JP2000046597A - 河川堤防広域遠方監視システム、河川広域遠方総合監視システム - Google Patents

河川堤防広域遠方監視システム、河川広域遠方総合監視システム

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JP2000046597A
JP2000046597A JP10212223A JP21222398A JP2000046597A JP 2000046597 A JP2000046597 A JP 2000046597A JP 10212223 A JP10212223 A JP 10212223A JP 21222398 A JP21222398 A JP 21222398A JP 2000046597 A JP2000046597 A JP 2000046597A
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monitoring system
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Toshiyuki Noma
利幸 野間
Takao Yoneyama
隆雄 米山
Jiro Tomitori
治郎 富取
Minoru Yanagibashi
実 柳橋
Toru Ebisawa
徹 海老沢
Shuji Nakajima
修二 中島
Kenji Tsuchida
健二 土田
Yoshiyuki Sato
善之 佐藤
Tsunao Ishimatsu
綱男 石松
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 河川堤防の崩壊等の監視を遠方から行うよう
にしたい。 【解決手段】 河川堤防2に沿って、且つ堤防の土中内
に検出器4を埋め込んでおく。検出器4は、弾性波検出
センサ4b、含水率検出センサ4eより成る。この両セ
ンサ4b、4eは近接して設置してある。アンテナ4c
を各検出器対応に設置しておき、このアンテナ4c介し
て検出値を遠方に設けた監視装置30に送る。監視装置
30では、多数の検出器4からの検出値から土中の崩壊
状況等を監視する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、河川の護岸に構築
される堤防の保全状況を監視する河川堤防広域遠方監視
システム、並びに河川広域遠方総合監視システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、土砂破壊や土砂崩壊の検出をする
ために提案された発明に特開昭48−29204や、特
開昭50−65002等の技術がある。この種提案され
ている発明は、落石、地すべり等の土砂崩壊が発生した
ときに予め設置しておいた検出器の傾きを知らせる傾斜
検出器を用いたり、検知器への衝撃による内部断線を発
生させて検知することでその現象を知ろうとするもの
で、予防や、予知をするものではない。従来、予知する
こと目的とした従来例としては、鉄道盛土の崩壊を予防
する目的で提案された特開平5−323043がある。
この従来例は具体的に盛土構造、土質、基盤構造、雨の
量、等の各種のデ−タを取り込んで総合的に評価し、鉄
道盛土の崩壊を予想しようとしているものであって、鉄
道盛土の崩壊を予想する技術を提案しているが、その具
体的な方法は特殊なデ−タを多量に取り込み、その取り
込んだデ−タを「斜面安定の理論」から評価する手法に
よって達成しようとしているもので多数の測定デ−タを
必要とする特殊なものになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般的な河
川の護岸に構築された堤防は、その安全性の上で堤防の
崩壊が及ぼす人的災害が大きくなる可能性を秘めてい
る。そのため、従来から種々の方策がとられ、例えば洪
水防止対策として上流側の雨量を常に監視して下流域に
おける増水予測を出したり、実際の水面状況と、堤防の
関係を常時監視するためにテレビカメラを設置してモニ
タ監視をしたりする方法が一般的に採用されている。し
かしながら、河川堤防は外面的に観察出来る部分に限界
があり、常に大量の水を扱っている構築物として堤防の
内部に起きている現象を予知する必要性は常々必要を指
摘されているところであった。
