JP2000043769A - 塗装ラインのワーク搬送システム及びその構成装置 - Google Patents

塗装ラインのワーク搬送システム及びその構成装置

Info

Publication number
JP2000043769A
JP2000043769A JP10215488A JP21548898A JP2000043769A JP 2000043769 A JP2000043769 A JP 2000043769A JP 10215488 A JP10215488 A JP 10215488A JP 21548898 A JP21548898 A JP 21548898A JP 2000043769 A JP2000043769 A JP 2000043769A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
attachment
rail
conveyor rail
furnace
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10215488A
Other languages
English (en)
Inventor
Mikio Murachi
知 幹 夫 村
Koji Shakubo
浩 二 舎久保
Kouo Yamamoto
本 高 櫻 山
Michio Taniguchi
口 道 夫 谷
Shinji Tomitaka
高 晋 二 冨
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Trinity Industrial Corp
Original Assignee
Trinity Industrial Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Trinity Industrial Corp filed Critical Trinity Industrial Corp
Priority to JP10215488A priority Critical patent/JP2000043769A/ja
Publication of JP2000043769A publication Critical patent/JP2000043769A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
  • Spray Control Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 台車に載せて搬送されるワークのコンベアレ
ールからの搬送高さが所定の位置で変更される塗装ライ
ンで、ワークを載せ換えることなく一種類の台車で搬送
可能にする。 【解決手段】 コンベアレール(3) を走行するベース(2
B)に、伸縮可能な支柱(2P)を介して、ワーク(W) を支持
するアタッチメント(2A)が昇降可能に取り付けられた台
車(2) を用いているので、搬送中にワーク(W) の搬送高
さを変更させたい場合、例えば、塗装ブース(4) のよう
に低い位置で搬送させたい場合はアタッチメント(2A)を
低く位置させ、炉外搬送を行う乾燥炉(5) のように高い
位置で搬送させたい場合は、コンベアレール(3) に沿っ
て敷設された補助レール(6) によりアタッチメント(2A)
を所定の高さまで案内して支柱(2P)を伸縮できる。これ
により、コンベアレール(3) からの搬送高さが所定の位
置で変更される塗装ラインでも、ワーク(W) を一種類の
台車(2) で搬送でき、載せ換える必要もない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワークを台車に載
せて搬送する際に、コンベアレールからの搬送高さが所
定の位置で変更される塗装ラインのワーク搬送システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車ボディなどの塗装ラインにおいて
は、コンベアの台車にワーク(被塗物)となる自動車ボ
ディを載せて搬送しながら塗装を行い、塗装終了後、ワ
ークを台車に乗せたまま高温の乾燥炉に搬入して塗膜の
焼付乾燥を行っているので、途中でワークを載せ換える
手間もなく、連続的に塗装,乾燥が行われる。
【0003】 しかし、ワークを搬送するコンベアの台
車は、炉外から炉内に入り、再び炉外へ出ていくように
走行し、乾燥炉の運転中は、室温の台車が次々と搬入さ
れて炉内の熱を奪い、その熱を炉外に持ち出すので、そ
の分、熱効率が低くなり、ランニングコストが嵩む。ま
た、炉外を走行している間に台車に付着した塵埃が炉内
