JP2000041417A - 苗移植機 - Google Patents

苗移植機

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JP2000041417A JP10230215A JP23021598A JP2000041417A JP 2000041417 A JP2000041417 A JP 2000041417A JP 10230215 A JP10230215 A JP 10230215A JP 23021598 A JP23021598 A JP 23021598A JP 2000041417 A JP2000041417 A JP 2000041417A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 予備苗載台と線引きマーカを備えた苗移植機
における前記両者の合理的な配置。 【解決手段】 予備の苗を載せる予備苗載台37を機体
の左右側部に設けるとともに、次回機体が通る位置を圃
場に線引きするための線引きマーカ38を前記予備苗載
台37の左右外側に設け、当該線引きマーカ38を非使
用時に前記予備苗載台37の下側に収納可能に構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、予備の苗を載せる
予備苗載台と、次回機体が通る位置を圃場に線引きする
ための線引きマーカとを備えた苗移植機に関する。
【0002】
【従来の技術】苗移植機に設けられる線引きマーカは、
一般的には、細長い棒状の支持アーム部の先端部に線引
き作用部が取り付けられており、圃場に線を引く時には
線引き作用部が接地するように支持アーム部を機体側方
に転倒させ、線を引かないときには障害物に当たらない
ように支持アーム部をほぼ垂直に起立させるようになっ
ている。走行車体の後方に苗植付部を設けた乗用型苗移
植機においては、線引きマーカを走行車体側に取り付け
たものと、苗植付部側に取り付けたものの両方が実用化
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】線引きマーカを走行車
体側に取り付ける場合、機体の前部左右両側部に配置さ
れることが多いが、その近傍には予備苗載台も設けられ
ることが多く、両者が互いに干渉しないようにそれぞれ
の配置を考える必要がある。また、線引きマーカは前述
の如く全長の長い構成物であるので、格納や運搬の際に
機体の側方や上方に張り出さないように収納する必要が
あり、さらに、その収納状態において、走行車体への乗
り降りや、予備苗載台への苗補給作業等の邪魔にならな
いことが望ましい。そこで本発明は、上記課題を満足で
きる合理的な予備苗載台と線引きマーカの配置と収納方
法を提案するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明にかか
る苗移植機は、予備の苗を載せる予備苗載台を機体の左
右側部に設けるとともに、次回機体が通る位置を圃場に
線引きするための線引きマーカを前記予備苗載台の左右
外側に設け、当該線引きマーカを非使用時に前記予備苗
載台の下側に収納可能に構成したことを特徴としてい
る。
【0005】線引きマーカを予備苗載台よりも左右外側
の機体左右側部に配置することにより、線引きマーカの
全長が短くすることができ、該線引きマーカの収納が容
易になる。その収納位置を予備苗載台の下側とすること
で、線引きマーカを収納した状態において、畦等の機体
側方部から予備苗載台への苗補給を容易に行える。ま
た、機体側方からの走行車体への乗り降りも容易であ
る。
【0006】また、線引きマーカを予備苗載台の下側に
収納することにより、予備苗載台が機体の左右端部より
も外側に張り出す位置と機体の左右端部よりも内側に収
まる位置とに移動可能とすることができる。
【0007】線引きマーカの起立部分を前後方向に対し
上下に傾斜した軸回りに回動させ、前記予備苗載台の前
方もしくは後方に通過させて収納位置へ移動させること
により、簡単な構成でありながら線引きマーカを無理な
く予備苗載台の下側に収納することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態を図面に基づき説明する。図1及び図2は本発明のよ
