JP2000052591A - 有機elプリントヘッド - Google Patents

有機elプリントヘッド

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JP2000052591A
JP2000052591A JP22721898A JP22721898A JP2000052591A JP 2000052591 A JP2000052591 A JP 2000052591A JP 22721898 A JP22721898 A JP 22721898A JP 22721898 A JP22721898 A JP 22721898A JP 2000052591 A JP2000052591 A JP 2000052591A
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Japan
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organic
print head
light emitting
light
chemical formula
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JP22721898A
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English (en)
Inventor
Yoshihisa Tsuruoka
誠久 鶴岡
Tatsuo Fukuda
辰男 福田
Yukihiko Shimizu
幸彦 清水
Yoichi Kobori
洋一 小堀
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Futaba Corp
Original Assignee
Futaba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】消費電力が小さく、小型軽量で、光出力が安定
しており、フルカラー表示に適したプリントヘッドを提
供する。 【解決手段】有機EL素子2は、基板21の上に、透明な
ITOの陽極22、絶縁層24、TPD のホール注入輸送層2
5、Alq3の発光層26、陰極27が順次積層されて構成され
る。発光層は絶縁層24に形成された孔によって発光ドッ
ト23に区画されている。発光層の発光色は、450nm 〜65
0nm の範囲を含む白色である。カラーフィルタR,G,B の
切り換えと白色光によってRGB の3原色の画像が得ら
れ、フィルム上に重ねて露光することによりフルカラー
画像が形成される。従来の蛍光発光管に比べて、消費電
力、デバイスとしての厚さ、重量が小さくなった。発光
特性の変動が少なくなり、発光ドットごとに光量を補正
する必要がない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、白色発光が得られ
る有機EL素子を用いてカラー画像を形成する有機EL
プリントヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】自己発色方式のカラープリンタの光源と
しては、蛍光発光管を使用したものが知られている。こ
のようなカラープリントヘッド用の蛍光発光管の一構造
例を説明する。陽極発光部はR(赤)、G(緑)、B
(青)の3種類の発光ブロックに分けられており、各ブ
ロックともにZnO:Zn蛍光体が発光するようになっ
ている。各ブロックは、それぞれ多数の発光ドットが所
定のピッチで並設された構造になっている。そして、各
ブロックごとにR(赤)、G(緑)、B(青)のカラー
フィルタが設けられ、それぞれ赤、緑、青のドット状の
光を取り出せるように構成されている。これら各色のド
ット状の光は記録媒体に重ねて照射され、記録媒体上に
はフルカラーの画像(潜像)が形成される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】蛍光発光管を利用した