に持ち込まれ易いだけでなく、台車のローラや駆動機構
などの機械的可動部分が炉内に配設されているので炉内
で塵埃が発生し易い。
【0004】 このため、本出願人は、ワークを搬送す
るコンベアの機械的可動部分を炉外に配した乾燥炉の炉
外搬送システムを提案した(特開平8−155372号
公報参照)。この炉外搬送システムは、炉外床下にコン
ベアレールを敷設すると共に、ワークを載置するアタッ
チメントとコンベアレール上を走行するベースを所要高
さの支柱を介して上下に分離して形成した炉外搬送用台
車を用いて、前記支柱を乾燥炉の床壁に形成したスリッ
トから炉内に貫装してアタッチメントに載置したワーク
を炉内で移動できるようにしたものである。このように
すれば、炉内にコンベアの機械的可動部分がないため、
熱効率にも優れ、また、塵埃が持ち込まれたり発生する
こともない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、炉外搬
送用台車は、支柱を介してアタッチメントとベースが上
下に分離されており、アタッチメント位置が通常の台車
よりも高いので、塗装ブース内を走行させるとワークの
位置が高くなってしまい、全高の高いワークはその上端
側が塗装ロボットの塗装可能な高さを超え、既設の塗装
設備では塗装できなくなるという問題があった。
【0006】 したがって、塗装ラインに炉外搬送シス
テムを備えた乾燥炉を設置する場合は、塗装ブースのコ
ンベアと乾燥炉の炉外搬送用のコンベアを切り離して別
々の台車で搬送せざるを得ない。この場合、塗装ブース
で塗装が終了した後、塗膜が未乾燥のままの状態で、炉
外搬送システムのコンベアにワークを載せ換える必要を
生じ、誤って塗膜に触ったりゴミが付着したりして塗装
不良を生じやすいだけでなく、自動的にワークの載せ換
えを行うオートトラバーサ等を導入しなければならず設
備費も嵩むという問題があった。
【0007】 そこで本発明は、塗装ラインに炉外搬送
システムを備えた乾燥炉を設置するような場合でも、塗
装ブースのコンベアから乾燥炉のコンベアへ載せ換える
必要がなく、また、炉外搬送用台車を用いて塗装ブース
内でワークを搬送する場合でも、既設の塗装設備でワー
クを塗装できるようにすることを技術的課題としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明は、台車に載せて搬送されるワークのコンベ
アレールからの搬送高さが所定の位置で変更される塗装
ラインのワーク搬送システムであって、前記台車は、ワ
ークを載置するアタッチメントが、コンベアレールを走
行するベースに、上下方向に伸縮可能な支柱を介して昇
降可能に取り付けられ、ワークの搬送高さを変更する所
定の位置には、前記アタッチメントを任意の高さに案内
して支柱を伸縮させる補助レールが、前記コンベアレー
ルに沿って敷設されたことを特徴としている。
【0009】 本発明によれば、コンベアラインを走行
するベースにワークを支持するアタッチメントが昇降可
能に取り付けられた台車を用いているので、搬送中にワ
ークの搬送高さを変更させたい場合、例えば、塗装ブー
スのように低い位置で搬送させたい場合はアタッチメン
トを低く位置させ、炉外搬送を行う乾燥炉のように高い
位置で搬送させたい場合はアタッチメントを高く位置さ
せて搬送できる。
【0010】 即ち、塗装ブース内を走行するときは、
支柱を収縮させたまま搬送すれば、アタッチメントは低
い位置に維持されるので、全高の高いワークを搬送する
ときでも、その上端部が塗装ロボットの塗装可能な高さ
を超えて塗装不能に陥ることがなく、既設の塗装ブース
で塗装する場合も今までの塗装設備をそのまま使用して
塗装を行うことができる。
【0011】 次いで、塗装終了して乾燥炉に搬入され
ると、乾燥炉内には、アタッチメントを昇降させる補助
レールが敷設されている。この補助レールは、台車の進
入に伴って前記アタッチメントを床上まで押し上げるこ
とにより支柱を伸長させた後、アタッチメントを床上の
高さに維持し、台車の退出に伴って前記アタッチメント
を元の位置に降ろすことにより支柱を収縮させるように
成され、例えば、乾燥炉入口には上向傾斜部,入口から
出口に至るまでは平行部,乾燥炉出口には下向傾斜部が
形成されている。
【0012】 これにより、台車が乾燥炉内に進入され
ると、その進行方向の駆動力によって他の駆動源を用い
ることなく、アタッチメントが床上高さまで上昇されて
支柱が伸長し、その支柱が床壁に形成されたスリットに
貫通されて、炉外搬送を行うことができる。このよう
に、台車に取り付けられたアタッチメントの高さが調節
できるので、塗装ブースも、炉外搬送システムを備えた
