JP2000040191A - 作業員管理システム - Google Patents

作業員管理システム

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JP2000040191A
JP2000040191A JP10207969A JP20796998A JP2000040191A JP 2000040191 A JP2000040191 A JP 2000040191A JP 10207969 A JP10207969 A JP 10207969A JP 20796998 A JP20796998 A JP 20796998A JP 2000040191 A JP2000040191 A JP 2000040191A
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JP10207969A
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English (en)
Inventor
Katsumi Obata
克実 小幡
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Fujita Corp
Original Assignee
Fujita Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業者が危険な場所に入ったり、近づいたり
することを確実に防止することにより、事故や災害を効
果的に防ぐ作業員管理システムを提供する。 【解決手段】 作業員管理システムは管理装置1000
と携帯装置2000を備える。GPS位置情報生成部2
202は携帯装置2000が位置する位置情報を算出す
る。音声信号生成部2208はこれに入力される音声情
報に基づいてヘッドホン2210から音声出力を行わせ
る。匂い発生器2212はこれに入力される匂い情報に
基づいて匂いを放出する。中央処理装置1002の記憶
手段には、位置情報と位置情報に対応して予め定められ
ている音声情報及び匂い情報とが記憶されている。中央
処理装置1002は携帯装置2000から受信した位置
情報に基づいて音声情報及び匂い情報を記憶手段から読
み出し、読み出した音声情報と匂い情報を携帯装置20
00に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は建設現場などの危険
を伴う作業に従事する作業員の安全を図る作業員管理シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から建設現場などの危険を伴う作業
に従事する作業員の安全を図るために様々な対策が講じ
られている。例えば、作業員が危険な場所に入ったり、
近づいたりして事故や災害にあうことを防止するため、
進入禁止領域の近傍に注意を促す看板を設置している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、作業員
は、進入禁止領域に設置した看板を日常的に見ているた
め、看板の警告効果が薄れがちであり、看板を見逃して
進入禁止領域に入ってしまうおそれもある。本発明は前
記事情に鑑み案出されたものであって、本発明の目的
は、作業員が危険な場所に入ったり、近づいたりするこ
とを確実に防止することにより、事故や災害を効果的に
防ぐことができる作業員管理システムを提供することに
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明は、作業員が携帯する携帯装置と、管理室に設置
される管理装置とを備え、前記携帯装置は、位置情報生
成手段と、音声出力手段と、第1制御手段と、第1通信
手段とを有し、前記管理装置は、記憶手段と、第2制御
手段と、第2通信手段とを有し、前記位置情報生成手段
は前記携帯装置が位置する位置情報を生成するように構
成され、前記音声出力手段は該音声出力手段に入力され
る音声情報に基づいて音声出力を行うように構成され、
前記第1制御手段は前記位置情報生成手段が生成する位
置情報を前記第1通信手段によって前記第2通信手段に
送信させるように構成され、前記記憶手段は前記位置情
報と該位置情報に対応する音声情報を記憶するように構
成され、前記第2制御手段は前記第1通信手段から前記
第2通信手段に送信された前記位置情報に対応する音声
情報を前記記憶手段から読み出して前記第2通信手段か
