JP2000043236A - クリ―ム半田のスクリ―ン印刷方法 - Google Patents

クリ―ム半田のスクリ―ン印刷方法

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JP2000043236A
JP2000043236A JP11233832A JP23383299A JP2000043236A JP 2000043236 A JP2000043236 A JP 2000043236A JP 11233832 A JP11233832 A JP 11233832A JP 23383299 A JP23383299 A JP 23383299A JP 2000043236 A JP2000043236 A JP 2000043236A
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JP
Japan
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squeegee
screen mask
cream solder
substrate
screen
Prior art date
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Pending
Application number
JP11233832A
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English (en)
Inventor
Michinori Tomomatsu
道範 友松
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板のたわみに関係なくスキージを所定の接
地強さとアタック角でスクリーンマスクに接地させ、品
質の安定した印刷を基板に施すことができるクリーム半
田のスクリーン印刷方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 スキージ16aを保持するスキージホル
ダ18を、ピストン33のロッド34に結合する。ピス
トン33はシリンダ本体31に収納されている。チュー
ブ36を通してシリンダ本体31にエアを供給すると、
ピストン33はそのエア圧により押し下げられ、スキー
ジ16aはスクリーンマスク15に接地する。基板11
がたわみを有していても、スキージ16aは常に一定の
エア圧によりスクリーンマスク15に接地するので品質
の安定した印刷を行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子部品を半田付
けするためのクリーム半田を基板に印刷するためのクリ
ーム半田のスクリーン印刷方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子部品を半田付けするためのクリーム
半田は、一般に、スクリーン印刷装置により基板に塗布
される。図4は従来のクリーム半田のスクリーン印刷装
置の概略側面図である。1は基板であり、その上面には
スクリーンマスク2が配置されている。3はマスクホル
ダである。4はスキージであって、スキージホルダ5に
保持されている。スキージ4は樹脂などの弾性材にによ
り形成されており、基板1のたわみに追従して自由に屈
曲できるようにスキージホルダ5から下方へ長く延出し
ている。6はクリーム半田である。
【0003】したがってスキージ4をスクリーンマスク
2上を摺動させると、クリーム半田6はスクリーンマス
ク2に開孔されたパターン孔(図示せず)から基板1に
印刷される。印刷が終了した基板1は、コンベア(図示
せず)により次の工程へ搬送される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図4に示すように基板
1はたわみを有しており、スキージ4はこのたわみに追
従して屈曲しながらスクリーンマスク2上を摺動する。
なおスクリーンマスク2は、ステンレス薄板などの十分
な屈曲性を有する素材により形成されている。また図4
では、基板1のたわみは誇張して描いている。
【0005】図4において、基板1の高い位置上ではア
タック角(スキージ4のスクリーンマスク2に接地する
角度)θ1は小さく、基板1の低い位置上ではアタック
角θ2は大きい。このようにアタック角が変動すること
により、スキージ4のスクリーンマスク2に対する接地
強さも変動する。このように接地強さが変動すると、ス
クリーンマスク2上のクリーム半田6がパターン孔を通
ってスクリーンマスク2の底面へにじみ出し、にじみ出
したクリーム半田6が基板1の上面に転写されて基板1
を汚したり、印刷品質に変動をもたらしやすいという問
題点があった。
【0006】またスキージ4を交換したときは、スキー