乾燥炉も、同一の台車を用いて搬送することができ、し
たがって、ワークを載せ換える手間や作業が一切不要に
なり、設備費を軽減できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて具体的に説明する。図1は本発明に係る塗装
ラインのワーク搬送システムを示す説明図、図2はその
塗装ラインに設けた塗装ブースの正面図、図3はその塗
装ラインに設けた乾燥炉の正面図、図4は本発明に係る
他の塗装ラインのワーク搬送システムを示す説明図、図
5はそのストッパの動作を示す説明図である。
【0014】 図1に示すワーク搬送システム1は、台
車2に載せて搬送されるワークWのコンベアレール3か
らの搬送高さを所定の位置で変更するもので、本例で
は、塗装ロボットTRで塗装を行う塗装ブース4から乾
燥炉5までワークWを台車2に載せたまま載せ換えるこ
となく搬送し、乾燥炉5内でワークWの搬送高さを高く
するように成されている。
【0015】 台車2は、コンベアレール3を走行する
ベース2Bに、ワークWを載置するアタッチメント2A
が、上下方向に伸縮可能なシリンダ型の支柱2Pを介し
て取り付けられ、前記アタッチメント2Aには、後述す
る補助レール6の案内面6aに接して当該アタッチメン
ト2Aを昇降させるローラ(接触体)7…が設けられて
いる。
【0016】 乾燥炉5は、炉本体5Aの床下にコンベ
アレール3が敷設されると共に、炉本体5Aの床壁5F
にワークWの搬送方向に沿って前記台車2の支柱2Pを
貫通させるスリット5Sが形成されて成る。また、炉本
体5A内には、乾燥炉5の入口5in側に形成された上向
傾斜部6Uと、入口5in側から出口5out 側に至るまで
の間にコンベアレール3と平行に形成された平行部6H
と、出口5out 側に形成された下向傾斜部6Dからなる
補助レール6が敷設されている。この補助レール6は、
台車2の進入に伴って上向傾斜部6Uで前記アタッチメ
ント2Aを床上まで押し上げて支柱2Pを伸長させた
後、平行部6Hで前記アタッチメント2Aを床上の高さ
に維持し、台車2が進出するときに下向傾斜部6Dで前
記アタッチメント2Aを元の高さまで降ろして支柱2P
を収縮させる。
【0017】 以上が本発明の一例構成であって、次に
その作用を説明する。まず、塗装ブース4に搬入される
前は、台車2の支柱2Pは収縮されており、アタッチメ
ント2Aは最も低い位置にある。したがって、この状態
で、ワークWを台車2に載せて塗装ブース4内に搬入す
れば、全高の高いワークWを搬入するときでも、比較的
低い状態に維持できるので、その上端側が塗装ロボット
TRの塗装可能な範囲を超えることもない(図2参
照)。
【0018】 次いで、塗装ブース4での塗装が終了す
ると、ワークWは台車2に載せられたまま乾燥炉5へ搬
送される。そして、乾燥炉5の手前で、アタッチメント
2Aのローラ7が補助レール6の上向傾斜部6Uに案内
されて、アタッチメント2Aが床上高さまで押し上げら
れて支柱2Pが伸長される。この状態で、乾燥炉5に入
ると、図3に示すように、台車2のベース2Bは炉本体
5Aの床下に敷設されたコンベアレール3上を走行し、
アタッチメント2Aは炉本体5A内に敷設された補助レ
ール6の平行部6Hに支持されて炉本体5A内を移動す
る。そして、乾燥炉5から出るときに、アタッチメント
2Aのローラ7は補助レール6の下向傾斜部6Dに案内
されて、アタッチメント2Aが元の高さまで降ろされ
る。
【0019】 このように、塗装ラインに沿ってワーク
Wを台車2に載せて走行させるだけで、台車2のアタッ
チメント2Aは補助レール6に案内されて昇降さされる
ので、別途昇降駆動装置も必要なく、極めて簡単な構成
でワークWのコンベアレール3からの搬送高さを簡単に
調節することができる。
【0020】 なお、上述の説明では、補助レール6と
して、出口5out に下向傾斜部6Dを設けた場合につい
て説明したが、アタッチメント2Aを高い状態に維持し
たまま次の工程へ移送する場合は、その次工程まで平行
部6Hを延設し、アタッチメント2Aを元の高さに下ろ
す位置に下向傾斜部6Dを設ければよい。
【0021】 図4は、本発明に係る他のワーク搬送シ
ステム11を示す。なお、図1〜3と共通する部分につ
いては同一符号を付して詳細説明は省略する。本例の台
車2は、コンベアレール3を走行するベース2Bに、ワ
ークWを載置するアタッチメント2Aが上下に伸縮可能
な支柱2Pを介して取り付けられると共に、支柱2Pが
伸長した状態で当該支柱2Pを収縮不能に固定するスト
ッパ2Sが設けられている。
【0022】 この支柱2Pは、ベース2Bに固定され
た外筒12と、この外筒12内を上下に昇降する昇降ロ
