JP2000045243A - 海浜清掃車 - Google Patents

海浜清掃車

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JP2000045243A
JP2000045243A JP10217419A JP21741998A JP2000045243A JP 2000045243 A JP2000045243 A JP 2000045243A JP 10217419 A JP10217419 A JP 10217419A JP 21741998 A JP21741998 A JP 21741998A JP 2000045243 A JP2000045243 A JP 2000045243A
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sand
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vibrating
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JP10217419A
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Kazuyoshi Shibasawa
一嘉 柴沢
Hironobu Nakamura
弘宣 中村
Yasuji Shiojima
保二 塩嶋
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HOKURIKU REGIONAL CONSTR BUREA
HOKURIKU REGIONAL CONSTR BUREAU MINISTRY OF CONSTR
KOMATSU ISHIKAWA KK
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HOKURIKU REGIONAL CONSTR BUREA
HOKURIKU REGIONAL CONSTR BUREAU MINISTRY OF CONSTR
KOMATSU ISHIKAWA KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 重油粒やゴミ等で汚染された海浜現場におい
て、海浜の土砂類を機械的に効率よく選別して砂を海浜
に残して排棄すべき物は効率的に運搬排棄することがで
きる新規な海浜清掃車を提供すること。 【解決手段】 扛揚および接地自在な土砂掬い取りバケ
ットを備えた砂上走行車両であって、前記バケットには
掬い取った土砂類を砂、塊状物、ゴミ等にサイズ選別す
るスクリーニング機構、および選別された砂、塊状物、
ゴミ等を各別に排出する分別排出機構を設けるという手
段を採用した。 【効果】 汚染海浜の土砂類の中から塊状重油粒やゴミ
等を機械的に効率よく選別して排棄することができ、汚
染海浜の浄化能力を格段に向上させることが可能とな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、海浜の清掃機能を
備えた砂上走行車両、更に詳しくは、ゴミや重油粒等で
汚染された海浜現場において、海浜の土砂類を機械的に
効率よく選別して砂を海浜に残して排棄すべき物は効率
的に運搬排棄することができる新規な海浜清掃車に関す
るものであり、特にタンカーの重油流出事故によって汚
染された海浜の土砂類の中から重油粒を除去して汚染海
浜を浄化するのに大いに役立つ。
【0002】
【従来の技術】重油等の石油類を運搬するタンカーが多
数航行している日本近海においては、海難事故の危険性
が非常に高い。そして、一旦タンカーの海難事故が起き
ると、タンカーから流出した重油が事故現場周囲の海面
を覆って海洋を汚染するだけでなく、流出重油が潮の流
れによって沿岸の海浜に漂着し、その海浜全体を重油浸
しにして有毒揮発物によって養殖漁場や付近住民の生活
環境を甚だしく破壊してしまうことになる。
【0003】このような重油による海浜汚染にあって
は、漂着した重油が海浜の砂中に入り込んで塊状に固化
して細かい重油粒となるため、この重油粒が海浜の砂、
砂利、ゴミ等と入り混じってしまう。かゝる混合状態の
土砂類の中から重油粒だけを除去して汚染海浜を浄化す
るには、篩等を用いて海浜の土砂類を掬い取り篩分けて
重油粒を除去する必要があり、このような面倒な篩分け
作業を広範囲に亘る汚染海浜で行うには多大な労力と人