従来の光プリントヘッドには次のような問題がある。 1)蛍光体の発光に消費されるエネルギ以外に消費される
エネルギが大きい。即ち、熱陰極やグリッド等に無効電
流が流れて発光に直接関与しないエネルギが消費される
ため、全体の消費電力が大きい。
【0004】2)蛍光発光管は、内部が高真空状態とされ
た外囲器の内部に各種電極類を収納した真空管の一種で
もあり、従って耐圧を確保するために外囲器を構成する
基板の材厚を薄くできない。このため、重量を軽減する
ことができない。
【0005】3)熱陰極を支持する部材が必要になり、こ
の部材を設置する場所が外囲器内に必要になる。この場
所は発光に関与しないデッドスペースであり、従ってプ
リントヘッド自体の小型化が困難である。
【0006】4)ZnO:Zn蛍光体は、プロセス条件や
管内ガス等の影響を受けて極表面(発光する表面に近い
範囲)の状態が変化しやすく、その結果として光出力が
変動しやすい。このため、光出力を一定にするための複
雑な補正操作を駆動制御等の手段によって行わなければ
ならず、煩雑である。
【0007】5)ZnO:Zn蛍光体には発光波長600
nm以上の赤色成分が少なく、感光剤とのマッチングが
悪いため、赤色の発色が不十分となる。このため、赤色
のみ2回発光させたり、ZnO:Zn蛍光体を用いたヘ
ッドの他に、赤色発光蛍光体を使用したヘッドを同一デ
バイス内に設けたりすることがあった。これによって装
置が大型化するとともに、製造コストが増大する。
【0008】本発明は、消費電力が小さく、小型軽量
で、光出力が安定しており、フルカラー表示に適したプ
リントヘッドを提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載された有
機ELプリントヘッド(4)は、少なくとも一方が透光
性を有する一対の電極(陽極22と陰極27)の間に発
光層(26)を含む有機層を備え、前記発光層の発光に
よって得られるドット状の光を記録媒体に選択的に照射
して画像を形成する有機EL素子(2)を備えた有機E
Lプリントヘッドにおいて、前記有機EL素子の発光ス
ペクトルが、450nm〜650nmの範囲を含んでい
ることを特徴としている。
【0010】請求項2に記載された有機ELプリントヘ
ッド(4)は、請求項1記載の有機ELプリントヘッド
において、前記有機EL素子(2)が、前記(化1)に
示すトリス(8−ハイドロキシキノリン)アルミニウム
からなる発光層(26)を有していることを特徴として
いる。
【0011】請求項3に記載された有機ELプリントヘ
ッド(4)は、請求項1記載の有機ELプリントヘッド
において、前記有機EL素子(32)が、ホスト材料中
に色素をドープしてなる発光層(36,37)を複数有
することを特徴としている。
【0012】請求項4に記載された有機ELプリントヘ
ッド(4)は、請求項3記載の有機ELプリントヘッド
において、前記(化1)に示すトリス(8−ハイドロキ
シキノリン)アルミニウムに前記(化2)に示すルブレ
ンをドープした第1の発光層(黄色発光層37)と、前
記(化3)に示すAl2 O(OXZ)4 に前記(化4)
に示すTBAをドープした第2の発光層(青色発光層3
6)を有していることを特徴としている。
【0013】請求項5に記載された有機ELプリントヘ
ッド(4)は、請求項1記載の有機ELプリントヘッド
において、前記有機EL素子(40)が、前記(化5)
に示すTPDからなる発光性のホール輸送層(43)
と、前記(化6)に示すp−EtTAZからなる有機層
(44)と、前記(化1)に示すトリス(8−ハイドロ
キシキノリン)アルミニウムからなる発光性の電子輸送
層(45)と、前記トリス(8−ハイドロキシキノリ
ン)アルミニウムからなる電子輸送層(45)の中間に
設けられた前記(化7)に示すナイルレッドからなる発
光層(46)とを有することを特徴としている。
【0014】請求項6に記載された有機ELプリントヘ
ッド(4)は、請求項1記載の有機ELプリントヘッド
において、前記有機EL素子(50)が、ポリマー系有
機物質に色素を分散した発光層(53)を有しているこ
とを特徴としている。
