JP2000044032A - 曲げ加工装置、曲げ加工物搬送装置及び曲げ加工物搬送システム - Google Patents

曲げ加工装置、曲げ加工物搬送装置及び曲げ加工物搬送システム

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JP2000044032A
JP2000044032A JP10215990A JP21599098A JP2000044032A JP 2000044032 A JP2000044032 A JP 2000044032A JP 10215990 A JP10215990 A JP 10215990A JP 21599098 A JP21599098 A JP 21599098A JP 2000044032 A JP2000044032 A JP 2000044032A
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bent
bending
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conveyor
bent article
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JP10215990A
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Teruki Nishimura
輝樹 西村
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Amada Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 曲げ加工物を曲げ立ち上がり部が倒れないよ
うに支持しながら、曲げ加工装置から次行程の位置まで
自動的に搬送できる曲げ加工物搬送システムを提供す
る。 【解決手段】 曲げ加工装置1は、板状の素材Wを曲げ
加工し、搬出コンベア13によって曲げ加工物Sを曲げ
加工物搬送装置3に対して搬出する。この際、搬出サポ
ートバー49によって曲げ加工物Sの曲げ立ち上がり部
を倒れないように支持しながら曲げ加工物搬送装置3側
へ搬出する。曲げ加工物搬送装置3は、台車53によっ
て曲げ加工装置1の曲げ加工物搬出位置と次行程の位置
との間を移動し、曲げ加工物Sを搬送する。この際、ク
シ刃状の搬送サポートバー69によって曲げ加工物Sの
曲げ立ち上がり部を倒れないように支持しながら、曲げ
加工物Sを次行程の位置まで搬送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、曲げ加工装置、曲
げ加工物搬送装置及び曲げ加工物搬送システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、図10に示すように曲げ加工装置
101により曲げ加工された曲げ加工物Sは、立ち上が
り部が倒れる恐れがあって、コンベアを用いて自動搬送
することができなかった。それで、人手によって曲げ加
工装置101から排出し、次行程の位置まで搬送してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来の搬送方法では、これに使用される装置は安価であ
るが次行程の位置までの作業の自動化ができず、作業者
にかかる負担が大きいという問題点があった。
【0004】また、曲げ加工された曲げ加工物Sの曲げ
立ち上がり部が長くなると、曲げ加工装置101から排
出したり次行程の位置まで搬送したりする際に、その立
ち上がり部が倒れる恐れがあるという問題点もあった。
【0005】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
なされたもので、曲げ加工物を曲げ立ち上がり部が倒れ
ないように支持しながら、曲げ加工装置から次行程の位
置まで自動的に搬送できる曲げ加工物搬送装置を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の曲げ加