員を要するため、人海戦術に頼らざるを得ないのが実情
であった。
【0004】ところで、このような海浜の重油汚染の対
策としては、上記の如き篩分け作業を人海戦術に頼らず
工場の大規模なスクリーニング(Screening )装置によ
って機械的に行うことも一応は考えられる。しかし、こ
の場合には、汚染された海浜の重油粒、砂、砂利、ゴミ
等の土砂類全部を、一旦、汚染海浜現場においてダンプ
カー等に積載して工場まで運搬してから、工場のスクリ
ーニング装置で篩分けし、然る後、砂だけを再び海浜に
運んで埋め戻すことが必要であり、大変能率がが悪い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、タンカーの
重油流出事故による汚染海浜等の浄化に多大な手間が掛
かるという問題に鑑みて為されたものであり、重油粒や
ゴミ等で汚染された海浜現場において、海浜の土砂類を
機械的に効率よく選別して砂を海浜に残して排棄すべき
物は効率的に運搬排棄することができる新規な海浜清掃
車を提供することを技術的課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者が上記技術的課
題を解決するために採用した手段を、添附図面を参照し
て説明すれば、次のとおりである。
【0007】即ち、本発明は、扛揚および接地自在な土
砂掬い取りバケットを備えた砂上走行車両であって、前
記バケットには掬い取った土砂類を砂、塊状物、ゴミ等
にサイズ選別するスクリーニング機構、および選別され
た砂、塊状物、ゴミ等を各別に排出する分別排出機構を
設けるという手段を採用することによって、上記課題を
解決した点に特徴がある。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添附図面に示す実
施形態に基いて更に詳しく説明する。なお、図1は本発
明の実施形態である海浜清掃車の全体構造を示した側面
説明図、図2は本実施形態清掃車のバケットの平面図、
図3は同バケットの内部構造を示した側面説明図、図4
は同バケット内のスクリーニング機構の一部切欠き斜視
図、図5はバケットにて汚染海浜の土砂類を掬い取る状
態を示した側面説明図、図6はバケット内のスクリーニ
ング機構によって図5の土砂類をサイズ選別する状態を
示した側面説明図、図7は選別された大径物のゴミ等を
バケットのエッジ部先端から排出する状態を示した側面
説明図、図8は選別された中径物の重油粒をバケット底
部の排出口から排出する状態を示した側面説明図であ
る。
【0009】まず、本発明の実施形態である海浜清掃車
の構造を図1〜図4に基いて説明する。図1において、
符号1で指示するものは、海浜の清掃機能を備えた砂上
走行車両の車体である。この車体1は、ホイール式の走
行部2・2によって海浜を自在に走行可能となってい
る。なお、本実施形態においては、砂上走行車両として
トラクターショベルを採用している。
【0010】符号3で指示するものは、海浜の土砂類S
を掬い取るバケットであり、上記車体1の前部に配設し
てある。このバケット3の底部には、図4に示すよう
に、複数の矩形の排出口31・31・・・・が開設してあり、こ
れら排出口31・31・・・・からバケット3内の土砂類Sが排
出可能となっている。なお、本実施形態においては、6
個の排出口31・31・・・・(排出口のサイズ:4個が縦320
mm×横240 mm、2個が縦320 mm×横370 mm)がバケット
3底部の幅方向に並設してある。また、バケット3先端
は、土砂類Sの掬い取りに適した形状の鋭角なエッジ部
32となっており、このエッジ部32から後方へ向けて延設
された後述の取付ベースとバケット3内底面との間のス
ペースは、図3に示すように、後述の重油粒を一時的に
滞留させて保持可能な仮溜めチャンバー33となってい
る。
【0011】図1において、符号4で指示するものは、
上記バケット3を扛揚および接地自在に支持して揺動さ
せるバケット揺動部である。このバケット揺動部4は、
前記車体1の前部に配設された取付フレーム41と、この
取付フレーム41に配設された枢支部42・42と、これら枢
支部42・42に一端が枢支連結されたアーム43・43と、こ
れらアーム43・43の他端が枢支連結され、かつ、前記バ
ケット3の後部に配設された枢支部44・44・・・・と、前記
取付フレーム41に連結された流体圧式のシリンダ45と、
このシリンダ45内を流体圧によって進退動作するプラン
ジャ46と、このプランジャ46の先端と前記バケット3後