る苗移植機の作業時の状態を表し、図3及び図4はその
格納時の状態を表している。この苗移植機1は、走行車
体2の後側に昇降リンク装置3を介して水稲用の苗植付
部4が昇降可能に連結されるとともに、苗植付部4によ
る苗植付位置の側部近傍に施肥を施すように施肥装置5
が設けられ、全体で乗用施肥田植機として構成されてい
る。
【0009】走行車体2は、駆動輪である各左右一対の
前輪10,10及び後輪11,11を備えた四輪駆動車
両であって、機体の前部にミッションケース12が配置
され、そのミッションケース12の左右側方に前輪ファ
イナルケース13,13が設けられ、該前輪ファイナル
ケースの変向可能な前輪支持部から外向きに突出する前
輪車軸に前輪10,10が取り付けられている。また、
ミッションケース12の背面部にメインフレーム15の
前端部が固着されており、そのメインフレーム15の後
端左右中央部に前後水平に設けた後輪ローリング軸を支
点にして後輪ギヤケース18,18がローリング自在に
支持され、その後輪ギヤケース18,18から外向きに
突出する後輪車軸に後輪11,11が取り付けられてい
る。
【0010】エンジン20はメインフレーム15の上に
搭載されており、該エンジンの回転動力が、第一ベルト
伝動装置21と第二ベルト伝動装置23を介してミッシ
ョンケース12に伝達される。ミッションケース12に
入力された回転動力は、該ケース内のトランスミッショ
ンにて変速された後、走行動力と外部取出動力に分離し
て取り出される。そして、走行動力は、一部が前輪ファ
イナルケース13,13に伝達されて前輪10,10を
駆動し、残りが後輪ギヤケース18,18に伝達されて
後輪11,11を駆動する。また、外部取出動力は、走
行車体2の後部に設けた植付クラッチケース25に伝達
され、それから植付伝動軸26によって苗植付部4へ伝
動されるとともに、施肥伝動軸27によって施肥装置5
へ伝動される。
【0011】エンジン20の上部はエンジンカバー30
で覆われており、その上に座席31が設置されている。
座席31の前方には各種操作機構を内蔵するフロントカ
バー32があり、その上方に前輪10,10を操向操作
するハンドル34が設けられている。エンジンカバー3
0及びフロントカバー32の下端左右両側は水平状のフ
ロアステップ35になっている。このフロアステップ3
5の後部は、後輪フェンダを兼ねるリヤステップ36と
なっている。また、走行車体2の前部左右両側部には、
補給用の苗を載せておく予備苗載台37,37と、次回
機体が通る位置を圃場に線引きするための線引きマーカ
38,38と、作業時における機体の左右位置決めの目
安とするサイドマーカ39,39とが設けられている。
これら予備苗載台37、線引きマーカ38、及びサイド
マーカ39の構成及び支持構造については後に詳しく説
明する。
【0012】昇降リンク装置3は平行リンク構成であっ
て、1本の上リンク40と左右一対の下リンク41,4
1を備えている。これらリンク40,41,41は、そ
の基部側がメインフレーム15の後端部に立設した背面
視門形のリンクベースフレーム42に回動自在に取り付
けられ、その先端側に縦リンク43が連結されている。
そして、縦リンク43の下端部に苗植付部4に回転自在
に支承された連結軸44が挿入連結され、連結軸44を
中心として苗植付部4がローリング自在に連結されてい
る。メインフレーム15に固着した支持部材と上リンク
40に一体形成したスイングアーム45の先端部との間
に昇降油圧シリンダ46が設けられており、該シリンダ
を油圧で伸縮させることにより、上リンク40が上下に
回動し、苗植付部4がほぼ一定姿勢のまま昇降する。
【0013】苗植付部4は6条植の構成で、フレームを
兼ねる伝動ケース50、苗を載せて左右往復動し苗を一
株づつ各条の苗取出口51a,…に供給する苗載台5
1、苗取出口51a,…に供給された苗を圃場に植付け
る苗植付装置52,…等を備えている。また、苗植付部
4の下部には中央にセンターフロート55、その左右両
側にサイドフロート56,56がそれぞれ設けられてい
る。これらフロートを圃場の泥面に接地させた状態で機
体を進行させると、フロートが泥面を整地しつつ滑走
し、その整地跡に苗植付装置52,…により苗が植付け