ら前記第1通信手段に通信させるように構成され、前記
第1制御手段は前記第2通信手段から前記第1通信手段
に送信された前記音声情報を前記音声出力手段に入力す
るように構成されていることを特徴とする。また、本発
明は、前記位置情報生成手段は、GPS信号受信部と、
GPS位置情報生成部とを有し、前記GPS信号受信部
はGPS衛星から送信されるGPS信号を受信するよう
に構成され、前記GPS位置情報生成部は前記GPS信
号受信部によって受信されたGPS信号に基づいて現在
位置を示す位置情報を生成するように構成されているこ
とを特徴とする。また、本発明は、作業員が移動する範
囲内の所定箇所に位置情報発生器を設置し、前記位置情
報発生器は所定の電波の受信に対応して前記位置情報発
生器が設置されている位置を示す位置情報を送信するよ
うに構成されており、前記位置情報生成手段は、前記所
定の電波を送信する送信部と、前記位置情報発生器が送
信する前記位置情報を受信する受信部とを有することを
特徴とする。また、本発明は、前記位置情報生成手段
は、前記送信部と前記受信部が電波を送受信するための
送受信アンテナを有し、前記携帯装置は、作業員が手首
に装着する腕時計型のケースに組み込まれる腕時計型ユ
ニット部を有し、前記腕時計型ユニット部には前記送受
信アンテナが組み込まれていることを特徴とする。ま
た、本発明は、前記音声出力手段の前記音声情報の入力
に基づく音声出力は作業員が進入禁止領域に進入または
接近したことを警告する音声出力であることを特徴とす
る。また、本発明は、前記携帯装置は該携帯装置に入力
された表示情報に対応する表示を行う表示手段を有し、
前記記憶手段は前記位置情報と該位置情報に対応する表
示情報とを記憶するように構成され、前記第2制御手段
は前記第1通信手段から前記第2通信手段に送信された
前記位置情報に対応する表示情報を前記記憶手段から読
み出して前記第2通信手段から前記第1通信手段に通信
するように構成されていることを特徴とする。また、本
発明は、前記表示手段の前記表示情報の入力に基づく表
示は作業員が進入禁止領域に進入または接近したことを
警告する表示であることを特徴とする。また、本発明
は、前記携帯装置に匂い発生手段を設け、前記匂い発生
手段は入力される匂い情報に対応して匂いを発生するよ
うに構成され、前記記憶手段は前記位置情報と該位置情
報に対応する匂い情報とを記憶するように構成され、前
記第2制御手段は前記第1通信手段から前記第2通信手
段に送信された前記位置情報に対応する匂い情報を前記
記憶手段から読み出して前記第2通信手段から前記第1
通信手段に送信するように構成され、前記第1制御手段
は前記第2通信手段から前記第1通信手段に送信された
前記匂い情報に対応する匂いを前記匂い発生手段に入力
するように構成されていることを特徴とする。また、本
発明は、前記GPS信号受信部はGPSアンテナを有
し、前記携帯装置は、作業員が頭部に装着するヘルメッ
トに組み込まれるヘルメット部を有し、前記ヘルメット
部には前記GPSアンテナが組み込まれていることを特
徴とする。また、本発明は、前記携帯装置は、作業員が
頭部に装着するヘルメットに組み込まれるヘルメット部
を有し、前記ヘルメット部には前記匂い発生手段が組み
込まれていることを特徴とする。また、本発明は、前記
携帯装置は、作業員が頭部に装着するヘルメットに組み
込まれるヘルメット部を有し、前記ヘルメット部には前
記音声出力手段としてのイヤホンまたはヘッドホンが組
み込まれていることを特徴とする。また、本発明は、前
記携帯装置には該携帯装置に対応して識別情報が割り当
てられており、前記第1制御手段は前記第1通信手段か
ら前記第2通信手段に送信する前記位置情報に前記識別
情報を付加するように構成されていることを特徴とす
る。また、本発明は、前記第1通信手段と前記第2通信
手段との間に無線回線が構成されていることを特徴とす
る。
【0005】本発明では、携帯装置の位置情報が管理装
置に送信され、この管理装置に送信された位置情報に対
応する音声情報が管理装置から携帯装置に送信される。
そして、携帯装置では受信した音声情報に基づいて音声
出力が行われる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の作業員管理システ
ムを図面を参照して説明する。図1は本発明の作業員管
理システムの実施の形態の全体構成を示すブロック図、