【0015】請求項7に記載された有機ELプリントヘ
ッド(4)は、請求項6記載の有機ELプリントヘッド
において、前記ポリマー系有機物質が前記(化8)に示
すポリビニールカルバゾール(PVK)であることを特
徴としている。
【0016】請求項8に記載された有機ELプリントヘ
ッド(4)は、請求項1記載の有機ELプリントヘッド
において、前記有機EL素子(60)が、(化9)に示
すZnBTZ錯体からなる発光層(64)を有している
ことを特徴としている。
【0017】請求項9に記載された有機ELプリントヘ
ッド(4)は、請求項1記載の有機ELプリントヘッド
において、可視光に対して70%以上の透過率を有する
材質のホール注入輸送層(25)を有することを特徴と
している。
【0018】請求項10に記載された有機ELプリント
ヘッド(4)は、請求項1記載の有機ELプリントヘッ
ドにおいて、前記有機EL素子(2)の外側に設けられ
た赤緑青の3種類のカラーフィルタ(R,G,B)と、
前記カラーフィルタの切り換え手段とを備え、前記ドッ
ト状の光が通過する前記カラーフィルタの種類を任意に
選択できるように構成されたことを特徴としている。
【0019】請求項11に記載された有機ELプリント
ヘッド(4)は、請求項1記載の有機ELプリントヘッ
ドにおいて、赤緑青の各色の画像信号に応じて前記記録
媒体(カラーフィルム3)の同一位置に赤緑青の各色の
画像が重なるように前記有機EL素子(2)を制御し、
多重露光することによって前記記録媒体にフルカラー画
像を形成することを特徴としている。
【0020】
【発明の実施の形態】有機EL素子を光源とする本発明
の有機ELプリントヘッドと、この有機ELプリントヘ
ッドを備えた有機ELプリンタについて説明する。 (1) 第1の例 図1に示す有機ELプリンタ1は、光源としての有機E
L素子2と切り替え自在のカラーフィルタR,G,Bか
ら得た3原色の光により、記録媒体としてのカラーフィ
ルム3に書き込みを行い、フルカラーの画像を形成する
ものである。
【0021】カラーフィルタRGBによって3原色を取
り出すために、前記有機EL素子2の発光色は白色乃至
それに近い色になっているか、又は少なくとも発光スペ
クトルが450nm〜650nmの範囲を含んでいる。
【0022】この有機ELプリンタ1は、例えばビデオ
装置等から得られるデジタルのカラー画像信号によって
駆動され、カラーフィルム3に画像をフルカラーでプリ
ントするカラービデオプリンタとして利用される。その
他、電子写真方式プリンタ、銀塩方式プリンタ、ラベル
プリンタ等にも利用できる。
【0023】図1に示すように、有機ELプリンタ1
は、所定位置に設定された記録媒体としてのカラーフィ
ルム3に対し、矢印Aで示す副走査方向に沿って移動す
るプリントヘッド4を有している。プリントヘッド4
は、光源としての有機EL素子2と、有機EL素子2に
対して切り替え可能な3つのカラーフィルタR,G,B
と、有機EL素子2の発光部5に対応した位置に設けら
れたレンズ6及び反射鏡7を含む単一の光学系8とを有
している。
【0024】図1に示すように、プリントヘッド4は、
移動手段としての移動機構9によってカラーフィルム3
に対して副走査方向に沿って往復移動する。移動機構9
は、プリントヘッド4を副走査方向に移動可能に案内す
る図示しない案内手段と、駆動ベルト10が掛け回され
た一対のプーリ11,11と、プーリ11,11の一方
を回転させる駆動モータ12とを有している。
【0025】駆動ベルト10に固定されたプリントヘッ
ド4は、駆動モータ12を駆動して駆動ベルト10を循
環させれば、不図示の案内手段に案内されて副走査方向
に沿って移動することができる。
【0026】次に 有機EL素子2の構成を説明する。
図2乃至図3に示すように、ガラス等からなる透明な基
板21の上に、透明な陽極22を形成する。この陽極2
2は、ITO(酸化インジュームと錫の複合酸化物)や
IDIXO(商品名:出光透明導電材料、Idemitsu Ind
ium X-Metal Oxide)等のような、表面の仕事関数が4.
