JP2000050509A - 被充電体と充電器 - Google Patents
被充電体と充電器Info
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
- Secondary Cells (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 被充電体を簡単かつ容易に、しかも迅速に脱
着して、充電器の定位置に正確に装着して接触不良を有
効に防止する。 【解決手段】 被充電体と充電器は、充電器２が、上面
に被充電体１を脱着自在に装着する装着部４を有し、被
充電体１が、装着部４に傾動できるように装着される。
被充電体１は、側面に、ロック部１０とロック解除部１
１を有する。装着部４は、ロック解除部１１に押されて
弾性変形する弾性係止片１２を有する。弾性係止片１２
は、係止部１２Ａと押圧部１２Ｂとを有する。被充電体
１を装着部４に装着すると、係止部１２Ａがロック部１
０に係止されて、被充電体１を抜けないようにする。被
充電体１を傾動させると、ロック解除部１１が押圧部１
２Ｂを押して弾性係止片１２を変形させ、係止部１２Ａ
とロック部１０の係止を解除し、あるいは解除されやす
い状態として、被充電体１を装着部４から外しやすくす
る。
着して、充電器の定位置に正確に装着して接触不良を有
効に防止する。 【解決手段】 被充電体と充電器は、充電器２が、上面
に被充電体１を脱着自在に装着する装着部４を有し、被
充電体１が、装着部４に傾動できるように装着される。
被充電体１は、側面に、ロック部１０とロック解除部１
１を有する。装着部４は、ロック解除部１１に押されて
弾性変形する弾性係止片１２を有する。弾性係止片１２
は、係止部１２Ａと押圧部１２Ｂとを有する。被充電体
１を装着部４に装着すると、係止部１２Ａがロック部１
０に係止されて、被充電体１を抜けないようにする。被
充電体１を傾動させると、ロック解除部１１が押圧部１
２Ｂを押して弾性係止片１２を変形させ、係止部１２Ａ
とロック部１０の係止を解除し、あるいは解除されやす
い状態として、被充電体１を装着部４から外しやすくす
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、被充電体と充電器
に関し、とくに、被充電体を充電器の定位置に確実に装
着して、しかも、簡単に脱着できる被充電体と充電器に
関する。本明細書において、被充電体は、パック電池、
パック電池を装着した電気機器、充電できる二次電池を
内蔵した電気機器等を含む広い意味で使用するものとす
る。
に関し、とくに、被充電体を充電器の定位置に確実に装
着して、しかも、簡単に脱着できる被充電体と充電器に
関する。本明細書において、被充電体は、パック電池、
パック電池を装着した電気機器、充電できる二次電池を
内蔵した電気機器等を含む広い意味で使用するものとす
る。
【０００２】
【従来の技術】充電器で充電される被充電体は、充電器
の決められた位置に正確に装着することが大切である。
それは、充電器の充電端子と、被充電体の電極端子と
が、接触不良を起こさないように接続するためである。
充電端子と電極端子とが接触不良を起こすと、被充電体
を正常な状態で充電できなくなる。たとえば、接触抵抗
が大きくなると、被充電体の充電電流が少なくなって、
被充電体を効率よく充電できなくなる。また、充電器
は、被充電体の電池電圧を検出して、満充電になったか
どうかを判定しながら充電するので、接触不良になると
電池電圧を正常に検出できなくなる。このため、被充電
体が満充電されない状態で、満充電と誤認識されること
がある。
の決められた位置に正確に装着することが大切である。
それは、充電器の充電端子と、被充電体の電極端子と
が、接触不良を起こさないように接続するためである。
充電端子と電極端子とが接触不良を起こすと、被充電体
を正常な状態で充電できなくなる。たとえば、接触抵抗
が大きくなると、被充電体の充電電流が少なくなって、
被充電体を効率よく充電できなくなる。また、充電器
は、被充電体の電池電圧を検出して、満充電になったか
どうかを判定しながら充電するので、接触不良になると