られる。各フロート55,56,56は圃場表土面の凹
凸に応じて前端側が上下動するように回動自在に取り付
けられており、植付作業時にはセンターフロート55の
前部の上下動が上下動検出機構57により検出され、そ
の検出結果に応じ前記昇降油圧シリンダ46を制御する
油圧バルブを切り替えて苗植付部4を昇降させることに
より、苗の植付深さを常に一定に維持する。
【0014】施肥装置5は、肥料を貯蔵する各条共用の
肥料ホッパ60と、各条ごと設けられた肥料繰出部6
1,…等を走行車体2の後部上側に備え、各肥料繰出部
61,…によって一定量づつ繰り出される肥料ホッパ6
0内の肥料を、施肥ホース62,…を介して、フロート
55,56,56の左右両側に取り付けた施肥ガイド6
3,…まで移送し、該施肥ガイドの前側に設けた作溝体
64,…によって苗植付条の側部近傍に形成される施肥
溝内に落とし込むように構成されている。モータ66で
駆動されるブロア67で吸引され、左右方向に長いエア
チャンバ68を通って各条の施肥ホース62,…へ吹き
込まれるエアによって、施肥ホース中を肥料が強制的に
移送される。なお、モータ66及びブロア67は、機体
格納時に、回動軸69を支点にして内側に約90度回動
させられるようになっている。
【0015】次に、予備苗載台37と線引きマーカ38
の構成及び支持構造について説明する(図5〜図10参
照)。予備苗載台37は、複数段の苗載せ枠37a,…
に苗箱を長手方向が前後を向く状態でそれぞれ1個づつ
載せるようになっている。この予備苗載台37は、前輪
ファイナルケース13に基部を固着した予備苗載台支持
フレーム70に取り付けられた上下方向の回動支点軸7
1を中心にして、図1及び図2に示す機体の左右端部よ
りも外側に張り出す展開位置と、図3及び図4に示す機
体の左右端部よりも内側に収まる収納位置とにほぼ18
0度回動させることができる。予備苗載台37と一体に
回動する円形プレート72のピン孔72a,…にロック
ピン73の先端部が係合することにより、上記展開位
置、収納位置等に予備苗載台37が固定される。ロック
ピン73は、ピン孔72aに係合する上向きの方向にス
プリング74により付勢されている。ロック解除ペダル
75を踏んでロックピン73を下動させると、ロックピ
ン73とピン孔72aから抜け、予備苗載台37が回動
可能になる。
【0016】線引きマーカ38は、先端部がへら状に形
成された線引き作用部38aと、該線引き作用部を支持
する棒状の支持アーム部38bとからなり、常態では線
引き作用部38aと支持アーム部38bが背面視ほぼ直
角に固定されており、支持アーム部38bを水平に転倒
させて線引き作用部38aの先端を圃場の泥の中に挿入
させると機体の進行に伴って圃場に線を引く状態とな
り、支持アーム部38bをほぼ垂直に起立させると圃場
に線を引かない状態となる。また、線引き作用部38a
は、支持アーム部38bに対し該支持アーム部の軸心回
りに取り付けられているが、鉛直姿勢よりも前方へは回
動しないように規制されるとともに、トルクスプリング
80により前方に付勢されている。このため、線引きマ
ーカが圃場に線を引く状態にあるとき、線引き作用部3
8aは、通常側面視で地面にほぼ垂直な姿勢となり、地
面から大きな負荷を受けたときには後方に逃げて破損を
防ぐようになっている。
【0017】線引きマーカ38は、支持アーム部38b
の基部に設けた取付枠81により、前記予備苗載台支持
フレーム70に支持されたマーカステー82の外端部
に、前後方向の回動軸83回りに回動自在に取り付けら
れている。取付枠81に連結したマーカワイヤ84が引
かれると線引きマーカ38が起立し、マーカワイヤ84
が戻るとマーカ転倒スプリング85の張力で線引きマー
カ38が転倒する。図11に示すように、左右のマーカ
ワイヤ84L,84Rはそれぞれ昇降油圧シリンダ46
のピストンロッド46aに繋がっていて、苗植付部4の
上昇時にピストンロッド46aが突出作動すると、マー
カワイヤ84L,84Rが引かれて線引きマーカ38
L,38Rが起立し、苗植付部4の下降時にピストンロ
ッド46aが引込み作動すると、マーカワイヤ84L,
84Rが戻って線引きマーカ38L,38Rが転倒す
る。また、マーカ用ソレノイド86L,86Rによって
マーカワイヤ84L,84Rが戻らないように規制する