図2は作業員が携帯装置を携帯した状態を示す説明図で
ある。
【0007】図1を参照して本実施の形態の作業員管理
システムの全体構成について説明する。作業員管理シス
テムは、管理装置1000と携帯装置2000を備えて
いる。管理装置1000は、管理室に設置されており、
中央処理装置(特許請求の範囲の第2制御手段に相当)
1002と、通信ユニット(特許請求の範囲の第2通信
手段に相当)1004とを有している。通信ユニット1
004は、アンテナ1006を有しており、後述する携
帯装置2000の通信ユニット2104もアンテナ21
06を有している。そして、通信ユニット1004、2
104は、アンテナ1006、2106間に構成される
無線回線Rを経由して情報の授受を行うように構成され
ている。
【0008】携帯装置2000は、腕時計型ユニット部
2100とヘルメット部2200を備えている。図2に
示すように、腕時計型ユニット部2100は、作業員3
000が手首に装着する腕時計型のケース3004に組
み込まれるようになっており、ヘルメット部2200
は、作業員3000が装着するヘルメット3002に組
み込まれるようになっている。腕時計型ユニット部21
00とヘルメット部2200とは、ヘルメット3002
のあご紐内に挿通された接続ケーブル2300によって
接続されている。
【0009】腕時計型ユニット部2100は、中央処理
ユニット(特許請求の範囲の第1制御手段に相当)21
02、通信ユニット(特許請求の範囲の第1通信手段に
相当)2104、通信ユニット2104が有するアンテ
ナ2106、インターフェース回路2108、位置認識
センサ2110、この位置認識センサ2110の送受信
アンテナ2112、表示器2114などを有している。
中央処理ユニット2102は、CPU、ROM、RAM
などを具備するマイクロコンピュータなどから構成され
ており、後述する各部の制御を行うようになっている。
通信ユニット2104は、アンテナ2106、1006
を介して管理装置1000の通信ユニット1004と無
線回線Rを経由して通信を行うように構成されている。
【0010】インターフェース回路2108は、後述す
る位置認識センサ2110、表示器2114と接続され
ており、GPS位置情報生成部2202、音声信号生成
部2208、匂い発生部2212とは前述した接続ケー
ブル2300を経由して接続されて信号を授受するよう
に構成されている。なお、GPS(Global Po
sitioning System)は、複数個のGP
S衛星から送信されるGPS信号に基づいて位置(経
度、緯度、高さ)を測定するシステムのことをいう。
【0011】位置認識センサ(特許請求の範囲の位置情
報生成手段に相当)2110は、不図示の送信部と受信
部、送受信アンテナ2112を備えている。作業員が移
動する範囲内(作業現場)の所定箇所、主として屋内の
天井や壁の外側に臨む箇所には、複数の位置情報発生器
2300が設置されており、位置情報発生器2300は
所定の電波の受信に対応して位置情報発生器2300が
設置されている位置を示す位置情報を送信するように構
成されている。位置認識センサ2110の送信部は上記
所定の電波を送信し、受信部は位置情報発生器2300
が送信する位置情報を受信するようになっている。
【0012】表示器2114は、中央処理ユニット21
02からインターフェース回路2108を介して入力さ
れる制御信号に基づいて表示を行うように構成されてい
る。
【0013】ヘルメット部2200は、GPS位置情報
生成部2202、GPS信号受信部2204、このGP
S信号受信部2204に設けられたGPSアンテナ22
06、音声信号生成部2208、ヘッドホン2210、
匂い発生器2212、匂い放出口2214などを有して
いる。
【0014】GPS位置情報生成部2202は、GPS
信号受信部2204がGPSアンテナ2206によって
受信したGPS信号を入力し、入力したGPS信号に基
づいてこの携帯装置2000が位置する位置情報として
の緯度と経度を算出するようになっている。すなわち、
GPS位置情報生成部2202とGPS信号受信部22
04によって位置情報生成手段が構成されている。図2
に示すように、GPSアンテナ2206は、ヘルメット
3002の外側上部に取着されており、屋外においてG
PS衛星から送信されるGPS信号を受信するように構
成されている。
【0015】音声信号生成部2208は、この音声信号
生成部2208にインターフェース回路2108を介し