電池電圧を正常に検出できなくなる。このため、被充電
体が満充電されない状態で、満充電と誤認識されること
がある。
【０００３】このような弊害を解消するために、被充電
体を充電器の装着部に、ロックして装着できる構造が開
発されている。この被充電体は、たとえば、被充電体の
両側面に凹部を設け、この凹部に案内されて係止される
凸部を充電器の装着部に設けている。被充電体が、充電
器の装着部の定位置に装着されると、凸部が凹部に案内
されて、被充電体が装着部から抜けないようにロック状
態で装着できる。
体を充電器の装着部に、ロックして装着できる構造が開
発されている。この被充電体は、たとえば、被充電体の
両側面に凹部を設け、この凹部に案内されて係止される
凸部を充電器の装着部に設けている。被充電体が、充電
器の装着部の定位置に装着されると、凸部が凹部に案内
されて、被充電体が装着部から抜けないようにロック状
態で装着できる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】被充電体を、ロックす
る状態で充電器に装着できる機構は、接触不良を少なく
するために、被充電体を確実にロックさせる状態にする
と、被充電体を簡単に脱着するのが難しくなる。反対
に、脱着を簡単にすると、被充電体を正確に定位置に装
着するのが難しくなる。被充電体を定位置に正確にロッ
クして装着することと、脱着を簡単にすることは、互い
に相反する特性であって、両方を満足することは極めて
難しい。
る状態で充電器に装着できる機構は、接触不良を少なく
するために、被充電体を確実にロックさせる状態にする
と、被充電体を簡単に脱着するのが難しくなる。反対
に、脱着を簡単にすると、被充電体を正確に定位置に装
着するのが難しくなる。被充電体を定位置に正確にロッ
クして装着することと、脱着を簡単にすることは、互い
に相反する特性であって、両方を満足することは極めて
難しい。
【０００５】さらに、この構造の被充電体と充電器は、
連結部分のわずかな寸法誤差が、被充電体を正確に定位
置に装着できなくし、あるいは反対に、連結状態を著し
く固くして、簡単かつ容易に、しかもスムーズに脱着で
きなくする。このため、ロック状態で脱着できるように
装着する被充電体と充電器は、連結部分の成形に、極め
て高い精度が要求される。このことは、成形コストを高
くして、安価に多量生産するのを難しくする。
連結部分のわずかな寸法誤差が、被充電体を正確に定位
置に装着できなくし、あるいは反対に、連結状態を著し
く固くして、簡単かつ容易に、しかもスムーズに脱着で
きなくする。このため、ロック状態で脱着できるように
装着する被充電体と充電器は、連結部分の成形に、極め
て高い精度が要求される。このことは、成形コストを高
くして、安価に多量生産するのを難しくする。
【０００６】本発明は、このような欠点を解決すること
を目的に開発されたものである。本発明の重要な目的
は、被充電体を簡単かつ容易に、しかも迅速に脱着し
て、充電器の定位置に正確に装着して接触不良を有効に
防止できる被充電体と充電器を提供することにある。
を目的に開発されたものである。本発明の重要な目的
は、被充電体を簡単かつ容易に、しかも迅速に脱着し
て、充電器の定位置に正確に装着して接触不良を有効に
防止できる被充電体と充電器を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明の被充電体と充電
器は、充電器２が、ケース３の上面に被充電体１を脱着
自在に装着する装着部４を有し、この装着部４に被充電
体１を装着して充電するように構成されている。被充電
体１は、充電器２の装着部４に傾動できるように装着さ
れており、側面に、ロック部１０とロック解除部１１を
有する。充電器２のケース３に設けた装着部４は、傾動
する被充電体１のロック解除部１１に押されて弾性変形
する弾性係止片１２を有する。弾性係止片１２は、装着
部４に装着された被充電体１のロック部１０に係止され
る係止部１２Ａと、傾動する被充電体１のロック解除部
１１に押される押圧部１２Ｂとを有する。
器は、充電器２が、ケース３の上面に被充電体１を脱着
自在に装着する装着部４を有し、この装着部４に被充電