と、苗植付部4が下降しても、線引きマーカ38L,3
8Rが起立した状態のままに保たれる。このマーカ用ソ
レノイド86L,86Rは、機体を旋回させるとき旋回
内側のソレノイドだけが作動するように図示しない制御
装置で制御されているので、旋回が終了して苗植付部4
が下降した際、苗がすでに植えられている側の線引きマ
ーカ38は転倒が規制されて起立したままに保たれ、次
回苗を植える側の線引きマーカ38だけが転倒する。
【0018】線引きマーカ38の転倒・起立の回動支点
(回動軸83)が予備苗載台37の左右外側に設けられ
ているので、支持アーム部38bの長さを比較的短くす
ることができ、後に説明する線引きマーカの収納を容易
にしている。また、展開位置にある予備苗載台37と側
面視で重なる位置に線引きマーカ38が設けられている
ので、機体側方から走行車体に乗り降りするためのスペ
ースを広くとれる。
【0019】機体格納時に線引きマーカ38をコンパク
トに収納するために、以下の構成が採用されている。ま
ず、線引き作用部38aと支持アーム部38bの連結部
は、前後方向の回動軸87を支点にして支持アーム部3
8bに対し線引き作用部38aが回動自在になってい
て、支持アーム部側のプレート88に設けたロックピン
89の先端部を線引き作用部側のプレート90のピン孔
90aに係合させて、線引き作用部38aと支持アーム
部38bを所定の角度(ほぼ直角)に固定している。ロ
ックピン89は、スプリング91によりピン孔90aに
係合させる側に付勢されている。このロックピン89を
ピン孔90aから引き抜くと、線引き作用部38aを回
動させられる。
【0020】また、支持アーム部38bと取付枠81の
連結部は、前後方向に対し傾斜した回動軸92を支点に
して、取付枠81に対し支持アーム部38bが回動自在
になっていて、取付枠側のプレート93に設けたロック
ピン94の先端部を支持アーム部側のプレート95のピ
ン孔95aに係合させて、取付枠81と支持アーム部3
8bを所定の角度に固定している。ロックピン94は、
スプリング96によりピン孔95aに係合させる側に付
勢されている。このロックピン94をピン孔95aから
引き抜くと、支持アーム部38bを回動させられる。前
記回動軸92は、支持アーム部38bが転倒した状態で
は前上りに傾斜し、支持アーム部38bが起立した状態
では前部ほど内側に位置するように傾斜している。
【0021】さらに、予備苗載台支持フレーム70とマ
ーカステー82の連結部は、上下方向の回動軸97を支
点にして、予備苗載台支持フレーム70に対しマーカス
テー82が回動自在になっている。予備苗載台支持フレ
ーム側のガイドピン98がマーカステー側の円弧状ガイ
ド穴99に嵌合し、マーカステー82の回動範囲を規制
している。その回動範囲の前端部ではマーカステー82
が外側方を向き(図6において実線で示す)、後端部で
はマーカステー82が後方やや外側を向く(図6におい
て鎖線で示す)。予備苗載台支持フレーム70とマーカ
ステー82の間に、回動軸97を挟んで死点越えするス
プリング100,100が張設されているので、回動範
囲の前後両端部の位置でマーカステー82が安定するよ
うになっている。
【0022】線引きマーカ38の収納に際しては、ま
ず、(A)回動軸87回りに線引きマーカ部38aを支
持アーム部38bに対して折りたたみ、次いで、(B)
回動軸92回りに線引きマーカ38が水平になるように
回動させ、さらに(C)回動軸97回りにマーカステー
82ごと線引きマーカ38を内側に回動させる。これに
より、線引きマーカ38は、背面視で走行車体のフロア
ステップ35と予備苗載台37との間、かつ平面視で予
備苗載台支持フレーム70よりも内側の位置に水平姿勢
で収納される。回動軸92を前後方向に対し傾斜させる
ことにより、(B)の折りたたみ工程によって線引きマ
ーカ38が水平になると同時に、線引きマーカ38全体
が内側後方へ移動する。よって、少ない回動箇所及び少
ない工程で、適正な収納位置へ線引きマーカ38を移動
させられる。本実施の形態では、線引きマーカ38が予
備苗載台37の後方を通過して収納位置へ移動するよう
にしているが、予備苗載台37の前方を通過して収納位
置へ移動するようにしてもよい。
【0023】上記位置に線引きマーカ38を収納する