部の枢支部44・44・・・・との間を連結する連接バー47・47
・・・・とから成り、リンク機構を構成している。これによ
り、バケット3を扛揚および接地動作させることができ
ると共に、この扛揚および接地動作時にバケット3を枢
支部44・44・・・・の回りに揺動させてバケット3の前傾お
よび後傾操作が可能である。なお、本実施形態において
は、バケット揺動部4の駆動源として油圧を使用してい
る。
【0012】図3および図4において、符号5a・5b
で指示するものは、上記バケット3で掬い取った土砂類
Sを篩分けてサイズ選別するための第1バイブレーティ
ング・スクリーンおよび第2バイブレーティング・スク
リーンである。これらのうち第1バイブレーティング・
スクリーン5aは、大径物を選別する機能を有し、第2
バイブレーティング・スクリーン5bは、そのスクリー
ン5aを通して篩落とされる土砂類Sの中から中径物と
砂とを篩分ける機能を有している。
【0013】そして、上記第1バイブレーティング・ス
クリーン5aにおいては、軟鋼製線材にて編まれた大サ
イズ網目の大目スクリーン51(本実施形態の網目サイ
ズ:約25mm2 )が、バケット3先端のエッジ部32近傍か
ら後部へ向けて延設された板状の大目スクリーン用取付
ベース54によってバケット3の後部に高レベル位置に配
設されている。もう一方の上記第2バイブレーティング
・スクリーン5bにおいては、ステンレス製線材にて編
まれた砂サイズの物体を篩落とし可能な小サイズ網目の
小目スクリーン52(本実施形態の網目サイズ:約5m
m2 )が、枠状の小目スクリーン用取付ベース55によっ
て前記大目スクリーン51の下側に対向的に内装されてい
る。また、この取付ベース55と前記取付ベース54とはベ
ース連結部57によって連結されており、取付ベース55の
一辺にはフランジ55aが前記仮溜めチャンバー33へ向け
て斜め上方に突設されている。そして、前記小目スクリ
ーン用取付ベース55の下部には、前記大目スクリーン51
および小目スクリーン52の双方に振動を与えるバイブレ
ータ53(本実施形態では、振動モータを使用)がバイブ
レータ用取付ベース56によって配設されている。このバ
イブレータ53を駆動させると、バイブレータ53の振動
が、バイブレータ用取付ベース56を介して小目スクリー
ン52に伝達し、更にこの小目スクリーン52を支持する取
付ベース55に連結されたベース連結部57を介して大目ス
クリーン51に伝達可能となっている。なお、本実施形態
においては、バイブレータ53が小目スクリーン用取付ベ
ース55の下部にのみ配設してあるが、大目スクリーン51
を直接振動せしめるバイブレータ53を別個に配設しても
よい。
【0014】図1において、符号6で指示するものは、
上記の第1バイブレーティング・スクリーン5aおよび
第2バイブレーティング・スクリーン5bにおけるバイ
ブレータ53を所要タイミングで駆動せしめる駆動部であ
る。この駆動部6は、バイブレータ53の駆動源となる発
電機61と、バイブレータ53をオンオフ動作せしめる操作
ペダル62と、この操作ペダル62の足踏みタイミングによ
り発電機61の動力をバイブレータ53に伝達する電磁式の
開閉器63とから構成されており、これらの発電機61、操
作ペダル62および開閉器63が、図1中の点線に示すよう
に接続されている。このように構成された駆動部6にお
いては、運転者が操作ペダル62を一回足踏みする毎に、
バイブレータ53の起動・停止を交互に繰返すように設定
されている。なお、本実施形態においては、バイブレー
タ53の駆動に発電機61を使用しているが、バケット揺動
部4を駆動する油圧を利用してバイブレータ53を駆動し
てもよい。
【0015】上記の如き第1および第2バイブレーティ
ング・スクリーン5a・5bをバケット3に組込んで構
成したスクリーニング機構を用いて、重油で汚染された
海浜の土砂類Sを浄化する過程を図5〜図8に基いて説
明する。なお、本実施形態の土砂類Sには、砂Sa、中
径物の塊状物(重油粒)Sb、および大径物のゴミや砂
利等Scが含まれている。また、本実施形態において
は、砂Saおよび中径物の塊状重油粒Sbが大目スクリ
ーン51から篩落とされ、砂Saのみが小目スクリーン52
から篩落とされるように双方のスクリーン51・52の網目
サイズを設定してある。
【0016】図5においては、砂Sa、重油粒Sb、ゴ
ミ等Scの混合物である汚染海浜の土砂類Sを車体1前
部のバケット3で掬い取る状態が示してある。掬い取ら