体１を装着して充電するように構成されている。被充電
体１は、充電器２の装着部４に傾動できるように装着さ
れており、側面に、ロック部１０とロック解除部１１を
有する。充電器２のケース３に設けた装着部４は、傾動
する被充電体１のロック解除部１１に押されて弾性変形
する弾性係止片１２を有する。弾性係止片１２は、装着
部４に装着された被充電体１のロック部１０に係止され
る係止部１２Ａと、傾動する被充電体１のロック解除部
１１に押される押圧部１２Ｂとを有する。
【０００８】被充電体１をケース３の装着部４に装着す
ると、弾性係止片１２の係止部１２Ａがロック部１０に
係止されて、被充電体１を抜けないようにする。被充電
体１を充電器２から外すときは、被充電体１を傾動させ
る。傾動する被充電体１は、ロック解除部１１で押圧部
１２Ｂを押して弾性係止片１２を変形させる。変形する
弾性係止片１２は、係止部１２Ａとロック部１０の係止
を解除し、あるいは解除されやすい状態として、被充電
体１を装着部４から外しやすくする。
ると、弾性係止片１２の係止部１２Ａがロック部１０に
係止されて、被充電体１を抜けないようにする。被充電
体１を充電器２から外すときは、被充電体１を傾動させ
る。傾動する被充電体１は、ロック解除部１１で押圧部
１２Ｂを押して弾性係止片１２を変形させる。変形する
弾性係止片１２は、係止部１２Ａとロック部１０の係止
を解除し、あるいは解除されやすい状態として、被充電
体１を装着部４から外しやすくする。
【０００９】本発明の請求項２の被充電体と充電器は、
被充電体１が、両面にロック部１０とロック解除部１１
を有し、ロック部１０をロック解除部１１の上方に配設
している。
被充電体１が、両面にロック部１０とロック解除部１１
を有し、ロック部１０をロック解除部１１の上方に配設
している。
【００１０】本発明の請求項３の被充電体と充電器は、
充電器２が、弾性変形できるように、弾性係止片１２の
上端をプラスチックケース３に一体成形している。
充電器２が、弾性変形できるように、弾性係止片１２の
上端をプラスチックケース３に一体成形している。
【００１１】本発明の請求項４の被充電体と充電器は、
被充電体１のロック部１０とロック解除部１１とを凹部
とし、充電器２の弾性係止片１２に設けた係止部１２Ａ
と押圧部１２Ｂとを凸部としている。
被充電体１のロック部１０とロック解除部１１とを凹部
とし、充電器２の弾性係止片１２に設けた係止部１２Ａ
と押圧部１２Ｂとを凸部としている。
【００１２】本発明の請求項５の被充電体と充電器は、
押圧部１２Ｂに傾斜面１３を設けており、被充電体１を
傾動させるときに、ロック解除部１１で次第に強く押圧
されるように構成されている。
押圧部１２Ｂに傾斜面１３を設けており、被充電体１を
傾動させるときに、ロック解除部１１で次第に強く押圧
されるように構成されている。
【００１３】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明
の技術思想を具体化するための被充電体と充電器を例示
するものであって、本発明は被充電体と充電器を以下の
ものに特定しない。
づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明
の技術思想を具体化するための被充電体と充電器を例示
するものであって、本発明は被充電体と充電器を以下の
ものに特定しない。
【００１４】さらに、この明細書は、特許請求の範囲を
理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する
番号を、「特許請求の範囲の欄」、および「課題を解決
するための手段の欄」に示される部材に付記している。
ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材
に特定するものでは決してない。
理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する
番号を、「特許請求の範囲の欄」、および「課題を解決
するための手段の欄」に示される部材に付記している。
ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材