工装置は、曲げ加工物を搬出する搬出コンベアと、前記
搬出コンベアの曲げ加工物の搬出方向に延伸し、当該曲
げ加工物の曲げ立ち上がり部の対向距離に応じて広狭対
向幅の調整可能な搬出サポートバーとを備えたものであ
る。
【0007】請求項1の発明の曲げ加工装置では、曲げ
加工を終了した曲げ加工物に対してその曲げ立ち上がり
部の対向距離に合わせて対向幅を調整した搬出サポート
バーにより、曲げ加工物をその曲げ立ち上がり部を両側
から倒れないように支持しながら搬出コンベアによって
搬出口側へ搬出し、そこに位置する曲げ加工物搬送装置
に受け渡すことができる。
【0008】請求項2の発明の曲げ加工物搬送装置は、
板材の曲げ加工を行う曲げ加工装置の加工物搬出位置と
当該曲げ加工された曲げ加工物に対する次行程の位置と
の間で移動が可能な台車と、当該台車上において、前記
曲げ加工装置から搬出されてくる前記曲げ加工物の搬入
方向に延伸し、当該曲げ加工物の曲げ立ち上がり部が入
り込めるようにクシ刃状に列設された搬送サポートバー
とを備えたものである。
【0009】請求項2の発明の曲げ加工物搬送装置で
は、曲げ加工装置の搬出口から排出されて来る曲げ加工
物を受け入れるとき、搬送サポートバーがクシ刃状に列
設されているので、曲げ加工物の曲げ立ち上がり部間の
対向距離が広狭いずれであってもいずれかの位置の搬送
サポートバーによってその間が立ち上がり部を倒れない
ように支持することができ、こうして搬送サポートバー
によって曲げ立ち上がり部を支持した状態で台車によっ
て曲げ加工装置の排出位置から次工程の位置まで曲げ加
工物を移動し、そこで排出することができる。
【0010】請求項3の発明の曲げ加工物搬送システム
は、請求項1の発明の曲げ加工装置と、請求項2の発明
の曲げ加工物搬送装置とから成るものであり、曲げ加工
装置によって曲げ加工された曲げ加工物を当該曲げ加工
装置の搬出口から曲げ加工物搬送装置の搬入口に受け渡
し、これを次工程の位置まで自動的に搬送することがで
き、しかも曲げ加工装置から曲げ加工物搬送装置への曲
げ加工物の受け渡し中も、曲げ加工物搬送装置による曲
げ加工物の搬送中もその曲げ立ち上がり部を搬出サポー
トバーや搬送サポートバーによって支持しておくことが
でき、曲げ加工物の曲げ立ち上がり部が倒れないように
して安全に搬出、搬送することができる。
【0011】請求項4の発明は、請求項2に記載の曲げ
加工物搬送装置において、さらに、前記曲げ加工物の搬
入コンベアを備えたものであり、曲げ加工装置から搬出
コンベアで搬出されて来る曲げ加工物を当該曲げ加工物
搬送装置内に円滑に搬入することができる。
【0012】請求項5の発明は、請求項2に記載の曲げ
加工物搬送装置において、さらに、前記曲げ加工物の排
出方向を変えるための転回機構を備えたものであり、次
工程の位置まで搬送された曲げ加工物の作業者の作業が
しやすい方向から排出することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて説明する。図1は本発明の曲げ加工物搬送シス
テムの第1の実施の形態の正面図、図2はその左側面
図、図3はその平面図、図4はその概略図である。この
実施の形態の曲げ加工物搬送システムは主として、板状
の素材Wを曲げ加工する曲げ加工装置1と、曲げ加工装
置1によって加工された曲げ加工物Sを次行程の位置ま
で搬送する曲げ加工物搬送装置3とで構成される。
【0014】曲げ加工装置1は、床面に立設した複数の
柱脚5によって水平に支持されたテーブル状の台座7
と、台座7の一方の上面端に短辺方向(図3におけるY
方向)に延伸して設置された固定ヘッド9と、台座7の
上面の固定ヘッド9の内側にこれと並列に延伸し、台座
7の長辺方向(図3におけるX2方向)に移動自在に設
置されている可動ヘッド11と、台座7の上面の固定ヘ
ッド9と可動ヘッド11の間に設置され、曲げ加工物S
を移動軸Y方向に移動しこれを搬送装置3に搬出する搬
出コンベア13とを備えている。搬出コンベア13の両
側にはコンベア昇降用シリンダ14が設置されており、