0eV以上の透明な物質で構成する。この陽極22は複
数本設けられ、それぞれに対応して発光ドット23が1
個ずつ設けられる。陽極22は、各発光ドット23が千
鳥状に配置されるように、主走査方向に平行な奇数側と
偶数側の2列の発光ラインに分けて互い違いに配置され
る。
【0027】発光ドット23が所定の間隔で一列に並ぶ
ように陽極22を配置してもよいが、そのようにすると
陽極を電気的に分離するためのスペースが必要となり、
実質的に発光ドットを小さくしなければならず、プリン
トした場合スジムラが発生する。また、各陽極22は、
発光ドット23の並ぶ方向と直交する方向に引き出すた
めに、図2に示す状態よりも幅を細くしなければならな
い。これは、抵抗の高いITOで形成される陽極22と
しては好ましい構造ではない。本例のように、2列の発
光ラインを千鳥の配置とすれば、陽極22は配置しやす
く、一列の場合の2倍の太さにできるので抵抗を好まし
い低さに抑えることができる。
【0028】前記陽極22の上に感光性ポリイミド、S
iO2 、SiN等の絶縁物質をスピンコート、蒸着法、
スパッタ法等の手法によって被着し、絶縁層24を形成
する。
【0029】各陽極22の端部に相当する前記絶縁層2
4の一部分を、所定の発光ドット形状(図示の例では正
方形)の孔が形成されるようにパターニングする。パタ
ーニングはフォトリソグラフィ法で行える。この正方形
の孔が実質的に発光ドット23の形状を区画する。
【0030】ガラス製の基板21は洗浄、乾燥された後
に真空蒸着装置にセットされ、10 -5Torrの真空中
で、発光ドット23を区画する絶縁層24の孔の上か
ら、ホール注入輸送層25を抵抗加熱蒸着法で成膜す
る。この時、ホール注入輸送層25は、可視域に対して
透明な材料(スターバースト系材料、トリフェニルアミ
ン誘導体)が望ましい。本例では、前記化学式(化5)
に示したTPDを40nm蒸着した。
【0031】さらにその上に発光層26を形成する。発
光層26は、記録媒体の感光剤によってフルカラー画像
が形成されるように、可視域に対して十分広い発光スペ
クトル(少なくとも450nm〜650nm)を有する
材料を使用する。本例では、前記化学式(化1)に示し
たトリス(8−ハイドロキシキノリン)アルミニウムを
用いた。蒸着厚さは50nmである。
【0032】図4に、本例で採用したトリス(8−ハイ
ドロキシキノリン)アルミニウム(Alq3 )と、従来
のプリントヘッド用蛍光発光管で用いられていたZn
O:Znの発光スペクトルを比較して示す。この図から
分かるように、Alq3 は発光スペクトルが450nm
〜650nmの範囲を含んでおり、ZnO:Znよりも
発光スペクトルの幅が広く、特に赤色領域にかけての強
度がZnO:Znよりも強くなっている。
【0033】前記発光層26の上に、Mg:AlやA
l:Li等の合金によって陰極27を形成する。蒸着厚
さは100nmである。基板21の上面の周縁部に封止
キャップ28を封着してケーシングを構成する。ケーシ
ングの内部は高真空状態とするか、又は水分を除去した
エアや不活性ガス等を内部に充填するとよい。陽極22
と陰極27は、容器部20と基板13の封止部を気密に
貫通して外部に導出され、制御手段30と電源29に接
続されている。
【0034】このように構成された本例の有機EL素子
2においては、図3中に下向きの矢印で示したように、
発光層26からの光は透明な陽極22と透明な基板21
を介して基板21の外側に照射される。
【0035】制御手段21は、例えば内部メモリを有す
るCPUや駆動回路を備えている。制御手段30は、プ
リントヘッド4における有機EL素子2の2列の発光ラ
インの各発光ドット23の発光を制御するとともに、こ
の発光に同期して移動機構9の移動を制御している。
【0036】更に説明すると、制御手段30は、外部か
ら入力される画像データを内部メモリに格納し、発光ド
ット23の2列に対応する陰極27に所定の電圧を印加
し、これに同期して内部メモリに格納された画像データ
に基づいて陽極22に画像信号を出力する。さらに、こ
れに同期して移動機構9を駆動し、プリントヘッド4を
副走査方向に移動させる。
【0037】図1に示すように、プリントヘッド4に