と、走行車体よりも左右外側や上側に大きく出っ張らな
いので、機体格納時に線引きマーカ38が障害とならな
いばかりか、畦の横に機体を停車して畦上から予備苗載
台37に苗補給する場合に線引きマーカ38が邪魔にな
らない。また、線引きマーカ38が予備苗載台37の下
側に収納されるので、線引きマーカ収納時においても、
予備苗載台37を展開位置と収納位置とに移動させるこ
とができ、苗補給の作業性がよい。
【0024】サイドマーカ39は、機体前端部から側方
に突出する支持棒102の先端部に取り付けられてい
る。支持棒102は回動軸103を支点に回動可能に設
けられており、機体格納時には支持棒102ごとサイド
マーカ39を後方に回動させられる。
【0025】この苗移植機の機体格納時には、図3及び
図4に示すように、予備苗載台37,37を収納位置へ
回動させ、線引きマーカ38,38を予備苗載台37,
37の下側に収納し、サイドマーカ39,39を後方に
回動させ、モータ66及びブロア67を内側に回動させ
て、機体の左右幅を縮小する。
【0026】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
にかかる苗移植機は、予備苗載台の下側に線引きマーカ
を収納して格納時等に機体をコンパクトにするように構
成したものであり、線引きマーカを予備苗載台よりも左
右外側に配置することにより、線引きマーカの全長を短
くして収納を容易にすることができるとともに、機体側
方から走行車体へ乗り降りしやすくでき、また、線引き
マーカを上記位置に収納することにより、予備苗載台を
機体の左右端部よりも外側に張り出す位置と機体の左右
端部よりも内側に収まる位置とに移動可能に設けること
ができ、苗補給の作業性が向上するとともに、畦等の機
体側方部から予備苗載台への苗補給を容易に行えるよう
になった。
【0027】なお、圃場に線引きする線引き作用部と、
該線引き部を支持する支持アーム部とを備えた線引きマ
ーカにおいて、支持アーム部がほぼ垂直に起立した状態
にある線引きマーカを前後方向に対し傾斜した軸回りに
回動させ、予備苗載台の前方もしくは後方に通過させて
収納位置へ移動させる構成とすると、線引きマーカ収納
のための構成及び操作を簡略化できるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】苗移植機の作業時の状態を表す側面図である。
【図2】苗移植機の作業時の状態を表す平面図である。
【図3】苗移植機の格納時の状態を表す側面図である。
【図4】苗移植機の格納時の状態を表す平面図である。
【図5】予備苗載台及び線引きマーカの平面図である。
【図6】予備苗載台及び線引きマーカの背面図である。
【図7】図6のS1−S1断面図である。
【図8】図6のS2−S2断面図である。
【図9】図6のS3−S3断面図である。
【図10】図6のS4−S4断面図である。
【図11】線引きマーカの作動機構図である。
【符号の説明】
1 苗移植機 2 走行車体 3 昇降リンク装置 4 苗植付部 5 施肥装置 37 予備苗載台 38 線引きマーカ 38a 線引き作用部 38b 支持アーム部(線引きマーカの起立部分) 39 サイドマーカ 67 ブロア 92 回動軸

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予備の苗を載せる予備苗載台を機体の左
    右側部に設けるとともに、次回機体が通る位置を圃場に
    線引きするための線引きマーカを前記予備苗載台の左右
    外側に設け、当該線引きマーカを非使用時に前記予備苗
    載台の下側に収納可能に構成したことを特徴とする苗移
    植機。
  2. 【請求項2】 前記予備苗載台が機体の左右端部よりも
    外側に張り出す位置と機体の左右端部よりも内側に収ま
    る位置とに移動可能である請求項1に記載の苗移植機。
  3. 【請求項3】 線引きマーカの起立部分を前後方向に対
    し傾斜した軸回りに回動させ、前記予備苗載台の前方も
    しくは後方を通過させて線引きマーカを収納位置へ移動
    させる請求項1に記載の苗移植機。
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