ッド13からなる。一方、ストッパ2Sは、例えば、外
筒12内を横切って台車2の進行方向左右にスライドす
る係止板14に、昇降ロッド13の下端部を支える係止
部15Aと、昇降ロッド13を挿通する透孔部15Bが
設けられている。そして、昇降ロッド13を伸長させた
状態で、係止板14を左右にスライドさせて係止部15
Aを外筒12内に位置決めすることにより昇降ロッド1
3は収縮不能に固定され、透孔部15Bを外筒12内に
位置決めすることによりストッパ2Sが解除されて昇降
ロッド13は収縮可能になる。
【0023】 乾燥炉5の入口5in側には、上向傾斜部
6Uとこれに続くコンベアレール3と平行な平行部6H
とからなる補助レール6inが敷設され、出口5out 側に
は、平行部6Hとこれに続く下向傾斜部6Dからなる補
助レール6out が敷設されている。また、乾燥炉5の入
口5in側と出口5out 側には、前記ストッパ2Sの係止
板14を左右にスライドさせる固定カムレール16R,
16Lが、前記補助レール6in,6out に沿って敷設さ
れている。
【0024】 入口5in側の固定カムレール16Rは、
台車2が乾燥炉5に入るときに補助レール6inによりア
タッチメント2Aが床上まで押し上げたられた状態で、
係止板14の右端部14Rに当接されて当該係止板14
を進行方向左側へスライドさせ、係止部15Aが外筒1
2内に位置決めされ、支柱2Pを収縮不能に固定するよ
うに成されている。
【0025】 また、出口5out 側の固定カムレール1
6Lは、台車2が乾燥炉5から出るときに補助レール6
out によりアタッチメント2Aを床上に維持されている
状態で、係止板14の左端部14Lに当接されて当該係
止板14を進行方向右側へスライドさせ、透孔部15B
が外筒12内に位置決めされ、ストッパ2Sを解除する
ように成されている。したがって、その後、アタッチメ
ント2Aは補助レール6out の下向傾斜部6Dにより元
の高さまで下ろされて、支柱2Pが収縮する。
【0026】 このようにすれば、台車2の走行に伴
い、乾燥炉5に入るときに補助レール6inにより支柱2
Pが伸長されると、固定カムレール16Rによりストッ
パ2Sが操作されて支柱2Pが収縮不能に固定されるの
で、その後は、補助レールでアタッチメント2Aを支持
することなくその高さに維持できる。また、台車2が乾
燥炉5から出るときに、固定カムレール16Lによりス
トッパ2Sが解除されるので、その後は、補助レール6
out でアタッチメント2Aが元の高さに降ろされる。し
たがって、入口5inと出口5out に補助レール6in,6
out を敷設すれば、その中間には、アタッチメント2A
の高さを維持するための補助レールを連続して設ける必
要がない。
【0027】 なお、上述の説明では、乾燥炉5の出口
5out にアタッチメント2Aを降ろすための補助レール
6out を設けた場合について説明したが、次の工程まで
アタッチメント2Aを高く維持したまま搬送する場合に
は、次の工程が終了する位置に補助レール6out を敷設
すればよい。さらに、図1及び図4に示す塗装ラインに
おいて、いずれも、乾燥炉5で搬送高さを変更する場合
について説明したが、本発明はこれに限らず、塗装ライ
ン中、搬送高さを変更する必要のある任意の位置に補助
レール6,6in,6out を敷設することによりアタッチ
メント2Aを任意の位置で昇降させることができる。
【0028】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、ワ
ークを支持するアタッチメントが、コンベアラインを走
行するベースに昇降可能に取り付けられているので、搬
送中にワークの搬送高さを変更させたい場合、例えば、
塗装ブースのように低い位置で搬送させる領域と、炉外
搬送を行う乾燥炉のように高い位置で搬送させる領域が
混在する塗装ラインでも、アタッチメントの位置を昇降
させることにより、同じコンベアで搬送することができ
るという効果がある。したがって、一種類の台車でワー
クを載せ換えることなく搬送することができ、既設の塗
装ブースで塗装する場合も塗装ブースの大規模な改造工
事を施す必要がなく、設備費を節約することができると
いう効果もある。しかも、アタッチメントは台車の移動
に伴って自動的に昇降するので、別途、アタッチメント
を昇降させるための駆動装置を設ける必要がないという
効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る塗装ラインのワーク搬送システ
ムを示す説明図。
【図2】 その塗装ラインに設けられた塗装ブースを示
す正面図。