に特定するものでは決してない。
【００１５】図１は、被充電体１を充電器２に装着して
充電する状態を示す。図に示す被充電体１は、パック電
池である。ただ、本発明は、被充電体をパック電池に特
定しない。被充電体には、パック電池を装着した、ある
いは、充電できる二次電池を内蔵した種々の電気機器
（例えば、携帯電話）とすることもできる。図１に示す
充電器２は、ケース３の上面に、被充電体１を脱着自在
に装着する装着部４を設けている。装着部４には、被充
電体１が脱着自在に装着される。
充電する状態を示す。図に示す被充電体１は、パック電
池である。ただ、本発明は、被充電体をパック電池に特
定しない。被充電体には、パック電池を装着した、ある
いは、充電できる二次電池を内蔵した種々の電気機器
（例えば、携帯電話）とすることもできる。図１に示す
充電器２は、ケース３の上面に、被充電体１を脱着自在
に装着する装着部４を設けている。装着部４には、被充
電体１が脱着自在に装着される。
【００１６】装着部４は、被充電体１の下部を挿入し
て、被充電体１を傾斜する姿勢で自立できる深さであっ
て、その幅を、図２に示すように、被充電体１の横幅よ
りも少し広くしている。装着部４は、傾斜する姿勢で被
充電体１を保持できると共に、被充電体１を外すとき
に、図１の矢印Ａで示すように、上方を前方に移動でき
るように保持する。装着部４は、図１の断面図に示すよ
うに、被充電体１の背面を支持する背面支持部５と、被
充電体１の前面を支持する前面支持部６とを対向する位
置に配設している。背面支持部５は、被充電体１の下端
から上方に離れた位置に接触し、前面支持部６は被充電
体１の下端を支持する。背面支持部５は装着部４の内面
から突出し、背面支持部５の下方に、被充電体１を傾斜
させる空隙を設けている。
て、被充電体１を傾斜する姿勢で自立できる深さであっ
て、その幅を、図２に示すように、被充電体１の横幅よ
りも少し広くしている。装着部４は、傾斜する姿勢で被
充電体１を保持できると共に、被充電体１を外すとき
に、図１の矢印Ａで示すように、上方を前方に移動でき
るように保持する。装着部４は、図１の断面図に示すよ
うに、被充電体１の背面を支持する背面支持部５と、被
充電体１の前面を支持する前面支持部６とを対向する位
置に配設している。背面支持部５は、被充電体１の下端
から上方に離れた位置に接触し、前面支持部６は被充電
体１の下端を支持する。背面支持部５は装着部４の内面
から突出し、背面支持部５の下方に、被充電体１を傾斜
させる空隙を設けている。
【００１７】この構造の装着部４は、被充電体１を入れ
ると、前面支持部６と背面支持部５で被充電体１を傾斜
する姿勢に支持する。装着部４の底面には、被充電体１
の電極端子７に接触する充電端子８を設けている。充電
端子８は、弾性変形できる金属線で、充電器２のケース
３に内蔵されたプリント基板９に固定されて、装着部４
の底面に開口している電極窓から、装着部４の内面に弾
性的に突出している。さらに、充電端子８は、プリント
基板９に実装される充電回路（図示せず）に接続され
て、電極端子７に接触して被充電体１を充電する。
ると、前面支持部６と背面支持部５で被充電体１を傾斜
する姿勢に支持する。装着部４の底面には、被充電体１
の電極端子７に接触する充電端子８を設けている。充電
端子８は、弾性変形できる金属線で、充電器２のケース
３に内蔵されたプリント基板９に固定されて、装着部４
の底面に開口している電極窓から、装着部４の内面に弾
性的に突出している。さらに、充電端子８は、プリント
基板９に実装される充電回路（図示せず）に接続され
て、電極端子７に接触して被充電体１を充電する。
【００１８】被充電体１は、ケース下部の側面に、ロッ
ク部１０とロック解除部１１を有し、充電器２のケース
３は、装着部４の内面に、傾動する被充電体１のロック
解除部１１に押されて弾性変形する弾性係止片１２を設
けている。弾性係止片１２は、装着部４に装着された被
充電体１のロック部１０に係止される係止部１２Ａと、
傾動する被充電体１のロック解除部１１に押される押圧
部１２Ｂとを有する。
ク部１０とロック解除部１１を有し、充電器２のケース