【0004】前述したような従来、既に提案されている
ものには、河川堤防の崩壊や、破壊等の事故を堤防内部
の現象を捕らえて予知、予防する技術ではない。しかも
複雑なデ−タを駆使したり、使用機器が大掛かりな土木
工事をともなったりする高価な製品になった場合には費
用対効果の面で実施出来ないことにもなるので、既設堤
防にも容易に設置をすることができて、かつ操作性が容
易なシステムの提供が切望されるところである。
【0005】本発明は、このような要望にもとづき、既
設堤防への設置性が容易で、かつ操作性も良く、比較的
安価なシステムとして河川堤防の崩壊に至る前兆現象を
捕らえて堤防の状況を予測し、監視し、表示することの
できる広域遠方監視システム、並びに河川の総合的な監
視制御を行う河川広域遠方総合システムを提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、堤防の流域に
沿って複数地点の地中に埋設され、その地中を伝播する
弾性波を検出する第1のセンサ及び当該第1のセンサの
設置場所に近接して地中の含水率を検出する第2のセン
サを備えた検出器と、各検出器毎に設けられた、前記第
1、第2のセンサの出力である弾性波検出値、含水率検
出値を遠方に送信する送信手段と、上記遠方から送られ
た各検出器毎の弾性波検出値、含水率検出値を受信し
て、堤防の流域にわたる堤防の地中状況を監視する監視
手段と、を備える河川堤防広域遠方監視システムを開示
する。
【0007】更に本発明は、堤防の流域に沿って複数地
点の地中に埋設され、その地中を伝播する弾性波を検出
する第1のセンサ及び当該第1のセンサの設置場所に近
接して地中の含水率を検出する第2のセンサを備えた検
出器と、各検出器毎に設けられた、前記第1、第2のセ
ンサの出力である弾性波検出値、含水率検出値を遠方に
送信する送信アンテナと、上記遠方から送られた各検出
器毎の弾性波検出値、含水率検出値を受信するアンテナ
と、この受信アンテナからの検出値をもとに堤防の流域
にわたる堤防の地中状況を監視する監視手段と、を備え
る河川堤防広域遠方監視システムを開示する。
【0008】更に本発明は、河川の流域に沿って複数地
点の地中に埋設された、地中内の各種の弾性波及び含水
率を検出する検出器と、各検出器からの検出データを集
中して取り込み堤防の流域にわたる地中の状況を監視す
る監視手段と、河川の流域に沿って設置した監視カメラ
と、機場の遠隔制御を行う第1の制御手段と、水門の遠
隔制御を行う第2の制御手段と、上記監視手段と監視カ
メラと第1、第2の制御手段とを接続したネットワーク
と、該ネットワークに接続されて河川の総合監視・制御
を行う中央総合手段と、を備えた河川広域遠方総合監視
システムを開示する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて、説明する。土壌が崩壊する事例として、土壌の
中に含まれる水の量が大きく影響していることは知られ
ている。具体的には、土壌中に水が含まれる量は水に浸
された時間の増加と共に大きくなる。これは雨が降り続
いた時とか、増水した河川に長い間浸される状態になっ
た場合がそれである。水を含んだ土壌はその中で砂や小
石が動き易くなる。その動きは、含水割合にある程度比
例している。そして、ある限界を超えると急激に土壌中
の砂や石が流動し始め、やがて圧力の低い方に向かって
その流れが始まって崩壊に至ることが実験的に知られて
いる。
【0010】本発明者らはこのような事実に基づき、土
中で砂や石が動くときに発生する弾性波を捕らえ、しか
もその発生する弾性波の強度と密接に関連する土中の水
の浸水量を見ることで数値的に堤防の崩壊の可能性を予
知することが出来ると考え、これを実際のシステムとし
て広域監視装置を完成させたものである。
【0011】図1は、本発明による河川堤防広域監視シ
ステムを適用した河川全域を表した図である。図1にお
いて、1は河川、2は河川堤防である。3は遠方に設け
られた中央監視センタであり、河川の一般的な監視及び
管理の他に、広域的に堤防2の浸水や決壊等の監視を行
う。一般的な監視の例としては、堤防2の複数個所にテ
レビカメラ4Aを設置し、その映像を監視センタ3に送
る事で常時、そのテレビカメラ4Aに写し出される河川
の状況の監視を行う例がある。