れた土砂類Sは、バケット3内の大目スクリーン用取付
ベース54上に載置される。つぎに、バケット3を扛揚さ
せつゝそのバケット3のエッジ部32が相対的に高くなる
ように後傾動作させてから、バイブレータ53をオン動作
して大目スクリーン51および小目スクリーン52に振動を
与えると、図6に示すように、前記土砂類Sが双方のス
クリーン51・52の網目サイズに従ってサイズ選別され
る。即ち、大サイズ網目の大目スクリーン51上には大径
物のゴミ等Scが残留し、小サイズ網目の小目スクリー
ン52上には中径物の重油粒Sbが残留する一方、その小
目スクリーン52から篩落とされて浄化された小径物の砂
Saが、重力によりバケット3底部の排出口31・31・・・・
から排出されて海浜上に落下する。
【0017】次いで、当該バケット3をエッジ部32方向
に前傾動作させると、図7に示すように、大目スクリー
ン51で選別されたゴミ等Scがバケット3上部の取付ベ
ース54上を滑り落ちてエッジ部32先端から排出されると
同時に、小目スクリーン52で選別された重油粒Sbが前
記フランジ55aを通って前方へ傾動し、バケット3内の
仮溜めチャンバー33に一時的に保持される。そして、同
バケット3を後傾動作させると、図8に示すように、前
記仮溜めチャンバー33に保持された重油粒Sbが、バケ
ット3内底面を傾動して排出口31・31・・・・から排出され
る。かゝる分別排出機構によって排出口31・31・・・・とエ
ッジ部32先端とから各別に排出された重油粒Sbとゴミ
等Scは、それぞれダンプカー等に積載して運搬排棄さ
れる。
【0018】このように汚染海浜の土砂類Sをバケット
3で掬い取り、バケット3内の双方のスクリーン51・52
を振動させてバケット3を前傾および後傾動作させると
いう簡単な操作を行うだけで、掬い取った土砂類Sを砂
Sa、中径物の重油粒Sb、大径物のゴミ等Scにサイ
ズ選別し、かつ、選別された砂Sa、重油粒Sb、ゴミ
等Scをバケット3の排出口31・31・・・・とエッジ部32と
から各別に排出することができる。よって、汚染海浜の
土砂類Sの中から重油粒Sbやゴミ等Scを機械的に効
率よく分別して排棄することができ、汚染海浜の浄化能
力を格段に向上させることが可能となる。
【0019】また、上記の如きスクリーニング機構およ
び分別排出機構は、一般的なトラクターショベル等の建
設機械のバケット3を改造することによって簡易に構成
できるので、海浜清掃車を安価に製作することができ、
しかも、かゝる清掃車は走行部2・2を備えているの
で、海浜を自在に移動することができて非常に機動性に
優れている。
【0020】本発明の実施形態は概ね上記のとおりであ
るが、本発明は前述の実施形態に限定されるものでは決
してなく、「特許請求の範囲」の記載内において種々の
変更が可能であって、例えば、本実施形態のバイブレー
ティング・スクリーン5aおよび5bにおいては、網目
サイズの異なる2枚のスクリーン51・52をバケット3内
に水平方向に配設してあるが、浄化対象とする土砂類S
に応じて1枚のスクリーンや3枚以上のスクリーンを配
設することも可能であり、また、これらスクリーンの配
設方向を垂直方向や斜め方向にすることも可能であり、
さらに、本実施形態のスクリーニング機構および分別排
出機構をトラクターショベル以外の走行車両のバケット
3に組み込むことも可能であり、これら何れの変更態様
も本発明の技術的範囲に属することは言うまでもない。
【0021】
【発明の効果】以上実施形態を挙げて説明したとおり、
本発明にあっては、スクリーン等から成るスクリーニン
グ機構および排出口等から成る分別排出機構が砂上走行
車両のバケットに設けてあるので、汚染海浜の土砂類を
バケットで掬い取り、バケット内のスクリーンを振動さ
せてバケットを前傾および後傾動作させるという簡単な
バケット操作を行うだけで、掬い取った土砂類を砂、塊
状物、ゴミ等にサイズ選別し、かつ、選別された砂、塊
状物、ゴミ等をバケットから各別に排出することができ
る。よって、汚染海浜の土砂類の中から塊状物やゴミ等
を機械的に効率よく分別して排棄することができ、汚染
海浜の浄化能力を格段に向上させることが可能となる。
【0022】また、本発明のスクリーニング機構および
分別排出機構は、一般的なトラクターショベル等の建設
機械のバケットを改造することによって簡易に構成でき
るので、海浜清掃車を安価に製作することができる。し
たがって、汚染海浜等の環境浄化における実用価値は頗