３は、装着部４の内面に、傾動する被充電体１のロック
解除部１１に押されて弾性変形する弾性係止片１２を設
けている。弾性係止片１２は、装着部４に装着された被
充電体１のロック部１０に係止される係止部１２Ａと、
傾動する被充電体１のロック解除部１１に押される押圧
部１２Ｂとを有する。
【００１９】被充電体１がケース３の装着部４に装着さ
れると、弾性係止片１２の係止部１２Ａはロック部１０
に係止されて、被充電体１を抜けないようにする。被充
電体１を傾動させると、被充電体１のロック解除部１１
が押圧部１２Ｂを押して弾性係止片１２を変形させ、係
止部１２Ａとロック部１０の係止が解除し、あるいは解
除されやすい状態として、被充電体１を装着部４から外
しやすくする。
れると、弾性係止片１２の係止部１２Ａはロック部１０
に係止されて、被充電体１を抜けないようにする。被充
電体１を傾動させると、被充電体１のロック解除部１１
が押圧部１２Ｂを押して弾性係止片１２を変形させ、係
止部１２Ａとロック部１０の係止が解除し、あるいは解
除されやすい状態として、被充電体１を装着部４から外
しやすくする。
【００２０】図３の一部断面正面図と図４の側面図に示
す被充電体１は、ロック部１０をロック解除部１１の上
方に設けている。ロック部１０とロック解除部１１と
は、ケースの側面に縦１列に設けた凹部で、凸部である
弾性係止片１２の係止部１２Ａと押圧部１２Ｂを挿入さ
せる。
す被充電体１は、ロック部１０をロック解除部１１の上
方に設けている。ロック部１０とロック解除部１１と
は、ケースの側面に縦１列に設けた凹部で、凸部である
弾性係止片１２の係止部１２Ａと押圧部１２Ｂを挿入さ
せる。
【００２１】弾性係止片１２は、図２と図５の断面図に
示すように、充電器２のプラスチックケース３に一体成
形して設けられる。この弾性係止片１２は、弾性変形で
きるように、両側と下端をケース３から離して、上端を
プラスチックケース３に連結して、ケース３に一体成形
されている。弾性係止片１２は、下端に押圧部１２Ｂを
設けて、押圧部１２Ｂの上方に係止部１２Ａを設けてい
る。押圧部１２Ｂと係止部１２Ａは、装着部４に装着さ
れる被充電体１のロック解除部１１とロック部１０に対
向する位置に配設される。
示すように、充電器２のプラスチックケース３に一体成
形して設けられる。この弾性係止片１２は、弾性変形で
きるように、両側と下端をケース３から離して、上端を
プラスチックケース３に連結して、ケース３に一体成形
されている。弾性係止片１２は、下端に押圧部１２Ｂを
設けて、押圧部１２Ｂの上方に係止部１２Ａを設けてい
る。押圧部１２Ｂと係止部１２Ａは、装着部４に装着さ
れる被充電体１のロック解除部１１とロック部１０に対
向する位置に配設される。
【００２２】弾性係止片１２の押圧部１２Ｂは、図２の
拡大断面図に示すように、係止部１２Ａよりも高く突出
している。この構造の弾性係止片１２は、被充電体１を
傾斜させるときに、弾性係止片１２をより強く押して、
大きく弾性変形できる。このため、被充電体１をより簡
単に脱着できる。
拡大断面図に示すように、係止部１２Ａよりも高く突出
している。この構造の弾性係止片１２は、被充電体１を
傾斜させるときに、弾性係止片１２をより強く押して、
大きく弾性変形できる。このため、被充電体１をより簡
単に脱着できる。
【００２３】押圧部１２Ｂは、図６の拡大断面図に示す
ように、傾斜する被充電体１のロック解除部１１に押圧
される傾斜面１３を先端に設けている。先端の傾斜面１
３は、被充電体１のロック解除部１１に押される。すな
わち、装着部４に入れた被充電体１を矢印Ｂで示す方向
に傾けると、傾斜面１３はロック解除部１１の周縁に押
されて、矢印Ｃで示す方向に押し出される。押圧部１２
Ｂが押されると、弾性係止片１２が弾性変形して、図２
の拡大断面図の矢印Ｄで示す方向に係止部１２Ａが移動
する。係止部１２Ａが矢印Ｄで示す方向に移動すると、
係止部１２Ａがロック部１０から押し出されて、被充電
体１はスムーズに装着部４から外される。
ように、傾斜する被充電体１のロック解除部１１に押圧
される傾斜面１３を先端に設けている。先端の傾斜面１
３は、被充電体１のロック解除部１１に押される。すな
