状であった。しか
し、木材ベニヤ片は防火処理が行われているため、焼却
等の廃棄処分の際にダイオキシンが発生し、社会的問題
を引き起こしていた。
【0004】本発明者は、使用耐久期間を大幅に伸ばし
繰り返し繰り返し使用することが可能で、かつ損傷等の
理由で使用に耐えなくなった場合であっても焼却等の廃
棄処分を行う必要がなく分別再生して資源を回収するこ
とを可能とする構築物用多層構造体を得るべく鋭意研究
の結果、本発明に係る構築物用多層構造体、その製造方
法並びに該構築物用多層構造体を用いた構築物の発明に
到達した。
【0005】
【解決課題手段】本発明の構築物用多層構造体は、網目
板状コア部材と、コア部材の両面に設けた繊維補強樹脂
層と、それぞれの繊維補強樹脂層の外側面に設けた表面
補強樹脂層とからなることを特徴とする。ここに、表面
補強樹脂層とは、構築物用多層構造体の表面に十分な機
械的強度及び硬度を与え、かつ繊維補強樹脂層の補強繊
維を被覆し、耐摩耗性の向上を行うゲルコート樹脂層を
意味する。
【0006】また、本発明の構築物用多層構造体の製造
方法は、それぞれ、板状基盤の一方の面にフィルム状の
表面補強樹脂層を一体的に形成し、表面補強樹脂層の外
側面にシート状の補強繊維層を配置し、補強繊維層に熱
硬化性樹脂を含浸させて繊維補強樹脂層を一体的に表面
補強樹脂層の外側面に形成した二対のプレフォームを作
製し、繊維補強樹脂層が互いに対向する状態でこれら二
対のプレフォームの間に網目状コア部材を配置し、得ら
れた積層体を加圧成形し、最後に板状基盤を除去するこ
とを特徴とする。
【0007】さらに、本発明に係る構築物用多層構造体
とからなる構築物パネル嵌め込み用穴部を多数設けた組
立・分解可能な枠組みと、該パネル嵌め込み用穴部に着
脱自在に取り付けられた上記構築物用多層構造体とから
なことを特徴とする。
【0008】
【作用】網目板状コア部材は網目板状コア部材および繊
維補強樹脂層を有するので、機械的強度が高くまた適度
な弾性を有するので、壁板、天井板等に用いた場合に剛
性が大きく構築物を良好に支持する。表面補強樹脂層に
よって、構築物用多層構造体の表面に十分な機械的強度
及び硬度が与えられ、かつ繊維補強樹脂層の補強繊維を
被覆し、耐摩耗性の向上が図られる。
【0009】
【実施の態様】以下に、本発明を好ましい実施態様を中
心により詳細に説明する。本発明の構築物用多層構造体
としては、以下のものが好ましい。下記(1)乃至
(4)は、特に矛盾がなければそれらを任意に組み合わ
せた態様も本発明の好ましい態様と考えられる。
【0010】(1)網目板状コア部材が、ハニカム構造
体、コルゲート状の構造体等のパネル芯材から選ばれた
構造を有する。このような構造体は特に機械的強度に優
れるとともに構造体の軽量化の観点から好ましい。コア
部材の材質としては、ABS樹脂等のプラスチック、プ
ラスチックダンボール等が用いられる。厚さは特に限定
されるものではなく、所望の機械的強度が得られ、かつ
軽量多層構造体を得るとの観点から決定される。ハニカ
ム構造体としては、DNV社製の商品名「ニューコア、
マット」(厚さ2mm)あるい日本ユピカ株式会社製コ
アマット:商品名「ユピカ、マット」(厚さ2mm)、
あるいはFRP用新規三次元構造複合マット(旭ファイ
バーグラス株式会社製)(厚さ2mm)を用いることが
できる。
【0011】(2)繊維補強材が、熱硬化性樹脂と該樹
脂を補強するガラス繊維、炭素繊維から選られた補強繊
維とからなる。上記補強繊維は特に引っ張り強度等の機
械的強度に優れるので好ましい。熱硬化性樹脂としては
不飽和ポリエステル樹脂(例えば、日本ユピカ社製不飽
和ポリエステル樹脂、商品名FLH350)が挙げられる。ガ
ラス長繊維としては、例えば、チョップド・ストランド
・マット(商品名ニットウボウMC-300N-104SS 、300
番)を用いることができる。繊維補強樹脂層中の補強繊
維の重量%は、特に限定されるものではないが、例え
ば、25重量%とすることができる。
【0012】(3)表面補強樹脂層が、45−50重量
%の不飽和ポリエステルと45−50重量%のスチレン
からなる不飽和ポリエステル樹脂及び2.0−3.0重
量%の無機顔料からなる。例えば、不飽和ポリエステル
及びスチレンモノマーからなる不飽和ポリエステル樹
脂、エアロジル、トナー及びナフテン酸コバルト(硬化
促進剤)とからなる。表面補強樹脂層を形成するゲルコ