る大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態である海浜清掃車の全体構造
を示した側面説明図である。
【図2】本実施形態清掃車のバケットの平面図である。
【図3】同バケットの内部構造を示した側面説明図であ
る。
【図4】同バケット内のスクリーニング機構の一部切欠
き斜視図である。
【図5】バケットにて汚染海浜の土砂類を掬い取る状態
を示した側面説明図である。
【図6】バケット内のスクリーニング機構によって図5
の土砂類をサイズ選別する状態を示した側面説明図であ
る。
【図7】選別された大径物のゴミ等をバケットのエッジ
部先端から排出する状態を示した側面説明図である。
【図8】選別された中径物の重油粒をバケット底部の排
出口から排出する状態を示した側面説明図である。
【符号の説明】
S 土砂類 Sa 砂 Sb 塊状物(中径物) Sc ゴミ等(大径物) 1 車体 2 走行部 3 バケット 31 排出口 32 エッジ部 33 仮溜めチャンバー 4 バケット揺動部 41 取付フレーム 42 枢支部 43 アーム 44 枢支部 45 シリンダ 46 プランジャ 47 連接バー 5a 第1バイブレーティング・スクリーン 5b 第2バイブレーティング・スクリーン 51 大目スクリーン 52 小目スクリーン 53 バイブレータ 54 大目スクリーン用取付ベース 55 小目スクリーン用取付ベース 55a フランジ 56 バイブレータ用取付ベース 57 ベース連結部 6 駆動部 61 発電機 62 操作ペダル 63 開閉器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 塩嶋 保二 石川県金沢市大場町869 Fターム(参考) 2D012 BA05 2D026 EA00 3E024 AA02 BA10 CA20 CB10 DA04 DB06 DC10 EA02 FA01 GA01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扛揚および接地自在な土砂掬い取りバケ
    ットを備えた砂上走行車両であって、前記バケットには
    掬い取った土砂類を砂、塊状物、ゴミ等にサイズ選別す
    るスクリーニング機構、および選別された砂、塊状物、
    ゴミ等を各別に排出する分別排出機構が設けられている
    ことを特徴とする海浜清掃車。
  2. 【請求項2】 スクリーニング機構で選別される砂、塊
    状物、ゴミ等がバケットの傾動操作により選別サイズに
    従って順次各別に排出できる分別排出機構を具備してい
    る請求項1記載の、海浜清掃車。
  3. 【請求項3】 スクリーニング機構として、バケットの
    上部にエッジ部に向けて配設された大径物を選別する第
    1バイブレーティング・スクリーンと、このバイブレー
    ティング・スクリーンを通して篩落とされる土砂類の中
    から中径物と砂とを篩分ける第2バイブレーティング・
    スクリーンとを少なくとも装備し、分別排出機構とし
    て、当該バケットのエッジ部が相対的に高くなるように
    後傾動作させることによって第2バイブレーティング・
    スクリーンから篩落とされた砂をバケット底部から排出
    する排出口と、当該バケットをエッジ部方向に前傾動作
    させることによって第1バイブレーティング・スクリー
    ンで選別された大径物をエッジ部先端から排出せしめる
    バケット揺動部と、前記大径物をエッジ部先端から排出
    する際の前傾動作時に前方へ傾動する中径物を当該バケ
    ットの前部に保持し、同バケットが後傾動作をしたとき
    に中径物を前記排出口へ傾動させて排出を許容する仮溜
    めチャンバーとを有することを特徴とする請求項1又は
    2記載の、海浜清掃車。
  4. 【請求項4】 バケットの後部に高レベル位置に配設さ
    れた大サイズ網目の大目スクリーンと;この大目スクリ
    ーンの下側に対向的に内装された砂サイズの物体を篩落
    とし可能な小サイズ網目の小目スクリーンと;これら大
    目および小目スクリーンの双方に振動を与えるバイブレ
    ータとにより第1および第2のバイブレーティング・ス
    クリーンが構成される請求項1〜3の何れか一つに記載
    の、海浜清掃車。
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