て入力される音声情報に基づいて音声出力信号を生成
し、この音声信号をヘッドホン2210に入力すること
でこのヘッドホン2210から音声出力を行わせるよう
になっている。図2に示すように、ヘッドホン2210
は、ヘルメット3002に取着されており、ヘルメット
3002を装着している作業員3000の耳に音声を出
力するように構成されている。すなわち、音声信号生成
部2208とヘッドホン2210によって音声出力手段
が構成されている。上記ヘッドホン2210から出力さ
れる音声としては、例えば、作業員の作業効率を向上さ
せる快適な音楽、作業員に警告を与えるための警告音な
どがある。なお、ヘッドホン2210に代えてイヤホン
を用いるようにしてもよい。
【0016】匂い発生器2212は、この匂い発生器2
212にインターフェース回路2108を介して入力さ
れる匂い情報に基づいて匂いを発生し、この匂いを匂い
放出口2214から放出させるようになっている。図2
に示すように、匂い放出口2214は、ヘルメット30
02の内側前方の箇所に配設されており、ヘルメット3
002を装着している作業員3000の鼻に匂いを与え
るように構成されている。すなわち、匂い発生器221
2と匂い放出口2214によって匂い発生手段が構成さ
れている。匂い発生器2212が発生する匂いとして
は、例えば、作業員の作業効率を向上させる快適な匂
い、作業員に警告を与えるための刺激的な匂いなどがあ
る。
【0017】管理装置1000の中央処理装置1002
は記憶手段を有しており、この記憶手段には、作業現場
の位置情報と、これらの位置情報に対応して予め定めら
れている音声情報及び匂い情報とが記憶されている。こ
の記憶手段において、作業員が通常作業を行う作業領域
の位置情報に対応して格納されている音声情報及び匂い
情報と、作業員の進入を禁止する進入禁止領域の位置情
報に対応して格納されている音声情報及び匂い情報とは
異なるように設定されている。そして、中央処理装置1
002は、携帯装置2000の通信ユニット2104か
ら送信され、通信ユニット1004で受信された位置情
報に基づいて、音声情報及び匂い情報を記憶手段から読
み出し、読み出した音声情報と匂い情報を通信ユニット
1004から携帯装置2000の通信ユニット2014
に送信するように構成されている。
【0018】次に、図1、図2を参照して上述の構成に
よる動作について説明する。図2に示すように、作業員
3000は、ヘルメット3002を頭部に装着するとと
もに、腕時計型のケース3004を手首に装着してい
る。そして、その状態で作業現場に行って作業を行う。
【0019】作業員3000が屋内の作業現場に位置し
ている場合には、位置認識センサ2110が屋内の箇所
に配設されている位置情報発生器2300から位置情報
を受信する。中央処理ユニット2102は、インターフ
ェース回路2108を経由して得た位置情報を通信ユニ
ット2104を介して管理装置1000の通信ユニット
1004に送信する。
【0020】管理装置1000の中央処理装置1002
は、受信した位置情報に対応する音声情報と匂い情報を
記憶装置から読み出し、読み出した音声情報と匂い情報
を通信ユニット1004から通信ユニット2104に送
信する。
【0021】携帯装置2000の中央処理ユニット21
02は、通信ユニット2104で受信した音声情報と匂
い情報をインターフェース回路2108を経由して、音
声信号生成部2208と匂い発生器2212に出力す
る。
【0022】この結果、音声信号生成部2208は、そ
れに入力された音声情報に対応した音声をヘッドホン2
210から出力させ、匂い発生器2212は、それに入
力された匂い情報に基づいた匂いを匂い放出口2214
から放出させる。
【0023】ここで、進入禁止領域を示す位置情報に対
応する音声情報を入力した音声信号生成部2208が警
告音を出力するように構成しておき、進入禁止領域を示
す位置情報に対応する匂い情報を入力した匂い発生器2
212が刺激的な匂い発生するように構成しておけば、
作業員3000は、警告音と刺激的な匂いによって、自
分が進入禁止領域に進入または接近したことを確実に認
識することができる。また、警告音としては、ブザー音
のような音でもよいし、進入禁止領域であることを示す
音声メッセージでもよい。
【0024】また、音声信号生成部2208が作業領域
の位置情報に対応する音声情報を入力したときに作業員