ートの具体例としては日本ユピカ株式会社製ゲルコート
商品名、FGT-312 を挙げることができる。ゲルコートの
厚さは、本発明の構築物用多層構造体に対して十分な表
面平滑性を付与し、長期間に渡ってその平滑性を保持し
得る厚さとし、例えば0.3mmの厚さとすることがで
きる。薄すぎるとクラックが入るので好ましくない。
【0013】(4)表面補強樹脂層の外側表面が円滑平
坦面となっている。表面補強樹脂層の外側表面を円滑平
坦面とすることによって、構築物を組立てる際等に多層
構造体の表面に引っ掻き傷等がつきにくく、また外観形
状に優れる。
【0014】本発明に係る構築物用多層構造体の製造方
法に用いる板状基盤としては、ステンレス平板、鉄平
板、アルミ平板等を用いることができる。基盤の面は表
面補強樹脂層の表面を形成し、通常円滑平坦面とするこ
とが好ましい。基盤の厚さは加圧成形に耐える厚さであ
れば特に制限はないが、例えば、2.0ミリとすること
ができる。また、フィルム状の表面補強樹脂層を基板の
面上に形成する前に、当該面に剥離剤(例えば、日本ユ
ピカ社製剥離剤、商品名「プリコート」NC44)を塗布す
ることが好ましい。
【0015】補強繊維層は、織布、不織布等形状で用い
ることができる。また長繊維あるいは短繊維のいずれで
も使用可能である。補強繊維層に含浸ローラで熱硬化性
樹脂を塗布・含浸させ、さらに脱泡ローラを用いて樹脂
中に含まれる気泡を除去する。含浸ローラの代わりに、
エアコンプレッサ及びエアスプレガンを用いることもで
きる。
【0016】二対のプレフォームの間に網目状コア部剤
を配置して、得られた積層体をプレス機等の適当な加圧
手段によって加圧成形することによって各積層体構成部
を一体加圧成形する。加圧成形の圧力は、積層体の各構
成部材の種類、寸法等に基づいて適宜決定されるが、例
えば15トン/cm2とすることができる。また、熱硬
化性樹脂を用いる場合には、含浸させた樹脂が硬化する
前あるいは硬化後にコア部材を両側の繊維補強樹脂層の
間に配置し、加圧成形する。熱硬化樹脂が硬化した後に
コア部材を両側の繊維補強樹脂層の間に配置する場合に
は、コア部材と繊維補強層との間に接着剤を介在させた
状態で加圧成形する。この場合、接着剤としては上記樹
脂を用いることができる。
【0017】加圧成形後、多層構造体の両面から板状基
盤を取り外すことによって所望の多層構造体が得られ
る。多層構造体は、用途によりパネルソーの適当な切断
手段を用いて適当な寸法に切断される。なお、本願発明
の多層構造体を製造する際に、円滑平坦面を有する基盤
を用いることによってその両側面は円滑平坦面となる。
【0018】本発明に係る上記構築物用多層構造体を用
いた構築物に用いられる組立・分解可能な枠組みは、従
来から用いられているパネル嵌め込み用穴部を多数設け
た枠組みを用いることができる。このような枠組みはビ
ーム部を形成する各種のロッドとロッドを互いに組み合
わせるジョイント部とからなっている。ロッドおよびジ
ョイント部を組み合わせて形成されるパネル嵌め込み用
穴部にパネルとしての本発明の構築物用多層構造体が嵌
め込まれることによって所望の構築物が形成される。
【0019】本発明の構築物用多層構造体は、例えば、
公知のプラスチック油化装置(環境マシネックス企業組
合製造)を用いることにより、熱硬化性樹脂及びコア部
材はその機械を動かすエネルギーとしての油に変換する
ことができる。また、不飽和ポリエステルは高温で燃え
るためダイオキシンが出にくい。また、ガラス繊維は建
材等に使用することができる。
【0020】図1には、本発明の構築物用多層構造体A
の分解断面図を示し、図2には該多層構造体を用いて本
発明に係る構築物を組立てる場合に用いる枠組み用部材
の一例を示し、図3にはこれら多層構造体、枠組みを用
いて形成した本願発明に係る構築物の一例を示す。
【0021】図1において、1は網目状コア部材であ
り、2は網目状コア部材1の両面に設けた繊維補強樹脂
層を示し、3は繊維補強樹脂層2,2の外側面にそれぞ
れ設けた表面補強樹脂層3,3を示す。
【0022】図2(a)は、枠組みはビーム部を形成す
るロッド5の断面図であり、図2(b)はロッド5の斜
視図である。図中6は中空円筒状の中央支持部であり、
7は中央支持部から半径外側方向に円周方向等間隔で伸
びるスタッド部であり、8はスタッド部7の外端部で両
側に垂直方向に延びる支承部であり、隣接する支承部