【図3】 その塗装ラインに設けられた乾燥炉を示す正
面図。
【図4】 本発明に係る他の塗装ラインのワーク搬送シ
ステムを示す説明図。
【図5】 そのストッパの動作を示す説明図。
【符号の説明】
1・・・・ワーク搬送システム 2・・・・台車 2B・・・ベース 2A・・・アタ
ッチメント 2P・・・支柱 W・・・・ワー
ク 3・・・・コンベアレール 4・・・・塗装
ブース 5・・・・乾燥炉 5A・・・炉本
体 5F・・・床壁 5S・・・スリ
ット 5in・・・入口 5out ・・出口 6,6in,6out ・・補助レール 6a・・・案内
面 6U・・・上向傾斜部 6H・・・平行
部 6D・・・下向傾斜部 7・・・・ロー
ラ(接触体) 11・・・・ワーク搬送システム 2S・・・ス
トッパ 12・・・・外筒 13・・・・昇
降ロッド 14・・・・係止板 15A・・・係
止部 15B・・・透孔部 16R,16L
・・固定カムレール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山 本 高 櫻 愛知県豊田市柿本町一丁目9番地 トリニ ティ工業株式会社内 (72)発明者 谷 口 道 夫 愛知県豊田市柿本町一丁目9番地 トリニ ティ工業株式会社内 (72)発明者 冨 高 晋 二 愛知県豊田市柿本町一丁目9番地 トリニ ティ工業株式会社内 Fターム(参考) 3D114 AA06 BA01 CA10 DA05 DA07 DA09 4F035 AA03 CB03 CB12 CB13

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台車(2)に載せて搬送されるワーク
    (W)のコンベアレール(3)からの搬送高さが所定の
    位置で変更される塗装ラインのワーク搬送システムであ
    って、 前記台車(2)は、ワーク(W)を載置するアタッチメ
    ント(2A)が、コンベアレール(3)を走行するベース
    (2B)に、上下方向に伸縮可能な支柱(2P)を介して昇
    降可能に取り付けられ、 ワーク(W)の搬送高さを変更する所定の位置には、前
    記アタッチメント(2A)を任意の高さに案内して支柱
    (2P)を伸縮させる補助レール(6,6in,6out)が、
    前記コンベアレール(3)に沿って敷設されたことを特
    徴とする塗装ラインのワーク搬送システム。
  2. 【請求項2】 塗装ラインに沿って敷設されたコンベア
    レール(3)を走行するベース(2B)に、ワーク(W)
    を載置するアタッチメント(2A)が上下方向に伸縮可能
    な支柱(2P)を介して昇降可能に取り付けられ、前記ア
    タッチメント(2A)には、コンベアレール(3)に沿っ
    て配設された補助レール(6)の案内面(6a)に接して
    当該アタッチメント(2A)を昇降させる接触体(7)が
    設けられたことを特徴とする塗装ラインのワーク搬送台
    車。
  3. 【請求項3】 前記支柱(2P)が伸長されたときに、当
    該支柱(2P)を収縮不能に固定するストッパ(2S)を備
    えて成る請求項2記載の塗装ラインのワーク搬送台車。
  4. 【請求項4】 塗装ラインに沿って敷設されたコンベア
    レール(3)を走行するベース(2B)に、ワーク(W)
    を載置するアタッチメント(2A)が、上下方向に伸縮可
    能な支柱(2P)を介して昇降可能に取り付けられた台車
    (2)でワークを搬送しながら乾燥させる乾燥炉(5)
    であって、 炉本体(5A)の床下にコンベアレール(3)が敷設され
    ると共に、炉本体(5A)の床壁(5F)にワーク(W)の
    搬送方向に沿って前記台車(2)の支柱(2P)を貫通さ
    せるスリット(5S)が形成され、台車(2)が当該乾燥
    炉(5)に入るときに前記アタッチメント(2A)を床上
    まで押し上げて支柱(2P)を伸長させた後、前記アタッ
    チメント(2A)を床上の高さに維持する補助レール
    (6)が前記コンベアレール(3)に沿って敷設された
    ことを特徴とする乾燥炉。
  5. 【請求項5】 前記台車(2)が乾燥炉(5)に入ると
    きに前記アタッチメント(2A)を床上まで押し上げて支
    柱(2P)を伸長させた後、前記アタッチメント(2A)を
    床上の高さに維持し、台車(2)が乾燥炉(5)から出
    るときに前記アタッチメント(2A)を元の高さまで降ろ
    して支柱(2P)を収縮させる補助レール(6)が、前記
    コンベアレール(3)に沿って敷設されて成る請求項4
    記載の乾燥炉。