このコンベア昇降用シリンダ14のピストンロッド15
の伸縮により搬出コンベア13が垂直Z方向に昇降する
ように、ピストンロッド15の先端部と搬出コンベア1
3の端部が連結されている。
【0015】可動ヘッド11にはヘッド移動モータ16
が設けられ、これを駆動することによって可動ヘッド1
1がX2方向に移動するように、ヘッド移動モータ16
の出力軸のピニオンが台座7の上面にX2方向に延伸し
て設けられたラック17と噛み合っている。可動ヘッド
11の固定ヘッド9に対する反対側には板状の素材Wを
載置するテーブル19が設置されている。
【0016】固定ヘッド9と可動ヘッド11の双方は、
台座7の上面の搬出コンベア13の搬出口とは反対側の
端部に立設している基部21と、基部21に垂直Z方向
に昇降自在に支持され、水平Y方向に延伸したクランプ
ビーム23と、このクランプビーム23の下端部に垂設
されたクランプビーム昇降用シリンダ27とを備えてい
る。クランプビーム昇降用シリンダ27のピストンロッ
ド25の上端部はクランプビーム23の基部21側の下
端部に取り付けられており、このピストンロッド25を
伸縮させることによってクランプビーム23が昇降する
ようになっている。
【0017】図5はクランプビーム23に附属する曲げ
加工手段の正面詳細図、図6はその側面詳細図である。
図5、図6のそれぞれに示すように、クランプビーム2
3の下部にはトップダイ29が揺動自在に枢着され、ク
ランプビーム23に沿って設けられている。クランプビ
ーム23の基部21側の端部にはトップダイ昇降用シリ
ンダ31が揺動可能に取り付けられている。このトップ
ダイ昇降用シリンダ31のピストンロッド33の先端部
にはトップダイ29の上端部に突設した支点部材35が
揺動可能に取り付けられており、このピストンロッド3
3の伸縮によってトップダイ29を適宜な角度に調整で
きるようになっている。トップダイ29の下方にはこれ
と平行にボトムダイ37が設けられており、トップダイ
29を下降させることによってボトムダイ37との間で
素材Wを挟み、これを水平に固定できるようになってい
る。
【0018】また図1〜図4それぞれに示すように、ボ
トムダイ37の外側にはこれと同じ方向に延びるベンド
ビーム39が設けられており、このベンドビーム39は
ボトムダイ37の両端部に設けられたフレーム41に、
ボトムダイ37の外側の上端部を支点にして回転できる
ように取り付けられている。ベンドビーム39の下部に
は、柱脚5に揺動可能に支持されているベンドビーム駆
動用シリンダ43のピストンロッド45が取り付けられ
ている。そしてこのピストンロッド45を伸長させるこ
とによって、固定ヘッド9側のベンドビーム39は図2
に示す回転方向aに、可動ヘッド11側のベンドビーム
39は同図に示す回転方向bにそれぞれ回転するように
なっている。
【0019】ベンドビーム39の外側にはそれぞれ2本
の曲げサポートバー47が支持面に対して垂直に取り付
けられており、これらの曲げサポートバー47はピスト
ンロッド45の伸縮によるベンドビーム39の回転に伴
って、水平方向から垂直方向まで旋回するようになって
いる。また、基部21の上方にはプレート48を介して
搬出サポートバー49が旋回可能に取り付けられてお
り、基部21の搬出サポートバー49の下方にはピスト
ンシリンダ50が設けられている。そしてこのピストン
シリンダ50のピストンロッド51の伸縮によって搬出
サポートバー49が垂直方向から水平方向まで旋回する
ように、ピストンロッド51の先端部がプレート48の
下端部に取り付けられている。
【0020】曲げ加工物搬送装置3は、曲げ加工装置1
の曲げ加工物搬出位置から次行程の位置まで水平X2方
向と平行な水平X1方向に沿って床面に平行に敷設され
た一対のレール52上を移動する台車53を備えてい
る。台車53の下部の四隅に突設した支持部材55に
は、水平X1方向と直交する方向に延伸して並列してい
る車軸57が回転自在に取り付けられており、それぞれ
の車軸57の両端部には車輪59が取り付けられてい