8,8とのあいだには等しい間隔の支承空隙9が形成さ
れている。本発明の多層構造体の端部は、所望の構築物
の形状に従って適当の位置の支承空隙9に差し込まれ
る。このようなロッド、多層構造体並びにジョイント部
(図3の10)を用いて、所望の構築物を組み立てる。
ジョイント部は既に公知であり(例えば、ドイツ国オク
タノルム社の「オクタノルム」)、ジョイント部の詳細
な説明は省略する。
【0023】図3は、本発明の多層構造体Aおよび上記
枠組みを用いて形成した本発明に係る構築物の一例を示
す(本例では、正方体形状のコンパートメント)。パネ
ル嵌め込用穴部は、完全に閉じた形状でも酔いし、ある
いは一つ以上の辺で開口している穴であってもよい。
【0024】
〔実施例1〕
(1)ゲルコート 日本ユピカ社製難燃性ゲルコート、商品名FGT−31
2,2ミクロン(難燃性成分として臭化物を含む) (2)補強繊維 日東紡績株式会社製チョップド・ストランド・マット、
商品名ニットウボウMC−300N−104SS,30
0番 (3)含浸樹脂組成物 日本ユピカ製難燃性不飽和ポリエステル樹脂、商品名
FLH350 水酸化アルミニウム 三酸化アンチモン 、、の割合はそれぞれ100重量部、140重量
部および8重量部である。上記、、の他に硬化
剤(例えば、メチルエチルケトンパーオキサイド、…社
製パーメックス)を…重量部添加する。 (4)網目状コア部材 ハニカム構造コアマット、厚み2mm(…社製、商品名
ニューコア・マット)あるいはコアマット(商品名ユピ
カ・マット)
【0025】次に、本発明に係る多層構造体の製造方法
の一実施例を挙げる。 (1)厚さ2.0mmの円滑平坦面を有するステンレス
平板に、剥離剤(デクスター(DEXTER)製、商品
名「フリコートNC44」を薄く引き延ばし、乾燥させ
た。 (2)剥離剤を乾燥後、ゲルコート(FGT−312)
800ccに対し硬化剤を3重量%混合し、十分攪拌
後,得られた混合物をエアスプレーガンをもちいてステ
ンレス平板上に0.3ミリの厚さで均一に吹きかけ、そ
の後ゲルコートが硬化するまで放置した。もう一枚のス
テンレス平板に対しても同様処理を行った。 (3)硬化した表面補強樹脂層の上に300番の厚さ
0.5mのチョップ・ストランド・マットをのせ、難燃
性不飽和ポリエステルFLH350を2000ccと1
0%硬化剤(10%メチルエチルケトンパーオキサイ
ド)2000ccとからなる含浸樹脂組成物を含浸ロー
ラでチョップ・ストランド・マットに含浸させ、その後
脱泡ローラにてその中に含まれる空気を押し出すととも
に、形成された含浸補強繊維層の厚さを一様に0.8m
mとした。同様の処理を他のゲルコート形成後のステン
レス平板にも行った。 (4)このように処理したステンレス平板の一方にハニ
カムマット(ニューコア・マット、2ミリ)をのせ、そ
の上に難燃性不飽和ポリエステルFLH350を400
0ccに硬化剤(10%)400ccを加えた樹脂組成
物を含浸ローラによって均一に塗布した。もう一方のス
テンレス平板をすばやく重ねあわせ、平方センチメート
ル当たり10トンの圧力を均一に付加した。樹脂組成物
が硬化後基盤であるステンレス平板を除去し、パネルソ
ーによって適当な寸法に裁断して本願発明の多層構造体
を得た。
【0026】
【発明の効果】本発明の構築物用多層構造体は、網目板
状コア部材と、コア部材の両面に設けた繊維補強樹脂層
と、それぞれの繊維補強樹脂層の外側面に設けた表面補
強樹脂層とからなることを特徴とする。従って、網目板
状コア部材とコア部材の両面に設けた繊維補強樹脂層と
によって高い機械的強度を有し、多層構造体を用いた構
築物に対し高い強度を付与する。また、表面補強樹脂層
によって、構築物用多層構造体の表面に十分な機械的強
度及び硬度が与えられ、かつ繊維補強樹脂層の補強繊維
を被覆し、耐摩耗性の向上が図られる。また、表面平滑
性が付与されると共に、顔料等を加えることによって所
望の外観性状を得ることができる。また、本発明の構築
物用多層構造体は高温で焼却廃棄処分をすることによっ
て、熱硬化性樹脂及びコア部材はその機械を動かすエネ
ルギーとしての油に変換することができ、ガラス繊維は
建材等に使用することができる。従って、資源を有効に
活用することができる。また、不飽和ポリエステルは高
温で燃えるためダイオキシンが出にくい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構築物用多層構造体Aの分解断面図を