ジ4の初期設定が行われる。この初期設定は、スキージ
4の押し込み量(下降量)を調整してスクリーンマスク
2に対する接地強さやアタック角を調整するものである
が、従来のスクリーン印刷装置では、スキージ4のヤン
グ率が不均一であるため、この初期設定作業に多大な時
間と労力を要するものであった。
【0007】したがって本発明は、基板のたわみに対応
して、スキージのスクリーンマスクに対する接地強さを
所定の大きさに保持することができ、またスキージの初
期設定を容易に行えるクリーム半田のスクリーン印刷方
法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、スキージを駆
動手段によりスクリーンマスク上を摺動させて、基板に
クリーム半田を印刷するようにしたクリーム半田の印刷
方法であって、流体圧付与手段により前記スキージに下
向きの流体圧を加えてスキージを一定の力で前記スクリ
ーンマスクに押し付け、且つ前記スキージが基板のたわ
みにならって上下動できるように、前記スキージが前記
スクリーンマスクに接地したときに、前記スキージの下
降限度を規定するために設けられたストッパとこのスト
ッパの基準面の間にすき間を確保して、前記スキージを
前記スクリーンマスク上を摺動させるようにした。
【0009】上記構成によれば、基板のたわみに関係な
く、スキージを所定の接地強さでスクリーンマスクに接
地させることができ、品質の安定したクリーム半田の印
刷を行うことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明の一実施の形態のク
リーム半田のスクリーン印刷装置の側面図、図2は同ス
キージの側面図、図3は同印刷ヘッドの断面図である。
【0011】図1において、11はクリーム半田12が
塗布される基板であり、基板ホルダ13に保持されてい
る。14は基板11をX方向、Y方向、θ(水平回転)
方向へ移動させる可動テーブルである。
【0012】基板11の上面上にはスクリーンマスク1
5が配置されている。スクリーンマスク15上には左右
一対のスキージ16a,16bが設けられており、クリ
ーム半田12はスキージ16aとスキージ16bの間に
投入されている。スクリーンマスク11の上方には水平
なホルダ17が設けられており、ホルダ17上には2個
の印刷ヘッド30a,30bが設けられている。
【0013】印刷ヘッド30a,30bの間にはクリー
ム半田の補給器21が設置されている。この補給器21
は吐出制御部23からの指令により、ノズル22からク
リーム半田12を吐出してスクリーンマスク15上に補
給する。ホルダ17の側部にはナット24が設けられて
いる。ナット24には送りねじ25が水平な姿勢で螺合
している。モータ26が正逆駆動して送りねじ25が正
逆回転すると、ナット24およびナット24と一体のホ
ルダ17は横方向へ往復摺動し、これによりスキージ1
6a,16bはスクリーンマスク15上を往復摺動す
る。27は装置全体を制御する制御部である。
【0014】図2において、スキージ16aはスキージ
ホルダ18に保持されている。スキージホルダ18の下
端部は、スキージ16aの進行方向(右方向)における
背面側の下部にまで長く延出している。このようにスキ
ージ16aの背面全面をスキージホルダ18で支えるこ
とにより、弾性材から成るスキージ16aがたわむのを
阻止し、スキージ16aが常に一定のアタック角θを保
持するようにしている。15aはスクリーンマスク15
に開孔されたパターン孔である。なお他方のスキージ1
6bも同様の構造によりスキージホルダ18に保持され
ている。
【0015】次に図3を参照して印刷ヘッド30aの構
造を説明する。なお他方の印刷ヘッド30bも同構造で
ある。この印刷ヘッド30aは、以下の述べるエアシリ
ンダから成る流体圧付与手段によりスキージ16aを上
下動自在に保持している。31はシリンダ本体であり、
その内部に垂直なシャフト32が貫通している。シャフ
ト32の下端部にはピストン33が結合されている。ピ
ストン33の下面にはロッド34が結合されており、ロ
ッド34の下端部にスキージホルダ18が結合されてい
る。
【0016】シャフト32の上端部はねじ部32aにな
っており、ナット35が螺着されている。シリンダ本体
31の上部はチューブ36によりバルブ38に接続され
ており、またその下部はチューブ37によりバルブ38
に接続されている。バルブ38は圧力制御部39を介し
てコンプレッサ40に接続されている。バルブ38、圧
力制御部39、コンプレッサ40は、シリンダ駆動部2
8を構成している。
【0017】チューブ36を通してシリンダ本体31の
上部にエアを供給すると、ピストン33は下降し、スキ
ージ16aはスクリーンマスク15の上面に押し付けら
れる。なおナット35がシリンダ本体31の上面に着地
することにより、スキージ16aの下降限度を規定す