る。台車53の下部には車軸57を回転駆動できるよう
に台車移動モータ61が設置されている。
【0021】台車53の上面には搬入コンベア63が、
曲げ加工物Sを曲げ加工装置1の搬出コンベア13の搬
出方向であるY方向に搬入できるように設けられてい
る。搬入コンベア63の下部にはコンベア昇降用シリン
ダ64が設置されており、このコンベア昇降用シリンダ
64のピストンロッド65の伸縮によって搬入コンベア
63が昇降する。
【0022】台車53の曲げ加工装置1とは反対側の端
辺の上方には背梁66が設けられており、この背梁66
の両端部はそれぞれ台車53の二隅に立設された支柱6
7によって支持されている。また、背梁66には搬入コ
ンベア63の上方で水平Y方向に延びる、クシ刃状の搬
送サポートバー69が設けられている。
【0023】なお、曲げサポートバー47、搬出サポー
トバー49、クシ刃状の搬送サポートバー69それぞれ
には、曲げ加工物Sに傷が付かないようにプラスチック
系の保護レールが取り付けられている。
【0024】次に、本実施の形態の曲げ加工物搬送シス
テムの動作について説明する。まず、曲げ加工装置1の
動作を説明する。可動ヘッド11のボトムダイ37の外
側から固定ヘッド9のボトムダイ37の外側までの寸法
が板状の素材Wの曲げ加工後の底面寸法になるように、
ヘッド移動モータ16を駆動して可動ヘッド11をX2
軸方向に移動位置決めする。そしてテーブル19の上に
載置しておいた素材Wを両ボトムダイ37上の適宜な位
置に搬入する。
【0025】次に図7(a)に示すように、可動ヘッド
11と固定ヘッド9とのそれぞれにおいて、トップダイ
昇降用シリンダ31のピストンロッド33を短縮してト
ップダイ29の底面が水平になるように調整し、これと
同時にクランプビーム昇降用シリンダ27のピストンロ
ッド25も少しずつ短縮して、トップダイ29の底面が
ボトムダイ37との間で素材Wを挟み固定する位置まで
クランプビーム23を下降させる。
【0026】次いで図7(b)に示すように、ベンドビ
ーム駆動用シリンダ43のピストンロッド45を伸長し
て、ベンドビーム39をパスラインL下から上方に向か
ってほぼ90°回転させる。このとき固定ヘッド9側の
ベンドビーム39は回転方向aに、可動ヘッド11側の
ベンドビーム39は回転方向bにそれぞれ回転する。こ
れによって、ベンドビーム39は素材Wの下面の両方の
ボトムダイ37の外側からそれぞれの端までの部分を押
し上げて垂直になるまで曲げ加工する。そしてこのベン
ドビーム39に取り付けられている2本の曲げサポート
バー47は、素材Wのベンドビーム39によって押し上
げられた部分を倒れないように支持しながら水平方向か
ら垂直方向まで旋回する。
【0027】この後、ベンドビーム39、クランプビー
ム23、トップダイ29のそれぞれを上述した動作の逆
動作によって所定の位置、状態に戻す。この動作によっ
て曲げ加工物Sの曲げ立ち上がり部を支持していた曲げ
サポートバー47は水平状態に戻ることになる。
【0028】次いで図7(c)に示すように、ピストン
シリンダ50のピストンロッド51を伸長させることに
よって搬出サポートバー49を水平状態になるまで旋回
させ、これによって曲げ加工物Sの曲げ立ち上がり部を
倒れないように支持する。
【0029】次に、曲げ加工装置1のコンベア昇降用シ
リンダ14のピストンロッド15を伸長させ、搬出コン
ベア13を曲げ加工物Sの底面に密着する位置まで上昇
させる。さらに曲げ加工物搬送装置3のコンベア昇降用
シリンダ64のピストンロッド65も伸長させ、搬入コ
ンベア63を搬出コンベア13と同じ高さになるまで上
昇させる。次いで、図8(a)に示すように、搬出コン
ベア13と搬入コンベア63とを駆動させ、曲げ加工物
Sを曲げ加工装置1から曲げ加工物搬送装置3の台車5
3上に移送する。このとき曲げ加工物Sの曲げ立ち上が
り部は、搬出コンベア13上では搬出サポートバー49
によって支持されているが、搬入コンベア63上ではク
シ刃状に並列した搬送サポートバー69のうち、自身の
曲げ立ち上がり部間の対向距離とほぼ一致する間隔距離