示す。
【図2】(a)および(b)は、それぞれ本発明の多層
構造体を用いて本発明に係る構築物を組立てる場合に用
いる枠組み用部材の一例を示す断面図および斜視図であ
る。
【図3】図1の多層構造体及び図2の枠組みを用いて形
成した本願発明に係る構築物の一例を示す。
【符号の説明】
1 網目板状コア部材、2 繊維補強樹脂層、3 表面
補強樹脂層、5 ロッド、6…中央支持部、7…スタッ
ド部、8…支承部、9…支承空間、10…ジョイント
部、A…多層構造体、B…多層構造体用枠組みロッド
フロントページの続き Fターム(参考) 2E162 AA04 AA06 CD07 CD11 CD19 4F100 AA01D AA01E AA01H AA19H AA29H AD11B AD11C AG00B AG00C AH02H AK01B AK01C AK01D AK01E AK12D AK12E AK44D AK44E BA05 BA06 BA10D BA10E BA13 CA02 CA08 CA13D CA13E DC02A DC16A DD12A DG03B DG03C DG06 DH02B DH02C EH011 EH012 EH461 EJ172 EJ821 EJ911 EJ912 GB08 JB13B JB13C JK01 JK09 JK12 JK15D JK15E JL16 YY00D YY00E YY00H

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】網目板状コア部材と、コア部材の両面に設
    けた繊維強化層と、それぞれの繊維補強樹脂層の外側面
    に設けた表面補強樹脂層とからなる構築物用多層構造
    体。
  2. 【請求項2】網目板状コア部材が、ハニカム構造体、コ
    ルゲート状構造体から選ばれた構造を有する請求項1に
    記載した構築物用多層構造体。
  3. 【請求項3】繊維補強材が熱硬化性樹脂と該熱硬化性樹
    脂を補強するガラス繊維及び炭素繊維から選られた補強
    繊維とからなる請求項1または2に記載した構築物用多
    層構造体。
  4. 【請求項4】表面補強樹脂層が、45−50重量%の不
    飽和ポリエステルと45−50重量%のスチレンからな
    る不飽和ポリエステル樹脂及び2.0−3.0重量%の
    無機顔料からなる請求項1、2または3に記載した構築
    物用多層構造体。
  5. 【請求項5】表面補強樹脂層の外側表面が円滑平坦面と
    なっている請求項1乃至4のいずれかに記載した構築物
    用多層構造体。
  6. 【請求項6】それぞれ、板状基盤の一方の面にフィルム
    状の表面補強樹脂層を一体的に形成し、表面補強樹脂層
    の外側面にシート状の補強繊維層を配置し、補強繊維層
    に熱硬化性樹脂を含浸させて繊維補強樹脂層を一体的に
    表面補強樹脂層の外側面に形成した二対のプレフォーム
    を作製し、繊維補強樹脂層が互いに対向する状態でこれ
    ら二対のプレフォームの間に網目状コア部材を配置し、
    得られた積層体を加圧成形し、得られた積層体から板状
    基盤を除去することによって構築物用多層構造体を製造
    する方法。
  7. 【請求項7】パネル嵌め込み用穴部を多数設けた組立・
    分解可能な枠組みと、該パネル嵌め込み用穴部に着脱自
    在に取り付けられた請求項1乃至5のいずれかに記載し
    た構築物用多層構造体とからなる構築物。
JP10224536A 1998-08-07 1998-08-07 構築物用多層構造体、その製造方法並びに該構築物用多層構造体を用いた構築物 Withdrawn JP2000054494A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014180777A (ja) * 2013-03-18 2014-09-29 Mitsubishi Chemicals Corp 繊維樹脂成型体の製造方法
CN105604312A (zh) * 2016-02-25 2016-05-25 广州金发碳纤维新材料发展有限公司 一种纤维增强建筑模板及其制备方法

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