JP2000049448A - 自動フラックス塗布装置 - Google Patents

自動フラックス塗布装置

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JP2000049448A
JP2000049448A JP10217102A JP21710298A JP2000049448A JP 2000049448 A JP2000049448 A JP 2000049448A JP 10217102 A JP10217102 A JP 10217102A JP 21710298 A JP21710298 A JP 21710298A JP 2000049448 A JP2000049448 A JP 2000049448A
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JP
Japan
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flux
nozzle
wall
automatic
application
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Application number
JP10217102A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Uchikoshi
宏 打越
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Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】フラックス塗布用ノズル外へのフラックスはみ
出しを防ぎ、フラックス塗布面に正確にフラックスの塗
布を行える自動フラックス塗布装置の提供。 【解決手段】フラックス供給装置におけるフラックス塗
布用ノズルの上部に、フラックス面を外囲する内壁とこ
の内壁よりも高くした外壁とを離間して設け、これら内
壁と外壁との間に連通するフラックス排出用スルホール
を設けた。フラックス排出用スルホールを、フラックス
槽上に対面するフラックス塗布用ノズルの下面に開孔し
てあると良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板等のフラック
ス対象物にフラックスを塗布する装置に関し、特に、フ
ラックス供給装置と、このフラックス供給装置における
上向きのフラックス塗布用ノズル上にフラックス塗布対
象物を搬送し、フラックス面に押し付け操作するロボッ
トとの組み合わせからなる自動フラックス塗布装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来の自動フラックス塗布装置
の例を示すもので、フラックス塗布対象物の基板2を搬
送するロボット1と、フラックス槽8及びポンプ7並び
にフラックス塗布用ノズル10で構成されるフラックス
供給装置との組み合わせからなる。
【0003】フラックス槽8内のフラックス9は、ポン
プ7で上向きのノズル10まで汲み上げられ、ノズル1
0内に満たされたフラックス9は、表面張力でノズル上
から盛り上がる。この盛り上がったフラックス面に基板
10のフラックス塗布面を押し付けることにより、フラ
ックスの塗布が行われる。この操作はロボット1で自動
的に行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来技術;図
3の自動フラックス塗布装置によれば、次のような問題
があった。即ち、図3に示したように、フラックス塗布
用ノズル10の上部で表面張力にて盛り上がったフラッ
クス面に、フラックス塗布対象物;基板2を押し付けて
フラックスの塗布を行う際に、フラックスの一部がノズ
ル10からはみ出し、それが符号9′のようにフラック
ス塗布面を要しない部分;基板2裏面の実装部品に付着
し、基板2の場合にはコネクタ等の接触部を接触不良に
してしまう。
【0005】そこで、本発明の解決すべき課題(目的)
は、フラックス塗布用ノズルの外へのフラックスはみ出
しを防ぎ、フラックス塗布面に正確にフラックスの塗布
を行える、自動フラックス塗布装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明により提供する自
動フラックス塗布装置は、フラックス供給装置における
フラックス塗布用ノズルの上部に、フラックス面を外囲
する内壁とこの内壁よりも高くした外壁とを離間して設
け、これら内壁と外壁との間に連通するフラックス排出
用スルホールを設けてなるものである。
【0007】上記のような自動フラックス塗布装置によ
れば、ノズル上で表面張力により盛り上がったフラック
ス面にフラックス塗布対象物を押し付けたときに、フラ
ックスの一部が内壁を越えて溢れ出すものの、この溢れ
出したフラックスは、ノズル外壁の内側にあるフラック
ス排出用スルホールを通じてノズルの外に排出されるの
で、ノズルの外壁からフラックスが漏れ出さず、フラッ
クス塗布対象物のフラックス塗布を要しない部分をフラ
ックス溢れ分で汚されることがなくなる。また、上記の
ようにフラックスを不必要な部分にフラックスを塗布し
なくなることで、フラックス塗布エリアを一定にするこ