は、カラーフィルタR,G,Bが設けられている。カラ
ーフィルタR,G,Bは、有機EL素子2の外面側の近
傍に配置されている。カラーフィルタは有機EL素子2
に対して副走査方向に移動可能である。カラーフィルタ
R,G,Bは、何れかのフィルタR又はG又はBが、全
ての発光ドット23を覆うように配置される。そして、
カラーフィルタR,G,Bの位置を切り替えることによ
り、発光ドット23から出射された光が通過するカラー
フィルタR,G,Bの種類を任意に設定することができ
るようになっている。
【0038】以上説明した各構成要素は不図示の筐体内
に収納される。この筐体内には、記録媒体として複数枚
のカラーフィルム3が所定位置に収納されている。光に
よる書き込みが終了したカラーフィルムは、排出機構1
3に挟まれて筐体外に排出される。排出機構13に挟ま
れることによって、カラーフィルムは排出と同時に現像
される。
【0039】次に、上記のように構成される有機ELプ
リンタ1を用いてカラーフィルム3にフルカラーの画像
を形成する手順について説明する。
【0040】まず、発光部の各発光ラインの発光ドット
23が何れかのカラーフィルタR又はG又はBで覆われ
るようにカラーフィルタを選択しておく。この状態で、
有機EL素子2を、3原色に色分解した画像の各画像信
号に基づいて制御手段30により制御駆動する。
【0041】有機EL素子2の駆動方法としては、ま
ず、図2において、2列の発光ラインを含む陰極に所定
の電圧を印加し、これに同期して陽極22に画像信号を
供給する。これに同期して、プリントヘッド4を副走査
方向に一定速度で移動する。
【0042】そして、プリントヘッド4が副走査方向の
終端まで移動したら初期位置に戻し、上記動作を3原色
のそれぞれについて行い、3原色に色分解した3つの画
像を一つのカラーフィルム3の感光面に重ねて書き込
む。すなわち、カラーフィルタR,G,Bを切り替えな
がら3回の走査を行うことにより、カラーフィルム3に
フルカラーの像が形成される。
【0043】本例の有機EL素子2では、発光層26か
らの光は透明な陽極22と透明な基板21を通して基板
21の外側に照射される。図5に示すように、これとは
逆に、基板21の上に金属の陰極27、有機層15、透
明な陽極22を順に重ねた構造とした、いわゆるリバー
スタイプの有機EL素子2aも本例の光源として使用で
きる。このリバースタイプの有機EL素子2aでは、有
機層15の発光を透明な陽極22を介して基板21とは
反対側から観察する。また、有機層15の発光の一部
は、金属の陰極27で反射して観察方向に照射される。
【0044】(2) 第2の例 本例の有機EL素子32を図6及び図7を参照して説明
する。この有機EL素子32の発光ドットの形状や配
置、カラープリンタで光源として使用する際の構成、装
置全体としての駆動方法等は、第1の例と同様である。
【0045】本例の有機EL素子32は、ホスト材料中
に色素をドープしてなる発光層を複数備えている。これ
ら各発光層からの発光によって、本例の有機EL素子の
発光色は、全体として白色乃至それに近い色になってい
るか、又は少なくとも発光スペクトルが450nm〜6
50nmの範囲を含んでいる。
【0046】図6に示すように、ガラス等の透明な基板
33の上には、ITOからなる透明な陽極34がある。
陽極34の上には前記化学式(化5)で示したTPDか
らなるホール注入輸送層35がある。ホール注入輸送層
35の上には青色発光層36がある。青色発光層36
は、前記化学式(化3)で示したAl2 O(OXZ)4
に、前記化学式(化4)で示した色素であるTBAをド
ープしたものである。この青色発光層36の上には、黄
色発光層37がある。黄色発光層37は、前記化学式
(化1)で示した色素であるAlq3 に、前記化学式
(化2)で示した色素であるルブレンをドープしたもの
である。黄色発光層37の上には、Al:Liの陰極3
8がある。
【0047】前記有機EL素子32の製造工程を説明す
る。ITO付きのガラス基板を洗浄、乾燥後、真空蒸着
装置にセットし、10-5Torrの真空中においてTP
Dを40nm蒸着し、次にAl2 O(OXZ)4 をホス