【0012】本発明の堤防2への浸水や決壊等の監視を
実現するために、堤防2に河川の流れに沿って、複数の
検出器4を設置する。この検出器4は、河川の堤防2の
崩壊監視をする必要のある全長に亘って、ある間隔を有
して必要な数だけ設置する。設置されたこれらの検出器
4は、それぞれが固有の位置情報をもっているようにシ
ステム端末として制御される。
【0013】図2には堤防2内での検出器4の設定例を
示す。図中左から#1、#2、#(n−1)、#nの様
に設置された堤防2の場所と検出器4の位置は、後述の
監視装置内で特定されるものである。その位置を特定す
る電気的な手段は、様々な方法があるのでここでは説明
を省略する。この検出器4は、その具体的な構造の例を
図3に示す。図の検出器4は本体となる箱体4aと、当
該箱体4aから、堤防2の土中に埋め込む形で設置され
る弾性波検出用のセンサ4bと、センサが発するデ−タ
を送信するためのアンテナ4cと、電源としての太陽電
池4d、含水率検出センサ4eで、構成される。
【0014】弾性波検出用センサ4bは、堤防の決壊や
破損時やその前兆として、堤防の土中内で土や石などが
こすれ合ったり、移動したりすることを検出するもので
あり、こすれによる音や移動による音を検出しようとす
るものである。具体例としては、その際の音、正確には
弾性波を検出することになり、AEセンサや振動センサ
を使用する。
【0015】含水率を検知するセンサ4eは、弾性波セ
ンサ4bと合体して構成されている場合もあるし、図2
で説明した検出器4の複数個毎に一つの割合で構成され
る場合もある。センサ4eによる含水率の計測は、土中
内の圧力の大小から含水率を求めるやり方、2つの電極
端子を地中内に離して埋め込んでおき、この2つの電極
間のインピーダンスの値の変化から含水率を求めるやり
方、土中内の誘電率や誘導成分の変化から含水率を求め
るやり方、等適用可能である。検出器4は、そこに構成
された各センサ4b、4eの検知デ−タを後述の監視装
置に送りだす機能を有する。それは、一般的にはアンテ
ナ4cを使っての無線による方法が好ましい。最も、有
線で行っても何ら差し支えはないが、広域監視であるこ
とを考慮すれば無線方式がよい。電池として太陽電池4
dを使ったのは、堤防に設置して太陽光を受けやすくす
るためである。
【0016】図4は、検出器4とその制御装置との関係
を示したブロック図である。検出器4は、図3に示した
ように少なくとも土中を伝播してくる弾性波を検出する
センサ4bと、土中の水の含有量、すなわち含水率を検
出するセンサ4eとを含む。制御装置としては、それぞ
れのセンサ4b、4eが検出したデ−タをその大きさ
(強度)に応じた信号に変換し、送り出す堤防監視用端
末装置10と、それらを動作させるための電源20(図
3の太陽電池4dを含む)とを有している。そして、堤
防に沿って複数個ある検出器4から各アンテナ4cを介
して送信される信号は、遠方監視装置等に用いられる技
術の応用によって、夫々の信号を取り込む如き、監視セ
ンタ内に設置した監視装置30によって受信される。こ
の監視装置30が検出器4の検出デ−タの送信等コント
ロ−ルをすることも可能である。さらにこの監視装置3
0は、受信した検出器4のデ−タを得て、当該検出器4
の設置されている堤防2内に生じている状況を判定する
処理部40を有する。
【0017】図5を用いてこの処理部40の機能を説明
する。ある検出器4のセンサ4bから送出された弾性波
センサ信号は、弾性波の強度を示す。含水率センサ4e
は土中の含水率を検知する。この双方のデ−タは、逐一
監視装置30に受信される。堤防が含水率を高め始める
と、センサ4eの出力は、図5の点線で示すごとく時間
と共に上昇する。一方、土中に水が増えてくると土中の
砂や石が動くため、その摩擦やぶつかり合いによる弾性
波の発生が活発化し、しかも水の中を伝わる弾性波は、
より遠くまで伝達するため、その強度が時間と共に増大
し、センサ4bの出力が図5の実線の如く変化する。こ
のような各センサ4b、4eの出力変化を捕らえ、あら
かじめ処理部6内に設定したA1、A2、A3等の評価
値を用いることによって、監視対象の堤防の特定個所に
おける崩壊の予測を行うことが出来る。例えば、圧力セ
ンサ4bの出力がAP1で、センサ4eの出力がAE1
の時、処理部6はその出力を「堤防内に浸水がある」の