とができ、真に必要なフラックス塗布面のみにフラック
スを塗布できることになる。
【0008】フラックス排出用スルホールを、フラック
ス槽上に対面するフラックス塗布用ノズルの下面に開孔
してなることで、溢れ出したフラックスをフラックス槽
へ回収することが可能である。
【0009】
【発明の実施の形態】図1及び図2は、本発明に係る自
動フラックス塗布装置の好ましい実施例を示したもの
で、図1はフラックス塗布直前の状態を、図2はフラッ
クス塗布時の状態をそれぞれ示している。
【0010】この実施例の自動フラックス塗布装置は、
フラックス塗布対象物を基板2とし、この基板2を搬送
及び操作するロボット1と、フラックス供給装置との組
み合わせからなるものである。
【0011】フラックス供給装置は、フラックス槽8と
ポンプ7とフラックス塗布用ノズル6とを備え、フラッ
クス槽8内のフラックスをポンプ7で汲み上げ、ノズル
6内をフラックス9で満たし、フラックス面はそれ自身
の表面張力により図1のように盛り上がった状態でフラ
ックス塗布時まで待機される。
【0012】しかして、ノズル6の上部には、フラック
ス9面を外囲する内壁5と、この内壁よりも高くした外
壁3とを離間して設けられ、これら内外壁5,3間に樋
状の凹溝を作り、この凹溝の底に連通したフラックス排
出用スルホール4を形成し、このスルホール4をフラッ
クス槽8上に対面するノズル6の下面に開口してなるも
のである。
【0013】上記のようにして構成された自動フラック
ス塗布装置によれば、図1に示すように、ノズル6内に
満たされたフラックス9の表面が盛り上がった状態が得
られたら、ノズル6の上方から、ロボット1により搬送
された基板2のフラックス塗布部を図2のように下降さ
せてフラックス9の表面に押し付けることにより、フラ
ックスの塗布が自動的に行われる。この時、フラックス
9の一部が図2のように内壁5を越えて溢れ出し、この
溢れ出したフラックスは凹溝部からスルホール4を通じ
てノズル6の下方に符号9′のように排出され、フラッ
クス槽8へ回収される。
【0014】従って、基板2のフラックス面への押し付
け塗布に伴って、ノズル内壁5を越えて溢れ出すフラッ
クスは、ノズル外壁3から漏れ出ることなく確実にノズ
ルの外へ排出され、常に基板の必要とするフラックス塗
布面のみにフラックスの塗布を行うことができる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したような本発明によれば、フ
ラックス塗布用ノズルの外へのフラックスはみ出しを防
ぎ、フラックス塗布面に正確にフラックスの塗布を行え
る、自動フラックス塗布装置を提供するという所期の課
題(目的)を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動フラックス塗布装置の実施例
をフラックス塗布直前の状況で示す説明図。
【図2】図1に示す自動フラックス塗布装置をフラック
ス塗布状況下で示す説明図。
【図3】従来の自動フラックス塗布装置の例をフラック
ス塗布状況下でその時の問題点とともに示す説明図。
【符号の説明】
1 ロボット 2 基板(フラックス塗布対象物) 3 外壁 4 スルホール 5 内壁 6 ノズル 7 ポンプ 8 フラックス槽 9 フラックス 9′ フラックス(溢れ分)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フラックス供給装置と、このフラックス供
    給装置における上向きのフラックス塗布用ノズル上にフ
    ラックス塗布対象物を搬送し、フラックス面に押し付け
    操作するロボットとの組み合わせにして、フラックス供
    給装置におけるフラックス塗布用ノズルの上部に、フラ
    ックス面を外囲する内壁とこの内壁よりも高くした外壁
    とを離間して設け、これら内壁と外壁との間に連通する
    フラックス排出用スルホールを設けてなる、自動フラッ
    クス塗布装置。
  2. 【請求項2】フラックス排出用スルホールを、フラック
    ス槽上に対面するフラックス塗布用ノズルの下面に開孔
    してなる、請求項1記載の自動フラックス塗布装置。
JP10217102A 1998-07-31 1998-07-31 自動フラックス塗布装置 Pending JP2000049448A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010157632A (ja) * 2008-12-27 2010-07-15 Senju Metal Ind Co Ltd フラックス塗布装置及び方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010157632A (ja) * 2008-12-27 2010-07-15 Senju Metal Ind Co Ltd フラックス塗布装置及び方法
US8544713B2 (en) 2008-12-27 2013-10-01 Senju Metal Industry Co., Ltd. Apparatus and method of coating flux

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