ト材料としてTBAを10mol%ドープし、20nm
の膜厚に共蒸着した。更に、黄色発光層37としてAl
3 をホスト材料とし、ルブレンを0.5mol%ドー
プして、40nmの膜厚に共蒸着した。一旦、真空を解
除し、上部電極としてAl:Li合金を100nm蒸着
し、素子とした。
【0048】本例の有機EL素子32のITO側をプラ
ス、Al:Li合金側をマイナスとして12Vの直流電
圧をかけた。図7に、その発光スペクトルを示す。この
発光の色度はx=0.384、y=0.412であり、
ほぼ白色である。
【0049】(3) 第3の例 本例の有機EL素子40を図8及び図9を参照して説明
する。この有機EL素子40の発光ドットの形状や配
置、カラープリンタで光源として使用する際の構成、装
置全体としての駆動方法等は、第1の例と同様である。
【0050】本例の有機EL素子40では、赤、緑、青
のそれぞれの色に発光する材料を積層し、合計5層の有
機層の積層構造にして高輝度の白色発光を実現してい
る。
【0051】図8に示すように、ガラス等の透明な基板
41の上には、ITOからなる透明な陽極42がある。
陽極42の上には前記化学式(化5)で示したTPDか
らなる発光性のホール輸送層43がある。ホール輸送層
43の上には、前記化学式(化6)で示したp−EtT
AZからなる有機層44がある。この有機層44の上に
は、前記化学式(化1)で示したAlq3 からなる発光
性の電子輸送層45がある。この電子輸送層45の間に
は、前記化学式(化7)で示した色素であるナイルレッ
ドの発光層46が設けられている。即ち、ナイルレッド
の発光層46は、Alq3 からなる発光性の電子輸送層
45に上下から挟まれている。そして、上側の電子輸送
層45の上には、Al:Liの陰極47がある。
【0052】本例の有機EL素子40のITO側をプラ
ス、Al:Li合金側をマイナスとして直流電圧をかけ
ると白色の高輝度の発光が得られた。図9に、その発光
スペクトルを示す。
【0053】本例では、TPDからなる発光性のホール
輸送層43と、Alq3 からなる発光性の電子輸送層4
5と、ナイルレッドの発光層46が発光する。図9のス
ペクトルにおいて、波長400nm付近のピークはTP
Dによるものであり、波長550nm付近のピークはA
lq3 によるものであり、波長600nm付近のピーク
はナイルレッドによるものである。これらの各色の発光
が混色して白色に観察される。
【0054】(4) 第4の例 本例の有機EL素子50の基本的な構造を図10及び図
11を参照して説明する。この有機EL素子50の発光
ドットの形状や配置、カラープリンタで光源として使用
する際の構成、装置全体としての駆動方法等は、第1の
例と同様である。
【0055】本例の有機EL素子50は、塗布可能な液
体色素の単層膜からなる有機層、即ちポリマー系有機物
質に色素を分散した発光層を有しているものであり、本
例では一例としてポリマー系有機物質が前記化学式(化
8)に示すポリビニールカルバゾール(PVK)を用い
た。
【0056】図10に示すように、ガラス等の透明な基
板51の上には、ITOからなる透明な陽極52があ
る。陽極52の上には前記化学式(化8)で示したポリ
ビニールカルバゾール(PVK)に色素を混合した発光
層53が塗布されている。ポリマーの発光層53の上に
は陰極54が形成される。
【0057】ポリマー系有機物質に色素55を分散した
発光層53を有する本例の有機EL素子50によれば、
次のような利点がある。第1に、発光色の調整は、ポリ
マーの液体に混合する色素の種類と量を調整することに
よって容易に行える。これに対して、前記実施例のよう
に蒸着で色素のドーピング量を制御する作業は相対的に
困難である。第2に、有機層がポリマーの単層膜であ
り、液体の塗布によって形成できるので、製造コストが
低い。これに対して、前記実施例のように多層膜を蒸着
するタイプでは時間と費用が相対的に多く必要となる。
第3に、この単層膜の強度は高く、蒸着によって形成さ
れた低分子色素系の有機膜に比べて耐久性がある。
【0058】本例の有機EL素子50のITO側をプラ
ス、Al:Li合金側をマイナスとして直流電圧をかけ
るとバランスのよい高輝度の白色の発光が得られた。図