わち、装着部４に入れた被充電体１を矢印Ｂで示す方向
に傾けると、傾斜面１３はロック解除部１１の周縁に押
されて、矢印Ｃで示す方向に押し出される。押圧部１２
Ｂが押されると、弾性係止片１２が弾性変形して、図２
の拡大断面図の矢印Ｄで示す方向に係止部１２Ａが移動
する。係止部１２Ａが矢印Ｄで示す方向に移動すると、
係止部１２Ａがロック部１０から押し出されて、被充電
体１はスムーズに装着部４から外される。
【００２４】図６に示すように、押圧部１２Ｂの先端を
傾斜面１３にすると、被充電体１を傾動させるときに、
弾性係止片１２をスムーズに弾性変形できる。ただ、本
発明の被充電体と充電器は、弾性係止片の押圧部の先端
面を必ずしも傾斜面とする必要はない。図示しないが、
ロック解除部の周縁を傾斜面とし、あるいは、傾斜面を
設けることなく、ロック解除部で押圧部を押し出すこと
ができるからである。
傾斜面１３にすると、被充電体１を傾動させるときに、
弾性係止片１２をスムーズに弾性変形できる。ただ、本
発明の被充電体と充電器は、弾性係止片の押圧部の先端
面を必ずしも傾斜面とする必要はない。図示しないが、
ロック解除部の周縁を傾斜面とし、あるいは、傾斜面を
設けることなく、ロック解除部で押圧部を押し出すこと
ができるからである。
【００２５】
【発明の効果】本発明は、被充電体を簡単かつ容易に、
しかも速やかに充電器に脱着できる特長がある。それ
は、被充電体を充電器に装着する状態では、被充電体の
ロック部に充電器の係止部を引っかけて、被充電体を装
着部の定位置に装着でき、被充電体を傾けると、被充電
体のロック解除部が、係止部を設けている弾性係止片を
弾性変形させて、ロック部と係止部の係止状態を解除
し、あるいは、解除されやすい状態とするからである。
しかも速やかに充電器に脱着できる特長がある。それ
は、被充電体を充電器に装着する状態では、被充電体の
ロック部に充電器の係止部を引っかけて、被充電体を装
着部の定位置に装着でき、被充電体を傾けると、被充電
体のロック解除部が、係止部を設けている弾性係止片を
弾性変形させて、ロック部と係止部の係止状態を解除
し、あるいは、解除されやすい状態とするからである。
【００２６】さらに、この状態で装着部の定位置に装着
される被充電体は、接触不良を防止して確実に充電でき
る特長もある。それは、被充電体のロック部と充電器の
係止部とで、被充電体を正確に決められた位置に装着で
きるからである。
される被充電体は、接触不良を防止して確実に充電でき
る特長もある。それは、被充電体のロック部と充電器の
係止部とで、被充電体を正確に決められた位置に装着で
きるからである。
【図１】本発明の実施例の被充電体と充電器の使用状態
を示す縦断面図
を示す縦断面図
【図２】図１に示す被充電体と充電器の横断面図
【図３】図２に示す被充電体の一部断面正面図
【図４】図１に示す被充電体の側面図
【図５】図１に示す充電器の縦断面図
【図６】図２に示す押圧部がロック解除部に押圧される
状態を示す拡大断面図
状態を示す拡大断面図
１…被充電体 ２…充電器 ３…ケース ４…装着部 ５…背面支持部 ６…前面支持部 ７…電極端子 ８…充電端子 ９…プリント基板 １０…ロック部 １１…ロック解除部 １２…弾性係止片 １２Ａ…係止部 １２Ｂ
…押圧部 １３…傾斜面
…押圧部 １３…傾斜面
Claims (5)
- 【請求項１】 ケース(3)の上面に被充電体(1)を脱着自
在に装着する装着部(4)を有し、この装着部(4)に被充電
体(1)を装着して充電するように構成されてなる被充電
体と充電器において、 被充電体(1)が、装着部(4)に傾動できるように装着され
ると共に、側面にロック部(10)とロック解除部(11)を有
し、ケース(3)の装着部(4)は、傾動する被充電体(1)の
ロック解除部(11)に押されて弾性変形する弾性係止片(1
2)を有し、 弾性係止片(12)は、装着部(4)に装着された被充電体(1)
のロック部(10)に係止される係止部(12A)と、傾動する
被充電体(1)のロック解除部(11)に押される押圧部(12B)
とを有し、 被充電体(1)がケース(3)の装着部(4)に装着されると、
弾性係止片(12)の係止部(12A)がロック部(10)に係止さ