  6. 【請求項6】 塗装ラインに沿って敷設されたコンベア
    レール(3)を走行するベース(2B)に、ワーク(W)
    を載置するアタッチメント(2A)が、上下方向に伸縮可
    能な支柱(2P)を介して昇降可能に取り付けられると共
    に、支柱(2P)が伸長したときに当該支柱(2P)を収縮
    不能に固定するストッパ(2S)を備えた台車(2)でワ
    ーク(W)を搬送しながら乾燥させる乾燥炉であって、 炉本体(5A)の床下にコンベアレール(3)が敷設され
    ると共に、炉本体(5A)の床壁(5F)にワーク(W)の
    搬送方向に沿って前記台車(2)の支柱(2P)を貫通さ
    せるスリット(5S)が形成され、 乾燥炉(5)の入口(5in)側には、台車(2)が乾燥炉
    (5)に入るときに前記アタッチメント(2A)を床上ま
    で押し上げて前記ストッパ(2S)により支柱(2P)が固
    定されるまで当該支柱(2P)を伸長状態に維持する補助
    レール(6in)が、前記コンベアレール(3)に沿って敷
    設されたことを特徴とする乾燥炉。
  7. 【請求項7】 前記乾燥炉(5)の出口(5out)側には、
    台車(2)が乾燥炉(5)から出るときに支柱(2P)の
    ストッパ(2S)を解除した状態で前記アタッチメント
    (2A)を元の高さまで降ろして支柱(2P)を収縮させる
    補助レール(6out)が、前記コンベアレール(3)に沿
    って敷設されて成る請求項6記載の乾燥炉。
JP10215488A 1998-07-30 1998-07-30 塗装ラインのワーク搬送システム及びその構成装置 Pending JP2000043769A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10215488A JP2000043769A (ja) 1998-07-30 1998-07-30 塗装ラインのワーク搬送システム及びその構成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10215488A JP2000043769A (ja) 1998-07-30 1998-07-30 塗装ラインのワーク搬送システム及びその構成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000043769A true JP2000043769A (ja) 2000-02-15

Family

ID=16673224

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10215488A Pending JP2000043769A (ja) 1998-07-30 1998-07-30 塗装ラインのワーク搬送システム及びその構成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000043769A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1336553A3 (de) * 2002-02-14 2003-10-08 EISENMANN MASCHINENBAU KG (Komplementär: EISENMANN-Stiftung) Fördereinrichtung zum Fördern von Fahrzeugkarosserien
CN106166525A (zh) * 2016-05-04 2016-11-30 嘉兴敏惠汽车零部件有限公司 一种汽车部件全自动涂装生产线
DE102016216768A1 (de) * 2016-05-25 2017-11-30 Adient Luxembourg Holding S.à.r.l. Fertigungsvorrichtung
CN107635864A (zh) * 2015-05-09 2018-01-26 艾森曼欧洲公司 用于控制工件的温度的温控设备
JP2022516548A (ja) * 2019-01-11 2022-02-28 デュール システムズ アーゲー 移送装置、加工設備、対象を移送及び/又は加工する方法
EP3704001B1 (de) 2017-06-19 2022-11-23 Eisenmann GmbH Verfahren und fertigungsanlage zur herstellung von fahrzeugen und oberflächenbehandlungsanlage zur oberflächenbehandlung von fahrzeugkarosserien