11にその発光スペクトルを示す。輝度は数千cd/m
2 である。
【0059】(5) 第5の例 本例の有機EL素子60を図12及び図13を参照して
説明する。この有機EL素子60の発光ドットの形状や
配置、カラープリンタで光源として使用する際の構成、
装置全体としての駆動方法等は、第1の例と同様であ
る。
【0060】本例の有機EL素子60は、輝度の高い錯
体材料で白色発光を実現したものであり、本例では一例
として前記化学式(化9)に示すZnBTZを用いた。
【0061】図12に示すように、ガラス等の透明な基
板61の上には、ITOからなる透明な陽極62があ
る。陽極62の上には前記化学式(化5)で示したTP
Dからなるホール輸送層63がある。ホール輸送層63
の上には、前記化学式(化9)で示したZnBTZ錯体
からなる発光層64がある。発光層64の上には陰極6
5が形成される。
【0062】本例の有機EL素子60のITO側をプラ
ス、Al:Li合金側をマイナスとして直流電圧をかけ
るとバランスのよい高輝度の白色の発光が得られた。図
13にその発光スペクトルを示す。ZnBTZ錯体は、
S原紙を配位して平面性を崩した分子構造を有してお
り、平面性の崩れ方によって様々なエネルギ準位をとる
ため、発光スペクトルが広くなり、白色発光するものと
考えられる。
【0063】
【発明の効果】本発明によれば、従来蛍光発光管等が用
いられていた光プリンタヘッドの技術分野において有機
EL素子を光源として用い、しかもその発光色をほぼ白
色としたので、次のような効果が得られた。
【0064】従来の蛍光発光管に比べて、 1)従来の蛍光発光管に比べて、消費電力が1/3〜1/
5になった。 2)基板材厚はデバイスの面積に関係なく1.1mm以下
にでき、デバイスとしての厚さは従来の蛍光発光管に比
べて1/3〜1/5になった。 3)従来の蛍光発光管に比べて重量が1/2になった。 4)デッドスペースが少なく、小型化が可能となった。 5)発光特性の変動が少なくなり、発光ドットごとに光量
を補正する必要がほとんどなくなった。 6)発光材料を多様な有機物質の中から選択でき、従来不
足がちで必要とされていた赤色成分の発光も容易に得ら
れる。例えば、トリス(8−ハイドロキシキノリン)ア
ルミニウムを使用すると、ZnO:Znに比較して赤色
成分が多く、良好な画質が得られた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の第1の例における有機E
Lプリンタの構造図である。
【図2】第1の例における有機EL素子の模式的な平面
図である。
【図3】第1の例における有機EL素子の模式的な断面
図である。
【図4】第1の例における有機EL素子の発光スペクト
ルを示す図である。
【図5】第1の例における有機EL素子の他の構造例を
示す模式的な断面図である。
【図6】第2の例における有機EL素子の模式的な断面
図である。
【図7】第2の例における有機EL素子の発光スペクト
ルを示す図である。
【図8】第3の例における有機EL素子の模式的な断面
図である。
【図9】第3の例における有機EL素子の発光スペクト
ルを示す図である。
【図10】第4の例における有機EL素子の模式的な断
面図である。
【図11】第4の例における有機EL素子の発光スペク
トルを示す図である。
【図12】第5の例における有機EL素子の模式的な断
面図である。
【図13】第5の例における有機EL素子の発光スペク
トルを示す図である。
【符号の説明】
1 有機ELプリンタ 2,2a,32,40,50,60 有機EL素子 3 記録媒体としてのカラーフィルム 4 プリントヘッド 22,34,42,52,62 陽極 23 発光ドット 25,35 有機層であるホール注入輸送層 26,46,53,64 有機層である発光層 36 有機層である第2の発光層としての青色発光層 37 有機層である第1の発光層としての黄色発光層 27,38,47,54,65 陰極 43,63 有機層であるホール輸送層 44 有機層 45 有機層である電子輸送層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C09K 11/06 640 C09K 