ような情報として出力することが出来るものである。さ
らに、A2点、A3点の如きセンサ出力を検出したとき
は、それに応じた情報を出力する。なお、図中Zは含水
率に関係なく、例えば車両通過等による突出した弾性波
を捕らえた場合で、これは時間による関数か、含水率の
検出デ−タとの関係からノイズとしての処理をすること
ができるものである。
【0018】図6は総合河川監視システムを示す図であ
る。このシステムは河川監視カメラや水門遠隔制御等の
管理制御を行うために光ケ−ブルによるネットワ−ク5
0を構成し、そのネットワ−ク50上に必要な機能をも
った装置30、40、51〜54を接続してそれらを制
御計算機(55〜57)で運用するものである。即ち、
光ネットワ−ク50には、外部装置として、多数の監視
カメラ51(水門、河川、船舶等の各位置毎に設置)、
多数の河川監視カメラ52(図1の4Aが相当)、機場
ごとに設けた機場遠隔制御装置53、水門毎に設けた水
門遠隔制御装置54を接続する。更に、図4に示した、
処理部40を含む監視装置30を光ネットワ−ク50に
接続する。監視装置30も多数存在する。
【0019】制御計算機(55〜57)の中で、マルチ
システム制御装置55は、河川や機場、水門に関する各
種のデータベースを持つ。更に、マルチシステム制御装
置55は、光ネットワ−ク50を介しての、各種外部装
置40、51〜54からの情報を取り込み総合河川監視
を、上記データベースを利用して行う。取り込んだ情報
やデータベースを利用しての処理結果は、マルチディス
プレイ56に表示され、各種の対話・操作・処理指令に
利用される。管理施設操作制御処理装置57は、機場の
制御、水門の制御を行うべく、光ネットワ−ク50を介
して制御装置53、54に制御・操作情報を送る。更
に、制御計算機(55〜57)のマルチシステム制御装
置55は、監視装置30からの堤防の崩壊の判断のため
の各種情報を、光ネットワ−ク50を介して取り込み、
堤防の崩壊の予測、堤防の水浸透状況の把握等を行う。
こうした結果を利用して機場や水門の制御を、制御装置
53、54を介して行う。
【0020】図6のシステムによれば、河川の一般的な
監視と共に、堤防の崩壊の予測や状況をも併せて可能と
なる。かくして、利用設備の共用化が図られる。また、
例えばマルチディスプレイの利用による、堤防内部に生
じている流動化現象をグラフィック化して表示すること
等できる。また、警報出力の度合いによって、関係各機
関への通報や、対策の事前処置等が迅速にできる。勿
論、独立した河川堤防監視システムとしても十分に活用
できるものであることはことは、今までの説明からも容
易に理解できるところである。
【0021】
【発明の効果】本発明による河川堤防監視システムは、
弾性波の検知と土中の含水率とを検知して、その相互関
係から予め設定された情報をもつ処理部の援助の元に、
河川堤防の崩壊を事前に予測するようにしたので、従来
にない簡便な装置構成と、既設システムとの連携を容易
に達しえるシステムになった。そして、従来行われてい
なかった堤防崩壊の事故を事前に予測することから該当
河川の流域における安全性が、信頼性が大幅に向上す
る。さらに、経済性においても一般的な河川監視システ
ムの対応性を十分考慮したシステムを構築できる。ま
た、現場に設けられるセンサは、必要に応じて必要な個
数をいつでも設置可能であるため、適用性が良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による河川堤防広域監視システムを適用
した河川全域を表した図である。
【図2】図1の河川の流れに沿った一部分を断面図とし
て表現した堤防の図である。
【図3】図1の河川の流れを横断する形で断面した図で
ある。
【図4】本発明システムの主要な構成機器の関係を説明
するためのブロック図である。
【図5】含水率と弾性波発生状況の関係を時間軸で表示
したグラフである。
【図6】図4で示した本発明システムが組み込まれる広
域遠方総合監視システムを表した図である。
【符号の説明】