にあるサポートバーの間に入り込み、これによって倒れ
ないように支持される。
【0030】曲げ加工物搬送装置3の台車53上に曲げ
加工物Sが搬入されたなら搬出コンベア13と搬入コン
ベア63とを停止させる。次に図8(b)に示すよう
に、台車53の台車移動モータ61を駆動することによ
って車輪59を回転させ、台車53をレール52上でX
1方向に次行程の位置まで移動させる。このとき台車5
3上の曲げ加工物Sは、サポートバー69によって曲げ
立ち上がり部を倒れないように支持された状態で搬送さ
れる。台車53が次行程の位置まで移動したならそこで
台車移動モータ61の駆動を止めて台車53を停止させ
る。曲げ加工物Sは、ここで作業者によって曲げ加工物
搬送装置3から取り出される。
【0031】台車53から曲げ加工物Sが排出されたな
ら、今度は台車移動モータ61を逆方向に駆動して、台
車53をレール52上で曲げ加工装置1の曲げ加工物搬
出位置まで復帰移動させ、次の曲げ加工物Sの搬送のた
めに待機させる。
【0032】このように、本実施の形態の曲げ加工物搬
送システムによれば、曲げ加工装置1によって板状の素
材Wを曲げ加工した後、曲げ加工物Sを人手によらずと
も自動的に曲げ加工装置1から次行程の位置まで曲げ加
工物搬送装置3によって搬送できる。また、曲げ加工物
Sをその曲げ立ち上がり部を倒れないように支持した状
態で、次行程の位置まで搬送できる。
【0033】図9は本発明の第2の実施の形態の概略図
である。この実施の形態の曲げ加工物搬送システムは、
曲げ加工物搬送装置3として、曲げ加工物Sの排出方向
を変えるための転回機構を備えたものを使用したことを
特徴としている。そのために例えば、台車53の上部を
水平方向に回転させる機構が採用される。これによって
次行程の位置で曲げ加工物Sを台車53から適宜な方向
に排出でき、作業効率を上げることができる。
【0034】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明の曲げ加工
装置によれば、曲げ加工を終了した曲げ加工物に対して
その曲げ立ち上がり部の対向距離に合わせて対向幅を調
整した搬出サポートバーにより、曲げ加工物をその曲げ
立ち上がり部を両側から倒れないように支持しながら搬
出コンベアによって搬出口側へ搬出し、そこに位置する
曲げ加工物搬送装置に受け渡すことができる。
【0035】請求項2の発明の曲げ加工物搬送装置によ
れば、曲げ加工装置の搬出口から排出されて来る曲げ加
工物を受け入れるとき、搬送サポートバーがクシ刃状に
列設されているので、曲げ加工物の曲げ立ち上がり部間
の対向距離が広狭いずれであってもいずれかの位置の搬
送サポートバーによってその間が立ち上がり部を倒れな
いように支持することができ、こうして搬送サポートバ
ーによって曲げ立ち上がり部を支持した状態で台車によ
って曲げ加工装置の排出位置から次工程の位置まで曲げ
加工物を移動し、そこで排出することができる。
【0036】請求項3の発明の曲げ加工物搬送システム
によれば、請求項1の発明の曲げ加工装置と、請求項2
の発明の曲げ加工物搬送装置とから成るので、曲げ加工
装置によって曲げ加工された曲げ加工物を当該曲げ加工
装置の搬出口から曲げ加工物搬送装置の搬入口に受け渡
し、これを次工程の位置まで自動的に搬送することがで
き、しかも曲げ加工装置から曲げ加工物搬送装置への曲
げ加工物の受け渡し中も、曲げ加工物搬送装置による曲
げ加工物の搬送中もその曲げ立ち上がり部を搬出サポー
トバーや搬送サポートバーによって支持しておくことが
でき、曲げ加工物の曲げ立ち上がり部が倒れないように
して安全に搬出、搬送することができる。
【0037】請求項4の発明の曲げ加工物搬送装置によ
れば、曲げ加工物の搬入コンベアを備えたので、曲げ加
工装置から搬出コンベアで搬出されて来る曲げ加工物を
当該曲げ加工物搬送装置内に円滑に搬入することができ
る。
【0038】請求項5の発明の曲げ加工物搬送装置によ
れば、曲げ加工物の排出方向を変えるための転回機構を
備えたので、次工程の位置まで搬送された曲げ加工物を