にとって快適な音楽を出力するように構成しておき、匂
い発生器2212が作業領域の位置情報に対応する匂い
情報を入力したときに、快適な匂いを発生するように構
成しておけば、快適な音楽や匂いによって作業員300
0による作業効率を向上させることが期待できる。
【0025】また、作業員が屋外の作業現場に位置して
いる場合、GPS位置情報生成部2202は、GPS信
号受信部2204がGPSアンテナ2206によって受
信したGPS信号に基づいて位置情報を生成する。中央
処理ユニット2102は、インターフェース回路210
8を経由して得た上記位置情報を通信ユニット2104
を介して管理装置1000の通信ユニット1004に送
信する。以降の動作は上述の動作と同様である。したが
って、作業員が屋外の作業現場にいる場合であっても、
上述した屋内にいる場合と同じく、警告音と刺激的な匂
いによって、自分が進入禁止領域に進入または接近した
ことを確実に認識することができる。
【0026】また、管理装置1000の中央処理装置1
002の記憶手段に、作業現場の位置情報と、これらの
位置情報に対応して予め定められている表示情報とを記
憶させておき、中央処理装置1002が通信ユニット2
104から通信ユニット1004に送信された位置情報
に対応する表示情報を記憶手段から読み出し、読み出し
た表示情報を通信ユニット1004から通信ユニット2
104に送信させるように構成し、携帯装置2000の
中央処理ユニット2102が通信ユニット2104で受
信した表示情報に対応した表示を表示器2114に行わ
せるように構成してもよい。この場合には、中央処理ユ
ニット2102が進入禁止領域を示す位置情報に対応す
る表示情報に基づいて作業員が進入禁止領域に進入また
は接近したことを警告する表示を表示器2114に行わ
せるようにすれば、作業員に対して視覚的に警告を与え
ることが可能となる。
【0027】なお、管理装置1000の中央処理装置1
002から通信ユニット1004、2104を介して携
帯装置2000の音声信号生成部2208に入力される
音声情報の形態は種々のものが考えられるが、例えば次
に示すような形態が考えられる。上記音声情報が音声信
号(アナログ信号)そのものをデジタル化したデジタル
音声信号情報であって、音声信号生成部2208はこの
デジタル音声信号情報を音声信号生成部2208で音声
信号(アナログ信号)に変換してヘッドホン2210に
与える。また、音声信号(アナログ信号)そのものをデ
ジタル化したデジタル音声信号情報を格納したメモリを
音声信号生成部2208に設けておく。そして、上記音
声情報は、上記メモリに格納されているデジタル音声信
号情報を特定するための音声特定情報であり、音声信号
生成部2208は入力した音声特定情報に対応するデジ
タル音声信号情報を上記メモリから読み出して音声信号
(アナログ信号)に変換してヘッドホン2210に与え
る。また、音声信号生成部2208にブザー音などに対
応する所定周波数の音声信号を発生する発振回路を設け
ておく。そして、上記音声情報を入力した音声信号生成
部2208は上記音声情報に基づいて上記発振回路を動
作させてこの発振回路から発生された音声信号をヘッド
ホン2210に与える。
【0028】また、携帯装置2000には該携帯装置に
対応して識別情報を割り当てておき、携帯装置2000
の通信ユニット2104から管理装置1000の通信ユ
ニット1004に送信される位置情報に上記識別情報を
付加するように構成すれば、管理装置1000側で位置
情報とこの位置情報の送信元である携帯装置2000と
の対応を把握することができる。したがって、管理装置
1000において、携帯装置2000を携帯している作
業員の所在位置を管理することが可能となる。
【0029】
【発明の効果】本発明は、作業員が携帯する携帯装置
と、管理室に設置される管理装置とを備え、前記携帯装
置は、位置情報生成手段と、音声出力手段と、第1制御
手段と、第1通信手段とを有し、前記管理装置は、記憶
手段と、第2制御手段と、第2通信手段とを有し、前記
位置情報生成手段は前記携帯装置が位置する位置情報を
生成するように構成され、前記音声出力手段は該音声出
力手段に入力される音声情報に基づいて音声出力を行う
ように構成され、前記第1制御手段は前記位置情報生成
手段が生成する位置情報を前記第1通信手段によって前
記第2通信手段に送信させるように構成され、前記記憶
手段は前記位置情報と該位置情報に対応する音声情報を