る。本実施の形態では、スキージ16aが基板11のた
わみにならって上下に移動できるように、スキージ16
aがスクリーンマスク15上に接地したときにナット
(ストッパ)35の下端面とシリンダ本体31の上面
(基準面)にすき間Gが確保されるようにナット35の
位置を調節している。
【0018】チューブ37を通してシリンダ本体31の
下部にエアを供給するとピストン33は上昇し、スキー
ジ16aも上昇してスクリーンマスク15から離れる。
このような流体圧付与手段によれば、基板11のたわみ
に関係なく、スキージ16aをエア圧により常に所定の
強さでスクリーンマスク15の上面に押し付けることが
できる。なお本実施の形態では、エアシリンダを用いて
いるが、エア以外の他の流体を用いてスキージ16aに
流体圧を付与してもよいものである。
【0019】このクリーム半田のスクリーン印刷装置は
上記のように構成されており、次にその動作を説明す
る。図1において、左方のスキージ16aをスクリーン
マスク15上に接地させ、また右方のスキージ16bを
上方に退去させた状態で、モータ26を駆動してスキー
ジ16aを右方へ摺動させ、スクリーンマスク15のパ
ターン孔15aを通して基板11にクリーム半田12を
印刷する。印刷が終了したならば基板11をコンベア
(図示せず)により次の工程へ送り出す。次に新たな基
板11を基板ホルダ13上に位置させる。次に左方のス
キージ16aを上方へ退去させ、右方のスキージ16b
をスクリーンマスク15上に接地させ、その状態でモー
タ26を逆回転させ、スキージ16bを左方へ摺動させ
て、基板11にクリーム半田12を印刷する。
【0020】以上の動作が繰り返されることにより、基
板11に次々にクリーム半田12が印刷される。図3を
参照しながら説明したように、スキージ16a,16b
はシリンダ本体31に供給されたエア圧によりスクリー
ンマスク15に押し付けられているので、図4に示すよ
うに基板11にたわみがあっても、スキージ16a,1
6bは常に一定の力でスクリーンマスク15に押し付け
られる。また図2を参照して説明したように、スキージ
16a,16bはその背面全面をスキージホルダ18に
支持されて屈曲できないようになっており、したがって
基板11にたわみがあっても、アタック角θを一定に保
つことができる。以上のことから、スキージ16a,1
6bの接地強さとアタック角θは一定に保持されるので
品質の安定した印刷を行うことができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、基
板のたわみに関係なく、スキージを所定の接地強さとア
タック角でスクリーンマスクに接地させることができ、
品質の安定したクリーム半田の印刷を行うことができ
る。またスキージの交換時における押し込みが容易にな
るので、スキージの交換作業を迅速に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のクリーム半田のスクリ
ーン印刷装置の側面図
【図2】本発明の一実施の形態のクリーム半田のスクリ
ーン印刷装置のスキージの側面図
【図3】本発明の一実施の形態のクリーム半田のスクリ
ーン印刷装置の印刷ヘッドの断面図
【図4】従来のクリーム半田のスクリーン印刷装置の概
略側面図
【符号の説明】
11 基板 12 クリーム半田 15 スクリーンマスク 16a、16b スキージ 18 スキージホルダ 25 送りねじ 26 モータ 30a、30b 印刷ヘッド 31 シリンダ本体 33 ピストン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スキージを駆動手段によりスクリーンマス
    ク上を摺動させて、基板にクリーム半田を印刷するよう
    にしたクリーム半田の印刷方法であって、流体圧付与手
    段により前記スキージに下向きの流体圧を加えてスキー
    ジを一定の力で前記スクリーンマスクに押し付け、且つ
    前記スキージが基板のたわみにならって上下動できるよ
    うに、前記スキージが前記スクリーンマスクに接地した
    ときに、前記スキージの下降限度を規定するために設け
    られたストッパとこのストッパの基準面の間にすき間を
    確保して、前記スキージを前記スクリーンマスク上を摺
    動させるようにしたことを特徴とするクリーム半田のス
    クリーン印刷方法。
  2. 【請求項2】前記スキージを保持するスキージホルダが
    前記スキージの進行方向における背面の下部まで延出す
    ることにより、前記スキージがたわんでアタック角が変
    動するのを阻止していることを特徴とする請求項1記載
    のクリーム半田のスクリーン印刷方法。
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