れ、被充電体(1)を傾動させると、被充電体(1)のロック
解除部(11)が押圧部(12B)を押して弾性係止片(12)を変
形させ、係止部(12A)とロック部(10)の係止が解除さ
れ、あるいは解除されやすい状態となって、被充電体
(1)が装着部(4)から外されるように構成されてなる被充
電体と充電器。 - 【請求項２】 被充電体(1)が、両面にロック部(10)と
ロック解除部(11)を有し、ロック部(10)がロック解除部
(11)の上方に配設されてなる請求項１に記載される被充
電体と充電器。 - 【請求項３】 弾性係止片(12)が、弾性変形できるよう
に、上端を充電器(2)のプラスチックケース(3)に一体成
形されてなる請求項１に記載される被充電体と充電器。 - 【請求項４】 ロック部(10)とロック解除部(11)を凹部
として、係止部(12A)と押圧部(12B)を凸部とする請求項
１に記載される被充電体と充電器。 - 【請求項５】 押圧部(12B)が、被充電体(1)を傾動させ
るときにロック解除部(11)で次第に強く押圧される傾斜
面(13)を有する請求項１に記載される被充電体と充電
器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21550798A JP3625653B2 (ja) | 1998-07-30 | 1998-07-30 | 被充電体と充電器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21550798A JP3625653B2 (ja) | 1998-07-30 | 1998-07-30 | 被充電体と充電器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000050509A true JP2000050509A (ja) | 2000-02-18 |
| JP3625653B2 JP3625653B2 (ja) | 2005-03-02 |
Family
ID=16673557
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21550798A Expired - Fee Related JP3625653B2 (ja) | 1998-07-30 | 1998-07-30 | 被充電体と充電器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3625653B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007005074A (ja) * | 2005-06-22 | 2007-01-11 | Sanyo Electric Co Ltd | 充電台と携帯機器 |
| CN102118047A (zh) * | 2010-01-06 | 2011-07-06 | 索尼公司 | 供电装置 |
-
1998
- 1998-07-30 JP JP21550798A patent/JP3625653B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007005074A (ja) * | 2005-06-22 | 2007-01-11 | Sanyo Electric Co Ltd | 充電台と携帯機器 |
| JP4601495B2 (ja) * | 2005-06-22 | 2010-12-22 | 三洋電機株式会社 | 充電台と携帯機器 |
| CN102118047A (zh) * | 2010-01-06 | 2011-07-06 | 索尼公司 | 供电装置 |
| JP2011142718A (ja) * | 2010-01-06 | 2011-07-21 | Sony Corp | 給電装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3625653B2 (ja) | 2005-03-02 |
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