11/06 660 655 680 660 H01L 33/00 M 680 H04N 1/036 A H01L 33/00 H05B 33/12 E H04N 1/036 33/14 B H05B 33/12 33/14 (72)発明者 清水 幸彦 千葉県茂原市大芝629 双葉電子工業株式 会社内 (72)発明者 小堀 洋一 千葉県茂原市大芝629 双葉電子工業株式 会社内 Fターム(参考) 2C162 AE28 FA17 FA23 3K007 AB00 AB01 AB04 BB06 CA01 CB01 DA00 DB03 EB00 FA01 5C051 AA02 CA06 DB02 DB04 DB06 DB23 EA01

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一方が透光性を有する一対の
    電極の間に発光層を含む有機層を備え、前記発光層の発
    光によって得られるドット状の光を記録媒体に選択的に
    照射して画像を形成する有機EL素子を備えた有機EL
    プリントヘッドにおいて、 前記有機EL素子の発光スペクトルが、450nm〜6
    50nmの範囲を含んでいることを特徴とする有機EL
    プリントヘッド。
  2. 【請求項2】 前記有機EL素子が、(化1)に示すト
    リス(8−ハイドロキシキノリン)アルミニウムからな
    る発光層を有している請求項1記載の有機ELプリント
    ヘッド。 【化1】
  3. 【請求項3】 前記有機EL素子が、ホスト材料中に色
    素をドープしてなる発光層を複数有する請求項1記載の
    有機ELプリントヘッド。
  4. 【請求項4】 (化1)に示すトリス(8−ハイドロキ
    シキノリン)アルミニウムに(化2)に示すルブレンを
    ドープした第1の発光層と、(化3)に示すAl2
    (OXZ)4 に(化4)に示すTBAをドープした第2
    の発光層を有している請求項3記載の有機ELプリント
    ヘッド。 【化2】 【化3】 【化4】
  5. 【請求項5】 前記有機EL素子が、(化5)に示すT
    PDからなる発光性のホール輸送層と、(化6)に示す
    p−EtTAZからなる有機層と、(化1)に示すトリ
    ス(8−ハイドロキシキノリン)アルミニウムからなる
    発光性の電子輸送層と、前記トリス(8−ハイドロキシ
    キノリン)アルミニウムからなる電子輸送層の中間に設
    けられた(化7)に示すナイルレッドからなる発光層と
    を有する請求項1記載の有機ELプリントヘッド。 【化5】 【化6】 【化7】
  6. 【請求項6】 前記有機EL素子が、ポリマー系有機物
    質に色素を分散した発光層を有している請求項1記載の
    有機ELプリントヘッド。
  7. 【請求項7】 前記ポリマー系有機物質が(化8)に示
    すポリビニールカルバゾール(PVK)である請求項6
    記載の有機ELプリントヘッド。 【化8】
  8. 【請求項8】 前記有機EL素子が、(化9)に示すZ
    nBTZ錯体からなる発光層を有している請求項1記載
    の有機ELプリントヘッド。 【化9】
  9. 【請求項9】 可視光に対して70%以上の透過率を有
    する材質のホール注入輸送層を有する請求項1記載の有
    機ELプリントヘッド。
  10. 【請求項10】 前記有機EL素子の外側に設けられた
    赤緑青の3種類のカラーフィルタと、前記カラーフィル
    タの切り換え手段とを備え、前記ドット状の光が通過す
    る前記カラーフィルタの種類を任意に選択できるように
    構成された請求項1記載の有機ELプリントヘッド。
  11. 【請求項11】 赤緑青の各色の画像信号に応じて前記
    記録媒体の同一位置に赤緑青の各色の画像が重なるよう
    に前記有機EL素子を制御し、多重露光することによっ
    て前記記録媒体にフルカラー画像を形成することを特徴
    とする請求項1記載の有機ELプリントヘッド。
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