記憶するように構成され、前記第2制御手段は前記第1
通信手段から前記第2通信手段に送信された前記位置情
報に対応する音声情報を前記記憶手段から読み出して前
記第2通信手段から前記第1通信手段に通信させるよう
に構成され、前記第1制御手段は前記第2通信手段から
前記第1通信手段に送信された前記音声情報を前記音声
出力手段に入力するように構成されている。そのため、
携帯装置の位置情報が管理装置に送信され、この管理装
置に送信された位置情報に対応する音声情報が管理装置
から携帯装置に送信される。そして、携帯装置では受信
した音声情報に基づいて音声出力が行われる。したがっ
て、携帯装置を携帯する作業員は、自分が位置する場所
の位置情報に対応する音声出力によって自分が位置する
場所を認識できるので、作業員が危険な場所に入った
り、近づいたりすることを確実に防止して、事故や災害
を効果的に防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の作業員管理システムの実施の形態の全
体構成を示すブロック図である。
【図2】作業員が携帯装置を携帯した状態を示す説明図
である。
【符号の説明】
1000 管理装置 1002 中央処理装置(第2制御手段) 1004 通信ユニット(第2通信手段) 2000 携帯装置 2100 ヘルメット部 2102 中央処理ユニット(第1制御手段) 2124 通信ユニット(第1通信手段) 2110 位置認識センサ 2114 表示器(表示手段) 2200 腕時計型ユニット部 2202 GPS位置情報生成部 2204 GPS信号受信部 2206 GPSアンテナ 2208 音声信号生成部 2210 ヘッドホン 2212 匂い発生器 2214 匂い放出口 2300 位置情報発生器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C086 AA22 BA30 CA06 CB27 DA14 EA15 EA17 EA41 EA45 FA02 FA06 FA17 5C087 AA02 AA03 AA05 AA21 AA32 AA37 AA44 BB20 BB73 BB74 DD03 DD49 EE18 FF01 FF04 FF17 FF20 FF30 GG03 GG04 GG20 GG21 GG24 GG66

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業員が携帯する携帯装置と、管理室に
    設置される管理装置とを備え、 前記携帯装置は、位置情報生成手段と、音声出力手段
    と、第1制御手段と、第1通信手段とを有し、 前記管理装置は、記憶手段と、第2制御手段と、第2通
    信手段とを有し、 前記位置情報生成手段は前記携帯装置が位置する位置情
    報を生成するように構成され、 前記音声出力手段は該音声出力手段に入力される音声情
    報に基づいて音声出力を行うように構成され、 前記第1制御手段は前記位置情報生成手段が生成する位
    置情報を前記第1通信手段によって前記第2通信手段に
    送信させるように構成され、 前記記憶手段は前記位置情報と該位置情報に対応する音
    声情報を記憶するように構成され、 前記第2制御手段は前記第1通信手段から前記第2通信
    手段に送信された前記位置情報に対応する音声情報を前
    記記憶手段から読み出して前記第2通信手段から前記第
    1通信手段に通信させるように構成され、 前記第1制御手段は前記第2通信手段から前記第1通信
    手段に送信された前記音声情報を前記音声出力手段に入
    力するように構成されていること、 を特徴とする作業員管理システム。
  2. 【請求項2】 前記位置情報生成手段は、GPS信号受
    信部と、GPS位置情報生成部とを有し、前記GPS信
    号受信部はGPS衛星から送信されるGPS信号を受信
    するように構成され、前記GPS位置情報生成部は前記
    GPS信号受信部によって受信されたGPS信号に基づ
    いて現在位置を示す位置情報を生成するように構成され
    ていることを特徴とする請求項1記載の作業員管理シス
    テム。
  3. 【請求項3】 作業員が移動する範囲内の所定箇所に位
    置情報発生器を設置し、前記位置情報発生器は所定の電
    波の受信に対応して前記位置情報発生器が設置されてい
    る位置を示す位置情報を送信するように構成されてお