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1336553A3 (de) * 2002-02-14 2003-10-08 EISENMANN MASCHINENBAU KG (Komplementär: EISENMANN-Stiftung) Fördereinrichtung zum Fördern von Fahrzeugkarosserien
US7097024B2 (en) 2002-02-14 2006-08-29 Eisenmann Maschinenbau, Kg (Komplementar: Eisenmann-Stiftung) Conveying device for conveying articles and use of such a conveying device
CN107635864A (zh) * 2015-05-09 2018-01-26 艾森曼欧洲公司 用于控制工件的温度的温控设备
CN106166525A (zh) * 2016-05-04 2016-11-30 嘉兴敏惠汽车零部件有限公司 一种汽车部件全自动涂装生产线
DE102016216768A1 (de) * 2016-05-25 2017-11-30 Adient Luxembourg Holding S.à.r.l. Fertigungsvorrichtung
DE102016216768B4 (de) 2016-05-25 2018-12-27 Adient Luxembourg Holding S.À R.L. Fertigungsvorrichtung
EP3704001B1 (de) 2017-06-19 2022-11-23 Eisenmann GmbH Verfahren und fertigungsanlage zur herstellung von fahrzeugen und oberflächenbehandlungsanlage zur oberflächenbehandlung von fahrzeugkarosserien
JP2022516548A (ja) * 2019-01-11 2022-02-28 デュール システムズ アーゲー 移送装置、加工設備、対象を移送及び/又は加工する方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4225066B2 (ja) 搬送設備
JP5206020B2 (ja) 搬送装置
JP2000043769A (ja) 塗装ラインのワーク搬送システム及びその構成装置
JPH08164349A (ja) 自動車塗装システム
JP2011047209A (ja) テールピース台車及び連続ベルトコンベアの延長方法
CN218538019U (zh) 一种货物接驳装置和货物输送***
CN110144232B (zh) 焦炉格子砖安装装置、移动平台以及施工方法
JPH08239046A (ja) 運搬台車
CN110015548B (zh) 物品收纳设备
JP2005280582A (ja) 台車搬送装置
JP3376383B2 (ja) 荷揚げ装置
JPH081278Y2 (ja) 重量物運搬装置
JP2008230720A (ja) 塗装設備用の物品保管装置
KR100219463B1 (ko) 이송대차의 위치 조정 구조
JPH0331198A (ja) 垂直搬送装置
JP2006232022A (ja) 搭載装置及び搭載方法
JPH10180169A (ja) 塗装設備及びこれに使用する塗装用乾燥設備
JP3052630B2 (ja) シールドトンネルのレール敷設装置
JP2511434Y2 (ja) パネル取付台車
JPH08218664A (ja) 平面往復式駐車設備
JPS5932579Y2 (ja) 転炉レンガ積装置の伸縮コンベア装置
JPH10297757A (ja) 搬送装置
JP2775206B2 (ja) ビル建設用資材搬送装置
JP2513129Y2 (ja) 自動塗装装置
JPH04347602A (ja) 離型剤散布装置を有する多段プレス

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20031215

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060515

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060530

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20061003