1 河川 2 堤防 3 中央監視センタ 4 検出器 40 処理部 4b 弾性波検出センサ 4e 含水率検出センサ A1、A2、A3 評価点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 米山 隆雄 茨城県日立市幸町三丁目2番2号 株式会 社日立エンジニアリングサービス内 (72)発明者 富取 治郎 茨城県日立市幸町三丁目2番2号 株式会 社日立エンジニアリングサービス内 (72)発明者 柳橋 実 茨城県日立市幸町三丁目2番2号 株式会 社日立エンジニアリングサービス内 (72)発明者 海老沢 徹 茨城県日立市幸町三丁目2番2号 株式会 社日立エンジニアリングサービス内 (72)発明者 中島 修二 茨城県日立市幸町三丁目2番2号 株式会 社日立エンジニアリングサービス内 (72)発明者 土田 健二 茨城県日立市幸町三丁目2番2号 株式会 社日立エンジニアリングサービス内 (72)発明者 佐藤 善之 茨城県日立市幸町三丁目2番2号 株式会 社日立エンジニアリングサービス内 (72)発明者 石松 綱男 茨城県日立市幸町三丁目2番2号 株式会 社日立エンジニアリングサービス内 Fターム(参考) 2F076 BA12 BA16 BB12 BD05 BD12 BD16 BE17 BE20 2G047 AA10 AB05 EA16 EA19 2G060 AA14 AC01 AE40 AF07 HE02

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 堤防の流域に沿って複数地点の地中に埋
    設され、その地中を伝播する弾性波を検出する第1のセ
    ンサ及び当該第1のセンサの設置場所に近接して地中の
    含水率を検出する第2のセンサを備えた検出器と、 各検出器毎に設けられた、前記第1、第2のセンサの出
    力である弾性波検出値、含水率検出値を遠方に送信する
    送信手段と、 上記遠方から送られた各検出器毎の弾性波検出値、含水
    率検出値を受信して、堤防の流域にわたる堤防の地中状
    況を監視する監視手段と、 を備える河川堤防広域遠方監視システム。
  2. 【請求項2】 上記各検出器は、太陽電池を備えて電源
    とした請求項1の河川堤防広域遠方監視システム。
  3. 【請求項3】 上記第1のセンサが弾性波検出センサと
    する請求項1の河川堤防広域遠方監視システム。
  4. 【請求項4】 上記第2のセンサが、地中の電気抵抗を
    測定する抵抗素子とした請求項1の河川堤防広域遠方監
    視システム。
  5. 【請求項5】 上記第2のセンサが、地中を伝播する弾
    性波を検出する超音波センサとする請求項1の河川堤防
    広域遠方監視システム。
  6. 【請求項6】 堤防の流域に沿って複数地点の地中に埋
    設され、その地中を伝播する弾性波を検出する第1のセ
    ンサ及び当該第1のセンサの設置場所に近接して地中の
    含水率を検出する第2のセンサを備えた検出器と、 各検出器毎に設けられた、前記第1、第2のセンサの出
    力である弾性波検出値、含水率検出値を遠方に送信する
    送信アンテナと、 上記遠方から送られた各検出器毎の弾性波検出値、含水
    率検出値を受信するアンテナと、 この受信アンテナからの検出値をもとに堤防の流域にわ
    たる堤防の地中状況を監視する監視手段と、 を備える河川堤防広域遠方監視システム。
  7. 【請求項7】 上記監視手段にあっては、堤防の地中状
    況の把握と共に堤防崩壊の予測を行うものとした請求項
    1又は6の河川堤防広域遠方監視システム。
  8. 【請求項8】 河川の流域に沿って複数地点の地中に埋
    設された、地中内の各種の弾性波及び含水率を検出する
    検出器と、 各検出器からの検出データを集中して取り込み堤防の流
    域にわたる地中の状況を監視する監視手段と、 河川の流域に沿って設置した監視カメラと、 機場の遠隔制御を行う第1の制御手段と、 水門の遠隔制御を行う第2の制御手段と、 上記監視手段と監視カメラと第1、第2の制御手段とを
    接続したネットワークと、 該ネットワークに接続されて河川の総合監視・制御を行
    う中央総合手段と、 を備えた河川広域遠方総合監視システム。
JP10212223A 1998-07-28 1998-07-28 河川堤防広域遠方監視システム、河川広域遠方総合監視システム Pending JP2000046597A (ja)

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