作業者の作業がしやすい方向から排出することができ、
作業効率をさらに改善させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の曲げ加工物搬送シ
ステムの正面図。
【図2】上記の実施の形態の側面図。
【図3】上記の実施の形態の平面図。
【図4】上記の実施の形態の概略図
【図5】上記の実施の形態に附属する曲げ加工手段の正
面詳細図。
【図6】上記の曲げ加工手段の側面詳細図。
【図7】上記の実施の形態の曲げ加工動作の説明図。
【図8】上記の実施の形態の曲げ加工物の搬出、搬送動
作の説明図。
【図9】本発明の第2の実施の形態の曲げ加工物搬送シ
ステムの平面概略図。
【図10】従来例の説明図。
【符号の説明】
W 素材 S 曲げ加工物 1 曲げ加工装置 3 曲げ加工物搬送装置 9 固定ヘッド 11 可動ヘッド 13 搬出コンベア 14 コンベア昇降用シリンダ 27 クランプビーム昇降用シリンダ 29 トップダイ 31 トップダイ昇降用シリンダ 37 ボトムダイ 39 ベンドビーム 43 ベンドビーム駆動用シリンダ 47 曲げサポートバー 49 搬出サポートバー 52 レール 53 台車 59 車輪 61 台車移動モータ 63 搬入コンベア 64 コンベア昇降用シリンダ 69 搬送サポートバー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 曲げ加工物を搬出する搬出コンベアと、
    前記搬出コンベアの曲げ加工物の搬出方向に延伸し、当
    該曲げ加工物の曲げ立ち上がり部の対向距離に応じて広
    狭対向幅の調整可能な搬出サポートバーとを備えて成る
    曲げ加工装置。
  2. 【請求項2】 板材の曲げ加工を行う曲げ加工装置の加
    工物搬出位置と当該曲げ加工された曲げ加工物に対する
    次行程の位置との間で移動が可能な台車と、当該台車上
    において、前記曲げ加工装置から搬出されてくる前記曲
    げ加工物の搬入方向に延伸し、当該曲げ加工物の曲げ立
    ち上がり部が入り込めるようにクシ刃状に列設された搬
    送サポートバーとを備えて成る曲げ加工物搬送装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の曲げ加工装置と、請求
    項2に記載の曲げ加工物搬送装置とから成る曲げ加工物
    搬送システム。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の曲げ加工物搬送装置に
    おいて、前記曲げ加工物の搬入コンベアを備えて成る曲
    げ加工物搬送装置。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載の曲げ加工物搬送装置に
    おいて、前記曲げ加工物の排出方向を変えるための転回
    機構を備えて成る曲げ加工物搬送装置。
JP10215990A 1998-07-30 1998-07-30 曲げ加工装置、曲げ加工物搬送装置及び曲げ加工物搬送システム Pending JP2000044032A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101536080B1 (ko) * 2014-10-14 2015-07-10 차재욱 강판 절곡 장치
JP2016128179A (ja) * 2015-01-09 2016-07-14 株式会社アマダホールディングス 板材ストック装置
CN114054258A (zh) * 2022-01-07 2022-02-18 佛山市中研非晶科技股份有限公司 工件的转移机构及传输装置及喷涂***

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KR101536080B1 (ko) * 2014-10-14 2015-07-10 차재욱 강판 절곡 장치
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