    り、前記位置情報生成手段は、前記所定の電波を送信す
    る送信部と、前記位置情報発生器が送信する前記位置情
    報を受信する受信部とを有することを特徴とする請求項
    1記載の作業員管理システム。
  4. 【請求項4】 前記位置情報生成手段は、前記送信部と
    前記受信部が電波を送受信するための送受信アンテナを
    有し、前記携帯装置は、作業員が手首に装着する腕時計
    型のケースに組み込まれる腕時計型ユニット部を有し、
    前記腕時計型ユニット部には前記送受信アンテナが組み
    込まれていることを特徴とする請求項3記載の作業員管
    理システム。
  5. 【請求項5】 前記音声出力手段の前記音声情報の入力
    に基づく音声出力は作業員が進入禁止領域に進入または
    接近したことを警告する音声出力であることを特徴とす
    る請求項1乃至4に何れか1項記載の作業員管理システ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記携帯装置は該携帯装置に入力された
    表示情報に対応する表示を行う表示手段を有し、前記記
    憶手段は前記位置情報と該位置情報に対応する表示情報
    とを記憶するように構成され、前記第2制御手段は前記
    第1通信手段から前記第2通信手段に送信された前記位
    置情報に対応する表示情報を前記記憶手段から読み出し
    て前記第2通信手段から前記第1通信手段に通信するよ
    うに構成されていることを特徴とする請求項1乃至5に
    何れか1項記載の作業員管理システム。
  7. 【請求項7】 前記表示手段の前記表示情報の入力に基
    づく表示は作業員が進入禁止領域に進入または接近した
    ことを警告する表示であることを特徴とする請求項6項
    記載の作業員管理システム。
  8. 【請求項8】 前記携帯装置に匂い発生手段を設け、前
    記匂い発生手段は入力される匂い情報に対応して匂いを
    発生するように構成され、前記記憶手段は前記位置情報
    と該位置情報に対応する匂い情報とを記憶するように構
    成され、前記第2制御手段は前記第1通信手段から前記
    第2通信手段に送信された前記位置情報に対応する匂い
    情報を前記記憶手段から読み出して前記第2通信手段か
    ら前記第1通信手段に送信するように構成され、前記第
    1制御手段は前記第2通信手段から前記第1通信手段に
    送信された前記匂い情報に対応する匂いを前記匂い発生
    手段に入力するように構成されていることを特徴とする
    請求項1乃至7に何れか1項記載の作業員管理システ
    ム。
  9. 【請求項9】 前記GPS信号受信部はGPSアンテナ
    を有し、前記携帯装置は、作業員が頭部に装着するヘル
    メットに組み込まれるヘルメット部を有し、前記ヘルメ
    ット部には前記GPSアンテナが組み込まれていること
    を特徴とする請求項2記載の作業員管理システム。
  10. 【請求項10】 前記携帯装置は、作業員が頭部に装着
    するヘルメットに組み込まれるヘルメット部を有し、前
    記ヘルメット部には前記匂い発生手段が組み込まれてい
    ることを特徴とする請求項8記載の作業員管理システ
    ム。
  11. 【請求項11】 前記携帯装置は、作業員が頭部に装着
    するヘルメットに組み込まれるヘルメット部を有し、前
    記ヘルメット部には前記音声出力手段としてのイヤホン
    またはヘッドホンが組み込まれていることを特徴とする
    請求項1乃至8に何れか1項記載の作業員管理システ
    ム。
  12. 【請求項12】 前記携帯装置には該携帯装置に対応し
    て識別情報が割り当てられており、前記第1制御手段は
    前記第1通信手段から前記第2通信手段に送信する前記
    位置情報に前記識別情報を付加するように構成されてい
    ることを特徴とする請求項1乃至11に何れか1項記載
    の作業員管理システム。
  13. 【請求項13】 前記第1通信手段と前記第2通信手段
    との間に無線回線が構成されていることを特徴とする請
    求項1乃至12に何れか1項記載の作業員管理システ
    ム。
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